JPH08208506A - 製薬用組成物へのサブスタンスpアンタゴニストの使用 - Google Patents
製薬用組成物へのサブスタンスpアンタゴニストの使用Info
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- JPH08208506A JPH08208506A JP7329298A JP32929895A JPH08208506A JP H08208506 A JPH08208506 A JP H08208506A JP 7329298 A JP7329298 A JP 7329298A JP 32929895 A JP32929895 A JP 32929895A JP H08208506 A JPH08208506 A JP H08208506A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 神経性由来の皮膚障害、特に、激しい痒み、
痒疹性中毒疹、痒疹、苔癬を治療するための組成物の調
製方法を提供する。 【解決手段】 神経性由来の激しい痒み、痒疹性中毒
疹、痒疹、苔癬の治療用の、製薬用または皮膚病用の組
成物を調製するために、少なくとも1つのサブスタンス
Pアンタゴニストを使用する。
痒疹性中毒疹、痒疹、苔癬を治療するための組成物の調
製方法を提供する。 【解決手段】 神経性由来の激しい痒み、痒疹性中毒
疹、痒疹、苔癬の治療用の、製薬用または皮膚病用の組
成物を調製するために、少なくとも1つのサブスタンス
Pアンタゴニストを使用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、神経性由来のある
種の皮膚障害治療用の製薬用組成物を調製するために、
サブスタンスPアンタゴニストを使用することに関す
る。
種の皮膚障害治療用の製薬用組成物を調製するために、
サブスタンスPアンタゴニストを使用することに関す
る。
【0002】さらにこの組成物は、局所的、経口的(投
与)または注射によって、苔癬、特に、扁平苔癬および
色素性苔癬;痒疹、特に、化学線による痒疹、ベスニエ
痒疹またはヘブラ痒疹、またはストロフルス、またはヒ
デ病(Hyde's disease);神経性由来の激しい痒みおよ
び痒疹性中毒疹、特に、血液透析を受けている患者およ
びAIDS患者、および胆汁うっ滞または胆管の痒みを治療
する。痒疹性中毒疹は、特に、医薬品を接種した結果起
こるものであり;これらの障害はじんま疹とはかなり異
なり、接触反応を全く含まない。
与)または注射によって、苔癬、特に、扁平苔癬および
色素性苔癬;痒疹、特に、化学線による痒疹、ベスニエ
痒疹またはヘブラ痒疹、またはストロフルス、またはヒ
デ病(Hyde's disease);神経性由来の激しい痒みおよ
び痒疹性中毒疹、特に、血液透析を受けている患者およ
びAIDS患者、および胆汁うっ滞または胆管の痒みを治療
する。痒疹性中毒疹は、特に、医薬品を接種した結果起
こるものであり;これらの障害はじんま疹とはかなり異
なり、接触反応を全く含まない。
【0003】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】今日
まで、扁平苔癬および色素性苔癬は、局所コルチコイド
類、またはプバ療法により治療されていた。コルチコイ
ド類は、実際、症状を効果的に鎮静するが、残念なが
ら、しばしば、非常に有害な副作用、例えば、萎縮症ま
たは感染、特に、真菌または細菌性感染を引き起こす。
プバ療法とは、光感作物質(ソラレン)を吸収させた
後、UVAを病んでいる皮膚に局所照射するものであ
る。この技術は、しばしば皮膚癌を引き起こす恐れのあ
る、光による加齢を誘発するという、重大な欠点を有す
る。さらに、この治療は、外来ではなく、全治療期間
中、専門のセンターに行くことを患者に強いるために、
患者の就労を非常に限定し、制限する。
まで、扁平苔癬および色素性苔癬は、局所コルチコイド
類、またはプバ療法により治療されていた。コルチコイ
ド類は、実際、症状を効果的に鎮静するが、残念なが
ら、しばしば、非常に有害な副作用、例えば、萎縮症ま
たは感染、特に、真菌または細菌性感染を引き起こす。
プバ療法とは、光感作物質(ソラレン)を吸収させた
後、UVAを病んでいる皮膚に局所照射するものであ
る。この技術は、しばしば皮膚癌を引き起こす恐れのあ
る、光による加齢を誘発するという、重大な欠点を有す
る。さらに、この治療は、外来ではなく、全治療期間
中、専門のセンターに行くことを患者に強いるために、
患者の就労を非常に限定し、制限する。
【0004】また、痒疹も、局所コルチコイド類、プバ
療法またはサリドマイドで治療されているが、局所コル
チコイド類およびプバ療法は、上述したような欠点を有
し、さらにサリドマイドは、主として奇形発生という欠
点を有するため、妊婦に使用することは禁じられてい
る。またさらに、この薬剤の処方は厳密に調製されてお
り(病院の医師により制限されている)、その使用は制
限されている。
療法またはサリドマイドで治療されているが、局所コル
チコイド類およびプバ療法は、上述したような欠点を有
し、さらにサリドマイドは、主として奇形発生という欠
点を有するため、妊婦に使用することは禁じられてい
る。またさらに、この薬剤の処方は厳密に調製されてお
り(病院の医師により制限されている)、その使用は制
限されている。
【0005】痒疹性中毒疹は、現在、居所コルチコイド
類および/または抗ヒスタミン薬類により治療されてい
るが、この治療には上述したものと同様の欠点がある。
類および/または抗ヒスタミン薬類により治療されてい
るが、この治療には上述したものと同様の欠点がある。
【0006】また、激しいかゆみも、居所コルチコイド
類により治療されているが、上述したものと同様の欠点
がある。
類により治療されているが、上述したものと同様の欠点
がある。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
本発明の主題は、上述した障害を治療しながら、ある皮
膚障害を効果的に治療することができる、製薬的または
皮膚化学的に許容可能な媒体への、1つまたは複数のサ
ブスタンスPアンタゴニスト類の使用にある。
本発明の主題は、上述した障害を治療しながら、ある皮
膚障害を効果的に治療することができる、製薬的または
皮膚化学的に許容可能な媒体への、1つまたは複数のサ
ブスタンスPアンタゴニスト類の使用にある。
【0008】サブスタンスPは、神経末端により放出お
よび生成されるポリペプチドであり、タキキニン類の一
種である。サブスタンスPは、特に、痛みの伝達、およ
び中枢神経系の障害、例えば、不安、精神分裂病、呼吸
系および炎症性の障害、胃腸の障害、リウマチ、ある種
の皮膚障害、例えば湿疹、乾癬、じんま疹および接触性
皮膚炎に関連している。
よび生成されるポリペプチドであり、タキキニン類の一
種である。サブスタンスPは、特に、痛みの伝達、およ
び中枢神経系の障害、例えば、不安、精神分裂病、呼吸
系および炎症性の障害、胃腸の障害、リウマチ、ある種
の皮膚障害、例えば湿疹、乾癬、じんま疹および接触性
皮膚炎に関連している。
【0009】上述したような障害を治療するために、サ
ブスタンスPアンタゴニスト類を使用することは公知で
ある。参照として、米国特許第4472305号、米国
特許第4839465号、欧州特許公開第101929
号、欧州特許公開第333174号、欧州特許公開第3
36230号、欧州特許公開第394989号、欧州特
許公開第443132号、欧州特許公開第498069
号、欧州特許公開第515681号、欧州特許公開第5
17589号、国際特許公開第92/22569号、英
国特許公開第2216529号、欧州特許公開第360
390号、欧州特許公開第429366号、欧州特許公
開第430771号、欧州特許公開第499313号、
欧州特許公開第514273号、欧州特許公開第514
274号、欧州特許公開第514275号、欧州特許公
開第514276号、欧州特許公開第520555号、
欧州特許公開第528495号、欧州特許公開第532
456号、欧州特許公開第545478号、欧州特許公
開第558156号、国際特許公開第90/05525
号、国際特許公開第90/05729号、国際特許公開
第91/18878号、国際特許公開第91/1889
9号、国際特許公開第92/12151号、国際特許公
開第92/15585号、国際特許公開第92/174
49号、国際特許公開第92/20676号、国際特許
公開第93/00330号、国際特許公開第93/00
331号、国際特許公開第93/01159号、国際特
許公開第93/01169号、国際特許公開第93/0
1170号、国際特許公開第93/06099号、国際
特許公開第93/09116号、欧州特許公開第522
808号、国際特許公開第93/01165号、国際特
許公開第93/10073号および国際特許公開第94
/08997号公報を挙げることができる。
ブスタンスPアンタゴニスト類を使用することは公知で
ある。参照として、米国特許第4472305号、米国
特許第4839465号、欧州特許公開第101929
号、欧州特許公開第333174号、欧州特許公開第3
36230号、欧州特許公開第394989号、欧州特
許公開第443132号、欧州特許公開第498069
号、欧州特許公開第515681号、欧州特許公開第5
17589号、国際特許公開第92/22569号、英
国特許公開第2216529号、欧州特許公開第360
390号、欧州特許公開第429366号、欧州特許公
開第430771号、欧州特許公開第499313号、
欧州特許公開第514273号、欧州特許公開第514
274号、欧州特許公開第514275号、欧州特許公
開第514276号、欧州特許公開第520555号、
欧州特許公開第528495号、欧州特許公開第532
456号、欧州特許公開第545478号、欧州特許公
開第558156号、国際特許公開第90/05525
号、国際特許公開第90/05729号、国際特許公開
第91/18878号、国際特許公開第91/1889
9号、国際特許公開第92/12151号、国際特許公
開第92/15585号、国際特許公開第92/174
49号、国際特許公開第92/20676号、国際特許
公開第93/00330号、国際特許公開第93/00
331号、国際特許公開第93/01159号、国際特
許公開第93/01169号、国際特許公開第93/0
1170号、国際特許公開第93/06099号、国際
特許公開第93/09116号、欧州特許公開第522
808号、国際特許公開第93/01165号、国際特
許公開第93/10073号および国際特許公開第94
/08997号公報を挙げることができる。
【0010】しかしながら、今日まで、神経性由来の激
しい痒み、痒疹性中毒疹、痒疹、苔癬を治療するため
に、サブスタンスPアンタゴニスト類を使用すること
は、誰も考えなかった。
しい痒み、痒疹性中毒疹、痒疹、苔癬を治療するため
に、サブスタンスPアンタゴニスト類を使用すること
は、誰も考えなかった。
【0011】上述の引用文献のいくつかと同様、日本国
特許第05−339240号および日本国特許第06−
199892号には、サブスタンスPアンタゴニスト類
を含有する組成物類で治療可能な多数の障害、中でも、
皮膚病として公知のいくつかの皮膚障害が記載されてい
る。本発明は、皮膚病による症状(痒み、刺激)の治療
に関するものであり、障害自体を治療するものではな
い。よって、本発明は、ある種の皮膚病、特に、湿疹お
よびアトピー性皮膚炎に付随する不快感を治療するため
にサブスタンスPアンタゴニストを使用することに関
し、これらの皮膚病の他の徴候(小疱、紅斑など)の治
療には使用し得ない。
特許第05−339240号および日本国特許第06−
199892号には、サブスタンスPアンタゴニスト類
を含有する組成物類で治療可能な多数の障害、中でも、
皮膚病として公知のいくつかの皮膚障害が記載されてい
る。本発明は、皮膚病による症状(痒み、刺激)の治療
に関するものであり、障害自体を治療するものではな
い。よって、本発明は、ある種の皮膚病、特に、湿疹お
よびアトピー性皮膚炎に付随する不快感を治療するため
にサブスタンスPアンタゴニストを使用することに関
し、これらの皮膚病の他の徴候(小疱、紅斑など)の治
療には使用し得ない。
【0012】さらに、これらの文献に記載されている皮
膚障害は、アレルギーであり、神経性由来の障害ではな
い。目下のところ、本発明はアレルギーの治療に関する
ものではない。実際、アレルギーは、アレルゲンが存在
する場合に起こる免疫工程であり、ある感作した患者に
のみ影響を及ぼすものであるが、これに対し、神経性由
来の障害は、任意の個人に影響を及ぼし得る。
膚障害は、アレルギーであり、神経性由来の障害ではな
い。目下のところ、本発明はアレルギーの治療に関する
ものではない。実際、アレルギーは、アレルゲンが存在
する場合に起こる免疫工程であり、ある感作した患者に
のみ影響を及ぼすものであるが、これに対し、神経性由
来の障害は、任意の個人に影響を及ぼし得る。
【0013】したがって、上述した公報のいずれにおい
ても、神経性由来の症状を治療するために、サブスタン
スPアンタゴニスト類を使用することは、何ら、記載も
提案すらされていない。
ても、神経性由来の症状を治療するために、サブスタン
スPアンタゴニスト類を使用することは、何ら、記載も
提案すらされていない。
【0014】よって、本発明の主題は、神経性由来の激
しい痒み、痒疹性中毒疹、痒疹、苔癬の治療用の製薬用
または皮膚病用組成物を調製するために、少なくとも1
つのサブスタンスPアンタゴニストを使用することにあ
る。
しい痒み、痒疹性中毒疹、痒疹、苔癬の治療用の製薬用
または皮膚病用組成物を調製するために、少なくとも1
つのサブスタンスPアンタゴニストを使用することにあ
る。
【0015】本発明の組成物は、製薬的または皮膚化学
的に許容可能な媒体、すなわち、組織、粘膜、皮膚、爪
および髪と融和性のある媒体を含有する。よって、1つ
または複数のサブスタンスPアンタゴニスト類を含有す
る組成物は、皮膚、特に、顔、首、髪、主なヒダ、また
はボディの他の皮膚領域、粘膜(頬、頬骨、歯肉、生殖
器、肛門)に、注射、えん下または適用することができ
る。
的に許容可能な媒体、すなわち、組織、粘膜、皮膚、爪
および髪と融和性のある媒体を含有する。よって、1つ
または複数のサブスタンスPアンタゴニスト類を含有す
る組成物は、皮膚、特に、顔、首、髪、主なヒダ、また
はボディの他の皮膚領域、粘膜(頬、頬骨、歯肉、生殖
器、肛門)に、注射、えん下または適用することができ
る。
【0016】サブスタンスPアンタゴニストとして公知
の物質は、次の特徴: −サブスタンスPに拮抗する製薬的活性を有する、すな
わち、次の2つのテストの少なくとも1つに対して、干
渉性の製薬的応答を誘発すべきもの、を満たすものであ
る。なお、前記テストとは、 −拮抗物質は、カプサイシンまたは逆行性の神経刺激作
用により誘発される、血管壁からの血漿の浸出を減少さ
せる、 −拮抗物質は、サブスタンスPの投与により誘発され
る、平滑筋の収縮を抑制する、か否かということであ
る。
の物質は、次の特徴: −サブスタンスPに拮抗する製薬的活性を有する、すな
わち、次の2つのテストの少なくとも1つに対して、干
渉性の製薬的応答を誘発すべきもの、を満たすものであ
る。なお、前記テストとは、 −拮抗物質は、カプサイシンまたは逆行性の神経刺激作
用により誘発される、血管壁からの血漿の浸出を減少さ
せる、 −拮抗物質は、サブスタンスPの投与により誘発され
る、平滑筋の収縮を抑制する、か否かということであ
る。
【0017】サブスタンスPアンタゴニストは、さら
に、タキキニンNK1レセプター類に対する選択的親和
性を有してもよい。
に、タキキニンNK1レセプター類に対する選択的親和
性を有してもよい。
【0018】本発明のサブスタンスPアンタゴニスト
は、所望のレセプターとして機能する、すなわち、サブ
スタンスPの放出および/または合成を阻害することが
でき、また、その結合の防止および/またはその作用の
調製を可能にする。
は、所望のレセプターとして機能する、すなわち、サブ
スタンスPの放出および/または合成を阻害することが
でき、また、その結合の防止および/またはその作用の
調製を可能にする。
【0019】本発明のサブスタンスPアンタゴニスト
は、特に、ペプチド類または非ペプチド誘導体、特に、
窒素、硫黄、または酸素複素環を含有する化合物、また
はベンゼン環に直接または間接的に結合している窒素原
子を含有する化合物とすることができる。
は、特に、ペプチド類または非ペプチド誘導体、特に、
窒素、硫黄、または酸素複素環を含有する化合物、また
はベンゼン環に直接または間接的に結合している窒素原
子を含有する化合物とすることができる。
【0020】例えば、サブスタンスPに拮抗するペプチ
ドとしてセンヂド(sendide)およびスパンチドII(s
pantide II)が、本発明において使用可能である。
ドとしてセンヂド(sendide)およびスパンチドII(s
pantide II)が、本発明において使用可能である。
【0021】センヂドは、次の式: Tyr D-Phe Phe D-His Leu Met NH2 に相当するものであり、上式中、Tyrはチロシンを表
し、D-PheはD−フェニルアラニンを表し、Pheはフェニ
ルアラニンを表し、D-HisはD−ヒスチジンを表し、Leu
はロイシンを表し、Metはメチオニンを表す。
し、D-PheはD−フェニルアラニンを表し、Pheはフェニ
ルアラニンを表し、D-HisはD−ヒスチジンを表し、Leu
はロイシンを表し、Metはメチオニンを表す。
【0022】スパンチドIIは、次の式: D-NicLys Pro 3-Pal Pro D-Cl2Phe Asn D-Trp Phe D-Trp Leu Nle NH2 に相当するものであり、上式中、D-NicLysはD−ロイシ
ン=ニコチナートを表し、Proはプロリンを表し、3-Pal
は3−ピリジルアラニンを表し、D-Cl2PheはD−ジクロ
ロフェニルアラニンを表し、Asnはアスパラギンを表
し、D-TrpはD−トリプトファンを表し、Pheはフェニル
アラニンを表し、Leuはロイシンを表し、Nleはノルロイ
シンを表す。
ン=ニコチナートを表し、Proはプロリンを表し、3-Pal
は3−ピリジルアラニンを表し、D-Cl2PheはD−ジクロ
ロフェニルアラニンを表し、Asnはアスパラギンを表
し、D-TrpはD−トリプトファンを表し、Pheはフェニル
アラニンを表し、Leuはロイシンを表し、Nleはノルロイ
シンを表す。
【0023】また、本発明においてサブスタンスPアン
タゴニストペプチドとして使用可能なものとして、米国
特許第4472305号、米国特許第4839465
号、欧州特許公開第101929号、欧州特許公開第3
33174号、欧州特許公開第336230号、欧州特
許公開第394989号、欧州特許公開第443132
号、欧州特許公開第498069号、欧州特許公開第5
15681号、欧州特許公開第517589号、国際特
許公開第92/22569号、英国特許公開第2216
529号公報に記載されているペプチド類を挙げること
ができる。
タゴニストペプチドとして使用可能なものとして、米国
特許第4472305号、米国特許第4839465
号、欧州特許公開第101929号、欧州特許公開第3
33174号、欧州特許公開第336230号、欧州特
許公開第394989号、欧州特許公開第443132
号、欧州特許公開第498069号、欧州特許公開第5
15681号、欧州特許公開第517589号、国際特
許公開第92/22569号、英国特許公開第2216
529号公報に記載されているペプチド類を挙げること
ができる。
【0024】本発明で使用可能な非ペプチドのサブスタ
ンスPアンタゴニスト類は、特に、ベンゼン環に直接ま
たは間接的に結合しているか、または複素環に含有され
るヘテロ原子を含有する化合物類である。特に、このヘ
テロ原子は、酸素、窒素または硫黄原子である。
ンスPアンタゴニスト類は、特に、ベンゼン環に直接ま
たは間接的に結合しているか、または複素環に含有され
るヘテロ原子を含有する化合物類である。特に、このヘ
テロ原子は、酸素、窒素または硫黄原子である。
【0025】窒素原子を含有する複素環化合物として
は、次の公報:欧州特許公開第360390号、欧州特
許公開第429366号、欧州特許公開第430771
号、欧州特許公開第499313号、欧州特許公開第5
14273号、欧州特許公開第514274号、欧州特
許公開第514275号、欧州特許公開第514276
号、欧州特許公開第520555号、欧州特許公開第5
28495号、欧州特許公開第532456号、欧州特
許公開第545478号、欧州特許公開第558156
号、国際特許公開第90/05525号、国際特許公開
第90/05729号、国際特許公開第91/1887
8号、国際特許公開第91/18899号、国際特許公
開第92/12151号、国際特許公開第92/155
85号、国際特許公開第92/17449号、国際特許
公開第92/20676号、国際特許公開第93/00
330号、国際特許公開第93/00331号、国際特
許公開第93/01159号、国際特許公開第93/0
1169号、国際特許公開第93/01170号、国際
特許公開第93/06099号、国際特許公開第93/
09116号および国際特許公開第94/08997号
に記載されているものを使用することができる。
は、次の公報:欧州特許公開第360390号、欧州特
許公開第429366号、欧州特許公開第430771
号、欧州特許公開第499313号、欧州特許公開第5
14273号、欧州特許公開第514274号、欧州特
許公開第514275号、欧州特許公開第514276
号、欧州特許公開第520555号、欧州特許公開第5
28495号、欧州特許公開第532456号、欧州特
許公開第545478号、欧州特許公開第558156
号、国際特許公開第90/05525号、国際特許公開
第90/05729号、国際特許公開第91/1887
8号、国際特許公開第91/18899号、国際特許公
開第92/12151号、国際特許公開第92/155
85号、国際特許公開第92/17449号、国際特許
公開第92/20676号、国際特許公開第93/00
330号、国際特許公開第93/00331号、国際特
許公開第93/01159号、国際特許公開第93/0
1169号、国際特許公開第93/01170号、国際
特許公開第93/06099号、国際特許公開第93/
09116号および国際特許公開第94/08997号
に記載されているものを使用することができる。
【0026】特に、少なくとも1つの窒素複素環を含有
する化合物としては、2−トリシクリイル(tricycly
l)−2−アミノエタン誘導体、スピロラクタム(spiro
lactam)誘導体、キヌクリジン誘導体、アザサイクリッ
ク(azacyclic)誘導体、アミノピロリジン誘導体、ピ
ペリジン誘導体、アミノアザ複素環(aminoazaheterocy
cle)、イソインドール誘導体が挙げられる。
する化合物としては、2−トリシクリイル(tricycly
l)−2−アミノエタン誘導体、スピロラクタム(spiro
lactam)誘導体、キヌクリジン誘導体、アザサイクリッ
ク(azacyclic)誘導体、アミノピロリジン誘導体、ピ
ペリジン誘導体、アミノアザ複素環(aminoazaheterocy
cle)、イソインドール誘導体が挙げられる。
【0027】本発明で使用可能な酸素または硫黄原子を
含有する化合物類としては、特に、複素環式の酸素また
は硫黄化合物類、例えば、フラン誘導体類、ベンゾフラ
ン誘導体類、チオフェン誘導体類、ベンゾチオフェン誘
導体類、任意に窒素を含有する置換基、例えば、米国特
許第4931459号、米国特許第4910317号お
よび欧州特許公開第299457号公報に記載されてい
る複素環式化合物類、特に、アルコキシおよび/または
アリールオキシテトラゾールイルベンゾフランカルボキ
シアミド類、またはアルコキシおよび/またはアリール
オキシテトラゾールイルベンゾチオフェンカルボキシア
ミド類を挙げることができる。
含有する化合物類としては、特に、複素環式の酸素また
は硫黄化合物類、例えば、フラン誘導体類、ベンゾフラ
ン誘導体類、チオフェン誘導体類、ベンゾチオフェン誘
導体類、任意に窒素を含有する置換基、例えば、米国特
許第4931459号、米国特許第4910317号お
よび欧州特許公開第299457号公報に記載されてい
る複素環式化合物類、特に、アルコキシおよび/または
アリールオキシテトラゾールイルベンゾフランカルボキ
シアミド類、またはアルコキシおよび/またはアリール
オキシテトラゾールイルベンゾチオフェンカルボキシア
ミド類を挙げることができる。
【0028】ベンゼン環に直接または間接的に結合して
いる窒素原子を含有する化合物類としては、次の公報:
欧州特許公開第522808号、国際特許公開第93/
10073号および国際特許公開第93/01165号
に記載されてるものを挙げることができる。特に、エチ
レンジアミン誘導体類、例えば、N,N’−ビス−[ビ
ス(3,5−ジメチルベンジル)]エチレンジアミン、
またはN,N’−ビス−[ビス(3,5−ジメトキシベ
ンジル)]エチレンジアミンが挙げられる。これらの化
合物類は、本出願人により出願されている国際特許公開
第93/11338号公報において、反応の中間生成物
として記載されている。
いる窒素原子を含有する化合物類としては、次の公報:
欧州特許公開第522808号、国際特許公開第93/
10073号および国際特許公開第93/01165号
に記載されてるものを挙げることができる。特に、エチ
レンジアミン誘導体類、例えば、N,N’−ビス−[ビ
ス(3,5−ジメチルベンジル)]エチレンジアミン、
またはN,N’−ビス−[ビス(3,5−ジメトキシベ
ンジル)]エチレンジアミンが挙げられる。これらの化
合物類は、本出願人により出願されている国際特許公開
第93/11338号公報において、反応の中間生成物
として記載されている。
【0029】サブスタンスPアンタゴニスト類は合成さ
れたものであってもよいし、天然物質(植物または動
物)から抽出されたものであってもよい。
れたものであってもよいし、天然物質(植物または動
物)から抽出されたものであってもよい。
【0030】本発明の組成物類において、サブスタンス
Pアンタゴニストは、好ましくは、組成物の全重量に対
して0.000001〜5重量%の範囲内の量で、特
に、組成物の全重量に対して0.0001〜0.1重量
%の範囲内の量で使用される。
Pアンタゴニストは、好ましくは、組成物の全重量に対
して0.000001〜5重量%の範囲内の量で、特
に、組成物の全重量に対して0.0001〜0.1重量
%の範囲内の量で使用される。
【0031】本発明の組成物類は、組成物が、皮膚また
は粘膜に適用、注射、えん下されるかどうかにより、通
常使用される製薬用投薬の形態で、全て、提供すること
ができる。
は粘膜に適用、注射、えん下されるかどうかにより、通
常使用される製薬用投薬の形態で、全て、提供すること
ができる。
【0032】局所適用用の組成物は、特に、水性または
油性溶液類、ローションまたは血清型の分散液類、水相
に油相を分散させる(O/W)、または逆(W/O)に
よって得られるミルク型の液体または半液体状の濃度の
エマルション類、クリームまたはゲル型の希薄な濃度
の、または無水のエマルション類または懸濁液類、マイ
クロエマルション類、またはマイクロカプセル類、微小
粒子類、またはイオン性および/または非イオン性の小
胞分散液類の形態で提供できる。これらの組成物類は、
標準的な方法により調整される。
油性溶液類、ローションまたは血清型の分散液類、水相
に油相を分散させる(O/W)、または逆(W/O)に
よって得られるミルク型の液体または半液体状の濃度の
エマルション類、クリームまたはゲル型の希薄な濃度
の、または無水のエマルション類または懸濁液類、マイ
クロエマルション類、またはマイクロカプセル類、微小
粒子類、またはイオン性および/または非イオン性の小
胞分散液類の形態で提供できる。これらの組成物類は、
標準的な方法により調整される。
【0033】また、組成物類は、水性、アルコールまた
は水−アルコール溶液類の形態、クリーム類、ゲル類、
エマルション類またはフォーム類の形態、または加圧下
にて噴射剤を含有するエアゾール組成物類の形態で、頭
皮に使用することもできる。
は水−アルコール溶液類の形態、クリーム類、ゲル類、
エマルション類またはフォーム類の形態、または加圧下
にて噴射剤を含有するエアゾール組成物類の形態で、頭
皮に使用することもできる。
【0034】注射用の組成物類は、水性または油性のロ
ーションの形態、または血清の形態で提供することがで
きる。
ーションの形態、または血清の形態で提供することがで
きる。
【0035】えん下用の組成物類は、カプセル類、シロ
ップ類、顆粒類または錠剤類の形態で提供することがで
きる。
ップ類、顆粒類または錠剤類の形態で提供することがで
きる。
【0036】本発明の組成物類の異なる成分の量は、考
慮される分野において従来より使用されている量であ
る。
慮される分野において従来より使用されている量であ
る。
【0037】これらの組成物類は、特に、顔、手、脚、
主な解剖学上のひだ、またはボディ用の、洗浄、保護、
トリートメントまたは皮膚の手入れ用のクリーム類、保
護または皮膚の手入れ用のボディミルク類、またはロー
ション類、皮膚または粘膜の手入れまたはトリートメン
ト用のフォーム類またはゲル類、例えば、洗浄用または
殺菌用ローション類、入浴用組成物類、および殺菌剤を
含有する組成物類を構成する。
主な解剖学上のひだ、またはボディ用の、洗浄、保護、
トリートメントまたは皮膚の手入れ用のクリーム類、保
護または皮膚の手入れ用のボディミルク類、またはロー
ション類、皮膚または粘膜の手入れまたはトリートメン
ト用のフォーム類またはゲル類、例えば、洗浄用または
殺菌用ローション類、入浴用組成物類、および殺菌剤を
含有する組成物類を構成する。
【0038】また、本発明の組成物類は、洗浄用石鹸類
またはバー類を構成する固体の調製物類とすることもで
きる。
またはバー類を構成する固体の調製物類とすることもで
きる。
【0039】さらに、組成物類は、加圧下にて噴射剤を
含有するエアゾール組成物類の形態でパッケージされた
ものであってもよい。
含有するエアゾール組成物類の形態でパッケージされた
ものであってもよい。
【0040】本発明の組成物がエマルションである場
合、油相の割合は、組成物の全重量に対して5〜80重
量%、好ましくは5〜50重量%とすることができる。
エマルションの形態の組成物に使用される油類、ロウ
類、乳化剤類および共乳化剤(coemulsifier)類は、従
来より、化粧品の分野で使用されているもののなかから
選択される。乳化剤と共乳化剤は、組成物の全重量に対
して0.3〜30重量%、好ましくは0.5〜20重量
%の範囲内の割合で組成物中に存在する。エマルション
は、さらに、脂質小胞体を含有してもよい。
合、油相の割合は、組成物の全重量に対して5〜80重
量%、好ましくは5〜50重量%とすることができる。
エマルションの形態の組成物に使用される油類、ロウ
類、乳化剤類および共乳化剤(coemulsifier)類は、従
来より、化粧品の分野で使用されているもののなかから
選択される。乳化剤と共乳化剤は、組成物の全重量に対
して0.3〜30重量%、好ましくは0.5〜20重量
%の範囲内の割合で組成物中に存在する。エマルション
は、さらに、脂質小胞体を含有してもよい。
【0041】組成物が、油性ゲルまたは溶液の場合、油
の量は組成物の全重量に対して90重量%より大きくす
ることができる。
の量は組成物の全重量に対して90重量%より大きくす
ることができる。
【0042】また、公知の物質において、本発明の製薬
用または皮膚病用組成物は、考慮される分野で通常使用
されるアジュバント類、例えば、親水性または親油性の
ゲル化剤類、防腐剤類、酸化防止剤類、溶媒類、香料
類、フィラー類、サンスクリーン剤類、臭気吸収剤類お
よび着色物質を含有してもよい。これら種々のアジュバ
ント類の量は、従来より考慮される分野で使用されてい
る量、例えば、組成物の全重量に対して0.01〜10
重量%である。これらのアジュバント類は、その性質に
より、油相、水相および/または脂質小球体に取り込む
ことができる。
用または皮膚病用組成物は、考慮される分野で通常使用
されるアジュバント類、例えば、親水性または親油性の
ゲル化剤類、防腐剤類、酸化防止剤類、溶媒類、香料
類、フィラー類、サンスクリーン剤類、臭気吸収剤類お
よび着色物質を含有してもよい。これら種々のアジュバ
ント類の量は、従来より考慮される分野で使用されてい
る量、例えば、組成物の全重量に対して0.01〜10
重量%である。これらのアジュバント類は、その性質に
より、油相、水相および/または脂質小球体に取り込む
ことができる。
【0043】本発明で使用可能な油類としては、鉱物性
油類(流動パラフィン)、植物性油類(シアバターの液
状留分、ヒマワリ油)、動物性油類(ペルヒドロスクワ
レン)、合成油類[プルセリン(Purcellin)油]、シ
リコーン油類(シクロメチコーン)およびフッ化油類
(ペルフルオロポリエーテル類)を挙げることができ
る。脂肪アルコール類および脂肪酸類(ステアリン酸)
をこれらの油類に添加してもよい。また、ロウ類、例え
ばミツロウおよびカルナウバロウまたはパラフィンを使
用してもよい。
油類(流動パラフィン)、植物性油類(シアバターの液
状留分、ヒマワリ油)、動物性油類(ペルヒドロスクワ
レン)、合成油類[プルセリン(Purcellin)油]、シ
リコーン油類(シクロメチコーン)およびフッ化油類
(ペルフルオロポリエーテル類)を挙げることができ
る。脂肪アルコール類および脂肪酸類(ステアリン酸)
をこれらの油類に添加してもよい。また、ロウ類、例え
ばミツロウおよびカルナウバロウまたはパラフィンを使
用してもよい。
【0044】本発明で使用可能な乳化剤類としては、例
えば、ステアリン酸グリセリル、ポリソルベイト60、
およびガッテフォセ(Gattefosse)社からテフォース
(Tefose)63(登録商標)の名称で販売されているP
EG−6/PEG−32/ステアリン酸グリコールの混
合物を挙げることができる。
えば、ステアリン酸グリセリル、ポリソルベイト60、
およびガッテフォセ(Gattefosse)社からテフォース
(Tefose)63(登録商標)の名称で販売されているP
EG−6/PEG−32/ステアリン酸グリコールの混
合物を挙げることができる。
【0045】本発明で使用可能な溶媒類としては、低級
アルコール類、特に、エタノールおよびイソプロパノー
ル、およびプロピレングリコールを挙げることができ
る。
アルコール類、特に、エタノールおよびイソプロパノー
ル、およびプロピレングリコールを挙げることができ
る。
【0046】親水性のゲル化剤類としては、カルボキシ
ビニルポリマー類[カーボマー(carbomer)]、アクリ
ルコポリマー類、例えば、アクリラート/アルキルアク
リラート類のコポリマー類、ポリアクリルアミド類、多
糖類、例えば、ヒドロキシプロピルセルロース、クレー
類および天然ゴム類を挙げることができ、また、親油性
のゲル化剤類としては、変性クレー類、例えば、ベント
ーン類、脂肪酸類の金属塩類、例えば、ステアリン酸ア
ルミニウム、疎水性シリカを挙げることができる。
ビニルポリマー類[カーボマー(carbomer)]、アクリ
ルコポリマー類、例えば、アクリラート/アルキルアク
リラート類のコポリマー類、ポリアクリルアミド類、多
糖類、例えば、ヒドロキシプロピルセルロース、クレー
類および天然ゴム類を挙げることができ、また、親油性
のゲル化剤類としては、変性クレー類、例えば、ベント
ーン類、脂肪酸類の金属塩類、例えば、ステアリン酸ア
ルミニウム、疎水性シリカを挙げることができる。
【0047】さらに、親水性の活性剤類、例えば、タン
パク質類またはタンパク質の加水分解物類、アミノ酸
類、多価アルコール類、尿素、糖類および糖類誘導体
類、ビタミン類、デンプン、植物[アロエ ベラ(Aloe
vera)]抽出物、およびヒドロキシ酸類(クエン酸、
乳酸、グリコール酸、酒石酸)を添加することができ
る。
パク質類またはタンパク質の加水分解物類、アミノ酸
類、多価アルコール類、尿素、糖類および糖類誘導体
類、ビタミン類、デンプン、植物[アロエ ベラ(Aloe
vera)]抽出物、およびヒドロキシ酸類(クエン酸、
乳酸、グリコール酸、酒石酸)を添加することができ
る。
【0048】またさらに、親油性の活性剤類、例えば、
レチノール(ビタミンA)およびその誘導体類、レチノ
イド類、例えば、13−シス−、またはall−トランス
−レチン酸、トコフェロール(ビタミンE)およびその
誘導体類、必須脂肪酸類、セラミド類、精油類およびサ
リチル酸およびその誘導体類(5−n−オクタノイルサ
リチル酸)を添加することができる。サリチル酸、乳
酸、酢酸などの酸は、特に、防腐剤として作用する。
レチノール(ビタミンA)およびその誘導体類、レチノ
イド類、例えば、13−シス−、またはall−トランス
−レチン酸、トコフェロール(ビタミンE)およびその
誘導体類、必須脂肪酸類、セラミド類、精油類およびサ
リチル酸およびその誘導体類(5−n−オクタノイルサ
リチル酸)を添加することができる。サリチル酸、乳
酸、酢酸などの酸は、特に、防腐剤として作用する。
【0049】
【実施例】次に、本発明の実施例を例証する。なお、こ
れらの実施例においては、割合を重量%で示す。
れらの実施例においては、割合を重量%で示す。
【0050】 組成物1:顔または粘膜用の殺菌用ローション N,N’−ビス−[ビス(3,5−ジメト 5.00% キシベンジル)]エチレンジアミン 酸化防止剤 0.05% イソプロパノール 40.00% 防腐剤 0.30% 水 全体を100%にする量
【0051】この組成物は、扁平苔癬または色素性苔
癬、および痒疹性中毒疹のいずれの治療用にも使用する
ことができる。
癬、および痒疹性中毒疹のいずれの治療用にも使用する
ことができる。
【0052】 組成物2:扁平苔癬を治療するための顔またはボディ用ゲル N,N’−ビス−[ビス(3,5−ジメト 0.05% キシベンジル)]エチレンジアミン ヒドロキシプロピルセルロース 1.00% [ヘルクレス(Hercules)社から販売され ているクルーセル エイチ(Klucel H)] サリチル酸 1.00% 酸化防止剤 0.05% イソプロパノール 40.00% 防腐剤 0.30% 水 全体を100%にする量
【0053】 組成物3:激しいかゆみを治療するためのクリーム(水中油型エマルション) N,N’−ビス−[ビス(3,5−ジメト 0.2% キシベンジル)]エチレンジアミン ステアリン酸グリセリル 2.00% 乳酸/酢酸 1.00% ポリソルベイト60 1.00% [アイシーアイ(ICI)社から販売されて いるトゥイーン(Tween)60] ステアリン酸 1.40% トリエタノールアミン 0.70% カーボマー 0.40% シリコーン油 12.00% ペルヒドロスクワレン 12.00% 酸化防止剤 0.05% 香料 0.5% 防腐剤 0.30% 水 全体を100%にする量
【0054】 組成物4:苔癬を治療するためのゲル センヂド 5.00% ヒドロキシプロピルセルロース 1.00% (クルーセル エイチ) 酸化防止剤 0.05% イソプロパノール 40.00% 防腐剤 0.30% 水 全体を100%にする量
【0055】 組成物5:肛門痒み用のクリーム(水中油型エマルション) スパンチドII 5.00% セチルジメチコーン=コポリオール 2.50% NaCl 0.60% NaOH 全体をpH5にする量 シクロメチコーン 18.00% 3molのプロピレングリコールを含有す 6.00% るポリプロピレンクリコール=ミリスチル エステル クリセロール 3.00% 防腐剤 0.20% 水 全体を100%にする量
【0056】組成物6:激しい痒みを治療するためのク
リーム(水中油型エマルション) この組成物は、1%の乳酸/酢酸の代わりに、0.05
%のリドカインを使用する他は、組成物3と同様のもの
である。
リーム(水中油型エマルション) この組成物は、1%の乳酸/酢酸の代わりに、0.05
%のリドカインを使用する他は、組成物3と同様のもの
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/48
Claims (10)
- 【請求項1】 神経性由来の激しい痒み、痒疹性中毒
疹、痒疹、苔癬の治療用の製薬用または皮膚病用の組成
物を調製するための、少なくとも1つのサブスタンスP
アンタゴニストの使用。 - 【請求項2】 サブスタンスPアンタゴニストが、ペプ
チド類、および少なくとも1つの複素環を含有する化合
物類、および少なくとも1つのベンゼン環を含有する窒
素化合物類から選択されることを特徴とする請求項1に
記載の使用。 - 【請求項3】 ペプチドが、センヂドまたはスパンチド
IIであることを特徴とする請求項1または2に記載の
使用。 - 【請求項4】 少なくとも1つの複素環を含有する化合
物が、2−トリシクリイル−2−アミノエタン誘導体
類、スピロラクタム誘導体類、キヌクリジン誘導体類、
アザサイクリック誘導体類、アミノピロリジン誘導体
類、ピペリジン誘導体類、アミノアザ複素環類、イソイ
ンドール誘導体類から選択される複素環式の窒素化合物
であることを特徴とする請求項1または2に記載の使
用。 - 【請求項5】 少なくとも1つの複素環を含有する化合
物が、テトラゾールイルベンゾフランカルボキシアミド
類またはテトラゾールイルベンゾチオフェンカルボキシ
アミド類等の、フラン誘導体類、ベンゾフラン誘導体
類、チオフェン誘導体類およびベンゾチオフェン誘導体
類から選択される複素環式の酸素または硫黄化合物であ
ることを特徴とする請求項1または2に記載の使用。 - 【請求項6】 少なくとも1つのベンゼン環を含有する
窒素化合物が、エチレンジアミン誘導体であることを特
徴とする請求項1または2に記載の使用。 - 【請求項7】 サブスタンスPアンタゴニストが、組成
物の全重量に対して0.000001〜5重量%の範囲
内の量で使用されることを特徴とする請求項1ないし6
のいずれか1項に記載の使用。 - 【請求項8】 サブスタンスPアンタゴニストが、組成
物の全重量に対して0.0001〜0.1重量%の範囲
内の量で使用されることを特徴とする請求項1ないし7
のいずれか1項に記載の使用。 - 【請求項9】 組成物が、水性、油性または水−アルコ
ール溶液、油中水型エマルション、水中油型エマルショ
ン、マイクロエマルション、水性ゲル、無水ゲル、血
清、小胞分散液類、マイクロカプセル類または微小粒子
類であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか
1項に記載の使用。 - 【請求項10】 組成物が、タンパク質類、タンパク質
の加水分解物類、アミノ酸類、多価アルコール類、尿
素、糖類、糖類誘導体類、ビタミン類、デンプン、植物
抽出物類、ヒドロキシ酸類、レチノイド類、必須脂肪酸
類、セラミド類、精油類およびサリチル酸およびその誘
導体類から選択される、少なくとも1つの活性剤を、さ
らに含有してなることを特徴とする請求項1ないし9の
いずれか1項に記載の使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9415251 | 1994-12-19 | ||
FR9415251A FR2728265A1 (fr) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | Utilisation d'un antagoniste de substance p dans une composition pharmaceutique |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08208506A true JPH08208506A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=9469929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7329298A Pending JPH08208506A (ja) | 1994-12-19 | 1995-12-18 | 製薬用組成物へのサブスタンスpアンタゴニストの使用 |
Country Status (14)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5679360A (ja) |
EP (1) | EP0717997B1 (ja) |
JP (1) | JPH08208506A (ja) |
AR (1) | AR000509A1 (ja) |
AT (1) | ATE204177T1 (ja) |
BR (1) | BR9505382A (ja) |
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