JPH09167524A - 超細径多芯ケーブル - Google Patents

超細径多芯ケーブル

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JPH09167524A
JPH09167524A JP34749895A JP34749895A JPH09167524A JP H09167524 A JPH09167524 A JP H09167524A JP 34749895 A JP34749895 A JP 34749895A JP 34749895 A JP34749895 A JP 34749895A JP H09167524 A JPH09167524 A JP H09167524A
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JP
Japan
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resin composition
thin
ultra
core cable
weight
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Application number
JP34749895A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Kato
善久 加藤
Hideyuki Suzuki
秀幸 鈴木
Hiroshi Komuro
浩 小室
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器,医療機器製品等に用いる取扱性に
優れた自己融着性を有する超細径多芯ケーブルを提供す
る。 【解決手段】 ウレタンアクリレート系紫外線硬化樹脂
組成物中にイソシアネートが添加されている樹脂組成物
を、導体径100μm以下の金属線1上に、絶縁厚50
μm以下で被覆2を施した極細絶縁電線を複数本撚り合
わせた後、加熱処理により線間融着処理して得ることを
特徴とする超細径多芯ケーブル4である。また、上記樹
脂組成物のイソシアネート含有量が1重量%以上10重
量%以下の範囲である超細径多芯ケーブルである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器,医療
機器製品等に用いる超細径多芯ケーブルに関し、特に、
自己融着性を付与するとともに細径化,端末処理性,識
別性および取扱性の向上を図った新規な超細径多芯ケー
ブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信機器類や精密電子機器類の小
型化および高密度実装化が進み、より多くの情報信号を
伝達するため、導体であるケーブル芯線の細径化された
絶縁電線を複数本組み合わせた細径多芯ケーブルが使用
されている。特に、医療の分野においては、手術に先立
ってカテーテルを用いて生体内にセンサーを導入し、こ
のセンサーの検出信号から生体内部の情報を収集する試
みがなされており、脳等の生体深部から一度に多くの情
報を得るためにセンサーの小型化や、それに用いるリー
ド線の細径化や高密度化が要求されている。
【0003】絶縁電線の細径化は、導体の細径化と表面
被覆の薄肉化によって可能になる。表面被覆を薄く形成
する方法として、例えばエナメル線の製造に代表される
ように、液状材料を導体に塗布して硬化させる方法があ
る。
【0004】液状材料には熱硬化型,紫外線硬化型,電
子線硬化型等の種類があり、中でも紫外線硬化型樹脂組
成物は無溶剤で液状をなし、薄肉被覆の形成が容易で硬
化速度が速く、1回または数回の塗布によって任意の膜
厚を得ることができる。この紫外線硬化型樹脂組成物は
溶剤を使用する熱硬化性ワニスに比べて安全性が高く、
結線時の端末処理性にも優れており、さらに、無色透明
な樹脂組成物では着色が容易に行えるので電線の識別化
が図り易いという利点も備えている。
【0005】その他の方法として、ポリオレフィン系樹
脂やふっ素系樹脂等の熱可塑性樹脂をベースとした押出
による薄肉被覆の形成方法が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の被覆形
成方法において、被覆を薄肉化して使用とするとき、エ
ナメル線のように液状材料を導体に塗布して焼き付けに
よって硬化させる方法では端末の剥離性が悪く、さら
に、液状材料への着色が困難であることから、識別性に
劣るという問題がある。また、熱可塑性樹脂の押し出し
による形成方法では、押し出し時に導体への負荷が大き
くなるため、被覆材料の圧力および導体の引き抜き速度
を適切に制御することができないと導体の断線や外観の
荒れ、被覆厚の不均一といった不具合が生じることによ
り製造技術に困難性があり、細径化を阻んでいる要因と
なっている。
【0007】一方、極細径絶縁電線を複数本撚り合わせ
た超多心ケーブルを円筒状のチューブやスパイラルチュ
ーブに挿入する場合、撚り合わせただけでは挿入時にば
らけ、挿入ができないことや、挿入後においてもチュー
ブ内でばらけた状態では液中での電気的特性が不安定と
なる問題がある。また、撚り合わせた後、ばらけを防ぐ
ために外層コートを施すことがあるが、外径数十ミクロ
ンの絶縁電線を複数本撚り合わせた端末を1本1本取り
出すことは非常に手間が掛るという問題があった。
【0008】エナメル線の分野において、自己融着性を
付与する方法として共重合ナイロンやそれらの変性物等
を溶剤に溶かし、表面に薄く被覆した自己融着エナメル
線があるが、溶剤を使用するため、溶剤の回収等の大掛
かりな設備を必要とする外、生体とかかわる用途へは好
ましくないという問題点もある。
【0009】これに対し、紫外線硬化塗料は無溶剤化が
容易で、安全面,生産面等で大きなメリットをもってい
る。しかし、一般に紫外線硬化塗料はエナメル線の熱硬
化型ワニスと同様に、硬化時に三次元の架橋体を形成
し、硬化後は熱で溶融しないため、紫外線硬化塗料を被
覆したエナメル線を熱融着することができないという問
題点がある。
【0010】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、上述した従来技術の欠点を解消し、電子機器,
医療機器製品等に用いる取扱性に優れた自己融着性を有
する超細径多芯ケーブルを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、ウレタンア
クリレート系紫外線硬化樹脂組成物中にイソシアネート
が添加されている樹脂組成物を、導体径100μm以下
の金属線上に、絶縁厚50μm以下で被覆を施した極細
絶縁電線を複数本撚り合わせた後、加熱処理により線間
融着処理して得られることを特徴とする超細径多芯ケー
ブルである。また、上記樹脂組成物のイソシアネート含
有量が1重量%以上10重量%以下である超細径多芯ケ
ーブルである。
【0012】紫外線硬化樹脂組成物について本件発明者
らが種々の研究を行った結果、ウレタンアクリレート系
紫外線硬化樹脂組成物中にイソシアネートが添加されて
いること、さらに、イソシアネートの含有量が1重量%
以上10重量%以下とした樹脂組成物を、導体径100
μm以下の金属線上に、絶縁厚50μm以下で被覆を施
した極細絶縁電線を複数本撚り合わせた後、加熱処理に
より線間融着処理することで、細径化,取扱性,端末処
理性,識別性に優れた超細径多芯ケーブルを製造するこ
とが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明で使用するウレタン(メ
タ)アクリレート系紫外線架橋樹脂組成物は、ウレタン
(メタ)アクリレートオリゴマーを主成分とし、その
他、光重合性モノマーや、光重合開始剤等からなる樹脂
組成物であって、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴ
マーがジイソシアネートとポリオールとヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレートから製造されるものであれば
よく、特に規定するものではない。
【0014】光重合性モノマーとは、アクリロイル基,
メタクロイル基,アリル基,ビニル基等の不飽和二重結
合を有する官能基をもつ公知の反応性希釈剤等を用いる
ことができる。望ましくは官能基がメタクロイル基の単
官能モノマーを用いることが低温半田付性に有効であ
る。
【0015】光重合開始剤は特に規定するものではな
く、公知の光開始剤を用いればよい。例えば、アセトフ
ェノン系,ベンゾイン系,ベンゾフェノン系,チオキサ
ンソン系等がある。アセトフェノン系としては、2−ヒ
ドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オ
ン,1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン,2
−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−
モルホリノプロパン−1等があり、ベンゾフェノン系と
してはベンゾイン,ベンゾインメチルエーテル,ベンゾ
インイソプロピルエーテル,ベンゾインイソブチルエー
テル,ベンジルジメチルケタール等がある。また、ベン
ゾフェノン系としては、ベンゾフェノン,ベンゾイル安
息香酸メチル,3.3’−ジメチル−4−メトキシベン
ゾフェノン等があり、チオキサンソン系としては2.4
−ジエチルチオキサンソン,2.4−ジクロロチオキサ
ンソン等が挙げられる。
【0016】イソシアネートは特に制限するものではな
いが、イソシアネート基を少なくとも2個以上有するも
のであればよい。例えば、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート,イソホロンジイソシアネート,m−テトラメチル
キシレンジイソシアネート,p−テトラメチルキシレン
ジイソシアネート,p−フェニレンジイソシアネート,
2,4−トルエンジイソシアネート,ナフタレンジイソ
シアネート,4.4−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト,キシレンジイソシアネート,メチレンビス(4−シ
クロヘキシルイソシアネート),トリメチルヘキサメチ
レンジイソシアネート,4.4´−ジフェニルメタント
リイソシアネート等が挙げられる。
【0017】イソシアネートの添加量を1重量%以上1
0重量%以下とするのは、1重量%より少ないと多芯ケ
ーブルの屈曲や撚回時に剥れが生じ易いこと、10重量
%以上では添加量に対する効果が小さいことや紫外線架
橋樹脂組成物本来の特性を損なうためである。
【0018】導体を構成する金属は、銅,アルミニウ
ム,鉄,銀,白金等のいずれでもよく、それらの合金、
それらに錫,亜鉛等との合金でもよい。また、それらに
錫,銀,ニッケル等でメッキされたものでもよい。金属
導体は単線であってもよく、撚り線や撚り線をさらにメ
ッキしたものでもよい。また、平角状の金属導体でもよ
い。
【0019】この他必要に応じて光開始助剤,接着防止
剤,チクソ付与剤,充填剤,可塑剤,非反応性ポリマ
ー,着色剤,難燃剤,難燃助剤,軟化防止剤,離型剤,
乾燥剤,分散剤,湿潤剤,沈殿防止剤,増粘剤,帯電防
止剤,静電防止剤,防かび剤,防鼠剤,防蟻剤,艶消し
剤,ブロッキング防止剤,皮張り防止剤等、その他種々
の無機化合物,有機化合物を組み合わせて用いることが
できる。
【0020】極細絶縁電線の被覆材料として紫外線硬化
樹脂組成物を用いるのは、細径線への薄肉被覆や着色に
よる識別が容易にできること、さらに、熱硬化ワニスを
焼き付けるエナメル線に比べ、端末加工性(剥離性)に
優れる利点をもつためである。また、該樹脂組成物には
紫外線および熱硬化併用樹脂組成物を用いてもよい。紫
外線および熱硬化併用樹脂組成物としては、上記組成に
加え、熱による重合反応を開始させる働きをもつ熱重合
開始剤を組み合わせたものなどであればよく、これは特
に限定するものではない。
【0021】
【実施例】以下、この発明の具体的な実施例を比較例と
共に図面を参照して説明する。
【実施例1】ウレタンアクリレートオリゴマーM−11
00〔東亜合成化学工業(株)製〕を100重量部にフ
ェノキシエチルメタクリレート50重量部,イソボニル
メタクリレート30重量部および光重合開始剤の2,2
−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン(チバガイ
ギー製)5重量部とトルエンジイソシアネート5重量部
からなる紫外線硬化樹脂組成物を、図1に示す導体径2
5±1μm(銀メッキ銅合金線)の素線1上に被覆し、
紫外線照射炉を通して硬化させ、絶縁厚10±1μmの
自己融着性紫外線硬化樹脂層2を有する極細絶縁電線3
を得た後、図2に示すようにこれを2個撚りして加熱炉
を通して融着させ、超細径多芯ケーブル4を得て試料と
した。
【0022】
【実施例2】ウレタンアクリレートオリゴマーM−11
00を100重量部にイソボルニルメタクリレート50
重量部および光重合開始剤の2,2−ジメトキシ−2−
フェニルアセトフェノン(チバガイギー製)5重量部と
ヘキサメチレンジイソシアネート5重量部からなる紫外
線硬化樹脂組成物を、図1に示すように導体径25±1
μm(銀メッキ銅合金線)の素線1上に被覆し、紫外線
照射炉を通して硬化させ、絶縁厚10±1μmの自己融
着性紫外線硬化樹脂層2を有する極細絶縁電線4を得た
後、これを図3に示すように7個撚りして加熱炉を通し
て融着させ超細径多芯ケーブル5を得て試料とした。
【0023】
【実施例3】ウレタンアクリレートオリゴマーU−12
2M〔新中村化学(株)製〕100重量部にフェノキシ
エチルメタクリレート50重量部,イソボルニルメタク
リレート50重量部および光重合開始剤の2,2−ジメ
トキシ−2−フェニルアセトフェノン(チバガイギー
製)5重量部とトルエンジイソシアネート10重量部か
らなる紫外線硬化樹脂組成物を、図1に示すように導体
径25±1μm(銀メッキ銅合金線)の素線1上に被覆
し、紫外線照射炉を通して硬化させ、絶縁厚10±1μ
mの自己融着性紫外線硬化樹脂層2を有する極細絶縁電
線4を得た後、これを図3に示すように7個撚りして加
熱炉を通して融着させ超細径多芯ケーブル5を得て試料
とした。
【0024】
【比較例1】ウレタンアクリレートオリゴマーM−11
00を100重量部,フェノキシエチルメタクリレート
50重量部および光重合開始剤の2,2−ジメトキシ−
2−フェニルアセトフェノン(チバガイギー製)5重量
部よりなる紫外線硬化樹脂組成物を、図1に示すように
導体径25±1μm(銀メッキ銅合金線)の素線1上に
被覆し、紫外線照射炉を通して硬化させ、絶縁厚10±
1μmの自己融着性紫外線硬化樹脂層2を有する極細絶
縁電線3を得た後、これを実施例1と同様に図2に示す
ように2個撚りして加熱炉を通して融着させ超細径多芯
ケーブル4を得て試料とした。
【0025】
【比較例2】ウレタンアクリレートオリゴマーM−11
00を100重量部,フェノキシエチルメタクリレート
〔新中村化学(株)製〕60重量部および光重合開始剤
の2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン
(チバガイギー製)5重量部およびトルエンジイソシア
ネート0.5重量部よりなる紫外線硬化樹脂組成物を、
図1に示すように導体径25±1μm(銀メッキ銅合金
線)の素線1上に被覆し、紫外線照射炉を通して硬化さ
せ、絶縁厚10±1μmの自己融着性紫外線硬化樹脂層
2を有する極細絶縁電線3を得た後、これを図3に示す
ように7個撚りして加熱炉を通して融着させ超細径多芯
ケーブル5を得て試料とした。
【0026】表1に実施例1から実施例3および比較例
1,比較例2の超細径多芯ケーブルについて評価した結
果を示す。
【0027】
【表1】
【0028】この表において、自己融着性の評価方法
は、作製した撚り合わせ前の極細絶縁電線をツバ径40
mm,マンドレル径20mm,長さ50mmのアルミニ
ウム製ボビンに線同士が接触するように巻き付け、この
絶縁電線を通電加熱により約150℃の温度で10分処
理した後、極細絶縁電線の線間同士の接着を観察して評
価した。また、紫外線硬化樹脂組成物の200μm厚の
シートを作製し、これを幅20mm,長さ100mmに
したものを2枚重ね、アルミニウム金属板に挟み、荷重
500gを載せ、150℃の温度で30分加熱処理した
後、接着力をテンシロンで測定した。
【0029】表1から明らかなように、イソシアネート
を添加した実施例1〜実施例3の絶縁電線は、いずれも
自己融着が可能であった。また、シートの貼合わせでイ
ソシアネート基の比率が高い方が高い接着力が得られる
ことが分かる。一方、比較例1と比較例2の極細絶縁電
線はいずれも自己融着性はなく、シートの貼り付けでも
接着力の無いものであった。
【0030】また、上記表において、チューブ内挿入性
の評価方法は、作製した超細径多芯ケーブルを長さ2.
0mの内径0.12mm(実施例1,比較例1の試料)
および内径0.18mm(実施例2,実施例3,比較例
2の試料)のポリエチレンチューブを用い挿入性を評価
した。
【0031】この発明の超細径多芯ケーブルは、図2お
よび図3に示されるように構成して使用される外、図4
に示すように可塑性プラスチックまたは金属チューブ6
に挿入して使用される。この例の場合には超細径多芯ケ
ーブルの挿入性が極めて重要になる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の超細径
多芯ケーブルは、ウレタンアクリレート系紫外線硬化樹
脂組成物中にイソシアネートの含有量が1重量%以上1
0重量%以下とした樹脂組成物を、導体径100μm以
下の金属線上に絶縁厚50μm以下で被覆を施した極細
絶縁電線を複数本撚り合わせた後、加熱処理により線間
融着処理することで、挿入性,電気特性,細径化,取扱
性,端末処理性および識別性に優れた超細径多芯ケーブ
ルを得ることができ、今日的要請に応え得る意義は極め
て大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の極細絶縁電線の一実施例の構成を示
す横断面図、
【図2】この発明の超細径多芯ケーブルの一実施例の構
成を示す横断面図、
【図3】この発明の超細径多芯ケーブルの他の実施例の
構成を示す横断面図、
【図4】この発明の超細径多芯ケーブルをチューブ内に
挿入した一実施例の構成を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 自己融着性紫外線硬化樹脂層 2 導体 3 極細絶縁電線 4 超細径多芯ケーブル 5 超細径多芯ケーブル 6 可塑性プラスチックまたは金属チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01B 11/00 4232−5L H01B 11/00 B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウレタンアクリレート系紫外線硬化樹脂
    組成物中にイソシアネートが添加されている樹脂組成物
    を、導体径100μm以下の金属線上に、絶縁厚50μ
    m以下で被覆を施した極細絶縁電線を複数本撚り合わせ
    た後、加熱処理により線間融着処理して得ることを特徴
    とする超細径多芯ケーブル。
  2. 【請求項2】 上記樹脂組成物のイソシアネート含有量
    が1重量%以上10重量%以下の範囲である請求項1記
    載の超細径多芯ケーブル。
JP34749895A 1995-12-18 1995-12-18 超細径多芯ケーブル Pending JPH09167524A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000022022A1 (en) * 1998-10-15 2000-04-20 Dsm N.V. Photo curable resin composition for tension members
JP2008277261A (ja) * 2007-03-30 2008-11-13 Jsr Corp 電線被覆用放射線硬化性樹脂組成物
JP2013233520A (ja) * 2012-05-10 2013-11-21 Sawahei Co Ltd 細線へのコーティング方法及び該コーティング方法によって製造される被覆細線
CN109300602A (zh) * 2018-11-16 2019-02-01 唐山华通特种线缆制造有限公司 一种预埋型复合管缆及其制作方法

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