JP3187693B2 - 精穀装置 - Google Patents
精穀装置Info
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- JP3187693B2 JP3187693B2 JP27735995A JP27735995A JP3187693B2 JP 3187693 B2 JP3187693 B2 JP 3187693B2 JP 27735995 A JP27735995 A JP 27735995A JP 27735995 A JP27735995 A JP 27735995A JP 3187693 B2 JP3187693 B2 JP 3187693B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、被搗精穀粒が貯留
されている貯留部の底部側から搗精部側に被搗精穀粒を
自重で落下供給する供給通路に、通路径方向への往復移
動で当該供給通路の通路面積を変更して、被搗精穀粒の
搗精部側への落下供給量を調節する調節体が設けられて
いる精穀装置に関する。
されている貯留部の底部側から搗精部側に被搗精穀粒を
自重で落下供給する供給通路に、通路径方向への往復移
動で当該供給通路の通路面積を変更して、被搗精穀粒の
搗精部側への落下供給量を調節する調節体が設けられて
いる精穀装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】冒記精穀装置は、調節体の通路径方向へ
の往復移動操作で、被搗精穀粒の搗精部側への落下供給
量の調節を行うようにしたものであるが、従来の精穀装
置は、図５に示すように、被搗精穀粒ｆが貯留されてい
るホッパ等の貯留部０１の底部側から搗精部側に被搗精
穀粒ｆを自重で落下供給する供給通路０２内で、上面０
３が略平らな板状の調節体０４を通路径方向に略水平に
往復移動させて、当該供給通路０２の通路面積を変更
し、被搗精穀粒ｆの搗精部側への落下供給量を調節して
いる。尚、調節体０４の上部には、供給通路０２を択一
的に開閉するシャッター等の開閉体０５が設けられてい
る。
の往復移動操作で、被搗精穀粒の搗精部側への落下供給
量の調節を行うようにしたものであるが、従来の精穀装
置は、図５に示すように、被搗精穀粒ｆが貯留されてい
るホッパ等の貯留部０１の底部側から搗精部側に被搗精
穀粒ｆを自重で落下供給する供給通路０２内で、上面０
３が略平らな板状の調節体０４を通路径方向に略水平に
往復移動させて、当該供給通路０２の通路面積を変更
し、被搗精穀粒ｆの搗精部側への落下供給量を調節して
いる。尚、調節体０４の上部には、供給通路０２を択一
的に開閉するシャッター等の開閉体０５が設けられてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この為、板状の調節体
０４の上面０３に落下した被搗精穀粒ｆがその上面０３
に滞留し易く、被搗精穀粒ｆの全量を貯留部０１から落
下供給した後も、調節体０４の上面０３に被搗精穀粒ｆ
が残留していると、次に別の被搗精穀粒を貯留部０１に
貯留して搗精処理を行う場合に、残留していた被搗精穀
粒ｆがその別の被搗精穀粒に混じってしまって、搗精し
た穀粒の品質を所定の品質に維持できなくなるおそれが
あるから、一纏まりの被搗精穀粒ｆについての一連の搗
精処理が終了する都度、例えば、調節体０４を高速で動
かして滞留している被搗精穀粒ｆを振り落としたり、調
節体０４を全開位置まで移動させて被搗精穀粒ｆを擦り
落とす等の被搗精穀粒ｆの除去作業が必要で、搗精した
穀粒の品質を維持する為の作業が煩雑化する欠点があ
る。本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、
搗精した穀粒の品質を所定の品質に維持し易い精穀装置
を提供することを目的とする。
０４の上面０３に落下した被搗精穀粒ｆがその上面０３
に滞留し易く、被搗精穀粒ｆの全量を貯留部０１から落
下供給した後も、調節体０４の上面０３に被搗精穀粒ｆ
が残留していると、次に別の被搗精穀粒を貯留部０１に
貯留して搗精処理を行う場合に、残留していた被搗精穀
粒ｆがその別の被搗精穀粒に混じってしまって、搗精し
た穀粒の品質を所定の品質に維持できなくなるおそれが
あるから、一纏まりの被搗精穀粒ｆについての一連の搗
精処理が終了する都度、例えば、調節体０４を高速で動
かして滞留している被搗精穀粒ｆを振り落としたり、調
節体０４を全開位置まで移動させて被搗精穀粒ｆを擦り
落とす等の被搗精穀粒ｆの除去作業が必要で、搗精した
穀粒の品質を維持する為の作業が煩雑化する欠点があ
る。本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、
搗精した穀粒の品質を所定の品質に維持し易い精穀装置
を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の精穀装置
は、被搗精穀粒が貯留されている貯留部の底部側から搗
精部側に被搗精穀粒を自重で落下供給する供給通路に、
通路径方向への往復移動で当該供給通路の通路面積を変
更して、被搗精穀粒の搗精部側への落下供給量を調節す
る調節体が設けられている精穀装置であって、前記調節
体の供給通路上手側に臨む上面を、当該調節体の落下供
給量減少側への移動方向の先端側ほど低くなるように傾
斜させて、前記上面に落下した被搗精穀粒が前記移動方
向の先端側から落下するように構成され、前記調節体
が、前記供給通路内で水平方向に往復移動する往復移動
体の先端側に固定され、前記供給通路の内側には、前記
往復移動体の往復移動経路に沿って、当該往復移動体の
上方を覆うカバーが、そのカバーに落下した被搗精穀粒
が前記調節体側に落下するように傾斜させて設けられて
いるので、往復移動体の往復移動経路の上方側から落下
してきた被搗精穀粒はカバーの上面に滞留することなく
調節体側に落下し、調節体の上面に落下した被搗精穀粒
が前記移動方向の先端側から落下し、調節体の上面に被
搗精穀粒が滞留するおそれが少ない。従って、被搗精穀
粒の調節体上面からの除去作業を要しないので、搗精し
た穀粒の品質を所定の品質に維持し易い。
は、被搗精穀粒が貯留されている貯留部の底部側から搗
精部側に被搗精穀粒を自重で落下供給する供給通路に、
通路径方向への往復移動で当該供給通路の通路面積を変
更して、被搗精穀粒の搗精部側への落下供給量を調節す
る調節体が設けられている精穀装置であって、前記調節
体の供給通路上手側に臨む上面を、当該調節体の落下供
給量減少側への移動方向の先端側ほど低くなるように傾
斜させて、前記上面に落下した被搗精穀粒が前記移動方
向の先端側から落下するように構成され、前記調節体
が、前記供給通路内で水平方向に往復移動する往復移動
体の先端側に固定され、前記供給通路の内側には、前記
往復移動体の往復移動経路に沿って、当該往復移動体の
上方を覆うカバーが、そのカバーに落下した被搗精穀粒
が前記調節体側に落下するように傾斜させて設けられて
いるので、往復移動体の往復移動経路の上方側から落下
してきた被搗精穀粒はカバーの上面に滞留することなく
調節体側に落下し、調節体の上面に落下した被搗精穀粒
が前記移動方向の先端側から落下し、調節体の上面に被
搗精穀粒が滞留するおそれが少ない。従って、被搗精穀
粒の調節体上面からの除去作業を要しないので、搗精し
た穀粒の品質を所定の品質に維持し易い。
【０００５】請求項２記載の精穀装置は、前記往復移動
体の先端側には、当該往復移動体の上面と前記カバーの
下面との間への被搗精穀粒の入り込みを規制する規制板
が、当該往復移動体の往復移動を許容する状態で設けら
れているので、往復移動体の上面への被搗精穀粒の滞留
を効果的に防止でき、搗精した穀粒の品質を一層維持し
易い。
体の先端側には、当該往復移動体の上面と前記カバーの
下面との間への被搗精穀粒の入り込みを規制する規制板
が、当該往復移動体の往復移動を許容する状態で設けら
れているので、往復移動体の上面への被搗精穀粒の滞留
を効果的に防止でき、搗精した穀粒の品質を一層維持し
易い。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１は本発明による精穀装置を示
し、被搗精穀粒ｆを供給する供給部Ａと、供給部Ａから
受入口１に供給された被搗精穀粒ｆをその受入口１より
も上部に設けた排出口２へ搬送しながら搗精する搗精室
３を備えた搗精部Ｂと、搗精部Ｂで搗精された穀粒を排
出する排出部Ｃと、搗精室３を流動しながら排出口２か
ら排出される穀粒に対して抵抗を与える抵抗付与部Ｄ
と、精穀装置の各種制御を司る制御装置Ｅが設けられて
いる。
し、被搗精穀粒ｆを供給する供給部Ａと、供給部Ａから
受入口１に供給された被搗精穀粒ｆをその受入口１より
も上部に設けた排出口２へ搬送しながら搗精する搗精室
３を備えた搗精部Ｂと、搗精部Ｂで搗精された穀粒を排
出する排出部Ｃと、搗精室３を流動しながら排出口２か
ら排出される穀粒に対して抵抗を与える抵抗付与部Ｄ
と、精穀装置の各種制御を司る制御装置Ｅが設けられて
いる。
【０００７】前記供給部Ａは、被搗精穀粒ｆが貯留され
ている貯留部としてのホッパ５の底部側に形成した排出
口から搗精部Ｂ側に被搗精穀粒ｆを自重で落下供給する
上下方向の供給通路７と、供給通路７に介装した上下二
つのシャッタ装置８，９と、供給通路７から落下供給さ
れる被搗精穀粒ｆを受入口１に横送りする横送り通路４
と、横送り通路４内に回転自在に設けた横送りスクリュ
ー４ａと、横送りスクリュー４ａを駆動回転させる供給
用電動モータＭ１とを設けて構成され、供給用電動モー
タＭ１は所定の一定回転数で横送りスクリュー４ａを駆
動回転させて被搗精穀粒ｆを横送りし、シャッタ装置８
による供給通路７の開閉と、シャッタ装置９による供給
通路７の開度調整により、搗精部Ｂ側への被搗精穀粒ｆ
の供給量を調整するように構成してある。
ている貯留部としてのホッパ５の底部側に形成した排出
口から搗精部Ｂ側に被搗精穀粒ｆを自重で落下供給する
上下方向の供給通路７と、供給通路７に介装した上下二
つのシャッタ装置８，９と、供給通路７から落下供給さ
れる被搗精穀粒ｆを受入口１に横送りする横送り通路４
と、横送り通路４内に回転自在に設けた横送りスクリュ
ー４ａと、横送りスクリュー４ａを駆動回転させる供給
用電動モータＭ１とを設けて構成され、供給用電動モー
タＭ１は所定の一定回転数で横送りスクリュー４ａを駆
動回転させて被搗精穀粒ｆを横送りし、シャッタ装置８
による供給通路７の開閉と、シャッタ装置９による供給
通路７の開度調整により、搗精部Ｂ側への被搗精穀粒ｆ
の供給量を調整するように構成してある。
【０００８】前記供給通路７は、ホッパ５の排出口に連
通する上部供給通路７ａを構成している上部ケーシング
６ａと、横送り通路４に連通する下部供給通路７ｃを構
成している下部ケーシング６ｃとの間に中間供給通路７
ｂを構成している中間ケーシング６ｂをフランジ接続し
て構成されている。
通する上部供給通路７ａを構成している上部ケーシング
６ａと、横送り通路４に連通する下部供給通路７ｃを構
成している下部ケーシング６ｃとの間に中間供給通路７
ｂを構成している中間ケーシング６ｂをフランジ接続し
て構成されている。
【０００９】図２に示すように、前記シャッタ装置８
は、エアシリンダ８ｂよる水平方向への往復駆動移動で
供給通路７を開放状態と閉鎖状態とに択一的に切り換え
る開閉シャッタ板８ａを、上部ケーシング６ａの接続フ
ランジ２８ａと中間ケーシング６ｂの接続フランジ２８
ｂとの間に水平方向にスライド移動自在に設けて構成さ
れ、シャッタ装置９は、通路径方向への水平移動で供給
通路７の通路面積を変更して、被搗精穀粒ｆの横送り通
路４側への落下供給量を調節する調節体としての調節用
シャッタ板９ａと、調節用シャッタ板９ａを駆動移動さ
せる調節用電動モータＭ２とを設け、調節用電動モータ
Ｍ２の駆動軸に設けた小径の駆動ギア９ｂで駆動される
大径のピニオンギア９ｃを調節用シャッタ板９ａ側に固
定したラックギア９ｄに噛み合わせて、調節用電動モー
タＭ２の正逆回転で調節用シャッタ板９ａを通路径方向
へ往復駆動移動させて供給通路７の通路面積を変更し、
被搗精穀粒ｆの横送り通路４側への落下供給量を調節す
るように構成されている。
は、エアシリンダ８ｂよる水平方向への往復駆動移動で
供給通路７を開放状態と閉鎖状態とに択一的に切り換え
る開閉シャッタ板８ａを、上部ケーシング６ａの接続フ
ランジ２８ａと中間ケーシング６ｂの接続フランジ２８
ｂとの間に水平方向にスライド移動自在に設けて構成さ
れ、シャッタ装置９は、通路径方向への水平移動で供給
通路７の通路面積を変更して、被搗精穀粒ｆの横送り通
路４側への落下供給量を調節する調節体としての調節用
シャッタ板９ａと、調節用シャッタ板９ａを駆動移動さ
せる調節用電動モータＭ２とを設け、調節用電動モータ
Ｍ２の駆動軸に設けた小径の駆動ギア９ｂで駆動される
大径のピニオンギア９ｃを調節用シャッタ板９ａ側に固
定したラックギア９ｄに噛み合わせて、調節用電動モー
タＭ２の正逆回転で調節用シャッタ板９ａを通路径方向
へ往復駆動移動させて供給通路７の通路面積を変更し、
被搗精穀粒ｆの横送り通路４側への落下供給量を調節す
るように構成されている。
【００１０】前記調節用シャッタ板９ａは、下部ケーシ
ング６ｃの接続フランジ２８ｃと中間ケーシング６ｂの
接続フランジ２８ｂとの間で、下部ケーシング６ｃの接
続フランジ２６ｃ側に形成したガイド溝９ｅに沿って水
平方向に往復移動する往復移動体としてのスライド板９
ｆの先端側に固定され、供給通路上手側に臨む上面９ｇ
を当該調節用シャッタ板９ａの落下供給量減少側への移
動方向の先端側ほど低くなるように傾斜させて、その上
面９ｇに落下した被搗精穀粒ｆがその先端側から下部供
給通路７ｃに落下するように構成されている。
ング６ｃの接続フランジ２８ｃと中間ケーシング６ｂの
接続フランジ２８ｂとの間で、下部ケーシング６ｃの接
続フランジ２６ｃ側に形成したガイド溝９ｅに沿って水
平方向に往復移動する往復移動体としてのスライド板９
ｆの先端側に固定され、供給通路上手側に臨む上面９ｇ
を当該調節用シャッタ板９ａの落下供給量減少側への移
動方向の先端側ほど低くなるように傾斜させて、その上
面９ｇに落下した被搗精穀粒ｆがその先端側から下部供
給通路７ｃに落下するように構成されている。
【００１１】前記スライド板９ｆの供給通路７内側での
往復移動経路上部に沿って、そのスライド板９ｆの上方
を覆うカバー板１０が、そのカバー板１０に落下した被
搗精穀粒ｆが調節用シャッタ板９ａ側に落下するように
傾斜させて、中間ケーシング６ｂの内側に設けられ、ス
ライド板９ｆの先端側には、当該スライド板９ｆの上面
とカバー板１０の下面との間への被搗精穀粒ｆの入り込
みを規制する規制板１１が設けられている。
往復移動経路上部に沿って、そのスライド板９ｆの上方
を覆うカバー板１０が、そのカバー板１０に落下した被
搗精穀粒ｆが調節用シャッタ板９ａ側に落下するように
傾斜させて、中間ケーシング６ｂの内側に設けられ、ス
ライド板９ｆの先端側には、当該スライド板９ｆの上面
とカバー板１０の下面との間への被搗精穀粒ｆの入り込
みを規制する規制板１１が設けられている。
【００１２】前記規制板１１は、スライド板９ｆ上面に
対して約９０°の角度範囲θで横軸Ｘ周りで揺動自在に
支承され、規制板１１を上向きに揺動付勢するバネ体１
１ａを設けて、スライド板９ｆを落下供給量減少側へ移
動させるとカバー板１０下面との接当で付勢力に抗して
下向きに揺動し、スライド板９ｆを落下供給量増大側へ
移動させるにともなって上向きに揺動するように構成し
て、当該スライド板９ｆの往復移動を許容する状態で設
けられている。
対して約９０°の角度範囲θで横軸Ｘ周りで揺動自在に
支承され、規制板１１を上向きに揺動付勢するバネ体１
１ａを設けて、スライド板９ｆを落下供給量減少側へ移
動させるとカバー板１０下面との接当で付勢力に抗して
下向きに揺動し、スライド板９ｆを落下供給量増大側へ
移動させるにともなって上向きに揺動するように構成し
て、当該スライド板９ｆの往復移動を許容する状態で設
けられている。
【００１３】前記搗精部Ｂは、基枠１２の搗精部形成用
の円筒状部１２ａの内部にその円筒状部１２ａと同軸状
に、上下方向に連結した円筒形状のドラムスクリーン１
３と円筒体１４とを配設して、ドラムスクリーン１３と
円筒体１４の内側に搗精室３を形成するとともに、ドラ
ムスクリーン１３と円筒体１４の外側に糠回収室１５を
形成し、円筒状部１２ａの上部開口を排出口２とし、円
筒体１４の周壁に供給口１を開口させてある。
の円筒状部１２ａの内部にその円筒状部１２ａと同軸状
に、上下方向に連結した円筒形状のドラムスクリーン１
３と円筒体１４とを配設して、ドラムスクリーン１３と
円筒体１４の内側に搗精室３を形成するとともに、ドラ
ムスクリーン１３と円筒体１４の外側に糠回収室１５を
形成し、円筒状部１２ａの上部開口を排出口２とし、円
筒体１４の周壁に供給口１を開口させてある。
【００１４】前記搗精室３は、ドラムスクリーン１３と
円筒体１４の内側に、上下方向に連結した筒状の搗精ロ
ール１６と筒状の搬送スクリュー１７とを上下方向の同
一縦軸芯Ｙ周りで一体回転自在に支持して、この搗精ロ
ール１６と搬送スクリュー１７の外周側に形成され、搗
精ロール１６内側と搬送スクリュー１７内側とに亘る内
部空間１８から搗精室３内に空気を供給するための複数
の孔１６ａが搗精ロール１６の筒壁に形成され、搗精ロ
ール１６と搬送スクリュー１７とを駆動回転させる搗精
用電動モータＭ３が設けられている。
円筒体１４の内側に、上下方向に連結した筒状の搗精ロ
ール１６と筒状の搬送スクリュー１７とを上下方向の同
一縦軸芯Ｙ周りで一体回転自在に支持して、この搗精ロ
ール１６と搬送スクリュー１７の外周側に形成され、搗
精ロール１６内側と搬送スクリュー１７内側とに亘る内
部空間１８から搗精室３内に空気を供給するための複数
の孔１６ａが搗精ロール１６の筒壁に形成され、搗精ロ
ール１６と搬送スクリュー１７とを駆動回転させる搗精
用電動モータＭ３が設けられている。
【００１５】前記排出部Ｃは、搗精部形成用の円筒状部
１２ａの上部に連結した基枠１２の排出室形成用の円筒
状部１２ｂの内側に排出室１９を形成し、その円筒状部
１２ｂに排出シュート２０を連通接続して構成してあ
る。
１２ａの上部に連結した基枠１２の排出室形成用の円筒
状部１２ｂの内側に排出室１９を形成し、その円筒状部
１２ｂに排出シュート２０を連通接続して構成してあ
る。
【００１６】前記抵抗付与部Ｄは、図３に示すように、
円筒状部１２ｂの上部に連結した基枠１２の支持枠案内
部１２ｃに対して、搗精室３の内部から排出口２に向か
って流動する穀粒の流動方向である上下方向に往復移動
自在に支持してある支持枠２１と、その支持枠２１に対
して、上下方向に往復移動自在に支持してある抵抗体２
２と、その抵抗体２２を排出口２に近づく方向である下
向きに付勢するように支持枠２１に対して設けたバネ体
２３と、支持枠２１を上下方向に往復駆動移動させるバ
ネ圧調整用電動モータＭ４と、抵抗体２２と支持枠２１
との相対位置関係を検出するバネ圧検出用ポテンショメ
ータＰ１と、支持枠案内部１２ｃと抵抗体２２との相対
位置関係を検出する流量検出用ポテンショメータＰ２と
を設けて構成してある。
円筒状部１２ｂの上部に連結した基枠１２の支持枠案内
部１２ｃに対して、搗精室３の内部から排出口２に向か
って流動する穀粒の流動方向である上下方向に往復移動
自在に支持してある支持枠２１と、その支持枠２１に対
して、上下方向に往復移動自在に支持してある抵抗体２
２と、その抵抗体２２を排出口２に近づく方向である下
向きに付勢するように支持枠２１に対して設けたバネ体
２３と、支持枠２１を上下方向に往復駆動移動させるバ
ネ圧調整用電動モータＭ４と、抵抗体２２と支持枠２１
との相対位置関係を検出するバネ圧検出用ポテンショメ
ータＰ１と、支持枠案内部１２ｃと抵抗体２２との相対
位置関係を検出する流量検出用ポテンショメータＰ２と
を設けて構成してある。
【００１７】前記支持枠２１は円筒形状に形成され、そ
の軸芯を上下方向に向けた状態で、支持枠案内部１２ｃ
に対して上下方向に往復移動自在に支持されているとと
もに、抵抗体２２は、支持枠２１の内側に上下方向に往
復摺動移動自在に嵌め込んである丸棒体２２ｂに、排出
口２に対向配置した抵抗盤２２ａを軸受け２４を介して
軸芯Ｙ周りで回転自在に取り付けて構成されている。
の軸芯を上下方向に向けた状態で、支持枠案内部１２ｃ
に対して上下方向に往復移動自在に支持されているとと
もに、抵抗体２２は、支持枠２１の内側に上下方向に往
復摺動移動自在に嵌め込んである丸棒体２２ｂに、排出
口２に対向配置した抵抗盤２２ａを軸受け２４を介して
軸芯Ｙ周りで回転自在に取り付けて構成されている。
【００１８】前記軸受け２４は、図４に示すように、そ
の外輪２４ａが抵抗盤２２ａ側に固定され、その内輪２
４ｂが丸棒体２２ｂ側に固定されているとともに、内輪
２４ｂに固定した下部バネ受け部材２５ａと支持枠２１
側に固定した上部バネ部材２５ｂとの間にバネ体２３を
挟み込んで、バネ体２３が抵抗盤２２ａとともに回転し
ないように構成してある。
の外輪２４ａが抵抗盤２２ａ側に固定され、その内輪２
４ｂが丸棒体２２ｂ側に固定されているとともに、内輪
２４ｂに固定した下部バネ受け部材２５ａと支持枠２１
側に固定した上部バネ部材２５ｂとの間にバネ体２３を
挟み込んで、バネ体２３が抵抗盤２２ａとともに回転し
ないように構成してある。
【００１９】そして、支持枠２１の外周面に固着したラ
ックギア２６を、バネ圧調整用電動モータＭ４の出力軸
に固着したピニオンギア２７に噛み合わせて、バネ圧調
整用電動モータＭ４の正逆回転により、支持枠２１を上
下方向に往復移動させるように構成してある。
ックギア２６を、バネ圧調整用電動モータＭ４の出力軸
に固着したピニオンギア２７に噛み合わせて、バネ圧調
整用電動モータＭ４の正逆回転により、支持枠２１を上
下方向に往復移動させるように構成してある。
【００２０】〔別実施形態〕調節体は、供給通路を開閉するシャッターに兼用されて
いても良い。
いても良い。
【００２１】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】精穀装置の縦断面図
【図２】供給通路の要部縦断面図
【図３】抵抗付与部の縦断面図
【図４】要部の拡大縦断面図
【図５】従来技術を示す要部縦断面図
【符号の説明】 ５ 貯留部 ７ 供給通路 ９ａ 調節体 ９ｆ 往復移動体 ９ｇ 上面 １０ カバー １１ 規制板 Ｂ 搗精部 ｆ 被搗精穀粒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 昭31−12445（ＪＰ，Ｙ１) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B02B 1/00 - 7/02 109 B65G 65/40 - 65/48
Claims (2)
- 【請求項１】 被搗精穀粒（ｆ）が貯留されている貯留
部（５）の底部側から搗精部（Ｂ）側に被搗精穀粒
（ｆ）を自重で落下供給する供給通路（７）に、 通路径方向への往復移動で当該供給通路（７）の通路面
積を変更して、被搗精穀粒（ｆ）の搗精部（Ｂ）側への
落下供給量を調節する調節体（９ａ）が設けられている
精穀装置であって、 前記調節体（９ａ）の供給通路上手側に臨む上面（９
ｇ）を、当該調節体（９ａ）の落下供給量減少側への移
動方向の先端側ほど低くなるように傾斜させて、前記上
面（９ｇ）に落下した被搗精穀粒（ｆ）が前記移動方向
の先端側から落下するように構成され、 前記調節体（９ａ）が、前記供給通路（７）内で水平方
向に往復移動する往復移動体（９ｆ）の先端側に固定さ
れ、 前記供給通路（７）の内側には、前記往復移動体（９
ｆ）の往復移動経路に沿って、当該往復移動体（９ｆ）
の上方を覆うカバー（１０）が、そのカバー（１０）に
落下した被搗精穀粒（ｆ）が前記調節体（９ａ）側に落
下するように傾斜させて設けられている 精穀装置。 - 【請求項２】 前記往復移動体（９ｆ）の先端側には、
当該往復移動体（９ｆ）の上面と前記カバー（１０）の
下面との間への被搗精穀粒（ｆ）の入り込みを規制する
規制板（１１）が、当該往復移動体（９ｆ）の往復移動
を許容する状態で設けられている請求項１記載の精穀装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27735995A JP3187693B2 (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 精穀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27735995A JP3187693B2 (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 精穀装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09117682A JPH09117682A (ja) | 1997-05-06 |
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ID=17582432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27735995A Expired - Fee Related JP3187693B2 (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 精穀装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3187693B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8787691B2 (en) | 2009-07-01 | 2014-07-22 | Sony Corporation | Image processing device and image processing method of images with pixels arrayed in a checkerboard fashion |
Families Citing this family (2)
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| CN113019503A (zh) * | 2021-03-02 | 2021-06-25 | 哈尔滨权清科技服务有限责任公司 | 装米板、装米机构和切米分离机构组合使用留胚装置 |
-
1995
- 1995-10-25 JP JP27735995A patent/JP3187693B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8787691B2 (en) | 2009-07-01 | 2014-07-22 | Sony Corporation | Image processing device and image processing method of images with pixels arrayed in a checkerboard fashion |
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| JPH09117682A (ja) | 1997-05-06 |
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