JPH09169363A - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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Publication number
JPH09169363A
JPH09169363A JP7330275A JP33027595A JPH09169363A JP H09169363 A JPH09169363 A JP H09169363A JP 7330275 A JP7330275 A JP 7330275A JP 33027595 A JP33027595 A JP 33027595A JP H09169363 A JPH09169363 A JP H09169363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabinet
compressor
shutter
air conditioner
breakage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7330275A
Other languages
English (en)
Inventor
Akifumi Tanaka
昌文 田中
Toshihiro Oda
敏博 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP7330275A priority Critical patent/JPH09169363A/ja
Publication of JPH09169363A publication Critical patent/JPH09169363A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の空気調和機の輸送時には、コンプレッ
サーの破損を防止する固定材の挿入が面倒であった。 【解決手段】 キャビネット1側面に鎧戸2を有し、キ
ャビネット1内の鎧戸2近傍にコンプレッサー3を備え
る空気調和機において、該空気調和機の梱包状態で、キ
ャビネット1と、キャビネット1を保持するカートン1
8との間の空間に、鎧戸2からキャビネット1内部に挿
入してコンプレッサー3に当接してコンプレッサー3の
鎧戸2への接触を防止する破損防止材8を備える。な
お、破損防止材8は段ボール等の屈曲が容易な部材を折
り曲げて形成すると共に、挿入端部15,15を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンプレッサーを
備えた機器、特に、空気調和機において、輸送・荷役時
のコンプレッサーによる破損を防止する包装装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の輸送時に用いるコン
プレッサーの固定材を以下に説明する。図6には従来の
空気調和機の一例であるウインドエアコンの外観図を示
しており、該ウインドエアコンは、キャビネット1は側
面に鎧戸2を備えている。図7は、キャビネット1の側
面の拡大図であり、鎧戸2はキャビネット1の側面に切
れ目を入れ内側に折り返したものである。
【0003】図8はキャビネット1の内部構造を示して
おり、ベースパン4上に、各種の部品が配設されてい
る。そして、コンプレッサー3は図8の右側面寄りに載
置されており、キャビネット1を取り付けた状態で前記
鎧戸2の隣に位置する。
【0004】図9はキャビネット1内部のコンプレッサ
ー3近傍の概略図であり、図9(a)において、ベース
パン4上に防振用のゴムクッション材5を介してコンプ
ベース6が配設されている。コンプベース6の上にはコ
ンプレッサー3が配設されており、ボルトとナットによ
ってコンプベース6に固定されている。一方、コンプレ
ッサー3の右側にはキャビネット側面1aが位置し、キ
ャビネット側面1aには、多数の鎧戸2・・・が一体に
形成されている。
【0005】そして、コンプベース6を支持しているゴ
ムクッション5は非常に柔らかいため、図9(b)に示
すように、キャビネット1に振動が加わったり、落下し
たりするとコンプレッサー3は大きく傾き、鎧戸2に衝
突して鎧戸2を大きく変形する。
【0006】そこで、上記のようなコンプレッサー3と
鎧戸2との衝突を防止するため、図10に示す固定材
A、固定材B、固定材C等をベースパン4とコンプベー
ス6との間の空間に挿入して、コンプレッサーを支持し
た状態で、梱包して輸送していた。なお、固定材A,
B,Cの材質には、木片等が使われていた。
【0007】上記した固定材A,B,Cをベースパン4
とコンプベース6との間の空間に挿入する方法を図11
を参照して以下に説明する。図11(a)に示すよう
に、ベースパン4とコンプベース6との間の空間に斜め
上方から固定材A(挿入される位置によって、固定材は
適宜選択される)の一端を挿入する。
【0008】そして、図11(b)に示す如く、コンプ
レッサー3の上端を矢印X方向に傾かせて、ベースパン
4とコンプベース6との間の空間に固定材Aを挿入して
いた。さらに、図11(c)に示すように、挿入した固
定材Aが輸送・荷役によって位置ずれや、外れが発生す
ることを防止するために、テープ7で固定材Aとベース
パン4とを張り付けて固定材Aを固定していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機の輸
送時におけるコンプレッサーの固定方法は、上記のよう
なものであるため、形状が異なる各製品(モデル)ごと
にコンプレッサーのコンプベースとベーススパンとの間
の寸法が変わるために、上記各製品(モデル)ごとに専
用の固定材が必要となり、しかも、該専用の固定材の形
状には、それぞれよく似たものがあり、ある製品(モデ
ル)専用の固定材を別製品のコンプレッサーの固定に用
いるといった間違いが生じており、固定材の管理面が支
障が生じていた。
【0010】また、固定材のコンプレッサーへの挿入時
には、コンプレッサーを傾ける必要があり、梱包作業が
面倒になっていた。
【0011】さらに、生産台数が増加した場合に、梱包
工程において、固定材を固定用のテープの張付けが乱雑
になり、テープによる固定材の張付けが不完全となっ
て、輸送・荷役時の振動・落下によって、固定材がコン
プベースとベーススパンの間から脱落してしまい、鎧戸
が破損変形するといった欠点があった。
【0012】本発明は、キャビネットが転倒してコンプ
レッサーに力が加わっても、これを吸収し、キャビネッ
トの鎧戸への衝突を防止できる包装装置を提供すること
を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の包装装置は、上
記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、キャ
ビネット側面に鎧戸を有し、該キャビネット内の該鎧戸
近傍にコンプレッサーを備える機器において、上記機器
の梱包状態で、上記キャビネットと、該キャビネットを
保持するカートンとの間の空間に、該鎧戸から上記キャ
ビネット内部に挿入して上記コンプレッサーに当接して
該コンプレッサーの該鎧戸への接触を防止する破損防止
材を備えるものである。
【0014】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明に加えて、上記破損防止材は段ボール等の屈曲
が容易な部材を折り曲げて形成するものである。
【0015】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
記載の発明に加えて、上記破損防止材は、上記鎧戸内に
挿入する複数の挿入端部を備えるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の包装装置の実施形態を、
図1乃至図5を参照して以下に説明する。本発明の包装
装置に用いる破損防止材8の展開図を図1に示す。破損
防止材8は段ボールシートから形成しており、破損防止
材8は、折曲線9、折曲線10によって、図1の上から
上側板A,下側板B,中側板Cに分けられており、上側
板Aの上端辺には、切込14を縦に2平行に形成して、
前記2本の切込14,14により舌辺D,Eを形成して
おり、舌辺Dと舌辺Eとの間には折曲線11を、舌辺E
の接続端に折曲線12を形成している。なお、舌辺E
は、折り返しを容易にするために、折曲線12の末端に
切込17,17を形成している。
【0017】他方、破損防止材8の下側板Bには、T字
状の舌辺部Fを、切込14・と、折曲線13によって形
成している。また、舌辺Eと同様に、舌辺部Fには、折
り返しを容易にするために、折曲線13の末端に切込1
7,17を形成している。
【0018】上記破損防止材の組み立てを図2を参照し
て以下に説明する。図2(a)において、上外板Aを
折曲線1に沿って内側に折り曲げ、さらに、舌辺Dを折
曲線11に、舌辺Eを折曲線12に沿ってそれぞれ内側
に折り曲げる。そして、図2(b)において、下外板
Bを折曲線10に沿って内側に折り曲げると共に、舌
辺Fを折曲線13を基に内側に折り曲げ、舌辺Fの端部
16を上外板Aの反対面に掛止する。図2(c)には、
上記した破損防止材8の組み立てた状態を示しており、
上外板A,下外板Bの末端部分が挿入端部15,15と
なり、挿入端部15,15は破損防止材8の鎧戸2内に
挿入される。
【0019】なお、破損防止材8は中側板C,舌辺D,
E,Fによりロ字状の断面の補強部を形成しているため
に、力が加わっても、折曲線9、10の近傍が潰れるこ
とない。
【0020】図3に示すように、上記のように組み立て
た破損防止材8を、キャビネット1の鎧戸2に外側面か
ら挿入されて、図4に示す状態でコンプレッサー3を保
持する。さらに、この状態で、キャビネット1は、輸送
用のカートンに発泡スチロールからなる発泡パッド側面
に当てて梱包される。
【0021】図6は梱包した空気調和機の断面図を示し
ており、キャビネット1は発泡パッド19を介してカー
トン18内に収納されている。図6に示すように、輸送
・荷役時において、カートン18が横方向に転倒した場
合に、キャビネット1内に載置されているコンプレッサ
ー3に下方向から衝撃力が加わり、コンプレッサー3を
保持する防振ゴム5は柔らかいため、コンプレッサー3
の自由端が傾き、キャビネット1の鎧戸2に衝突しよう
とするが、ここに本発明の破損防止材8を挿入している
ため、コンプレッサー3が衝突する前に、破損防止材8
の上外板Aと下外板Bとの挿入端部15,15に早く衝
突すると同時に破損防止材8をカートン18の内面にて
脱落しないように支持しているために、コンプレッサー
3は、キャビネット1の鎧戸2に接触せず、コンプレッ
サー3に加わった衝撃力は、破損防止材8の挿入端部1
5,15が図中に破線で示したようにく字状に曲がるこ
とにより、挿入端部15,15によって吸収される。
【0022】また、破損防止材8は、舌辺D,舌辺E,
舌辺Fと中側板Cによって形成されたロ字状の断面の補
強部によって潰れることなく、キャビネット1の鎧戸2
を保護する。また、破損防止材8は、キャビネット1の
外部から挿入するだけなので、簡単に取り外すことがで
きる。
【0023】
【発明の効果】本発明の包装装置は上記構成であるか
ら、請求項1記載の発明は、キャビネット側面に鎧戸を
有し、該キャビネット内の該鎧戸近傍にコンプレッサー
を備える機器において、上記機器の梱包状態で、上記キ
ャビネットと、該キャビネットを保持するカートンとの
間の空間に、該鎧戸から上記キャビネット内部に挿入し
て上記コンプレッサーに当接して該コンプレッサーの該
鎧戸への接触を防止する破損防止材を備えるため、各製
品ごとにキャビネット内のコンプレッサーの配設状態が
異なっても影響されず、一種類の破損防止材で種々の製
品に使用できるため、各モデルに対応した多種の破損防
止材を用意する必要がなくなり、破損防止材の管理が容
易になる。また、梱包を解く場合に、破損防止材の取り
外しが容易である。
【0024】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明に加えて、上記破損防止材は段ボール等の屈曲
が容易な部材を折り曲げて形成することにより、破損防
止材の組み立てが簡単であるため、生産効率が向上し、
高価な材料を用いないためコストダウンがはかれる。
【0025】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
記載の発明に加えて、上記破損防止材は、上記鎧戸内に
挿入する複数の挿入端部を備えることにより、挿入端部
がコンプレッサーの衝突による衝撃を吸収して鎧戸の破
損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装装置に用いるコンプレッサーの破
損防止材の展開図である。
【図2】図1の破損防止材の組み立ての説明図である。
【図3】破損防止材の空気調和機のキャビネットへの装
着方法を示す説明図である。
【図4】破損防止材の空気調和機のキャビネットへの装
着状態を示す説明図である。
【図5】本発明の包装装置を用いた空気調和機の梱包状
態を示す側断面図である。
【図6】従来の空気調和機を示す斜視図である。
【図7】図6の空気調和機側面の拡大図である。
【図8】図6の空気調和機の内部構造を示す斜視図であ
る。
【図9】従来の空気調和機内部のコンプレッサー3近傍
の概略図である。
【図10】従来の固定材を空気調和機への挿入を示す斜
視図である。
【図11】図10の固定材を挿入する方法を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 キャビネット 2 鎧戸 3 コンプレッサー 4 ベースパン 5 ゴムクッション材 6 コンプベース 7 テープ 8 破損防止材 15 挿入端部 16 舌辺Fの端部 17 切込 18 カートン 19 発泡パッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット側面に鎧戸を有し、該キャ
    ビネット内の該鎧戸近傍にコンプレッサーを備える機器
    において、 上記機器の梱包状態で、上記キャビネットと、該キャビ
    ネットを保持するカートンとの間の空間に、該鎧戸から
    上記キャビネット内部に挿入して上記コンプレッサーに
    当接して該コンプレッサーの該鎧戸への接触を防止する
    破損防止材を備えてなることを特徴とする包装装置。
  2. 【請求項2】 上記破損防止材は段ボール等の屈曲が容
    易な部材を折り曲げて形成することを特徴とする請求項
    1記載の包装装置。
  3. 【請求項3】 上記破損防止材は、上記鎧戸内に挿入す
    る複数の挿入端部を備えてなることを特徴とする請求項
    1記載の包装装置。
JP7330275A 1995-12-19 1995-12-19 包装装置 Pending JPH09169363A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7330275A JPH09169363A (ja) 1995-12-19 1995-12-19 包装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7330275A JPH09169363A (ja) 1995-12-19 1995-12-19 包装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09169363A true JPH09169363A (ja) 1997-06-30

Family

ID=18230835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7330275A Pending JPH09169363A (ja) 1995-12-19 1995-12-19 包装装置

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JP (1) JPH09169363A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009001318A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Kyocera Mita Corp スペーサ
CN103359411A (zh) * 2012-03-31 2013-10-23 珠海格力电器股份有限公司 空调器的支撑结构及空调产品

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JP2009001318A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Kyocera Mita Corp スペーサ
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