JPH09161357A - テープ制御方法およびその装置 - Google Patents

テープ制御方法およびその装置

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JPH09161357A
JPH09161357A JP7315100A JP31510095A JPH09161357A JP H09161357 A JPH09161357 A JP H09161357A JP 7315100 A JP7315100 A JP 7315100A JP 31510095 A JP31510095 A JP 31510095A JP H09161357 A JPH09161357 A JP H09161357A
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reel
speed
tape
take
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Application number
JP7315100A
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English (en)
Inventor
Shinsuke Nakagawa
真介 中川
Norihisa Yanagihara
徳久 柳原
Shigeyuki Furuhata
茂行 古端
Masao Iwakura
正雄 岩倉
Kazuo Sakai
和夫 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャプスタンを省略し供給リールと巻取リール
の二つのリール間で直接テープを移送するテープ駆動方
式で、記録再生時の速度変動を低減し、良好な記録再生
を可能とする。 【解決手段】リール回転開始から入ってきたエンコーダ
パルスから順番にメモリ番地を割り当て、メモリ内の変
数を速度誤差と以前の値をもとに演算し、更新する。ま
た速度制御信号は速度誤差とメモリ内の変数を演算する
ことによって得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、供給リールと巻取
リールとにより磁気テープ等の長尺物の移送を行う駆動
方式に係り、特にキャプスタンとピンチローラを用いず
にテープを一定速度で移送するテープ駆動方法およびそ
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】キャプスタンとピンチローラを用いずに
テープを一定速度で移送するテープ駆動装置としては、
例えば特開平3−171459 号公報に示されているように、
走行路中にテープ速度センサを設け、供給,巻取二つの
リールによって制御する方法が知られている。
【0003】図17は、VTRの記録再生時のような低
速走行時におけるキャプスタンを用いない従来のテープ
駆動方法、およびテープ張力制御方法の説明図である。
【0004】以下図17をもとに従来のテープ駆動方法
を説明する。図17で、テープ1は供給リール2から引
き出され、回転磁気ヘッド(図示せず)を内蔵したドラ
ム4に巻き付けられ、ポスト3aから3eに案内され
て、巻取リール5に巻き取られる。
【0005】テープ速度は、供給リール2から巻取リー
ル5へのテープ走行経路上に設けられた回転ローラ6の
回転周期情報を回転ローラ周期検出手段17で検出し、
回転ローラの回転周期情報が一定となるように巻取リー
ルの回転数で制御される。
【0006】回転ローラ6には周波数発電機9が設置さ
れており、回転数に比例した周波数のパルス信号が得ら
れる構造となっている。回転ローラ6のパルス信号はロ
ーラ周期検出器17に入力され、パルス信号の周期情報
TRFGが減算器18へ出力される。一方、テープ速度
の目標値は、ローラ速度規準発生器19に入力され、そ
れに対応するローラFG周期の目標値TREFとして、
減算器18へ出力される。減算器18では、速度目標値
TREFとローラFG周期情報TRFGとの減算が行わ
れ、この減算結果が巻取リールモータ駆動回路8Tに供
給され、巻取リールモータ7Tの回転数が制御される。
すなわち、テープ速度の情報が回転ローラによって検出
され、目標速度と比較されて巻取リールモータの回転が
制御されるので、テープ速度を一定として走行させるこ
とができる。
【0007】次に、テンション制御について説明する。
供給リールのテープ半径に比例したバックトルク情報
と、テープ移送の加減速に起因する張力変動を抑制する
ための加速度補償トルク情報とを加算したエラー情報で
供給リールモータのトルクを制御している。
【0008】まず、張力制御を行うために必要となる各
リールのテープ半径とリール慣性モーメントとの演算方
法を説明する。供給リール2および巻取リール5には、
回転ローラ6と同様な周波数発電機(エンコーダ)10
S,10Tが設置されており、回転数に比例した周波数
のパルス信号が得られる構造となっている。パルス信号
は周期検出器11S,11Tに入力され、各リールの回
転周期が検出される。テープ半径演算回路12S,12
Tには、各リールの回転周期情報とローラ周期情報(テ
ープ速度情報)が入力され、テープ半径情報が出力され
る。慣性演算器13S,13Tには、各リールのテープ
半径が入力され、リールの慣性モーメントが出力され
る。
【0009】定常状態では、バックトルク演算器15に
テープ張力目標値TTREFと供給リールテープ半径が
入力され、供給リールテープ半径に比例したトルクを発
生するような指令が供給リールモータ駆動回路8Sに出
力される。
【0010】過渡状態では、巻取リールモータのトルク
指令を加速度補償電流演算器14に入力し、供給リール
のテープ半径,リール慣性と、巻取リールのテープ半
径,リール慣性とから、供給リールの駆動トルクを演算
し出力する。加算器16では、定常時のバックトルク
と、過渡時の加減速トルクが加算されて、供給リールモ
ータ駆動回路8Sに出力される。以上により、定常時,
過渡時ともに安定に張力を制御できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の従来
方法では、回転ローラの周期を計測する事によりテープ
速度を検出するために、回転ローラより出力される回転
パルス信号の周波数が低い場合には制御周期が長くな
る。速度制御を安定に行うためには、ゲインを高く設定
できない。特にテープ送り速度が遅い場合は、リールモ
ータ駆動時のトルクリップルの周期がバンド幅内に下が
ってくるため速度偏差,速度変動が大きくなり、記録再
生時に必要とされるテープ速度の制御性能を得る事が困
難になる。本発明はかかる点に鑑み、トルク脈動等に起
因する回転に同期した速度誤差成分を除去し、キャプス
タンを省略したテープ駆動方式を提供する事を目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録および再
生時で、回転開始時に入ってきたエンコーダパルスに対
応する回転位置を先頭として、以降のエンコーダパルス
を順番にメモリの番地として割り当て、リールの発生す
るエンコーダパルスのタイミングで速度誤差情報を得る
と、メモリ内の変数を以前の値と速度誤差に基づいて演
算し更新する。また、制御信号としては前記の速度誤差
情報とメモリ内の値を利用することにより、リール回転
に同期した外乱成分を学習し抑圧する事ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。図1は、本発明の第一の実施例を示す構
成図である。
【0014】本実施例では、供給リールには、張力の制
御ループと速度の制御ループが構成されており、巻取リ
ールには、速度の制御ループが構成されている。
【0015】テープ1は、供給リールから引き出され、
各ガイドポスト3aから3eに案内されてドラム4に巻
き付けられた状態で走行し、巻取リール5に巻き取られ
る。情報は、回転するドラム4上に配置された磁気ヘッ
ド(図示せず)によって、磁気テープ上に記録再生され
る。
【0016】まず、巻取リールによるテープ速度の制御
方法について説明する。最初に、制御に必要なテープ速
度の検出方法およびテープ半径,リール慣性モーメント
の演算方法について説明する。供給リール2および巻取
リール5には、周波数発電機10S,10Tが設置され
ており、回転数に比例した周波数のパルス信号が得られ
る構造となっている。パルス信号は周期検出器11S,
11Tに入力され、各リールのパルス信号の周期が検出
される。
【0017】テープ半径演算器12S,12Tには、リ
ールハブ径と、テープ厚み情報と、リールFG周期情報
が入力され、テープ半径情報が出力される。これを巻取
リールを例に説明する。
【0018】巻取リールの回転周波数をFTR,円周率
をπとすると、巻取リールの回転角速度wtは
【0019】
【数1】 wt=2・π・FTR …(数1) テープ厚をt,リールハブ径をrhとするとリール半径
rtは下式で表わされる。
【0020】
【数2】 rt=rh+t・∫(wt)dt/2π …(数2) これよりテープ速度vtは
【0021】
【数3】 vt=wt・rt …(数3) したがってテープ速度の目標値をvt0とすればリール
角速度目標値は
【0022】
【数4】 wt0=vt0/rt …(数4) で求められる。
【0023】次にリールのテープ半径から、各リールの
リール慣性モーメントを求める事ができる。巻取リール
を例にこれを説明する。巻取リールの慣性モーメントj
tは、リール単体の慣性モーメントjrとテープの慣性
モーメントjpの和で表わされ、
【0024】
【数5】 jp=ki*(rt4−rh4) …(数5) ここで、kiはテープの幅,密度によって決まる比例定
数である。これによりjtは、
【0025】
【数6】 jt=jr+jp …(数6) 検出されたリール角速度wtを用いて、テープ速度を制
御する方法について説明する。減算器18では、エンコ
ーダパルスに同期して、巻取リール角速度の目標値wt
0と、検出されたリール角速度wtとの比較が行われ、
速度誤差信号が計算される。起動時では、ソフトウエア
スイッチ42,43はそれぞれAからB接続となってお
り、速度誤差信号は速度制御補償器21に入力される。
速度が目標速度の95%に達したところでソフトウェア
スイッチ42,43ともAからC接続に切り替えられ、
速度誤差は学習制御器41に入力される。学習制御器か
らの信号は速度制御補償器21に入力される。信号は2
1で、利得gstによって増幅されて補償器23Tへ出
力される。補償器23Tでは、誤差信号に巻取リールト
ルク定数kt,モータドライバアンプka,ADコンバ
ータゲインgadc,DAコンバータゲインgdacと
リール慣性jtの比gctが乗算される。ここでgct
【0026】
【数7】 gct=jt/(kt・ka・gdac・gadc) …(数7) と表わされる。また、テープ張力の目標値をTtre
f,供給リールから巻取リールまでの張力の増加比率を
R,巻取リール半径rtとすると、バックトルクbtt
【0027】
【数8】 btt=(Ttref・R・rt)/(gdac・kt・ka) …(数8) と表わされる。
【0028】補償器23Tの信号は、加算器27へ出力
される。加算器27では、巻取リール慣性補償器23T
の出力とバックトルク補償器28の出力が加算され、巻
取リールモータ駆動回路8Tに出力される。巻取リール
モータ駆動回路8Tは、入力信号に比例した電流をモー
タに供給する電流型のアンプである。これにより巻取リ
ールモータを駆動する。
【0029】次に、学習制御器を含んだ速度制御の詳細
を図2のブロック図に基づいて説明する。各動作は図3
のフローチャートに示す。モータ始動から速度が目標速
度の95%に達したところで学習制御開始指令が出力さ
れる。以後、次のように速度制御が実行される。
【0030】ステップ90:学習制御開始指令が出力さ
れた後にエンコーダパルス発生器50の発生したパルス
電圧VeをADC51を通してパルス化し、入ってきた
最初のエンコーダパルスから順番に番号をつける。
【0031】ステップ91:各パルスに対応するメモリ
52のメモリアドレスを用意する。
【0032】ステップ92:エンコーダパルスが発生す
ると、前回パルスが発生した時刻からタイマにより計測
した時間差により回転速度v(k)を計算する。タイマの
カウント数tc(c),タイマ周期tcp(cps),一回
転あたりのエンコーダパルス数(epr)とすればv(k)
【0033】
【数9】 v(k)=2・π/epr/(tc/tcp) …(数9) により求められる。図2のブロックでブロック56はt
cp/tc,ブロック57は2・π/eprを示す。
【0034】ステップ93:角速度目標値ref(k)と
角速度v(k)の差分を計算し、速度誤差信号e(k)を作
成する。
【0035】ステップ94:メモリ52にエンコーダパ
ルスに対応するメモリアドレス内の変数m(n,h)を
(n:エンコーダ番地,h:更新回数)速度誤差信号e
(k)に加算し、新たな速度誤差信号ee(k)を作る。
【0036】ステップ95:求めた速度誤差信号ee
(k)にブロック54でGc(z)ゲインgct・gstを
乗じ、バックトルクbttを加算してモータ駆動アンプ
制御信号u(k)を作る。
【0037】ステップ96:u(k)をDAC55を介し
てモータ駆動回路に電流指令として出力する。
【0038】ステップ97:DAC出力後、m(n,h
+1)を計算し、メモリ内の値を更新する。計算法につ
いては後述する。
【0039】ステップ98:電流指令は電流アンプ58
によりka倍され、電流itとして出力され、さらにモ
ータトルク定数59でkt倍されて駆動トルクtaut
を発生する。
【0040】ステップ99:トルクはリール慣性モーメ
ント60でjt分の1倍され、さらに61で2回積分さ
れてリールは回転し、再びエンコーダパルス電圧Veを
発生する。
【0041】ステップ100:再びステップ92に戻
る。
【0042】次に、上記ステップ97のメモリ変数m
(n,h)の更新アルゴリズムについて説明する。図2
で、速度誤差ee(k)にはローパスフィルタ53で演算
が行われて、メモリ52内に蓄えられる。演算式をシフ
トオペレーターz(1サンプル進み)を用いて表わすと
下式のようになる。
【0043】
【数10】 m(n,h+1)=(LPB1・z+LPB2)/(z+LPA2)・ee(k) …(数10) 上式の計算アルゴリズムを図4のブロック図をもとに説
明する。まず、LPB1とee(k)の積にLPX(k)を加算
して求めた値をm(n,h+1)に蓄える。次にLPX
(k+1)はLPB2とee(k)の積と、−LPA2とm
(n,h+1)の積とを加算して求める。以上がメモリ内
変数の演算アルゴリズムである。
【0044】次に、図2のブロックGc(z)54のゲイ
ンgstの値の決め方について説明する。図5のブロッ
ク図で、×を切った状態での1から1′の周波数特性が
十分な位相余裕とゲイン余裕を持つようにgstを決定
する。図6は設計したgstの一例を示すとして前記1
から1′の周波数応答を示した図である。位相余裕は7
6度あり、安定な制御系となっていることがわかる。
【0045】次に図2のブロック53,フィルタFの定
め方を説明する。図7は図5の速度制御系に学習制御ル
ープを付加したものである。図7の×印を切った時の2
から2′の周波数特性すなわち学習制御ループの開ルー
プ特性を求めたとき、ゲインが全周波数にわたって0d
Bを超えないことが、制御系が安定となる十分条件であ
る。Fをローパスフィルタとしてラプラス演算子をsと
おくときに
【0046】
【数11】 F=1/(T1・s+1) …(数11) のようなローパスフィルタで構成するときの前記学習制
御ループの開ループの周波数特性を図8に示す。このと
きゲインが全周波数で0dBを超えなくて、安定な制御
系が構成されるのがわかる。さらに等価なディジタルフ
ィルタを求めるために双一次変換を用いた。双一次変換
によれば数11中のラプラス演算子Sは下式により、シ
フトオペレーターz(1サンプル進み)に置き換えられ
る。
【0047】
【数12】 s=2/Ts・(z−1)/(z+1) …(数12) ここで、Tsはサンプリングタイムである。このように
与えられたF(z),Gc(z)を用いたときの図7の制御
系における3から3′の応答、すなわち外乱に対する速
度の周波数応答を図9に示す。このとき4Hzで外乱が
抑圧されていることがわかる。ここで周波数4Hzはト
ルク脈動の周期に相当する。この周波数は次のように決
まる。モータ一回転あたり24周期のトルクの脈動をも
つモータを1/6Hzで回転させるとする。このとき、
トルク脈動の周期は24/6=4Hzとなる。例えば、
モータ一回転あたりのエンコーダパルス数を648とす
ると、一回転あたり24周期のトルク脈動に対応するた
めには、前記メモリの個数を648/24=27個用意
し、先頭パルスから最後尾のパルスまで順番に27個の
メモリ番地を割り当てていけばよい。
【0048】次に、供給リールモータによる張力制御に
ついて説明する。図1で、供給リールモータ駆動回路8
Sは、巻取リールモータ駆動回路8Tと同様、入力信号
に比例した電流をモータに供給する電流型のアンプであ
る。すなわち、入力信号電圧をvgcs(V),ゲインを
gsm(A/V)とすると、供給リールモータにはis
(A)の電流が供給される。
【0049】
【数13】 is=gsm*vgcs …(数13) ここで、供給リールモータのトルク定数をksとすれ
ば、発生するトルクsrmt(Nm)はモータ電流isに
比例し下式で表わされる。
【0050】
【数14】 srmt=ks*is …(数14) 供給リールはテープ半径に比例したバックトルク情報と
テープの加減速時の張力変動を抑制するための加減速補
償トルク情報を加算した情報で供給リールモータを制御
している。
【0051】まず、バックトルク情報の演算について説
明する。テープ張力目標値をTtrefとすると必要なバッ
クトルクは供給リール半径rsを用いて以下の式で計算
される。
【0052】
【数15】 bts=rs*Ttref …(数15) ここでgsm,ksを用いて、バックトルク演算器の出
力を表わすと下式となる。
【0053】
【数16】 vgs=bts/(gsm*ks) …(数16) 次に加減速補償情報の演算について説明する。加減速に
必要なトルクは、巻取リール速度制御補償器21の出力
eにゲインgstを掛けた情報をaとするとき、リール
慣性をjs,巻取リール半径をrsとすると
【0054】
【数17】 bas=js・a・rt/rs …(数17) と表わされる。ここでgsm,ksを用いて加減速補償
演算器23Sの出力を表わすと下式となる。
【0055】
【数18】 vas=bas/(gsm*ks) …(数18) 供給リールモータ制御はvgsとvasを加算器16に
より加算した信号をモータドライバアンプの指令値とし
て出力する事で行われる。
【0056】本発明の第2の実施例を図10を用いて説
明する。ここでは、先の第1の実施例に対して巻取リー
ルとドラム間に設置されたローラ6に周波数発電機9
(ローラFGとよぶ)を取り付け、ローラのFGの位相
と基準信号の位相を合わせることによりテープ位置の制
御を行う。さらに、ローラFGを用いてテープ半径の計
算を精度良く行う。また、巻取リールのバックトルク補
償をやめ、巻取リール角速度を用いた負荷トルク補償を
行うことにする。さらに、供給リール制御でテープ張力
センサを設け、テープ張力の制御を行うことにする。
【0057】まず、ローラFG9を用いた巻取リールテ
ープ半径rtの計算を説明する。巻取リールの回転周期
をFTR(Hz)とすると、巻取リールの回転角速度wt
(rad/s)は
【0058】
【数19】 wt=2・π・FTR …(数19) と表される。回転ローラ6には、周波数発電機9が設置
されており、回転数に比例した周波数のパルス信号が得
られる構造となっている。回転ローラ6のローラFGは
ローラ周期検出器17に入力され、ローラ回転角速度w
R(rad/s)が得られる。ローラ半径をRRとするとテ
ープ速度vTは
【0059】
【数20】 vT=RR・wR …(数20) となる。また、テープ速度はrtとwtによっても求め
られ、
【0060】
【数21】 v=rt・wt …(数21) となる。このときvT=vが成立し、テープ半径rtは
下式により求められる。
【0061】
【数22】 rt=RR・wR/wt …(数22) 次にテープ位置制御について説明する。一定径のローラ
を用いた場合、ローラの回転角度θとテープ送り量xの
比は常に等しい。したがってローラ半径RRがわかれ
ば、ローラ回転角度からテープ送り量を求めることがで
きるので、目標基準信号周波数に対して、ローラ半径,
エンコーダパルス数を適切に定めれば、目標基準信号と
パルス信号の位相を合わせることによって、所望の送り
量でテープ位置制御を行うことができる。例えば、目標
テープ速度をvTとするとき、ローラエンコーダの一回
転あたりのパルス数をPR(pps),基準信号fres
(Hz)が決まっていて、ローラ半径RRが未知なら
ば、RRは
【0062】
【数23】 RR=PR・vT/(2・π・fres) …(数23) により求められる。この半径のローラを用いて、基準信
号とエンコーダパルスの位相を同期させるようにモータ
を制御することによって、テープを基準信号に対して一
定量ずつ送ることができる。以下位置制御アルゴリズム
の詳細を図11のブロック図に基づいて説明する。図1
2には各ステップの動作をフローチャートで示す。
【0063】ステップ101:ブロック64でローラの
エンコーダパルスを検出すると、ブロック65で基準信
号PRef(k)との時間差Dtme(k)を求める。
【0064】ステップ102:ブロック66でDtme
(k)と目標速度vTを乗じることにより位置誤差ep
(k)が得られる。
【0065】ステップ103:ブロック67でep(k)
にゲインgpsとgctを乗じて、pu(k)を得る。
【0066】ステップ104:pu(k)を加算器75に
よりu(k)に加算する。
【0067】ステップ105:ステップ101に戻る。
【0068】ブロック62ではrtにより巻取リール回
転角度がテープ位置に変換され、ブロック63ではテー
プ位置がRR分の1倍されてローラの回転角度に変換さ
れることを意味する。ステップ103のゲインgps
は、図11で学習制御ループ,負荷トルク補償ループを
持たない条件で位置制御ループの開ループが必要十分な
位相余裕と帯域を持つように定める。
【0069】次に巻取リール負荷トルク補償について説
明する。負荷トルク補償器のブロック図を図11に示
す。ここで、ブロック69のJtは巻取リール慣性モー
メント、T2はローパスフィルタ70の時定数、ブロッ
ク68のgdacはDAコンバータの変換ゲインであ
る。図11のブロック図に基づいて負荷トルク補償アル
ゴリズムの詳細を述べる。各ステップの動作は図13の
フローチャートに示す。
【0070】ステップ106:回転速度v(k)をサンプ
ルすると前記速度制御と位置制御の計算アルゴリズムに
従いu(k)が計算される。
【0071】ステップ107:u(k)から外力推定値D
(k)を減算器76により減算して電流指令値Icom
(k)を計算する。
【0072】ステップ108:Icom(k)をDAC5
5に出力する。
【0073】ステップ109:v(k)とブロック69の
Jt/T2の積でVA(k)を求め、Icom(k)にブロ
ック68のkt・ka・gdacの積を加算しFE(k)
を求める。
【0074】ステップ110:FE(k)に対してブロッ
ク70でローパスフィルタ演算Fを行いLP(k)を計算
する。
【0075】ステップ111:減算器79でVA(k)か
らLP(k)を減算し、その結果に1/(kt・ka・g
dac)を掛け、D(k+1)を求める。
【0076】ステップ112:ステップ106に戻る。
【0077】次に図14に従いブロック70のフィルタ
Fの演算を説明する。
【0078】まず、FE(k)が求められたら、FE(k)
にLPB1を掛け、LPX(k)を加算し、LP(k)を求
める。
【0079】次に、LP(k)が求められた後、LP(k)
に−LPFA2を掛け、FE(k)にLPFB2を掛け加
算してLPX(k+1)を求める。
【0080】ここでローパスフィルタFは
【0081】
【数24】 F=1/(T2・s+1) …(数24) の伝達関数を持ち、フィルタの時定数T2は、図11で
学習制御ループを持たない条件で、負荷トルク補償ルー
プを×印で開いた時の開ループが全周波数帯で0dBで
あるように定める。前記アルゴリズムを実現するため、
双一次変換式(数12)によりFをzの関数として求め
る。
【0082】このように構成された制御系に対してu
(k)の計算で、実施例1のステップ90からステップ1
00までの学習制御アルゴリズムが付加される。結果の
一例として、図11の学習制御ループの×を開いた状態
で1から1′の周波数応答、すなわち学習制御ループの
開ループを図15に示す。このときゲインは全周波数帯
域で0dB以下となっており安定な制御系が構成されて
いることがわかる。また、×を閉じた状態で2から2′
の周波数応答(すなわち外乱抑圧率)を見ると、図16
のような応答が得られる。
【0083】次に張力制御について説明する。図10で
は、ガイド3aと3bの間に張力センサ31を設けてい
る。張力センサ31によって検出された信号は、張力変
換器32に入力されセンサの特性に合わせて、張力信号
に変換される。その張力信号は比較器30に入力され、
テープ張力目標値TTREFと比較され、張力誤差信号
が出力される。張力誤差信号は、張力制御補償器33を
通過し、加算器16に入力される。加算器16では、実
施例1のバックトルク演算器の出力と実施例1の供給リ
ール慣性補償器23Sの出力と加算される。加算器16
の出力を受けて供給リールモータ駆動回路8Sによりモ
ータに電流Isが供給されて、供給リールモータが回転
し、テープが送り出される。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、記録回転開始時に入っ
てきたエンコーダパルスに対応する回転位置を先頭とし
て、以降のエンコーダパルスを順番にメモリの番地とし
て割り当て、リールの発生するエンコーダパルスのタイ
ミングで速度誤差情報を得ると、メモリ内の変数を以前
のメモリ内の値と速度誤差に基づいて演算し、更新す
る。また、制御信号としては速度誤差情報とメモリ内の
値を利用することにより、リール回転に同期した外乱成
分を学習し、抑圧することができ、速度変動を最小とす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の構成の説明図。
【図2】第一実施例の制御系の信号の流れのブロック
図。
【図3】学習制御アルゴリズムのフローチャート。
【図4】第一実施例のフィルタF(z)の信号の流れの
ブロック図。
【図5】速度制御系の安定性を検討するための制御系モ
デルの説明図。
【図6】速度制御系の開ループ周波数応答の特性図。
【図7】学習制御器を含む速度制御系を検討するための
制御系モデルのブロック図。
【図8】学習制御器の開ループ応答の特性図。
【図9】学習制御器を加えたときの外乱抑圧の特性図。
【図10】本発明の第二の実施例の説明図。
【図11】学習制御ループと位置制御ループと負荷トル
ク補償ループをもつ速度制御系の信号の流れのブロック
図。
【図12】位置制御アルゴリズムのフローチャート。
【図13】負荷トルク補償アルゴリズムのフローチャー
ト。
【図14】負荷トルク補償器内のフィルタFの信号の流
れのブロック図。
【図15】第二の実施例の学習制御器の開ループ特性
図。
【図16】第二の実施例の外乱抑圧特性図。
【図17】従来制御の説明図。
【符号の説明】
1…磁気テープ、2…供給リール、3…ガイドポスト、
4…ドラム、5…巻取リール、6…速度検出用ローラ、
8S…供給リールモータ駆動回路、8T…巻取リールモ
ータ駆動回路、21…速度制御補償器、28…負荷トル
ク補償器、40…リール速度変換器、41…学習制御
器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩倉 正雄 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 酒井 和夫 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給リールと巻取リール間で、テープ速度
    検出手段によって検出したテープ速度に応じて、二つの
    リールモータを制御して、テープ張力およびテープ速度
    を所定値に維持しつつ、前記供給リールに巻かれた前記
    テープを前記巻取リールに移送するリール間テープ駆動
    装置において、前記巻取リール回転角度検出に同期し
    て、目標速度と前記検出速度との速度誤差信号を得る速
    度誤差検出器と、リール回転位置に対応して番地付けら
    れた各メモリ内の情報と前記速度誤差信号を演算して巻
    取リールモータ速度制御信号を演算しメモリ内の値を更
    新する演算器と、前記速度制御信号に基づいて前記巻取
    リールのモータドライバアンプへの電流指令値を作成す
    る速度補償器を有することを特徴とするテープ制御装
    置。
  2. 【請求項2】供給リールと巻取リール間で、テープ速度
    検出手段によって検出したテープ速度に応じて、これら
    二つのリールモータを制御して、テープ張力およびテー
    プ速度を所定値に維持しつつ、前記供給リールに巻かれ
    た前記テープを前記巻取リールに移送するリール間テー
    プ駆動装置において、前記巻取リール回転角度検出に同
    期して、目標速度と前記検出速度との速度誤差信号を得
    る速度誤差検出器と、前記リール回転位置に対応して番
    地付けられた各メモリ内の情報と前記速度誤差信号を演
    算して巻取リールモータ速度制御信号を演算しメモリ内
    の値を更新する演算器と、前記速度制御信号に基づいて
    巻取リールモータドライバアンプへの電流指令値を作成
    する速度補償器と、前記巻取リールモータの電流指令値
    と、前記巻取リールの回転速度とから、前記巻取リール
    モータに加わる負荷トルクを推定し補償する電流指令値
    を作る負荷トルク補償器を有することを特徴とするテー
    プ制御装置。
  3. 【請求項3】供給リールと巻取リール間で、テープ速度
    検出手段によって検出したテープ速度に応じて、二つの
    リールモータを制御して、テープ張力およびテープ速度
    を所定値に維持しつつ、前記供給リールに巻かれた前記
    テープを前記巻取リールに移送するリール間テープ駆動
    装置において、巻取リール回転角度検出に同期して、目
    標速度と前記検出速度との速度誤差信号を得る速度誤差
    検出器と、前記リール回転位置に対応して番地付けられ
    た各メモリ内の情報と前記速度誤差信号を演算して巻取
    リールモータ速度制御信号を演算しメモリ内の値を更新
    する演算器と、前記速度制御信号に基づいて巻取リール
    モータドライバアンプへの電流指令値を作成する速度補
    償器と、前記供給リールと前記巻取リール間のテープ走
    行路にテープの送り量を検出するセンサを設け、前記テ
    ープの送り量を一定に制御するための前記巻取リールモ
    ータの電流指令値を作成するテープ位置補償器を有する
    ことを特徴とするテープ制御装置。
  4. 【請求項4】供給リールと巻取リール間で、テープ速度
    検出手段によって検出したテープ速度に応じて、二つの
    リールモータを制御して、テープ張力およびテープ速度
    を所定値に維持しつつ、前記供給リールに巻かれた前記
    テープを前記巻取リールに移送するリール間テープ駆動
    装置において、前記巻取リール回転角度検出に同期し
    て、目標速度と前記検出速度との速度誤差信号を得る速
    度誤差検出器と、前記リール回転位置に対応して番地付
    けられた各メモリ内の情報と前記速度誤差信号を演算し
    て巻取リールモータ速度制御信号を演算しメモリ内の値
    を更新する演算器と、前記速度制御信号に基づいて巻取
    リールモータドライバアンプへの電流指令値を作成する
    速度補償器と、前記巻取リールモータの電流指令値と前
    記巻取リールの回転速度とから、前記巻取リールモータ
    に加わる負荷トルクを推定し補償する電流指令値を作る
    負荷トルク補償器と、前記供給リールと前記巻取リール
    間のテープ走行路にテープの送り量を検出するセンサを
    設け、前記テープの送り量を一定に制御するための前記
    巻取リールモータの電流指令値を作成するテープ位置補
    償器を有することを特徴とするテープ制御装置。
  5. 【請求項5】供給リールと巻取リール間で、テープ速度
    検出手段によって検出したテープ速度に応じて、二つの
    リールモータを制御して、テープ張力およびテープ速度
    を所定値に維持しつつ、前記供給リールに巻かれた前記
    テープを前記巻取リールに移送するリール間テープ駆動
    方法において、前記巻取リール回転角度検出に同期し
    て、目標速度と前記検出速度との速度誤差信号を得る速
    度誤差検出し、前記リール回転位置に対応して番地付け
    られた各メモリ内の情報と前記速度誤差信号を演算して
    巻取リールモータ速度制御信号を演算しメモリ内の値を
    更新演算し、前記速度制御信号に基づいて巻取リールモ
    ータドライバアンプへの電流指令値を作成する速度補償
    することを特徴とするテープ制御方法。
  6. 【請求項6】供給リールと巻取リール間で、テープ速度
    検出手段によって検出したテープ速度に応じて、二つの
    リールモータを制御して、テープ張力およびテープ速度
    を所定値に維持しつつ、前記供給リールに巻かれた前記
    テープを前記巻取リールに移送するリール間テープ駆動
    方法において、前記巻取リール回転角度検出に同期し
    て、目標速度と前記検出速度との速度誤差信号を得る速
    度誤差検出し、前記リール回転位置に対応して番地付け
    られた各メモリ内の情報と前記速度誤差信号を演算して
    巻取リールモータ速度制御信号を演算しメモリ内の値を
    更新演算し、前記速度制御信号に基づいて巻取リールモ
    ータドライバアンプへの電流指令値を作成して速度補償
    し、前記巻取リールモータの電流指令値と、前記巻取リ
    ールの回転速度とから、前記巻取リールモータに加わる
    負荷トルクを推定し補償する電流指令値を作る負荷トル
    ク補償することを特徴とするテープ制御方法。
  7. 【請求項7】供給リールと巻取リール間で、テープ速度
    検出手段によって検出したテープ速度に応じて、二つの
    リールモータを制御して、テープ張力およびテープ速度
    を所定値に維持しつつ、前記供給リールに巻かれた前記
    テープを前記巻取リールに移送するリール間テープ駆動
    方法において、巻取リール回転角度検出に同期して、目
    標速度と前記検出速度との速度誤差信号を得る速度誤差
    検出し、前記リール回転位置に対応して番地付けられた
    各メモリ内の情報と前記速度誤差信号を演算して巻取リ
    ールモータ速度制御信号を演算しメモリ内の値を更新す
    る演算し、前記速度制御信号に基づいて巻取リールモー
    タドライバアンプへの電流指令値を作成する速度補償方
    法と、前記供給リールと前記巻取リール間のテープ走行
    路にテープの送り量を検出するセンサを設け、前記テー
    プの送り量を一定に制御するための前記巻取リールモー
    タの電流指令値を作成するテープ位置補償することを特
    徴とするテープ制御方法。
  8. 【請求項8】供給リールと巻取リール間で、テープ速度
    検出手段によって検出したテープ速度に応じて、二つの
    リールモータを制御して、テープ張力およびテープ速度
    を所定値に維持しつつ、前記供給リールに巻かれた前記
    テープを前記巻取リールに移送するリール間テープ駆動
    方法において、前記巻取リール回転角度検出に同期し
    て、目標速度と前記検出速度との速度誤差信号を得る速
    度誤差検出し、前記リール回転位置に対応して番地付け
    られた各メモリ内の情報と前記速度誤差信号を演算して
    巻取リールモータ速度制御信号を演算しメモリ内の値を
    更新する演算し、前記速度制御信号に基づいて巻取リー
    ルモータドライバアンプへの電流指令値を作成する速度
    補償し、前記巻取リールモータの電流指令値と前記巻取
    リールの回転速度とから、前記巻取リールモータに加わ
    る負荷トルクを推定し補償する電流指令値を作る負荷ト
    ルク補償し、前記供給リールと前記巻取リール間のテー
    プ走行路にテープの送り量を検出するセンサを設け、前
    記テープの送り量を一定に制御するための前記巻取リー
    ルモータの電流指令値を作成するテープ位置補償するこ
    とを特徴とするテープ制御方法。
JP7315100A 1995-12-04 1995-12-04 テープ制御方法およびその装置 Pending JPH09161357A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9472236B1 (en) 2015-07-24 2016-10-18 International Business Machines Corporation Reel rotation synchronization for updating time-varying filter parameters
US11425282B2 (en) * 2018-04-03 2022-08-23 Digital Check Corp. Film transport apparatus controller and related methods
KR20230138927A (ko) 2022-03-24 2023-10-05 스미도모쥬기가이고교 가부시키가이샤 모터제어장치, 모터제어방법, 모터제어프로그램을 기록한 컴퓨터로 독취 가능한 기록매체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9472236B1 (en) 2015-07-24 2016-10-18 International Business Machines Corporation Reel rotation synchronization for updating time-varying filter parameters
US11425282B2 (en) * 2018-04-03 2022-08-23 Digital Check Corp. Film transport apparatus controller and related methods
KR20230138927A (ko) 2022-03-24 2023-10-05 스미도모쥬기가이고교 가부시키가이샤 모터제어장치, 모터제어방법, 모터제어프로그램을 기록한 컴퓨터로 독취 가능한 기록매체

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