JP2004358428A - 精米機 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成により、搗精品質を確保した上で、精白処理後の穀類を機体内に残留することなく迅速に排出することができる精米機を提供する。
【解決手段】精米機1は、精白処理するべき穀類を供給口3bから受けて搗精ロール3aにより精白処理する搗精部3と、この搗精部3の排出口抵抗を与える開閉可能な抵抗板15とを備えて構成され、上記搗精部3には、その供給口3bの投入側を閉鎖可能なシャッタ11と、搗精部3の供給口3bに連通して送風動作が可能な供給口送風路13とを備え、シャッタ11の閉鎖動作、抵抗板15の開放動作および供給口送風路13の送風動作を連動して稼動制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、玄米等の穀類を精白する精米機に関し、特に、搗精品質を確保した上で、精白処理後に穀類が機体内に残留することなく迅速に排出することができる簡易な構成の精米機に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開平7−132239号公報
従来、投入ホッパから供給口に受けた玄米を圧送搗精する前下がり配置の搗精部、搗精部の精白圧力を確保する抵抗板、除糠送風機等を備えた精米機が知られている。この精米機は、精白処理が進んで投入ホッパの玄米が尽きると搗精部の圧送力が減少し、また、除糠送風機の吸着作用等により、投入米の一部残留が避けられないので、この残留米が次の精白処理に混入したり、次の精白処理まで長時間滞留することにより品質問題の原因となっていた。特に、コイン式自動精米機においては、銘柄等級の不明な先行者による残留米が混入することによる違和感や異種銘柄米の混入による食味の低下等の問題を抱えていた。
【0003】
この問題に対して、特許文献1の精米機が提案されている。この精米機は、搗精部の排出口側を低く傾斜配置し、供給口に設けた米検出センサにより、ホッパの玄米が尽きた後に除糠送風機を停止し、抵抗板を開放したままさらに搗精部を継続稼動することにより、複雑な構成を要することなく、搗精部の傾斜により残留米を最後まで排出するように運転制御して上記問題の解決を図ったものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の精米機は、搗精部を継続稼動してその搗精ロールの送り作用によって内部の残留米を排出するものであることから、全残留米を排出するまでに多くの時間を要するとともに、傾斜した搗精部内の前後位置の圧力差によって精白処理の仕上がりに悪影響を与えるので、搗精品質の面から傾斜角度を小さく抑えざるを得なかった。したがって、排出終了までの利用者の待ち時間の増加とともに精米機の占有時間の増加による利用回転率の低下を招くこととなる。
【0005】
本発明の目的は、簡易な構成により、搗精品質を確保した上で、精白処理後に穀類を機体内に残留することなく迅速に排出することができる精米機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、精白処理するべき穀類を供給口から受けて搗精ロールにより精白処理する搗精部と、この搗精部の排出口抵抗を与える開閉可能な抵抗板とを備える精米機において、上記搗精部には、その供給口の投入側を閉鎖可能なシャッタと、搗精部の供給口に連通して送風動作が可能な供給口送風路とを備え、シャッタの閉鎖動作、抵抗板の開放動作および供給口送風路の送風動作を連動して稼動制御することを特徴とする。
【0007】
除糠通風手段を持たない場合やその稼動を精白処理の終了とともに停止している場合において、搗精部の供給口に受けた玄米(精白物)は、抵抗板による所定の搗精圧の下で搗精され、供給口からの玄米の供給が尽きて精白処理が終了した時点で、抵抗板を開放するとともにシャッタを閉じ、さらに供給口送風路により搗精部の供給口に送風するべく稼動制御すると、供給口の投入側がシャッタで閉鎖されていることから、供給口送風路による送風空気は搗精部の内部を通って排出口から流出し、この空気流とともに搗精部の内部に残留した穀類が排出される。
【0008】
請求項2に係る発明は、前記搗精部には除糠用の通風手段を設け、この通風手段は、前記抵抗板、シャッタ、供給口送風路の連動動作とともに送風停止するように稼動制御することを特徴とする。この精米機は、除糠通風手段により除糠下で搗精する場合において、同通風手段を停止するべく稼動制御することにより、搗精部の除糠網等に通風圧力によって残留した穀類が吸着されること無く、排出送風によって能率良く排出口から排出される。
【0009】
請求項3に係る発明は、前記搗精部の供給口には、穀類が無いことを検出するセンサを設け、このセンサの検出信号によって前記各機器の稼動制御をすることを特徴とする。穀類の投入が尽きるとこれをセンサが検出して残留物排出のための前記稼動制御が行われる。
【0010】
【発明の効果】
本発明の精米機は以下の効果を奏する。
上記精米機は、所定の稼動制御により、搗精部の供給口から排出口に向かう空気流とともに搗精部の内部に残留した穀類が排出されることから、搗精部に特段の構成変更を要することなく、搗精部の供給口に送風手段を付加しただけの簡易な構成により、搗精品質を確保した上で、利用者の待ち時間の増加を抑え、精米機の占有時間の増加による利用回転率の低下を招くことなく、内部に残留した穀類を搗精部から迅速に排出することができる。
【0011】
除糠通風手段が連動して停止するように構成した場合は、搗精部の除糠網等に通風圧力によって残留した穀類が吸着されること無く、供給口送風によって能率良く排出口から残留した穀類が排出されるので、通風手段による除糠機能を確保した上で、搗精部から残留した穀類を迅速に排出することができる。
【0012】
センサ信号により精白処理の終了とともに残留物の排出動作を稼動制御する場合は、精白処理の都度、確実に残留物が排出されることから、コイン式の自動精米機等において、利用者の待ち時間の増加および利用回転率の低下を招くこととなく、先行処理物の混入による違和感や処理品質の問題を解決することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
上記技術思想に基づき具体的に構成された実施の形態について以下に図面を参照しつつ説明する。本発明の精米機1は、図1の縦断側面図に示すように、投入ホッパ2aによる投入部2、回転する搗精ロール3aを備えて玄米を精白処理する搗精部3、電動機4等を収容した補機部5により構成される。
【0014】
投入ホッパ2aは投入玄米を受けてその下端から搗精部3の供給口3bに案内するべく連通接続する。搗精ロール3aは、通風路をなす中空軸に螺旋部3cと通風用のスリット3dとを備え、供給口3bから受けた玄米を回転動作により排出口3e方向に送り出すとともに中空部からの通風により精白米を除糠する。
【0015】
搗精部3の供給口3bには、投入ホッパ2aからの玄米供給が無くなったことを検出するセンサ10と投入ホッパ2aの下端を閉じるシャッタ11を設けるとともに供給口送風路13を連通する。シャッタ11はセンサ10が無米状態を検出すると投入ホッパ2aとの間を閉鎖するように制御されるソレノイド12等のアクチュエータにより開閉動作可能に構成する。また、搗精部3には、精白処理による糠を吸引除去する除糠網14による除糠部とシュータ付き排出口3eを押さえて搗精圧を加える抵抗板15とその圧力を開閉調節するアクチュエータ16とを備える。除糠部には、除糠網14に臨む吸引管14aとその吸引用の除糠送風機17を設ける。
【0016】
動力伝動系については、電動機4からベルト伝動を受けるプーリ21を搗精ロール3aに設けるとともに、この動力を分岐するプーリ22を近接配置して除糠送風機17にベルト伝動する。供給口3bの供給口送風路13には、別の電動式の供給口送風機18を配設する。上記各機器は、図示せぬ制御部によって精白処理、残留物排出処理等に応じて協調動作可能にそれぞれを制御する。
【0017】
上記構成の精米機1による精白処理は、投入ホッパ2aに投入された玄米(精白物)が供給口3bから搗精部3に進入し、搗精ロール3aの送り作用と抵抗板15とによる搗精圧によって精白処理を行いこの精白米は、除糠部の通風によって吸引除糠される。精白処理が進行して投入ホッパ2aの玄米が尽きると、センサ10の信号によって残留物の排出処理に移行する。
【0018】
この残留物の排出処理は、作用説明のための搗精部の拡大断面図を図2に示すように、センサ10が供給口3bの無米状態を検出すると、図示せぬ制御部により図例では搗精部3の停止を介して除糠送風機17を停止し、抵抗板15の開放、シャッタ11の閉鎖をした上で、供給口送風機18を稼動して供給口送風路13から送風を行うように稼動制御する。この送風により、供給口3bから排出口3eに空気が抜け、この空気流とともに、除糠網14に吸着されること無く、搗精部3から残留した穀類が排出される。
【0019】
したがって、上記構成の精米機1は、簡易な構成により、利用者の待ち時間の増加を抑え、精米機1の占有時間の増加による利用回転率の低下を招くことなく、内部に残留した穀類を搗精部3から迅速に排出することができるので、先行処理物の混入による違和感や処理品質の問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の精米機の縦断側面図
【図2】本発明の作用説明のための搗精部の拡大断面図
【符号の説明】
1 精米機
2 投入部
2a 投入ホッパ
3 搗精部
3a 搗精ロール
3b 供給口
3e 排出口
10 センサ
11 シャッタ
13 供給口送風路
14a 吸引管(通風手段)
14 除糠網(通風手段)
15 抵抗板
17 除糠送風機
18 供給口送風機

Claims (3)

  1. 精白処理するべき穀類を供給口から受けて搗精ロールにより精白処理する搗精部と、この搗精部の排出口抵抗を与える開閉可能な抵抗板とを備える精米機において、
    上記搗精部には、その供給口の投入側を閉鎖可能なシャッタと、搗精部の供給口に連通して送風動作が可能な供給口送風路とを備え、シャッタの閉鎖動作、抵抗板の開放動作および供給口送風路の送風動作を連動して稼動制御することを特徴とする精米機。
  2. 前記搗精部には除糠用の通風手段を設け、この通風手段は、前記抵抗板、シャッタ、供給口送風路の連動動作とともに送風停止するように稼動制御することを特徴とする請求項1記載の精米機。
  3. 前記搗精部の供給口には、穀類が無いことを検出するセンサを設け、このセンサの検出信号によって前記各機器の稼動制御をすることを特徴とする請求項1記載の精米機。
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JP2009220086A (ja) * 2008-03-19 2009-10-01 Marumasu Kikai Kk 精米機の搗精装置

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