JPH0879549A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0879549A
JPH0879549A JP6213035A JP21303594A JPH0879549A JP H0879549 A JPH0879549 A JP H0879549A JP 6213035 A JP6213035 A JP 6213035A JP 21303594 A JP21303594 A JP 21303594A JP H0879549 A JPH0879549 A JP H0879549A
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color
skin color
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signals
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JP6213035A
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Masayuki Kaneda
雅之 金田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フルカラー複写機における肌色の再現性を向
上させる。 【構成】 肌色判定部27は画像データが肌色領域に属
するか否かを判定し、「属する」と判定した場合には肌
色領域信号Shを出力する。この場合、デジタルフィル
タ32は変調伝達関数を低下させ出力画像のザラツキを
抑制する。また、記録系Γ補正部33は階調特性を軟調
にし極ハイライト部分の飛び等を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラー複写機に用い
て好適な画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー複写機は、写真と同等の再現性を
得ることが困難であり、その制約の中で如何に良好な再
現性を得るかが重要である。特に、「肌色」、「空の
青」、「草の緑」等の色は人間の注意を引きやすいた
め、従来より種々の色調整が行われている。その中でも
特に「肌色」については、人物の表現に直接係わる色で
あるため、ハイライト再現性、微妙な階調再現性、ざら
つきの無い再現が求められる。「肌色」については良好
な再現を行うため、種々の技術が提案されている。例え
ば、特開平2−96477においては、L*** 空間
において、色度a*,b* が所定の条件を満たす範囲を
「肌色領域」とし、画像データの処理対象領域が肌色領
域に属する場合には、色相、明度または彩度を適宜変更
し、人間が見て好ましい色を再現する技術が提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本発明者が検
討したところでは、L***空間において色相、明度
または彩度を変更することは、基本的に電子写真画像形
成法の弱点であるハイライト再現、階調再現、あるいは
ザラツキ等を改善するものではなかった。そこで、ハイ
ライト再現については、肌色のハイライト部分(明度の
高い部分)まで階調再現を行うことが考えられるが、そ
うした場合は背景部を含めた他の部分のカブリ(本来
「白」であるべき部分に黄色やマゼンダ色が付いてしま
うこと)が発生する。一方、ハイライト部分の階調再現
を犠牲にするとカブリを防止することは可能になるが、
極ハイライト部分で飛び(本来「淡い肌色」であるべき
部分が「白」になってしまうこと)が発生するという問
題が生じた。
【0004】また、カラー複写機においては、帯電した
感光ドラムに四原色のトナーを付着させ、このトナーを
用紙に転写させ定着させることにより複写が行われるの
であるが、この感光ドラムの電位とトナーが付着する量
との関係はリニアではなく、トナーの種類によっても異
なる。すなわち、感光ドラムの電位がある値以上になる
と、急激にトナーの付着量が大となることもある。肌色
は主として黄色とマゼンダ色との減色混合によって再生
されるため、例えばマゼンダ色トナーにかかる傾向が存
在し、原稿の肌色部分の中〜高濃度領域において微細な
変化が存在すると、マゼンダ色の急激な増減によるザラ
ツキが生じる。
【0005】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、肌色の再現性に優れた画像処理装置を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
この発明にあっては、所定の判定条件に基づいて入力画
像データが肌色領域に属するか否かを判定する肌色領域
判定手段を有する画像処理装置において、前記入力画像
データを伝搬するとともに前記入力画像データが前記肌
色領域に属すると判定された領域について変調伝達関数
を低下させる変調伝達関数制御手段、または、前記入力
画像データを伝搬するとともに前記入力画像データが前
記肌色領域に属すると判定された領域について該肌色領
域に対して他の領域と異なる階調特性を与える階調特性
制御手段のうち少なくとも一方を設けたことを特徴とし
ている。
【0007】
【作用】入力画像データは肌色領域に属する旨を肌色領
域判定手段が判定すると、変調伝達関数制御手段におけ
る変調伝達関数が低下され、あるいは、階調特性制御手
段によって他の領域と異なる階調特性が与えられる。従
って、肌色領域に対して階調特性を軟調にしたり、ある
いは、ハイライト領域における出力濃度を抑制すること
によって、ハイライト部分を含めた色再現を行うことが
可能になる。
【0008】
【実施例】A.実施例の構成 以下、この発明の一実施例のフルカラー複写機について
説明する。図1において1は原稿であり、原稿台ガラス
2の上に載置されている。この原稿1には原稿照明装置
3から光が放射され、その光が複数のミラーと結像レン
ズ4とを順次介してCCDカラーセンサ5に入射され
る。これにより、原稿1の内容は、CCDカラーセンサ
5から加色系色信号R(赤),G(緑),B(青)とし
て出力される。20は画像処理部であり、CCDカラー
センサ5から入力された色信号R,G,B画像データに
対して所定の処理を施し、画像データとして出力する
(詳細は後述する)。
【0009】7は感光ドラムであり、図上時計方向に回
転する。6は帯電コロトロンであり、感光ドラム7にコ
ロナイオンを放射し、これを帯電させる。8はROS光
学系であり、画像処理部20から出力された画像データ
に基づいて、レーザ光を感光ドラム7に放射する。これ
により、感光ドラム7の各部の電荷が除去され、あるい
は減少される。9はロータリー現像機であり、Y
(黄),M(マゼンダ),C(シアン),K(黒)の四
色のトナーを収納し、感光ドラム7が一回転する毎に1
/4回転し、各トナーを感光ドラム7の帯電部分に付着
させる。
【0010】10は転写ドラムであり、感光ドラム7に
同期して反時計方向に回転する。16は転写ドラム10
用の帯電コロトロンであり、転写ドラム10を帯電させ
ることにより、転写ドラム10に用紙を付着させる。1
5は転写コロトロンであり、裏側から用紙を帯電させ、
感光ドラム7に付着したトナーを用紙に転写させる。1
1はクリーナ装置であり、感光ドラム7上のトナーが用
紙に転写された後、感光ドラム7を清掃する。13は用
紙剥離コロトロンであり、四色のトナーが感光ドラム7
を介して順次用紙上に転写された後、表側から用紙を帯
電させ、用紙を転写ドラム10から剥離する。14は除
電コロトロンであり、用紙が剥離された後、用紙剥離コ
ロトロン13を除電する。12は定着装置であり、各ト
ナーの付着した用紙が搬送されると、この用紙を加熱
し、トナーを用紙に定着させる。
【0011】次に、図2を参照し画像処理部20の詳細
を説明する。図において22はAD変換部であり、CC
Dカラーセンサ5から供給された色信号R,G,Bをデ
ジタル信号に変換し出力する。23はシェーディング補
正部であり、デジタルの色信号R,G,Bが入力される
と、画像入力部21内のCCDイメージセンサの感度の
バラツキ、光源の光量ムラによる歪等を補正し出力す
る。
【0012】24は入力系Γ補正部であり、色信号R,
G,Bが供給されると、入力系階調特性を考慮して、そ
の階調特性を補正し出力する。25は第一色変換部であ
り、下記数1に基づいて色信号R,G,Bを明度信号L
*および色度信号a*,b* に変換し出力する。なお、数
1において、係数a11〜a33は、本来の原稿上の各色の
*,a*,b* (色空間上の複数の色について入力系で
読み取った結果)と、数1の左辺におけるL*,a*,b
* との差が小さくなるように、実験により決定するとよ
い。
【0013】
【数1】
【0014】次に、26は色調整部であり、信号L*
*,b* に色度補正を施し、その結果を信号L*’,a
*’,b*’ として出力する。30は第二色変換部であ
り、下記数2に基づいて、信号L*’,a*’,b*’を
減色系色信号Y(黄),M(マゼンダ),C(シアン)
に変換し出力する。なお、数2においても、係数b11
33は、数1の左辺におけるL*,a*,b* と、印刷さ
れた用紙上の各色のL*,a*,b* (色空間上の複数の
色について出力系を介して出力した結果)との差が小さ
くなるように、実験により決定するとよい。
【0015】
【数2】
【0016】次に、27は肌色判定部であり、第一色変
換部25から出力された信号L*,a*,b* が所定の肌
色領域に属するか否かを判定し、「肌色領域に属する」
と判定すると、肌色領域信号Shを出力する。なお、肌
色領域に属するか否かの判定手法は、例えば「カラーコ
ピーシステムにおける感性画像処理」(画像技術情報V
ol.23)に詳述されているが、特開平2−9647
7に記載されている判定手法を用いてもよい。31は墨
版生成処理部であり、色信号Y,M,Cから色信号K
(黒)を生成し、色信号Y,M,C,Kを出力する。
【0017】次に、32はデジタルフィルタであり、そ
の変調伝達関数MTFは、色信号Y,M,C,Kによっ
て形成される画像データの空間周波数fsによって変化
する。ここで、デジタルフィルタ32の通常の(肌色領
域以外の)フィルタ特性を図5(a)に示す。図において
横軸は空間周波数fsであり、縦軸は変調伝達関数MT
Fである。なお、空間周波数fsの単位は[lps/m
m](ラインペアーズ/ミリメートル)である。図5
(a)の特性においては、空間周波数fsが「0」〜「4
[lps/mm]」程度に至るまで、変調伝達関数MTF
は空間周波数fsに対して単調増加している。これは、
空間周波数fsが高くなると、ROS光学系8等におけ
るコントラストが低下するため、これを補うためであ
る。さらに、「4[lps/mm]」において変調伝達関
数MTFはピーク値(2.0)になっている。また、図
5(a)の特性を3次元的に表現したものを同図(b)に示
す。
【0018】次に、デジタルフィルタ32の肌色領域に
おけるフィルタ特性、すなわち本実施例において肌色領
域信号Shが出力された場合に選択されるフィルタ特性
を図6(a)に示す。同図の特性においては、空間周波数
fsが「0」〜「2[lps/mm]」程度に至るまで、
変調伝達関数MTFは僅かに上昇するが、空間周波数f
sが「2[lps/mm]」以上の領域については空間周
波数fsが高くなるにつれて変調伝達関数MTFは低下
する。さらに、変調伝達関数MTFのピーク値は「1.
0」程度であり、図5(a),(b)のフィルタ特性と比較
して高周波領域が大幅にカットされることが判る。ま
た、図6(a)の特性を3次元的に表現したものを同図
(b)に示す。
【0019】次に、33は記録系Γ補正部であり、デジ
タルフィルタ32から色信号Y,M,C,Kが供給され
ると、記録系階調(Γ)特性を考慮して、上記色信号
Y,M,C,Kの階調特性を補正して出力する。ここ
で、Y(黄)およびM(マゼンダ)について、記録系Γ
補正部33の通常の(肌色領域以外の)補正が行われた
時の原稿と出力画像との特性を図3に示す。図において
横軸は原稿におけるY,Mの濃度(Din)であり、縦軸
は再現時の出力画像のY,Mの濃度(Dout)である。
また、直線L1は、入力濃度Dinと出力濃度Doutとが等
しいと仮定した場合の特性である。同図によれば、入力
濃度Dinが「0.2」程度の場合、出力濃度Doutは入
力濃度Dinにほぼ等しい。一方、入力濃度Dinが「1.
0」の場合、出力濃度Doutは、Y(黄)については
「1.6」程度、M(マゼンダ)については「1.3
5」程度になっている。
【0020】ここで、入力(原稿)濃度Dinに対する出
力濃度Doutが色(Y,M)によって異なる理由につい
て説明しておく。本来は、各色について、Dout/Din
比を1:1にすることができれば理想的である。しか
し、かかる場合は、トナーの特性により、特に中間調の
無彩色(グレー)を再現することが困難になる。すなわ
ち、Dout/Din比を1:1にすると、出力画像におけ
るグレー色が若干色付いたものになる。一般的には、人
間の目は無彩色近傍における色彩の変化を敏感に感じ取
るため、元々無彩色の部分が若干色付いただけでも違和
感を生じる。そこで、図示のような各色の階調特性で出
力することにより、多色混合によって忠実な無彩色が得
られるようにしているのである。
【0021】次に、肌色領域における記録系Γ補正(通
常と異なる)を行った結果の入出力特性(原稿と出力画
像の特性)を図4に示す。同図によれば、入力濃度Din
が「1.05」程度に至るまで、出力濃度Doutは常に
入力濃度Dinよりも大となっている。但し、入力濃度D
inが「1.0」の場合、出力濃度Doutは、Y(黄)に
ついては「1.42」程度、M(マゼンダ)については
「1.25」程度になっている。このように、入力濃度
Dinが低い場合は、肌色領域における出力濃度Doutは
通常のものよりも高いが、入力濃度Dinが高い場合には
肌色領域における出力濃度Doutは通常のものよりも低
くなることが判る。すなわち、肌色領域については階調
特性が軟調にされ、かつ、肌色領域のハイライト部にお
いても良好な再現性が得られるのである。
【0022】次に、34は中間調処理部であり、色信号
Y,M,C,Kのシャープネスを補正し出力する。35
は画像出力部であり、色信号Y,M,C,Kの濃度を各
ページ毎に記憶し、これら色信号の濃度に応じた強さの
信号を、各色毎にROS光学系8に順次供給する。28
はCPUであり、色調整部26から信号L*’,a*’,
*’を受信するとともに、PROM29に格納された
制御プログラムに基づいて色調整部26および肌色判定
部27を制御する。
【0023】B.実施例の動作 次に、本実施例の動作を説明する。まずCCDカラーセ
ンサ5から原稿1の内容に対応した色信号R,G,Bが
出力されると、この色信号はAD変換部22、シェーデ
ィング補正部23、入力系Γ補正部24を介して第一色
変換部25に供給され、信号L*,a*,b* に変換され
る。この信号L*,a*,b* は色調整部26において補
正され信号L*’,a*’,b*’として第二色変換部3
0に供給され、色信号Y,M,Cに変換される。そし
て、色信号Y,M,Cは、墨版生成処理部31を介し
て、さらに色信号Y,M,C,Kに変換される。
【0024】また、肌色判定部27においては、信号L
*,a*,b* に基づいて、処理対象部分の色彩が肌色領
域に属するか否かが判定される。処理対象部分が肌色領
域に属さない場合は、肌色領域信号Shは出力されない
から、デジタルフィルタ32においては図5に示す特性
が選択されるとともに、記録系Γ補正部33においては
図3に示す特性が選択され、これらの特性に基づいてフ
ィルタリング処理および補正処理が行われる。そして、
かかる処理が行われた後、色信号Y,M,C,Kは、中
間調処理部34を介して画像出力部35に供給される。
【0025】一方、処理対象部分の色彩が肌色領域に属
する場合は、肌色判定部27から肌色領域信号Shが出
力され、デジタルフィルタ32においては図6に示す特
性が選択されるとともに、Γ補正の特性としては図4に
示すものが選択され、これらの特性に基づいてフィルタ
リング処理および補正処理が行われる。
【0026】ここで、図5,図6を比較すると、肌色領
域の高周波領域における変調伝達関数MTFは通常のも
のに比較して低くなっているから、肌色領域の空間周波
数fsの高周波成分が除去され、肌色については細かい
濃淡の変化などが平滑されることになる。従って、感光
ドラム7の電位とトナーの付着する量との関係がリニア
ではない場合においても、出力画像の肌色部分のザラツ
キが抑制される。
【0027】また、肌色領域における入出力特性(図
4)は、通常のものと比較して軟調になっている。すな
わち、中高濃度領域においてはDout/Din比が低いか
ら、中高濃度領域におけるトナーの付着量の非線形性に
よる影響を一層抑制することが可能になる。また、肌色
領域のハイライト領域におけるDout/Din比は通常の
ものに比較して高くなっているから、極ハイライト部分
における飛びを防止することも可能になる。
【0028】画像出力部35においては、供給された色
信号Y,M,C,Kの濃度のレベルが各ページ毎に記憶
され、これら色信号の濃度に応じた強さの信号が、各色
毎にROS光学系8に順次供給される。すなわち、ロー
タリー現像機9においてY(黄)トナーが感光ドラム7
に付着される場合には、色信号Yに応じた濃度のレーザ
光が感光ドラム7に放射され、感光ドラム7の帯電部分
にY(黄)トナーが付着される。このトナーは転写コロ
トロン15によって、転写ドラム10上の用紙に転写さ
れる。
【0029】同様に、他のトナーが感光ドラム7に付着
される場合には、そのトナー色の色信号に応じた濃度の
レーザ光が感光ドラム7に放射され、感光ドラム7およ
び転写ドラム10が4回転すると、Y(黄),M(マゼ
ンダ),C(シアン),K(黒)の各トナーが用紙に付
着される。そして、用紙剥離コロトロン13によって用
紙が転写コロトロン15から剥離され、この用紙が定着
装置12に搬送されると、用紙に各トナーが定着され、
この用紙が排出される。
【0030】以上のように、本実施例によれば、肌色領
域の高周波領域においては、デジタルフィルタ32の変
調伝達関数MTFを低下させるとともに、記録系Γ補正
部33における階調特性を軟調にしたから、肌色部分に
おける出力画像のザラツキを抑制でき、極ハイライト部
分における飛びを防止することも可能になる。
【0031】なお、上記実施例においては、デジタルフ
ィルタ32および記録系Γ補正部33の双方について、
肌色領域における特性を通常のものより変更したが、何
れか一方の特性のみを変更するようにしてもよい。
【0032】また、上記実施例においては、トナー方式
のカラー複写機について説明したが、本発明はインクジ
ェット方式のカラー複写機等に適用してもよいことは言
うまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の画像処
理装置によれば、入力画像データは肌色領域に属する旨
を肌色領域判定手段が判定すると、変調伝達関数制御手
段によって変調伝達関数が低下され、あるいは、階調特
性制御手段によって他の領域と異なる階調特性が与えら
れる。従って、肌色領域に対して階調特性を軟調にした
り、あるいは、ハイライト領域における出力濃度を抑制
することによって、ハイライト部分を含めた色再現を行
うことが可能になるから、他の領域における再現性(カ
ブリ等)を抑制しつつ、肌色部分における出力画像のザ
ラツキあるいは極ハイライト部分における飛びを防止す
ることができ、肌色に対して優れた再現性を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のフルカラー複写機の正面図である。
【図2】画像処理部20のブロック図である。
【図3】通常のDin−Dout特性図である。
【図4】肌色領域におけるDin−Dout特性図である。
【図5】デジタルフィルタ32の通常の特性図である。
【図6】肌色領域におけるデジタルフィルタ32の特性
図である。
【符号の説明】
27 肌色判定部(肌色領域判定手段) 32 デジタルフィルタ(変調伝達関数制御手段) 33 記録系Γ補正部(階調特性制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 5/00 H04N 1/407 1/46 H04N 1/40 101 E 1/46 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の判定条件に基づいて入力画像デー
    タが肌色領域に属するか否かを判定する肌色領域判定手
    段を有する画像処理装置において、 前記入力画像データを伝搬するとともに前記入力画像デ
    ータが前記肌色領域に属すると判定された領域について
    変調伝達関数を低下させる変調伝達関数制御手段、また
    は、前記入力画像データを伝搬するとともに前記入力画
    像データが前記肌色領域に属すると判定された領域につ
    いて該肌色領域に対して他の領域と異なる階調特性を与
    える階調特性制御手段のうち少なくとも一方を設けたこ
    とを特徴とする画像処理装置。
JP6213035A 1994-09-06 1994-09-06 画像処理装置 Pending JPH0879549A (ja)

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