JPH09173528A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JPH09173528A
JPH09173528A JP7351951A JP35195195A JPH09173528A JP H09173528 A JPH09173528 A JP H09173528A JP 7351951 A JP7351951 A JP 7351951A JP 35195195 A JP35195195 A JP 35195195A JP H09173528 A JPH09173528 A JP H09173528A
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JP
Japan
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sounding
stop
reel
slot machine
button switch
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Application number
JP7351951A
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English (en)
Inventor
Koji Nishimura
浩次 西村
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Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部抽選が当たったことを、遊戯者本人にだ
け報知する。 【解決手段】 停止釦スイッチ7a〜7cの操作タイミ
ングとリールの停止タイミングとの間のタイムラグを聴
覚に訴えて報知するための第1の発音手段26と第2の
発音手段27とを有し、停止釦スイッチ7a〜7cが押
操作されたとき、第1の発音手段26が瞬時的に発音動
作すると共に、第2の発音手段27が発音動作を開始
し、リールが停止したとき、第2の発音手段27が発音
動作を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のシンボルが表
された複数のリールを回転させた後、停止釦スイッチの
操作により各リールを個別に停止動作させ、所定の停止
ライン上に並んだシンボルに応じて入賞の有無を判別す
るスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にスロットマシンでは、複数のシン
ボルが表された複数のリールを回転させた後、停止釦ス
イッチを操作すると、「ピッ」という短音を発して、そ
の操作が有効であることを遊戯者に報知する。
【0003】また近年のスロットマシンでは、始動レバ
ーの操作により全てのリールが一斉に始動すると、スロ
ットマシン内の制御部で内部抽選が行われ、抽選が当た
ると、入賞にかかる特定のシンボルが停止ライン上に停
止するようリールの引込み停止制御が行われ、抽選に外
れると、所定の短いタイミングでリールの停止制御が行
われる。
【0004】前記引込み停止制御は、停止釦スイッチの
操作が行われた時点で、該当するシンボルが停止ライン
の手前数駒内に位置していれば、そのシンボルが停止ラ
イン上で停止するようにリールを停止制御するというも
ので、停止釦スイッチの操作タイミングとリールの停止
タイミングとの間には、シンボル数駒分に相当するタイ
ムラグが発生する。このタイムラグは、不自然なリール
の停止動作を遊戯者に感じさせないようにするため、そ
の最大値が法律で規制されている。
【0005】ところで、この種のスロットマシンでは、
前記内部抽選の結果は遊戯者にとって不明であるため、
抽選が当たっていても、入賞にかかる特定のシンボルが
停止ライン上に揃わなければ、遊戯者は途中でゲームを
止めたり、あるいはゲーム対象の機械を変更したりする
ことがある。
【0006】そこで、この発明の出願人は、以前、制御
部での内部抽選が当たると、ランプなどの報知手段を作
動させ、入賞にかかる特定のシンボル配列が停止ライン
上に揃うまでの間、前記報知手段の作動を継続させるよ
うにしたスロットマシンを提案した(特公平5−802
35号)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記スロ
ットマシンでは、ランプなどの報知手段により内部抽選
が当たったことを報知するため、遊戯者本人だけでなく
周囲の人に対しても抽選が当たったことを知らせること
になる。スロットマシンのリールは、熟練者であれば、
シンボル表示窓を通過するシンボルがかろうじて認識で
きる程度の速度で回転するため、内部抽選が当たってい
ることが分かっていても、一般の遊戯者にとっては、目
的とするシンボルを停止ライン上に停止させるのは困難
である。そのため、前記報知手段は、入賞にかかる特定
のシンボル配列が停止ライン上に揃うまで、延々と作動
しつづけることになり、遊戯者は周囲の目が気になって
ゲームに集中できないという問題があった。
【0008】この発明は、上記問題に着目して成された
もので、停止釦スイッチの操作タイミングとリールの停
止タイミングとの間のタイムラグを聴覚に訴えて報知す
ることにより、内部抽選が当たったことを遊戯者本人だ
けに知らせるようにしたスロットマシンを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のシン
ボルが表された複数のリールを回転させた後、停止釦ス
イッチの操作により各リールを個別に停止動作させて、
所定の停止ライン上に並んだシンボルに応じて入賞の有
無を判別するスロットマシンであり、前記停止釦スイッ
チの操作タイミングとリールの停止タイミングとの間の
タイムラグを遊戯者の聴覚に訴えて報知する発音手段
と、前記停止釦スイッチの操作とリールの停止動作とに
応答して前記発音手段の発音動作を制御する制御手段と
を備えている。
【0010】請求項2のスロットマシンでは、前記制御
手段は、停止釦スイッチの操作に応答して発音手段の発
音動作を開始させ、リールの停止動作に応答して前記発
音手段の発音動作を停止させる。
【0011】請求項3のスロットマシンでは、前記制御
手段は、停止釦スイッチの操作に応答して発音手段を瞬
時的に発音動作させ、リールの停止動作に応答して発音
手段を瞬時的に発音動作させる。
【0012】請求項4のスロットマシンでは、前記発音
手段は、音色の異なる第1,第2の発音手段より成り、
前記制御手段は、停止釦スイッチの操作に応答して第1
の発音手段を瞬時的に発音動作させると共に、第2の発
音手段の発音動作を開始させ、リールの停止動作に応答
して第2の発音手段の発音動作を停止させる。
【0013】請求項5のスロットマシンでは、前記発音
手段は、音色の異なる第1,第2の発音手段より成り、
前記制御手段は、停止釦スイッチの操作に応答して第1
の発音手段の発音動作を開始させ、リールの停止動作に
応答して第1の発音手段の発音動作を停止させると共
に、第2の発音手段を瞬時的に発音動作させる。
【0014】
【作用】発音手段が、停止釦スイッチの操作タイミング
とリールの停止タイミングとの間のタイムラグを聴覚に
訴えて報知するから、リールの引込み停止制御によりタ
イムラグが大きくなったとき、遊戯者のみが聴覚でそれ
を判別し得、内部抽選が当たったことを認識できる。請
求項2のスロットマシンでは音の継続長さにより、請求
項3のスロットマシンでは瞬時音の発生間隔により、請
求項4のスロットマシンでは第2音の継続長さにより、
請求項5のスロットマシンでは第1音の継続長さと第2
音の発生時間遅れによりタイムラグの大きさがわかる。
【0015】
【実施例】図1は、この発明の一実施例であるスロット
マシン1の外観を示す。このスロットマシン1は、周面
に複数のシンボルがそれぞれ表示された3個のリール2
a,2b,2cを備え、機体の前面には、図柄表示窓
3,メダルの預け枚数表示器4,メダル投入口5,始動
レバー6,停止釦スイッチ7a,7b,7c,メダル投
入スイッチ8,精算スイッチ9,メダル排出口10,メ
ダル受け皿11などが設けられている。
【0016】前記図柄表示窓3には3個の各リール2
a,2b,2cが位置し、この図柄表示窓3より各リー
ル2a,2b,2cの回転状態が透視可能であると共
に、リール2a,2b,2cを停止させたとき、各リー
ルの3駒分のシンボルが上、中、下、斜めの各停止ライ
ンL1 〜L5 上に整列して並ぶようになっている。これ
ら停止ラインL1 〜L5 は、メダルの投入枚数に応じて
順次有効化されるものであって、1枚のメダルが投入さ
れたときは中央の停止ラインL1 が、2枚のメダルが投
入されたときは3本の停止ラインL1 〜L3 が、3枚の
メダルが投入されたときは5本の停止ラインL1 〜L5
が、それぞれ有効となり、有効な停止ライン上に整列し
たシンボルの組合せが入賞にかかるものであれば、所定
枚数のメダルが払い出される。
【0017】前記始動レバー6は3個のリール2a,2
b,2cを一斉に始動させるためのもの、停止釦スイッ
チ7a,7b,7cは各リール2a,2b,2cをそれ
ぞれ停止させるためのものである。
【0018】前記メダル投入口5はゲームの開始に先立
ち、多数枚のメダルを投入したり、各ゲーム毎に1枚な
いし複数枚のメダルを投入する箇所である。メダル受け
皿11はメダルの配当または精算に際してメダル排出口
10から放出されるメダルを収容する。
【0019】このスロットマシン1は、予め機械に預け
ておいた貯留メダルを消費してゲームを実行することが
可能なクレジット方式を採用しており、預け枚数表示器
4には貯留メダルの残り枚数がディジタル表示される。
前記メダル投入スイッチ8はゲームの実行に際して貯留
メダルを消費してメダル投入枚数を設定することを指示
するためのもので、操作回数に応じたメダルが自動投入
される。精算スイッチ9は貯留メダルを精算して返還す
べき枚数のメダルをメダル受け皿11へ放出させる。
【0020】スロットマシン1の機体内には、第1の発
音手段26および第2の発音手段27(いずれも図2に
示す)が設けられている。前記第1の発音手段26は、
リール2a,2b,2cを始動させた後、停止釦スイッ
チ7a,7b,7cを押操作すると、「ピッ」という短
い音(以下、「第1音」という)を瞬時的に発生させ
て、遊戯者に停止釦スイッチ7a,7b,7cの操作タ
イミングを報知する。
【0021】第2の発音手段27は、前記第1音と異な
る音色の音(以下、「第2音」という)を発生させるも
ので、第1音とほぼ同じタイミングで発音動作を開始
し、対応するリールが実際に停止したとき、発音動作を
停止する。この第2音は、停止釦スイッチの操作タイミ
ングとリールの停止タイミングとの間のタイムラグを遊
戯者へ報知する。
【0022】図2は、上記スロットマシン1の主要な回
路構成例を示している。図中、15は制御部であって、
CPU16,ROM17,RAM18,乱数発生器23
から構成され、CPU16にはバス19を介して入力ポ
ート20,出力ポート21,表示インターフェイス22
などが接続されている。
【0023】ROM17には、機械動作の制御手順を示
すプログラムや各リール2a,2b,2cのシンボルの
配列テーブルなどの固定データが格納されている。CP
U16は制御・演算の主体であり、前記ROM17のプ
ログラムや固定データに従ってRAM18に対するデー
タの読み書きを行い、入出力各部の動作を一連に制御す
る。
【0024】乱数発生器23は、所定の時間間隔で任意
の整数値を出力するもので、CPU16はこの乱数値を
取り込んで後述するような抽選を実行する。
【0025】前記始動レバー6,停止釦スイッチ7a〜
7c,メダル投入スイッチ8などは入力ポート20にそ
れぞれ接続され、その検出信号や操作による電気信号は
この入力ポート20およびバス19を介してCPU16
に取り込まれる。
【0026】前記バス19には、出力ポート21を介し
てリール駆動部24,ホッパ駆動部25,第1の発音手
段26,および第2の発音手段27がそれぞれ接続さ
れ、また、表示インターフェイス22を介して表示回路
28が接続される。CPU16からの指令は、バス19
および、出力ポート21または表示インターフェイス2
2を介してこれらの出力各部に伝えられる。
【0027】前記CPU16からの指令を受けて、リー
ル駆動部24は各リール駆動用のステッピングモータ2
9(図3に示す)の動作を制御し、ホッパ駆動部25は
機体内部のホッパ(図示せず)を駆動して、所定枚数の
メダルをメダル排出口10よりメダル受け皿11に放出
させる。
【0028】同様にCPU16からの指令を受けて、第
1の発音手段26は、停止釦スイッチ7a〜7cの操作
時に第1音を発生させ、第2の発音手段27は、停止操
作後、対応するリール2a〜2cが実際に停止するまで
の間、第2音を発生させる。表示回路25は、前記預け
枚数表示器4などを表示動作させる。
【0029】図3には、前記リール駆動部24の回路構
成例とCPU16の機能とがあわせて示してある。なお
同図はリール2a(他のリール2b,2cも同様)につ
いての回路構成のみが示してある。
【0030】図中、リール駆動部24はクロック信号を
受けて駆動パルスpを生成し、この駆動パルスpをステ
ッピングモータ29へ供給して、リール2aを駆動す
る。このリール駆動部24にはCPU16のリール制御
部30よりスタート指令やストップ指令が与えられる。
【0031】メダルの投入がありかつ始動レバー6が操
作されると、前記リール制御部30にはスタート信号が
入力され、リール制御部30はスタート指令を発してリ
ール駆動部24を作動させる。
【0032】前記スタート信号は、CPU16内の抽選
部31にも与えられる。この抽選部31は、有効な停止
ライン上に入賞にかかるシンボルの組合せが成立するよ
う引込み停止制御を行うか否かを決定するためのもの
で、スタート信号を受けて前記乱数発生器23の出力し
た乱数値を取り込み、この乱数値がROM17に格納さ
れた乱数値の範囲に含まれるか否かを判断し、その結果
をリール制御部30に出力する。
【0033】前記駆動パルスpは、CPU16のカウン
タ部32に与えられて計数される。このカウンタ部32
の計数値は、リール2aが一回転したとき出力されるリ
セット信号によりリセットされる。シンボル検出部33
は、このカウンタ部32の計数値から前記ROM17内
のリール2aのシンボルの配列テーブルを参照して、リ
ール2a上のどのシンボルが有効な停止ライン上に位置
するのかをリール制御部30および判定部34に出力す
る。
【0034】停止釦スイッチ7aが操作されると、これ
に対応してストップ信号がリール制御部30に入力され
る。このストップ信号を受け取るとリール制御部30
は、前記抽選部31の判定結果および前記シンボル検出
部33の検出結果を参照して、それに応じたタイミング
でリール駆動部24へストップ指令を発してステッピン
グモータ29の作動を停止させる。
【0035】具体的には、抽選部31での抽選が当たっ
て、入賞にかかるシンボルの組合せが成立するよう引込
み停止制御を行う場合は、ストップ信号を受け取った時
点で該当するシンボルが有効な停止ラインの手前数駒内
に位置していれば、そのシンボルが停止ライン上で停止
するようリール2aを停止制御し、もしそうでなけれ
ば、法律で規制された最大駒数のシンボルを送った後、
リール2aを停止制御する。また、抽選がはずれて通常
の停止制御を行う場合は、所定の短いタイミングでリー
ル2aを停止制御する。
【0036】判定部34は、有効な停止ライン上に停止
したシンボルが入賞にかかるシンボルであるかどうかを
判定し、その判定結果を出力する。なお、前記抽選部3
1による抽選結果は、第2,第3のリール2b,2cの
リール制御部にも伝えられ、その抽選結果に応じて前述
と同様の停止制御がリール制御部により行われる。
【0037】図4は、前記CPU16による制御の手順
をステップ1(図中「ST1」で示す)〜ステップ15
で示し、図5は、発音手段26,27の動作タイミング
を示す。以下、同図の手順に従って上記スロットマシン
1の動作を説明する。
【0038】まず、CPU16は、ステップ1でメダル
の投入を判定する。前記メダル投入口5からのメダルの
投入、あるいはメダル投入スイッチ8の操作による貯留
メダルの自動投入が行われたとき、ステップ1の判定は
「YES」となり、CPU16はステップ2で始動レバ
ー6の操作に待機する。
【0039】始動レバー6が操作されると、ステップ2
の判定は「YES」となって、CPU16はステップ3
で全リール2a〜2cを一斉に始動させ、続いてステッ
プ4で前述した内容の抽選を実施した後、停止釦スイッ
チ7a〜7cの押操作に待機する(ステップ5)。
【0040】停止釦スイッチ7a〜7cのいずれかが押
操作されるとステップ5は「YES」となり、CPU1
6は、第1の発音手段26を図5に示す第1の駆動信号
1により瞬時的に第1音を発生させると共に、第2の
駆動信号i2 をオンして、第2の発音手段27による第
2音の発音動作を開始させる(ステップ6,7)。
【0041】続くステップ8では、抽選結果がチェック
され、もし抽選が当たりであれば、ステップ8は「YE
S」となり、CPU16のリール制御部30は、前記し
た引込み停止制御に基づくストップ指令をリール駆動部
24へ出力する(ステップ9)。
【0042】また、抽選結果が「はずれ」のときは、ス
テップ8が「NO」となってステップ10へ移行し、リ
ール制御部30は停止スイッチの操作タイミングに応じ
てストップ指令をリール駆動部24へ出力する。
【0043】リール制御部30からのストップ指令によ
りリールが停止すると、CPU16は、第2の駆動信号
2 をオフして、第2の発音手段27による第2音の発
音動作を停止させる(ステップ11)。
【0044】続くステップ12では、全てのリール2a
〜2cが停止したかどうかがチェックされ、全リール2
a〜2cが停止するまで、ステップ5〜ステップ12の
動作が繰り返される。全リール2a〜2cが停止してス
テップ12の判定が「YES」となると、つぎにCPU
16は、有効な停止ライン上に入賞にかかるシンボルの
組合せが成立しているかどうかをチェックする(ステッ
プ13)。
【0045】有効な停止ライン上に、入賞にかかるシン
ボルの組み合わせが成立しているときは、ステップ14
が「YES」となり、CPU16はホッパ駆動部25を
駆動させて所定枚数のメダルを払い出した後、ゲームを
終了する(ステップ15)。また、入賞にかかるシンボ
ルの組み合わせが成立していないときは、ステップ14
が「NO」となり、そのままゲームを終了する。
【0046】この実施例では、停止釦スイッチ7a〜7
cの押操作に応答して、第1の発音手段26による第1
音を瞬時的に発生させ、これにより停止釦スイッチ7a
〜7cの操作タイミングを報知し、さらに、第2の発音
手段27による第2音の発音動作を停止釦スイッチ7a
〜7cの操作後、リール2a〜2cが停止するまでの
間、継続させ、これにより停止釦スイッチの操作タイミ
ングとリールの停止タイミングとの間のタイムラグを報
知しているが、これに限らず、図6に示すようなタイミ
ングの駆動信号を発生させて、2個または単一の発音手
段を発音動作させてもよい。
【0047】図6(1) の例では、停止釦スイッチの押操
作に応答して第1の駆動信号i1 をオンし、第1の発音
手段の発音動作を開始させ、停止釦スイッチの押操作に
より第1の駆動信号i1 をオフして、第1の発音手段の
発音動作を停止させると共に、第2の駆動信号i2 によ
り第2の発音手段を瞬時的に発音動作させている。
【0048】図6(2) および(3) は、単一の発音手段を
用いた場合の例であり、図6(2) の例では、停止釦スイ
ッチの押操作に応答して、駆動信号iをオンして発音手
段の発音動作を開始させ、リールの停止動作に応答し
て、駆動信号iをオフして発音手段の発音動作を停止さ
せている。また図6(3) の例では、停止釦スイッチの押
操作に応答して、駆動信号iにより発音手段を瞬時的に
発音動作させ、リールの停止動作に応答して、再び駆動
信号iにより発音手段を瞬時的に発音動作させている。
【0049】
【発明の効果】この発明は上記の如く、停止釦スイッチ
の操作タイミングとリールの停止タイミングとの間のタ
イムラグを遊戯者の聴覚に訴えて報知するよう構成した
から、リールの引込み停止制御によりタイムラグが大き
くなったとき、聴覚でそれを判別し得、内部抽選が当た
ったことを認識できる。これにより、抽選が当たったの
を知らずに途中でゲームを止めたり、他のスロットマシ
ンに移ったりすることがないばかりか、遊戯者のみが、
抽選当たりを認識できるから、周囲の目を気にせずにゲ
ームに集中できる。
【0050】請求項2のスロットマシンでは音の継続長
さにより、請求項3のスロットマシンでは瞬時音の発生
間隔により、請求項4のスロットマシンでは第2音の継
続長さにより、請求項5のスロットマシンでは第1音の
継続長さと第2音の発生時間遅れにより、停止釦スイッ
チの操作タイミングとリールの停止タイミングとの間の
タイムラグの大きさがわかる。
【0051】さらに熟練者は、停止釦スイッチの操作タ
イミングとリールの停止タイミングとの間のタイムラグ
を参考にして、目的とするシンボルが停止ライン上に停
止するよう停止釦スイッチの操作を巧みに行うことがで
きるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のスロットマシンの外観を示す正面図
である。
【図2】スロットマシンの回路構成を示すブロック図で
ある。
【図3】リール駆動部の回路構成およびCPUの機能を
示すブロック図である。
【図4】制御部による制御の流れを示すフローチャート
である。
【図5】発音動作のタイミングを示すタイムチャートで
ある。
【図6】他の実施例における発音動作のタイミングを示
すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 スロットマシン 2a〜2c リール 7a〜7c 停止釦スイッチ 15 制御部 26 第1の発音手段 27 第2の発音手段 L1 〜L5 停止ライン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシンボルが表された複数のリール
    を回転させた後、停止釦スイッチの操作により各リール
    を個別に停止動作させて、所定の停止ライン上に並んだ
    シンボルに応じて入賞の有無を判別するスロットマシン
    において、 前記停止釦スイッチの操作タイミングとリールの停止タ
    イミングとの間のタイムラグを遊戯者の聴覚に訴えて報
    知する発音手段と、 前記停止釦スイッチの操作とリールの停止動作とに応答
    して前記発音手段の発音動作を制御する制御手段とを備
    えて成るスロットマシン。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、停止釦スイッチの操作
    に応答して発音手段の発音動作を開始させ、リールの停
    止動作に応答して前記発音手段の発音動作を停止させる
    請求項1に記載されたスロットマシン。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、停止釦スイッチの操作
    に応答して発音手段を瞬時的に発音動作させ、リールの
    停止動作に応答して発音手段を瞬時的に発音動作させる
    請求項1に記載されたスロットマシン。
  4. 【請求項4】 前記発音手段は、音色の異なる第1,第
    2の発音手段より成り、 前記制御手段は、停止釦スイッチの操作に応答して第1
    の発音手段を瞬時的に発音動作させると共に、第2の発
    音手段の発音動作を開始させ、リールの停止動作に応答
    して第2の発音手段の発音動作を停止させる請求項1に
    記載されたスロットマシン。
  5. 【請求項5】 前記発音手段は、音色の異なる第1,第
    2の発音手段より成り、 前記制御手段は、停止釦スイッチの操作に応答して第1
    の発音手段の発音動作を開始させ、リールの停止動作に
    応答して第1の発音手段の発音動作を停止させると共
    に、第2の発音手段を瞬時的に発音動作させる請求項1
    に記載されたスロットマシン。
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