JPH09162560A - 電子機器の固定装置 - Google Patents

電子機器の固定装置

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Publication number
JPH09162560A
JPH09162560A JP7324292A JP32429295A JPH09162560A JP H09162560 A JPH09162560 A JP H09162560A JP 7324292 A JP7324292 A JP 7324292A JP 32429295 A JP32429295 A JP 32429295A JP H09162560 A JPH09162560 A JP H09162560A
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JP
Japan
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housing
hole
nose
cabinet
rotating member
Prior art date
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Pending
Application number
JP7324292A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Kurokawa
直樹 黒川
Mitsuru Kanari
充 金成
Izuru Yumoto
出 湯本
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インストルメントパネルに装着された車載用
電子機器を保守などのために取り出すとき、左右両側の
掛止部材の掛止を同時に外す必要があったため、作業が
やりにくかった。 【解決手段】 筐体13の両側壁部に掛止部材として板
ばね16と16が設けられ、筐体13が収納穴に装着さ
れると、この板ばね16、16が収納穴の開口縁部に掛
止され、筐体13が固定される。筐体13を取り外すと
きには、ノーズ12に装着された回転ノブ24を外し、
その裏に隠れていた操作穴25bからドライバDを挿入
し、円盤19を回転させる。この回転により連結部材2
0a、20bを介して両側の板ばね16、16が同時に
引かれて収納穴の開口縁部から外され、筐体13を取り
外し可能になる。操作穴25bは通常回転ノブ24に隠
されているため、外観を損なわない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置全体が取付け
母体に着脱可能に取り付けられる例えば車載用音響機器
などの電子機器に係り、特に装置本体を取付け母体から
容易に取り外しできるようにした電子機器の固定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の電子機器の一例として、
車載用音響機器の固定装置を示す斜視図である。図9に
おいて、車載用音響機器1は、筐体3の前方に、操作パ
ネルとなるノーズ2が取り付けられたものであり、筐体
3内には、例えばテープ駆動機構、チューナ、アンプそ
の他の回路部が収納されている。取付け母材である自動
車のインストルメントパネル4には前記筐体3が挿入さ
れる収納穴5が形成されている。
【0003】筐体3の側壁3a、3aには、それぞれ窓
3b、3bが形成されている。側壁3a、3aの外面に
は、板ばね6、6がリベット7、7などの固定手段によ
り取り付けられている。各板ばね6には、先端部6a、
掛止部6b、支点部6cが折り曲げ形成されており、掛
止部6bと支点部6cの間は傾斜部6dとなっている。
図9に示すように、外力が作用していない状態の板ばね
6は、掛止部6bが左右外方へ突出するように弾性力を
発揮し、窓3b、3bから筐体内方へ入っている先端部
6aが壁3a、3aの内面に弾圧されて掛止されたもの
となっている。
【0004】ノーズ2にはカセットテープの挿入窓2b
が形成され、また前面に表示部8aおよび、押釦や回転
ノブなどの各種操作体8bが配設されている。さらにノ
ーズ2の左右両側には縦方向に細長に形成された操作穴
2a、2aが形成されている。図9に示す車載用音響機
器1では、ノーズ2が取り付けられた状態の筐体3が収
納穴5内に挿入されると、板ばね6、6は、傾斜部6
d、6dによって一旦筐体内方へ引っ込み、筐体3が収
納穴5内に完全に挿入されると、板ばね6、6の弾性力
により掛止部6b、6bが筐体3の外方向へ突出し、掛
止部6b、6bが収納穴5の開口縁部5aの内側に掛止
される。これにより車載用音響機器1は、インストルメ
ントパネル4に取付け固定される。
【0005】保守作業などの理由で、車載用音響機器1
をインストルメントパネル4から取り外すときには、図
9に示すような一対の専用の工具9が使用される。工具
9の先端には、傾斜面9aが形成されている。一対の工
具9、9がノーズ2に形成されたそれぞれの操作穴2
a、2a内に挿入され押し込まれると、傾斜面9a、9
aにより板ばね6、6の掛止部6b、6bが筐体3の方
向へ押され、掛止部6b、6bと開口縁部5aとの掛止
が解除される。このとき、ノーズ2を手で持って引き出
し、または工具9でノーズ2の裏面を引っ掛けて引き出
すことにより、車載用音響機器1が収納穴5から引き出
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9に示す従
来の固定装置では以下に列記する問題点があった。 (1)筐体3を取り外すとき、左右両側壁3a、3aに
設けられた板ばね6、6を一緒に変形させ、掛止部6
b、6bを開口縁部5aから同時に外し、同時に外した
状態を維持したまま筐体3を引き出す作業が必要とな
る。このように、左右の板ばね6を別々の工具9により
同時に変形させ且つ筐体を引き出す作業は繁雑である。
【0007】(2)ノーズ2に形成された操作穴2aに
挿入可能な専用の工具9を使用することが必要であり、
工具の管理が必要となる。 (3)工具9を操作穴2aに挿入し、板ばね6を変形さ
せるときに、操作穴2aの内周または外面の縁部が工具
9による損傷を受けやすく、ノーズ2を傷付けて外観を
損ねやすくなる。 (4)ノーズ2には、常に操作穴2a、2aが開口して
いるため、この操作穴2a、2aから筐体3の内部にほ
こりなどが入りやすい。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、一箇所の操作により筐体の両側の掛止部材を取付
け母体から同時に外すことができ、筐体の取り外し作業
を容易にした電子機器の固定装置を提供することを目的
としている。
【0009】また、本発明は、操作パネルの外面に、工
具を挿入する穴が現れず、製品の外観を損ねないように
した電子機器の固定装置を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、筐体の左右両
側部に、突出方向へ弾性付勢された掛止部材が設けら
れ、取付け母体側に筐体が挿入されたときに前記掛止部
材が取付け母体に掛止されて抜け止めされる電子機器の
固定装置であって、前記両掛止部材の間に、両掛止部材
を同時に対称方向へ移動させて前記取付け母体から外す
回動部材が設けられており、この回動部材または前記掛
止部材の少なくとも一部には、掛止部材を前記取付け母
体から外す方向へ動作させるための被操作部が形成され
ていることを特徴とするものである。
【0011】例えば、掛止部材は、筐体の側方へ突出す
る板ばねにより形成されており、回動部材と板ばねとが
連結部材により連結されているものとなり、
【0012】あるいは、掛止部材は、一対のレバーの先
端部に形成され、それぞれのレバーは、回動部材が一方
向へ回動したときに互いに逆方向へ移動するようにこの
回動部材に連結されており、且つ一対のレバーを前記掛
止部材が筐体から突出する方向へ付勢する弾性部材が設
けられているものとなる。前記回動部材は回動リンクや
回動板であって、この回動リンクまたは回動板に前記レ
バーが連結されていてもよい。あるいはそれぞれのレバ
ーに、回動部材の外周の歯と噛合うラック歯が形成され
て、歯の噛合いを介して、レバーと回動部材とが連結さ
れているものであってもよい。
【0013】さらに、上記において、筐体の前面に設置
される操作パネルには、操作体が取り外されたときに現
れる穴が形成されており、被操作部は、操作パネルの背
部であって前記穴から操作可能な位置に配置されている
ことが好ましい。
【0014】本発明では、筐体の両側部からそれぞれ突
出する方向へ弾性付勢された掛止部材が設けられ、筐体
が取付け母体に装着されたときに、掛止部材が母体に掛
止されて抜け止め固定される。筐体の両側部に設けられ
た掛止部材は、円盤状またはリンク状の回動部材により
互いに連結されまたは連動し、あるいは歯の噛合いを介
して連結されまたは連動している。よって回動部材を回
動させ、または一方の掛止部材を動作させると、両掛止
部材が一緒に筐体内方へ退行する。よって機器の取り外
し作業が容易である。
【0015】また本発明では、操作パネルの操作体すな
わち押釦や回転ノブを外すと、この操作体の影になって
いる部分に穴が現れ、この穴から前記回動部材または掛
止部材を操作可能になる。よって操作パネルに穴が現れ
ず、外観を損ねることがなく、仮に操作中に穴の縁部を
傷付けても、操作体を装着すれば、傷付いた部分が隠さ
れることになる。
【0016】さらに、前記回動部材が回動操作され、両
掛止部材が取付け母体から外れた時点で、いずれかの掛
止部材または回動部材をそのままロックするロック手段
またはロック機構が設けられることが好ましい。このロ
ック手段またはロック機構が設けられたものでは、電子
機器が取付け母体に装着されているときに、掛止部材ま
たは回動部材がロックされるまで回動部材を回転させ、
そのロック状態のまま電子機器を取付け母体から引き出
すことができる。よって、電子機器の取り外し作業が容
易になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明の電子機器の固定装置の
第1の構成例を示すものであり、車載用音響機器の筐体
と操作パネルを示す斜視図である。図2は筐体が取付け
母体に装着された状態を示し同図(a)は図1のIIa
矢視の正面図、同図(b)は図1のIIb矢視の底面
図、図3(a)と(b)は、筐体を取り外すときの動作
図であり図2(a)(b)と同じ部分を示している。図
4は操作パネルの一部分の正面図である。
【0018】図1は、いわゆる2ディン(DIN)サイ
ズの大きさの車載用音響機器11を示しており、金属板
を折曲げ形成した筐体13の前部に、合成樹脂により形
成された操作パネルとしてのノーズ12が固定されてい
る。ノーズ12には、カセットテープの挿入穴12aが
形成されている。ノーズ12の表面には液晶パネルやエ
レクトロルミネッセンスパネルなどの表示パネル22が
設置され、また各種モードの設定操作を行なう操作体と
して複数の押釦23、23、…が配置されている。また
ノーズ12の操作面には、操作体としての回転ノブ24
が装着される操作体装着部25が凹状に形成されてい
る。この操作体装着部25の中心には、操作体装着穴2
5aが形成され、またこの操作体装着穴25aに連続す
る操作穴25bが貫通して形成されている。
【0019】筐体13内には、特に図示しないがカセッ
トテープの駆動機構、オーディオアンプ、FMおよびA
Mチューナ、その他の各種回路部などが収納されてい
る。図1では、筐体13の上方が開口して図示されてい
るが、実際の機器では筐体13の上面に金属製の蓋体が
取り付けられている。
【0020】筐体13の左右の側壁13a、13aの一
部は、底面13c付近において、筐体内側方向に互いに
近づく方向に変形した側壁段差13d、13dとなって
おり、この側壁段差13d、13dに角穴13b、13
bがそれぞれ形成されている。側壁段差13d、13d
の外面には、板ばね16、16がそれぞれ固定されてい
る。図1ないし図4に示す第1の構成例では、この板ば
ね16、16が掛止部材として機能するものとなってい
る。各板ばね16は、薄い金属板ばね材料により折曲げ
形成されており、基部の固定部16aがリベット17な
どにより筐体13に固定されている。また、固定部16
aからは支点部16cを介して斜めに曲げられた傾斜部
16dが形成され、さらに傾斜部16dの先端は鋭角に
折曲げられた掛止部16bとなっている。この掛止部1
6bが前記角穴13bから筐体13の内方へ入り込んで
いる。掛止部材として機能する板ばね16、16は自ら
の弾性力により、前記掛止部16bが筐体13から離れ
る方向へ突出するように弾性付勢されている。
【0021】図1に示すように、筐体の底面13c上に
は、支持ブラケット18が固定されている。この支持ブ
ラケット18は、左右の角穴13b、13bを結ぶ直線
上の一箇所に設けられている。支持ブラケット18は金
属板をL型に折曲げたものであり、支持ブラケット18
は筐体の底面13c上にねじなどで固定されている。支
持ブラケット18の、底面13cからの立ち上り面に回
動部材として円盤19が回動自在に支持されている。こ
の円盤19は裏面側に一体に形成された軸部が前記支持
ブラケット18に回動自在に支持されたものである。そ
して、円盤19の表面の中心に、被操作部となる被操作
溝19aが形成されている。この被操作溝19aは図1
に示すマイナスドライバDの先端部を挿入することがで
きるようになっている。
【0022】円盤19には、その回転中心を通る直径線
上に位置する一対の連結孔19b、19bが形成されて
おり、この連結孔19b、19bと、前記それぞれの板
ばね16、16の掛止部16b、16bの先部とが、連
結部材20aと20bにより連結されている。連結部材
20a、20bは、例えば金属ワイヤ、樹脂ワイヤなど
の可撓性の線材である。
【0023】操作パネルであるノーズ12の裏面には、
押釦23および回転ノブ24によりそれぞれ操作される
操作部品が配置されている。この操作部品は、ノーズ1
2の裏側に設置された回路基板に実装され、または図1
に示すように、操作部品26は、筐体13に設けられた
ブラケット27に固定設置されている。図示している操
作部品26は可変抵抗器またはロータリスイッチあるい
はロータリエンコーダなどであり、その操作軸26a
が、ノーズ12に形成された前記操作体装着穴25aの
中心で且つこの操作体装着穴25aの内方に設けられて
いる。操作体装着部25に装着される操作体である回転
ノブ24の軸部24aは、操作体装着穴25a内に挿入
され、前記操作部品26の操作軸26aに嵌着される。
【0024】図4は上記操作体装着部25を拡大して示
している。この部分の構造では、ノーズ12のパネル面
に丸穴12bが形成されており、この丸穴12bの内方
に導光部材が設けられている。この導光部材は、夜間照
明のときにランプの光を各操作体の表示部などに導くた
めのものであり、通常は透明なアクリル材料などで形成
されている。図4では、前記丸穴12bに前記導光部材
が現れており、この導光部材の部分が操作体装着部25
となっている。そして前記操作体装着穴25aと操作穴
25bは、この導光部材に貫通形成されている。なお、
操作体装着穴25aと操作穴25bがノーズ12のパネ
ル面に直接に形成されていてもよい。
【0025】図4に示すように、ノーズ12が筐体13
に固定された状態では、操作体装着穴25aの中心に、
操作部品26の操作軸26aが位置し、操作体装着穴2
5aに挿入される操作体である回転ノブ24の軸部24
aが操作軸26aと嵌着できるようになっている。また
円盤19の被操作溝19aが、操作穴25bの部分にち
ょうど現れる。すなわち、被操作溝19aと操作穴25
bは、筐体13の底面13cに平行な同一線上に位置し
ている。また操作穴25bは、ドライバDの先部が適度
な隙間で入ることのできる内径寸法を有し、ドライバD
の先部が操作穴25bに挿入されると、ドライバDの先
部が被操作溝19aに確実に嵌合できるように案内され
る。なお、操作体である回転ノブ24が操作体装着部2
5に装着されると、操作穴25bは、回転ノブ24に覆
われて、外観上操作穴25bが現れなくなる。
【0026】図2(b)と図3(b)には、取付け母体
である自動車のインストルメントパネル4が示されてい
る。このインストルメントパネル4には、車載用音響機
器11の筐体13が挿入される収納穴5が形成されてい
る。図2(a)(b)に示すように、円盤19に外力が
与えられていない状態では、掛止部材である板ばね1
6、16は自らの弾性力により筐体13から離れる方向
へ弾性付勢され、掛止部16b、16bは筐体の側壁段
差13d、13dから外方へ突出している。
【0027】車載用音響機器11の筐体13が、収納穴
5内に挿入されると、板ばね16、16の傾斜部16
d、16dが、収納穴5の開口縁部5aに押されて一度
筐体13の内方へ引っ込み、筐体13が収納穴5内に完
全に挿入されると、図2(b)に示すように、板ばね1
6、16が弾性的に外方へ突出し、板ばね16、16の
掛止部16b、16bが開口縁部5aの内側に掛止さ
れ、筐体13が収納穴5内から抜け出ることのないよう
に掛止されて、車載用音響機器の取付けが完了する。
【0028】車載用音響機器11を収納穴5から取り外
すときには、ノーズ12の操作体装着部25から回転ノ
ブ24を取り外す。そして回転ノブ24を取り外した場
所に現れる操作穴25bに、ドライバDの先部を挿入
し、被操作溝19aに掛止させて、円盤19を回転させ
る。その結果、図3(a)(b)に示すように、連結部
材20a、20bにより板ばね16、16の先端が筐体
内方へ引かれ、掛止部16b、16bが、収納穴5の開
口縁部5aから外れる位置へ変形する。そのままノーズ
12および筐体13を手前に引き出すと、車載用音響機
器11を取付け母体であるインストルメントパネル4か
ら取り外すことができる。
【0029】なお、上記円盤19を回転させ板ばね1
6、16が開口縁部5a、5aから外れる位置まで退行
した時点で、円盤19を元に戻る方向へ回動しないよう
にロックするロック機構を設けることが好ましい。この
ロック機構を設けると、一度円盤19を回動させた後に
ドライバDを円盤19から離しても、板ばね16、16
が開口縁部5a、5aから外れたまま保持される。よっ
て、両手を使って車載用音響機器11の筐体13を収納
穴5から外部に引き出すことができる。
【0030】図5は、上記ロック機構を備えた本発明の
第2の構成例を示す部分斜視図、図6(a)(b)は前
記ロック機構の動作を説明するための部分平面図であ
る。この構成例では、図1に示す筐体13の底面13c
上に、コの字形状の支持ブラケット41が固定されてお
り、この支持ブラケット41の前後に折曲げ形成された
平行な支持片41aと41cに、回動部材の一例である
回動軸42が回動自在で且つY方向へ摺動自在に支持さ
れている。回動軸42の大径部42aの前端には、被操
作部となる被操作溝42bが形成され、また大径部42
aの前端部には、左右両側に延びる連結部材20aと2
0bの中央部が挿通される支持穴42cが形成されてい
る。
【0031】前方の支持片41aには、回動軸42の大
径部42aとほぼ同径寸法の支持穴41bが形成されて
おり、前記大径部42aは、この支持穴41bに回動自
在で且つY方向へ摺動自在に支持されている。回動軸4
2の筐体13の内方に向く後端部分は小径部42dであ
り、この小径部42dと大径部42aとの境界部には、
前記大径部42aと外形寸法が同一のロック突起42e
が形成されている。また。支持ブラケット41の後端側
の支持片41cには前記小径部42dとほぼ同一径の支
持穴41dが形成されており、前記小径部42dはこの
支持穴41dに回動自在で且つY方向へ摺動自在に支持
されている。また前記支持片41cには、支持穴41d
と連続し且つ図示上方へ矩形状に開口するロック穴41
eが形成されている。
【0032】前後の支持片41aと41cの中間では、
前記回動軸42の大径部42aに形成されたリング溝に
リング43が弾性的に嵌着されており、このリング43
と支持片41aとの間に付勢部材として圧縮コイルスプ
リング44が介装されている。この圧縮コイルスプリン
グ44の弾性拡張力により、回動軸42は、常に+Y方
向へ付勢されている。図5に示す一対の板ばね16、1
6は、掛止部材として機能するものであり、筐体13の
側壁段差13d、13dに図1と同様にして支持されて
いるものであり、回動軸42から延びる一対の連結部材
20aと20bはそれぞれ板ばね16、16の先部に連
結されている。
【0033】図5は、板ばね16、16の掛止部16
b、16bが筐体13の両側外方へ突出している状態で
あり、筐体13が収納穴5内に装着されると、図2
(b)に示すように、掛止部16b、16bが収納穴5
の開口縁部5a、5aに掛止される。このとき、回動軸
42は反時計方向へ回動しており、ロック突起42eと
ロック穴41eとは一致せず、図6(a)に示すよう
に、ロック突起42eは圧縮コイルスプリング44の弾
性力により、支持片41cの内面に弾性的に押圧されて
いる。
【0034】ドライバDを被操作溝42bに嵌合させて
回動軸42を時計方向へ回動させると、連結部材20a
と20bにより、掛止部材である板ばね16、16の先
部が筐体13の内方へ引かれる。板ばね16、16の掛
止部16b、16bが、収納穴5の開口縁部5a、5a
から外れた時点で、回動軸42に形成されたロック突起
42eと支持片41cに形成されたロック穴41eとが
一致する。このとき図6(b)に示すように、圧縮コイ
ルスプリング44の付勢力により回動軸42が+Y方向
へ摺動し、ロック突起42eがロック穴41e内に入り
込む。この状態では、大径部42aと小径部42dの境
界での段差部42fが支持片41cの内面に当たり、回
動軸42の+Y方向への摺動が規制される。また、ロッ
ク突起42eとロック穴41eとの嵌合により、回動軸
42の回動が規制され、板ばね16と16は、図3に示
したのと同じ状態に変形した状態を保つ。よって、ドラ
イバDを前記被操作溝42bから外しても、掛止部材で
ある板ばね16、16の退行変形は保持され、筐体13
を両手で掴んで収納穴5から取り外すことができる。
【0035】この筐体13を再度収納穴5に装着すると
きには、図6(b)の状態から回動軸42を−Y方向へ
引き出し、ロック突起42eがロック穴41eから抜け
出た時点で、回動軸42を反時計方向へわずかに回転さ
せると、その後は板ばね16、16の弾性復帰力によ
り、回動軸42は図5および図6(a)に示す状態に復
帰する。この回動軸42を復帰させる操作は、車載用音
響機器11を取り外した状態で行なうものであるため、
作業性には問題がない。
【0036】図7は、本発明の第3の構成例を示すもの
であり、操作パネルであるノーズが取り外された状態の
筐体を示す斜視図、図8は図7の正面図である。この車
載用音響機器31の筐体32は金属板により折曲げ形成
されたものであり、その前面には筐体パネル32aが設
けられている。図1に符号12で示したような操作パネ
ルとなるノーズはこの筐体パネル32aの前面に固定さ
れる。
【0037】筐体パネル32aには、一対の掛止レバー
34、35が設けられている。掛止レバー34と35
は、共に板金材料で打ち抜き形成されたものである。掛
止レバー34に形成された一対の長穴34a、34a
は、筐体パネル32aに設けられたガイド軸36、36
に挿通され、掛止レバー35に形成された一対の長穴3
5a、35aは、筐体パネル32aに設けられたガイド
軸37、37に挿通され、両掛止レバー34と35は、
筐体パネル32aの前面において、互いに平行に左右方
向へ移動できるようにガイドされている。
【0038】掛止レバー34にはラック歯34bが、掛
止レバー35にはラック歯35bが形成されている。両
掛止レバー34と35の間には、回動部材38が設けら
れ、筐体パネル32aの前面に設けられた軸39により
回動自在に支持されている。掛止レバー34と35のラ
ック歯34bと35bはそれぞれ回動部材38の外周に
形成された歯38aにそれぞれ噛合っている。よって両
掛止レバー34と35は互いに連動し、掛止レバー34
が+Y方向へ移動すると、掛止レバー35は−Y方向へ
移動する。
【0039】掛止レバー34の+Y側の先端には、掛止
部材(掛止部)34cが一体に折曲げ形成されており、
この掛止部材34cが、筐体32の左側壁32bに形成
されたスリット32c内に、側方へ突出自在に挿入され
ている。掛止レバー35の−Y側の先端には掛止部材
(掛止部)35cが一体に折曲げ形成されており、この
掛止部材35cが、筐体32の右側壁32dに形成され
たスリット32e内に、側方へ突出可能に挿入されてい
る。また両掛止部材34cと35cは、筐体32の内方
(取付け母体への挿入方向)に向けて傾斜部34dと3
5dがそれぞれ形成されている。
【0040】掛止レバー34に形成されたばね掛け片3
4eと、掛止レバー35に形成されたばね掛け片35e
との間に、弾性部材として引っ張りコイルばね40が掛
けられており、このコイルばね40の引っ張り方向への
弾性力により、掛止レバー34は+Y方向、すなわち掛
止部材34cが筐体32の左側壁32bの外へ突出する
方向へ付勢され、また掛止レバー35は−Y方向、すな
わち掛止部材35cが、筐体32の右側壁32dの外方
へ突出する方向へ付勢されている。この筐体32の前面
には、図1に示すのノーズ12と同種のノーズが固定さ
れ、このノーズには押釦や回転ノブなどの各種操作体が
実装される。またスイッチなどの操作部品はノーズの背
面側に設置される回路基板に実装される。図7と図8に
示すものでは筐体パネル32aに操作部品51が実装さ
れている。この操作部品51は回転部品であり、可変抵
抗器やロータリスイッチまたはロータリエンコーダなど
である。
【0041】そして図1および図4と同様に、操作パネ
ルとなるノーズには、回転ノブが装着される操作体装着
部25が設けられている。この操作体装着部25の構造
は、基本的には図1および図4に示したものと同じであ
るため、図8では、ノーズの図示を省略し、操作体装着
部25のみを図示している。筐体32の前面にノーズが
取り付けられた状態で、前記操作部品51の操作軸52
は、操作体装着部25の操作体装着穴25aの中心に現
れる。操作体装着穴25aには連続して操作穴25bが
形成されている。図7と図8に示す例では、一方の掛止
レバー34に被操作部34fが折曲げ形成されており、
この被操作部34fが前記操作穴25bの内側に位置し
ている。
【0042】この車載用音響機器31では、コイルばね
40の付勢力により、各掛止部材34cと35cは、筐
体32の両側壁のスリット32cと32eから側方へ突
出している。この筐体32が、図2および図3に示す取
付け母体であるインストルメントパネル4の収納穴5内
に挿入されると、掛止部材34cと35cの傾斜部34
dと35dが開口縁部5aと摺動して一度筐体32の内
方へ引っ込む。そして筐体32が収納穴5内に完全に挿
入されると、掛止部材34cと35cが弾性的に開口縁
部5aの内側に掛止され、筐体32が抜け止めされて固
定される。
【0043】次に保守作業などのために筐体32を収納
穴5から抜き出すときには、ノーズの操作体装着部25
に装着されていた操作体としての回転ノブを取り外す。
よってそれまで回転ノブに隠されていた操作穴25bが
現れ、この操作穴25bの内方には、掛止レバー34の
被操作部34fが操作可能に位置している。よって操作
穴25bからドライバやその他の工具を挿入し、被操作
部34fを−Y方向へ押すと、掛止部材34cがスリッ
ト32c内に引っ込み、これと連動している掛止レバー
35が+Y方向へ移動し、掛止部材35cがスリット3
2eから引っ込む。よって掛止部材34cと35cが同
時に収納穴5の開口縁部5aから外れ、筐体32を引き
出すことが可能になる。
【0044】また、図7と図8に示す構成例において
も、掛止レバー34と35が互いに対称な方向へ移動
し、各掛止部材34cと35cが、収納穴5の開口縁部
5a、5aから外れた時点で、この掛止レバー34と3
5をロックするロック機構またはロック手段を設けるこ
とが好ましい。このロック機構としては、掛止レバー3
4の図示上縁部に凹部を形成し、筐体パネル32aに回
動フックを設けておき、掛止レバー34が−Y方向へ移
動した時点で、回動フックを前記凹部に掛止させること
により実現できる。
【0045】なお、図1以下に示す第1の構成例では、
回動部材として円盤19が、図7以下に示す第2の構成
例では、回動部材として外周に歯を有する歯車を例示し
ている。ただし回動部材は、一対の掛止部材を連動して
対称方向へ駆動できるものであればよく、例えば図1に
おいて連結部材20aと20bが両端部に連結され、且
つ中心部を支点として回動するリンク状の板であっても
よいし、図7においても両掛止レバー34と35に両端
が回動自在に連結され、中心部を支点として回動するリ
ンク板であってもよい。
【0046】また、図1に示すノーズ12の操作体であ
る押釦23を外したときに、被操作部を操作可能な穴が
現れてもよい。なお、本発明は、車載用音響機器に限ら
れず、ナビゲーション装置用またはTV用のディスプレ
イ装置やディスクチェンジャを車両などに設置するとき
においても同様に実施可能である。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明では、筐体の両側部
に設けられた一対の掛止部材を同時に退行させることが
できるため、筐体を母体から外す際の操作が容易であ
る。
【0048】また、ドライバなどのように一般的な工具
を用いる構造にすることが容易であり、特殊工具の準備
が不要である。
【0049】さらに、掛止部材を動かす穴が通常は操作
体により隠されているため、操作パネルの外観を損ねる
ことがなく、また操作穴周囲を傷付けても、操作体を装
着すれば隠すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の固定装置の第1の構成例と
して、車載用音響機器の筐体と操作パネルであるノーズ
を示す斜視図、
【図2】筐体が母体に取り付けられた状態を示すもので
あり、(a)は図1のIIa矢視の正面図、(b)は図
1のIIb矢視の底面図、
【図3】(a)(b)は筐体を取り外すときの動作を示
すものであり、図2(a)(b)と同じ部分を示す正面
図および底面図、
【図4】操作パネルでの操作体装着部の詳しい構造を示
す部分正面図、
【図5】ロック機構を備えた本発明の第2の構成例を示
す部分斜視図、
【図6】(a)(b)は、図5の構成例での回動軸の支
持部を動作別に示す部分平面図、
【図7】本発明の第3の構成例を示す筐体の前面を示す
分解斜視図、
【図8】図7の筐体の正面図、
【図9】従来の車載用電子機器の固定装置を説明する斜
視図、
【符号の説明】
4 インストルメントパネル(取付け母体) 5 収納穴 11 車載用音響機器 12 ノーズ(操作パネル) 13 筐体 16 板ばね(掛止部材) 19 円盤(回転部材) 19a 被操作溝 20a、20b 連結部材 24 回転ノブ(操作体) 25 操作体装着部 25a 操作体装着穴 25b 操作穴 26 操作部品 26a 操作軸 31 車載用音響機器 32 筐体 34、35 掛止レバー 34b、35b ラック歯 34c、35c 掛止部材 34f 被操作部 38 回転部材 38a 歯 40 コイルばね 41 支持ブラケット 41a、41c 支持片 41b、41d 支持穴 41e ロック穴 42 回動軸(回動部材) 42b 被操作溝 42e ロック突起 44 コイルスプリング 51 操作部品 52 操作軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の左右両側部に、突出方向へ弾性付
    勢された掛止部材が設けられ、取付け母体側に筐体が挿
    入されたときに前記掛止部材が取付け母体に掛止されて
    抜け止めされる電子機器の固定装置であって、前記両掛
    止部材の間に、両掛止部材を同時に対称方向へ移動させ
    て前記取付け母体から外す回動部材が設けられており、
    この回動部材または前記掛止部材の少なくとも一部に
    は、掛止部材を前記取付け母体から外す方向へ動作させ
    るための被操作部が形成されていることを特徴とする電
    子機器の固定装置。
  2. 【請求項2】 掛止部材は、筐体の側方へ突出する板ば
    ねにより形成されており、回動部材と板ばねとが連結部
    材により連結されている請求項1記載の電子機器の固定
    装置。
  3. 【請求項3】 掛止部材は、一対のレバーの先端部に形
    成され、それぞれのレバーは、回動部材が一方向へ回動
    したときに互いに逆方向へ移動するようにこの回動部材
    に連結されており、且つ一対のレバーを前記掛止部材が
    筐体から突出する方向へ付勢する弾性部材が設けられて
    いる請求項1記載の電子機器の固定装置。
  4. 【請求項4】 筐体の前面に設置される操作パネルに
    は、操作体が取り外されたときに現れる穴が形成されて
    おり、被操作部は、操作パネルの背部であって前記穴か
    ら操作可能な位置に配置されている請求項1ないし3記
    載のいずれかに記載の電子機器の固定装置。
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