JPH0916334A - ディジタル/アナログ変換装置 - Google Patents

ディジタル/アナログ変換装置

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JPH0916334A
JPH0916334A JP16502295A JP16502295A JPH0916334A JP H0916334 A JPH0916334 A JP H0916334A JP 16502295 A JP16502295 A JP 16502295A JP 16502295 A JP16502295 A JP 16502295A JP H0916334 A JPH0916334 A JP H0916334A
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JP
Japan
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digital data
digital
data
cpu
generating
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Withdrawn
Application number
JP16502295A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kimura
広行 木村
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CPUのソフトウェア処理によりディジタル
データを生成してD/A変換する場合、CPUの誤動作
により生じるディジタルデータの誤りに起因する誤アナ
ログ出力を防止する。 【構成】 CPU1の2つの出力ポート2,3からは、
CPU正常時には同一データが、異常時には異なるデー
タが夫々生成される様にCPU1を予め構成しておく。
比較器4で両データa,bが一致したときのみデータa
をラッチ5でラッチしてD/A変換器6でアナログ化す
る。CPU1の異常時には、データa,bは異なるの
で、ラッチされることなくよって誤ったアナログ出力も
得られない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル/アナログ変
換装置に関し、特に被監視装置からの監視情報等の外部
事象を取込んでソフトウェア処理にてディジタルデータ
を生成しこのディジタルデータをアナログ信号に変換す
るようにしたディジタル/アナログ(D/A)変換装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のD/A変換装置の概略を
図7に示す。図7において、CPU1は図示せぬ被監視
装置からの監視情報を取込んで出力ポート2からその監
視情報に対応したディジタルデータを生成して出力する
機能を有している。この機能実現のために、監視情報か
らディジタルデータを生成する処理用ソフトウェアを有
し、このソフトウェアによりCPU1は動作することに
なる。
【0003】こうして生成されたディジタルデータはD
/A変換器6によりアナログ信号に変換されて外部へ出
力されて被監視装置の各種制御が行われるようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様なソフトウェア
で動作するCPUを用いたD/A変換装置においては、
CPUの暴走等によるソフトウェアの異常時には、異常
アナログ出力信号が外部へ導出され、被監視装置の制御
が正しく行われないという問題がある。
【0005】本発明の目的は、CPUの誤動作や暴走に
起因するCPUの出力ポートからのディジタルデータの
異常出力を防止して、D/A変換部からの異常アナログ
信号が出力されるのをなくすことができるD/A変換装
置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ソフト
ウェア処理により決定されるディジタルデータ出力をア
ナログ信号に変換するようにしたディジタル/アナログ
変換装置であって、ある外部事象を取込みつつ動作して
そのときの外部事象に夫々対応したディジタルデータを
生成してこのディジタルデータに基づき一対の第1及び
第2のディジタルデータを生成するディジタルデータ生
成手段と、前記一対の第1及び第2のディジタルテータ
が互いに一致した時のみいずれか一方を取込む保持手段
と、この保持出力をアナログ信号に変換する変換手段と
を含むことを特徴とするディジタル/アナログ変換装置
が得られる。
【0007】
【作用】被監視装置からの監視情報等の外部事象に基づ
いてソフトウェア処理にてディジタルデータを生成する
場合、同一の一対のディジタルデータを並列に生成する
様にしておき、CPUの正常時にはこれ等一対のディジ
タルデータは同一となるが、異常時には互いに異なるデ
ータとなることを利用して、両データが一致したときの
み一方のデータをラッチしてこれをD/A変換するよう
にしている。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0009】図1は本発明の実施例のブロック図であ
る。CPU1は2つの出力ポート2,3を有しており、
監視情報等の外部事象(図示せず)を入力としてこの外
部事象に基づいてソフトウェア処理にてディジタルデー
タa,bを生成して2つの出力ポート2,3へ夫々出力
するものである。この場合、CPU1が正常であれば、
2つのポート2,3へ夫々出力されるデータa,bは同
一ディジタルデータであるが、CPUの異常時には互い
に異なるディジタルデータとなる様なディジタルデータ
生成機能を有するものとする。
【0010】具体的には、例えば図2に示す処理フロー
チャートに従って生成されるディジタルデータa,bが
用いられる。図2を参照すると、被監視装置からある監
視情報が入力されると(ステップ21)、予め定められ
た処理手順に従ってディジタルデータが生成される(ス
テップ22)。
【0011】こうして生成されたディジタルデータはメ
モリ(図示せず)内の互いに異なる2つの領域(アドレ
ス)へ格納される(ステップ23)。しかる後に、この
メモリから夫々ディジタルデータが読出され(ステップ
24)、図1のCPU1の出力ポート2,3へ夫々出力
される。
【0012】各出力ポート2,3からの各ディジタルデ
ータa,bは比較器4へ入力されて一致不一致が判断さ
れる。一致したときには一致信号cが生成されD−F/
F(Dフリップフロップ)回路5のクロックCLK入力
とされる。
【0013】このD−F/F回路5は、このクロックC
LKのタイミングにて、出力ポートからのディジタルデ
ータaがラッチされる。このラッチ出力dはD/A変換
器6にてアナログ信号となって出力される。
【0014】図3は図1のブロックの動作手順を示す処
理フローチャートであり、CPU1が正常の場合には図
4のタイムチャートに従って動作する。すなわち、CP
Uが正常に動作していれば、図2に示した処理フローか
らも明らかな如く、メモリからの2つの読出しデータ
a,bは共に等しいはずである。
【0015】従って、両出力ポートからの出力データ
a,bの一致が時刻t2,t4,t6で夫々検出されて
出力ポート2の各データx,y,zが順次t2,t4,
t6の各一致タイミングでD−F/F回路5へラッチさ
れることになる(ステップ31〜35)。そして、これ
等ラッチ出力はD/A変換器6へ夫々入力されてアナロ
グ信号に順次変換されるのである(ステップ36)。
【0016】図5はCPU1が異常の場合の各部の動作
タイミングチャートであり、図5の時刻t2〜t3の間
でCPU1が異常になったとする。すると、図2のフロ
ーチャートからも明らかな如く、出力ポート2,3から
出力されるディジタルデータa,bの間の同一性は保証
されなくなる。
【0017】なぜなら、図2のフローチャートを制御す
るソフトウェアが正常に実行されなくなるために、ステ
ップ23やステップ24におけるメモリへの書込み読出
しの制御(アドレス等の制御)が異常となり、メモリか
らは夫々全く異なるアトランダムな2つのデータが読出
されることになり、両データが一致する確率は極めて小
となる(図3のステップ34)。
【0018】この状態が図5のデータA及びBとして示
されており、よって時刻t2,t3では比較器4から一
致信号cは出力されることはなく、その結果、図5の期
間Tの間は前のデータWがD−F/F回路5にそのまま
保持されることになり、誤ったデータはラッチされない
のである(ステップ37)。
【0019】図6は図1のCPU1の機能の他の例を示
す処理フローであり、図2の例では単一のソフトウェア
を動作させているが、この例では、同一のソフトウェア
を並列に動作させて2つのディジタルデータa,bを得
るものである。
【0020】図6を参照すると、監視情報の入力に応答
して(ステップ61)、2つのソフトウェアの各ディジ
タルデータ生成ステップ62,63にて夫々独立にディ
ジタルデータを生成する様にしておく。そして、各ディ
ジタルデータはメモリ(同一のメモリでも異なるメモリ
でも良い)へ夫々書込まれ(ステップ64,65)、し
かる後にこれ等メモリから夫々データが読出されること
により、出力ポート1,2へ供給される(ステップ6
6,67)。
【0021】この例でも、CPU1への誤動作により、
ステップ62,63や、ステップ64、65やステップ
66、67等において、互いに同一処理が行われなくな
り、出力ポートには異なるデータa,bが出力される確
率は極めて高くなることは明白である。
【0022】
【発明の効果】叙上の如く、本発明によれば、CPUの
誤動作によるディジタルデータの異常を検出してその時
のディジタルデータをA/D変換部へ供給しない様にし
ているので、異常アナログの出力を防止できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】図1のCPU1の動作処理フローの一例を示す
図である。
【図3】図1の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】CPU正常時の図1の各部動作を示すタイミン
グチャートである。
【図5】CPU異常時の図1の各部動作を示すタイミン
グチャートである。
【図6】図1のCPU1の動作処理フローの他の例を示
す図である。
【図7】従来のD/A変換装置の概略ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2,3 出力ポート 4 比較器 5 D−F/F回路 6 D/A変換器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェア処理により決定されるディ
    ジタルデータ出力をアナログ信号に変換するようにした
    ディジタル/アナログ変換装置であって、ある外部事象
    を取込みつつ動作してそのときの外部事象に夫々対応し
    たディジタルデータを生成してこのディジタルデータに
    基づき一対の第1及び第2のディジタルデータを生成す
    るディジタルデータ生成手段と、前記一対の第1及び第
    2のディジタルテータが互いに一致した時のみいずれか
    一方を取込む保持手段と、この保持出力をアナログ信号
    に変換する変換手段とを含むことを特徴とするディジタ
    ル/アナログ変換装置。
  2. 【請求項2】 前記ディジタルデータ生成手段は、前記
    外部事象に対応したデイジタルデータを生成する手段
    と、このディジタルデータをメモリの互いに異なる第1
    及び第2の領域に夫々書込む手段と、このメモリ内の前
    記第1及び第2の領域からディジタルデータを夫々読出
    して前記第1及び第2のディジタルデータとして出力す
    る手段と、これ等各手段を制御するソフトウェア制御手
    段とを有することを特徴とする請求項1記載のディジタ
    ル/アナログ変換装置。
  3. 【請求項3】 前記ディジタルデータ生成手段は、前記
    外部事象を夫々入力として互いに並列動作しつつ同一手
    順で前記第1及び第2のディジタルデータを生成する第
    1及び第2のソフトウェア制御手段を有することを特徴
    とする請求項1記載のディジタル/アナログ変換装置。
  4. 【請求項4】 前記保持手段は、前記第1及び第2のデ
    ィジタルデータを比較する比較器と、この比較出力が一
    致を示したときに前記第1及び第2のディジタルデータ
    の一方をラッチするラッチ回路とを有することを特徴と
    する請求項1〜3いずれか記載のディジタル/アナログ
    変換装置。
JP16502295A 1995-06-30 1995-06-30 ディジタル/アナログ変換装置 Withdrawn JPH0916334A (ja)

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JP16502295A JPH0916334A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 ディジタル/アナログ変換装置

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JP16502295A JPH0916334A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 ディジタル/アナログ変換装置

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JPH0916334A true JPH0916334A (ja) 1997-01-17

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JP16502295A Withdrawn JPH0916334A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 ディジタル/アナログ変換装置

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