JPH10278546A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH10278546A
JPH10278546A JP8972097A JP8972097A JPH10278546A JP H10278546 A JPH10278546 A JP H10278546A JP 8972097 A JP8972097 A JP 8972097A JP 8972097 A JP8972097 A JP 8972097A JP H10278546 A JPH10278546 A JP H10278546A
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case
vehicle
case member
notch
plate
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JP8972097A
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Inventor
Kazuaki Murashima
一晃 村島
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用空調装置を構成するケース部材と車両
側部品との干渉を避けるための構造を単純化して、コス
ト低減を図る。 【解決手段】 送風機ケース14およびクーラケース2
2の開口端に、L字状突出部16、23と、非突出部1
60、230とを形成し、L字状突出部16が車両前方
側、非突出部160が車両後方側となるよう、ケース1
4を車両に装着した状態で、ケース22を、車両後方側
から車両前方側に移動させる車両用空調装置において、
L字状突出部23に、ケース22の移動経路に配置され
る車両側部品912の形状に沿った切欠部23aを形成
し、切欠部23aを被覆する蓋部材23bを、切欠部2
3aの一縁部23cに、薄肉部23dを介して回動可能
に一体成形し、ケース22の移動時は、切欠部23aに
車両側部品912を通過させ、ケース22の装着後は、
切欠部23aを蓋部材23bにて被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用空調装置にお
いて、通風路を形成する複数のケース相互間を連結する
構造に関し、特に、送風機ユニットや、クーラユニット
や、ヒータユニットのケース相互間の連結構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用空調装置における室内ユニ
ットは、図7に示すごとく、送風機ユニット10と、ク
ーラユニット20と、ヒータユニット30の3つに大別
されており、送風機ユニット10では、外気導入口11
aと内気導入口11bを切替開閉する内外気切替ドア1
1を有する内外気切替箱12と、この内外気切替箱12
を通して吸入した空気を半径方向の外方へ送風する遠心
式送風ファン(シロッコファン)13が樹脂製(例えば
ポリプロピレン)の送風機ケース14内に備えられてい
る。この送風ファン13はモータ15により回転駆動さ
れる。
【0003】また、クーラユニット20では、車両エン
ジンにて駆動される圧縮機により冷媒が循環する冷凍サ
イクルの蒸発器(冷却器)21が樹脂製のクーラケース
22内に備えられている。また、ヒータユニット30で
は、車両エンジンの冷却水(温水)を熱源として空気を
加熱するヒータコア(加熱器)31、このヒータコア3
1を通過する空気(温風)と、バイパス通路32を通過
する空気(冷風)との風量割合を調整して吹出空気温度
を調整するエアミックスドア33等がヒータケース34
内に備えられている。また、ヒータケース34の空気下
流部には、図示しないフェイス、フット、デフロスタ等
の各種吹出口にダクトを介して連通される吹出空気開口
35、36、37が開口している。
【0004】ところで、上記3つの室内ユニット10、
20、30相互間の連結構造としては、例えば、実公昭
56−15054号公報に記載されているように、上記
各ケース14、22、34相互の連結部の開口端に、図
8に示すようなL字状突出部16、23(L字状突出部
38は図7参照)を一体成形し、L字状突出部16、2
3、38と開口端の非突出部230、160、380
(非突出部380は図7参照)とを嵌合させて、各ユニ
ット10、20相互間、および、各ユニット20、30
相互間を連結する構造が多く用いられている。
【0005】ここで、車両用空調装置は、車室内前方の
インストルメントパネル91内に配置されるものであ
り、しかも、送風機ユニット10およびヒータユニット
30は、車両の組立時において、インストルメントパネ
ル91を組付ける前に予め車体に装着されている。そし
て、インストルメントパネル91を組付けた後、例えば
グローブボックスを外すことにて形成される開口部91
1から、クーラユニット20を装着していた。
【0006】このため、ユニット10、30は、L字状
突出部16、38が車両前方側で、かつ、非突出部16
0、380が車両後方側に位置するように設けられ、ユ
ニット20は、L字状突出部23が車両後方側で、か
つ、非突出部230が車両前方側に位置するように設け
られていた。ところで、グローブボックス取付用ブラケ
ットのような車両側部品912が、開口部911に向か
って部分的に突出しているため、ユニット20の装着時
において、上記車両側部品912と、ユニット20のL
字状突出部23とが干渉してしまう。これに対して、L
字状突出部23に、車両側部品912の形状に沿った切
欠部23a(図8参照)を形成し、ユニット20が開口
部911を通過するときは、この切欠部23aにおいて
車両側部品912との干渉を避けるようにし、ユニット
20を装着した後は、切欠部23aを被覆可能な蓋部材
23bにて切欠部23aを被覆していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、蓋部材23
bがユニット20と別体であるため、部品点数の増加を
招くとともに、この蓋部材23bの脱着作業が煩雑とな
り、コストアップを生じるという問題があった。本発明
は上記点に鑑みてなされたもので、車両用空調装置を構
成するケース部材と車両側部品との干渉を避けるための
構造を単純化して、コスト低減を図ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1ないし3に記載の発明では、第1ケース部
材(14)の開口端の所定部位に、開口端の形状に沿っ
て突出する第1板状突出部(16)を形成し、残りの部
位に、前記第1板状突出部(16)の形成されない第1
非突出部(160)を構成し、第2ケース部材(22)
の開口端に、第1非突出部(160)に対向する第2板
状突出部(23)、および、第1板状突出部(16)に
対向する第2非突出部(230)を形成し、第1板状突
出部(16)が車両前方側、第1非突出部(160)が
車両後方側に位置するように、第1ケース部材(14)
を車両に装着した状態で、第2ケース部材(22)を、
車両後方側から車両前方側に移動させて、第2ケース部
材(22)を車両に装着し、第1板状突出部(16)と
第2非突出部(230)との間、および、第2板状突出
部(23)と第1非突出部(160)との間に、シール
用パッキン(24)を配置した状態で、第1、第2ケー
ス部材(14)、(22)相互が締結される車両用空調
装置において、第2板状突出部(23)に、第2ケース
部材(22)の移動経路に配置される車両側部品(91
2)との干渉を避けるような形状の切欠部(23a)を
形成し、切欠部(23a)を被覆可能な蓋部材(23
b)を、前記切欠部(23a)の縁部の一部(23c)
に、薄肉部(23d)を介して回動可能に一体成形し、
第2ケース部材(22)の移動時は、切欠部(23a)
を開口して車両側部品(912)との干渉を避け、第2
ケース部材(22)の装着後は、切欠部(23a)を蓋
部材(23b)にて被覆することを特徴としている。
【0009】このような構成によれば、蓋部材(23
b)を第2ケース部材(22)に一体成形しているの
で、上記従来技術に比べて部品点数が減るとともに、蓋
部材(23b)の脱着作業が単純となり、コスト低減を
図ることができる。また、請求項2に記載の発明では、
第1ケース部材(14)と第2ケース部材(22)との
締結部位(40a)、および、蓋部材(23b)と第2
ケース部材(22)との締結部位(23f)を、共通の
締結部材(80)にて一体に行なっているため、蓋部材
(23b)の脱着作業がより単純となり、さらにコスト
低減を図ることができる。
【0010】また、請求項3に記載の発明では、第2ケ
ース部材(22)は、切欠部(23a)の縁部の所定部
位から、上記開口端に略垂直な方向に延びる分割面
(S)において、第1ケース部(22a)、第2ケース
部(22b)に分割可能であり、蓋部材(23b)は、
切欠部(23a)に対応した形状で、かつ、切欠部(2
3a)の縁部のうち、第2ケース部(22b)側の一部
(23c)に回動可能に設けた蓋部(23e)と、この
蓋部(23e)に一体成形される、第1ケース部(22
a)との締結部位(23f)とから構成されることを特
徴としている。
【0011】従って、蓋部材(23b)と第2ケース部
材(22)とは、薄肉部(23d)のみでなく、締結部
位(23f)においても連結されるため、車両の走行時
等に空調装置全体が振動しても、強度的に弱い薄肉部
(23d)に応力がかかることを抑制できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。 (第1の実施形態)本実施形態では、車両用空調装置の
室内ユニットの通風系全体構成は、図7に示す従来構成
と同一でよいので、説明は省略する。なお、ケース1
4、22、34は、ポリプロピレンのようなある程度の
弾性を有する樹脂材料にて成形されているものとする。
【0013】図1に示すように、送風機ユニット10の
送風機ケース14の開口端には、略L字状に突出するL
字状突出部(板状突出部)16が一体成形されるととも
に、このL字状突出部16の形成されない非突出部16
0が備えられている。また、クーラユニット20のクー
ラケース22の開口端にも、L字状突出部(板状突出
部)23が一体成形されるとともに、非突出部230が
備えられている。
【0014】そして、L字状突出部16と非突出部23
0との間、および、L字状突出部23と非突出部160
との間に、シール用パッキン24を配置した状態で、ケ
ース14、22のうち、車両後方側に向く面の上下方向
2箇所に設けた締結部位40a、40bにおいて、ボル
ト80にて一体にねじ結合するようになっている。本例
では、クーラケース22側にシール用パッキン24が接
着されており、このパッキン24が、L字状突出部16
と非突出部230との間、および、L字状突出部23と
非突出部160との間で圧着されることにより、ケース
14、22の嵌合部での空気洩れを防止するようになっ
ている。なお、クーラケース22と、ヒータユニット3
0のヒータケース34との嵌合部も、ケース14、22
の嵌合部と同様の構造であるため、説明を省略する。
【0015】クーラケース22のL字状突出部23に
は、車両側部品912との干渉を避けるような形状、本
実施形態では、車両側部品912に沿った形状(具体的
には矩形状)の切欠部23aが形成されている。ここ
で、ケース22は、切欠部23aの縁部の略中間部位か
ら、上記開口端に垂直な方向に延びる分割面Sにおい
て、2つのケース部22a、22bに分割可能となって
いる。
【0016】そして、切欠部23aの縁部の一部23c
には、この切欠部23aを被覆可能な長尺形状の蓋部材
23bが、薄肉部23dを介して一体に成形されてい
る。上記縁部の一部23cとは、切欠部23aの縁部の
うち、ケース部22b側で、かつ、蓋部材23bの長手
方向と垂直な部位である。蓋部材23bは、切欠部23
aとほぼ同じ形状の蓋部23eと、ケース部22aとの
締結部位23fとを一体成形してなる。なお、蓋部材2
3bの装着状態(図3参照)においては、蓋部23eが
切欠部23a(図1参照)に嵌まり、締結部位23f
は、ケース22(ケース部22a)の締結部位40a表
面と重なるように配置されるため、蓋部23eと締結部
位23fとの間には、段付き部23gが形成されてい
る。
【0017】なお、ケース14の締結部位40a、40
bには、ボルト80のねじ山と螺合するねじ孔を有する
取付ボス部41が形成され、ケース22の締結部位40
a、40b、および、蓋部材23bの締結部位23fに
は、ボルト80が挿嵌される切欠孔42が形成されてい
る。そして、ケース14、22相互の締結部位40a
と、ケース22および蓋部材23bの締結部位23fと
は、共通のボルト80にて一体に行なわれている。
【0018】ここで、ケース部22a、22bは、図1
中上方向に抜く型、および、図1中下方向に抜く型にて
型成形される。そして、ケース部22bを形成する型
は、蓋部材23bおよび薄肉部23dを、図3に示すよ
うな状態でケース部22bに一体成形できるような形状
になっている。なお、蓋部材23bの蓋部23eと、ケ
ース22bとの間には、切れ込み部23hが形成されて
いる。そして、L字状突出部23の内周面に設けられた
パッキンのうち、蓋部材23bの段付き部23gに対向
する部位にも、切れ込み部241が形成されている。
【0019】次に、車両に装着された状態のケース14
に、ケース22を取り付ける方法について説明する。ま
ず、ケース22のL字状突出部23を車両後方側とし、
切欠部23aを開口した状態で、インストルメントパネ
ル91内部に(車両後方側から車両前方側に)ケース2
2を移動する。このとき、切欠部23aが車両側部品9
12を通過する。
【0020】その後、ケース14、22のL字状突出部
16、23と、非突出部230、160とを嵌合させ、
切欠部23aを蓋部材23bにて覆った状態で、締結部
位40a、40b、23fをボルト80にてねじ結合す
る。そして、車両側の取付ブラケット(図示せず)と、
ケース22側の取付ブラケット(図示せず)とをねじ結
合することにより、ケース22を車両に装着している。
なお、ケース14、34も、車両側の取付ブラケット
(図示せず)と、ケース14、34側の取付ブラケット
(図示せず)とにより、車両に装着される。
【0021】この装着状態において、蓋部材23bの蓋
部23eとケース部22a、22bとの間や、蓋部材2
3bの段付き部23gとケース22aとの間に、微少隙
間が形成されるが、このとき、パッキン24が圧縮され
て押し広げられているため、このパッキン24により、
上記微少隙間が全てシールされ、この微少隙間における
空気洩れは防止される。
【0022】本実施形態によれば、蓋部材23bをクー
ラケース22に一体成形しているので、上記従来技術に
比べて部品点数が減るとともに、蓋部材23bの脱着作
業が単純となり、コスト低減を図ることができる。ま
た、ケース14、22相互の締結部位40a、および、
蓋部材23bと第2ケース部材22との締結部位23f
とを、共通の締結部材80にて一体に行なっているた
め、蓋部材23bの脱着作業がより単純となり、さらに
コスト低減を図ることができる。
【0023】また、車両の走行時等にケース22が振動
しても、蓋部材23bが締結部位23fにおいてケース
22に固定されているので、薄肉部23dにかかる応力
を軽減できる。また、通常、送風機ユニット10やヒー
タユニット30を、インストルメントパネル91外へ取
り外すことはないので、パッキン24を、インストルメ
ントパネル91外へ取り外すユニット20に装着してお
くことにより、このパッキン24の交換を容易に行なう
ことができる。
【0024】(第2の実施形態)本実施形態は、上記第
1の実施形態の変形例であり、図4に示すように、パッ
キン24を送風機ケース14(つまり、切欠部を有さな
いケース)に接着するとともに、切欠部23aおよび蓋
部材23bの形状を変更したものである。具体的に、蓋
部材23bは、車両側部品912の形状に沿った蓋部2
3eと、送風機ケース14(第1ケース部材)との締結
部位40fとを一体に備えており、上記第1の実施形態
における段付き部23gは備えていない。この蓋部材2
3bは、薄肉部23dを介してケース部22bに一体成
形されている。そして、図5に示すように切欠部23a
を開口した状態では、車両側部品912との干渉を避け
ることができる。
【0025】本実施形態によれば、蓋部材23aに、ケ
ース22とケース14との締結部位40aを一体化して
あるため、蓋部材23aが段付き形状のない平面形状と
なり、蓋部材23aの構造が単純となる。 (第3の実施形態)本実施形態は、上記第2の実施形態
の変形例であり、図6に示すように、蓋部材23bを、
切欠部23aの縁部のうち、ケース部22a側で、か
つ、蓋部材23bの長手方向(図6中上下方向)に延び
る部位23iに、薄肉部23dを介して一体に成形して
ある。これによれば、蓋部材23bが、長手方向に垂直
な方向に回動するため、蓋部材23bの回動スペースが
小さくてすむ。よって、ケース22の車両後方側のスペ
ースが小さいときに適用するとよい。
【0026】(他の実施形態)上記した実施形態では、
車体にユニット10、30を組付けた状態でユニット2
0を組付けるときに、グローブボックス取付用のブラケ
ットとの干渉する部位に、本発明を適用していたが、こ
れに限定されることはなく、これらユニット10、2
0、30の車体への組付時において、他の種々の車両側
部品とケース14、22、34とが干渉するような部位
に、本発明を適用してもよい。
【0027】また、上記実施形態では、ケース14、2
2の開口端形状が矩形状であるため、請求項でいう板状
突出部をL字状突出部から構成していたが、これに限ら
ず、ケースの開口端形状が例えば略円形状であるとき
は、請求項でいう板状突出部を半円弧状突出部から構成
してもよい。また、上記第1の実施形態において、切欠
部23aの外縁のうち、ケース部22a側において図1
中上下方向(蓋部材23bの長手方向)に延びる部位
に、蓋部材23bを介して一体成形してもよい。これに
より、上記第3の実施形態と同様の効果が得られる。
【0028】また、上記第1の実施形態では、パッキン
24をケース14に予め装着しておいてもよい。また、
上記第2、第3の実施形態において、パッキン24をケ
ース22に予め装着しておいてもよい。また、車両用空
調装置において、冷房機能を必要としない場合には、蒸
発器(冷却器)21を内蔵したクーラユニット20が不
要となるので、クーラケース22の代わりに、内蔵物を
持たない単なる通風路としてのダクトを配置すればよ
い。本発明はこのようなダクト類の連結にももちろん適
用できるものであり、特許請求の範囲におけるケース部
材という用語は、このようなダクト類をも包含する。従
って、本発明は、ケースとダクトとの連結、あるいはダ
クト相互間の連結等にも適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係わる車両用空調装置の要部
の分解斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1に示す車両用空調装置において、切欠部を
蓋部材にて被覆した状態のクーラユニットの斜視図であ
る。
【図4】第2の実施形態に係わる車両用空調装置の要部
の分解斜視図である。
【図5】図4に示す車両用空調装置において、切欠部を
開口した状態のクーラユニットの斜視図である。
【図6】第3の実施形態に係わる車両用空調装置におい
て、切欠部を開口した状態のクーラユニットの斜視図で
ある。
【図7】従来および本発明の車両用空調装置における室
内ユニットの通風経路を示す断面図である。
【図8】従来の車両用空調装置に係わる車両用空調装置
の要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
14…送風機ケース(第1ケース部材)、22…クーラ
ケース(第2ケース部材)、16、23…L字状突出部
(板状突出部)、160、230…非突出部、23a…
切欠部、23b…蓋部材、23c…縁部の一部、23d
…薄肉部、24…シール用パッキン、912…車両側部
品。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内前方に装着される樹脂製の第1ケ
    ース部材(14)および第2ケース部材(22)を備
    え、 前記第1ケース部材(14)の開口端の所定部位に、こ
    の開口端の形状に沿って突出する第1板状突出部(1
    6)が形成されるとともに、残りの部位に、前記第1板
    状突出部(16)の形成されない第1非突出部(16
    0)が構成され、 前記第2ケース部材(22)の開口端に、前記第1非突
    出部(160)に対向する第2板状突出部(23)、お
    よび、前記第1板状突出部(16)に対向する第2非突
    出部(230)が形成され、 前記第1板状突出部(16)が車両前方側、前記第1非
    突出部(160)が車両後方側に位置するように、前記
    第1ケース部材(14)を車両に装着した状態で、前記
    第2ケース部材(22)を、車両後方側から車両前方側
    に移動させて、前記第2ケース部材(22)を車両に装
    着し、 前記第1板状突出部(16)と前記第2非突出部(23
    0)との間、および、前記第2板状突出部(23)と前
    記第1非突出部(160)との間に、シール用パッキン
    (24)を配置した状態で、前記第1、第2ケース部材
    (14)、(22)相互が締結される車両用空調装置に
    おいて、 前記第2板状突出部(23)には、前記第2ケース部材
    (22)の移動経路に配置される車両側部品(912)
    との干渉を避けるような形状の切欠部(23a)が形成
    され、 前記切欠部(23a)を被覆可能な蓋部材(23b)
    が、前記切欠部(23a)の縁部の一部(23c)に、
    薄肉部(23d)を介して回動可能に一体成形され、 前記第2ケース部材(22)の移動時は、前記切欠部
    (23a)を開口して前記車両側部品(912)との干
    渉を避け、前記第2ケース部材(22)の装着後は、前
    記切欠部(23a)を前記蓋部材(23b)にて被覆す
    ることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記第1ケース部材(14)と前記第2
    ケース部材(22)との締結部位(40a)、および、
    前記蓋部材(23b)と前記第2ケース部材(22)と
    の締結部位(23f)を、共通の締結部材(80)にて
    一体に行なうことを特徴とする請求項1に記載の車両用
    空調装置。
  3. 【請求項3】 前記第2ケース部材(22)は、前記切
    欠部(23a)の縁部の所定部位から、前記開口端に略
    垂直な方向に延びる分割面(S)を有し、この分割面
    (S)において、前記第2ケース部材(22)が、第1
    ケース部(22a)、第2ケース部(22b)に分割可
    能であり、 前記蓋部材(23b)は、 前記切欠部(23a)に対応した形状で、かつ、前記切
    欠部(23a)の縁部のうち、前記第2ケース部(22
    b)側の一部(23c)に、前記薄肉部(23d)を介
    して回動可能に設けた蓋部(23e)と、 この蓋部(23e)に一体成形される、前記第1ケース
    部(22a)との締結部位(23f)とから構成される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調
    装置。
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