JPH09168853A - ダイカスト金型用通気弁 - Google Patents

ダイカスト金型用通気弁

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JPH09168853A
JPH09168853A JP33048895A JP33048895A JPH09168853A JP H09168853 A JPH09168853 A JP H09168853A JP 33048895 A JP33048895 A JP 33048895A JP 33048895 A JP33048895 A JP 33048895A JP H09168853 A JPH09168853 A JP H09168853A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受圧部材又は弁部材の熱膨張を抑制すること
により作動不良の発生を防止する。 【解決手段】 本発明に係るダイカスト金型用通気弁
は、金型内のキャビティから通気路12に流入した溶湯
の圧力により受圧部材20を動作させ、その受圧部材2
0の動きを下流側に設けられた弁部材に伝えることによ
り通気路12を閉鎖する構造のダイカスト金型用通気弁
において、受圧部材20又は弁部材には、その内部を冷
却するための冷却手段22,14j,14hが設けられ
ていることを特徴とする。このため、型開きされたとき
に受圧ピストン等の先端面のみに冷却水等を吹付ける従
来の方式と比べて受圧部材又は弁部材の冷却効率が向上
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金型内に形成され
た排気用の通気路を開閉するダイカスト金型用通気弁に
関する。
【0002】
【従来の技術】これに関連する従来のダイカスト金型用
通気弁が特開昭54−99735号公報に記載されてい
る。このダイカスト金型用通気弁では型開きされた状態
で、図7に示されるように、見切り面1yに冷却水等を
吹付けることにより、受圧ピストン2(受圧部材)及び
弁ピストン3(弁部材)の冷却を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの方法
によると、受圧ピストン2等の先端面2fしか有効に冷
却されないため、鋳造回数の増加に伴い受圧ピストン2
等が熱膨張して作動不良を引き起こすという問題があ
る。本発明の技術的課題は、受圧ピストン(受圧部材)
や弁ピストン(弁部材)の冷却効率を向上させることに
より、受圧ピストン等の熱膨張を抑制して作動不良の発
生を防止しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、以下の
特徴を有するダイカスト金型用通気弁によって解決され
る。即ち、請求項1に記載の発明は、金型内のキャビテ
ィから通気路に流入した溶湯の圧力により受圧部材を動
作させ、その受圧部材の動きを下流側に設けられた弁部
材に伝えることにより前記通気路を閉鎖する構造のダイ
カスト金型用通気弁において、前記受圧部材又は弁部材
には、その周囲あるいはその内部を冷却するための冷却
手段が設けられていることを特徴とする このため、型開きされたときに受圧ピストン等の先端面
のみに冷却水等を吹付ける従来の方式と比べて受圧部材
又は弁部材の冷却効率が向上する。したがって、受圧部
材又は弁部材の熱膨張が抑制され作動不良の発生を防止
できる。
【0005】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載されたダイカスト金型用通気弁において、前記冷
却手段は、前記受圧部材又は弁部材の内部に冷却用液体
あるいは気体を通すことによりその受圧部材又は弁部材
を冷却することを特徴とする。即ち、前記受圧部材又は
弁部材は内部から冷却される構造のため、鋳造中におい
ても前記受圧部材又は弁部材を冷却することができる。
このため、受圧部材に接触した溶湯がその受圧部材によ
って冷却されて通気路を下流側に流れる際に凝固し易く
なる。したがって、受圧部材から弁部材までの通路長が
一定であれば、溶湯がその受圧部材から弁部材まで到達
する時間を長く取れるようになり、弁部材の閉動作中に
溶湯が洩れ出るようなトラブルは生じない。
【0006】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載されたダイカスト金型用通気弁において、前記受
圧部材又は弁部材はシリンダ部分の内側を摺動できる構
造であり、前記冷却手段は、型開きをしているときに、
前記シリンダ部分と前記受圧部材又は弁部材との隙間か
ら冷却用液体あるいは気体を放出させることにより、そ
の受圧部材又は弁部材を周囲から冷却することを特徴と
する。このため、前記受圧部材又は弁部材の冷却が難し
い部分を効率的に冷却させることができるとともに、前
記シリンダ部分と受圧部材又は弁部材との隙間から異物
を除去できるようになる。したがって、受圧部材又は弁
部材の冷却と異物除去の相乗効果により作動不良を防止
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕以下、図1〜図4に基づいて本発
明の第1の実施の形態に係るダイカスト金型用通気弁の
説明を行う。ここで、図1は本実施の形態に係るダイカ
スト金型用通気弁の要部を表す縦断面図であり、図2は
本実施の形態に係るダイカスト金型用通気弁の開状態を
表す縦断面図、図3は図2のIII-III 矢視図、また、図
4は本実施の形態に係るダイカスト金型用通気弁の閉状
態を表す縦断面図である。前記ダイカスト金型用通気弁
10はダイカスト金型(図示されていない)に設けられ
た通気路を開閉するためのバルブであり、そのダイカス
ト金型の上部に組み込まれている。
【0008】前記ダイカスト金型用通気弁10は、図2
に示されるように、固定側の第1ブロック13と可動側
の第2ブロック14とから構成されており、前記ダイカ
スト金型が型締めされた状態で第1ブロック13の見切
り面13yと第2ブロック14の見切り面14yとが接
合し、両者13,14の間にはダイカスト金型の通気路
と連通する通気路12が形成される。前記通気路12
は、図3に示されるように、入口側の直線部12aとそ
の直線部12aから左右に分岐して後記する弁体40の
流路に接続される分岐部12bとから構成されている。
【0009】前記通気路12の直線部12aと分岐部1
2bとの接合点12sには受圧ピストン20が配置され
ている(図2参照)。前記受圧ピストン20はその通気
路12に流入した溶湯の圧力を受けて動作するピストン
であり、見切り面14yに対して直角に移動できるよう
に前記第2ブロック14に形成された受圧シリンダ14
cに収納されている。前記受圧ピストン20は、図1に
示されるように、その先端部分に面取り20mが施され
ており、熱膨張による作動不良が抑制されるようになっ
ている。また、前記受圧ピストン20の内部には冷却水
通路22が形成されており、この冷却水通路22の入口
(図示されていない)に第2ブロック14に形成された
冷却水供給管14jが接続されている。さらに、前記冷
却水通路22の出口22pには同じく第2ブロック14
に形成された冷却水排水管14hが接続されている。こ
の構造によって、前記冷却水供給管14jから供給され
た冷却水が受圧ピストン20の内部を循環することにな
り、その受圧ピストン20の冷却が行われる。
【0010】前記通気路12の分岐部12bと弁体40
の流路とが接続される位置12rには弁ピストン30が
配置されている。前記弁ピストン30は弁体40を閉じ
るためのピストンであり、見切り面14yに対して直角
に移動できるように前記第2ブロック14に形成された
弁シリンダ14xに収納されている。前記弁ピストン3
0は受圧ピストン20と同様にその先端部分に面取り3
0m(図1参照)が施されており、熱膨張による作動不
良が抑制されるようになっている。また、前記弁ピスト
ン30の内部には冷却水通路32が形成されており、こ
の冷却水通路32の入口(図示されていない)に第2ブ
ロック14に形成された冷却水供給管14jが接続され
ている。さらに、前記冷却水通路32の出口32pには
同じく第2ブロック14に形成された冷却水排水管14
hが接続されている。これによって、前記冷却水供給管
14jから供給された冷却水が弁ピストン30の内部を
循環することになり、その弁ピストン30の冷却が行わ
れる。即ち、前記受圧ピストン20が本発明の受圧部材
に相当し、前記弁ピストン30が本発明の弁部材に相当
する。
【0011】さらに、前記第2ブロック14には前記受
圧シリンダ14cと弁シリンダ14xとを連通させる曲
がり通路14tが形成されており、その曲がり通路14
tに受圧ピストン20の動きを弁ピストン30に伝達す
るための球体35が互いに接触した状態で複数個収納さ
れている。この構造により、受圧ピストン20が図2に
おいて右方向に移動すると、その受圧ピストン20が各
球体35を曲がり通路14tに倣って押圧し、弁ピスト
ン30を左方向に変位させる。逆に、弁ピストン30が
右方向に移動すると、その弁ピストン30が各球体35
を曲がり通路14tに倣って押圧し、受圧ピストン20
を左方向に変位させる。
【0012】前記第1ブロック13には、前記弁ピスト
ン30と同軸に弁体40が設けられており、その弁体4
0の先端面がその弁ピストン30の先端面と面接触する
ようになっている。前記弁体40は、第1ブロック13
の形成されたガスの吸引管13kと通気路12との間の
流路を開閉するための弁であり、前記流路を形成する流
路シリンダ13x内に摺動可能な状態で収納されてい
る。そして、前記弁体40が左方向に移動してその弁体
40が弁座13zに接触した状態で流路が閉鎖される。
また、前記弁体40が右方向に移動してその弁体40が
弁座13zから離れた状態で流路が開かれる。
【0013】前記弁体40の基端部には小径のシャフト
44が固定されており、そのシャフト44がコイルスプ
リング44cを介して第1押出機構50に連結されてい
る。ここで、前記コイルスプリング44cは弁体40に
対して常に右方向の押圧力を付与するように付勢されて
いる。したがって、型締めされた状態で弁体40の先端
面は弁ピストン30の先端面と面接触するようになる。
また、前記第1押出機構50は型開き時に皿バネ52の
力により通気路12内の溶湯凝固片を突き出すための機
構であり、その第1押出機構50が動作する際に弁体4
0は押出ピンとして機能する。なお、受圧ピストン20
と対向する位置にも通気路12内の溶湯凝固片を突き出
すための第2押出機構55が装着されている。
【0014】次に、本実施の形態に係るダイカスト金型
用通気弁10の動作について説明する。先ず、前記冷却
水供給管14jから受圧ピストン20及び弁ピストン3
0の内部に形成された冷却水通路22,32に冷却水が
通される。次に、この状態で型締めが行われると、第1
押出機構50及び第2押出機構55はそれぞれのリター
ンピン50r,55rの働きにより、所定の位置まで戻
される。また、弁体40はコイルスプリング44cの働
きにより弁座13zから離れて右限位置に保持され、流
路が開かれる。そして、型締めにより形成された通気路
12、即ち、直線部12a、分岐部12bが前記流路を
介してガスの吸引管13kと連通するようになる。
【0015】さらに、前記弁ピストン30は前記弁体4
0の先端面によって押圧されて図2における右限位置に
保持され、一方、受圧ピストン20は各球体35を介し
て間接的に弁ピストン30に押圧されて左限位置、即
ち、通気路12内に突出した状態に保持される。そし
て、この状態で、ダイカスト金型内に溶湯が注入される
とキャビティ内に溶湯が充填される過程で、そのキャビ
ティ内のガスがダイカスト金型の通気路からダイカスト
用通気バルブ10の通気路12、即ち、直線部12a、
分岐部12b及び弁体40の流路等を通って吸引管13
kに吸引される。
【0016】そして、前記キャビティ内に溶湯が充填さ
れた後にその溶湯の余剰分が通気路12の直線部12a
を通って受圧ピストン20の位置まで到達すると、図4
に示されるように、受圧ピストン20が溶湯の押圧力に
よって右限界位置まで移動する。これによって、前記受
圧ピストン20の動きが球体35により弁ピストン30
に伝えられ、弁ピストン30はコイルスプリング44c
のばね力に抗して弁体40を左方向に変位させる。この
結果、前記弁体40の先端部分が弁座13zに接触する
ようになり、前記流路が閉じられる。
【0017】したがって、通気路12の直線部12a、
分岐部12bを通過した溶湯は前記弁体40に遮られて
この弁体40の上流側で凝固し、吸引管13k側に入り
込むことはない。このようにして予め決められた時間が
経過して前記キャビティ内の溶湯が凝固するとダイカス
ト金型の型開きが行われる。そして、前記ダイカスト金
型の型開きにより第1ブロック13から第2ブロック1
4が離れると、第1押出機構50及び第2押出機構55
が動作して通気路12の部分から溶湯の凝固片が突き出
される。このように本実施の形態に係るダイカスト金型
用通気弁10によると、受圧ピストン20及び弁ピスト
ン30には内部に冷却水が通れるようになっているため
に、型開きされた状態で受圧ピストン等の先端面に冷却
水等を吹付けるだけの従来の冷却方式と比べて受圧ピス
トン20及び弁ピストン30の冷却効率が向上する。し
たがって、受圧ピストン20及び弁ピストン30の熱膨
張が抑制され、作動不良の発生を防止できる。
【0018】また、鋳造中においても受圧ピストン20
及び弁ピストン30を冷却することができるため、受圧
ピストン20に接触した溶湯がその受圧ピストン20に
よって冷却されて通気路12を下流側に流れる際に凝固
し易くなる。したがって、受圧ピストン20から弁ピス
トン30までの通気路12の長さが一定であれば、溶湯
がその受圧ピストン20から弁ピストン30まで到達す
る時間を長く取れるようになり、弁体40の閉動作中に
溶湯が洩れ出るようなトラブルは生じない。なお、本実
施の形態に係るダイカスト金型用通気弁10では冷却水
を使用して受圧ピストン20及び弁ピストン30の冷却
を行う方法を示したが、これに限定されるわけではなく
例えば圧縮空気でも可能であることはいうまでもない。
【0019】〔第2の実施の形態〕図5は本発明の第2
の実施の形態に係るダイカスト金型用通気弁の要部を表
す縦断面図である。本実施の形態に係るダイカスト金型
用通気弁200は、第1の実施の形態に係るダイカスト
金型用通気弁10の受圧ピストン20及び弁ピストン3
0の冷却構造を改造したものであり、その他の構造は前
記ダイカスト金型用通気弁10と同じである。前記ダイ
カスト金型用通気弁200の受圧ピストン220には、
図5に示されるように、その内部に冷却水通路222が
形成されており、この冷却水通路222の入口(図示さ
れていない)に第2ブロック214に形成された冷却水
供給管214jが接続されている。さらに、前記冷却水
通路222の出口222dは受圧ピストン220と受圧
シリンダ214cとの隙間(図示されていない)で開口
している。
【0020】これによって、受圧ピストン220の冷却
水通路222を通過した冷却水はその受圧ピストン22
0と受圧シリンダ214cとの隙間を通り、見切り面2
14yから外(通気路側)に放出される。なお、冷却水
を放出する方式であるために、受圧ピストン220の冷
却を行うのは型開き時に限られる。このように、受圧ピ
ストン220の内部と冷却が難しい外周部とを冷却する
方式であるため、冷却効率が向上する。また、受圧ピス
トン220と受圧シリンダ214cとの隙間に侵入した
異物も効率的に除去することができるようになる。な
お、弁ピストン230の構造も前記受圧ピストン220
の構造と全く同様である。
【0021】〔第3の実施の形態〕図6は本発明の第3
の実施の形態に係るダイカスト金型用通気弁の要部を表
す縦断面図である。本実施の形態に係るダイカスト金型
用通気弁300は、第1の実施の形態に係るダイカスト
金型用通気弁10の受圧ピストン20及び弁ピストン3
0の冷却構造を改造したものであり、その他の構造は前
記ダイカスト金型用通気弁10と同じである。前記ダイ
カスト金型用通気弁300の受圧ピストン320には、
図6に示されるように、その周囲に螺旋状の溝322が
形成されており、この溝322と受圧シリンダ314c
とによって形成される空間が冷却水通路として機能す
る。前記冷却水通路は、その入口(図示されていない)
が第2ブロック314に形成された冷却水供給管314
jに接続されており、出口(図示されていない)が受圧
ピストン320と受圧シリンダ314cとの隙間で開口
している。
【0022】これによって、受圧ピストン320の外周
部分を通過した冷却水はその受圧ピストン320と受圧
シリンダ314cとの隙間を通り、見切り面314yか
ら外(通気路側)に放出される。なお、冷却水を放出す
る方式であるために、受圧ピストン320の冷却を行う
のは型開き時に限られる。このように、受圧ピストン3
20の外周部とを重点的に冷却する方式であるため、冷
却が難しい部分が良好に冷却されて冷却効率が向上す
る。また、受圧ピストン320と受圧シリンダ314c
との隙間に侵入した異物も効率的に除去することができ
るようになる。なお、弁ピストン330の構造も前記受
圧ピストン320の構造と全く同様である。
【0023】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、この本発明の実施の形態には請求の範囲に記載し
た技術的事項以外に次のような各種の技術的事項を有す
るものであることを付記しておく。 (1)請求項3に記載されたダイカスト金型用通気弁に
おいて、前記受圧部材又は弁部材の周囲には、冷却用液
体あるいは気体を通すための螺旋状の溝が形成されてい
ることを特徴とするダイカスト金型用通気弁。このた
め、前記受圧部材又は弁部材の冷却が難しい部分が良好
に冷却され、冷却効率がさらに向上する。
【0024】
【発明の効果】本発明によると、従来の冷却方式と比べ
て受圧部材又は弁部材の冷却効率が向上するため、受圧
部材又は弁部材の熱膨張が抑制され作動不良の発生を防
止できる。したがって、ダイカスト金型用通気弁の信頼
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るダイカスト金
型用通気弁の要部を表す縦断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るダイカスト金
型用通気弁の開状態を表す縦断面図である。
【図3】図2のIII-III 矢視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るダイカスト金
型用通気弁の閉状態を表す縦断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るダイカスト金
型用通気弁の要部を表す縦断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るダイカスト金
型用通気弁の要部を表す縦断面図である。
【図7】従来のダイカスト金型用通気弁の要部を表す縦
断面図である。
【符号の説明】
12 通気路 14j 冷却水供給管(冷却手段) 14h 冷却水排水管(冷却手段) 20 受圧ピストン(受圧部材) 22 冷却水通路(冷却手段) 30 弁ピストン(弁部材) 32 冷却水通路(冷却手段) 222 冷却水通路(冷却手段) 322 螺旋状の溝(冷却手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型内のキャビティから通気路に流入し
    た溶湯の圧力により受圧部材を動作させ、その受圧部材
    の動きを下流側に設けられた弁部材に伝えることにより
    前記通気路を閉鎖する構造のダイカスト金型用通気弁に
    おいて、 前記受圧部材又は弁部材には、その周囲あるいはその内
    部を冷却するための冷却手段が設けられていることを特
    徴とするダイカスト金型用通気弁。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたダイカスト金型用
    通気弁において、 前記冷却手段は、前記受圧部材又は弁部材の内部に冷却
    用液体あるいは気体を通すことによりその受圧部材又は
    弁部材を冷却することを特徴とするダイカスト金型用通
    気弁。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されたダイカスト金型用
    通気弁において、 前記受圧部材又は弁部材はシリンダ部分の内側を摺動で
    きる構造であり、 前記冷却手段は、型開きをしているときに、前記シリン
    ダ部分と前記受圧部材又は弁部材との隙間から冷却用液
    体あるいは気体を放出させることにより、その受圧部材
    又は弁部材を周囲から冷却することを特徴とするダイカ
    スト金型用通気弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010105025A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Ryobi Ltd 鋳造用金型及び鋳造法
JP2020142258A (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 ジヤトコ株式会社 バルブ装置の冷却構造

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JP2020142258A (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 ジヤトコ株式会社 バルブ装置の冷却構造

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