JPH09167384A - 光ディスクの反り防止方法及びその装置 - Google Patents

光ディスクの反り防止方法及びその装置

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JPH09167384A
JPH09167384A JP7348766A JP34876695A JPH09167384A JP H09167384 A JPH09167384 A JP H09167384A JP 7348766 A JP7348766 A JP 7348766A JP 34876695 A JP34876695 A JP 34876695A JP H09167384 A JPH09167384 A JP H09167384A
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warp
label printing
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ink
disk
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JP7348766A
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Tomohiro Mitani
智洋 三谷
Keiji Ueda
恵司 上田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 UVインキを用いてレーベル印刷部を形成し
ても、ディスク面内の反り角の増大や面振れが抑制で
き、所定状態の反り角を有する光ディスクが得られるよ
うにする。 【解決手段】 基板1と、該基板1上に形成された反射
膜2と、該反射膜2上に形成された保護膜3と、該保護
膜3上のディスク面に形成され、UVインキによって印
刷されたレーベル印刷部4と、センタ穴5とを備えた光
ディスク20において、前記UVインキによるレーベル
印刷部4の印刷時における反り変形を防止するために、
反レーベル印刷部側の逆反り形状で且つ冷却機構7を有
するディスク基板反り制御基盤6で支持しつつ、レーベ
ル印刷部側を加熱し、UVインキの硬化時の収縮による
基板1の反り変形を、事前の逆反り変形によって吸収し
て所定状態の反り角を有する光ディスク20に仕上げ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクに係
り、特にUVインキ(紫外線硬化型インキ)によってレ
ーベル印刷部(製造者名、歌手名、演奏名等の光ディス
クの内容を明示する部位)に印刷が施されている高密度
用に適した光ディスクの反り防止方法及びその装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスクについて図6及び図7
に基づいて説明する。スタンパ(記録済みの原盤から得
られた型)による射出成形によって成形されたポリカー
ボネート樹脂製の基板1には信号ピット1aが形成され
ている。この信号ピット1aの光ディスク20のディス
ク面側にはレーザ光による信号読取りを可能にするため
の反射膜2が形成されており、さらにその上に保護膜3
が形成されている。また、光ディスク20には信号再生
装置に装着するためのセンタ穴5が設けられている。ま
た、光ディスク20の内容を明示するためのレーベル印
刷部4が保護膜3上に印刷されている。
【0003】次に、レーベル印刷部4について説明す
る。コンパクトディスクの場合、レーベル印刷部(単に
レーベル部、またはラベル部ともいう)4には、内容を
表示するもの、例えば、製造者名、歌手名、演奏名等が
表示される。レーベル印刷部は顔料等を含んで不透明な
単色または多色のUVインキを印刷することで得られ
る。このUVインキをスクリーン印刷法により印刷し、
紫外線を照射してUVインキを硬化させている。
【0004】次に、光ディスク20における所定状態の
反り、所謂反り角について図8に基づいて説明する。M
はセンタ穴5の回転中心軸を、mはMに垂直な光ディス
ク20に接する面を、n1 はレーザ光の反射光路を、n
2 はレーザ光の反射光路を、θはレーザ光の入射光路n
1 と反射光路n2 とのなす角をそれぞれ示している。こ
こに図示していないレーザ装置が光ディスク20の下部
に配置されている。このレーザ装置から出射されたレー
ザ光の入射光路n1 は、光ディスク20のセンタ穴5の
回転中心軸Mに平行である。
【0005】レーザ光は基板1中を通過して信号ピット
1a上に形成されている反射膜2まで達してここで反射
される。そして、再び基板1中を通過して光ディスク2
0の外部に出る。そこには図示されていない検出器が配
置されており、この検出器によってレーザ光の位置が検
出される。これにより、レーザ光の反射光路n2 が決定
され、レーザ光の入射光路n1 と反射光路n2 のなす角
θ(反り角)が測定される。これが光ディスク20の基
板1における反り角である。
【0006】ところで、レーベル印刷部4を光ディスク
20の保護膜3上に形成すると、UVインキは紫外線の
照射により硬化乾燥する際に収縮を起こすため、光ディ
スク20の反り角で表わされる反りとは別個に新たな反
りが光ディスク20において発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】今、光ディスク20上
に形成されるレーベル印刷部4がディスク面上に占める
割合はいろいろである。ディスク面上の少ない面積に均
一にレーベル印刷部4が形成されている時は、UVイン
キ量も少なく、従ってこのUVインキの硬化に伴う圧縮
力も小さく、反り角θの絶対値及び周方向における変動
(面振れ)も小さい。逆に、ディスク面上にほぼ全面で
均一にレーベル印刷部4が形成されている時は、面振れ
は小さいが、反り角が大きくなる。また、ディスク面の
一部的にレーベル印刷部4が形成されている時は、その
部分の反り角の絶対値も大きくなり また面振れも大き
くなる。
【0008】ディスク面内の反り角や面振れが大きくな
ると、信号再生用のピックアップがディスク面に対して
定められた距離を保持追従(フォーカシング)すること
ができなくなり、結果的に信号再生が正確に行われなく
なる。このことは、特に高密度タイプの光ディスクでは
顕著である。逆に、ディスク面内の反り角や面触れが大
きいまま、高密度タイプの光ディスクに対応させるには
前記ピックアップの追従性を改善する必要があり、当然
大幅なコスト高となってしまう。
【0009】本発明は上記事情を鑑みてなされたもので
あり、請求項1記載の光ディスクの反り防止方法におい
ては、レーベル印刷部の印刷後のレーベル印刷部によっ
て発生するディスク面内の反りや面振れをキャンセルし
て、所定状態の反り角を有する光デイスクを得ることを
目的とするものである。
【0010】また、請求項2記載の光ディスクの反り防
止装置においては、ディスク全面における反りや面振れ
の防止を目的とするものである。
【0011】また、請求項3記載の光ディスクの反り防
止装置においては、ディスクの局所的の反りや面振れの
防止を目的とするものである。
【0012】また、請求項4記載の光ディスクの反り防
止方法においては、請求項1の目的に加え、現有の印刷
装置のUVインキ硬化工程の簡単な改造で対応できるよ
うにすることを目的とするものである。
【0013】また、請求項5記載の光ディスクの反り防
止装置においては、請求項2の目的に加え、現有の印刷
装置での対応を可能にすることを目的とするものであ
る。
【0014】また、請求項6記載の光ディスクの反り防
止装置においては、請求項3の目的に加え、現有の印刷
装置での対応を可能にすることを目的とするものであ
る。
【0015】また、請求項7記載の光ディスクの反り防
止方法においては、請求項1の目的に加え、各基板ごと
の印刷前後の反り量を知り、各ロットごとの反り角の変
化量を知ることによって安定した品質のものを得ること
を目的とするものである。
【0016】また、請求項8記載の光ディスクの反り防
止装置においては、請求項7の目的を確実に実現するこ
とを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、基板と、該基板上に形成された反射膜
と、該反射膜上に形成された保護膜と、該保護膜上のデ
ィスク面に形成され、UVインキによって印刷されたレ
ーベル印刷部と、センタ穴とを備えた光ディスクにおい
て、前記UVインキによるレーベル印刷部の印刷時にお
ける反り変形を防止するために、反レーベル印刷部側の
逆反り形状で且つ冷却機構を有するディスク基板反り制
御基盤で支持しつつ、レーベル印刷部側を加熱すること
を特徴とするものである。
【0018】また、反レーベル印刷部側に設けられ、ほ
ぼ全面均一のレーベル印刷部の印刷時のUVインキにお
ける硬化収縮による反り変形分をもった全体的な逆反り
形状で且つ冷却機構を有するディスク基板反り制御基盤
と、レーベル印刷部側に設けられ、レーベル印刷部側を
加熱する加熱手段とからなることを特徴とするものであ
る。
【0019】また、反レーベル印刷部側に設けられ、部
分的なレーベル印刷部の印刷時のUVインキにおける硬
化収縮による反り変形分をもった部分的な逆反り形状で
且つ冷却機構を有するディスク基板反り制御基盤と、レ
ーベル印刷部側に設けられ、レーベル印刷部側を加熱す
る加熱手段とからなることを特徴とするのものである。
【0020】また、基板と、該基板上に形成された、反
射膜と、該反射膜上に形成された保護膜と、該保護膜上
のディスク面に形成され、UVインキによって印刷され
たレーベル印刷部と、センタ穴とを備えた光ディスクに
おいて、前記UVインキによるレーベル印刷部の印刷時
における反り変形を防止するために、反レーベル印刷部
側のセンタースピンドルで支持しつつディスク面の外周
部を押圧することを特徴とするものである。
【0021】また、基板全体を反レーベル印刷部側より
保持するセンタースピンドルと、レーベル印刷部側に設
けられ、ディスク面全面の外周部を押圧するリング状の
加圧板とからなることを特徴とするものである。
【0022】また、基板全体を反レーベル印刷部側より
保持するセンタースピンドルと、レーベル印刷部側に設
けられ、ディスク面の一部の外周部を押圧するように一
部が凸部に形成されたリング上の加圧板とからなること
を特徴とするものである。
【0023】また、基板と、該基板上に形成された反射
膜と、該反射膜上に形成された保護膜と、該保護膜上の
ディスク面に形成され、UVインキによって印刷された
レーベル印刷部と、センタ穴とを備えた光ディスクにお
いて、前記UVインキによるレーベル印刷部の印刷時に
おける反り変形を防止するために、レーベル印刷部の印
刷前及びUVインキ硬化後のレーベル印刷部の印刷終了
後のそれぞれの基板の反り量を検出し、この検出結果に
基づいてデイスク基板反り制御基盤の反り量や加圧板へ
の押圧力を変化させたり、UVインキの使用量を加減さ
せたりして以後の光ディスクの反りを所定状態の反り角
に設定するようにすることを特徴とするものである。
【0024】さらに、レーベル印刷部の印刷前及びUV
インキ硬化後のレーベル印刷部の印刷終了後におけるそ
れぞれの基板の反りを測定する基板反り測定手段と、U
Vインキの使用量を測定するインキ使用量測定手段と、
前記基板反り測定手段による測定結果に基づいてインキ
使用量を補正するインキ使用量補正手段と、前記基板反
り測定手段による測定結果に基づいて反り量が調整され
るディスク基板反り制御基盤や押圧力が調整される加圧
板等の反り防止手段とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0025】上記構成とすることにより、レーベル印刷
部の印刷前に、印刷側を加熱して反印刷側のディスク基
盤反り制御基盤にならわせて一時の反りを発生させ、そ
の後、スクリーン印刷法によりレーベル印刷部を印刷す
れば、印刷前の元の所定状態の反り角のものを得ること
ができる。
【0026】また、スクリーン印刷後のUVインキ硬化
前に加圧板にて加圧して一時の反りを発生させ、その後
UVインキを硬化させれば、同様に所定状態の反り角の
ものを得ることができる。
【0027】また、レーベル印刷部の印刷の前後におい
て反り量を検出し、その結果から前記ディスク基板反り
制御基盤を交換させたり、加圧板の加圧を変えたりして
反りを補正し、また、レーベル印刷部の印刷時のインク
使用量を監視し、インク使用量も併せて制御を行うこと
によってもより安定した所定の反りをもった光ディスク
を得ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例を図に
基づいて説明する。図1及び図2は、基板と、該基板上
に形成された反射膜と、該反射膜上に形成された保護膜
と、該保護膜上のディスク面に形成され、UVインキに
よって印刷されたレーベル印刷部と、センタ穴とを備え
た光ディスク20において、前記UVインキによるレー
ベル印刷部の印刷時における反り変形を防止するため
に、反レーベル印刷部側の逆反り形状で且つ冷却機構を
有するディスク基板反り制御基盤で支持しつつ、レーベ
ル印刷部側を加熱する方法に係る光ディスクの反り防止
装置を示したものである。
【0029】図1において、スクリーン印刷前に、光デ
ィスク20の印刷側を赤外線ヒータなどで加熱させ、逆
に反印刷側にレーベル印刷部のUVインキ硬化収縮によ
る反り変遷分をもった逆反りの冷却機構7をもつディス
ク基板反り制御基盤6を配置させ、図中で示す矢印のよ
うにディスク基板反り制御基盤6にならった一時の反り
が作られ、その後、スクリーン印刷法により、レーベル
印刷部が形成される。レーベル印刷部がUVインキの硬
化により、収縮がおき、光ディスク20はレーベル印刷
部の印刷前と同じ反りをもった光ディスク20となる。
その時、種々に反った光ディスクに対してもディスク基
板反り制御基盤6の反り量を変えることで所定の反りを
もった光ディスク20が得られる。
【0030】また、レーベル印刷部がディスク面の一部
である場合、図2に示すように基板加熱をレーベル印刷
部の印刷パターンと同形状とした熱遮蔽盤8を介してレ
ーベル印刷部のみを前記同様に一時の反りにさせて、そ
の後スクリーン印刷法により、レーベル印刷部を形成さ
せることで未レーベル印刷部の一時の反りをなくし、レ
ーベル印刷部の印刷前と同じ反りをもった光ディスク2
0が得られる。その上、印刷パターン部のみにてUVイ
ンキを硬化させる(図示ぜす)ことで印刷パターン部以
外の部分にUVインキが照射されず、よって熱影響がな
く、面振れへの悪影響がない。
【0031】図3及び図4は、基板と、該基板上に形成
された反射膜と、該反射膜上に形成された保護膜と、該
保護膜上のディスク面に形成され、UVインキによって
印刷されたレーベル印刷部と、センタ穴とを備えた光デ
ィスクにおいて、前記UVインキによるレーベル印刷部
の印刷時における反り変形を防止するために、反レーベ
ル印刷部側のセンタースピンドルで支持しつつディスク
面の外周部を押圧する方法に係る光ディスクの反り防止
装置を示したものである。
【0032】図3においてスクリーン印刷後でUVイン
キ硬化前の光ディスク20を、センタースピンドル10
で反レーベル印刷側より保持し、レーベル印刷部側より
光ディスク20の外周部だけを押す加圧板9を配置さ
せ、機械的に一時の反りを作り保持した状態で、UVイ
ンキの硬化を行う。これは現有の印刷装置のUVインキ
硬化工程に加圧機構を付加させることで簡単に実施でき
る。
【0033】また、レーベル印刷部がディスク面の一部
である場合には、図4に示すような一部に凸部が形成さ
れた加圧板9に取り変えることで実施可能である。
【0034】図5は、基板と、該基板上に形成された反
射膜と、該反射膜上に形成された保護膜と、該保護膜上
のディスク面に形成され、UVインキによって印刷され
たレーベル印刷部と、センタ穴とを備えた光ディスクに
おいて、前記UVインキによるレーベル印刷部の印刷時
における反り変形を防止するために、レーベル印刷部の
印刷前及びUVインキ硬化後のレーベル印刷部の印刷終
了後のそれぞれの基板の反り量を検出し、この検出結果
に基づいてディスク基板反り制御基盤の反り量や加圧板
への押圧力を変化させたり、UVインキの使用量を加減
させたりして以後の光ディスクの反りを所定状態の反り
角に設定するようにする方法に係る光ディスクの反り防
止装置を示したものである。
【0035】図5において、レーベル印刷部の印刷の前
後において、反り量を検出し、その結果から前記ディス
ク基板反り制御基盤6を交換させたり、また、加圧板9
の加圧を変えて反りを補正し、また、レーベル印刷部の
インク使用量を監視し、インク使用量も併せて制御を行
うとより安定した所定の反りをもった光ディスク20を
得ることが可能である。
【0036】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の請求項1記載
の光ディスクの反り防止方法によれば、レーベル印刷部
の印刷後のレーベル印刷部によって発生するディスク面
内の反りや面振れがキャンセルでき、所定状態の反り角
を有する光ディスクを得ることができる。
【0037】また、本発明の請求項2記載の光ディスク
の反り防止装置によれば、ディスク全面における反りや
面振れが防止できる。
【0038】また、本発明の請求項3記載の光ディスク
の反り防止装置によれば、ディスクの局所的の反りや面
振れが防止できる。
【0039】また、本発明の請求項4記載の光ディスク
の反り防止方法によれば、請求項1における効果と同様
の効果の他に、現有の印刷装置のUVインキ硬化工程の
簡単な改造で対応できるようにすることができる。
【0040】また、請求項5記載の光ディスクの反り防
止装置によれば、請求項2における効果と同様の効果の
他に、現有の印刷装置での対応を可能にすることができ
る。
【0041】また、請求項6記載の光ディスクの反り防
止装置によれば、請求項3における効果と同様の効果の
他に、現有の印刷装置での対応を可能にすることができ
る。
【0042】また、請求項7記載の光ディスクの反り防
止方法によれば、請求項1における効果と同様の効果の
他に、各基板ごとの印刷前後の反り量が判るので、各ロ
ットごとの反り角の変化量を知ることによって安定した
品質のものを得ることができる。
【0043】また、請求項8記載の光ディスクの反り防
止装置によれば、請求項7における効果を確実に実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の概略説明図である。
【図2】図1の変形例の概略説明図である。
【図3】本発明に係る他の実施例の概略説明図である。
【図4】図3の変形例の概略説明図である。
【図5】本発明に係るさらに他の実施例の概略説明図で
ある。
【図6】従来技術に係る断面説明図である。
【図7】従来技術に係る平面図である。
【図8】従来技術に係る断面説明図である。
【符号の説明】
1 基板 1a 信号ピット 2 反射膜 3 保護膜 4 レーベル印刷部 5 センタ穴 6 ディスク基板反り制御基盤 7 冷却機構 8 熱遮蔽盤 9 加圧板 10 センタースピンドル 20 光ディスク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、該基板上に形成された反射膜
    と、該反射膜上に形成された保護膜と、該保護膜上のデ
    ィスク面に形成され、UVインキによって印刷されたレ
    ーベル印刷部と、センタ穴とを備えた光ディスクにおい
    て、前記UVインキによるレーベル印刷部の印刷時にお
    ける反り変形を防止するために、反レーベル印刷部側の
    逆反り形状で且つ冷却機構を有するディスク基板反り制
    御基盤で支持しつつ、レーベル印刷部側を加熱すること
    を特徴とする光ディスクの反り防止方法。
  2. 【請求項2】 前記光ディスクの反り防止方法に用いら
    れる装置であって、反レーベル印刷部側に設けられ、ほ
    ぼ全面均一のレーベル印刷部の印刷時のUVインキにお
    ける硬化収縮による反り変形分をもった全体的な逆反り
    形状で且つ冷却機構を有するディスク基板反り制御基盤
    と、レーベル印刷部側に設けられ、レーベル印刷部側を
    加熱する加熱手段とからなることを特徴とする光ディス
    クの反り防止装置。
  3. 【請求項3】 前記光ディスクの反り防止方法に用いら
    れる装置であって、反レーベル印刷部側に設けられ、部
    分的なレーベル印刷部の印刷時のUVインキにおける硬
    化収縮による反り変形分をもった部分的な逆反り形状で
    且つ冷却機構を有するディスク基板反り制御基盤と、レ
    ーベル印刷側に設けられ、レーベル印刷部側を加熱する
    加熱手段とからなることを特徴とする光ディスクの反り
    防止装置。
  4. 【請求項4】 基板と、該基板上に形成された反射膜
    と、該反射膜上に形成された保護膜と、該保護膜上のデ
    ィスク面に形成され、UVインキによって印刷されたレ
    ーベル印刷部と、センタ穴とを備えた光ディスクにおい
    て、前記UVインキによるレーベル印刷部の印刷時にお
    ける反り変形を防止するために、反レーベル印刷部側の
    センタースピンドルで支持しつつディスク面の外周部を
    押圧することを特徴とする光ディスクの反り防止方法。
  5. 【請求項5】 前記光ディスクの反り防止方法に用いら
    れる装置であって、基板全体を反レーベル印刷部側より
    保持するセンタースピンドルと、レーベル印刷部側に設
    けられ、ディスク面全面の外周部を押圧するリング状の
    加圧板とからなることを特徴とする光ディスクの反り防
    止装置。
  6. 【請求項6】 前記光ディスクの反り防止方法に用いら
    れる装置であって、基板全体を反レーベル印刷部側より
    保持するセンタースピンドルと、レーベル印刷部側に設
    けられ、ディスク面の一部の外周部を押圧するように一
    部が凸部に形成されたリング状の加圧板とからなること
    を特徴とする光ディスクの反り防止装置。
  7. 【請求項7】 基板と、該基板上に形成された反射膜
    と、該反射膜上に形成された保護膜と、該保護膜上のデ
    ィスク面に形成され、UVインキによって印刷されたレ
    ーベル印刷部と、センタ穴とを備えた光ディスクにおい
    て、前記UVインキによるレーベル印刷部の印刷時にお
    ける反り変形を防止するために、レーベル印刷部の印刷
    前及びUVインキ硬化後のレーベル印刷部の印刷終了後
    のそれぞれの基板の反り量を検出し、この検出結果に基
    づいてディスク基板反り制御基盤の反り量や加圧板への
    押圧力を変化させたり、UVインキの使用量を加減させ
    たりして以後の光ディスクの反りを所定状態の反り角に
    設定するようにすることを特徴とする光ディスクの反り
    防止方法。
  8. 【請求項8】 前記光ディスクの反り防止方法に用いる
    装置であって、レーベル印刷部の印刷前及びUVインキ
    硬化後のレーベル印刷部の印刷終了後におけるそれぞれ
    の基板の反りを測定する基板反り測定手段と、UVイン
    キの使用量を測定するインキ使用量測定手段と、前記基
    板反り測定手段による測定結果に基づいてインキ使用量
    を補正するインキ使用量補正手段と、前記基板反り測定
    手段による測定結果に基づいて反り量が調整されるディ
    スク基板反り制御基盤や押圧力が調整される加圧板等の
    反り防止手段とを備えたことを特徴とする光ディスクの
    反り防止装置。
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