JP3158654B2 - デジタルカラー画像形成装置 - Google Patents

デジタルカラー画像形成装置

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JP3158654B2
JP3158654B2 JP15271392A JP15271392A JP3158654B2 JP 3158654 B2 JP3158654 B2 JP 3158654B2 JP 15271392 A JP15271392 A JP 15271392A JP 15271392 A JP15271392 A JP 15271392A JP 3158654 B2 JP3158654 B2 JP 3158654B2
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    • H04N1/6027Correction or control of colour gradation or colour contrast

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルプリンタ、デ
ジタル複写機などにおけるデジタル画像形成装置の階調
制御に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルプリンタ、デジタル複写機など
における電子写真プロセスにおいては、画像読取濃度
(多値のデジタル値)に対応してレーザ発光を変調して
画像を再現する。画像再現において、出力画像の濃度
は、画像読取濃度(デジタル値)に比例していることが
望ましい。出力画像濃度の画像読取濃度に対する関係で
ある階調特性は、ピクトリアルな画像の印象を大きく左
右する因子である。そこで、入力される画像濃度を処理
して、出力画像濃度が入力画像濃度に比例するように発
光特性を補正する。これを階調補正という。カラー画像
再現においては、基本的に出力画像が画像濃度にリニア
に変化することが求められ、このために画像の安定化が
求められる。階調特性は、電子写真プロセスの感光体感
度、表面電位、現像バイアス電位、現像特性等の変化に
より微妙に変化してしまう。そこで、自動濃度制御、階
調補正などで画像再現を安定化している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現実には、画
像安定化は完全ではないため、安定化制御による再現画
像の品質は、一部のプロのユーザにとっては満足できな
いことがある。また、デジタルイコライザ的機能とし
て、ユーザが階調特性を任意に選択できるようにする
と、ユーザは、好みの画調を実現できる。そこで、階調
特性をユーザが積極的に変化できるようにすると、ユー
ザに満足感を与えることができると考えられる。なお、
ユーザによる階調特性の変化を可能にするためには、階
調補正と画像安定化システムを連動して動作する必要が
あり、個々の画像生成プロセスに対応したプロセス制御
系が求められる。また、カラー画像を扱う場合には、カ
ラーマスキング処理が行われる。すなわち、露光光源の
R,G,Bの分光透過特性やC,M,Yのカラートナー
の分光反射特性は、実際には、理想的な特性からずれて
いるため、色濁りを除去するように、データの変換が行
われる。ここで、線形マスキング法が通常用いられる。
ここで、ユーザによる階調選択を可能にしたとき、線形
マスキング処理の下では色味(色相、彩度)も変化する
ことがある。そこで、階調選択と同時にカラーマスキン
グ条件も切り替え可能にすることが望ましい。これによ
り、たとえば彩度を高くするような階調選択がなされた
ときは、彩度を低くするようなカラーマスキング条件に
切り替えればよい。
【0004】本発明の目的は、ユーザによる階調特性の
選択に対応してカラーマスキング条件も切り替え可能な
デジタル画像形成装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデジタル画
像形成装置は、所望の目標階調カーブを入力する入力手
段と、入力手段により入力された階調カーブに基づいて
露光データの補正を行う発光制御手段と、選択された階
調カーブに対応してカラーマスキング補正を行うカラー
マスキング補正手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】デジタル画像形成装置において、入力手段によ
りユーザが目標の階調カーブを入力する。発光制御手段
は、入力手段により入力された階調カーブに基づいて露
光データの補正を行う。ここで、入力された階調カーブ
によっては、出力画像の色味(色相、彩度)が変わるこ
とがある。そこで、マスキング補正手段により、選択さ
れた階調カーブに対応して、出力画像の色味が全体とし
て変わらないようにカラーマスキング処理を行う。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明による実施例に
ついて次の順序で説明する。 (a)デジタルカラー複写機の構成 (b)画像信号処理 (c)画像安定化 (d)標準階調制御 (e)階調選択 (f)カラーマスキング補正 (g)プリンタ制御のフロー
【0008】(a)デジタルカラー複写機の構成 図1は、本発明の実施例に係るデジタルカラー複写機の
全体構成を示す断面図である。デジタルカラー複写機
は、原稿画像を読み取るイメージリーダ部100と、イ
メージリーダ部で読み取った画像を再現するプリンタ部
200とに大きく分けられる。イメージリーダ部100
のスキャナ10は、原稿を照射する露光ランプ12と、
原稿からの反射光を集光するロッドレンズアレー13、
及び集光された光を電気信号に変換する密着型のCCD
センサ14を備えている。スキャナ10は、原稿読取時
にはモータ11により駆動されて、矢印の方向(副走査
方向)に移動し、プラテン15上に載置された原稿を走
査する。図3に示すように、イメージリーダ部100
は、イメージリーダ制御部101により制御される。イ
メージリーダ制御部101は、プラテン15上の原稿の
位置を示す位置検出スイッチ102からの位置信号によ
って、ドライブI/O103を介して露光ランプ12を
制御し、また、ドライブI/O103およびパラレルI
/O104を介してスキャンモータドライバ105を制
御する。スキャンモータ11は、スキャンモータドライ
バ105により駆動される。
【0009】図1に戻って説明を続けると、露光ランプ
12で照射された原稿面の画像は、CCDセンサ14で
光電変換される。CCDセンサ14により得られた赤
(R)、緑(G)、青(B)の3色の多値電気信号は、
読取信号処理部20により、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(K)のいずれかの8
ビットの階調データに変換され、プリンタ制御部201
に出力される。図3に示すように、画像制御部106
は、CCDカラーイメージセンサ14および画像信号処
理部20のそれぞれとバスで互いに接続されている。C
CDカラーイメージセンサ14からの画像信号は、画像
信号処理部20に入力されて処理される。図2に示すよ
うに、画像信号処理部20においては、CCDセンサ1
4によって光電変換された画像信号は、A/D変換器2
1によりR,G,Bの多値デジタル画像データに変換さ
れ、次に、それぞれ、シェーディング補正回路22にお
いてシェーディング補正される。このシェーディング補
正された画像データは原稿の反射光データであるため、
log変換回路23によってlog変換を行って実際の画像の
濃度データに変換される。さらに、アンダーカラー除去
・墨加刷回路24で、余計な黒色の発色を取り除くとと
もに、真の黒色データKをR,G,Bデータより生成す
る。そして、マスキング処理回路25にて、R,G,B
の3色のデータがY,M,Cの3色のデータに変換され
る。ここで、操作パネル221で入力された目標階調カ
ーブは、パラレルI/O222を介してプリンタ制御部
201に入力され、プリンタ制御部201は、この入力
に対応して、マスキングコードMCを設定する。マスキ
ング処理回路25は、プリンター制御部201から入力
されたマスキングコードMCに対応したマスキング係数
を設定し、マスキング処理を実行する。こうして変換さ
れたY,M,Cデータにそれぞれ所定の係数を乗じる濃
度補正処理を濃度補正回路26にて行い、空間周波数補
正処理を空間周波数補正回路27において行った後、プ
リンタ制御部201に出力する。
【0010】図1に戻って説明を続けると、プリンタ部
200において、プリントヘッド部31は、入力される
階調データに対して感光体の階調特性に応じた階調補正
を行った後、補正後の画像データをD/A変換してレー
ザダイオード駆動信号を生成して、この駆動信号により
半導体レーザ264(図4)を発光させる。階調データ
に対応して発光強度を変調してプリントヘッド部31か
ら発生されるレーザビームは、ポリゴンミラーを経て、
反射鏡37を介して、回転駆動される感光体ドラム41
を露光する。感光体ドラム41は、1複写ごとに露光を
受ける前にイレーサランプ42で照射され、帯電チャー
ジャ43により一様に帯電されている。この状態で露光
をうけると、感光体ドラム41上に原稿の静電潜像が形
成される。シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのト
ナーとキャリアからなる現像剤が収容された現像器45
a〜45dのうちいずれか一つだけが選択され、感光体
ドラム41上の静電潜像を現像する。一方、複写紙は用
紙カセット50より給紙され、転写ドラム51上に巻き
つけられる。現像されたトナー像は、転写チャージャ4
6により複写紙に転写される。上記印字過程は、イエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック
(K)の4色について繰り返して行われる。このとき、
感光体ドラム41と転写ドラム51の動作に同期してス
キャナ10はスキャン動作を繰り返す。その後、複写紙
は、分離爪47を作動させることによって転写ドラム5
1から分離され、定着装置48を通って定着され、排紙
トレー49に排紙される。
【0011】(b)プリンタ制御部と画像信号処理 図3と図4は、デジタルカラー複写機の制御系の全体の
ブロック図を示す。プリンタ部200には、プリント動
作一般の制御を行うプリンタ制御部201が備えられ
る。CPUを備えるプリンタ制御部201には、制御用
のプログラムが格納された制御ROM202、各種デー
タ(階調補正データなど)が格納されたデータROM2
03およびRAM204が接続される。プリンタ制御部
201は、これらROM、RAMのデータによってプリ
ント動作の制御を行う。プリンタ制御部201は、V0
センサ44、AIDCセンサ210、ATDCセンサ2
11、温度センサ212、湿度センサ213からのアナ
ログ信号や、かぶり入力スイッチ214、カラーバラン
ススイッチ216、感光体ロットスイッチ218からの
信号が入力される。ここで、V0センサ44は、感光体
表面の電位を検出する。また、AIDCセンサ210
は、各色ごとに、標準作像条件(感光体表面電位V0
現像バイアス電位VB、露光量)で現像された感光体上
のトナー量を検出し、V0,VB,露光量を最適条件に設
定する。また、操作パネル221でのキー入力によっ
て、パラレルI/O222を介して、プリンタ制御部2
01に各種データが入力される。同様に、後で詳細に説
明するタブレットエディタ232(図11参照)での入
力値がプリンタ制御部201に入力される。
【0012】プリンタ制御部201は、各種入力データ
によって、制御ROM202の内容に従って、複写制御
部231と操作パネル221とを制御し、さらに、パラ
レルI/O241およびドライブI/O242を介して
帯電チャージャ43のグリッド電位VGを発生するVG
生用高圧ユニット243および現像器45a〜45dの
現像バイアス電位VBを発生するVB発生用高圧ユニット
244を制御する。プリンタ制御部201は、また、イ
メージリーダ部100の画像信号処理部20と画像デー
タバスで接続されており、画像データバスを介して入っ
てくる画像濃度信号を基にして、後で説明するように、
階調補正テーブルが格納されているデータROM203
の内容を参照して発光レベルを定め、ドライブI/O2
61およびパラレルI/O262を介して半導体レーザ
ドライバ263を制御している。半導体レーザ264は
半導体レーザドライバ263によって、その発光が駆動
される。階調表現は、半導体レーザ264の発光強度の
変調により行う。
【0013】図5は、操作パネル221の外観を示す。
ここで、LCD表示部301は、操作で設定されたモー
ドの表示、ユーザへの操作手順の説明、ジャム表示やコ
ピー動作中表示等の状態表示を行う。パネルリセットキ
ー302は、全モードの初期化を行うキーである。キー
群303は、コピー枚数の設定を行うテンキーとクリア
を行うクリアキーである。スタートキー304は、コピ
ーの開始を指示するキーである。画質メニューキー30
5を押すと、LCD表示部301には、画質調整用のメ
ニューが表示される。ユーザは、これを操作することに
より画質調整が可能である。クリエイトメニューキー3
06を押すと、LCD表示部301には、各種クリエイ
ト機能の設定メニューが表示される。ユーザは、これを
操作することにより様々な機能設定・モード設定が可能
である。エンターキー307は、上述の画質メニューお
よびクリエイトメニューの各操作画面において、確定キ
ーおよび次画面キーとして使用される。リバースキー3
08は、キャンセルキー、前画面キーとして使用され
る。カーソルキー309は、各操作画面において、メニ
ューのカーソル選択およびレベル設定を行うキーであ
る。マルチファンクションキー310は、LCD表示部
301に表示される各選択メニューによって、意味を変
えることができるキーである。この操作パネル221
は、ICカード挿入口311、312を備え、最大で2
つまでのICカードが同時に挿入できる。そして、各挿
入口に対応して、プログラム呼び出し/登録キー313
とICカード排出キー314を備える。なお、バーコー
ドリーダペン315を用いて、バーコードを読み取っ
て、様々なモード設定を行うことが可能である。
【0014】図6は、プリンタ制御部201における画
像データ処理のブロック図である。ここで、画像信号処
理部20からの画像データ(8ビット)は、インターフ
ェース部251を介して、ファーストイン・ファースト
アウトメモリ(以下FIFOメモリという)252に入
力される。このFIFOメモリ252は、主走査方向の
所定の行数分の画像の階調データを記憶することができ
るラインバッファメモリであり、イメージリーダ部10
0とプリンタ部200との動作クロック周波数の相違を
吸収するために設けられる。FIFOメモリ252のデ
ータは、次にγ補正部253に入力される。データRO
M203の各種γ補正データがプリンタ制御部201の
プリンタ制御CPU250によりγ補正部253に送ら
れ、γ補正部253は、入力データを補正して発光レベ
ルをD/A変換部254に送る。なお、データROM2
03には、各種階調補正データ(階調補正テーブル、各
種修正値など)が格納されている。D/A変換部254
で発光レベル(デジタル値)から変換されたアナログ電
圧は、次に、ゲイン切換部255において、プリンタ制
御CPU250からのゲイン設定値に対応してゲイン切
換信号発生回路部256によりスイッチSW1,SW
2,…(異なったパワーP1,P2,…に対応)を切り
換えて設定されたゲインで増幅された後、ドライブI/
O261を介して半導体レーザドライバ263に送ら
れ、半導体レーザ264をその値の光強度で発光させ
る。一方、プリンタ制御CPU250は、クロック切換
回路257に信号を送って、クロック発生回路258又
は259を選択し、そのクロック発生回路の発生するク
ロック信号をパラレルI/O262を介して半導体レー
ザドライバ263に送り、画像データをそのクロックで
変調させる。クロック発生回路の選択により、発光信号
のデューティ比(パターン)が変化され(たとえば10
0%と80%)、階調の再現性を選択できる。デューテ
ィ比が100%のときは、通常の発光に相当するが、デ
ューティ比が80%のときは、通常の発光期間の80%
の期間に発光が行われる。
【0015】(c)画像安定化 階調特性は、基本的に、感光体の感度特性、現像特性、
および、帯電電位V0,現像バイアス電位VB,静電潜像
の減衰電位VSの設定によって決定される。カラー画像
再現においては、基本的に出力画像が原稿濃度にリニア
に変化することが求められ、このために画像の安定化が
求められる。本発明は、階調特性をユーザが選択できる
ようにするものであるが、階調制御システムは、画像安
定化システムと連動して動作し、選択された階調特性を
常に安定して供給できるものでなければならない。
【0016】画像安定化を説明する前に、電子写真プロ
セスの概略を説明する。図7は、感光体ドラム41のま
わりの帯電チャージャ43と現像器45rの配置を図式
的に示す。ここで、感光体41には、放電電位VGの帯
電チャージャ43が対向して設置される。帯電チャージ
ャ43のグリッドには、グリッド電位発生ユニット24
3により負のグリッド電位VGが印加されている。グリ
ッド電位VGと感光体ドラムの表面電位V0との関係は、
ほぼV0=VGとみなせるので、感光体ドラム41表面で
の電位V0は、グリッド電位VGによって制御できる。な
お、表面電位V0は、表面電位計であるV0センサ44に
より検知される。まず、レーザ露光前において、帯電チ
ャージャ43によって感光体ドラム41には負の表面電
位V0が、また、現像バイアス発生ユニット244によ
り現像器45rのローラには、低電位の負の現像バイア
ス電位VB(|VB|<|V0|)が与えられる。すなわ
ち、現像器45rの現像スリーブ電位はVBである。レ
ーザ露光によって感光体ドラム41上の照射位置の電位
が低下して表面電位V0から静電潜像の減衰電位VSへ遷
移する。減衰電位VSが現像バイアス電位VBよりも低電
位になると、現像器45rのスリーブ表面に運ばれて来
た負に帯電したトナーが感光体ドラム41の上に付着す
る。
【0017】ここで、V0とVBの差は,大きすぎると非
露光部へのキャリア付着が発生し、小さすぎるとトナー
かぶりを生じるため、大きすぎても小さすぎてもよくな
い。トナー付着量は、現像電位差ΔV=|VB−VS|が
大きいほど多い。一方、減衰電位VSは、同じ露光量で
あっても表面電位V0が変化するにつれ変化する。そこ
で、V0とVBの差をある程度の範囲内に維持しつつ、た
とえば差を一定にしつつ、表面電位V0および現像バイ
アス電位VBを変化すれば、VBとVSの差が変化するの
で、トナー付着量を変えることができ、濃度を制御する
ことができる(たとえば特開平3−271764号公報
参照)。また、レーザ発光のゲインは、V0センサ44
により得られた感光体の感度情報によって切り換えられ
る。
【0018】また、電子写真プロセスは、静電気を取り
扱うため、環境の影響を受けてしまう。そのため、主に
現像特性と感光体特性が変化するので、この補償が必要
になる。そこで、4色について、それぞれ、標準作像条
件で現像された基準トナー像に付着したトナー量をAI
DCセンサ210で検出する。すなわち、感光体ドラム
41上の画像領域外に濃度制御の基本となる基準トナー
像を形成し、感光体ドラム41の近傍に設けられたAI
DCセンサ210によってトナー量を検出する。この検
出値に対応して、現像バイアス電位VBとグリッド電位
Gを変化させ、現像電位差(ΔV)を選択して、最大
濃度レベルでのトナー付着量を一定に保つ自動濃度制御
を行うことができる。また、地肌かぶりも除去しなけれ
ばならない。
【0019】(d)標準階調制御 次に、標準となるリニア階調補正について説明する。特
に、カラー画像においては、基本的にリニアな特性が求
められる。図8は、反転現像におけるセンシトメトリの
図である。イメージリーダから入力される画像信号の値
(画像入力レベルOD)は、原稿濃度に対してリニアに
出力される。この画像入力レベル値Lxに対してレーザ
発光量P(Lx)を直線的に変化させると、階調特性
(実際にプリントされた画像の濃度(出力画像濃度I
D)の画像入力レベルODに対する関係)は非線形にな
る。レーザ発光に対応して、感光体の表面電位VSが減
衰する。すなわち、レーザ発光量が増加するにつれ表面
電位は徐々に非線形的に減衰していく。また、現像バイ
アス電位VBは、地肌かぶりを除去するように感光体帯
電電位V0に対して定められ、そして、現像電位差(VB
−VS(Lx))に対応して出力画像濃度ID(VS)が
得られるのであるが、この現像特性は、また非線形性を
示す。そこで、レーザの発光量Pを直線的に変化させる
のではなく、感光体特性と現像特性のそれぞれの非線形
性を補正して、出力画像濃度を入力レベルに対してリニ
アになるように、後述するように発光特性を非線形に補
正する。このことにより、出力画像濃度は、画像入力レ
ベルに対してリニアにできる。
【0020】図9は、出力画像濃度を画像入力レベルに
対してリニアにする標準の階調補正データの求め方を示
す図である。画像入力データをそのまま無変換で下側に
示すようにレーザ露光量にリニアに変換して露光したと
き、上側に示す階調カーブ(画像入力レベルに対する出
力画像濃度の関係)は、破線のように非線形になる。こ
れを実線で示す目標の標準階調カーブに変換するための
発光特性が、図中下の実線のカーブとなる。すなわち、
図中の点線上のA点(画像入力レベルL1)を実線上の
A'点に変換するには、A'点と同じ出力画像濃度の破線
上のA"点のレーザ露光量P(L1)を入力画像データL
1に対応して出力すればよい。同様に、点線上のB点を
目標の実線上のB'点に変換するには、B'点と同じ出力
画像濃度の破線上のB"点のレーザ露光量P(L2)を出
力すればよい。こうして、画像入力レベルに対するレー
ザ露光量が求められる。
【0021】(e)階調選択 以上では、原稿画像に忠実な出力を得るためにイメージ
リーダ部からの画像信号の値に対してリニアにプリント
濃度を出力する標準の階調カーブを実現することを説明
した。本実施例では、ユーザは、標準のリニアな階調カ
ーブの他に、違った階調カーブを選択できる。階調カー
ブの選択において、本実施例では、ユーザによる選択を
容易にするために、階調カーブの形状とその形状の変化
の度合いとの2階層の入力で指定する。
【0022】図10は、目標の階調カーブの形状とその
形状変化の段階の概念を図式的に示す。目標階調カーブ
の選択の組み合わせとしては、標準カーブとの相対的関
係の基に、次の4種類(a)〜(d)が考えられる。ま
た、各形状の変化の度合いを変えることにより無限の階
調カーブが実現できる。低濃度強調型(a)では、階調
カーブを上に凸にする。この階調カーブを用いると、重
厚な感じが得られる。高濃度強調型(b)では、階調カ
ーブを下に凸にする。この階調カーブを用いると、パス
テル調の感じが得られる。また、全体に暗い画像を修正
できる。中間調濃度部強調型(c)では、階調カーブ
は、高レベル側で大きく上に凸とするが、低レベル側で
小さく下に凸とする。この階調カーブを用いると、「彩
やか」、「シャープ」といった感じが得られる。中間調
濃度部非強調型(d)では、階調カーブは、低レベル側
で小さく上に凸とするが、高レベル側で大きく下に凸と
する。この階調カーブを用いると、「しっとり」、「な
めらか」といった感じが得られる。中間調濃度部強調型
(c)と中間調濃度部非強調型(d)の目標カーブがリ
ニアな直線に交わる点は、たとえば標準階調カーブ(図
8)の場合と同じにすればよい。
【0023】次に、これらの階調カーブの選択の具体的
方法について説明する。まず、図5に示す操作パネル2
21による階調カーブの選択について説明する。操作パ
ネル221の設定では、階調カーブの選択とその形状の
変化度合いとの2段階の入力で選択する。まず、キー3
06の操作によって、階調カーブ選択の画面を表示部3
01に呼び出す。図12は、表示部301に表示される
選択画面の図である。選択画面においては、標準階調カ
ーブと図10で示した各種類の階調カーブが、階調カー
ブの特徴を表した言葉(「標準」、「なめらか」、「彩
やか」、「明るく」、「重く」)とともに表示される。
表示された5つの階調カーブの中から所望の階調カーブ
の選択は、表示部301の下方に設けられたキー310
によって選択される。キー310によって、いずれかの
階調カーブを選択すると、次に、図13に示すように、
階調カーブの変化の度合いを示した言葉(「弱く」、
「標準」、「強く」)が表示部301に表示される。ユ
ーザは、先ほどと同様にキー310によっていずれかを
選択することによって、形状の変化度合いの設定を行
う。つまり、変化度合いは3つのレベル選択が可能であ
り、「強く」を選択すると先の図12で選択した種類の
階調カーブ形状であって、図10で示す標準階調カーブ
より離れた階調カーブが選択され、「弱く」を選択する
と標準階調カーブに一番近い階調カーブが選択され、
「標準」を選択すると中間の階調カーブが選択される。
上記の選択においては、所望の階調カーブの種類の選択
の後に、階調カーブのレベルの入力を促す表示が出力さ
れ、レベルの未入力時は、レベル“0”で標準の目標カ
ーブが選択される。
【0024】また、図11に示すタブレットエディタ2
32によっても、階調カーブの選択が可能である。図1
1は、タブレットエディタ232の外観を示す。座標入
力部320においては、座標入力ペン321を用いてポ
イントすることにより、原稿上の位置指定を行うことが
できる。これにより、各種編集機能の内の部分編集指定
を行える。また、この座標入力部320には、モード設
定用のキー群322,323が設けられる。すなわち、
モード設定キー322,323、階調カーブ設定部32
4及びカラーパレット325が座標入力部320に印刷
されており、設定機能によって、モード設定部やレベル
設定部として使用できる。モード設定キー322、32
3は、それぞれ、各種モード設定用のキーであり、座標
入力ペン321で押すことにより、モード設定を行うこ
とができる。従って、キー群322、323を用いて、
階調カーブの種類と度合いを選択することも可能であ
る。
【0025】本実施例では、必要な階調補正カーブの数
は、4種の階調カーブ形状と1つの標準形状、各形状変
化度合いの3つの段階、4つの色(シアン、マゼンタ、
イエロー、ブラック)およびAIDCセンサ210によ
り得られる28のトナー付着量レベルに対応して、(4
×3+1)×4×28=1456である。クロック切り
換えによるパターン選択を行う場合には、さらにそれぞ
れのパターンごとに階調補正カーブが必要になる。各階
調補正カーブに対応した階調補正テーブルは、あらかじ
めデータROM203に記憶しておく。
【0026】(f)カラーマスキング補正 マスキング処理部25では、赤、緑、青の読取濃度デー
タDR,DG,DBを、次の式のようにシアン、マゼン
タ、イエローのデータC,M,Yに変換する。
【数1】 このマトリックスBが、マスキング行列であり、3×3
=9個のマスキング係数からなる。
【数2】 ここに、B11は、シアンの主成分の係数であり、B2
2は、マゼンタの主成分の係数であり、B33は、イエ
ローの主成分の係数であり、基本的には、大きな数字
で、より主要色の量が増加する。
【0027】いま、シアンに近い原稿(図14参照)を
マスキング処理するときを例にして、彩度の変化の方策
を示す。この原稿の赤、緑、青の読取濃度DR,DG,
DBは、それぞれ、120、40,20であったとす
る。したがって、
【数3】 C=B11×120+B12×40+B13×20 (3)
【数4】 M=B21×120+B22×40+B23×20 (4)
【数5】 Y=B31×120+B32×40+B33×20 (5) 式(3)より、B11が大きいほどシアン成分が多い。
式(4)より、B21,B23のマイナス成分は大きい
ほど、マゼンタ成分は少ない。式(5)より、B31,
B32のマイナス成分が大きいほど、イエローの成分が
少ない。同様に、B11,B22,B33の各色の主成
分以外の項のマイナス度合いが大きいほど、より澄んだ
彩度の高い色に再現される。ただし、B11+B12+
B13ほか、1〜3行の各行列の合計は、全体の濃度を
決定するため、同一の値を維持させる必要がある。これ
とは、逆に、B11,B22,B33の主要成分を小さ
く、その他の項を大きくすると、逆に主成分(シアン)
が少なく、濁りの成分が増加し、彩度が低下する。
【0028】例として、階調カーブとして、図10のa
3カーブを選択した時(低彩度化)を示す。図15のX
色(C,M,Y)=(25,255,255)は、C,
M,Y各色が、a3カーブによって出力処理され、
(C’,M’,Y’)=(56,255,255)に変
換される。よって、もともと赤色にややシアンが混じっ
たX色は、濁り成分のシアン色のみが大幅に増加し、彩
度が著しく低下する。これとは逆の例として、c3カー
ブを選択した時(高彩度化)を示す。図16のY色(C
MY)=(64,192,192)は、CMY各色が、
c3カーブによって出力処理され、(C’,M’,
Y’)=(51,230,230)に変換される。よっ
て、もともと赤色にややシアンが混じったY色は、濁り
成分のシアン色が減少し、主要成分のマゼンタ、イエロ
ー色が大幅に増加し、彩度が高い澄んだ色に再現されて
しまう。また、この彩度の変化は、a1,a2,a3、
もしくはd1,d2,d3の順に彩度が著しく低くな
る。よって、逆に、彩度が高くなる階調カーブが選択さ
れたときは、彩度を低下させるマスキング係数を選択す
れば、彩度の変化を抑制し、階調カーブのみを変化させ
ることができる。
【0029】以上に説明したように、本実施例ではユー
ザによる階調特性の選択を可能としたが、ユーザによる
階調選択を可能にしたとき、カラーマスキング係数が一
定であると色味(色相、彩度)も変化してしまう。図2
に示すように、操作パネル221における階調選択に対
応して、マスキング係数設定部28において、カラーマ
スキング係数も切り替える。これにより、たとえば彩度
を高くするような階調選択がなされたときは、彩度を低
くするようなカラーマスキング係数に切り替える。図1
7は、マスキングコードMCに対応するマスキング行列
の例を示し、MC3,MC2,MC1,MC0,MC
4,MC5,MC6の順に高彩度再現の係数から低彩度
再現の係数へと連続的に並べてある。
【0030】(g)プリンタ制御のフロー 図18は、プリンタ制御部201のメインフローを示
す。まず、初期設定を行った後(S1)、操作パネル2
21の入力処理を行い(S2、図19参照)、マスキン
グ係数処理を行い(S3、図20参照)、操作パネル2
21のスタートキーが押下されるのを待機する(S
4)。スタートキーが押下されると、センサ入力処理
(S5)が行われる。次に、操作パネル221の各種ス
イッチからの入力信号がプリンタ制御部201内のRA
M内に取り込まれる(S6)。次に、ステップS5で得
た設定値によって、図5のゲイン切換回路255のゲイ
ンを切換えて、半導体レーザ264の光量レベルを設定
する(S7)。次に、AIDC測定処理が実行され、A
IDCセンサ210によりトナー付着量が得られる(S
8)。このAIDC処理においては、基準トナー像を感
光体上に作像して、その基準トナー像のトナー付着量に
より画像再現濃度をAIDCセンサ210によって検出
し、プリンタ制御部201内のRAM204に取り込
む。
【0031】次に、測定されたトナー付着量に対応する
濃度検出レベルに基づいて、このレベルに対応してあら
かじめ設定されているグリッド電位補正値と現像バイア
ス電圧補正値と階調補正テーブルのコードを選択する
(S9、図21参照)。次に、上記ステップS8にて選
択されたコードに基づき階調補正テーブルを取り込む
(S10)。次に、選択されたグリッド電位VGと現像
バイアス電位VBと階調補正テーブルに基づいて公知の
電子写真法による複写動作(S11、S12)を、終了
するまで実行する。なお、カラー画像の場合には、1回
の複写は、たとえばシアン、マゼンタ、イエロー、ブラ
ックの順で順次処理される。したがって、上述のS9、
S10の処理は、各色ごとに繰り返される。
【0032】図19は、キー入力処理(図18S2)の
フローを示す。まず、選択する階調カーブの形状の入力
を受け付け(S21)、次に、その形状の変化度合いの
入力を受け付ける(S22)。最後に、カラーバランス
スイッチ216と操作パネル221からカラーバランス
と濃度調整を入力して(S23)、リターンする。
【0033】図20は、マスキング係数処理(図18S
3)のフローを示す。このフローでは、マスキング係数
MCが、選択された目標階調カーブに対応して、設定さ
れる。目標階調カーブがa1,d1であると判定される
場合には(S31でYES)、マスキングコードMCを
MC1とする(S32)。目標階調カーブがa2,d2
であると判定される場合には(S33でYES)、マス
キングコードMCをMC2とする(S34)。目標階調
カーブがa3,d3であると判定される場合には(S3
5でYES)、マスキングコードMCをMC3とする
(S36)。目標階調カーブがc1であると判定される
場合には(S37でYES)、マスキングコードMCを
MC4とする(S38)。目標階調カーブがc2である
と判定される場合には(S39でYES)、マスキング
コードMCをMC5とする(S40)。目標階調カーブ
がc3であると判定される場合には(S41でYE
S)、マスキングコードMCをMC6とする(S4
2)。目標階調カーブが以上のいずれでもないと判定さ
れる場合には(S41でNO)、マスキングコードMC
をMC0とする(S43)。最後に、以上で設定された
マスキングコードに対応したマスキング係数を設定して
(S44)、メインフローにリターンする。
【0034】図21は、VG,VB,階調データ選定(図1
8S9)のフローを示す。AIDCセンサ210の検出
レベルに基づいてグリッド電圧VG,現像バイアス電圧
Bを選定する(S81)。そして、ステップS2で入
力された目標階調カーブと(VG,VB)とに対応した階
調補正テーブルのコードを選定して(S82)、リター
ンする。
【0035】
【発明の効果】目標の階調の選択を可能にするととも
に、階調の変化に対応してマスキング補正も合わせて変
化させるので、色味を変化させずに、階調の印象のみを
変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 デジタルカラー複写機の全体構成を示す断面
図である。
【図2】 画像信号処理部のブロック図である。
【図3】 プリンタ制御部の一部のブロック図である。
【図4】 プリンタ制御部の一部のブロック図である。
【図5】 操作パネルの斜視図である。
【図6】 プリンタ制御部における画像データ処理のブ
ロック図である。
【図7】 感光体ドラムのまわりの帯電チャージャと現
像器の配置を図式的に示す図である。
【図8】 反転現像におけるセンシトメトリの図であ
る。
【図9】 標準の階調補正データの求め方を示す図であ
る。
【図10】 目標の階調カーブの形状とその形状強調の
段階の概念を図式的に示す図である。
【図11】 タブレットエディタのパネルの図である。
【図12】 階調カーブの種類選択の画面の図である。
【図13】 階調カーブのレベル選択の画面の図であ
る。
【図14】 シアンに近い原稿の読取濃度データの図で
ある。
【図15】 マスキングコードMCに対応するマスキン
グ行列の例を示す図である。
【図16】 X色のマスキング処理の図である。
【図17】 Y色のマスキング処理の図である。
【図18】 プリンタ制御部のメインフローの図であ
る。
【図19】 キー入力処理のフローチャートである。
【図20】 マスキング処理のフローチャートである。
【図21】 VG,VB,階調データ選定のフローチャート
である。
【符号の説明】
25…マスキング処理部、 27…マスキング係数設定
部、 201…プリンタ制御部、 203…データROM、 221…操作パネル、 232…タブレットエディタ、 253…γ補正部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/46 B41J 3/00 A 1/60 B (72)発明者 山田 孝信 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会 社内 (72)発明者 出山 弘幸 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会 社内 (56)参考文献 特開 平5−22584(JP,A) 特開 平2−36959(JP,A) 特開 平2−33161(JP,A) 特開 平1−204743(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/407 B41J 2/52 - 2/525 G03G 15/00 303 G03G 15/01 H04N 1/46 - 1/62

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の目標階調カーブを入力する入力手
    段と、入力手段により入力された階調カーブに基づいて
    露光データの補正を行う発光制御手段と、 選択された階調カーブに対応してカラーマスキング補正
    を行うカラーマスキング補正手段とを備えたことを特徴
    とするデジタルカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたデジタル画像形成
    装置において、 上記のカラーマスキング補正手段は、あらかじめ記憶さ
    れた定数値から選択されたカラーマスキング係数を用い
    ることを特徴とするデジタルカラー画像形成装置。
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