JPH09163158A - 画像データ変換方法 - Google Patents

画像データ変換方法

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JPH09163158A
JPH09163158A JP7315576A JP31557695A JPH09163158A JP H09163158 A JPH09163158 A JP H09163158A JP 7315576 A JP7315576 A JP 7315576A JP 31557695 A JP31557695 A JP 31557695A JP H09163158 A JPH09163158 A JP H09163158A
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max
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Shuji Hayashi
修司 林
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Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】黒データおよび三原色データを三原色データに
変換する方法を提供する。 【解決手段】DTPシステム300は、カラー画像を表
すC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)およ
びK(黒)のデータを出力する。このデータは、データ
変換部105によって、黒データ生成処理前のデータC
T 、MT およびYT に変換される。この変換後のデータ
に対して、カラー調整回路41による無彩化処理を施せ
ば、出力部3からモノクロ画像がプリント出力される。
データ変換部105は、黒データ生成処理を予測して定
められた所定の変換式にC、M、YおよびKの各データ
を代入して、データCT 、MT およびYT を作成する。 【効果】版下作成の途中の段階で、モノクロ出力によっ
てレイアウト等を確認できるので、コスト削減を図るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、黒色および三原色
の各データを三原色のデータに変換するための方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、カラー画像の複写物を作成す
るために、カラーディジタル複写機が用いられている。
カラーディジタル複写機は、原稿画像を読み取って画像
データを出力するスキャナ部と、スキャナ部が出力する
画像データを処理する画像処理部と、画像処理部によっ
て処理された画像データに基づいて画像を形成する画像
形成部とを備えている。スキャナ部は、たとえば、赤
(R)、緑(G)および青(B)の加色法の三原色信号
を出力するカラーCCD(電荷結合素子)と、カラーC
CDの出力信号を、シアン(C)、マゼンタ(M)およ
びイエロー(Y)の減色法の三原色の各カラー画像デー
タに変換する色変換部とを含む。画像形成部は、たとえ
ば、電子写真方式により、シアン、マゼンタ、イエロー
および黒の4色のトナーを用いてカラー画像を用紙上に
形成する。
【0003】カラーディジタル複写機は、カラー原稿画
像を忠実に再現する用途の他に、意図的に原稿を加工す
るために用いられる場合がある。原稿の加工の1つの態
様に、カラー調整がある。カラー調整とは、明度、色相
または彩度を調整することである。カラー調整によっ
て、原稿画像とは、明るさ、色合い、または色の鮮やか
さの異なる画像を得ることができる。彩度調整の典型的
な例は、完全な無彩化である。無彩化処理によって、カ
ラー原稿画像から、モノクロの再生像が得られる。この
カラー調整処理によってシアン、マゼンタおよびイエロ
ーの各データに修正が加えられる。この修正後の三原色
データに基づいて、4色目の黒データが作成されること
になる。
【0004】一方、カラーディジタル複写機には、外部
画像データ入力端子が備えられる場合がある。この外部
画像データ入力端子には、パーソナルコンピュータのよ
うな外部機器を接続することができる。したがって、た
とえば、パーソナルコンピュータ上のDTP(DeskTop
Publishing)ソフトを用いて作成された画像データを入
力することにより、カラーディジタル複写機を、いわば
カラープリンタとして機能させることができる。
【0005】DTPソフトとパーソナルコンピュータと
を組み合わせたDTPシステムは、カラー印刷物を作成
するための版下を作成するために用いられることがあ
る。DTPシステムは、カラー版下に対応した黒、シア
ン、マゼンタおよびイエローの各データを作成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】版下の作成段階では、
確認のために、何度もプリント出力が繰り返し行われる
のが通常である。ところが、版下のレイアウト等の確認
のために、黒、シアン、マゼンタおよびイエローの各デ
ータをカラーディジタル複写機の外部画像データ入力端
子に入力すると、当然のことながら、カラー画像が印刷
されることになる。
【0007】しかし、版下の作成途中の段階では、必ず
しもカラー出力が望まれない場合が多い。すなわち、カ
ラー出力はコストがかかるため、むしろモノクロ出力が
望まれる。モノクロ出力を実現するには上記のカラー調
整処理を適用して画像を無彩化すればよいと考えられる
が、上述のとおり、カラー調整処理は、黒データの生成
前に行われる。すなわち、黒生成処理前のシアン、マゼ
ンタおよびイエローの三原色データに基づいて、カラー
調整が行われる。そのため、DTPシステムが出力する
黒データおよび三原色データに対しては、無彩化処理を
施すことができない。
【0008】そこで、黒データおよび三原色データに基
づいて原三原色データを復元することができれば、カラ
ーディジタル複写機が備えるカラー調整処理回路を用い
て、モノクロ出力が可能になると考えられる。しかし、
黒データの生成手法は、ノウハウとされることが多く、
また、DTPソフト毎に異なっており、しかも、印刷出
力結果からはその手法を知ることができないことから、
黒データおよび三原色データから原三原色データを再現
する技術は知られていない。
【0009】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、黒データおよび三原色データを三原色デー
タに変換する方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の発明は、カラー画像を表す黒データ
および三原色データを、黒データ生成処理を予測して予
め定められた所定の変換式に代入し、黒データ生成処理
前の三原色データを作成することを特徴とする画像デー
タ変換方法である。
【0011】この方法によれば、黒データ生成処理を予
測して予め定めれた変換式を用いることにより、黒デー
タ生成前の三原色データを作成することができる。な
お、上記所定の変換式は、カラー画像を表す黒データK
ならびに三原色データC、MおよびYに基づき、黒デー
タ生成前の三原色データCT 、MT およびY T をそれぞ
れ演算するための下記(F11)、(F12)および
(F13)式であってもよい。
【0012】 CT =C+K ・・・・・ (F11) MT =M+K ・・・・・ (F12) YT =Y+K ・・・・・ (F13) つまり、黒データKを作成する際に、原データから黒デ
ータKの分だけ減じることによって三原色データC、M
およびYが作成されたものと一応仮定して、黒データ生
成前の三原色データCT 、MT およびYT が復元され
る。
【0013】また、上記所定の変換式は、カラー画像を
表す黒データKならびに三原色データC、MおよびY、
ならびに三原色データC、MおよびYのうちの最大のデ
ータMAX(CMY)に基づき、黒データ生成前の三原
色データCT 、MT およびY T をそれぞれ演算するため
の下記(F21)、(F22)および(F23)式であ
ってもよい(請求項3)。
【0014】 CT =[K2+{MAX(CMY)}2 1/2 −{MAX(CMY)−C} ・・・・・ (F21) MT =[K2+{MAX(CMY)}2 1/2 −{MAX(CMY)−M} ・・・・・ (F22) YT =[K2+{MAX(CMY)}2 1/2 −{MAX(CMY)−Y} ・・・・・ (F23) この変換式を適用すると、黒データの値が小さい場合の
濃度不足を補うことができる。
【0015】さらに、上記所定の変換式は、カラー画像
を表す黒データKならびに三原色データC、Mおよび
Y、ならびに三原色データC、MおよびYのうちの最大
のデータMAX(CMY)に基づき、黒データ生成前の
三原色データCT 、MT およびYT をそれぞれ演算する
ための下記(F31)、(F32)および(F33)式
であってもよい。
【0016】 CT =[K2+{MAX(CMY)}2 1/2 /(21/2)−{MAX(CMY)−C} ・・・・・ (F31) MT =[K2+{MAX(CMY)}2 1/2 /(21/2)−{MAX(CMY)−M} ・・・・・ (F32) YT =[K2+{MAX(CMY)}2 1/2 /(21/2)−{MAX(CMY)−Y} ・・・・・ (F33) この変換式を適用すると、変換後の三原色データCT
T およびYT が、これらのデータが採りうる上限値を
越えることがない。つまり、変換後の三原色データ
T 、MT およびYT が飽和することを防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明の実施の一形態が適用されるディジタルカラー複写機
の内部構成を簡略化して示す断面図である。このディジ
タルカラー複写機200は、複写機本体1内に、原稿画
像を光学的に読み取るためのスキャナ部2と、スキャナ
部2で読み取られた画像を処理するための画像処理部4
と、画像処理部4によって作成された画像データに基づ
いて原稿像を記録用紙上に再生するための出力部3とを
備えている。
【0018】スキャナ部2は、原稿が載置される透明な
原稿台5の下方で矢印Aに沿って往復変位可能な走査読
取部21を備えている。走査読取部21は、原稿を照明
するための光源22と、原稿からの反射光を検出して光
電変換するためのカラーCCD素子23と、原稿の光学
像をCCD素子23に結像させるためのセルフォックレ
ンズ24と、CCD素子23の出力をディジタルカラー
画像データに変換するため変換回路25とを備えてい
る。カラーCCD素子23は、各画素に対してたとえ
ば、赤(R)、緑(G)および青(B)のカラーフィル
タを有するものであり、各画素毎にRGBの各色成分の
アナログ画像信号を出力する。変換回路25は、CCD
素子23が出力するアナログ画像信号を、シアン
(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の各色成
分の濃度を表すディジタルカラー画像データに変換して
出力する。
【0019】シアンは赤の補色であり、マゼンタは緑の
補色であり、イエローは青の補色でである。したがっ
て、各色成分を0〜255の256階調(8ビット)の
画像データで表すとすれば、RGBの色成分とCMYの
色成分とは下記第(1) 式、第(2) 式および第(3) 式によ
って表された関係にある。 C=255−R ・・・・・ (1) M=255−G ・・・・・ (2) Y=255−B ・・・・・ (3) 出力部3は、電子写真方式により、シアン、マゼンタ、
イエローおよび黒(K)の4色のトナーを用いて画像を
形成する。より具体的には、出力部3は、ドラム状の感
光体31と、感光体31の表面に静電潜像を形成するた
めのレーザ走査部32と、感光体31の表面の静電潜像
をトナー像に現像するための現像装置33と、感光体3
1の表面のトナー像が転写される転写ドラム34とを備
えている。
【0020】画像形成時には、感光体31は図中矢印B
方向に定速回転され、転写ドラム34は図中矢印C方向
に定速回転される。その一方で、レーザ走査部32は、
画像処理部4から与えられる画像データに対応して変調
されたレーザビームで感光体31の表面を露光する。露
光前の感光体31の表面は、メインチャージャ35によ
って一様に帯電されている。そのため、レーザビームに
よる選択的な露光によって、形成すべき画像に対応した
静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置33
によってトナー像に現像され、さらに、転写器36の働
きによって、転写ドラム34に巻き付けられた用紙上に
転写される。61、62は、給紙カセットであり、いず
れか一方から、転写ドラム34に向けて、記録用紙が供
給される。
【0021】レーザ走査部32は、シアン、マゼンタ、
イエロー、および黒に対応した4枚の画像を1枚ずつ順
に感光体31に書き込む。これに対応して、現像装置3
3は、シアン用現像ユニット33C、マゼンタ用現像ユ
ニット33M、イエロー用現像ユニット33Y、黒用現
像ユニット33Kにより、各静電潜像をシアン、マゼン
タ、イエローおよび黒の各色のトナーでそれぞれ現像す
る。
【0022】4色のトナー像は転写ドラム34に巻き付
けられた1枚の用紙に重ねて転写される。4色のトナー
像が転写された用紙は、分離用放電器37aおよび分離
爪37bなどの働きによって転写ドラム34から分離さ
れ、搬送ベルト38を介して定着装置39に導かれる。
定着装置39は、用紙上のトナー粒子を加熱および加圧
して用紙に定着させたうえで、用紙を複写機本体1外に
排出する。
【0023】図2は、カラーディジタル複写機200の
電気的構成を説明するためのブロック図である。スキャ
ナ部2が画素毎に出力するC、MおよびYのカラー画像
データは、並列に、カラー調整回路41に入力される。
カラー調整回路41は、CPU(中央処理装置)100
からの指令に基づき、画像の明度、色相または彩度を変
更するためのカラー調整を行う。カラー調整後の画像デ
ータは、黒生成回路42に入力される。黒生成回路42
は、C、M、Yの各色成分の画像データの最小値を検出
し、この最小値に補正係数(たとえば0.5〜1.0)
を乗じることによって、K成分の画像データを生成す
る。C、M、Yの各色成分の画像データからは、上記の
最小値に補正係数を乗じた値が減じられる(下色除去処
理)。
【0024】黒生成回路42からのC、M、YおよびK
の各データは、さらに、色補正回路43に入力される。
色補正回路43は、C、MおよびYの各色成分の画像デ
ータに対して、CCD素子23の色フィルタの分光特性
ならびにC、MおよびYのカラートナーの分光特性を考
慮した色補正処理を施す。色補正回路43からの、C、
M、YおよびKの画像データは、出力色セレクト回路4
4に入力される。出力色セレクト回路44は、各色の画
像データをC、M、Y、Kの順に1色ずつ選択して順に
出力し、出力制御回路48に与える。出力制御回路48
は、出力部3に備えられたレーザ走査部32に与えるべ
きレーザ発光信号を生成する。
【0025】CPU100は、カラー調整回路41から
出力制御回路48に至る画像処理部4の各部を集中的に
統括制御する。このCPU100には、複写機本体1
(図1参照)の上面に設けられた操作部10が接続され
ている。この操作部10は、複写開始を指示するための
スタートキー、複写枚数などを入力するためのテンキ
ー、カラー調整( 明度調整、色相調整、彩度調整)のた
めのカラー調整入力キーなどを備えている。
【0026】このカラーディジタル複写機200には、
外部機器からのカラー画像データを入力するための外部
データ入力端子部201が備えられている。外部データ
入力端子部200には、たとえばパーソナルコンピュー
タ301にDTPソフトウエア302を組み合わせたD
TPシステム300から、C、MおよびYの三原色デー
タならびに黒色に対応したKデータが入力される。この
入力されたデータは、カラーディジタル複写機200の
内部のデータ変換部105において、Kデータ作成前の
原三原色データCT 、YT およびMT に変換される。こ
の変換後のデータCT 、YT およびMT は、カラー調整
回路41に入力される。これにより、カラーディジタル
複写機200を、いわばカラープリンタとして機能させ
ることができる。
【0027】カラー調整回路41は、上記のとおり彩度
調整を行う機能を有している。そこで、このカラー調整
回路41によって完全な無彩化処理を行わせれば、カラ
ー画像データを入力して、モノクロ画像をプリント出力
させることができる。次に、データ変換部105におけ
る処理内容を説明する。三原色データから黒データを生
成する際の処理はDTPソフトウエア302に依存し、
その処理内容を知ることが容易でないのは、「発明が解
決しようとする課題」の項で説明したとおりである。し
かし、どのようなDTPソフトウエアであれ、シアン、
マゼンタおよびイエローの各データの最小値MINに所
定の下色除去補正係数(たとえば、50%ないし80
%)を乗じた値を黒データKとし、この黒データの値を
シアン、マゼンタおよびイエローの各データから減じ
て、C、MおよびYの各データを作成するという処理
は、必須の処理であると推定される。なぜなら、シア
ン、マゼンタおよびイエローの各データにおいて上記の
最小値MINの成分は、カラー画像中の無彩色成分に相
当するからである。この事実に基づき、データ変換部1
05での演算には、次に説明する第1変換式、第2変換
式または第3変換式のいずれかが適用される。 <第1変換式>DTPシステム300が出力するC、M
およびYの各データは、原データからKデータの分だけ
差し引いて得られたデータであるものと仮定する。そう
すると、黒データ生成前の三原色データCT 、MT およ
びYT は、下記(F11)、(F12)および(F1
3)式により、求まることになる。
【0028】 CT =C+K ・・・・・ (F11) MT =M+K ・・・・・ (F12) YT =Y+K ・・・・・ (F13) そこで、データ変換部105は、入力されるC、M、Y
およびKの各データにつき、上記(F11)、(F1
2)および(F13)式による演算を施し、三原色デー
タCT 、MT およびYT を得る。(F11)、(F1
2)および(F13)式による処理は、計算が簡単であ
るという利点がある。
【0029】この変換式は極めて簡単であるが、黒生成
処理が未知のDTPソフトウエアによって作成された
C、M、YおよびKデータをデータ変換部105に入力
し、さらにカラー調整回路41において無彩化処理を実
行した場合に、良好なモノクロ画像が得られることが確
認されている。 <第2変換式>第2変換式は、下記(F21)、(F2
2)および(F23)式のとおりである。MAX(CM
Y)は、三原色データC、MおよびYのうちの最大のデ
ータを表す。
【0030】 CT =[K2+{MAX(CMY)}2 1/2 −{MAX(CMY)−C} ・・・・・ (F21) MT =[K2+{MAX(CMY)}2 1/2 −{MAX(CMY)−M} ・・・・・ (F22) YT =[K2+{MAX(CMY)}2 1/2 −{MAX(CMY)−Y} ・・・・・ (F23) つまり、データ変換部105は、入力されるC、M、Y
およびKの各データにつき、上記(F21)、(F2
2)および(F23)式による演算を施し、三原色デー
タCT 、MT およびYT を得る。右辺第1項の[ ]内
の+{MAX(CMY)} 2 の項の導入により、濃度が薄い場合
(K=0に近い場合)の濃度不足を補うことができる。
<第3変換式>第3変換式は、下記(F21)、(F2
2)および(F23)式のとおりである。
【0031】 CT =[K2+{MAX(CMY)}2 1/2 /(21/2)−{MAX(CMY)−C} ・・・・・ (F31) MT =[K2+{MAX(CMY)}2 1/2 /(21/2)−{MAX(CMY)−M} ・・・・・ (F32) YT =[K2+{MAX(CMY)}2 1/2 /(21/2)−{MAX(CMY)−Y} ・・・・・ (F33) つまり、データ変換部105は、入力されるC、M、Y
およびKの各データにつき、上記(F31)、(F3
2)および(F33)式による演算を施し、三原色デー
タCT 、MT およびYT を得る。右辺第1項の[ ]内
の+{MAX(CMY)} 2 の項の導入により、濃度が薄い場合
(K=0に近い場合)の濃度不足を補うことができる点
は、第2変換式の場合と同様である。さらに、右辺第1
項の分母の21/2 により、CT 、MT またはYT が飽和
することを防止できる。
【0032】たとえば、上記第1変換式による処理で
は、変換後のデータCT 、MT およびYT が飽和しやす
いという問題がある。つまり、C、MおよびYの各デー
タを作成する際の下色除去処理によって除去された値が
少ない場合に、Kデータの加算によって、上限値である
「255」を越えてしまうおそれがある。そのため、比
較的小さなC、MおよびYの値に対して、変換後のデー
タCT 、MT およびYTが上限値「255」を越えてし
まうおそれがある。
【0033】上記第2変換式においても、やはり、変換
後のCT 、MT またはYT が若干飽和する傾向がある。
これに対して、上記(F31)、(F32)および(F
33)を適用した場合には、変換後のデータCT 、MT
またはYT が飽和することはない。このことは、たとえ
ば、(F31)式において、K=255、MAX(CM
Y)=255、かつ、MAX(CMY)−C=0の場合
について、CT の値を演算することにより明らかにな
る。すなわち、次の計算から明らかのとおり、上記の場
合には、C T =255となる。これにより、CT
T 、YT の上限値が255であることが理解される。
【0034】 CT =[2552+25521/2 /(21/2)−0 =[2×25521/2 /(21/2) =255 図3は、主としてカラー調整回路41の働きによる彩度
調整処理の流れを説明するためのフローチャートであ
る。彩度の調整に当たり、操作者は、操作部10を操作
して彩度調整係数βを入力する(ステップS1)。この
彩度調整係数βは、CPU100を介して、カラー調整
回路41に与えられる。彩度調整係数βは、色を鮮やか
に再現したい場合には負の値とされ、色の鮮やかさを減
少させて無彩化処理を行うときには正の値とされる。彩
度調整係数βを0.5にすると、完全な無彩化が行われ
る。
【0035】次に、C、MおよびYのカラー画像データ
のうち最も大きいデータMAXと、最も小さいデータM
INが求められる(ステップS2)。すなわち、 MAX=MAX(CMY) ・・・・・ (4) MIN=MIN(CMY) ・・・・・ (5) である。ただし、上述のとおり、MAX( )は、かっ
こ内のデータのうちの最大値を表し、MIN( )はか
っこ内のデータのうちの最小値を表す。また、中間の値
を持つデータをSと表すものとする。
【0036】次いで、彩度調整係数β、最大の画像デー
タMAX、中間の画像データSおよび最小の画像データ
MINに基づき、彩度調整処理後の画像データC″、
M″およびY″が演算される(ステップS3)。これに
より、彩度調整処理が完了する。ステップS3における
彩度調整に際しては、下記第(6) 式が成立するようされ
る。すなわち、彩度調整前の画像データC、MおよびY
の総和と、彩度調整後の画像データC″、M″および
Y″の画像データの総和とが等しくなるようにされる。
【0037】 C+M+Y=C″+M″+Y″ ・・・・・ (6) これにより、彩度調整の前後で明度が等しくなる。彩度
調整処理につき、さらに具体的に説明する。図4は、色
鮮やかさを減少させるための処理(無彩化処理)を説明
するための図である。最大の画像データMAXと最小の
画像データMINとの差が小さいほど彩度が小さくな
り、無彩色(グレー)に近づく。そこで、最大の画像デ
ータMAXをΔだけ減少させ、最小の画像データMIN
をΔだけ増加させることにより、無彩化が図られる。つ
まり、下記第(7) 式および第(8) 式により、無彩化処理
されたデータMAX′およびMIN′が得られる。
【0038】 MAX′=MAX−Δ ・・・・・ (7) MIN′=MIN+Δ ・・・・・ (8) Δは、最大の画像データMAXと最小の画像データMI
Nとの差に補正係数βを乗じた下記第(9) 式の値であ
る。 Δ=β(MAX−MIN) ・・・・・ (9) Δを一定値とせず、最大の画像データMAXと最小の画
像データMINと差に比例した値とするのは、無彩化後
のデータと無彩化前のデータとの大小関係が逆転するこ
とを防ぐためである。すなわち、C、M、Yの画像デー
タの大小関係が変わってしまうと、色合い(色相)が変
化してしまい、原画とは全く色の違う画像が再生されて
しまう。
【0039】図5は、彩度を上げて、画像を色鮮やかに
するための彩度調整を説明するための図である。彩度を
上げるときには彩度補正係数βは負の値をとる。そのた
め、上記第(7) 式に従って求められる調整後のデータM
AX′は、元のデータMAXよりも|Δ|だけ大きな値
をとる。同様に、上記第(8) 式に従って求められる調整
後のデータMIN′は、元のデータMINよりも|Δ|
だけ小さな値をとる。
【0040】図6は、中間の値のデータSの調整を説明
するための図である。中間のデータSは、(MAX−
S)と(S−MIN)との比が、調整後のデータについ
ての同様な比(MAX′−S′):(S′−MIN′)
に等しくなるように補正される。 すなわち、図6にお
いて、下記第(10)式が成立すればよい。 a:b=a′:b′より (a+b):b=(a′+b′):b′ ・・・・・ (10) ただし、a =MAX−S b =S−MIN a′=MAX′−S′ b′=S′−MIN′である。
【0041】したがって、下記第(11)式により、調整後
のデータS′が与えられることになる。
【0042】
【数1】
【0043】さらに、上記第(7) 式、第(8) 式および第
(9) 式より、下記第(12)式を得る。 S′=(1−2β)(S-MIN)+MIN +β(MAX−MIN) ・・・・・ (12) ところで、上記のような処理の結果、調整後の値MA
X′またはMIN′が、画像データが採りうる最大値を
越えたり、最小値を下回ったりする場合がある。たとえ
ば、画像データが8ビットであり、したがって0〜25
5の値を採りうるものとする。この場合に、図7の例で
は、彩度を上げた結果、調整後の最大データMAX′は
255を越えており、図8の例では、調整後の最小デー
タMIN′は0を下回っている。
【0044】そこで、第(7) 式により求めた調整後の最
大データMAX′が255を越える場合(MAX′>255 の
場合) には、次のようにして、さらに画像データが補正
される。すなわち、最大データMAX′は、下記第(13)
式のように、強制的に255とされる。そして、最小デ
ータMIN′は、下記第(14)式のように、MINから
(255−MAX)を引いた値とされる。
【0045】 MAX′=255 ・・・・・ (13) MIN′=MIN−(255−MAX) ・・・・・ (14) これらを第(11)式に代入することにより、下記第(15)式
が得られる。
【0046】
【数2】
【0047】一方、第(8) 式により求めた調整後の最小
データMIN′が0を下回る場合(MIN′<0の場合) に
は、次のようにして、さらに画像データが補正される。
すなわち、最小データMIN′は、下記第(17)式のよう
に、強制的に0とされる。そして、最大データMAX′
は、下記第(16)式のように、MAXにMIN(=MIN
−0)を加えた値とされる。
【0048】 MAX′=MAX+MIN ・・・・・ (16) MIN′=0 ・・・・・ (17) これらを第(11)式に代入することにより、下記第(18)式
が得られる。
【0049】
【数3】
【0050】ところで、上記第(18)式において、S=M
AXとおくと、右辺は(MAX+MIN)となる。ま
た、S=MINとおくと、右辺は0になる。したがっ
て、上記第(18)式は、最大データMAX′および最小デ
ータMIN′についても用いることができる。同様に、
上記第(12)式および第(15)式も最大データMAX′およ
び最小データMIN′にも適用することができる。した
がって、調整後の最大データ、最小データおよび中間の
データを改めてS′で表し、調整前の最大データ、最小
データおよび中間のデータを改めてSで表すと、下記の
とおりとなる。
【0051】 S′=(1−2β)(S−MIN )+MIN +β(MAX −MIN ) ・・・・・ (式) ただし、式においてS=MIN のとき、S′<0となる
場合には、下記式を適用する。
【0052】
【数4】
【0053】また、式においてS=MAX のとき、S′
>255となる場合には、下記式を適用する。
【0054】
【数5】
【0055】上記式、式および式において、 MAX :CMYの最大値 MIN :CMYの最小値 β :彩度調整係数 S :入力CMYデータ S′:彩度調整処理後のCMYデータ ところが、上記のようにして彩度を補正したのみでは、
調整前と調整後とで明度が異なる場合があり、そのため
に、使用者が意図する彩度調整が必ずしも行われるとは
限らない。とりわけ、赤色については、無彩化を行った
場合に、使用者が意図するよりも明るい画像が得られ
る。そのため、たとえば、黄色の部分と赤色の部分とが
混在する原稿画像に対して上記の処理に従って無彩化処
理を施すと、黄色の部分と赤色の部分とが、ほぼ同じ明
度で再現される。人間の目には、黄色は比較的明るく、
赤色は比較的暗く感じられるから、本来、赤色の明度の
方が低く再現されなければならない。
【0056】図9および図10は、上記の問題が生じる
理由を説明するための図である。赤の画像については、
C、MおよびYの画像データは、概ね図9に示すような
大小関係にある。この画像を完全に無彩化するには、3
色の画像データを中間的な等しい値に補正すればよい。
赤色の画像の分光スペクトルは概ね図10(a) に示すと
おりであるので、C、M、Yの濃度を表す画像データは
図10(b) において実線で示すとおりとなる。この画像
データがすべて中間的な等しい値に補正されると、補正
後のデータは図10(b) において二点鎖線で示すとおり
になる。したがって、C、M、Yの画像データの総和
は、領域Dの分が減少し、領域Iの分が増加することに
なる。領域Dの方が領域Iよりも大きいから、結果とし
て、C、M、Yの画像データの総和は減少する。すなわ
ち、濃度が低くなり、明度が高くなってしまう。
【0057】彩度の調整に伴う上述のような明度の変化
を防止するために、本実施形態においては、さらなる調
整が行われる。具体的には、彩度調整前の画像データ
C、M、Yの総和と、彩度調整後の画像データC″、
M″、Y″の総和とが等しくなるように上記式、式
および式が補正される。より具体的には、下記第(19)
式、第(20)式および第(21)式により、彩度調整後の最終
的な画像データC″、M″およびY″が求められる。こ
れらの式の各右辺を加算した結果がC+Y+Mに等しく
なることは明らかであろう。
【0058】
【数6】
【0059】したがって、C、M、Yのうちの最大のデ
ータMAXの彩度調整処理後のデータMAX″、中間の
データSの彩度調整処理後のデータS″、最小のデータ
MINの彩度調整処理後のデータMIN″は、下記第(2
2)式、第(23)式および第(24)式により与えられる。
【0060】
【数7】
【0061】上記式の値を上記第(22)式、第(23)式お
よび第(24)式に代入することにより、下記第(25)式、第
(26)式および第(27)式を得る。
【0062】
【数8】
【0063】上記第(25)式、第(26)式および第(27)式の
左辺および右辺をそれぞれ足し合わせることにより、 MAX″+S″+ MIN″=MAX +S+MIN となることが容易に確かめられる。すなわち、第(25)
式、第(26)式および第(27)式に従って画像データを変換
することによって彩度調整を行えば、原画と明度が等し
く彩度のみが異なる画像が得られる。
【0064】上記式においてS=MIN のときS′<0
となるときには、式を上記第(22)式、第(23)式および
第(24)式に代入することによって、下記第(28)式、第(2
9)式および第(30)式を得る。
【0065】
【数9】
【0066】上記第(28)式、第(29)式および第(30)式の
左辺および右辺をそれぞれ足し合わせると、 MAX″+S″+ MIN″= MAX+S+ MIN となることが容易に確かめられる。さらに、式におい
てS=MAXで、S′>255となるときには、式を
上記第(22)式、第(23)式および第(24)式に代入すること
によって、下記第(31)式、第(32)式および第(33)式を得
る。
【0067】
【数10】
【0068】上記第(31)式、第(32)式および第(33)式の
左辺および右辺を足し合わせることにより、 MAX ″+S″+MIN ″=MAX +S+MIN となることが容易に確かめられる。図3のステップS3
における処理は、入力画像データC、M、Yを上記第(2
5)式、第(26)式、第(27)式、第(28)式、第(29)式、第(3
0)式、第(31)式、第(32)式、第(33)式の変換式によって
変換し、彩度調整後の画像データC″、M″、Y″を演
算する処理である。
【0069】以上のような彩度調整処理は、データ変換
部105が出力する画像データCT、MT およびYT
も施すことができる。そこで、操作部10において完全
な無彩化を行うための彩度調整係数β(つまり、β=
0.5)を設定することにより、DTPシステム300
によって作成されたC、M、YおよびKデータに対応し
たモノクロ画像をプリント出力することができる。
【0070】これにより、カラー版下の作成途中の段階
でレイアウト等を確認する際に、カラー画像ではなく、
モノクロ画像を形成することができるようになる。その
結果、コストの削減を図ることができる。本発明の実施
形態の説明は以上のとおりであるが、本発明は上記の実
施形態に限定されるものではない。たとえば、上記の実
施形態の説明では、カラーディジタル複写機200にデ
ータ変換部105が備えられている例について説明した
が、このデータ変換部105と同様な機能の回路部品を
カラーディジタル複写機200の外部に接続するように
してもよい。また、データ変換部105における処理と
同様な処理をパーソナルコンピュータ301上で実行す
るようにしてもよい。ただし、処理速度の観点からは、
上記の実施形態の場合のように、ハードウエア構成のデ
ータ変換部を用いることが好ましい。
【0071】また、上記の実施形態において説明した簡
素化された彩度調整処理は一例にすぎず、他の手法の彩
度調整処理が適用されてもよい。さらに、上記の実施形
態では、ディジタルカラー複写機に本発明が適用される
例について説明したが、本発明は、カラーファクシミリ
装置やカラープリンタのように、カラー調整のための構
成を備えた印刷出力装置に組み合わせることが可能であ
る。
【0072】その他、特許請求の範囲に記載された技術
的事項の範囲で種々の変更を施すことが可能である。
【0073】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、黒データ
生成処理を予測して予め定めれた変換式を用いることに
より、黒データ生成前の三原色データを作成することが
できる。したがって、作成された三原色データを、たと
えば無彩化処理のための構成を有する装置によって処理
すれば、良好なモノクロ画像データを得ることができ
る。
【0074】請求項2記載の発明によれば、簡単な変換
式を適用して、黒データ生成前の三原色データを良好に
復元できる。請求項3記載の発明によれば、黒データの
値が小さい場合の濃度不足を補うことができる。請求項
4記載の発明によれば、黒データの値が小さい場合の濃
度不足を補うことができるほか、変換後の三原色データ
が、これらのデータが採りうる上限値を越えることがな
いという利点がある。つまり、変換後の三原色データが
飽和することを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用されるディジタルカ
ラー複写機の内部構成を示す簡略化した断面図である。
【図2】ディジタルカラー複写機の電気的構成を示すブ
ロック図である。
【図3】彩度調整処理を説明するためのフローチャート
である。
【図4】彩度を下げる処理(無彩化処理)を説明するた
めの図である。
【図5】彩度を上げる処理(色鮮やかにする処理)を説
明するための図である。
【図6】中間の値を有するデータについての処理を説明
するための図である。
【図7】最大のデータの彩度調整後の値が、画像データ
が採りうる最大値を越える場合の処理を説明するための
図である。
【図8】最小のデータの彩度調整処理後の値が、画像デ
ータが採りうる最小値を下回る場合の処理を説明するた
めの図である。
【図9】赤色の画像を無彩化した場合の明度の変化を説
明するための図である。
【図10】赤色の画像の分光特性(a) と、それに対応す
る彩度調整前後の画像データ(b)とを示す図である。
【符号の説明】
3 出力部 4 画像処理部 41 カラー調整回路 42 黒生成回路 100 CPU 105 データ変換部 200 カラーディジタル複写機 300 DTPシステム 301 パーソナルコンピュータ 302 DTPソフト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー画像を表す黒データおよび三原色デ
    ータを、黒データ生成処理を予測して予め定められた所
    定の変換式に代入し、黒データ生成前の三原色データを
    作成することを特徴とする画像データ変換方法。
  2. 【請求項2】上記所定の変換式は、カラー画像を表す黒
    データKならびに三原色データC、MおよびYに基づ
    き、黒データ生成前の三原色データCT 、MT およびY
    T をそれぞれ演算するための下記(F11)、(F1
    2)および(F13)式であることを特徴とする請求項
    1記載の画像データ変換方法。 CT =C+K ・・・・・ (F11) MT =M+K ・・・・・ (F12) YT =Y+K ・・・・・ (F13)
  3. 【請求項3】上記所定の変換式は、カラー画像を表す黒
    データKならびに三原色データC、MおよびY、ならび
    に三原色データC、MおよびYのうちの最大のデータM
    AX(CMY)に基づき、黒データ生成前の三原色デー
    タCT 、MT およびYT をそれぞれ演算するための下記
    (F21)、(F22)および(F23)式であること
    を特徴とする請求項1記載の画像データ変換方法。 CT =[K2+{MAX(CMY)}2 1/2 −{MAX(CMY)−C} ・・・・・ (F21) MT =[K2+{MAX(CMY)}2 1/2 −{MAX(CMY)−M} ・・・・・ (F22) YT =[K2+{MAX(CMY)}2 1/2 −{MAX(CMY)−Y} ・・・・・ (F23)
  4. 【請求項4】上記所定の変換式は、カラー画像を表す黒
    データKならびに三原色データC、MおよびY、ならび
    に三原色データC、MおよびYのうちの最大のデータM
    AX(CMY)に基づき、黒データ生成前の三原色デー
    タCT 、MT およびYT をそれぞれ演算するための下記
    (F31)、(F32)および(F33)式であること
    を特徴とする請求項1記載の画像データ変換方法。 CT =[K2+{MAX(CMY)}2 1/2 /(21/2)−{MAX(CMY)−C} ・・・・・ (F31) MT =[K2+{MAX(CMY)}2 1/2 /(21/2)−{MAX(CMY)−M} ・・・・・ (F32) YT =[K2+{MAX(CMY)}2 1/2 /(21/2)−{MAX(CMY)−Y} ・・・・・ (F33)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008005378A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Seiko Epson Corp 画像作成装置、画像作成方法および画像作成プログラム

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