JPH09164218A - 災害安全装置 - Google Patents

災害安全装置

Info

Publication number
JPH09164218A
JPH09164218A JP20986295A JP20986295A JPH09164218A JP H09164218 A JPH09164218 A JP H09164218A JP 20986295 A JP20986295 A JP 20986295A JP 20986295 A JP20986295 A JP 20986295A JP H09164218 A JPH09164218 A JP H09164218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
earthquake
desk
disaster safety
safety device
resistant structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20986295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3760249B2 (ja
Inventor
Mitsuhiro Fujiwara
充弘 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP20986295A priority Critical patent/JP3760249B2/ja
Publication of JPH09164218A publication Critical patent/JPH09164218A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3760249B2 publication Critical patent/JP3760249B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Lowering Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コスト的にも安価につき、しかも、安全性の
高い災害安全装置。 【解決手段】 地震等に対する安全装置であって、耐震
構造体は、建造物の外部74にも連通するようになって
いる。耐震構造体の内部空間に、机72と椅子が耐震部
材として構成されている。また、避難用具を内装した枕
であって、背負い用の紐を備えるとともに折り畳まれて
紐を折り畳み間に介入させ得る一方、開くことで取り出
された紐により背負い可能になっている。テーブルを含
む机一般と椅子のセットを利用する者を防護するための
災害安全装置であって、脚部分と同脚部分に耐震構造体
として関連をもって利用する者の上方にまで延びる部分
とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地震(津波を含
む)、土砂崩れ、台風、洪水等の種々の災害に有効に機
能するようにした災害安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、近年では地震や津波あるいは土
砂崩れ等が激烈なものになっているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのための対策とし
て、本出願人は先にカプセル体に関する提案をしたので
あるが、コスト的な問題もここに考慮しつつより安全性
の高い災害対策を採る必要があることを痛感した。
【0004】この発明は前記課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、コスト的にも安
価につき、しかも、安全性の高い災害安全装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、地震等に対し人命を保全す
るための災害安全装置であって、机、食卓机、こたつ、
ベッド等で代表される家具自体が耐震構造体とされてい
るとともに、同構造体の内部空間に生活必要手段が構成
されている。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、耐震構造体の上面には緩衝部材が配置されている。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1または2
において、耐震構造体は建造物の床下基盤にも支持され
るようになっている。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1から4ま
でのいずれかにおいて、耐震構造体は、建造物の外部に
も連通するようになっている。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1から4ま
でのいずれかにおいて、耐震構造体の内部空間に、机と
椅子が耐震部材として構成されている。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項1におい
て、家具が食卓を含む机であり、同机に付加的に耐震構
造体を構成するとともに、同耐震構造体は、受板を備
え、同受板が、前記机の下方にあって同机との間に緩衝
部材が介装されている。
【0011】請求項7記載の発明は、避難用具を内装し
た枕であって、背負い用の紐を備えるとともに折り畳ま
れて前記紐を折り畳み間に介入させ得る一方、開くこと
で取り出された紐により背負い可能になっている。
【0012】請求項8記載の発明は、テーブルを含む机
一般と椅子のセットを利用する者を防護するための災害
安全装置であって、脚部分と同脚部分に耐震構造体とし
て関連をもって前記利用する者の上方にまで延びる部分
とを備えてなる。
【0013】請求項9記載の発明は、請求項8におい
て、脚部分と上方にまで延びる部分とを備えた耐震構造
体にテーブル自体が耐震部材として一体に構成されてい
る。
【0014】
【実施例】以下、図示した実施例を参照してこの発明を
詳細に説明する。図1は、ベッドを耐久構造体として形
成したものである。実施例では1段であるが仮想線のよ
うに2段でもよい。同ベッドは、木製ではなく、強度の
充分な金属が使用されている。すなわち、57は枠体
で、ブレース58…でさらなる強度アップが図られてい
る。その中段やや下方には、床板59が複数に分割して
剥ぎ取り自在に配され、60はそのための把手になる穴
である。そして、床板59の下方の空間には、開閉扉6
1で出し入れ自在な非常収納ボックス62…が設けられ
ている。
【0015】同ベッドには入口扉63が設けられて通常
出入り可能であり、その内部には、生活必要手段を入れ
るボックス64が常時備え付けられている。そして、就
寝中に地震等が発生した場合、強度構造体であるベッド
そのもので安全が確保されるとともに、その後も、ボッ
クス62,64で非常時に必要な生活が可能である。勿
論、トイレや水、空気等も全てボックス62,64から
供給可能である。尚、このベッドは、突っ張り65や床
下補強支柱66などにより更に補強され得る。同ベッド
は、屋外に設置可能でもある。ベッド外部に全体的に張
り付けられる防護板56は、耐火物で強度のある部材を
用いる。ボックス62,64には、靴を入れておいた
り、電気コンセントや非常時にそれを利用可能な機器、
照明やクーラーなどを組み込んでおくこともできる。
【0016】図2は、建造物内の机72を耐久構造体と
した例を示す。この机72は、床を通じて補強柱73で
更に強度アップを図るようにしてもよく、また、この机
72内の空間が避難空間になることから、同空間を通じ
て外部に脱出可能にも構成する。この場合、補助通路の
ため、ガード74を付する。
【0017】図3は、机93を一体成形により耐久構造
体とし、更に内部埋め込み式に金属板からなる骨組み9
4を組み込んだものである。支柱95で更に強化を図っ
てもよい。ボックス96も適宜に配す。また仮想線のよ
うに、構造体97の一部で机93を構成してもよい。
【0018】図4は、建造物内でのタンス99等の家具
が倒れて互いにハの字に構成されるようにしたものであ
る。タンス99の上端角部には当たり100が取り付け
られているとともに、バネ101でタンス99が一定以
上は倒れないように工夫されている。尚、リンク102
で角度規制してもよい。
【0019】図5に示す実施例は、ベッド130の本体
をアングル(金属)材などにより耐震構造としてその内
部に非常用具ボックス131を備え付けたものにおい
て、同ベッド130の上面に更に強度上板132を載せ
付けるとともに、本体の底部にも強度下板133をブラ
ケット134にて結合して強度アップを図ったものであ
る。強度上板132および強度下板133は、木質ある
いは金属質更にプラスチックなど材料は自由に選択す
る。尚、底部には可動用のローラー135が取り付けら
れている。
【0020】図6に示す実施例は、図5のような耐震構
造のベッド130を床盤137にアンカー固定された4
本の補強支柱138にも結合して更に耐震構造としたも
のである。139は床板である。
【0021】図7に示す実施例は、耐震型食卓机141
や事務机などの脚部142回りに回転操作可能なように
椅子143を配したもので、この平面図は、図10にも
示されているように、4点(あるいはその他の数点)配
置になっている。椅子143は、ステー144を介して
食卓机141に連結されているので、それが机の下方あ
るいは外部のいずれにあっても地震発生時に耐震構造の
一部として有効に機能する。145はストッパである。
【0022】図8に示す実施例は、飾り棚147全体を
ゴム等の緩衝体148で耐震支持させるとともに、同棚
147自体を支持棒149回りに緩衝筒150を介装し
て耐震構造にしたものである。
【0023】図9に示す実施例は、勉強等の耐震構造の
机152を緩衝体153で下支持し、それに椅子154
を対応させたものにおいて、机152を耐震枠155で
大きく覆い、さらに椅子154の背柱156を枠155
の上部と結合して耐震構造としたものである。尚、仮想
線で示すように机152は耐震枠153と一体化しても
よい。
【0024】図11に示す実施例は、カバー326付き
の枕本体327を例えば、クッション材とし、その一部
を切開溝328として形成して、地震などの非常時には
同溝328を仮想線のように大きく開いて頭に被ること
により家屋等からの落下に備えるようにしたものであ
る。
【0025】図12に示す実施例は、枕本体329を左
右2つの部分から構成してクイックファスナで相互に着
脱自在に連設するとともに、破線のように脚入れ孔33
0をそれぞれに形成したもので、非常時には、左右を分
けて孔330に脚を挿入することでガラスなどで怪我を
せずに避難等ができるようにしたものである。
【0026】図13および図14に示す実施例は、就寝
中等に使用される枕340がそのまま地震発生後に避難
用具として使えるようにしたものである。この枕340
は、図13に示すように、内部に避難用具が収納されて
いて、ファスナー341を開けば簡単に取り出せるよう
にされているとともに、その外層部は通常の枕として使
えるように柔軟になっている。そして、外袋342で包
まれている。枕340は2つ折り型とされて、面ファス
ナー343でその状態を保持できるようになっている。
面ファスナー343を外せば、矢印のように展開でき、
紐344が同時に出るので、図14に示すように背負っ
て避難することができるのである。そして展開した状態
では、ファスナー341を開ければ内部から避難用具を
取り出せるのである。
【0027】図15に示す実施例は、同じく枕346に
ついての案で、同枕346は、横に少し長目に作られ、
その一側が枕部347とされる一方、他側がファスナー
348の開閉で避難用具を取り出せるものになってい
る。同他側も少し柔軟な外層になっている。そして、避
難用紐349は、金具350に直接取り付けておいても
よいが、枕部347の一側のファスナー348を開ける
ことで取り出せ、通常はここに仕舞っておくことができ
る。
【0028】図16に示す実施例は、市販で一般家庭等
で既に使用されている洋風ベッド381を地震対策のた
めに補強した例である。同ベッド381は、4本の補強
用の柱382…と、これらの柱382…を下端において
連結する底枠部材383…と、柱382…を上端におい
て連結する天枠部材384…とで構造体を構成する。こ
れらは金属製でジョイント385…で相互に強固に連結
されるとともに、ブレース386…で更なる補強がなさ
れる。底部には、緩衝部材387が敷設されるととも
に、天枠部材384…には、受板388…を介して肉厚
の大きな緩衝部材389が効果的な緩衝をするように備
え付けられている。尚、柱382とベッド381とは連
結片390で連結され、底枠部材383…もベッド38
1の底と連結するようにしてもよい。尚、仮想線で示す
ように、補強体の天底面には、緩衝内張材390を装備
しておけば、より安全である。この内張材390に代え
てあるいは同内張材390とともにエアーバッグを装備
してもよい。このことは、図27から図35でも可能で
ある。
【0029】図17および図18は、一般家庭で既に使
用されている2段ベッドあるいはこれから販売される2
段ベッドを対象にしてそれに補強を追加補充し、地震時
に有効に機能するようにした実施例を示している。同ベ
ッドは、1段あるいは3段以上であってもよい。既存の
ベッドは、木質で四角な断面の支柱392…を4隅に配
し、これらの支柱392…間を底枠材393…と中段枠
材394…で連結するとともに各枠材393…,394
…内に床敷材395を配して構成されている。尚、上段
連結材396も渡してある。
【0030】ベッド補強構造体はこの既存のベッドを取
り囲むようにして設置されている。すなわち、同構造体
は、基本的に金属質で製作され、アングル型をして前記
支柱392の二面に添うように4隅に配置された支柱3
98…と、これらの支柱398…の下端を連結する一対
の第1底枠材399…と、同じく支柱398…の下端を
連結する一対の第2底枠材400…とを備えるととも
に、支柱398…の中段間を連結する中段枠材401…
と、上段連結材402…とを備える。これらは、予め組
み立てられるのでなく現場でジョイント板403…と装
飾ボルト404…を使って連結される。現場組立のた
め、支柱398…は、図18に仮想線で示すように連結
ボルト・ナット405…で既存ベッド側に止め付けら
れ、これが既存ベッドと補強構造体との一体化を可能に
する。
【0031】支柱398…の各下端には、図18に示す
ように、支柱398の一側面とそれに隣合う他側面とに
合致する略L字形をした座板406…が溶接等により固
着されており、同座板406…の底側には、緩衝部材4
07…が介装されるとともに、座板406…同士は前記
第2底枠材400…でボルト連結されている。また、各
支柱398…の上端には上座板408…が取り付けら
れ、それに緩衝部材409…を介してその上に天枠40
9の取付板410…が乗りかかってボルト止めされてい
る。天枠409は耐力のあるアーチ形にしており、その
上に厚みのある主緩衝部材411が載せられて適宜装着
される。尚、補強体の天底面には、緩衝内張材390を
装備しておけば、より安全である。この内張材390に
代えてあるいは同内張材390とともにエアーバッグを
装備してもよい。
【0032】図19は、支柱392にアングル型の補強
用支柱413を当て付けるようにして補足する場合の他
の例を示している。支柱413には、二辺に孔414…
が開けられており、この孔414…を通じてボルト41
5…が挿通されている。このボルト415…の先端に
は、支柱392の内側に当て付けられる保持片416に
ねじ込まれ、このねじ込みにより支柱392の回りに支
柱413と保持片416が締め付け固定される。尚この
構造は、支柱392の上下に複数段構成されている。こ
の構造にすることにより、支柱392の断面寸法が大小
様々であっても対応できる。そのため、前記孔414は
長孔(あるいはばか孔)になっている。
【0033】図20も支柱392にアングル型の補強用
支柱418を締着する例を示している。419は長孔形
(あるいはばか孔形)をした支柱418の孔、420は
ボルト、421は支柱392に沿って上下方向に配され
るL形のアングル、422はこのアングル421の上下
方向に沿って溶接されて上下の組で支柱392の角を捉
えるように配したナットである。この構造によっても支
柱392の寸法が異なっても共通のもので対応すること
ができる。
【0034】図21および図22は、ベッドの側面に付
加される側枠についての変形例を示している。図21の
側枠は、上・下部材424,425と、これらの間を斜
めに継ぐ斜材426と、連結板427と、リブ428と
でなる。上・下部材424,425と斜材426とはボ
ルト429で現場組立可能に連結するようにしてもよ
い。430は緩衝部材である。尚、仮想線のように、X
形にする斜材426を追加してもよい。
【0035】図22は、上・下部材431,432と、
その間を垂直に継ぐ縦部材433と、連結板434とで
H形に形成された側枠を示している。連結板434には
ボルトを備えてもよい。尚、図21および図22の側枠
は、1つのベッドに対して図示したもの1つあるいは一
対配してもよい。一対の場合は相互間を天間等で連結す
るようにしてもよい。該天間等の連結部材は、1本ある
いは2本など自由である一方、上からみてZ形やX形、
H形になるように配してもよい。
【0036】図23は、和風寝具436により就寝する
場合の安全枠体についての実施例を示す。同枠体は、左
右一対のアーチ437…と、これらの上端および下端間
を継ぐ横架材438とを備える。これらは現場組立可能
にボルトで着脱自在にしてもよい。尚、枠体の上端と下
端には緩衝部材439を設けてあるが、更に、アーチ4
37の外周などに沿って緩衝部材を付してもよい。ま
た、緩衝部材439は枠体の上面全体を覆うものとして
もよい。さらに、アーチ437は、側方からみて山形に
してもよい。尚、補強体の天底面には、緩衝内張材39
0を装備しておけば、より安全である。この内張材39
0に代えてあるいは同内張材390とともにエアーバッ
グを装備してもよい。
【0037】図24は、同じく和風寝具で就寝する場合
の安全枠体の他の例を示す。すなわち、正面からみて山
形になるように左右一対のアーチ440を斜め配置して
底板441で支持し、底部および上端に緩衝部材442
を配したものである。より強く抵抗する。
【0038】尚、アーチは上からみて敷き布団を斜めに
横断する1本のものであってもよく、また、上からみて
X字に配してもよい。
【0039】図25は、寝たきりの人や入院中の人を護
るために考えらえれた実施例である。簡易ベッドは、手
すりパイプ444を備え、これに対し、ガード445
は、パイプ444に締着される前後1対の曲げパイプ4
45と、2分割型の取付筒446…と、曲げパイプ44
5間を連結する連結パイプ447と、斜材448とでな
る。天部には緩衝部材を覆ってもよい。尚、この場合
も、図23あるいは図24で示すアーチ型の補強枠を使
用できる。尚、補強体の天底面には、緩衝内張材390
を装備しておけば、より安全である。この内張材390
に代えてあるいは同内張材390とともにエアーバッグ
を装備してもよい。
【0040】図26も簡易ベッドの補強構造を示す。同
構造は、手すりパイプ450の中間にあるように垂直に
配された補強ステー451と、手すりパイプ450の上
側に配置された補助パイプ452とを備え、ステー45
1、手すりパイプ450および補助パイプ452の三
者、並びに手すりパイプ450と補助パイプ452相互
が合わせ型の連結パイプ453…で締め付けられている
とともに、手すりパイプ450と補助パイプ452とは
側部においても連結ロッド454で結合されている。尚
455は天枠である。
【0041】図27、図28および図29は、食卓など
の既存あるいはこれから販売される4本脚タイプのテー
ブル457を補強の対象にした実施例を示している。こ
れらの図において、中心線を境に左側は、天板458に
垂直に脚459が取り付けられたタイプを示し、右側
は、脚459がやや斜めに取り付けられたものを示して
いる。
【0042】460は補強脚で、円筒の金属パイプでな
り、脚459の外周に嵌め合わされている。前後の補強
脚460の下端間は、底座461で連結され、その底側
には緩衝部材462が設けられている。また、前後の補
強脚460間は、他の縦板463で連結一体化されてい
る。尚、脚459が垂直な場合は、縦板463付の補強
脚460を脚459に一体のまま挿通できるが、脚45
9が斜めの場合には、補強脚460を2分割式で合わせ
型とするか、あるいは縦板463をボルト等で現場で補
強脚460に合体させるものとする。
【0043】補強脚460の上端には天座464が取り
付けられ、同天座464と天板458間には、緩衝部材
462が介装されている。尚、補強脚460は、各種径
サイズのものがあることから、充分大きな内径をもつも
ので共通に対応できるようにすることもある。同補強脚
460は角筒でもよい。縦板463の内側にはブラケッ
ト465を介して偏平筒状の受板466が天板458の
底面に添うように取り付けられている。尚、天板458
と受板466との間にも緩衝部材を入れて緩衝機能の
他、寸法調整用のスペーサとしても機能するようにでき
る。前記補強脚460は、L型アングルあるいは溝型チ
ャンネル材を使用できる。テーブル内には非常避難用具
のボックスを設置できる。この場合、縦板463を背板
として利用できる。
【0044】図30および図31は、テーブル468内
の空間に少し小さ目の補強体469を設置して補強機能
を発揮するようにした実施例を示す。同補強体469
は、偏平な四角筒状の補強脚470の1対と、各脚47
0の下端に固着した座471と、その底の緩衝部材47
2と、補強脚470間に渡された受板473とを備え、
緩衝部材474と補助緩衝部材475を介して天板47
6に当たっている。下側の緩衝部材472および上側の
緩衝部材474あるいは補助緩衝部材475はテーブル
468と補強体469との寸法差を吸収する。尚、47
7は避難用具ボックスである。
【0045】図32は、脚479に離れて補強脚480
を配したもので、その下端をアジャスタ481で昇降調
節可能にしたものである。
【0046】図33は、テーブル483の内空間に四角
ブロック状の緩衝部材484を入れ込み、上側の薄い補
助緩衝部材485で寸法吸収可能にするとともに、同緩
衝部材484内を長円形などに抉って避難空間たる補強
体486を挿入したものである。487は避難用具ボッ
クスである。
【0047】尚、仮想線で示すように補強体をテーブル
483よりはみ出すようにしてもよい。この部分は、避
難用具入れとしたり、通常生活用の用具入れなどとして
利用できる他、災害防護機能が大きくなる。
【0048】図34は、天板488の脚489を補強脚
490と連結板491でつないだものにおいて、同連結
板491を分割して寸法調整自在にボルト止めしたもの
である。
【0049】図35は、脚493が中央に1枚設けられ
たテーブルを対象にして、同脚493の前後にあるよう
に補強脚494とこれを継ぐ連結部材495を設けたも
ので、補強脚494の下端の座496は緩衝部材497
で受られる一方、上端にはアングル等の長い受部材49
8が設けられ、この受部材498は、テーブルの長さ方
向に延びて向こう側の補強脚494に連結されている。
【0050】図36は、タンスなどの家具500の転倒
防止装置を示している。畳501を利用して同畳501
の家具500の後方隅にあるようにL形ブラケット50
2を装着して家具500の重さでブラケット502が効
果的に固定されるようにしてある。尚、同ブラケット5
02は床板に釘止めやねじ止めしてもよい。一方、家具
500の前コーナーには止め金具503をセットし、同
金具503とブラケット502間にターンバックル50
4を備えて長さ調節可能な引きロッド505を通してあ
る。只、ロッド505の上端には、バネ506が設けら
れているが、ナットで固定化してもよい。
【0051】図37および図38に示す実施例は、椅子
507に座って事務机や勉強机等の机508で事務処理
等をする者を地震から護るための防護装置509につい
てのものである。同防護装置509は、相対向して座る
人を防護するように構成され、その他の防護の態様につ
いては後述する。
【0052】防護装置509は、略半円形に曲げられた
金属パイプ製のメインフレーム510を共通部材として
4本備え、同フレーム510は、側方からみてX字形に
反り返るように配されるとともに、その間が連結部材5
11で継がれ、また、座る人の上方を通るように横架部
材512で継がれている。尚、仮想線のように、前後の
メインフレーム510間を上部連結部材513で継いで
もよい。尚、連結部材511は、回転自在なヒンジ結合
にしてもよい。
【0053】メインフレーム510の各下端には補強部
材515を介してL字あるいはコの字形のブラケット5
16が取り付けられ、同ブラケット516は、緩衝材5
17を介してアンカー518により床519に固定され
ている。左右に対向する連結部材511間には、棚52
0が形成される一方、メインフレーム510の各上端に
は、分割線521により着脱自在とされた緩衝材522
とキャップ523が装着されている。
【0054】尚、事務机は一般に左右方向に複数個配列
されるので、図37、図38のように各個ずつに防護装
置509を構成せず、複数個ある机の左右両側端にのみ
メインフレーム510を構成してそれらの間を横架部材
512で継ぐように構成してもよく、例えば、4個ある
机のうち2個ずつに対して図37、図38の防護装置を
構成してもよい。さらに、連結部材511、上部連結部
材513、横架部材512等はそのうち1つ以上を選択
的に着脱自在な連結にしてもよい。横架部材512にも
緩衝材を付してもよい。また、図38に仮想線で示すよ
うに、机508や床519あるいは椅子507から上方
に延びるフレーム受524を設けてもよい。さらに、メ
インフレームは、側面形状がV形になるように形成して
もよい。
【0055】また、図39に示す実施例のように、単一
本のメインフレーム510で防護装置を構成してもよ
い。この場合、下部を仮想線のようにL字形に曲げても
よく、また、連結部材526を備えて対向する側に着脱
自在にしてもよい。さらに、仮想線のように、椅子50
7の側方を立ち上がるようなメインフレーム527にし
てもよい。また、フレーム510は、円形に曲げて後方
の者をも防護するように構成することもできる。
【0056】図40および図41は、喫茶店内のテーブ
ル530に付属の椅子531に座る者の防護装置532
についての実施例を示す。同装置532は、メインフレ
ーム533、連結部材534,534、上部連結部材5
35、横架部材536、ブラケット537、緩衝材53
8を備え、アンカー539で固定された一体型のもので
ある。横架部材536にも緩衝材540が取り付けら
れ、左右のフレーム533間には、横連結板541が設
けられてその上にテーブル530が設置されている。横
連結板541は無しにしてテーブル530をフレーム5
33に連結してもよい。尚、連結部材534は筐体にな
っていてその中にプランター542をセットして花を鑑
賞できるようにしてある。テーブルは会議用の机や食堂
机等でもよい。フレーム533相互は、左右に対してあ
るいは前後に対して着脱自在にしてもよい。テーブル5
30は、既存の脚付きのものとし、それを囲むような防
護装置を構成してもよい。前記防護装置も複数個のテー
ブルに対してその全体あるいは複数一部個数を一括的に
囲むものにしてもよい。一方、図37および図38の実
施例でも同様であるが、図示のような個別的に囲む装置
である場合には、左右等隣合うもの相互を連結するよう
にすれば、相互補強作用により強度アップが図れる。
【0057】図42および図43は、前記喫茶店のテー
ブル545や会議用テーブル等に関してその椅子(図示
省略)に座る者を防護するための装置を示す実施例であ
る。この実施例では、テーブル545が強度メンバーの
1つとされるとともに、同テーブル545に4本で拡が
り状の金属パイプ製脚546が取り付けられる一方、テ
ーブル545上の中央には、着座者の上方にくるように
上方拡がり状の1対の防護パイプ547が突設されてい
る。このパイプ547は、T字形をなすようにしてもよ
い。
【0058】図44は、下端一部が欠けた円形状をした
フレーム550と、その中間高さ間を継ぐ連結部材55
1とでなるものを左右1対備え、これらの間をテーブル
552で連結した実施例を示す。テーブル552は着脱
自在に連結してもよい。尚、フレームは逆三角形にして
もよい。
【0059】図45および図46は、事務机や勉強机等
の机554を床555に強固に固定して地震に備える実
施例を示す。机554には、脚置き556が連結部材と
して設けられているが、同脚置き556の左右2か所あ
るいは1か所と床555との間に固定具を構成してあ
る。この固定具は、緩衝材557を介して脚置き556
に上から抱き込むフック558を上端に備えたL字形の
固定板559で構成され、同固定板559の底に緩衝材
560を介してアンカー561で床555上に固定する
ようにしてある。尚、固定板559には、ボルトナット
562を備え脚置き556の下を通るようにして固定を
なすこともできる。また、仮想線のように前後に座をも
つリップ付きコの字枠体でなる固定板559を採用して
もよい。
【0060】
【発明の効果】この発明は以上のような災害安全装置で
あるので、コスト的にも安価につき、しかも、安全性の
高い災害安全装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す耐久ベッドの斜視
図。
【図2】他の実施例を示す側面模式図。
【図3】他の実施例を示す正面図。
【図4】他の実施例を示す模式図。
【図5】他の実施例を示す耐震机の正面図。
【図6】他の実施例を示す床下補強付き耐震机の縦断面
図。
【図7】他の実施例を示す回転椅子付き食卓の正面図。
【図8】他の実施例を示す免震型飾り棚の側面図。
【図9】他の実施例を示す机と椅子を耐震構造にセット
した正面図。
【図10】他の実施例を示す図44の平面図。
【図11】枕を安全用具として構成した例を示す斜視
図。
【図12】枕を安全用具として構成した他の例を示す斜
視図。
【図13】枕が避難用品を兼ねる例を示す斜視図。
【図14】同枕を避難時に背負った様子を示す側面図。
【図15】枕を避難用品とした他の例を示す斜視図。
【図16】洋風ベッドについての地震対策例を示す斜視
図。
【図17】2段ベッドについての地震対策例を示す斜視
図。
【図18】同要部横断面図。
【図19】補強支柱の装着例を示す断面図。
【図20】補強支柱の他の装着例を示す断面図。
【図21】ベッド補強用の側枠例を示す正面図。
【図22】ベッド補強用の側枠例を示す正面図。
【図23】和風寝具での就寝用地震対策例を示す斜視
図。
【図24】和風寝具での就寝用地震対策例を示す斜視
図。
【図25】簡易ベッドの補強例を示す斜視図。
【図26】簡易ベッドの補強例を示す斜視図。
【図27】テーブルについての補強例を示す正面図。
【図28】図27のZ−Z線断面図。
【図29】図27の側面図。
【図30】テーブルについての他の対策例を示す正面
図。
【図31】図30のテーブルの平面図。
【図32】アジャスタ付補強脚の例を示す断面図。
【図33】テーブルについての他の対策例を示す正面
図。
【図34】テーブル補強体の脚間調節手段を示す断面
図。
【図35】1本脚式テーブルについての対策例を示す側
面図。
【図36】家具転倒防止策を示す側面図。
【図37】机と椅子を備えてその利用者を地震から防護
する装置の一例を示す平面図。
【図38】図37の側面図。
【図39】他の防護装置を示す側面図。
【図40】喫茶店内に対する防護装置を示す平面図。
【図41】図40の側面図。
【図42】他の防護装置を示す平面図。
【図43】図42の側面図。
【図44】他の防護装置例を示す側面図。
【図45】机の固定方式の一例を示す正面図。
【図46】同例の拡大断面図。
【符号の説明】
72,93,141,152…机、椅子…154、6
6,138…床下補強支柱、137…床下基盤、34
0,346…枕、344…紐、389,411,47
4,475…緩衝部材、457,468,483…テー
ブル。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地震等に対し人命を保全するための災害
    安全装置であって、机、食卓机、こたつ、ベッド等で代
    表される家具自体が耐震構造体とされているとともに、
    同構造体の内部空間に生活必要手段が構成されている災
    害安全装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、耐震構造体の上面に
    は緩衝部材が配置されている災害安全装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、耐震構造体
    は建造物の床下基盤にも支持されるようになっている災
    害安全装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から4までのいずれかにおい
    て、耐震構造体は、建造物の外部にも連通するようにな
    っている災害安全装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれかにおい
    て、耐震構造体の内部空間に、机と椅子が耐震部材とし
    て構成されている災害安全装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、家具が食卓を含む机
    であり、同机に付加的に耐震構造体を構成するととも
    に、同耐震構造体は、受板を備え、同受板が、前記机の
    下方にあって同机との間に緩衝部材が介装されている災
    害安全装置。
  7. 【請求項7】 避難用具を内装した枕であって、背負い
    用の紐を備えるとともに折り畳まれて前記紐を折り畳み
    間に介入させ得る一方、開くことで取り出された紐によ
    り背負い可能になっている災害安全装置。
  8. 【請求項8】 テーブルを含む机一般と椅子のセットを
    利用する者を防護するための災害安全装置であって、脚
    部分と同脚部分に耐震構造体として関連をもって前記利
    用する者の上方にまで延びる部分とを備えてなる災害安
    全装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、脚部分と上方にまで
    延びる部分とを備えた耐震構造体にテーブル自体が耐震
    部材として一体に構成されている災害安全装置。
JP20986295A 1995-07-14 1995-07-14 災害安全装置 Expired - Lifetime JP3760249B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20986295A JP3760249B2 (ja) 1995-07-14 1995-07-14 災害安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20986295A JP3760249B2 (ja) 1995-07-14 1995-07-14 災害安全装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20989195A Division JPH08257154A (ja) 1995-01-27 1995-07-13 災害安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09164218A true JPH09164218A (ja) 1997-06-24
JP3760249B2 JP3760249B2 (ja) 2006-03-29

Family

ID=16579864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20986295A Expired - Lifetime JP3760249B2 (ja) 1995-07-14 1995-07-14 災害安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3760249B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006333880A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Fresh Paint Kk 地震避難用テーブル
JP2009180077A (ja) * 2007-09-14 2009-08-13 Fujiwara Sangyo Kk 安全防護装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006333880A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Fresh Paint Kk 地震避難用テーブル
JP2009180077A (ja) * 2007-09-14 2009-08-13 Fujiwara Sangyo Kk 安全防護装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3760249B2 (ja) 2006-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5203363A (en) Portable canopy attachment
US20120079968A1 (en) Personal protective structure
RU199436U1 (ru) Подъемная кровать
US7322056B2 (en) Adult bed
US5737784A (en) Protective bed frame with earthquake shelter
JP5023266B2 (ja) 安全防護装置
JP2007007406A5 (ja)
JP5309347B2 (ja) 安全防護装置
JPH09164218A (ja) 災害安全装置
JP3312171B2 (ja) 地震等災害用の安全装置
JPH105079A (ja) 災害安全装置
JP5877390B2 (ja) 床下支持型耐震避難テーブル
JPH0731063U (ja) 災害からの避難システム
JP5360636B2 (ja) 安全防護装置
JP5292563B2 (ja) 安全防護装置
JPH0938229A (ja) 災害安全装置
JPH09121981A (ja) 災害安全装置
JPH09327353A (ja) 災害安全装置
JP5526325B2 (ja) 地震避難用机
KR100793441B1 (ko) 칸막이가 구비된 침대
JPH08266372A (ja) 耐圧構造に形成したベッド
EP1056424B1 (en) Chair incorporating air cushions
JP4029364B2 (ja) 災害安全装置
JP5343221B2 (ja) 安全介護ベッド
CN2356583Y (zh) 居室用抗震防砸隐蔽救生床

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20040520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040706

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050214

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20050516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050524

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050912

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051219

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100120

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110120

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140120

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term