JPH09169657A - ランタノイド、スズ、亜鉛、マンガン、イットリウム、コバルト、バリウムもしくはストロンチウム塩を含む皮膚科用組成物 - Google Patents

ランタノイド、スズ、亜鉛、マンガン、イットリウム、コバルト、バリウムもしくはストロンチウム塩を含む皮膚科用組成物

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JPH09169657A
JPH09169657A JP8284316A JP28431696A JPH09169657A JP H09169657 A JPH09169657 A JP H09169657A JP 8284316 A JP8284316 A JP 8284316A JP 28431696 A JP28431696 A JP 28431696A JP H09169657 A JPH09169657 A JP H09169657A
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De Lacharriere Olivier
オリビエ・ドゥ・ラシャリエ
Lionel Breton
リオネル・ブリトン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サブスタンスPの過剰な合成及び/または放
出に関連する、頭皮、粘膜を含む皮膚の障害の治療に使
用することのできる皮膚科用組成物を提供する。 【解決手段】 ランタノイド、マンガン、スズ、イット
リウム、コバルト、バリウムもしくはストロンチウムの
塩より選択される塩を皮膚科用組成物の調製に使用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サブスタンスP拮
抗剤のような、頭皮及び粘膜を含む皮膚の、下記の疾
患、帯状疱疹、ポゾステル(poszoster)、熱傷、デモ
ディシドーシス(demodicidosis)、皮膚潰瘍、線維症
の治療及び/または肥大性はん痕化の制御及び/または
酒さの治療を目的とし、少なくとも一の、ランタノイ
ド、マンガン、スズ、亜鉛、イットリウム、コバルト、
バリウムもしくはストロンチウムの塩を含む皮膚科用も
しくは製薬用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】タキキニン科に属するポリペプチドは、
哺乳類中に存在し、平滑筋の迅速な収縮を誘発する。こ
の科の化合物としては、β-ニューロキニン、α-ニュー
ロキニン及びサブスタンスPを挙げることができる。
【0003】サブスタンスPは、ポリペプチド化学成分
(ウンデカペプチド)であり、神経末端において製造さ
れ、放出される。サブスタンスPの位置は、中枢神経系
と末梢器官との神経細胞に限られている。従って、非常
に多くの器官及び組織、特に、唾液腺、膵臓、腸管(腸
管内では、サブスタンスBが本来のマイスナー及びオイ
アーバッハ神経叢の上に重なって分布する)、心臓血管
系、甲状腺、皮膚、虹彩及び毛様体、膀胱及び当然なが
ら中枢及び末梢の神経系に、サブスタンスP神経細胞は
輸入される。
【0004】サブスタンスPのが至る所に分布している
ために、サブスタンスPの過剰な合成及び/または放出
には非常に多くの障害が関連している。
【0005】サブスタンスPは、特に、痛みの伝達
(歯、皮膚、鼓膜)及び、中枢神経系の疾患(例えば、
不安、精神病、神経障害、老人性アルツハイマー痴呆型
の神経性退化障害、エイズ患者の痴呆、パーキンソン氏
病、ダウン症候群、コルサコフ症候群、多発性硬化症、
精神分裂症、精神病性疾患)、呼吸器系の疾患(例え
ば、気管支肺炎、咳、気腫、気管支炎)及び炎症性疾患
(例えば、リウマチ性関節炎)、アレルギー性疾患(例
えば、喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性咽頭炎蕁
麻疹、湿疹性皮膚炎)、胃腸疾患(例えば、潰瘍、大腸
炎、クローン病、胃炎、胃腸炎、腸管痙攣)、皮膚疾患
(例えば、乾せん、痒疹性症、ヘルペス、光線皮膚炎、
アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、苔せん、痒疹、掻痒
症、酒さ、敏感肌、ダートレス(Dartres)、日光紅斑
及び心因性紅斑、虫さされ(insect burns))、線維症
及び他のコラーゲン成熟疾患(例えば、強皮症)、心臓
血管疾患、血管痙攣性疾患(例えば、片頭痛、レーノー
病)、免疫疾患、泌尿管または生殖管の疾患(例えば、
失禁、膀胱炎)、リウマチ性疾患、一部の皮膚疾患(例
えば、湿疹)、眼科の症状(例えば、結膜炎、ブドウ膜
炎、眼性掻痒症、眼瞼炎、刺激及び眼の痛み)に関わっ
ている。
【0006】サブスタンスP拮抗剤を含む組成物は、上
述の症状全てに有効な治療方法の一つである。
【0007】サブスタンスP拮抗剤とは、部分的にもし
くは完全にサブスタンスPの生物学的影響を抑制するこ
とが可能なあらゆる化合物を意味すると理解される。特
に、サブスタンスP拮抗剤として認められる物質は、特
に下記の試験の一つにおいて一貫した薬理反応(サブス
タンスPの受容体への結合を含むものないしは含まない
もの)を誘引するべきである: ・サブスタンスPは、カプサイシンもしくは逆行性神経
興奮により引き起こされる、血管壁からの血漿の管外遊
出を減少させなければならず、あるいはまた、 ・拮抗剤物質は、サブスタンスPの投与により誘発され
た平滑筋の収縮を阻害しなければならない。
【0008】これまで、サブスタンスP拮抗剤は、上述
したような疾患の治療に用いられており、様々な文献に
記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ランタ
ノイド、亜鉛、イットリウム、スズ、コバルト、バリウ
ムもしくはストロンチウムの塩が、上述のようなサブス
タンスPに拮抗する作用を有することができ、従って、
特に上述のような皮膚障害に伴う痛みの治療にこれらの
塩を使用できることは、これらの文献の中に記載も示唆
もされていない。
【0010】さらに、これらの、クレゾールの抗菌性及
び抗微生物特性を向上させるためにクレゾール及び塩化
ストロンチウムを含む薬剤は、文献FR-M-5394に
より既知である。しかしながら、この文献には、塩化ス
トロンチウムが単独で、あらゆる疾患により引き起こさ
れる刺激、痛み、痒み、うずきを減少させるまたは全く
取り除くことができるということ及び、刺激性製品によ
り引き起こされる同様の症状を減少させるまたは全く取
り除くことができるということは、記載も示唆もされて
いない。
【0011】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】出
願人は、ランタノイド、マンガン、スズ、イットリウ
ム、コバルト、バリウムもしくはストロンチウムの塩よ
り選択される塩が、サブスタンスP拮抗剤を特徴づける
として定義された特性を有することを見出した。
【0012】本発明は、以下の、頭皮及び粘膜を含む皮
膚障害、即ち帯状疱疹、ポゾステル、熱傷、デモディシ
ドーシス、皮膚潰瘍、線維症に伴う痛みの治療及び/ま
たは肥大性はん痕化の抑制及び/または酒さの治療をす
ることを目的として、ランタノイド、マンガン、スズ、
亜鉛、イットリウム、コバルト、バリウム及びストロン
チウムの塩及びこれらの混合物より選択される少なくと
も一の塩を含む皮膚科用もしくは製薬用の組成物に関す
る。
【0013】本発明はまた、以下の、頭皮及び粘膜を含
む皮膚障害、即ち帯状疱疹、ポゾステル、熱傷、デモデ
ィシドーシス、皮膚潰瘍、線維症に伴う痛みの治療及び
/または酒さの治療をすることを目的として、コバル
ト、亜鉛の塩及びこれらの混合物より選択される少なく
とも一の塩を含む皮膚科用もしくは製薬用の組成物に関
する。
【0014】ランタノイドとは、原子番号zが57から
71の元素、すなわち、ランタン、セリウム、プラセオ
ジム、ネオジム、プロメチウム、サマリウム、ユウロピ
ウム、ガドリニウム、テルビニウム、ジスプロシウム、
ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム及
びルテチウムを意味するものと理解される。
【0015】本発明は、サブスタンスPの過剰な合成及
び/または放出に関連する上記の皮膚障害全てに適用す
ることができる。
【0016】使用される塩としては、例えば、炭酸塩、
重炭酸塩、硫酸塩、グリセロリン酸塩、ホウ酸塩、塩化
物、硝酸塩、酢酸塩、水酸化物、過硫酸塩並びにα-ヒ
ドロキシ酸塩(クエン酸塩、酒石酸塩、乳酸塩、リンゴ
酸塩)もしくはフルーツ酸塩、あるいはまた、アミノ酸
塩(アスパラギン酸塩、アルギン酸塩、グリココール酸
塩、フマル酸塩)もしくは脂肪酸塩(パルミチン酸塩、
オレイン酸塩、カゼイン酸塩、ベヘニル酸塩)を挙げる
ことができる。
【0017】該塩は、亜鉛、バリウム、マンガン、イッ
トリウム及びストロンチウムの塩及びこれらの混合物か
ら選択することが好ましい。
【0018】好ましくは、亜鉛、ガドリニウム、イット
リウム及びストロンチウムの塩化物塩及び硝酸塩を用い
ることが望ましい。該塩は、ストロンチウムの塩である
ことが望ましい。
【0019】本発明によれば、塩は、組成物全重量の1
-5〜20重量%の量、好ましくは10-2〜15重量%
の量、更に望ましくは0.5〜8重量%の量で用いるこ
とができる。
【0020】塩は、内服用、局所への注射用、もしくは
皮膚(身体の皮膚のあらゆる範囲)、髪及び爪上に適用
される組成物中に使用することができる。投与の方法に
よって、この組成物は、通常用いられるあらゆる方鉛鉱
形態(galenic forms)で与えることができる。
【0021】皮膚への局所の適用のためには、該組成物
は、特に、水性、水−アルコール性もしくは油性溶液の
形態、もしくは油性分散液の形態もしくはローションま
たは漿液タイプの分散液の形態、水相中への脂肪相の分
散(W/O)または逆相(O/W)により得られる、乳
剤タイプの液体もしくは半液体の粘調度をもつエマルシ
ョンの形態、水性もしくは無水のクリームもしくはゲル
タイプの柔軟な粘調度の分散液もしくはエマルションの
形態、ミクロエマルションあるいはまたミクロカプセル
もしくはミクロ粒子の形態、あるいは、イオン性及び/
または非イオン性タイプの小胞分散液の形態を有するこ
とができる。これらの組成物は、従来からの方法によっ
て調製される。
【0022】これらはまた、水性、アルコール性もしく
は水−アルコール溶液の形態、あるいはクリーム、ゲ
ル、エマルションもしくはフォームの形態で、髪に用い
ることができる。
【0023】局所への注射のためには、該組成物を水性
ローション、油性分散液の形態もしくは漿液の形態で与
えることができる。眼用としては、目薬の形態で、内服
用としては、カプセル、粒剤、シロップもしくは錠剤の
形態で与えることができる。
【0024】本発明の組成物の様々な成分の量は、当該
技術分野において通常用いられている通りである。
【0025】特に、顔、手、足、解剖学上の大きな皺も
しくは身体の、クレンジング、保護、トリートメントも
しくは手入れのためのクリーム(例えば、 デイクリー
ム、ナイトクリーム、ファンデーションクリーム、及び
抗日光クリーム)、リキッドファンデーション、保護も
しくは手入れ用ボディミルク、日焼け後のための乳液、
スキンケア用ローション、ゲルもしくはフォーム、例え
ば、クレンジングローション、日焼け後のためのローシ
ョン、浴用組成物、殺菌剤を含む消臭組成物、アフター
シェーブゲルもしくはローション、虫さされ用組成物、
痛み止め用組成物、ある種の皮膚疾患、例えば湿疹、酒
さ、乾せん、苔せん、重症の掻痒症及び、これまで述べ
た疾患の治療のための組成物として調製される。
【0026】本発明の組成物は、クレンジングケーキも
しくは石鹸を構成する固体調製品からなっていてもよ
い。
【0027】該組成物はまた、加圧した噴射剤を更に含
むエアロゾル組成物の形態に実装することができる。
【0028】本発明に用いることのできる塩はまた、髪
の手入れのための様々な組成物、特に、シャンプー、ト
リートメントローション、及び髪用再構成ローション、
脱毛防止用ローションもしくはゲル、駆虫用シャンプー
等に混合することができる。
【0029】該組成物がエマルションである場合、脂肪
相の割合は組成物全重量の5〜80重量%であることが
好ましく、5〜50重量%であると更に好ましい。エマ
ルションの形態での組成物中に用いられるオイル、ワッ
クス、エマルション及び共乳化剤は、製薬用の分野にお
いて通常用いられているものから選択される。乳化剤及
び共乳化剤は、該組成物中で組成物全重量に対して0.
3〜30重量%、好ましくは0.5〜20重量%を占め
る。該エマルションは、さらに、脂質小胞を含むことが
できる。
【0030】該組成物が油性のゲルもしくは溶液である
場合、脂肪相が、組成物全重量の90%より多くを占め
ることができる。
【0031】既知の方法では、該組成物はまた、製薬用
に通常用いられる補助剤、例えば、親水性もしくは親油
性のゲル化剤、親水性もしくは親油性の添加剤、保存
料、抗酸化剤、溶媒、香料、充填剤、サンスクリーン、
臭気吸収剤及び着色成分を含むことができる。これら様
々な補助剤の量は製薬用の分野で従来から用いられてい
る量であり、例えば、組成物全重量の0.01〜20重
量%である。これらの補助剤は、その性質によって、脂
肪相に、水相に及び/または脂質小胞に導入することが
できる。
【0032】本発明に用いることのできるオイル及びワ
ックスとしては、鉱物油(石油ジェリー)、植物油(シ
ェアバターの液体部分、サンフラワーオイル)、動物油
(パーヒドロスクアレン)、合成油(パーセリンオイ
ル)、シリコーンオイルもしくはワックス(シクロメチ
コーン)及びフッ素化油(パーフルオロポリエーテ
ル)、ミツロウ、カルナウバワックスもしくはパラフィ
ンを挙げることができる。さらに、脂肪アルコール、脂
肪酸(ステアリン酸)、ミツロウ、カルナウバワックス
及びパラフィンを上記のオイルに加えることができる。
【0033】本発明に用いることのできる乳化剤として
は、例えば、グリセリンステアラート、ポリソルバート
60及び、Gattefose社より“Tefose(登録商
標)63”の名で市販の、PEG−6/PEG−32/
ステアリン酸グリコールの混合物を挙げることができ
る。
【0034】本発明に用いることのできる溶媒として
は、低級アルコール、特に、エタノール及びイソプロパ
ノール、並びにプロピレングリコールを挙げることがで
きる。
【0035】本発明に用いることのできる親水性ゲル化
剤としては、カルボキシビニルポリマー(カーボマ
ー)、アクリルコポリマー、例えばアクリラート/アル
キルアクリラート=コポリマー、ポリアクリルアミド、
多糖類、例えばヒドロキシプロピルセルロース、天然ゴ
ム及び粘土、また、親油性ゲル化剤としては、変性粘
土、例えば、ベントン、脂肪酸の金属塩、例えばステア
リン酸アルミニウム、及び疎水性シリカ、エチルセルロ
ース、及びポリエチレンを挙げることができる。
【0036】該組成物は、他の親水性活性剤、例えば、
タンパク質もしくはタンパク質水解物、アミノ酸、ポリ
オール、尿素、アラントイン、糖類及び糖誘導体、水溶
性ビタミン、植物もしくは微生物の抽出物、及びデンプ
ン等を含むことができる。
【0037】親油性活性剤としては、レチノール(ビタ
ミンA)及びその誘導体、トコフェロール(ビタミン
E)及びその誘導体、必須脂肪酸、セラミド、精油等を
用いることができる。
【0038】本発明によれば、とりわけランタノイド、
マンガン、スズ、亜鉛、イットリウム、コバルト、バリ
ウム及びストロンチウムの塩を、特に皮膚症状の予防及
び/または治療のための別の活性剤と混合することがで
きる。
【0039】これらの活性剤のなかでも、例として以下
の薬剤を挙げることができる。 ・皮膚の色素沈着及び/または増殖及び/または分化調
節剤、例えば、レチノイン酸及びその異性体、レチノー
ル及びそのエステル、ビタミンD及びその誘導体エスト
ロゲン、例えば、エストラジオール、コウジ酸及びヒド
ロキノン; ・抗細菌剤、例えば、リン酸クリンダマイシン、エリス
ロマイシン、もしくはテトラサイクリン類の抗生物質; ・駆虫剤、特にメトロニダゾール、クロタミトン及びピ
レスリノイド;
【0040】・抗菌剤、特に、イミダゾールに属する化
合物、例えば、エコナゾール、ケトコナゾール、もしく
はミコナゾール及びこれらの塩、ポリエン化合物、例え
ばアンホテリシンB、アリルアミンに属する化合物、例
えば、テルビナフィンあるいはまたオクトピロックス; ・抗ウィルス剤、例えば、アシクロビル; ・抗炎症ステロイド剤、例えば、ヒドロコーチゾン、吉
草酸ベタメタゾン、プロピオン酸クロベタゾール、もし
くは非ステロイド系抗炎症剤、例えば、イブプロフェン
及びその塩、ジクロフェナック及びその塩、アセチルサ
リチル酸、アセトアミノフェン、及びグリシルレチン
酸;
【0041】・麻酔剤、例えば、塩酸リドカイン及びそ
の誘導体; ・抗痒疹剤、例えば、テナルジン、トリメプラジン、及
びシプロヘプタジン; ・角質溶解剤、例えば、α-及びβ-ヒドロキシカルボン
酸もしくはβ-ケトカルボン酸、及びこれらの塩、アミ
ド、エステル、及び、特に、ヒドロキシ酸、例えば、グ
リコール酸、乳酸、サリチル酸、及びクエン酸、及び一
般的には、フルーツ酸、及びn-オクタノイル-5-サリ
チル酸;
【0042】・抗フリーラジカル剤、例えば、α-トコ
フェロール及びそのエステル、スーパーオキシド=ジス
ムターゼ、ある種の金属キレート剤、またはアスコルビ
ン酸及びそのエステル; ・抗脂漏剤、例えば、プロゲステロン; ・フケ防止剤、例えば、オクトピロックスもしくはジン
クピリチオン; ・抗ざ瘡剤、例えば、レチノイン酸もしくは過酸化ベン
ゾイル; ・防腐剤; ・抗代謝産物剤。
【0043】従って、特定の実施態様によれば、本発明
は、抗菌剤、駆虫剤、抗真菌剤、抗ウィルス剤、抗炎症
剤、抗掻痒症剤、麻酔剤、角質溶解剤、抗フリーラジカ
ル剤、抗脂漏症剤、フケ防止剤、抗ざ瘡剤及び/または
皮膚の色素沈着及び/または増殖及び/または分化の調
整剤から選択される少なくとも一の薬剤を含む組成物と
して、ランタノイド、マンガン、スズ、亜鉛、イットリ
ウム、コバルト、バリウム及びストロンチウムの塩及び
これらの混合物より選択される少なくとも一の塩を含む
組成物に関する。
【0044】本発明によれば、好ましくは、ランタノイ
ド、マンガン、スズ、亜鉛、イットリウム、コバルト、
バリウムもしくはストロンチウムの少なくとも一の塩
と、皮膚科もしくは製薬の分野において通常用いられ、
刺激性作用を有する物質とを混合することができ、この
物質は、皮膚科用もしくは製薬用の活性剤であってよ
い。ランタノイド、マンガン、スズ、亜鉛、イットリウ
ム、コバルト、バリウムもしくはストロンチウムの少な
くとも一の塩の形態でのサブスタンスP拮抗剤が、刺激
作用をもつ物質を含む皮膚科用もしくは製薬用組成物中
に存在することもしくはその製造に用いられることによ
り、この刺激作用をかなり減ずることができ、さらには
抑止することさえ可能になる。さらにこのことにより、
効果を向上させるために、刺激性をもつ活性剤の量を通
常用いられる量に対して増量することも可能である。
【0045】本発明は、特に、これまで定義した衛生
用、皮膚科用もしくは製薬用組成物を、これらの組成物
を使用するための通常の技術によって適用することによ
り実施される。
【0046】下記の実施例及び組成物は、本発明をいか
なる方法でも限定することなく例示するものである。該
組成物において、割合は重量%で示す。
【0047】
【実施例】 クレンジングクリーム(処方A) 炭酸イットリウム 5.00 セチルアルコール 2.00 グリセリンステアラート 2.00 ステアリン酸 2.00 ポリグリセリル-3 ヒドロキシラウリルエーテル 5.00 鉱物油 Codex 12.00 カーボマー 0.35 水酸化ナトリウム 0.15 香料 適量 メチルパラベン 0.20 無菌脱イオン水 全体を100.00とする量
【0048】 クレンジング乳液(処方B) 硝酸ランタン 0.5 カーボマー 0.40 水酸化ナトリウム 0.10 鉱物油 Codex 5.00 グリセリンステアラート 1.00 セチルアルコール 0.50 PEG100ステアラート 0.80 メチルパラベン 0.20 香料 適量 無菌脱イオン水 全体を100.00とする量
【0049】 手入れ用ローション(処方C) 塩化コバルト 0.5 グリセリン 2.00 メチルパラベン 0.15 香料 適量 無菌脱イオン水 全体を100.00とする量
【0050】 手入れ用クリーム(処方D) 塩化バリウム 1.00 グリセリンステアラート 1.00 PEG100ステアラート 1.00 ステアリン酸 1.00 セチルアルコール 2.00 大豆油 3.00 パーム油 2.00 シクロメチコーン 2.00 ジメチコーン 1.00 ポリアクリルアミド 0.20 グリセリン 3.00 メチルパラベン 0.20 香料 適量 無菌脱イオン水 全体を100.00とする量
【0051】 顔用手入れゲル(処方E) 塩化ストロンチウム 5.00 ヒドロキシプロピルセルロース (Hercules社製“Klucel H”) 1.00 抗酸化剤 0.05 イソプロパノール 40.00 保存料 0.30 水 全体を100%とする量
【0052】 日光紅斑のための手入れクリーム(水中油型エマルション)(処方F) アスパラギン酸亜鉛 0.75 グリセリンステアラート 2.00 ポリソルバート60(ICI社製“Tween60”) 1.00 ステアリン酸 1.40 グリチルリチン酸 2.00 トリエタノールアミン 0.70 カーボマー 0.40 シェアバターの液体部分 12.00 サンフラワー油 10.00 抗酸化剤 0.05 香料 0.5 保存料 0.30 水 全体を100.%とする量
【0053】 はん痕を除去するためのローション(処方G) ストロンチウムのグリセロリン酸塩 1.5 グリコール酸 50.00 ヒドロキシプロピルセルロース(Klucel H) 0.05 NaOH 全体をpH=2.80とする量 エタノール 全体を100%とする量 保存料 0.30
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 9/08 A61K 9/08 M W 9/107 9/107 P 9/127 9/127 T 31/19 31/19 31/195 31/195 31/28 31/28 31/295 31/295 31/315 31/315 31/32 31/32 31/66 31/66 33/14 ADA 33/14 ADA 33/30 33/30 33/32 33/32

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状疱疹、ポゾステル、熱傷、デモディ
    シドーシス、皮膚潰瘍、線維症の皮膚障害に伴う痛みの
    治療及び/または肥大性はん痕化の抑制及び/または酒
    さの治療を目的とし、イットリウム、ランタン、セリウ
    ム、プラセオジム、ネオジム、プロメチウム、サマリウ
    ム、ユウロピウム、ガドリニウム、テルビニウム、ジス
    プロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッ
    テルビウム、ルテチウム、スズ、マンガン、バリウムも
    しくはストロンチウム塩及びこれらの混合物より選択さ
    れる少なくとも一の塩を含むことを特徴とする製薬用も
    しくは皮膚科用組成物。
  2. 【請求項2】 帯状疱疹、ポゾステル、熱傷、デモディ
    シドーシス、皮膚潰瘍、線維症の皮膚障害に伴う痛みの
    治療及び/または酒さの治療を目的とし、コバルト及び
    亜鉛の塩もしくはこれらの混合物より選択される少なく
    とも一の塩を含むことを特徴とする製薬用もしくは皮膚
    科用組成物。
  3. 【請求項3】 塩が、塩化物塩、ホウ酸塩、重炭酸塩、
    炭酸塩、硝酸塩、水酸化物塩、硫酸塩及びグリセロリン
    酸塩、フルーツ酸塩、アミノ酸塩より選択される塩から
    なることを特徴とする請求項1または2に記載の組成
    物。
  4. 【請求項4】 塩が、亜鉛、バリウム、マンガン、イッ
    トリウムもしくはストロンチウムの塩及びこれらの混合
    物より選択されることを特徴とする請求項1から3のい
    ずれか一項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 塩が、ストロンチウム塩であることを特
    徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の組成
    物。
  6. 【請求項6】 塩が、塩化物塩もしくは硝酸塩であるこ
    とを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の
    組成物。
  7. 【請求項7】 塩が、組成物全重量の10-5%から20
    %の量で用いられることを特徴とする請求項1から6の
    いずれか一項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 塩が、組成物全重量の10-2%から15
    %の量で用いられることを特徴とする請求項1から7の
    いずれか一項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 組成物が、塩とは別に少なくとも一の皮
    膚科用もしくは製薬用活性剤を更に含むことを特徴とす
    る請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 組成物が、抗菌剤、駆虫剤、抗真菌
    剤、抗ウィルス剤、抗炎症剤、抗掻痒症剤、麻酔剤、角
    質溶解剤、抗フリーラジカル剤、抗脂漏症剤、フケ防止
    剤、抗ざ瘡剤及び/または皮膚の色素沈着及び/または
    増殖及び/または分化の調整剤から選択される少なくと
    も一の皮膚科用もしくは製薬用活性剤を更に含むことを
    特徴とする請求項9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 組成物が、水性、油性もしくは水-ア
    ルコール溶液、水中油型または油中水型エマルション、
    ミクロエマルション、水性または無水のゲル、漿液、も
    しくは小胞分散液の形態で与えられることを特徴とする
    請求項1から10のいずれか一項に記載の組成物。
JP8284316A 1995-10-26 1996-10-25 ランタノイド、スズ、亜鉛、マンガン、イットリウム、コバルト、バリウムもしくはストロンチウム塩を含む皮膚科用組成物 Pending JPH09169657A (ja)

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