JPH09160940A - パイプ設計支援装置、パイプ設計方法およびパイプ製造方法 - Google Patents

パイプ設計支援装置、パイプ設計方法およびパイプ製造方法

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JPH09160940A
JPH09160940A JP7315335A JP31533595A JPH09160940A JP H09160940 A JPH09160940 A JP H09160940A JP 7315335 A JP7315335 A JP 7315335A JP 31533595 A JP31533595 A JP 31533595A JP H09160940 A JPH09160940 A JP H09160940A
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JP
Japan
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pipe
knowledge
planar member
internal
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JP7315335A
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Junichi Takinami
純一 滝波
Yasuo Suga
康雄 須賀
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、面状部材を巻回して形成されるパイ
プの設計に関する知識や経験が十分でなくとも、より専
門家に近いパイプが得られるパイプ設計支援装置、設計
方法および製造方法を提供する。 【構成】本発明のパイプ製造方法は、ゴルフシャフト等
のパイプを製造するに際し、FRPシートのような面状
部材を巻回して形成されるパイプの外部仕様をパイプの
内部設計仕様に関連づけた設計仕様知識に基づいて、与
えられた飛距離などの外部仕様を満足しうるパイプの内
部設計仕様を決定し、パイプの内部設計仕様を面状部材
の設計パラメータに関連づけた面状部材知識に基づい
て、前記決定されたパイプの内部設計仕様を満足しうる
面状部材の設計パラメータを決定し、前記決定された面
状部材の設計パラメータに基づいてパイプを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフシャフトや
釣り竿のような、炭素繊維やガラス繊維などを強化材と
するFRPなどの面状部材を巻回して形成されるパイプ
の設計支援装置、設計方法およびパイプ製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】FRP(繊維強化プラスチック)を使っ
たパイプ製品は、多様な方法により製造されるが、なか
でも樹脂を含浸したFRPシートをさまざまな形状に裁
断し、それらを軸芯に巻き付け、加熱加圧することによ
り製造されるものが軽量で強度が高く、ゴルフシャフト
等の用途に広く用いられている。
【0003】従来、例えばゴルフシャフトのようなFR
Pパイプの設計過程において、設計者はまず、飛距離や
打球感のような顧客の要求する外部仕様を、フレックス
やトルク、破壊強度などのパイプの内部設計仕様に関連
づけ、内部設計仕様を決定し、つぎに決定した内部設計
仕様をもとに、それらを実現するようなパイプ形状や材
料、FRPシートの裁断形状や積層構成などの面状部材
の設計パラメータの各項目を決定し、設計図面の作成を
おこなっていた。
【0004】ところが、上記内部設計仕様や設計パラメ
ータの決定は、FRPパイプの設計に関して熟知し、知
識や経験を十分にもったごく限られた専門家にしかでき
ず、またFRPパイプの設計技術を修得するには相当の
期間がかかるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、面状部材を巻回して形成されるパイプの設計に関す
る知識や経験が十分でなくとも、より専門家に近いパイ
プの設計を可能とする、パイプ設計支援装置、パイプ設
計方法およびパイプ製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を解決するた
めに、本発明は、面状部材を巻回して形成されるパイプ
の設計支援装置であって、パイプの内部設計仕様を面状
部材の設計パラメータに関連づける面状部材知識を記憶
する記憶手段と、前記面状部材知識を用いて、前記内部
設計仕様を満足しうる面状部材の設計パラメータを決定
する面状部材設計パラメータ決定手段とを備えてなる、
パイプ設計支援装置を提供する。
【0007】また、本発明は別の態様として、面状部材
を巻回して形成されるパイプの設計支援装置であって、
パイプの外部仕様を面状部材の設計パラメータに関連づ
けるパイプ設計知識を記憶する記憶手段と、前記パイプ
設計知識を用いて、与えられた外部仕様を満足しうるパ
イプの面状部材の設計パラメータを決定する面状部材設
計パラメータ決定手段とを備えてなる、パイプ設計支援
装置を提供する。
【0008】また、本発明は好ましい態様として、前記
パイプ設計知識は、少なくとも1種の外部仕様を満足す
る面状部材の例についてのデータベースを含むものであ
るパイプ設計支援装置を提供する。
【0009】また、本発明は、さらに別の態様として、
面状部材を巻回して形成されるパイプの設計支援装置で
あって、パイプの外部仕様をパイプの内部設計仕様に関
連づける設計仕様知識および前記内部設計仕様を面状部
材の設計パラメータに関連づける面状部材知識を記憶す
る記憶手段と、前記設計仕様知識を用いて、与えられた
外部仕様を満足しうるパイプの内部設計仕様を決定する
内部設計仕様決定手段と、前記面状部材知識を用いて、
前記内部設計仕様を満足しうる面状部材の設計パラメー
タを決定する面状部材設計パラメータ決定手段とを備え
てなる、パイプ設計支援装置を提供する。
【0010】さらに、本発明は好ましい態様として、前
記設計仕様知識は、パイプを使用する顧客の顧客情報を
パイプの内部設計仕様に関連づけるものである、パイプ
の設計支援装置を提供する。
【0011】さらに、本発明は好ましい態様として、内
部設計仕様を面状部材の構成方法に関連づけるパイプ構
成知識を備えてなる、パイプの設計支援装置を提供す
る。
【0012】さらに、本発明は好ましい態様として、前
記面状部材知識は、少なくとも1種の内部設計仕様を満
足する面状部材の例についてのデータベースを含むもの
である、パイプ設計支援装置を提供する。
【0013】さらに、本発明は好ましい態様として、前
記設計仕様知識は、少なくとも1種の外部仕様を満足す
る内部設計仕様の例についてのデータベースを含むもの
である、パイプ設計支援装置を提供する。
【0014】なお、上記各決定手段は、各パラメータを
自動決定するものであってもよく、オペレータの決定を
支援すべく、なんらかの表示を行なうものであってもよ
い。
【0015】また、本発明は、面状部材を巻回して形成
されるべきパイプの外部仕様をパイプの内部設計仕様に
関連づけた設計仕様知識に基づいて、与えられた外部仕
様を満足しうるパイプの内部設計仕様を決定し、パイプ
の内部設計仕様を面状部材の設計パラメータに関連づけ
た面状部材知識に基づいて、前記決定されたパイプの内
部設計仕様を満足しうる面状部材の設計パラメータを決
定する、パイプ設計方法を提供する。
【0016】また、本発明は、面状部材を巻回して形成
されるべきパイプの外部仕様をパイプの内部設計仕様に
関連づけた設計仕様知識に基づいて、与えられた外部仕
様を満足しうるパイプの内部設計仕様を決定し、パイプ
の内部設計仕様を面状部材の設計パラメータに関連づけ
た面状部材知識に基づいて、前記決定されたパイプの内
部設計仕様を満足しうる面状部材の設計パラメータを決
定し、前記決定された面状部材の設計パラメータに基づ
いてパイプを製造する、パイプ製造方法を提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のパイプ設計支援装
置、設計方法および製造方法を、FRP製ゴルフシャフ
トの設計および製造に適用した例について説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施態様例の構成を説
明するブロック図である。同図に示すように、本実施態
様例はキーボードやマウス等からなる入力手段(1)
と、磁気ディスク装置や光ディスク装置等からなる記憶
手段(2)と、パーソナルコンピュータ等からなる処理
手段(3)と、ディスプレー等からなる表示手段(4)
と、プリンタ装置等からなる出力手段(5)とから構成
される。
【0019】記憶手段(2)は、パイプの外部仕様と内
部設計仕様とを関連づける設計仕様知識(6)と、この
ような内部設計仕様と面状部材の設計パラメータや各面
状部材の巻回方法などのパラメータを関連付け、これら
を図面情報として保存した設計図面知識(7)とを記憶
する。
【0020】設計仕様知識(6)は、FRP設計の専門
家の知識を逐次入力していくことにより構築したデータ
で、例えば、過去に特定の外部仕様を満たした内部設計
仕様の例や、顧客要求の各項目と相関が強い設計仕様の
項目の対応関係や、FRPパイプの曲げ剛性を求めるた
めの計算式といった情報を含む。
【0021】設計図面知識(7)は、設計仕様知識
(6)と同様にFRP設計の専門家の知識を逐次入力し
ていくことにより構築したデータで、例えば、過去に特
定の内部設計仕様を満たした面状部材の設計パラメータ
や各面状部材の構成パラメータの例や、設計仕様の各項
目と相関が強い設計図面の項目の対応関係や、FRPパ
イプの内径の計算式や、FRPパイプの軸芯番号決定ル
ールといった情報を含む。
【0022】次に、図2のフローチャートに従って、本
実施態様例の処理の流れを説明する。まず、第1ステッ
プ(8)で、入力手段(1)からパイプの外部仕様およ
び顧客情報を入力する。本実施態様例では、外部仕様と
して、例えば、飛距離に対する要求、球の方向性に対す
る要求、値段に対する要求、デザインに対する要求が入
力される。顧客情報としては、例えば、顧客のスイング
スピード(インパクト時の手元の速度)、使用するヘッ
ドの情報(重量、ヘッド軸の内径、ヘッドの番手)が入
力される。本発明を釣り竿に適用する場合は、外部仕様
として、例えば全長、仕舞寸法、重量感に対する要求、
引き抜きやすさに対する要求、値段に対する要求、竿の
感度に対する要求などが入力され、顧客情報として、例
えば竿の引き抜き方のパターンが入力される。
【0023】第2ステップ(9)では、設計仕様知識
(6)を使って、第1ステップ(8)で入力された外部
仕様と顧客情報から、ゴルフシャフトの内部設計仕様を
自動的に決定する。決定すべきゴルフシャフトの内部設
計仕様は、例えばフレックス(シャフトの先端部に一定
の荷重をかけた時の変位量で、曲げ剛性をあらわ
す。)、トルク(シャフトの外周に一定の荷重をかけた
時のねじれ角で、捩れ剛性をあらわす。)、重量、3点
曲げ強度(シャフトの2点を固定し、その中央に荷重を
かけていって、シャフトが破壊したときの荷重で、破壊
強度をあらわす。)、先端の外径、根元の外径、シャフ
ト全長である。例えば外部仕様が長飛距離の場合、処理
手段(3)は設計仕様知識から飛距離に相関の強い内部
設計仕様の項目を検索する。例えば、飛距離に相関の強
い内部設計仕様の項目としてフレックスが検索されたと
すると、つぎに処理手段(3)はフレックスを決定する
のに必要な情報を設計仕様知識から検索する。例えばこ
の結果、フレックスの計算式が検索されたとすると、処
理手段(3)はこの計算式を使って、フレックスを決定
する。本実施態様例では、検索された計算式に顧客情報
のスイングスピードを代入してフレックスを決定した
が、内部設計仕様の項目によっては、外部仕様やすでに
決定された内部設計仕様の項目のデータを代入する場合
もある。なお、外部仕様に相関の強い内部設計仕様の項
目が複数ある場合、処理手段(3)はより相関の強い項
目から処理をする。また、外部仕様が、例えば長飛距離
と方向安定性といったように、複数存在する場合、処理
手段(3)は相関の強い内部設計仕様の項目がより少な
いものから処理をおこなう。本発明を釣り竿に適用する
場合は、同様の方法で、例えばフレックス、固有振動
数、重量、破壊強度といった設計仕様を決定する。
【0024】なお、設計仕様知識として、過去に特定の
外部仕様を満たした内部設計仕様の例のデータベースを
保有している場合には、単に、与えられた外部仕様に近
似した外部仕様を満たした過去の内部仕様の例を検索表
示するものであってもよい。オペレータは、過去の近似
例のパラメータを適宜に変更することにより目的とする
外部仕様を満たす内部仕様を見出すことができる。この
とき、近似例における内部設計仕様のどのパラメータを
変更すれば与えられた外部仕様に近づけることができる
かを、上記のような相関関係に基づいて表示したり参考
値を表示したりしてもよい。また、近似例と上記相関関
係の知識に基づいて自動的に内部設計仕様を決定しても
よい。このような内部設計仕様の例を多数保持している
ほど与えられた外部仕様に近い仕様を満たす近似例を発
見しやすくなる。また、本装置の使用により見出された
内部設計仕様にもとづいて実際に製造したシャフトの外
部仕様に関する特性を測定し、その結果を上記データベ
ースに追加することによって、設計仕様知識の信頼性が
向上してゆく。
【0025】第3ステップ(10)では、第2ステップ
(9)で決定されたパイプの内部設計仕様を表示手段
(4)に出力する。このとき、入力手段(1)を使用し
て、内部設計仕様を変更することも可能である。
【0026】第4ステップ(11)では、設計図面知識
(7)を使って、第2ステップ(9)と同様の方法で、
前記内部設計仕様からFRP材料(面状部材)の設計パ
ラメータを含む設計図面を自動的に決定する。すなわ
ち、まず処理手段(3)は、内部設計仕様の各項目に相
関の強い設計図面の項目を設計図面知識(7)から検索
し、相関の強い設計図面の項目が少ないものから処理を
おこなう。処理する内部設計仕様の項目に対して相関の
強い設計図面の項目が複数ある場合は、より相関の強い
設計図面の項目から処理する。処理する設計図面の項目
が決定すると、処理手段(3)は、その設計図面の項目
を決定するのに必要な情報を、設計図面知識(7)から
検索し、その情報を使って設計図面の項目を決定する。
【0027】このような方法で、処理手段(3)は、順
次設計図面の項目を決定していく。決定すべき設計図面
の内容は、例えば、FRP材料の種類、FRPシートの
裁断形状などのFRPシートの設計パラメータやシャフ
トの肉厚、シャフト形状(軸芯の番号)、FRPシート
の巻き付け順序といったパイプの構成方法等である。例
えば、重量に対してシャフトの肉厚が相関が強く、処理
手段(3)がシャフトの肉厚の決定から処理を開始した
とすると、処理手段(3)はシャフトの肉厚を決定する
ための情報を設計図面知識(7)から検索する。シャフ
トの肉厚を決定する情報として、シャフトの肉厚の計算
式が検索されると、処理手段(3)はその計算式を実行
して、シャフトの肉厚を決定する。本実施例では、処理
手段(3)は、重量、先端の外径、根元の外径、シャフ
トの全長をこの計算式に代入して、シャフトの肉厚を決
定した。その他の設計図面の項目も、同様の方法で決定
する。
【0028】設計図面知識においても、過去に特定の内
部設計仕様を満たした面状部材の設計パラメータや面状
部材の構成方法の例のデータベースを保有している場合
には、単に、与えられた内部設計仕様に近似した内部設
計仕様を満たした過去の設計ぱらめーた等の例を検索表
示するものであってもよい。オペレータは、過去の近似
例のパラメータを適宜に変更することにより目的とする
内部設計仕様を満たす設計パラメータ等を見出すことが
できる。このとき、近似例におけるどのパラメータを変
更すれば与えられた内部設計仕様に近づけることができ
るかを、上記のような相関関係に基づいて表示したり参
考値を表示したりしても良い。このような設計パラメー
タ等の例を多数保持しているほど与えられた内部設計仕
様に近い仕様を満たす近似例を発見しやすくなる。ま
た、近似例と上記相関関係の知識に基づいて自動的に設
計パラメータ等を決定してもよい。また、本装置の使用
により見出された設計パラメータや構成方法にもとづい
て実際に製造したシャフトの内部設計仕様にかかる特性
を測定し、その結果を上記データベースに追加すること
によって、設計図面知識の信頼性が向上してゆく。
【0029】第5ステップ(12)では、第4ステップ
(11)で決定された設計図面を表示手段(4)に出力
する。本実施例では、図3に示すような画面が表示手段
(4)に出力される。このとき、入力手段(1)を使用
して、設計図面を変更することも可能である。
【0030】第6ステップ(13)では、前記設計図面
を出力手段5に出力する。本実施態様例では、図4〜6
に示すような設計図面が出力される。
【0031】上記のようにして出力された設計図面に基
づいて、決定された軸芯に選ばれたFRPシートを決定
された順序で巻回したのちに加熱加圧することにより、
与えられた顧客情報に対し、与えられた外部仕様を満足
するゴルフシャフトが得られる。
【0032】なお、上記実施態様例では、与えられた外
部仕様からいったんパイプの内部設計仕様を見出し、こ
の内部設計仕様からパイプの設計パラメータ等を見出し
たが、与えられた外部仕様を満たすパイプの設計パラメ
ータ等を直接見出すようにしてもよい。この場合、設計
仕様知識ならびに図面仕様知識もしくは面状部材知識に
かえてパイプの外部仕様を面状部材の設計パラメータに
関連づけるパイプ設計知識を保有する必要がある。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によればパイプの
設計に関する知識や経験が十分でないオペレータでも、
より専門家に近いパイプの設計および製造が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様例の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の一実施態様例における処理手順を示す
フローチャートである。
【図3】本発明の一実施態様例において表示手段に表示
される設計図面の例。
【図4】本発明の一実施態様例における出力手段に出力
される設計図面の例。
【図5】本発明の一実施態様例における出力手段に出力
される設計図面の例。
【符号の説明】
1 入力手段 2 記憶手段 3 処理手段 4 表示手段 5 出力手段 6 設計仕様知識 7 設計図面知識

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】面状部材を巻回して形成されるパイプの設
    計支援装置であって、パイプの内部設計仕様を面状部材
    の設計パラメータに関連づける面状部材知識を記憶する
    記憶手段と、前記面状部材知識を用いて、前記内部設計
    仕様を満足しうる面状部材の設計パラメータを決定する
    面状部材設計パラメータ決定手段とを備えてなる、パイ
    プ設計支援装置。
  2. 【請求項2】面状部材を巻回して形成されるパイプの設
    計支援装置であって、パイプの外部仕様を面状部材の設
    計パラメータに関連づけるパイプ設計知識を記憶する記
    憶手段と、前記パイプ設計知識を用いて、与えられた外
    部仕様を満足しうるパイプの面状部材の設計パラメータ
    を決定する面状部材設計パラメータ決定手段とを備えて
    なる、パイプ設計支援装置。
  3. 【請求項3】前記パイプ設計知識は、少なくとも1種の
    外部仕様を満足する面状部材の例についてのデータベー
    スを含むものである請求項2に記載のパイプ設計支援装
    置。
  4. 【請求項4】面状部材を巻回して形成されるパイプの設
    計支援装置であって、パイプの外部仕様をパイプの内部
    設計仕様に関連づける設計仕様知識および前記内部設計
    仕様を面状部材の設計パラメータに関連づける面状部材
    知識を記憶する記憶手段と、前記設計仕様知識を用い
    て、与えられた外部仕様を満足しうるパイプの内部設計
    仕様を決定する内部設計仕様決定手段と、前記面状部材
    知識を用いて、前記内部設計仕様を満足しうる面状部材
    の設計パラメータを決定する面状部材設計パラメータ決
    定手段とを備えてなる、パイプ設計支援装置。
  5. 【請求項5】前記設計仕様知識は、パイプを使用する顧
    客の顧客情報をパイプの内部設計仕様に関連づけるもの
    である、請求項4に記載のパイプの設計支援装置。
  6. 【請求項6】内部設計仕様を面状部材の構成方法に関連
    づけるパイプ構成知識を備えてなる、請求項1、4また
    は5に記載のパイプの設計支援装置。
  7. 【請求項7】前記面状部材知識は、少なくとも1種の内
    部設計仕様を満足する面状部材の例についてのデータベ
    ースを含むものである請求項1、4、5または6に記載
    のパイプ設計支援装置。
  8. 【請求項8】前記設計仕様知識は、少なくとも1種の外
    部仕様を満足する内部設計仕様の例についてのデータベ
    ースを含むものである請求項4〜7のいずれかに記載の
    パイプ設計支援装置。
  9. 【請求項9】面状部材を巻回して形成されるべきパイプ
    の外部仕様をパイプの内部設計仕様に関連づけた設計仕
    様知識に基づいて、与えられた外部仕様を満足しうるパ
    イプの内部設計仕様を決定し、パイプの内部設計仕様を
    面状部材の設計パラメータに関連づけた面状部材知識に
    基づいて、前記決定されたパイプの内部設計仕様を満足
    しうる面状部材の設計パラメータを決定する、パイプ設
    計方法。
  10. 【請求項10】面状部材を巻回して形成されるべきパイ
    プの外部仕様をパイプの内部設計仕様に関連づけた設計
    仕様知識に基づいて、与えられた外部仕様を満足しうる
    パイプの内部設計仕様を決定し、パイプの内部設計仕様
    を面状部材の設計パラメータに関連づけた面状部材知識
    に基づいて、前記決定されたパイプの内部設計仕様を満
    足しうる面状部材の設計パラメータを決定し、前記決定
    された面状部材の設計パラメータに基づいてパイプを製
    造する、パイプ製造方法。
JP7315335A 1995-12-04 1995-12-04 パイプ設計支援装置、パイプ設計方法およびパイプ製造方法 Pending JPH09160940A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002018941A (ja) * 2000-07-04 2002-01-22 Mizuno Corp 繊維強化プラスチック製パイプの設計支援方法

Cited By (2)

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