JP2000167423A - 精米制御装置 - Google Patents

精米制御装置

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JP2000167423A
JP2000167423A JP10343116A JP34311698A JP2000167423A JP 2000167423 A JP2000167423 A JP 2000167423A JP 10343116 A JP10343116 A JP 10343116A JP 34311698 A JP34311698 A JP 34311698A JP 2000167423 A JP2000167423 A JP 2000167423A
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rice
whiteness
brown rice
humidifying
heating
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JP10343116A
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Sadakazu Fujioka
定和 藤岡
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】玄米を砕米にしないで所定の白度まで精米す
る。 【解決手段】 白度検出手段4により玄米の白度が検出
されると、基準白度と比較して、検出白度が高い場合に
は、加湿手段3(加温手段26)をOFFにして、加湿
手段3(加温手段26)を駆動せずに、玄米をそのまま
精米機2に供給して精米する。また、検出白度が標準白
度の場合には、加湿手段3(加温手段26)を弱で駆動
し、玄米を少し加湿(加温)して精米機2に供給し精米
する。また、検出白度が低い場合には、加湿手段3(加
温手段26)を強で駆動し、玄米を多く加湿(加温)し
て精米機2に供給し精米する。 【効果】白度あるいは水分の低い玄米の場合には穀粒表
面の硬度を軟化させて、無理な精米圧力をかけずに所定
白度まで精白することがでる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、精米制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来技術】特開昭59−92031号公報の発明は、
排糠筒内に搗精ロールを設け、精穀排出口に加圧蓋を設
けた精穀機において、筒内を加圧通過状態の排出精穀粒
の白度を検出し、白度に応じて加圧蓋の加圧力を制御す
る穀粒搗精方法である。特開平9−323043号公報
の発明は、精米機の回転数,負荷値,穀粒流量を精米歩
合の変化に応じて予め複数の精米パターンを設定してお
き、精白する玄米の水分含量に応じて補正し、補正した
精米パターンにより精穀する自動精米装置である。
【0003】特開平10−57825号公報の発明は、
精米機の駆動モータの負荷電流値を検出する電流センサ
と、原料の水分値を検出する水分測定計を備えて、駆動
モータの電流値と原料水分値とに基づき精白室内の原料
の負荷状態を判断して、負荷調整手段を制御するもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】前記従来技術は、玄
米白度の低い玄米を精米する場合には、所定の精白度に
仕上げるために加圧ぎみに精米することとなり、米に無
理な圧力がかかり、砕米が発生するという問題点があ
る。そこで、この発明は、白度の低い玄米を精米する場
合には、玄米に加湿あるいは加温することにより、玄米
表面の硬度を軟化させ、無理な精米圧力をかけずに、所
定白度まで精米しようとするものである。
【0005】
【問題を解決するための手段】このような技術的課題を
解決するための第1の発明は、玄米を精米する精米機2
と、前記精米機2の前行程にあって精米する玄米を加湿
する加湿手段3あるいは精米する玄米を加温する加温手
段26と、前記加湿手段3あるいは加温手段26の前行
程にあって精米する玄米の白度を検出する白度検出手段
4と、前記白度検出手段4の白度検出値に応じて前記加
湿手段3あるいは加温手段26を制御する制御手段と、
からなる精米制御装置であり、第2の発明は、玄米を精
米する精米機2と、前記精米機2の前行程にあって精米
する玄米を加湿する加湿手段3あるいは精米する玄米を
加温する加温手段26と、前記加湿手段3あるいは加温
手段26の前行程にあって精米する玄米の水分を検出す
る水分検出手段29と、前記水分検出手段29の水分検
出値に応じて前記加湿手段3あるいは加温手段26を制
御する制御手段と、からなる精米制御装置である。
【0006】
【作用】第1の発明の作用は次のとおりである。白度検
出手段4により玄米の白度が検出されると、基準白度と
比較して、検出白度が高い場合には、加湿手段3(ある
いは加温手段26)をOFFにして、加湿手段3(ある
いは加温手段26)を駆動せずに、玄米をそのまま精米
機2に供給して精米する。
【0007】また、検出白度が標準白度の場合には、加
湿手段3(あるいは加温手段26)を弱で駆動し、玄米
を加湿室7(あるいは加温室27)で少し加湿(あるい
は加温)して、精米機2に供給し精米する。また、検出
白度が低い場合には、加湿手段3(あるいは加温手段2
6)を強で駆動し、玄米を加湿室7(あるいは加温室2
7)で多く加湿(あるいは加温)して、精米機2に供給
し精米する。
【0008】第2の発明の作用は次のとおりである。水
分検出手段29により玄米の水分が検出されると、基準
水分と比較して、検出水分が高い場合には、加湿手段3
(あるいは加温手段26)をOFFにして、加湿手段3
(あるいは加温手段26)を駆動せずに、玄米をそのま
ま精米機2に供給して精米する。
【0009】また、検出水分が標準水分の場合には、加
湿手段3(あるいは加温手段26)を弱で駆動し、加湿
室7(あるいは加温室27)で玄米を少し加湿(あるい
は加温)して、精米機2に供給し精米する。また、検出
水分が低い場合には、加湿手段3(あるいは加温手段2
6)を強で駆動し、加湿室7(あるいは加温室27)で
玄米を多く加湿(あるいは加温)して、精米機2に供給
し精米する。
【0010】
【発明の効果】この発明は、前記のように、玄米の白度
あるいは水分の度合いにより加湿度合いあるいは加温度
合いを調節することにより、白度あるいは水分の低い玄
米の場合には、穀粒表面の硬度を軟化させて、無理な精
米圧力をかけずに所定白度まで精米することができ、精
白度を均等化することができる。
【0011】 〔発明の詳細な説明〕
【0012】
【発明の実施の形態】図1乃至図2に示すこの発明の実
施例の形態について説明する。この実施例は、精米ホッ
パ1から精米機2の供給口の間に、供給玄米に加湿する
加湿手段3、及び、玄米の白度を検出する白度検出手段
4を設けて、その白度検出値に応じて加湿手段3を制御
し、玄米の表面水分を調節した後に精米することによ
り、砕米を防止しながら精白度の均一化を図ろうとする
ものである。
【0013】従来技術として、特開昭59−92031
号公報の発明がある。この発明は、排糠筒内に搗精ロー
ルを設け、精穀排出口に加圧蓋を設けた精穀機におい
て、筒内を加圧状態で通過している排出精穀粒の白度を
検出し、検出白度に応じて加圧蓋の加圧力を制御するも
のである。また、特開平9−323043号公報の発明
は、精米機の回転数,負荷値,穀粒流量を精米歩合の変
化に応じて予め複数の精米パターンを設定しておき、精
白する玄米の水分含量に応じて補正し、補正した精米パ
ターンにより精穀するものである。
【0014】従来技術では、白度の低い玄米の場合に
は、所定の白度に精米するために、加圧ぎみに精米する
こととなり、米に無理な圧力がかかり砕粒が発生すると
いう問題点がある。そこで、この実施例では、白度の低
い玄米の場合には、加湿することにより、穀粒表面の硬
度を柔らかくし、無理な精米圧力をかけずに所定白度ま
で精米し、砕米を防止しようとするものである。
【0015】図1に基づき精米装置の構成を説明する。
エレベータ5の投入口に玄米を投入すると、エレベータ
5により揚穀されて、精米ホッパ1に供給される。精米
ホッパ1内に供給された玄米は白度検出手段4により白
度が検出される構成である。精米ホッパ1の流出口には
シャッタ6が設けられている。
【0016】精米ホッパ1の後行程には加湿室7が配置
されていて、加湿室7内には玄米搬送モータ23により
回転される移送ラセン9が設けられていて、供給口から
供給された玄米は排出口に向けて移送され、また、移送
中に加湿用の水10を例えば超音波振動で加湿する加湿
手段3により加湿され、加湿されつつ精米機2に移送さ
れる構成である。
【0017】加湿室7の後行程には、精米機2が配置さ
れている。精米機2は周知の構成で、精穀室11、精穀
ロール12、加圧手段13により加圧される加圧板1
4、加圧板14の圧力を調節する白度制御モータ15、
糠を吸引排出する糠排出ファン16、精穀ロール12及
び糠排出ファン16を駆動する精米モータ17、白米貯
溜タンク18等により、構成されている。
【0018】次に、図2に示す制御構成について説明す
る。制御部19には、入力部を経由して、精白度設定手
段20で設定された精白度設定情報、及び、精米用途設
定手段21で設定された精米用途設定情報が入力され
る。また、前記白度検出手段4の検出白度情報、及び、
玄米の温度を検出する品温検出手段22の検出品温情報
が、A/D変換入力部を経由して入力される。
【0019】制御部19から、出力部を経由して、精米
モータ17,白度制御モータ15,移送ラセン9を駆動
する玄米搬送モータ23,加湿手段3を駆動する加湿手
段駆動部24,シャッタ6を開閉駆動するシャッタ開閉
手段25に、夫れ夫れ制御信号が出力される構成であ
る。次に、制御部19の制御内容を説明する。
【0020】白度検出手段4により玄米の白度が検出さ
れ制御部19に入力されると、基準白度と比較されて、
検出白度が白度22以上で白度の高い玄米の場合には、
加湿手段3をOFFにする指令が出され、加湿手段3を
駆動しない状態とし、精米ホッパ1からの玄米は加湿室
7で加湿されずに精米機2に供給されて精米される。ま
た、検出白度が白度22乃至20の標準白度の場合に
は、加湿手段3を弱で駆動する指令が出され、加湿手段
3を弱に駆動して、精米ホッパ1からの玄米は加湿室7
で少し加湿されて精米機2に供給されて精米される。
【0021】また、検出白度が白度20以下の低い白度
の場合には、加湿手段3を強で駆動する指令が出され、
加湿手段3を強に駆動して、精米ホッパ1からの玄米は
加湿室7で多く加湿されて、精米機2に供給され精米さ
れる。前記のように、玄米の白度の度合いにより加湿度
合いを調節することにより、白度の低い玄米の場合に
は、穀粒表面の硬度を柔らかくし、無理な精米圧力をか
けずに所定白度まで砕米を防止しながら精米することが
でき、品種の異なった玄米を所定の白度に精米すること
ができて、精白米の白度の違和感を解消できる。
【0022】なお、前記白度検出に代えて、玄米温度や
外気温度を検出し、これらの温度が基準温度より低い
(あるいは高い)場合には、加湿手段3で加湿して(あ
るいは加湿せずに)精米してもよく、また、水分を検出
し、検出水分が基準水分より高い(あるいは低い)場合
には、加湿手段3で加湿して(あるいは加湿せずに)、
精米する構成としてもよい。
【0023】次に、図3乃至図4に示す実施例について
説明する。この実施例は、精米ホッパ1から精米機2の
供給口の間に、供給玄米に加温する加温手段26、及
び、供給玄米の白度を検出する白度検出手段4を設け
て、その白度検出値に応じて加温手段26を制御し、玄
米の表面温度を調節した後に精米することにより、砕米
を防止しながら精白度を均一化しようとするものであ
る。
【0024】従来技術として、特開平10−57825
号公報の発明がある。この発明は、精米機の駆動モータ
の負荷電流値を検出する電流センサと、原料の水分値を
検出する水分測定計を備えて、駆動モータの電流値と原
料水分値とに基づき、精白室内の原料の負荷状態を判断
して、負荷調整手段を制御するものである。従来技術で
は、白度の低い玄米の場合には、所定の白度に仕上げる
ために加圧ぎみに精米するが、その際に米に無理な精米
圧力がかかり、砕粒が発生する。そこで、この実施例で
は、白度の低い玄米の場合には、加温することにより、
穀粒表面の硬度を軟化させて、無理な精米圧力をかけず
に、砕米を防止しながら所定白度まで精米しようとする
ものである。
【0025】図3に基づき精米装置の構成を説明する。
エレベータ5,精米ホッパ1,白度検出手段4,シャッ
タ6は、前記実施例と同様に構成されている。精米ホッ
パ1の後行程には、加温室27が配置されていて、加温
室27内には玄米搬送モータ23により回転される移送
ラセン9が設けられていて、供給口から流入した玄米は
排出口に向けて移送されると共に、加温室27の側壁の
温度をヒータ等の加温手段26により調節し、移送中の
玄米につき水分を抜かないようにして表面の温度を上昇
させる構成である。加温室27の後行程には前記実施例
と同様に精米機2が配置されている。
【0026】制御構成は図4に示すように次ぎのように
構成されている。制御部19には、入力部を経由して、
精白度設定手段20及び精米用途設定手段21が接続さ
れており、また、白度検出手段4及び品温検出手段22
がA/D変換入力部を経由して接続されている。制御部
19には、出力部を経由して、精米モータ17,白度制
御モータ15,移送ラセン9を駆動する玄米搬送モータ
23,加温手段26を駆動する加温手段駆動部28,シ
ャッタ開閉手段25に、夫れ夫れ制御信号が出力される
構成である。
【0027】次に、制御部19の制御内容を説明する。
白度検出手段4により玄米の白度が検出され制御部19
に入力されると、基準白度と比較されて、検出白度が白
度22以上で白度の高い場合には、加温手段26をOF
Fにする指令が出され、加温手段26を駆動しない状態
とし、精米ホッパ1からの玄米は加温室27で加温され
づに精米機2に供給されて、そのまま精米される。
【0028】また、白度22乃至20の標準白度の場合
には、加温手段26を弱で駆動する指令が出され、加温
手段26を弱に駆動して、供給玄米は加温室27で少し
加温されて精米機2に供給されて精米される。また、白
度20以下の低い白度の場合には、加温手段26を強で
駆動する指令が出され、加温手段26を強に駆動して加
温室27で玄米を多く加温して精米機2に供給され精米
される。
【0029】前記のように、玄米の白度の度合いに応じ
て、加温度合いを強弱に調節することにより、白度の低
い玄米の場合には、穀粒表面を加温し軟化させて、無理
な精米圧力をかけずに砕米を防止しながら、所定白度ま
で精米することができる。なお、白度検出に代えて、玄
米温度や外気温度を検出し、これらの温度が基準温度よ
り低い(あるいは高い)場合には、加温手段26で加温
して(あるいは加温せずに)精米してもよく、また、水
分を検出し、検出水分が基準水分より低い(あるいは高
い)場合には、加温手段26で加温して(あるいは加温
せずに)、精米してもよい。
【0030】次に、図5乃至図6に示す実施例について
説明する。この実施例は、精米ホッパ1から精米機2の
供給口の間に、供給玄米に加温する加温手段26、及
び、供給玄米の水分を検出する水分検出手段29を設け
て、その水分検出値に応じて加温手段26を制御し、玄
米の表面温度を調節した後に精米することにより、砕米
を防止しながら、精白度を均一化しようとするものであ
る。
【0031】従来技術として、前記特開平10−578
25号公報の発明があるが、白度の低い玄米の場合に
は、所定白度に仕上げるために、加圧ぎみに精米するこ
ととなり、その際に米に無理な精米圧力がかかり、砕粒
が発生するという問題点があった。そこで、この実施例
では、白度の低い玄米の場合には、加温することによ
り、穀粒表面の硬度を軟化させて、無理な精米圧力をか
けずに砕米を防止しながら、所定白度まで精米しようと
するものである。
【0032】図5に基づき精米装置の構成を説明する。
エレベータ5,精米ホッパ1,シャッタ6は、前記実施
例と同様に構成されている。精米ホッパ1には供給玄米
の水分を検出する水分検出手段29を設け、精米ホッパ
1の後行程には加温室27が配置されていて、加温室2
7内には玄米搬送モータ23により回転される移送ラセ
ン9が設けられていて、供給口から流入した玄米は排出
口に向けて移送ラセン9により移送されると共に、加温
室27の側壁の温度をヒータ等の加温手段26により高
低に調節し、移送中の玄米について表面水分を抜かない
ようにして昇温させる構成である。加温室27の後行程
には、前記実施例と同様に精米機2が配置されている。
【0033】制御構成は図6に示すように次のように構
成されている。制御部19には、入力部を経由して、精
白度設定手段20及び精米用途設定手段21が接続され
ており、また、A/D変換入力部を経由して水分検出手
段29が接続されている。制御部19には、出力部を経
由して、精米モータ17,白度制御モータ15,玄米搬
送モータ23,加温手段26を駆動する加温手段駆動部
28,シャッタ開閉手段25に、夫れ夫れ制御信号が出
力される構成である。
【0034】次に、制御部19の制御内容を説明する。
水分検出手段29により玄米の水分が検出され制御部1
9に入力されると、基準水分と比較して、検出水分が1
5%以上の高水分の場合には、加温手段26をOFFに
する指令が出され、加温手段26を駆動しない状態で、
精米ホッパ1からの玄米は加温室27で加温されずに精
米機2に供給されて、そのまま精米される。
【0035】また、検出水分が14乃至15%の標準水
分の場合には、加温手段26を弱で駆動する指令が出さ
れ、加温手段26を弱で駆動して、供給玄米は加温室2
7で少し加温されて精米機2に供給され精米される。ま
た、検出水分が14%以下の低水分の場合には、加温手
段26を強で駆動する指令が出され、加温手段26を強
で駆動し、加温室27で玄米を多く加温して精米機2に
供給し精米する。
【0036】前記のように、玄米の水分の度合いに応じ
て加温度合いを強弱に調節することにより、水分の低い
玄米の場合には、穀粒表面を加温し軟化させて、無理な
精米圧力をかけずに砕米を防止しながら、所定白度まで
精米することができる。なお、水分検出に代えて、玄米
温度や外気温度を検出し、これらの温度が基準温度より
低い(あるいは高い)場合には、加温手段26で加温し
て(あるいは加温せずに)、精米してもよい。
【0037】また、精米ホッパ1から精米機2の供給口
の間に、供給玄米に加湿する加湿手段3、及び、玄米の
水分を検出する水分検出手段29を設けて、その水分検
出値に応じて加湿手段3を制御し、玄米の表面硬度を調
節して、その後に精米することにより、砕米を防止しな
がら、精白度を均一化する構成としてもよい。なお、図
7はその装置の構成を示し、図8はそのブロック図を示
すものである。
【0038】前記実施例では、玄米白度あるいは玄米水
分を夫れ夫れ別個に検出して、加湿手段3あるいは加温
手段27を制御するものであるが、玄米白度及び玄米水
分を白度検出手段4及び水分検出手段29により夫れ夫
れ検出し、これらの複数の検出情報に基づき、加湿手段
3あるいは加温手段27を制御する構成としてもよい。
【0039】即ち、例えば、白度及び水分が共に高い場
合、白度が高く且つ水分が低い場合、白度が低く且つ水
分が高い場合には、玄米を加湿あるいは加温せずに精米
し、また、白度及び水分が標準の場合には、玄米を少し
加湿あるいは加温して、その後に精米し、また、白度及
び水分が共に低い場合には、玄米に多く加湿あるいは加
温し、その後に精米するように制御するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】切断側面図
【図2】ブロック図
【図3】切断側面図
【図4】ブロック図
【図5】切断側面図
【図6】ブロック図
【図7】切断側面図
【図8】ブロック図
【符号の説明】
1…精米ホッパ,2…精米機,3…加湿手段,4…白度
検出手段,5…エレベータ,6…シャッタ,7…加湿
室,9…移送ラセン,10…水,11…精穀室,12…
精穀ロール,13…加圧手段,14…加圧板,15…白
度制御モータ,16…糠排出ファン,17…精米モー
タ,18…白米貯溜タンク,19…制御部,20…精白
度設定手段,21…精米用途設定手段,22…品温検出
手段,23…玄米搬送モータ,24…加湿手段駆動部,
25…シャッタ開閉手段,26…加温手段,27…加温
室,28…加温手段駆動部,29…水分検出手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄米を精米する精米機2と、前記精米機
    2の前行程にあって精米する玄米を加湿する加湿手段3
    あるいは精米する玄米を加温する加温手段26と、前記
    加湿手段3あるいは加温手段26の前行程にあって精米
    する玄米の白度を検出する白度検出手段4と、前記白度
    検出手段4の白度検出値に応じて前記加湿手段3あるい
    は加温手段26を制御する制御手段と、からなる精米制
    御装置。
  2. 【請求項2】 玄米を精米する精米機2と、前記精米機
    2の前行程にあって精米する玄米を加湿する加湿手段3
    あるいは精米する玄米を加温する加温手段26と、前記
    加湿手段3あるいは加温手段26の前行程にあって精米
    する玄米の水分を検出する水分検出手段29と、前記水
    分検出手段29の水分検出値に応じて前記加湿手段3あ
    るいは加温手段26を制御する制御手段と、からなる精
    米制御装置。
JP10343116A 1998-12-02 1998-12-02 精米制御装置 Pending JP2000167423A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108745449A (zh) * 2018-08-08 2018-11-06 湖南长乐粮油贸易有限公司 一种分离糙米皮层装置
CN111632648A (zh) * 2020-06-03 2020-09-08 安徽省福宁米业有限公司 一种大米左右辊抛光机
WO2023286607A1 (ja) * 2021-07-13 2023-01-19 株式会社サタケ 精米機、精米施設、精米機の運転管理システム

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