JPH09169210A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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Publication number
JPH09169210A
JPH09169210A JP33133795A JP33133795A JPH09169210A JP H09169210 A JPH09169210 A JP H09169210A JP 33133795 A JP33133795 A JP 33133795A JP 33133795 A JP33133795 A JP 33133795A JP H09169210 A JPH09169210 A JP H09169210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
filter
air conditioner
casing
sealed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33133795A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Yoshino
等 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP33133795A priority Critical patent/JPH09169210A/ja
Publication of JPH09169210A publication Critical patent/JPH09169210A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタを装着するしないに係らずケーシン
グを共通に使用することができつつ、部品点数および組
付工数を削減する。 【解決手段】 ケーシング2に開口5を形成し、該開口
を介してフィルタ22をケーシング2内に装着した後、
開口5を蓋体23を用いて封じるようにした空調装置に
おいて、軟質材料で形成されたシール部材21を用いて
開口5を予め封じておき、フィルタ22を装着するにあ
たり、シール部材21をカットして開口5を形成した構
成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調装置に関し、
詳しくは、ケーシングに開口を形成し、該開口を介して
フィルタを上記ケーシング内に装着した後、上記開口を
蓋体を用いて封じるようにした空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4および図5は、従来の空調装置1を
示すものである。この装置1は、図示しない車両の空調
装置であり、そのケーシング2内にフィルタ3を装着し
たものと装着しないものがある。フィルタ3を装着する
装置1の場合には、ケーシング2のクーリングユニット
ケース4に設けた開口5を介してフィルタ3をクーリン
グユニットケース4内に挿入し、この後、開口5を蓋体
6で封じていた。
【0003】なお、図5において、7はクーリングユニ
ットのエバポレータコア、8は蓋体6を固定するための
スクリュー、10はエアインレットボックス、11は外
気をエアインレットボックス10内に導く開口、12は
外気をエアインレットボックス10内に導く開口、13
は送風ファンである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ケーシング
2内にフィルタ3を装着したものと装着しない空調装置
において、共通のケーシング2を使用するのが製造コス
トの点から好ましい。そこで、ケーシング2を共通に使
用するために、開口5をすべてのクーリングユニットケ
ース4に予め形成しておくか、フィルタ3を装着する空
調装置についてだけその都度個別にクーリングユニット
ケース4をカットして開口5を形成することが提案され
ていた。
【0005】しかしながら、前者の構造をフィルタ3を
装着しない空調装置に適用した場合には、蓋体6は余計
に必要となる無駄な部品であり、部品点数も増加し、組
付工数が増える不具合があった。また、後者の場合、と
くに市場においては、フィルタ3をオプションで装着す
ることが求められる場合もあり、市場でクーリングユニ
ットケース4をカットせざるを得なくなることがあっ
た。このようにクーリングユニットケース4を個別にカ
ットして開口5を形成するのは容易でなく、その作業性
も悪く、好ましくなかった。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、フィルタを装着するしないに係らずケーシングを共
通に使用することができつつ、部品点数および組付工数
を削減することができる車両の空調装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ケーシングに開口を形成し、該開口を介してフィル
タを上記ケーシング内に装着した後、上記開口を蓋体を
用いて封じるようにした空調装置において、軟質材料で
形成されたシール部材を用いて上記開口を予め封じてお
き、上記フィルタを装着するにあたり、上記シール部材
をカットして上記開口を形成する構成としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両の空調装
置の実施例を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る車両の空調装置の一実施例を示す
ものである。なお、説明の便宜上、図1において、図4
および図5に示した要素と同一機能を有するものについ
ては同一符号を付し、それらの詳細な説明を省略する。
【0009】本実施例では、フィルタを装着するかしな
いかに係らず、すべてのケーシング2のクーリングユニ
ットケース4の底部または側部に開口5を予め形成して
いる。開口5は、クーリングユニットのエバポレータコ
ア7の上流側に形成されている。開口5は、カッターナ
イフ等で簡単にカットすることができるシール部材21
で予め封じられている。シール部材21は、例えば発泡
スチロールやPE成形フォーム等の軟質材料によって形
成されている。シール部材21は、圧入あるいは接着等
により固定されている。フィルタ22は、その下部に蓋
体23が取付けられ、予め互いに一体の部品とされてい
る。ケーシング2内にフィルタ22を装着しない場合
は、開口5が封じられたままの状態で、クリングユニッ
トケース4をそのまま使用する。この場合、開口5が封
じられたままなので、風漏れはない。ケーシング2内に
フィルタ22を装着する場合は、まず、開口5が封じて
いるシール部材21をカットして開口5を形成する。こ
のカットは、シール部材21が発泡スチロール等で形成
されているので、簡単に行なうことができ、市場でのオ
プションにも容易に対応することができる。この後、ク
ーリングユニットケース4に設けた開口5を介してフィ
ルタ22をクーリングユニットケース4内に挿入する。
これに伴って、フィルタ22の下部の蓋体23によって
開口5を閉じ、このままスクリュー24等を用いて蓋体
23を固定する。この場合も、開口5が蓋体23によっ
て封じられているので、風漏れはない。なお、フィルタ
22の蓋体23には、スクリュー24を通す孔や固定用
爪を設けた固定部を予め設けておくとともに、クーリン
グユニットケース4には、スクリュー24を締結するた
めの雌ネジ孔やボス25を設けておくのが好ましい。図
2は、本発明に係る車両の空調装置の他の実施例を示す
ものである。なお、説明の便宜上、図2において、図1
に示した要素と同一機能を有するものについては同一符
号を付し、それらの詳細な説明を省略する。本実施例で
は、シール部材21を、エバポレータコア7の断熱材2
6の一部を延設して一体的に形成し、断熱材26を共用
するようにしている。これにより、シール部材21を単
独の部品で用意する必要が無くなるので、部品点数を減
少させることができ、組付け工数も少なくて済む。図3
は、本発明に係る車両の空調装置のさらに他の実施例を
示すものである。本実施例では、図2に示したシール部
材21の周辺部に凹状の薄肉部27を形成し、開口5の
形成をわらに容易に行なうことができるようにし、その
加工性を向上させている。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る空調
装置によれば、ケーシングに開口を形成し、該開口を介
してフィルタを上記ケーシング内に装着した後、上記開
口を蓋体を用いて封じるようにした空調装置において、
軟質材料で形成されたシール部材を用いて上記開口を予
め封じておき、上記フィルタを装着するにあたり、上記
シール部材をカットして上記開口を形成する構成として
いるので、次のような効果を得ることができる。すなわ
ち、本発明では、発泡スチロール等の軟質材料によって
形成したシール部材によって上記ケーシングの開口を予
め封じておくようにしたので、フィルタを装着する場合
には容易に上記開口を形成することができる。したがっ
て、別部品の蓋体を容易する必要もなくなり、部品点数
および組付工数を削減することができるとともに、市場
でのフィルタ装着のオプションへも容易に対応すること
ができる。しかも、ケーシングを直接カットするような
煩雑な作業を要することなく、フィルタの装着の有無に
係らず、ケーシングの共通化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空調装置の一実施例を示す断面図
である。
【図2】本発明に係る空調装置の他の実施例を示す断面
図である。
【図3】本発明に係る空調装置のさらに他の実施例を示
す断面図である。
【図4】従来の空調装置を示す斜視図である。
【図5】従来の空調装置を示す概念図である。
【符号の説明】
1 空調装置 2 ケーシング 4 クーリングユニットケース 5 開口 7 エバポレータコア 21 シール部材 22 フィルタ 23 蓋体 24 スクリュー 25 ボス 26 断熱材 27 薄肉部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングに開口を形成し、該開口を介
    してフィルタを上記ケーシング内に装着した後、上記開
    口を蓋体を用いて封じるようにした空調装置において、
    軟質材料で形成されたシール部材を用いて上記開口を予
    め封じておき、上記フィルタを装着するにあたり、上記
    シール部材をカットして上記開口を形成するようにした
    ことを特徴とする空調装置。
  2. 【請求項2】 上記シール部材をエバポレータコアの断
    熱材と一体に形成したことを特徴とする請求項1に記載
    の空調装置。
JP33133795A 1995-12-20 1995-12-20 空調装置 Pending JPH09169210A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33133795A JPH09169210A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33133795A JPH09169210A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 空調装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09169210A true JPH09169210A (ja) 1997-06-30

Family

ID=18242560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33133795A Pending JPH09169210A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09169210A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009262688A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Keihin Corp 車両用空調装置
JP2014142077A (ja) * 2013-01-22 2014-08-07 Panasonic Corp 換気装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009262688A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Keihin Corp 車両用空調装置
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