JPH09171977A - 基板の分割方法 - Google Patents

基板の分割方法

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Publication number
JPH09171977A
JPH09171977A JP33140695A JP33140695A JPH09171977A JP H09171977 A JPH09171977 A JP H09171977A JP 33140695 A JP33140695 A JP 33140695A JP 33140695 A JP33140695 A JP 33140695A JP H09171977 A JPH09171977 A JP H09171977A
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JP
Japan
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substrate
tape
protective tape
dividing
glass
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JP33140695A
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English (en)
Inventor
Hideo Yamanaka
英雄 山中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板をフルカットする際に生じる端面へのチ
ッピングを防止すること。 【解決手段】 本発明の基板の分割方法は、基板1の表
面1aに分割用保護テープ3を貼り付ける工程と、分割
用保護テープ3の上から基板1の分割ラインに沿って断
面視略V型の切り溝5を形成する工程と、断面視略V型
の切り溝5に沿って基板1をフルカットする工程とから
成るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の基板を分割
ラインに沿って的確に分割する基板の分割方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体素子が形成されたシリコン
基板や化合物半導体基板、TFT(Thin Film
Transistor)やカラーフィルタが形成され
た石英ガラス基板やほうけい酸ガラス基板、またCCD
エリアセンサー/CCDリニアセンサー等のパッケージ
に使用するシールガラスを形成するためのほうけい酸ガ
ラス基板など、基板を分割ラインに沿ってダイシング分
割する際、その基板の表面に保護テープを貼り付けてそ
の上からダイシングブレードによるフルカットダイシン
グを行い、切断屑等が素子に付着しないような保護を施
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、保護テ
ープの上からフルカットダイシングを行って基板を分割
する方法では、切断屑等が素子に付着するのは防止でき
るものの、分割後の基板(チップ状部品)の端面にチッ
ピングが存在し、割れや欠け等による製品歩留り低下お
よび品質への悪影響を及ぼしている。また、CCDエリ
アセンサー/CCDリニアセンサー等のパッケージに使
用するシールガラスでは、分割した後の部材端面にC面
取りや糸面取りを行っており、その加工の手間がかかり
コストアップを招いている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために成された基板の分割方法である。す
なわち、本発明の基板の分割方法は、基板の表面に保護
テープを貼り付ける工程と、この保護テープの上から基
板の分割ラインに沿って断面視略V型の切り溝を形成す
る工程と、断面視略V型の切り溝に沿って基板をフルカ
ットする工程とから成るものである。
【0005】また、基板の素子が形成されている面側に
一の保護テープを貼り付ける工程と、一の保護テープを
介して基板に所定の押圧力を加え基板の素子が形成され
ていない面側を研磨する工程と、一の保護テープを剥が
した後、基板の素子が形成されている面側に他の保護テ
ープを貼り付ける工程と、他の保護テープの上から基板
の分割ラインに沿って断面視略V型の切り溝を形成する
工程と、断面視略V型の切り溝に沿って基板をフルカッ
トする工程とから成る基板の分割方法でもある。
【0006】このような分割方法では、基板の表面に保
護テープが貼り付けてあることで、分割の際に発生する
切断屑が基板の表面に付着しなくなるとともに、予め基
板の分割ラインに沿って断面視略V型の切り溝を形成
し、その切り溝に沿ってフルカットを行っていることか
ら、切り口部分でのテーパによってフルカットブレード
の切削抵抗が軽減され、切断後の基板端面へのチッピン
グ発生を抑制できることになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の基板の分割方法
における実施の形態を図に基づいて説明する。図1〜図
2は、本発明の基板の分割方法における第1実施形態を
説明する模式断面図である。第1実施形態は、主として
液晶表示装置におけるTFT素子が形成された基板の分
割に関するものである。
【0008】先ず、図1(a)に示すように、TFT素
子10が形成された石英ガラス(例えば、8インチ径、
0.8mm厚)から成る基板1の表面1aの所定領域に
ポリイミドから成る配向膜2を塗布し、ラビング処理を
行った後に所定の洗浄を行っておく。そしてこの基板1
の配向膜2上に分割用保護テープ3を貼り付ける。
【0009】この分割用保護テープ3は、例えば、剥が
した際の糊残りの無い紫外線照射硬化型テープが良く、
その接着力は、例えば100〜200g/25mm程度
が適当である。また、後の工程でのダイシングを行う場
合の基板アライメントの容易性を考慮して透明性ベース
フィルムを用いることが必要である。
【0010】さらに、分割時に使用するダイシングブレ
ードの寿命を不要に短くすることを避けるため、その厚
さはなるべく薄い方が良く、例えば、透明性ベースフィ
ルムが40μm厚、紫外線照射硬化型の接着剤層が10
μm厚の合計50μm厚程度にしておく。また、分割用
保護テープ3は、熱収縮型を使用しても良い。熱収縮型
の場合には、赤外線ランプ等で70℃以上の加熱によっ
て熱収縮し自己剥離するものを使用する。
【0011】次に、図1(b)に示すように、基板1の
裏面1b側に支持テープ4を貼り付ける。支持テープ4
は基板1をダイシング装置(図示せず)に保持しておく
ためのものであり、例えば紫外線照射硬化型テープを使
用する。この支持テープ4の厚さとしては、ベースフィ
ルム80μm厚、紫外線照射硬化型の接着剤層が10μ
m厚の合計90μm厚程度のものを用いる。なお、支持
テープ4は分割用保護テープ3と異なり、特に透明性を
備えていなくてもよい。
【0012】次いで、図1(c)に示すように、配向膜
2上の分割用保護テープ3の上からガラス用Vカットブ
レード50を用いて、基板1の分割ライン(図示せず)
に沿って断面視略V型の切り溝5を形成する。この際、
ガラス用Vカットブレード50の先端角度を90度程度
にして切り溝5の角度αが90度程度となるようにして
おく。また、角度αが90度で分割ラインの幅が例えば
200μmの場合には、切り溝5の幅が分割ラインの幅
を越えないよう切り込み深さdを100〜150nm程
度にしておく。
【0013】なお、ガラス用Vカットブレード50によ
る切り溝の形成の際に生じる基板1や分割用保護テープ
3からの切断屑は、分割用保護テープ3があることから
基板1の表面に付着することはない。
【0014】次に、図2(a)に示すように、基板1に
形成した断面視略V型の切り溝5に沿ってガラス用フル
カットブレード60を用いてフルカットを行う。このフ
ルカットを行う場合には、ガラス用フルカットブレード
60の刃先が切り溝5のテーパに当たってから基板1内
部へ入り込む状態となるため、ガラス用フルカットブレ
ード60の切削抵抗を大幅に軽減できる。これにより、
切断後の基板端面へチッピング発生を抑制できるように
なる。
【0015】また、フルカットを行う場合には、ガラス
用フルカットブレード60を支持テープ4の1/3〜1
/2程度(30〜50μm程度)切り込むようにして、
基板1を完全に切断する。フルカットを行った後は、例
えば200mJ/cm2 程度の紫外線光を分割用保護テ
ープ3および支持テープ4に照射して、各テープを硬化
させ接着力を低下させておく。
【0016】そして、図2(b)に示すように、基板分
割によって形成されたTFT基板11を取り出すため、
支持テープ4の下側から突き上げピン70によって所望
のTFT基板11を突き上げ、真空吸引によるコレット
80で支持テープ4から剥離する。この際、TFT基板
11の表面には分割用保護テープ3が付いているため、
コレット80の端面が真空吸引のために接触しても、T
FT素子10や配向膜2にダメージを与えることがな
い。
【0017】TFT基板11をコレット80によって取
り出した後は、分割用保護テープ3を剥離する。この剥
離の方法としては、以下の2つがある。
【0018】…分割用保護テープ3として熱収縮紫外
線照射硬化型テープを用いた場合には、紫外線照射によ
って硬化を行った後、70〜100℃に加熱してベース
フィルムを熱収縮させて自己剥離させ、空気を吹き付け
ることで吸引除去する。この際、70〜100℃の熱風
を吹き付けて熱収縮と吸引除去とを同時に行うようにし
てもよい。
【0019】なお、この分割用保護テープ3として使用
した熱収縮紫外線照射硬化型テープでは、粘着剤がアク
リル系ポリマーで構成されていることから紫外線の照射
による硬化で耐熱性が向上しており、100℃程度の加
熱でも糊残りが発生しないことを利用して、70〜10
0℃の加熱によって熱収縮させ自己剥離させるようにし
ている。
【0020】…分割用保護テープ3として汎用紫外線
照射硬化型テープを用いた場合は、紫外線照射による硬
化を行った後、剥離用テープ等で貼り付けて剥離を行
う。
【0021】分割用保護テープ3の剥離を行った後は、
コモン剤(図示せず)の塗布等の液晶表示装置の組み立
て工程へと進んでいく。これにより、基板分割の際の切
断屑をTFT素子に付着させずにしかも分割後のTFT
基板11端面へのチッピング発生も抑制でき、製品信頼
性の高いTFT基板11を作製できるようになる。
【0022】次に、図3〜図4の模式断面図に基づいて
本発明の基板の分割方法における第2実施形態を説明す
る。第2実施形態は、主として液晶表示装置におけるカ
ラーフィルタが形成された基板の分割に関するものであ
る。
【0023】先ず、図3(a)に示すように、カラーフ
ィルタ20が形成されたほうけい酸ガラス(例えば、1
50mm□、1.1mm厚)から成る基板1の表面1a
に研磨用保護テープ3’を貼り付ける。この研磨用保護
テープ3’としては、例えば、剥がした際の糊残りの無
い紫外線照射硬化型テープが良い。
【0024】そして、この研磨用保護テープ3’を介し
て基板1に所定の押圧力を加え、基板1の裏面1bを光
学研磨する。この光学研磨によって基板1の裏面1bに
あるカラーフィルタ形成時の傷や汚れを除去する。光学
研磨を行った後は、研磨用保護テープ3’に200mJ
/cm2 程度の紫外線光を照射して硬化を行い、剥離す
る。なお、必要に応じて所定の洗浄を行ってもよい。
【0025】次いで、図3(b)に示すように、カラー
フィルタ20の所定領域上にポリイミドから成る配向膜
2を塗布し、ラビング処理を行った後に所定の洗浄を行
い、その後、配向膜2上に分割用保護テープ3を貼り付
ける。
【0026】分割用保護テープ3は、第1実施形態と同
様に、例えば、剥がした際の糊残りの無い紫外線照射硬
化型テープが良く、その接着力は、例えば100〜20
0g/25mm程度が適当である。また、後の工程での
ダイシングを行う場合の基板アライメントの容易性を考
慮して透明性ベースフィルムを用いることが必要であ
る。
【0027】さらに、分割時に使用するダイシングブレ
ードの寿命を不要に短くすることを避けるため、その厚
さはなるべく薄い方が良く、例えば、透明性ベースフィ
ルムが40μm厚、紫外線照射硬化型の接着剤層が10
μm厚の合計50μm厚程度にしておく。また、分割用
保護テープ3は、熱収縮型を使用しても良い。熱収縮型
の場合には、赤外線ランプ等で70℃以上の加熱によっ
て熱収縮し自己剥離するものを使用する。
【0028】また、分割用保護テープ3を貼り付けた後
は、基板1の裏面1b側に支持テープ4を貼り付ける。
支持テープ4も第1実施形態と同様な、例えば紫外線照
射硬化型テープを使用する。
【0029】この状態で、図3(c)に示すように、分
割用保護テープ3の上からガラス用Vカットブレード5
0を用いて、基板1の分割ライン(図示せず)に沿って
断面視略V型の切り溝5を形成する。この際、ガラス用
Vカットブレード50の先端角度を90度程度にして切
り溝5の角度αが90度程度となるようにしておく。ま
た、切り込み深さdも第1実施形態と同様、切り溝5の
幅が分割ラインの幅を越えないよう100〜150nm
程度にしておく。
【0030】次に、図4(a)に示すように、基板1に
形成した断面視略V型の切り溝5に沿ってガラス用フル
カットブレード60を用いてフルカットを行う。この
際、第1実施形態と同様に、ガラス用フルカットブレー
ド60の刃先が切り溝5のテーパに当たってから基板1
内部へ入り込む状態となるため、ガラス用フルカットブ
レード60の切削抵抗を大幅に軽減でき、切断後の基板
端面へチッピング発生を抑制できるようになる。
【0031】フルカットを行った後は、例えば200m
J/cm2 程度の紫外線光を分割用保護テープ3および
支持テープ4に照射して、各テープを硬化させ接着力を
低下させる。
【0032】そして、図4(b)に示すように、基板分
割によって形成されたカラーフィルタ基板21を取り出
すため、支持テープ4の下側から突き上げピン70によ
って所望のカラーフィルタ基板21を突き上げ、真空吸
引によるコレット80で支持テープ4から剥離する。こ
の際、カラーフィルタ基板21の表面に分割用保護テー
プ3が付いているため、コレット80の端面が接触して
もカラーフィルタ20や配向膜2にダメージを与えるこ
とがない。
【0033】カラーフィルタ基板21をコレット80に
よって取り出した後は、分割用保護テープ3を剥離す
る。この剥離の方法としては、TFT基板11(図2
(b)参照)の場合と同様な以下の2つがある。
【0034】…分割用保護テープ3として熱収縮紫外
線照射硬化型テープを用いた場合には、紫外線照射によ
って硬化を行った後、70〜100℃に加熱してベース
フィルムを熱収縮させて自己剥離させ、空気を吹き付け
ることで吸引除去する。この際、70〜100℃の熱風
を吹き付けて熱収縮と吸引除去とを同時に行うようにし
てもよい。
【0035】なお、この分割用保護テープ3として使用
した熱収縮紫外線照射硬化型テープでは、粘着剤がアク
リル系ポリマーで構成されていることから紫外線の照射
による硬化で耐熱性が向上しており、100℃程度の加
熱でも糊残りが発生しないことを利用して、70〜10
0℃の加熱によって熱収縮させ自己剥離させるようにし
ている。
【0036】…分割用保護テープ3として汎用紫外線
照射硬化型テープを用いた場合は、紫外線照射による硬
化を行った後、剥離用テープ等で貼り付けて剥離を行
う。
【0037】分割用保護テープ3を剥離した後は、図示
しないシール剤(例えば、紫外線照射+加熱硬化型のシ
ーラー)の塗布を行い、第1実施形態で説明したTFT
基板11(図2(b)参照)との重ね合わせを行って、
順次液晶表示装置の組み立てを進めていく。これによ
り、基板分割の際の切断屑をカラーフィルタに付着させ
ずに、しかも分割後のカラーフィルタ基板21端面への
チッピング発生も抑制できることになる。
【0038】つまり、第1実施形態で説明した基板の分
割方法により製造したTFT基板11(図2(b)参
照)と、第2実施形態で説明した基板の分割方法により
製造したカラーフィルタ基板21とを用いることで、信
頼性の高い液晶表示装置を製造できることになる。
【0039】次に、図5〜図6の模式断面図に基づいて
本発明の基板の分割方法における第3実施形態を説明す
る。第3実施形態は、主としてシリコンや化合物半導体
等を用いた半導体素子(MOS型トランジスタ、バイポ
ーラトランジスタ、レーザダイオード、CCD等)が形
成された基板の分割に関するものである。
【0040】先ず、図5(a)に示すように、所定の半
導体素子30が形成されたシリコンや化合物半導体等か
ら成る基板1(例えば、5〜8インチ径、620〜72
0μm厚)の表面1aに分割用保護テープ3を貼り付け
る。
【0041】分割用保護テープ3は、例えば、剥がした
際の糊残りの無い紫外線照射硬化型テープを使用する。
また、その接着力は、例えば100〜200g/25m
m程度が適当である。しかも、後の工程でのダイシング
を行う場合の基板アライメント容易性を考慮して透明性
ベースフィルムを用いる必要がある。
【0042】さらに、分割時に使用するダイシングブレ
ードの寿命を不要に短くすることを避けるため、その厚
さはなるべく薄い方が良く、例えば、透明性ベースフィ
ルムが40μm厚、紫外線照射硬化型の接着剤層が10
μm厚の合計50μm厚程度にしておく。また、分割用
保護テープ3は、熱収縮型を使用しても良い。熱収縮型
の場合には、赤外線ランプ等で70℃以上の加熱によっ
て熱収縮し自己剥離するものを使用する。
【0043】この分割用保護テープ3を貼り付けた状態
で、基板1の裏面1bに対するバックグラインド(以
下、単にBGRという。)を行う。BGRは、#200
0番程度の砥粒を用い、エッチングレスで仕上げる。こ
のBGRにより、基板1の厚さを約400μmにする。
【0044】次いで、図5(b)に示すように、基板1
の裏面1b側に支持テープ4を貼り付ける。支持テープ
4は基板1をダイシング装置(図示せず)に保持してお
くためのものであり、例えば紫外線照射硬化型テープを
使用する。この支持テープ4の厚さとしては、ベースフ
ィルム80μm厚、紫外線照射硬化型の接着剤層が10
μm厚の合計90μm厚程度のものを用いる。なお、支
持テープ4は分割用保護テープ3と異なり、特に透明性
を備えていなくてもよい。
【0045】次に、図5(c)に示すように、基板1の
分割用保護テープ3の上からSi/化合物半導体用Vカ
ットブレード50’を用いて、基板1の分割ライン(図
示せず)に沿って断面視略V型の切り溝5を形成する。
【0046】この際、Si/化合物半導体用Vカットブ
レード50’の先端角度を45〜60度程度にして切り
溝5の角度βが45〜60度程度となるようにしてお
く。第1実施形態および第2実施形態の場合と比べて角
度βが小さいのは、TFT基板やカラーフィルタ基板に
比べて半導体チップを製造する場合の方が分割ラインが
狭いためである。このため、角度βが45〜60度で分
割ラインの幅が例えば80〜100μmの場合には、切
り溝5が分割ラインを越えないよう切り込み深さdを5
0〜60nm程度にしておく。
【0047】次に、図6(a)に示すように、基板1に
形成した断面視略V型の切り溝5に沿ってSi/化合物
半導体用フルカットブレード60’を用いてフルカット
を行う。このフルカットを行う場合には、Si/化合物
半導体用フルカットブレード60’の刃先が切り溝5の
テーパに当たってから基板1内部へ入り込む状態となる
ため、Si/化合物半導体用フルカットブレード60’
の切削抵抗を大幅に軽減できる。これにより、切断後の
基板端面へチッピング発生を抑制できるようになる。
【0048】その後、分割用保護テープ3および支持テ
ープ4に200mJ/cm2 程度の紫外線光を照射して
硬化を行い、接着力を低下させておく。
【0049】そして、図6(b)に示すように、基板分
割によって形成された半導体チップ31を取り出すた
め、支持テープ4の下側から突き上げピン70によって
所望の半導体チップ31を突き上げ、真空吸引によるコ
レット80で支持テープ4から剥離する。この際、半導
体チップ31の表面には分割用保護テープ3が付いてい
るため、コレット80の端面が真空吸引のために接触し
ても、半導体素子30にダメージを与えることがない。
【0050】このような基板1の分割方法により、基板
分割の際の切断屑を半導体素子30に付着させずに、し
かも分割後の半導体チップ31端面へのチッピング発生
も抑制でき、製品の信頼性を向上させることが可能とな
る。
【0051】なお、半導体チップ31をコレット80に
よって取り出した後は、この半導体チップ31を図示し
ないパッケージやリードフレームのダイパッド上にペー
スト剤を介してダイボンドし、そのペーストキュアを行
う。
【0052】分割用保護テープ3として熱収縮紫外線照
射硬化型テープを用いた場合には、ダイボンド後のペー
ストキュア前にランプ加熱によって熱収縮し自己剥離さ
せるとともに、自己剥離した状態の分割用保護テープ3
へ空気を吹き付けながら吸引除去する。また、熱収縮型
でない分割用保護テープ3の場合には、100℃程度で
硬化するペースト剤を用いてペーストキュアした後に、
剥離用テープを貼り付けて分割用保護テープ3を剥離除
去する。
【0053】なお、この分割用保護テープ3として使用
した熱収縮紫外線照射硬化型テープでは、粘着剤がアク
リル系ポリマーで構成されていることから紫外線の照射
による硬化で耐熱性が向上しており、100℃程度の加
熱でも糊残りが発生しないことを利用して、70〜10
0℃の加熱によって熱収縮させ自己剥離させるようにし
ている。
【0054】これにより、基板1のBGRから分割、さ
らに分割後の半導体チップ31のピックアップからダイ
ボンドまで半導体素子30を分割用保護テープ3にて保
護することが可能となる。
【0055】次に、図7〜図9の模式断面図に基づいて
本発明の基板の分割方法における第4実施形態を説明す
る。第4実施形態は、主としてCCDエリアセンサー/
CCDリニアセンサー等のパッケージに使用するシール
ガラスを形成する際の基板分割に関するものである。
【0056】先ず、図7(a)に示すように、所定のガ
ラスから成る基板1(例えば、8インチ□、0.8mm
厚)の表面1aに分割用保護テープ3を貼り付ける。C
CDエリアセンサーのシールガラスを形成する場合に
は、基板1として合成石英ガラス基板や放射線照射防止
対策から不純物を排除したほうけい酸ガラス基板を使用
し、CCDリニアセンサーのシールガラスを形成する場
合には、基板1として青板ガラス基板やほうけい酸ガラ
ス基板を使用する。
【0057】また、分割用保護テープ3は、先の実施形
態と同様に、剥がした際の糊残りの無い紫外線照射硬化
型テープが良く、その接着力は、例えば100〜200
g/25mm程度が適当である。また後の工程でのダイ
シングを行う場合の基板アライメント容易性を考慮して
透明性ベースフィルムを用いることが必要である。
【0058】さらに、分割時に使用するダイシングブレ
ードの寿命を不要に短くすることを避けるため、その厚
さはなるべく薄い方が良く、例えば、透明性ベースフィ
ルムが40μm厚、紫外線照射硬化型の接着剤層が10
μm厚の合計50μm厚程度にしておく。
【0059】次に、図7(b)に示すように、基板1の
裏面1b側に支持テープ4を貼り付ける。支持テープ4
は基板1をダイシング装置(図示せず)に保持しておく
ためのものであり、例えば紫外線照射硬化型テープを使
用する。この支持テープ4の厚さとしては、ベースフィ
ルム80μm厚、紫外線照射硬化型の接着剤層が10μ
m厚の合計90μm厚程度のものを用いる。なお、支持
テープ4は分割用保護テープ3と異なり、特に透明性を
備えていなくてもよい。
【0060】次いで、図7(c)に示すように、基板1
の表面1aの分割用保護テープ3の上からガラス用Vカ
ットブレード50を用いて、基板1の分割ライン(図示
せず)に沿って断面視略V型の切り溝5を形成する。こ
の際、ガラス用Vカットブレード50の先端角度を90
度程度にして切り溝5の角度αが90度程度となるよう
にしておく。また角度αが90度で分割ラインの幅が例
えば200μmの場合には、切り溝5が分割ラインを越
えないよう切り込み深さdを100〜150nm程度に
しておく。
【0061】なお、ガラス用Vカットブレード50によ
る切り溝の形成の際に生じる基板1や分割用保護テープ
3からの切断屑は、分割用保護テープ3があることから
基板1の表面に付着することはない。
【0062】その後、図8(a)に示すような切り溝5
に沿ったガラス用フルカットブレード60によるフルカ
ットおよび、図8(b)に示すような基板分割で形成さ
れたシールガラス41の取り出し方法は先の実施形態と
同様である。
【0063】すなわち、切り溝5に沿ったフルカットで
は、ガラス用フルカットブレード60の切削抵抗を大幅
に軽減できるため、切断後の基板端面へチッピング発生
を抑制できる。また、フルカットを行った後は、例えば
200mJ/cm2 程度の紫外線光を分割用保護テープ
3および支持テープ4に照射して、各テープを硬化させ
接着力を低下させておく。
【0064】この状態で、支持テープ4の下側から突き
上げピン70によって所望のシールガラス41を突き上
げ、真空吸引によるコレット80で支持テープ4から剥
離する。この際、シールガラス41の表面には分割用保
護テープ3が付いているため、コレット80の端面が真
空吸引のために接触しても表面にごみや傷を付けること
はない。
【0065】従来のシールガラスでは、基板1の分割を
行って個々のシールガラスを形成した後に、その端面に
C面取りや糸面取りを行っているが、本実施形態におけ
る分割方法によれば、フルカットを行う前に断面視略V
型の切り溝5を形成してために、フルカットによってシ
ールガラス41を形成した段階でその端面には切り溝5
のテーパが残る状態となる。これが面取りと同じ役目を
果たすことから、別途シールガラス41の端面にC面取
りや糸面取りを行う必要がなくなり、加工の手間を大幅
に省略することが可能となる。
【0066】シールガラス41をコレット80によって
取り出した後は、図9(a)に示すように、所定の中空
パッケージ100のウィンドフレーム101上にAステ
ージ状の熱硬化型シール剤102を介してシールガラス
41を載置し、加圧治具81によって加圧する。その後
ホットプレート(図示せず)にセットして100〜12
0℃程度の加熱を10〜20分間行い、熱硬化型シール
剤102を硬化させる。
【0067】また、Aステージ状の熱硬化型シール剤1
02を用いる代わりに図9(b)に示すような紫外線照
射硬化型シール剤103を用いても良い。この場合に
は、パッケージ100のウィンドフレーム101上に紫
外線照射硬化型シール剤103を介してシールガラス4
1を載置し、紫外線照射治具82によって加圧する。こ
の紫外線照射治具82は、光ファイバ(図示せず)を用
いて治具内に紫外線を通す構造のもので、例えば石英ガ
ラスから構成されている。
【0068】このような紫外線照射治具82を用いて例
えば3000〜4000mJ/cm 2 の紫外線を照射し
て、紫外線照射硬化型シール剤103を硬化させる。ま
た、周囲から紫外線を照射して紫外線照射硬化型シール
剤103を硬化させる場合には、金属製の加圧治具を使
用してもよい。さらに、紫外線照射硬化+加熱硬化型シ
ール剤を使用してもよい。
【0069】なお、本実施形態における基板の分割方法
では、シールガラス41の上側端面にのみ切り溝5(図
7(c)参照)に基づくテーパが形成され、下側端面は
そのままの形状(テーパなし)となっていることから、
テーパの形成されていない下面側をウィンドフレーム1
01に当接させることでシール剤による接着面積を広く
でき、シールガラス41の密着性と気密性とを向上でき
ることになる。
【0070】そして、図9(c)に示すように、シール
ガラス41から分割用保護テープ3を剥離する。剥離を
行うには、分割用保護テープ3上に剥離用テープを被着
し、これを引き剥がすことで一緒に分割用保護テープ3
を剥離除去する。分割用保護テープ3を除去した後は、
シールガラスを介してCCDエリアセンサー/CCDリ
ニアセンサーの特性測定を行うことが可能となる。
【0071】これにより、基板1の分割からシールガラ
ス41のピックアップ、ウィンドフレーム101への搭
載、シール剤硬化までの工程でシールガラス41の表面
へのごみの付着、傷付およびシールガラス41端面への
チッピング発生を防止できるようになる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の基板の分
割方法によれば次のような効果がある。すなわち、保護
テープ上からフルカットダイシングして基板を分割する
場合であっても、分割後の基板表面へのごみ付着、傷付
が発生せず、基板の端面にチッピングが発生しないた
め、製品歩留りや品質を大幅に向上することが可能とな
る。また、CCDエリアセンサー/CCDリニアセンサ
ー等のシールガラスを形成する場合には、シールガラス
の端面に別途C面取りや糸面取りを施す手間を省略で
き、製品のコストダウンを図ることが可能となる。
【0073】また、基板分割によって半導体チップを形
成する場合には、その端面にテーパが設けられることか
ら、半導体チップをモールド樹脂にて一体封止した場合
に、そのモールド樹脂による半導体チップ端面のストレ
スを緩和でき、ストレスマイグレーションを低減して薄
型等のモールド樹脂におけるクラック発生を防止できる
ことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を説明する模式断面図
(その1)である。
【図2】本発明の第1実施形態を説明する模式断面図
(その2)である。
【図3】本発明の第2実施形態を説明する模式断面図
(その1)である。
【図4】本発明の第2実施形態を説明する模式断面図
(その2)である。
【図5】本発明の第3実施形態を説明する模式断面図
(その1)である。
【図6】本発明の第3実施形態を説明する模式断面図
(その2)である。
【図7】本発明の第4実施形態を説明する模式断面図
(その1)である。
【図8】本発明の第4実施形態を説明する模式断面図
(その2)である。
【図9】本発明の第4実施形態を説明する模式断面図
(その3)である。
【符号の説明】
1 基板 2 配向膜 3 分割用保護テープ 3’ 研磨用
保護テープ 4 支持テープ 10 TFT
素子 11 TFT基板 20 カラー
フィルタ 21 カラーフィルタ基板 30 半導体
素子 31 半導体チップ 41 シール
ガラス 50 ガラス用Vカットブレード 50’ Si/化合物半導体用Vカットブレード 60 ガラス用フルカットブレード 60’ Si/化合物半導体用フルカットブレード 70 突き上げピン 80 コレッ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の表面に保護テープを貼り付ける工
    程と、 前記保護テープの上から前記基板の分割ラインに沿って
    断面視略V型の切り溝を形成する工程と、 前記断面視略V型の切り溝に沿って前記基板をフルカッ
    トする工程とから成ることを特徴とする基板の分割方
    法。
  2. 【請求項2】 基板の素子が形成されている面側に一の
    保護テープを貼り付ける工程と、 前記一の保護テープを介して前記基板に所定の押圧力を
    加え該基板の素子が形成されていない面側を研磨する工
    程と、 前記一の保護テープを剥がした後、前記基板の素子が形
    成されている面側に他の保護テープを貼り付ける工程
    と、 前記他の保護テープの上から前記基板の分割ラインに沿
    って断面視略V型の切り溝を形成する工程と、 前記断面視略V型の切り溝に沿って前記基板をフルカッ
    トする工程とから成ることを特徴とする基板の分割方
    法。
  3. 【請求項3】 基板の素子が形成されている面側に一の
    保護テープを貼り付ける工程と、 前記一の保護テープを介して前記基板に所定の押圧力を
    加え該基板の素子が形成されていない面側を研磨する工
    程と、 前記一の保護テープを剥がした後、前記基板の素子が形
    成されている面側に所定の薄膜を形成する工程と、 前記薄膜上に他の保護テープを貼り付ける工程と、 前記他の保護テープの上から前記基板の分割ラインに沿
    って断面視略V型の切り溝を形成する工程と、 前記断面視略V型の切り溝に沿って前記基板をフルカッ
    トする工程とから成ることを特徴とする基板の分割方
    法。
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