JPH0916570A - 文書作成装置及び文書保存方法 - Google Patents

文書作成装置及び文書保存方法

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JPH0916570A
JPH0916570A JP7166627A JP16662795A JPH0916570A JP H0916570 A JPH0916570 A JP H0916570A JP 7166627 A JP7166627 A JP 7166627A JP 16662795 A JP16662795 A JP 16662795A JP H0916570 A JPH0916570 A JP H0916570A
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JP7166627A
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Yoshitaro Shibuya
吉太郎 渋谷
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】文書情報を複数の階層毎に分類した木形式で保
存する機能を備えた文書作成装置において、ユーザ自身
により各階層毎の分類を順次指定して行く必要はなく、
文書情報を容易にカテゴリ分類して保存すること。 【構成】入力部12の操作により作成されて文書バッフ
ァ14に記憶された文書データの保存に際し、ヘッダ情
報14aとして「文書名」「表題」「著作者」等を入力
すると、そのヘッダ情報14aの各項目の中で、補助記
憶装置15に予め記憶されたカテゴリ分類情報15bの
各階層毎の分類情報と一致するヘッダ情報が該階層毎に
順次検索されて対応するディレクトリ名が設定され、そ
の各階層毎の設定ディレクトリ名に従って前記文書デー
タが補助記憶装置15に階層形式で保存される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書情報を複数の階層
毎に分類した木形式で保存する機能を備えた文書作成装
置及び文書保存方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワードプロセッサ等の文書作成
装置において、作成した文書データを保存する場合に、
文書の保存を指示すると、文書ヘッダの入力画面が表示
される。
【0003】この文書ヘッダの入力画面では、「文書
名」「表題」「著作者」「備考」「作成日付」「校正日
付」等、保存したい文書データに関する複数の情報を入
力することができるが、従来、文書データは、このうち
の「文書名」のみがラベルとして利用されフロッピディ
スクやハードディスク等の補助記憶媒体に保存される。
【0004】つまり、文書ファイルの管理情報として
は、個々に保存された複数の文書データの各「文書名」
が、該文書名として記述された番号の順序や文字の50
音順に従って直列に配列された形式となっている。
【0005】そして、前記「文書名」以外に文書ヘッダ
として入力された「表題」「著作者」等の他のヘッダ情
報は、文書データの一部として保存され、前記ファイル
管理情報として配列管理された「文書名」をキーとし
て、必要に応じ表示画面に表示させて確認できるように
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の文書作成装置では、保存された複数の文書データ
は、単に、そのそれぞれの「文書名」として記述された
番号の順序や文字の50音順に従って配列管理されるだ
けなので、例えば1つの補助記憶媒体の中だけでは、各
文書データをそのカテゴリに応じて分類して管理するこ
とはできない。
【0007】このため、従来は、複数の補助記憶媒体の
それぞれを異なるカテゴリとして予め分類しておき、文
書データを作成する毎に、その文書データのカテゴリに
応じた別々の補助記憶媒体を使用して保存を行なってい
た。
【0008】一方、ワークステーションやパーソナルコ
ンピュータにおけるファイル管理システムでは、保存す
るファイルのカテゴリに応じて、複数の階層毎に分類し
た木形式(ディレクトリ・ツリー構造)でファイル管理
を行なうことが可能であるが、ファイルの保存を行なう
実際の手順としては、ユーザ自身が、ファイルのカテゴ
リに応じた各階層毎の分類を順次指定して行き、最終階
層への保存に導かなければならず、簡単にカテゴリ分類
したファイルの保存を行なうことができない問題があ
る。
【0009】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、ユーザ自身により各階層毎の分類を順次指定
して行く必要はなく、文書情報を容易にカテゴリ分類し
て保存することが可能になる文書作成装置及び文書保存
方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係わる文書作成装置は、文書情報を複数の階層毎
に分類した木形式で保存するための各階層毎に定義され
た分類情報が予め記憶される分類情報記憶手段と、前記
文書情報の保存に際しその文書ヘッダを入力する文書ヘ
ッダ入力手段と、この文書ヘッダ入力手段により入力さ
れた文書ヘッダの中で、前記分類情報記憶手段に記憶さ
れた各階層毎の分類情報と一致するヘッダ情報を該階層
毎に順次検索する階層分類検索手段と、この階層分類検
索手段により一致検索された各階層毎の分類情報に従っ
て前記文書情報を階層形式で保存する保存制御手段とを
具備したことを特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項2に係わる文書作成
装置は、前記請求項1に係わる文書作成装置にあって、
その保存制御手段による文書情報の保存先は補助記憶装
置であり、この補助記憶装置は前記分類情報記憶手段も
兼ねていることを特徴とする。
【0012】また、本発明の請求項3に係わる文書作成
装置は、前記請求項1又は請求項2に係わる文書作成装
置にあって、その分類情報記憶手段に予め記憶される分
類情報は、ユーザにより任意に作成されて予め記憶され
ることを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の請求項4に係わる文書保
存方法は、文書情報を複数の階層毎に分類した木形式で
保存するための各階層毎に定義された分類情報を予め記
憶し、前記文書情報の保存に際しその文書ヘッダを入力
し、この入力された文書ヘッダの中で、前記予め記憶し
た各階層毎の分類情報と一致するヘッダ情報を該階層毎
に順次検索し、この検索により一致検索された各階層毎
の分類情報に従って前記文書情報を階層形式で保存する
ようにしたことを特徴とする。
【0014】
【作用】つまり、前記請求項1に係わる文書作成装置で
は、文書情報を複数の階層毎に分類した木形式で保存す
るための各階層毎に定義された分類情報が分類情報記憶
手段に予め記憶され、文書情報の保存に際し文書ヘッダ
入力手段により入力された文書ヘッダの中で、前記分類
情報記憶手段に記憶された各階層毎の分類情報と一致す
るヘッダ情報が該階層毎に順次検索され、その一致検索
された各階層毎の分類情報に従って前記文書情報が階層
形式で保存されるので、ユーザは文書ヘッダを入力する
だけで、文書情報をカテゴリ分類して保存できることに
なる。
【0015】また、前記請求項2に係わる文書作成装置
では、請求項1に係わる文書作成装置にあって、その保
存制御手段による文書情報の保存先が補助記憶装置とさ
れ、この補助記憶装置が前記分類情報記憶手段も兼ねる
ので、補助記憶媒体毎に異なる分類形式で文書情報をカ
テゴリ分類して保存できることになる。
【0016】また、前記請求項3に係わる文書作成装置
では、請求項1又は請求項2に係わる文書作成装置にあ
って、その分類情報記憶手段に予め記憶される分類情報
が、ユーザにより任意に作成されて予め記憶されるの
で、ユーザ毎に作成した所望の分類情報に従って文書情
報をカテゴリ分類して保存できることになる。
【0017】さらに、前記請求項4に係わる文書保存方
法では、文書情報を複数の階層毎に分類した木形式で保
存するための各階層毎に定義された分類情報を予め記憶
し、前記文書情報の保存に際しその文書ヘッダを入力
し、この入力された文書ヘッダの中で、前記予め記憶し
た各階層毎の分類情報と一致するヘッダ情報を該階層毎
に順次検索し、この検索により一致検索された各階層毎
の分類情報に従って前記文書情報を階層形式で保存する
ようにしたので、ユーザは文書ヘッダを入力するだけ
で、文書情報をカテゴリ分類して保存できることにな
る。
【0018】
【実施例】以下図面により本発明の実施例について説明
する。図1は本発明の実施例に係わる文書作成装置の電
子回路の構成を示すブロック図である。
【0019】この文書作成装置の電子回路は、CPU等
を用いて構成される制御部11を備えている。前記制御
部11は、入力部12におけるキー操作等に伴なう入力
信号に応じて、ROM13に予め記憶されているシステ
ムプログラムを起動させ、回路各部の動作制御を行な
う。
【0020】前記制御部11には、前記入力部12、R
OM13の他、文書バッファ14、フロッピディスク装
置(FDD)あるいはハードディスク装置(HDD)等
を用いて構成される補助記憶装置15、RAM16、液
晶ドットマトリクス方式の表示部17、サーマル印字ヘ
ッド,キャリッジ,プラテン等を用いて構成される印刷
部18が接続される。
【0021】前記入力部12には、例えばひらがなやカ
タカナ,英字,数字,記号を入力するための文字・記号
入力キー、かな/漢字変換キー、表示画面上での入力位
置の移動操作やデータ選択操作を行なうためのカーソル
キー、文書作成モードや文書保存モード,印刷モード等
の各種動作モードの設定を行なうためのモード設定キー
等、文字記号データの入力処理,保存処理,表示処理,
印刷処理に必要な多数の機能指定キーと共に、選択デー
タの確定や指定機能の実行を指示するための選択/実行
キーが備えられる。
【0022】前記ROM13には、この電子回路全体の
動作制御を司るシステムプログラムと共に、文書作成処
理プログラム,文書保存処理プログラム、印刷処理プロ
グラム等、各種動作モードに対応させたサブプログラム
が予め記憶される。
【0023】前記文書バッファ14には、前記文書作成
モードの設定状態において、前記入力部12の操作に伴
ない作成表示される文書データが記憶されるもので、こ
の文書データの保存に際し入力されるヘッダ情報14a
は、作成した文書データと共にこの文書バッファ14に
一旦記憶される。
【0024】図2は前記文書作成装置における文書デー
タの保存に際し表示部17に表示される文書ヘッダの入
力画面を示す図である。この文書ヘッダの入力画面は、
「文書名」「表題」「著者名」「備考」「作成日付」
「校正日付」の各項目からなるヘッダ情報14aの入力
画面であり、ユーザによる入力部12の操作に応じて、
保存対象の文書データに合わせた任意の情報が入力され
る。
【0025】前記補助記憶装置15には、文書作成モー
ドにおいて作成されて文書バッファ14に記憶された文
書データが、そのヘッダ情報14a(図2参照)に基づ
いて転送保存されるもので、この補助記憶装置15に
は、該補助記憶装置15に保存される複数の文書データ
を複数の階層毎に分類した木形式(ディレクトリ・ツリ
ー構造)で保存するためのファイル管理情報15aが記
憶されると共に、そのツリー構造の各階層毎のカテゴリ
分類を予め定義したカテゴリ分類情報15bが記憶され
る。
【0026】図3は前記文書作成装置の補助記憶装置1
5に記憶されるファイル管理情報15aの管理構造を示
す図である。前記補助記憶装置15に記憶される文書デ
ータのファイル管理構造は、第1〜第3の階層を有し、
各階層毎に木形式で複数のカテゴリに分類されるもの
で、例えば文書名「ABC」の文書データは、第1階層
では「開発グループ」のディレクトリに分類され、第2
階層では「報告」のディレクトリに分類され、第3階層
では「石川」のディレクトリに分類されて管理される。
【0027】図4は前記文書作成装置の補助記憶装置1
5に予め記憶されるカテゴリ分類情報15bを示す図で
ある。前記補助記憶装置15に記憶されるカテゴリ分類
情報15bは、前記ファイル管理構造の各階層毎に定義
される分類情報と、該定義分類に対応するディレクトリ
名、及び各階層毎の定義分類の検索先となる文書ヘッダ
の項目名が、それぞれ対応付けられて構成されるもの
で、例えばある文書データをカテゴリ分類して保存する
際に、第1階層は、固定の分類としてディレクトリ名
「開発グループ」が設定されるが、第2階層は、文書ヘ
ッダ情報14a(図2参照)の「表題」に入力された情
報に基づき定義分類が検索されて対応するディレクトリ
名が設定され、第3階層は、文書ヘッダ情報14aの
「著作者」に入力された情報に基づき定義分類が検索さ
れて対応するディレクトリ名が設定される。
【0028】図5は前記文書作成装置のRAM16にお
けるデータレジスタの構成を示す図である。前記RAM
16には、各種の動作モードにおいて制御部11に対し
入出力されるデータが一時的に記憶されるワークバッフ
ァ16a、文書データをカテゴリ分類して保存する処理
に伴ない分類検索の対象となる階層値Nがセットされる
階層レジスタ16b、保存対象の文書データに対応して
各階層毎に設定されたディレクトリ名が記憶される設定
ディレクトリ名レジスタ16c等が備えられる。
【0029】前記表示部17には、例えば文書作成モー
ドでは、入力部12におけるキー入力操作に応じて作成
されて行く文書データが表示され、文書保存モードで
は、文書ヘッダ情報14aの入力画面(図2参照)が表
示され、印刷モードでは、印刷対象として選択された文
書データが表示される。
【0030】前記印刷部18では、印刷モードにおい
て、印刷対象として選択された文書データ等が印刷され
る。次に、前記構成による文書作成装置の動作について
説明する。
【0031】図6は前記文書作成装置における文書デー
タのカテゴリ分類保存処理の前半部を示すフローチャー
トである。図7は前記文書作成装置における文書データ
のカテゴリ分類保存処理の後半部を示すフローチャート
である。
【0032】文書作成モードの設定状態において、入力
部12の操作に応じて文書データが作成されて表示部1
7に表示され、文書バッファ14に記憶されている状態
で、この作成された文書データを補助記憶装置15に保
存するのに、入力部12のモード設定キーを操作して文
書保存モードに設定すると、図2に示すように、表示部
17に対し文書ヘッダ入力画面が表示される(ステップ
S1)。
【0033】この文書ヘッダ入力画面が表示された状態
で、入力部12を操作して保存対象文書データに対す
る、例えば「文書名:ABC」「表題:営業日報」「著
者名:石川一郎」等の各ヘッダ情報14aを入力し、文
書保存の実行を指示すると、入力されたヘッダ情報14
aは文書バッファ14に記憶されている保存対象の文書
データと共に記憶され、文書ヘッダの入力が終了したと
判断される(ステップS2→S3)。
【0034】この際、カテゴリ分類して保存「する」か
「しない」かのユーザ選択を促す保存選択メッセージが
表示される(ステップS3→S4)。ここで、入力部1
2のカーソルキー及び「選択/実行」キー等を操作して
カテゴリ分類保存「する」を選択して指定すると、ま
ず、RAM16内の階層レジスタ16bに階層値N(=
1)がセットされ、補助記憶装置15に予め記憶された
カテゴリ分類情報15b(図4参照)の第1階層の定義
情報に基づき、該第1階層のディレクトリ名「開発グル
ープ」が固定的に設定され、設定ディレクトリ名レジス
タ16cに記憶される(ステップS4→S5)。
【0035】すると、前記RAM16内の階層レジスタ
16bには、階層値N(=2)がセットされる(ステッ
プS6)。前記RAM16内の階層レジスタ16bに階
層値N(=2)がセットされると、前記カテゴリ分類情
報15b(図4参照)の第2階層の定義情報に基づき、
その定義先であるヘッダ情報14aの「表題」の中で一
致する分類情報が検索される(ステップS7)。
【0036】ここで、前記ヘッダ情報14aの「表題:
営業日報」の中で一致する第2階層の定義分類として
“日報”が検索されると、その一致した定義分類“日
報”に対応して第2階層のディレクトリ名「報告」が設
定され、設定ディレクトリ名レジスタ16cに記憶され
る(ステップS8→S9)。
【0037】すると、前記ステップS9において設定さ
れた第2階層のディレクトリ名「報告」が、補助記憶装
置15内のファイル管理情報15aの中の第2階層の分
類として既に記述されているか否か判断される(ステッ
プS10)。
【0038】このステップS10において「Yes」、
つまり、前記保存対象文書データのヘッダ情報14aに
おける「表題:営業日報」基づき設定された第2階層の
ディレクトリ名「報告」が、補助記憶装置15内のファ
イル管理情報15aの中の第2階層の分類として既に記
述されていると判断されると、階層レジスタ16bにセ
ットされている階層値N(=2)が最終階層値(=3)
に到達したか否か、つまり、ファイル管理情報15aの
最終階層までディレクトリ名の分類設定が終了したか否
か判断される(ステップS10→S11)。
【0039】この場合、前記階層レジスタ16bにセッ
トされている現在の階層値Nは“2”であり、最終階層
値“3”には到達してないと判断されるので、該階層レ
ジスタ16bにセットされている階層値N(=2)は
(+1)されて階層値N(=3)に更新される(ステッ
プS11→S12)。
【0040】前記RAM16内の階層レジスタ16bに
階層値N(=3)がセットされると、前記カテゴリ分類
情報15b(図4参照)の第3階層の定義情報に基づ
き、その定義先であるヘッダ情報14aの「著作者」の
中で一致する分類情報が検索される(ステップS7)。
【0041】ここで、前記ヘッダ情報14aの「著作
者:石川 一郎」の中で一致する第3階層の定義分類と
して“石川”が検索されると、その一致した定義分類
“石川”に対応して第3階層のディレクトリ名「Ish
i」が設定され、設定ディレクトリ名レジスタ16cに
記憶される(ステップS8→S9)。
【0042】すると、前記ステップS9において設定さ
れた第3階層のディレクトリ名「Ishi」が、補助記
憶装置15内のファイル管理情報15aの中の第3階層
の分類として既に記述されているか否か判断される(ス
テップS10)。
【0043】このステップS10において「Yes」、
つまり、前記保存対象文書データのヘッダ情報14aに
おける「著作者:石川 一郎」基づき設定された第3階
層のディレクトリ名「Ishi」が、補助記憶装置15
内のファイル管理情報15aの中の第3階層の分類とし
て既に記述されていると判断されると、階層レジスタ1
6bにセットされている階層値N(=3)が最終階層値
(=3)に到達したと判断される(ステップS10→S
11)。
【0044】すると、各階層毎に設定されてRAM16
内の設定ディレクトリ名レジスタ16cに記憶された第
1階層〜第3階層までのディレクトリ名「開発グルー
プ」→「報告」→「Ishi」に従って、ファイル管理
情報15aの対応する最終階層ディレクトリ名「Ish
i」の下に前記ヘッダ情報14aの「文書名:ABC」
が記述され、前記文書バッファ14に記憶されている文
書データが補助記憶装置15に保存される(ステップS
11→S15)。
【0045】これにより、前記文書ヘッダ情報14aと
して「文書名:ABC」「表題:営業日報」「著作者:
石川 一郎」が与えられた文書データは、補助記憶装置
15において、そのファイル管理情報15aの第1階層
ディレクトリ「開発グループ」→第2階層ディレクトリ
「報告」→第3階層ディレクトリ「Ishi」の順でカ
テゴリ分類されて保存される。
【0046】一方、前記ステップS8において「N
o」、つまり、例えば階層レジスタ16bに階層値N
(=2)セットされている場合において、前記ヘッダ情
報14aの「表題」の中で一致する第2階層の定義分類
がないと判断されると、該第2階層のディレクトリ名は
「ETC」に設定され、設定ディレクトリ名レジスタ1
6cに記憶される(ステップS8→S13)。
【0047】また、前記ステップS10において「N
o」、つまり、例えば階層レジスタ16bに階層値N
(=2)セットされている場合において、ステップS9
にて設定された第2階層のディレクトリ名が、補助記憶
装置15内のファイル管理情報15aの中の第2階層の
分類として未だ記述されてないと判断されると、その設
定ディレクトリ名がファイル管理情報15aの中の第2
階層下に新たに記述される(ステップS10→14)。
【0048】また、前記ステップS4において「N
o」、つまり、カテゴリ分類保存「しない」を選択して
指定すると、ファイル管理情報15aの第1階層下に、
文書ヘッダ情報14aの「文書名:ABC」が記述さ
れ、文書バッファ14に記憶されている文書データは、
補助記憶装置15に対しカテゴリ分類されずに単独で保
存される(ステップS4→S16)。
【0049】したがって、前記構成の文書作成装置によ
れば、入力部12の操作により作成されて文書バッファ
14に記憶された文書データの保存に際し、ヘッダ情報
14aとして「文書名」「表題」「著作者」等を入力す
ると、そのヘッダ情報14aの各項目の中で、補助記憶
装置15に予め記憶されたカテゴリ分類情報15bの各
階層毎の分類情報と一致するヘッダ情報が該階層毎に順
次検索されて対応するディレクトリ名が設定され、その
各階層毎の設定ディレクトリ名に従って前記文書データ
が補助記憶装置15に階層形式で保存されるので、ユー
ザは前記ヘッダ情報14aを入力するだけで、その文書
データをカテゴリ分類して保存することができる。
【0050】また、前記構成の文書作成装置によれば、
カテゴリ分類情報15bが補助記憶装置15内に予め記
憶されるので、例えば文書管理を行なうフロッピディス
ク毎に異なる分類形式にして、文書データを保存するこ
とができる。
【0051】また、前記構成の文書作成装置によれば、
前記補助記憶装置15に予め記憶されるカテゴリ分類情
報15bは、文書データと同様に扱われ、ユーザの用途
に合わせた任意の分類形式として作成できるので、ユー
ザ毎に作成した所望の分類情報15bに従って文書デー
タを保存することができる。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係わ
る文書作成装置によれば、文書情報を複数の階層毎に分
類した木形式で保存するための各階層毎に定義された分
類情報が分類情報記憶手段に予め記憶され、文書情報の
保存に際し文書ヘッダ入力手段により入力された文書ヘ
ッダの中で、前記分類情報記憶手段に記憶された各階層
毎の分類情報と一致するヘッダ情報が該階層毎に順次検
索され、その一致検索された各階層毎の分類情報に従っ
て前記文書情報が階層形式で保存されるので、ユーザは
文書ヘッダを入力するだけで、文書情報をカテゴリ分類
して保存できるようになる。
【0053】また、本発明の請求項2に係わる文書作成
装置によれば、請求項1に係わる文書作成装置にあっ
て、その保存制御手段による文書情報の保存先が補助記
憶装置とされ、この補助記憶装置が前記分類情報記憶手
段も兼ねるので、補助記憶媒体毎に異なる分類形式で文
書情報をカテゴリ分類して保存できるようになる。
【0054】また、本発明の請求項3に係わる文書作成
装置によれば、請求項1又は請求項2に係わる文書作成
装置にあって、その分類情報記憶手段に予め記憶される
分類情報が、ユーザにより任意に作成されて予め記憶さ
れるので、ユーザ毎に作成した所望の分類情報に従って
文書情報をカテゴリ分類して保存できるようになる。
【0055】さらに、本発明の請求項4に係わる文書保
存方法によれば、文書情報を複数の階層毎に分類した木
形式で保存するための各階層毎に定義された分類情報を
予め記憶し、前記文書情報の保存に際しその文書ヘッダ
を入力し、この入力された文書ヘッダの中で、前記予め
記憶した各階層毎の分類情報と一致するヘッダ情報を該
階層毎に順次検索し、この検索により一致検索された各
階層毎の分類情報に従って前記文書情報を階層形式で保
存するようにしたので、ユーザは文書ヘッダを入力する
だけで、文書情報をカテゴリ分類して保存できるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる文書作成装置の電子回
路の構成を示すブロック図。
【図2】前記文書作成装置における文書データの保存に
際し表示部に表示される文書ヘッダの入力画面を示す
図。
【図3】前記文書作成装置の補助記憶装置に記憶される
ファイル管理情報の管理構造を示す図。
【図4】前記文書作成装置の補助記憶装置に予め記憶さ
れるカテゴリ分類情報を示す図。
【図5】前記文書作成装置のRAMにおけるデータレジ
スタの構成を示す図。
【図6】前記文書作成装置における文書データのカテゴ
リ分類保存処理の前半部を示すフローチャート。
【図7】前記文書作成装置における文書データのカテゴ
リ分類保存処理の後半部を示すフローチャート。
【符号の説明】
11 …制御部、 12 …入力部、 13 …ROM、 14 …文書バッファ、 14a…文書ヘッダ情報、 15 …補助記憶装置(FDD・HDD)、 15a…ファイル管理情報、 15b…カテゴリ分類情報、 16 …RAM、 16a…ワークバッファ、 16b…階層レジスタ(N)、 16c…設定ディレクトリ名レジスタ、 17 …表示部、 18 …印刷部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書情報を複数の階層毎に分類した木形
    式で保存するための各階層毎に定義された分類情報が予
    め記憶される分類情報記憶手段と、 前記文書情報の保存に際しその文書ヘッダを入力する文
    書ヘッダ入力手段と、 この文書ヘッダ入力手段により入力された文書ヘッダの
    中で、前記分類情報記憶手段に記憶された各階層毎の分
    類情報と一致するヘッダ情報を該階層毎に順次検索する
    階層分類検索手段と、 この階層分類検索手段により一致検索された各階層毎の
    分類情報に従って前記文書情報を階層形式で保存する保
    存制御手段とを具備したことを特徴とする文書作成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記保存制御手段による前記文書情報の
    保存先は補助記憶装置であり、この補助記憶装置は前記
    分類情報記憶手段も兼ねていることを特徴とする請求項
    1記載の文書作成装置。
  3. 【請求項3】 前記分類情報記憶手段に予め記憶される
    分類情報は、ユーザにより任意に作成されて予め記憶さ
    れることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の文書
    作成装置。
  4. 【請求項4】 文書情報を複数の階層毎に分類した木形
    式で保存するための各階層毎に定義された分類情報を予
    め記憶し、 前記文書情報の保存に際しその文書ヘッダを入力し、 この入力された文書ヘッダの中で、前記予め記憶した各
    階層毎の分類情報と一致するヘッダ情報を該階層毎に順
    次検索し、 この検索により一致検索された各階層毎の分類情報に従
    って前記文書情報を階層形式で保存するようにしたこと
    を特徴とする文書保存方法。
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