JPH0916408A - 通信制御装置の割込処理方式 - Google Patents
通信制御装置の割込処理方式Info
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- JPH0916408A JPH0916408A JP7161721A JP16172195A JPH0916408A JP H0916408 A JPH0916408 A JP H0916408A JP 7161721 A JP7161721 A JP 7161721A JP 16172195 A JP16172195 A JP 16172195A JP H0916408 A JPH0916408 A JP H0916408A
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- cpu
- ccu
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 連続的に発生した割込みに余分な格納領域を
不要とし、かつ、割込要求数を減少させることによって
システム全体の処理能力を向上できる通信制御装置の割
込処理方式を提供することである。 【構成】 CCU4が、割込みの種別毎に待合わせ中の
割込数を計数する割込カウンタ5を備え、CPU1に割
込要求する際、この割込要求に割込カウンタ5の計数値
を含ませている。更に、割込カウンタ5の計数値は、通
信回線から割込みを受付けた際に1つを加算される一
方、CPU1に割込要求した際に“0”にクリアされ
る。
不要とし、かつ、割込要求数を減少させることによって
システム全体の処理能力を向上できる通信制御装置の割
込処理方式を提供することである。 【構成】 CCU4が、割込みの種別毎に待合わせ中の
割込数を計数する割込カウンタ5を備え、CPU1に割
込要求する際、この割込要求に割込カウンタ5の計数値
を含ませている。更に、割込カウンタ5の計数値は、通
信回線から割込みを受付けた際に1つを加算される一
方、CPU1に割込要求した際に“0”にクリアされ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線から受付けた
割込みを中央処理装置(CPU)に割込要求する通信制
御装置(CCU)の割込処理方式に関し、特に、システ
ム全体の処理能力を向上できる通信制御装置の割込処理
方式に関する。
割込みを中央処理装置(CPU)に割込要求する通信制
御装置(CCU)の割込処理方式に関し、特に、システ
ム全体の処理能力を向上できる通信制御装置の割込処理
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、情報処理システムは、バスを介し
て接続される中央処理装置(CPU)、記憶装置(ME
M)、通信制御装置(CCU)、および入出力装置によ
り構成されており、通信制御装置(CCU)が通信回線
を介して他のシステムと情報の交換をしている。
て接続される中央処理装置(CPU)、記憶装置(ME
M)、通信制御装置(CCU)、および入出力装置によ
り構成されており、通信制御装置(CCU)が通信回線
を介して他のシステムと情報の交換をしている。
【0003】従来のこの種の通信制御装置の割込処理方
式では、図3に示されるように、CPU11およびME
M12と情報交換するCCU13が割込待ち行列14を
備えており、通信回線から割込みを受付けた際、CPU
11が割込処理中のため、CCU13がCPU11に割
込要求できない場合、CCU13は、受付けた割込みを
割込待ち行列14に格納している。
式では、図3に示されるように、CPU11およびME
M12と情報交換するCCU13が割込待ち行列14を
備えており、通信回線から割込みを受付けた際、CPU
11が割込処理中のため、CCU13がCPU11に割
込要求できない場合、CCU13は、受付けた割込みを
割込待ち行列14に格納している。
【0004】この割込要求処理についての技術が、例え
ば、特開昭58−54437号公報に記載されている。
この方式では、通信回線からの割込要求は、優先度別に
設けられた待ち行列記憶手段それぞれに発生順に記憶さ
れると共に、各待ち行列記憶手段から、最古発生順序に
よって取出されて処理されている。
ば、特開昭58−54437号公報に記載されている。
この方式では、通信回線からの割込要求は、優先度別に
設けられた待ち行列記憶手段それぞれに発生順に記憶さ
れると共に、各待ち行列記憶手段から、最古発生順序に
よって取出されて処理されている。
【0005】ここで、同一の種別の割込みの処理を対象
に、図3を参照して説明する。
に、図3を参照して説明する。
【0006】まず、通信回線から割込Aを受付けた際、
CCU13は、割込Aの情報をMEM12に報告して記
憶させる(手順S41)。この時点で、CPU11への
割込みが可能な場合、CCU13はCPU11に割込A
を要求する(手順S42)。CPU11は、割込Aの要
求を受けて割込処理を開始し(手順S43)、まず、M
EM12から割込Aを読出して認識する(手順S44)
と共に割込処理を行い、処理の終了で、割込クリアをC
CU13に通知する(手順S45)。
CCU13は、割込Aの情報をMEM12に報告して記
憶させる(手順S41)。この時点で、CPU11への
割込みが可能な場合、CCU13はCPU11に割込A
を要求する(手順S42)。CPU11は、割込Aの要
求を受けて割込処理を開始し(手順S43)、まず、M
EM12から割込Aを読出して認識する(手順S44)
と共に割込処理を行い、処理の終了で、割込クリアをC
CU13に通知する(手順S45)。
【0007】次に、割込Bを受付けた際にCPU11が
手順S43による割込Aの処理中で、割込要求できない
場合、CCU13は、受付けた割込Bの情報をMEM1
2に報告して記憶させる(手順S51)と共に、割込待
ち行列14に記憶格納する(手順S52)。続いて受付
けた割込Cに対しても同様に、CCU13は、受付けた
割込Cの情報をMEM12に報告して記憶させる(手順
S53)と共に、割込待ち行列14に記憶格納する(手
順S54)。
手順S43による割込Aの処理中で、割込要求できない
場合、CCU13は、受付けた割込Bの情報をMEM1
2に報告して記憶させる(手順S51)と共に、割込待
ち行列14に記憶格納する(手順S52)。続いて受付
けた割込Cに対しても同様に、CCU13は、受付けた
割込Cの情報をMEM12に報告して記憶させる(手順
S53)と共に、割込待ち行列14に記憶格納する(手
順S54)。
【0008】上記手順S45による割込クリアの通知を
CPU11から受けたCCU13は、割込待ち行列14
から最古の割込Bを取出してCPU11に割込要求する
(手順S61)。CPU11は、割込Bの要求を受けて
割込処理を開始し(手順S62)、MEM12から割込
Bを読出して認識する(手順S63)と共に割込処理を
行い、処理の終了で、割込クリアをCCU13に通知す
る(手順S64)。
CPU11から受けたCCU13は、割込待ち行列14
から最古の割込Bを取出してCPU11に割込要求する
(手順S61)。CPU11は、割込Bの要求を受けて
割込処理を開始し(手順S62)、MEM12から割込
Bを読出して認識する(手順S63)と共に割込処理を
行い、処理の終了で、割込クリアをCCU13に通知す
る(手順S64)。
【0009】この割込クリアの通知により、CCU13
は、最古となった割込Cを割込待ち行列14から取出
し、上記手順S61〜64と同様の手順S65〜68を
繰返して割込Cの処理を終わる。
は、最古となった割込Cを割込待ち行列14から取出
し、上記手順S61〜64と同様の手順S65〜68を
繰返して割込Cの処理を終わる。
【0010】上述のように、CCU13は、CPU11
に割込処理する際、受付ける割込毎に古い順に1つずつ
割込要求している。
に割込処理する際、受付ける割込毎に古い順に1つずつ
割込要求している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の通信制
御装置の割込処理方式では、CCUが、CPUに割込要
求する際、CPUが割込処理中の場合には割込要求でき
ず、受付けられた割込みの情報は、古い順に割込待ち行
列に格納される。この構成で、連続的に割込みが発生し
た場合、割込待ち行列の格納領域に限度があるので、発
生した割込みが超過して格納のための余分な処理を必要
とする恐れがあるという問題点がある。
御装置の割込処理方式では、CCUが、CPUに割込要
求する際、CPUが割込処理中の場合には割込要求でき
ず、受付けられた割込みの情報は、古い順に割込待ち行
列に格納される。この構成で、連続的に割込みが発生し
た場合、割込待ち行列の格納領域に限度があるので、発
生した割込みが超過して格納のための余分な処理を必要
とする恐れがあるという問題点がある。
【0012】また、割込待ち行列に複数の割込みが滞留
中に割込要求が可能になった場合、割込要求が1つずつ
しか処理できず、システム全体の処理能力を低下させて
いるという問題点がある。
中に割込要求が可能になった場合、割込要求が1つずつ
しか処理できず、システム全体の処理能力を低下させて
いるという問題点がある。
【0013】本発明の課題は、連続的に発生した割込み
に余分な格納領域を不要とし、かつ、割込要求数を減少
させることによってシステム全体の処理能力を向上でき
る通信制御装置の割込処理方式を提供することである。
に余分な格納領域を不要とし、かつ、割込要求数を減少
させることによってシステム全体の処理能力を向上でき
る通信制御装置の割込処理方式を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による通信制御装
置の割込処理方式は、通信制御装置(CCU)が、割込
要求の際、受付済みの同一種別の割込みを一括して割込
要求する要求手段を備えている。
置の割込処理方式は、通信制御装置(CCU)が、割込
要求の際、受付済みの同一種別の割込みを一括して割込
要求する要求手段を備えている。
【0015】また、前記要求手段は、割込みの種別毎に
待合わせ中の割込数を計数する割込カウンタを備え、割
込要求する際、該割込要求に該割込カウンタの計数値を
含ませている。
待合わせ中の割込数を計数する割込カウンタを備え、割
込要求する際、該割込要求に該割込カウンタの計数値を
含ませている。
【0016】更に、前記割込カウンタの計数値は、通信
回線から割込みを受付けた際に1つを加算される一方、
中央処理装置(CPU)に割込要求した際に“0”にク
リアされる。
回線から割込みを受付けた際に1つを加算される一方、
中央処理装置(CPU)に割込要求した際に“0”にク
リアされる。
【0017】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0018】図1(A)は本発明の一実施例を示す機能
ブロック図である。図1(A)に示された通信制御装置
(CCU)4の割込処理方式では、一方でCPU1およ
びMEM2とバス3で接続され、また他方で通信回線
(図示省略)と接続されているCCU4は、割込カウン
タ5を備えている点で、従来と相違している。
ブロック図である。図1(A)に示された通信制御装置
(CCU)4の割込処理方式では、一方でCPU1およ
びMEM2とバス3で接続され、また他方で通信回線
(図示省略)と接続されているCCU4は、割込カウン
タ5を備えている点で、従来と相違している。
【0019】まず、図1(A)・(B)を参照して本発
明の動作手順の一例、および機能について説明する。こ
こで、CCU4の割込カウンタ5の計数値は初期値
“0”であり、また、同一種別(優先度)の割込みの待
合せ数を加算するものとする。
明の動作手順の一例、および機能について説明する。こ
こで、CCU4の割込カウンタ5の計数値は初期値
“0”であり、また、同一種別(優先度)の割込みの待
合せ数を加算するものとする。
【0020】CCU4は、通信回線から割込Aを受付け
ると、MEM2に割込Aの情報を報告して記憶格納(手
順S1)すると共に、割込カウンタ5の計数値に“1”
を加算(手順S2)し、CPU1の割込可否を調べる。
この結果、CPU1に割込可能な場合、CCU4は、割
込カウンタ5の計数値“1”に基づいて1件の割込みを
CPU1に要求(手順S3)すると共に、割込カウンタ
5の計数値をクリア(手順S4)して計数値“0”にす
る。
ると、MEM2に割込Aの情報を報告して記憶格納(手
順S1)すると共に、割込カウンタ5の計数値に“1”
を加算(手順S2)し、CPU1の割込可否を調べる。
この結果、CPU1に割込可能な場合、CCU4は、割
込カウンタ5の計数値“1”に基づいて1件の割込みを
CPU1に要求(手順S3)すると共に、割込カウンタ
5の計数値をクリア(手順S4)して計数値“0”にす
る。
【0021】割込1件の要求を受けたCPU1は、割込
処理を開始(手順S5)してMEM2から割込A情報を
取出し、この結果、割込Aを認識(手順S6)して処理
を実行する。CPU1は、割込処理を終了した際、割込
クリアをCCU4に通知(手順S7)して手順を終了す
る。
処理を開始(手順S5)してMEM2から割込A情報を
取出し、この結果、割込Aを認識(手順S6)して処理
を実行する。CPU1は、割込処理を終了した際、割込
クリアをCCU4に通知(手順S7)して手順を終了す
る。
【0022】また、CCU4が割込Bを受付けてMEM
2に割込Bの情報を報告して記憶格納(手順S11)す
ると共に、割込カウンタ5の計数値に“1”を加算(手
順S12)し、CPU1の割込可否を調べた結果、CP
U1への割込みが不可能な場合、割込Bは待合せる。こ
の状態で、更に、割込Cが受付けられた場合、CCU4
は、上述同様に、割込C報告(手順S13)および割込
カウンタ5に“1”を加算(手順S14)して計数値を
“2”にして割込Cを待合せる。
2に割込Bの情報を報告して記憶格納(手順S11)す
ると共に、割込カウンタ5の計数値に“1”を加算(手
順S12)し、CPU1の割込可否を調べた結果、CP
U1への割込みが不可能な場合、割込Bは待合せる。こ
の状態で、更に、割込Cが受付けられた場合、CCU4
は、上述同様に、割込C報告(手順S13)および割込
カウンタ5に“1”を加算(手順S14)して計数値を
“2”にして割込Cを待合せる。
【0023】上述の手順S7によりCPU1から割込ク
リアを受けたCCU4は、改めてCPU1の割込可否を
調べて割込可能な場合、割込カウンタ5の計数値“2”
に基づいて2件の割込みをCPU1に要求(手順S2
1)すると共に、割込カウンタ5の計数値をクリア(手
順S22)して計数値“0”にする。
リアを受けたCCU4は、改めてCPU1の割込可否を
調べて割込可能な場合、割込カウンタ5の計数値“2”
に基づいて2件の割込みをCPU1に要求(手順S2
1)すると共に、割込カウンタ5の計数値をクリア(手
順S22)して計数値“0”にする。
【0024】割込2件の要求を受けたCPU1は、割込
処理を開始(手順S23)して、まず、MEM2から割
込B情報を取出し、この結果、割込Bを認識(手順S2
4)して処理を実行する。CPU1は、割込2件の要求
を受けているので、最初の割込B処理の終了に続いて、
2件目の割込Cを処理する。すなわち、CPU1は、M
EM2から割込C情報を取出し、この結果、割込Cを認
識(手順S25)して処理を実行し、処理の終了で割込
クリアをCCU4に通知(手順S26)して手順を終了
する。
処理を開始(手順S23)して、まず、MEM2から割
込B情報を取出し、この結果、割込Bを認識(手順S2
4)して処理を実行する。CPU1は、割込2件の要求
を受けているので、最初の割込B処理の終了に続いて、
2件目の割込Cを処理する。すなわち、CPU1は、M
EM2から割込C情報を取出し、この結果、割込Cを認
識(手順S25)して処理を実行し、処理の終了で割込
クリアをCCU4に通知(手順S26)して手順を終了
する。
【0025】次に、図1(A)に図2を併せ参照して、
CCU4の主要動作手順について説明する。
CCU4の主要動作手順について説明する。
【0026】図2(A)に示されるように、割込みを受
付けたCCU4は、割込カウンタ5の計数値に“1”を
加算(手順S31)し、CPU1の割込可否を調べる
(手順S32)。
付けたCCU4は、割込カウンタ5の計数値に“1”を
加算(手順S31)し、CPU1の割込可否を調べる
(手順S32)。
【0027】手順S32が“YES”でCPU1への割
込みが可能な場合、CCU4は、割込カウンタ5の計数
値をカウンタ情報として含む割込要求をCPU1に行っ
て(手順S33)、割込カウンタの計数値を“0”にク
リア(手順S34)する。
込みが可能な場合、CCU4は、割込カウンタ5の計数
値をカウンタ情報として含む割込要求をCPU1に行っ
て(手順S33)、割込カウンタの計数値を“0”にク
リア(手順S34)する。
【0028】他方、手順S32が“NO”でCPU1へ
の割込みが不可能な場合、CCU4は、割込要求手順待
ち状態を維持して別の処理を開始する。
の割込みが不可能な場合、CCU4は、割込要求手順待
ち状態を維持して別の処理を開始する。
【0029】図2(B)に示されるように、割込クリア
の通知をCPU1から受けたCCU4は、割込カウンタ
5の計数値を調べる(手順S41)。
の通知をCPU1から受けたCCU4は、割込カウンタ
5の計数値を調べる(手順S41)。
【0030】手順S41が“NO”で割込カウンタ5に
数値がある(“0”でない)場合、CCU4は、割込カ
ウンタ5の計数値に基づくカウンタ情報を含む割込みを
CPU1に要求(手順S42)すると共に、割込カウン
タ5の計数値をクリア(手順S43)して計数値を
“0”にする。
数値がある(“0”でない)場合、CCU4は、割込カ
ウンタ5の計数値に基づくカウンタ情報を含む割込みを
CPU1に要求(手順S42)すると共に、割込カウン
タ5の計数値をクリア(手順S43)して計数値を
“0”にする。
【0031】他方、手順S41が“YES”で割込カウ
ンタ5に数値がない場合、CCU4は、割込要求とは別
の次の処理を開始する。
ンタ5に数値がない場合、CCU4は、割込要求とは別
の次の処理を開始する。
【0032】上記説明では、複数件の割込要求に際し
て、CPUは、各割込み毎に1つずつMEMに割込情報
の認識をした後、割込処理を行っているが、他の手段、
例えば、割込処理の最初に、要求を受けた複数の割込情
報をMEMに一括して認識し、順次割込処理を行っても
よい。この結果、割込情報の記憶領域が余分に必要とな
るが、MEMのアクセスに対するオーバヘッドは削減で
きる。
て、CPUは、各割込み毎に1つずつMEMに割込情報
の認識をした後、割込処理を行っているが、他の手段、
例えば、割込処理の最初に、要求を受けた複数の割込情
報をMEMに一括して認識し、順次割込処理を行っても
よい。この結果、割込情報の記憶領域が余分に必要とな
るが、MEMのアクセスに対するオーバヘッドは削減で
きる。
【0033】上記説明では、従来の割込待ち行列に対し
て、割込要求の情報に代え割込要求の待ち数を記憶格納
する割込カウンタを設けることにより格納領域の縮小が
図られたが、他の手段でもよく、例えば、従来のように
割込待ち行列に割込要求の情報を格納しても、CCUが
待合わせ中の複数の割込みを一括してCPUに要求する
ことで、割込処理のオーバヘッドを削減してシステムの
処理能力を向上させることはできる。
て、割込要求の情報に代え割込要求の待ち数を記憶格納
する割込カウンタを設けることにより格納領域の縮小が
図られたが、他の手段でもよく、例えば、従来のように
割込待ち行列に割込要求の情報を格納しても、CCUが
待合わせ中の複数の割込みを一括してCPUに要求する
ことで、割込処理のオーバヘッドを削減してシステムの
処理能力を向上させることはできる。
【0034】上記説明では、同一種別の割込みについて
1つの割込カウンタを図示して説明したが、CCUは、
優先度の異なる割込に対して複数の割込カウンタを備
え、それぞれの割込カウンタにおいて上述の機能動作を
発揮できる。
1つの割込カウンタを図示して説明したが、CCUは、
優先度の異なる割込に対して複数の割込カウンタを備
え、それぞれの割込カウンタにおいて上述の機能動作を
発揮できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
信制御装置(CCU)が、割込要求の際、受付済みの同
一種別の割込みを一括して割込要求する要求手段を備え
ている。この構成により、割込要求の数を減少できるの
で、割込要求の際に付加されるオーバヘッドを削減する
ことができる。
信制御装置(CCU)が、割込要求の際、受付済みの同
一種別の割込みを一括して割込要求する要求手段を備え
ている。この構成により、割込要求の数を減少できるの
で、割込要求の際に付加されるオーバヘッドを削減する
ことができる。
【0036】また、前記要求手段は、割込みの種別毎に
待合わせ中の割込数を計数する割込カウンタを備え、割
込要求する際、割込要求に割込カウンタの計数値を含ま
せている。この構成によって、割込待ち行列の割込要求
記憶容量が縮小されると共に、検索および取出し時間の
省力化を得ることができる。
待合わせ中の割込数を計数する割込カウンタを備え、割
込要求する際、割込要求に割込カウンタの計数値を含ま
せている。この構成によって、割込待ち行列の割込要求
記憶容量が縮小されると共に、検索および取出し時間の
省力化を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す機能ブロック図および
シーケンスチャートである。
シーケンスチャートである。
【図2】図1のCCUの主要動作手順の一実施例を示す
流れ図である。
流れ図である。
【図3】従来の一例を示すシーケンスチャートである。
1 中央処理装置(CPU) 2 記憶装置(MEM) 3 バス 4 通信制御装置(CCU) 5 割込カウンタ
Claims (3)
- 【請求項1】 通信回線から受付けた割込みを中央処理
装置(CPU)に割込要求する通信制御装置(CCU)
の割込処理方式において、通信制御装置(CCU)が、
割込要求の際、受付済みの同一種別の割込みを一括して
割込要求する要求手段を備えることを特徴とする通信制
御装置の割込処理方式。 - 【請求項2】 請求項1において、前記要求手段は、割
込みの種別毎に待合わせ中の割込数を計数する割込カウ
ンタを備え、割込要求する際、該割込要求に該割込カウ
ンタの計数値を含ませることを特徴とする通信制御装置
の割込処理方式。 - 【請求項3】 請求項2において、前記割込カウンタの
計数値は、通信回線から割込みを受付けた際に1つを加
算される一方、中央処理装置(CPU)に割込要求した
際に“0”にクリアされることを特徴とする通信制御装
置の割込処理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7161721A JPH0916408A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 通信制御装置の割込処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7161721A JPH0916408A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 通信制御装置の割込処理方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0916408A true JPH0916408A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15740625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7161721A Withdrawn JPH0916408A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 通信制御装置の割込処理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0916408A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7539610B2 (en) | 2003-01-31 | 2009-05-26 | Fujitsu Ten Limited | Microcomputer logic development |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP7161721A patent/JPH0916408A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7539610B2 (en) | 2003-01-31 | 2009-05-26 | Fujitsu Ten Limited | Microcomputer logic development |
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