JP3122266B2 - 自動精米方法 - Google Patents

自動精米方法

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JP3122266B2
JP3122266B2 JP04343168A JP34316892A JP3122266B2 JP 3122266 B2 JP3122266 B2 JP 3122266B2 JP 04343168 A JP04343168 A JP 04343168A JP 34316892 A JP34316892 A JP 34316892A JP 3122266 B2 JP3122266 B2 JP 3122266B2
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惣一 山本
晴夫 森
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動精米方法に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】従来、研削室用抵抗弁のある研削精米室
と、摩擦室用抵抗弁のある摩擦精米室とを直列に連通さ
せ、研削室用抵抗弁および摩擦室用抵抗弁は、精米しな
がら最適開閉状態が確認できるまで研削抵抗モーターお
よび摩擦抵抗モーターに通電して、開閉調節して精米す
るものは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公知の、精米装置は、
研削室用抵抗弁と摩擦室用抵抗弁とを、それぞれ精米し
ながら調節していたが、精米終了したときは、調節され
た研削室用抵抗弁と摩擦室用抵抗弁とを全開して清掃す
るから、精米再開するときは、もう一度研削室用抵抗弁
と摩擦室用抵抗弁とを精米しながら調節する作業を必要
とし、面倒であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、研削
室用抵抗弁32のある研削精米室13と摩擦室用抵抗弁
34のある摩擦精米室9とを直列に連通させ、研削室用
抵抗弁32および摩擦室用抵抗弁34は精米しながら最
適開閉状態が確認できるまで研削抵抗スイッチ41によ
り研削抵抗モーター33に摩擦抵抗スイッチ42により
摩擦抵抗モーター36に通電してそれぞれ開閉調節し、
精米終了後は前記研削抵抗スイッチ41および摩擦抵抗
スイッチ42はそのまま別のスイッチ機構により前記研
削室用抵抗弁32および摩擦室用抵抗弁34を全開させ
て清掃し、一定時間経過すると自動的に前記研削抵抗モ
ーター33および前記摩擦抵抗モーター36に通電され
て前記研削室用抵抗弁32および摩擦室用抵抗弁34を
最適開閉状態に戻す自動精米方法としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の方法を実施しうる装置の実施例を図
面により説明すると、1は精穀機本体、2は該本体1内
に設けられている摩擦精米ロール、3は摩擦精米ロール
2を包囲する除糠筒、4は摩擦精米ロール2の上部に一
体的に連結されている下方送り螺旋ロール、5は下方送
り螺旋ロール4を包囲する送穀筒、6は摩擦精米ロール
2と下方送り螺旋ロール4の回転軸、7は回転軸6に固
定されている受動プーリー、8は受動プーリー7を回転
させる摩擦用モーター、9は摩擦精米ロール2と除糠筒
3の間に形成される摩擦精米室、10は下方送り螺旋ロ
ール4と送穀筒5の間に形成される送穀室、11は送穀
筒5の上部外方に二重軸の状態に取付けた研削精米ロー
ル、12は研削精米ロール11を包囲する除糠筒、13
は研削精米ロール11と除糠筒12の間に形成される研
削精米室、14は研削精米室13に玄米を供給する内部
にコンベアーを有する供給筒、15は供給筒14の上部
に連設された貯留タンク、16は貯留タンク15の下部
に設けたシャッター、17はシャッター16を開閉させ
るシャッター用モーター、18は供給筒14の上部に接
続される残米除去用吹込管、19は張込用昇降機、20
は張込口、21は張込用昇降機19と貯留タンク15を
接続する接続管である。
【0006】また、22は取出管、23は仕上兼循環昇
降機、24は切替弁、25は切替弁24を回転させる切
替用モーター又はソレノイド、26は戻し樋、27は次
工程への排出樋、28は前記研削精米ロール11に固定
されている受動プーリ−、29は受動プーリ−28を回
転させる研削用モーター、30は貯留タンク15の下端
に取付けたセンサー30である。
【0007】しかして、前記研削精米室13と送穀室1
0とは、上部通路31で接続され、通路31には研削室
用抵抗弁32が設けられ、抵抗弁32は研削抵抗モータ
ー33で開閉調節される。また、前記摩擦精米室9の排
出口には摩擦室用抵抗弁34が設けられ、摩擦室用抵抗
弁34はリンク杆35を介して摩擦抵抗モーター36に
接続される。なお、37は操作盤、38は運転スイッ
チ、39は切替弁スイッチ、40はシャッタースイッ
チ、41は研削抵抗スイッチ、42は摩擦抵抗スイッ
チ、43は流量調節スイッチ、44は残留排出スイッチ
である。
【0008】
【作用】次に作用を述べる。 a.研削抵抗スイッチ41のツマミを強か弱の方向に手
動操作すると、研削抵抗値の窓の数値が設定され、摩擦
抵抗スイッチ42のツマミを強か弱の方向に手動操作す
ると、摩擦抵抗値の窓の数値が設定される。この数値
は、当業者間で決めた適当な数値でよい。一例では研削
を25前後、摩擦を63前後に定める。この操作に連動
して、研削抵抗モーター33と摩擦抵抗モーター36に
それぞれ通電し、研削室用抵抗弁32と摩擦室用抵抗弁
34とを、上記値となるように連動調節する。 b.つぎに、運転スイッチ38をオンにすると、張込用
昇降機19は回転、仕上兼循環昇降機23も回転、摩擦
用モーター8により摩擦精米ロール2は回転、研削用モ
ーター29により研削精米ロール11は回転、また連動
して供給筒14内の供給コンベアを回転させる。
【0009】c.つぎに、シャッタスイッチ40の閉ボ
タンを押して、シャッター用モーター17によりシャッ
ター16を閉める。 d.つぎに、切替弁スイッチ39の循ボタンを押して、
モーター又はソレノイド25を介して切替弁24を戻し
樋26側に切換える。 e.つぎに、流量調節スイッチ43を操作して流量値の
窓の数値を設定する。まだ、シャッター16は閉じたま
まである。 f.張込口20に玄米を張込む。
【0010】g.張込用昇降機19を上昇した玄米は、
貯留タンク15を経てセンサー30に到達し、センサー
30をオンにする。数秒後(ある程度溜った頃)、シャ
ッタスイッチ40の開ボタンを押してオンすると、前記
流量調節スイッチ43で定めた流量値の窓の表示の分だ
け、シャッター用モーター17に通電してシャッター1
6を開き、貯留タンク15内の玄米を、供給筒14内を
経て研削精米室13内に流入させ、研削精米ロール11
により初期搗精し、上部通路31を通って送穀筒5内に
供給し、下方送り螺旋ロール4により摩擦精米室9に流
入させ、摩擦精米ロール2により摩擦搗精し、取出管2
2より取出されて仕上兼循環昇降機23を上昇し、切替
弁24より戻し樋26を介して貯留タンク15に戻さ
れ、循環搗精される。
【0011】h.取出管22よりの排出米を検査し、研
削抵抗スイッチ41と摩擦抵抗スイッチ42を微調節し
て、精米状態を調節すると、研削抵抗モーター33と摩
擦抵抗モーター36にそれぞれ通電して、研削室用抵抗
弁32と摩擦室用抵抗弁34とを、連動調節する。ま
た、研削抵抗値の窓の数値と摩擦抵抗値の窓の数値は、
前記25、63より変化し、微調節された数値になる。 i.初期搗精が終了したと認められたら、切替弁スイッ
チ39の排ボタンを押して切替弁24を排出樋27側に
切替え、精白米を次工程に移行させる。 j.張込玄米がなくなると、センサー30は玄米の無い
ことを検知し、シャッター用モーター17に直に通電し
てシャッター16を閉じる。数秒後、研削抵抗モーター
33と摩擦抵抗モーター36に通電して、研削室用抵抗
弁33および摩擦室用抵抗弁34を開く。このときの開
きは、コンピューターによる全開命令に従った自動制御
である。それゆえ、前記研削抵抗スイッチ41と摩擦抵
抗スイッチ42により調節された設定値はそのままであ
る。
【0012】k.研削室用抵抗弁33および摩擦室用抵
抗弁34を開いた後、ブロアーのモーターに通電して、
残米除去用吹込管18よりエアーを送って数秒間清掃す
る。 l.ブロアーは数秒後自動停止する。同時に、コンピュ
ーターにより、前記h.項で行なった研削抵抗スイッチ
41と摩擦抵抗スイッチ42とを微調節して研削抵抗モ
ーター33と摩擦抵抗モーター36にそれぞれ通電して
研削室用抵抗弁32と摩擦室用抵抗弁34とを連動調節
した前記設定値に戻す。 m.ロット別の玄米を張込口20に張込む。前記順序に
よる精米を行なうが、研削室用抵抗弁32と摩擦室用抵
抗弁34の設定と、流量調節スイッチ43による流量値
の設定は不要である。
【0013】
【発明の効果】従来公知の、精米装置は、研削室用抵抗
弁と摩擦室用抵抗弁とを、それぞれ精米しながら調節し
ていたが、精米終了したときは、調節された研削室用抵
抗弁と摩擦室用抵抗弁とを全開して清掃するから、精米
再開するときは、もう一度研削室用抵抗弁と摩擦室用抵
抗弁とを精米しながら調節する作業を必要とし、面倒で
あった。
【0014】しかるに、本発明は、研削室用抵抗弁32
のある研削精米室13と摩擦室用抵抗弁34のある摩擦
精米室9とを直列に連通させ、研削室用抵抗弁32およ
び摩擦室用抵抗弁34は精米しながら最適開閉状態が確
認できるまで研削抵抗スイッチ41により研削抵抗モー
ター33に摩擦抵抗スイッチ42により摩擦抵抗モータ
ー36に通電してそれぞれ開閉調節し、精米終了後は前
記研削抵抗スイッチ41および摩擦抵抗スイッチ42は
そのまま別のスイッチ機構により前記研削室用抵抗弁3
2および摩擦室用抵抗弁34を全開させて清掃し、一定
時間経過すると自動的に前記研削抵抗モーター33およ
び前記摩擦抵抗モーター36に通電されて前記研削室用
抵抗弁32および摩擦室用抵抗弁34を最適開閉状態に
戻す自動精米方法としたものであるから、精米終了後、
清掃のために研削室用抵抗弁32および摩擦室用抵抗弁
34を全開させても、一定時間経過すると、自動的に前
記研削抵抗モーター33および前記摩擦抵抗モーター3
6に通電されて元の最適開閉状態に戻すので、手軽に清
掃できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体縦断側面図。
【図2】操作盤正面図。
【図3】フロー図。
【符号の説明】
1…精穀機本体、2…摩擦精米ロール、3…除糠筒、4
…下方送り螺旋ロール、5…送穀筒、6…回転軸、7…
受動プーリー、8…摩擦用モーター、9…摩擦精米室、
10…送穀室、11…研削精米ロール、12…除糠筒、
13…研削精米室、14…供給筒、15…貯留タンク、
16…シャッター、17…シャッター用モーター、18
…残米除去用吹込管、19…張込用昇降機、20…張込
口、21…接続管、22…取出管、23…仕上兼循環昇
降機、24…切替弁、25…モータ又はソレノイド、2
6…戻し樋、27…排出樋、28…受動プーリ−、29
…モーター、30…センサー、31…通路、32…抵抗
弁、33…研削抵抗モーター、34…抵抗弁、35…リ
ンク杆、36…摩擦抵抗モーター、37…操作盤、38
…運転スイッチ、39…切替弁スイッチ、40…シャッ
タスイッチ、41…研削抵抗スイッチ、42…摩擦抵抗
スイッチ、43…流量調節スイッチ、44…残留排出ス
イッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−249950(JP,A) 実開 昭61−147150(JP,U) 実開 平5−74637(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02B 1/00 - 7/02 109

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研削室用抵抗弁32のある研削精米室1
    3と摩擦室用抵抗弁34のある摩擦精米室9とを直列に
    連通させ、研削室用抵抗弁32および摩擦室用抵抗弁3
    4は精米しながら最適開閉状態が確認できるまで研削抵
    抗スイッチ41により研削抵抗モーター33に摩擦抵抗
    スイッチ42により摩擦抵抗モーター36に通電してそ
    れぞれ開閉調節し、精米終了後は前記研削抵抗スイッチ
    41および摩擦抵抗スイッチ42はそのまま別のスイッ
    チ機構により前記研削室用抵抗弁32および摩擦室用抵
    抗弁34を全開させて清掃し、一定時間経過すると自動
    的に前記研削抵抗モーター33および前記摩擦抵抗モー
    ター36に通電して前記研削室用抵抗弁32および摩擦
    室用抵抗弁34を前記最適開閉状態に自動的に戻す自動
    精米方法。
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