JPH09159787A - ボルト孔清掃装置 - Google Patents
ボルト孔清掃装置Info
- Publication number
- JPH09159787A JPH09159787A JP7319169A JP31916995A JPH09159787A JP H09159787 A JPH09159787 A JP H09159787A JP 7319169 A JP7319169 A JP 7319169A JP 31916995 A JP31916995 A JP 31916995A JP H09159787 A JPH09159787 A JP H09159787A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt hole
- ball screw
- cleaning
- upper lid
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は重量の大きいボルト孔清掃手
段の移動、位置決めを容易にしてボルト孔の清掃作業を
迅速に行える新規なボルト孔清掃装置を提供する。 【解決手段】 上記課題を解決するために本発明は、原
子炉圧力容器の上蓋2のフランジ2aに沿って形成され
たボルト孔4を清掃する装置において、上記上蓋2を吊
り下げる架台5に、この上蓋2の中心部を軸としてその
周方向に旋回する旋回アーム6を取り付けると共に、こ
の旋回アーム6のボルト孔4上部に、上記ボルト孔4の
内面を清掃する清掃手段7を昇降自在に取り付ける。
段の移動、位置決めを容易にしてボルト孔の清掃作業を
迅速に行える新規なボルト孔清掃装置を提供する。 【解決手段】 上記課題を解決するために本発明は、原
子炉圧力容器の上蓋2のフランジ2aに沿って形成され
たボルト孔4を清掃する装置において、上記上蓋2を吊
り下げる架台5に、この上蓋2の中心部を軸としてその
周方向に旋回する旋回アーム6を取り付けると共に、こ
の旋回アーム6のボルト孔4上部に、上記ボルト孔4の
内面を清掃する清掃手段7を昇降自在に取り付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原子力発電設備の主
要部を構成する原子炉圧力容器に係り、特にこの原子炉
圧力容器の上蓋に形成されたボルト孔を清掃するための
装置に関するものである。
要部を構成する原子炉圧力容器に係り、特にこの原子炉
圧力容器の上蓋に形成されたボルト孔を清掃するための
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原子力発電設備の主要部を構成する従来
の原子炉圧力容器は、図6に示すように円筒形状をした
胴部1の胴フランジ1aに半球面状に形成された上蓋2
が着脱自在に装着されるようになっている。
の原子炉圧力容器は、図6に示すように円筒形状をした
胴部1の胴フランジ1aに半球面状に形成された上蓋2
が着脱自在に装着されるようになっている。
【0003】すなわち、この胴部1の胴フランジ1aに
はその周方向に沿って多数のスタッドボルト3が植設さ
れていると共に、この胴フランジ1aと当接する上蓋2
のフランジ2a側には、これら各スタッドボルト3の位
置及び数と対応するように多数のボルト孔4がその周方
向に沿って形成されており、図示しない天井クレーンな
どによってこの上蓋2を昇降させると共に、このスタッ
ドボルト3にそれぞれナット部材5を螺合することで、
この上蓋2を図示するように垂直上下方向に脱着できる
ようになっている。
はその周方向に沿って多数のスタッドボルト3が植設さ
れていると共に、この胴フランジ1aと当接する上蓋2
のフランジ2a側には、これら各スタッドボルト3の位
置及び数と対応するように多数のボルト孔4がその周方
向に沿って形成されており、図示しない天井クレーンな
どによってこの上蓋2を昇降させると共に、このスタッ
ドボルト3にそれぞれナット部材5を螺合することで、
この上蓋2を図示するように垂直上下方向に脱着できる
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この上蓋2
は、例えば、年に1〜2回程度行われる定期検査や修理
等の際に取り外され、作業終了後に再び胴フランジ1a
に取り付けられることになるが、長期間使用した圧力容
器の場合には、その上蓋2のボルト孔4内面に多量の鉄
錆が発生している場合があり、これが取付の際に、スタ
ッドボルト3の保護キャップ3a等と擦れて剥げ落とさ
れ、胴フランジ1a上に落下してこれに設けられている
フランジシール面1b及び金属Oリングを傷つけてしま
い、シール機能を損なってしまう虞がある。そのため、
この上蓋をボルト孔4に取り付ける前に、図示しないボ
ルト孔清掃装置等によってボルト孔4内面に付着した鉄
錆や付着したゴミを一ヶ所づつ除去するようになってい
たが、ボルト孔清掃装置はその重量が約300kg以上
あることから、この移動は原子炉建屋に設けられた天井
クレーンなどを使用する必要があった。しかしながら、
この天井クレーンではその位置決めが難しく迅速な作業
が行えない上に、使用できる時間が限られてしまうとい
った欠点があった。しかも、このボルト孔4は、上蓋2
のフランジ2aに例えば80数箇所も形成されているこ
とから、その移動、位置決め作業には多大な労力と時間
を要するといった不都合があった。
は、例えば、年に1〜2回程度行われる定期検査や修理
等の際に取り外され、作業終了後に再び胴フランジ1a
に取り付けられることになるが、長期間使用した圧力容
器の場合には、その上蓋2のボルト孔4内面に多量の鉄
錆が発生している場合があり、これが取付の際に、スタ
ッドボルト3の保護キャップ3a等と擦れて剥げ落とさ
れ、胴フランジ1a上に落下してこれに設けられている
フランジシール面1b及び金属Oリングを傷つけてしま
い、シール機能を損なってしまう虞がある。そのため、
この上蓋をボルト孔4に取り付ける前に、図示しないボ
ルト孔清掃装置等によってボルト孔4内面に付着した鉄
錆や付着したゴミを一ヶ所づつ除去するようになってい
たが、ボルト孔清掃装置はその重量が約300kg以上
あることから、この移動は原子炉建屋に設けられた天井
クレーンなどを使用する必要があった。しかしながら、
この天井クレーンではその位置決めが難しく迅速な作業
が行えない上に、使用できる時間が限られてしまうとい
った欠点があった。しかも、このボルト孔4は、上蓋2
のフランジ2aに例えば80数箇所も形成されているこ
とから、その移動、位置決め作業には多大な労力と時間
を要するといった不都合があった。
【0005】そこで、本発明はこのような課題を有効に
解決するために案出されたものであり、その主な目的は
重量の大きいボルト孔清掃手段の移動、位置決めを容易
にしてボルト孔の清掃作業を迅速に行える新規なボルト
孔清掃装置を提供するものである。
解決するために案出されたものであり、その主な目的は
重量の大きいボルト孔清掃手段の移動、位置決めを容易
にしてボルト孔の清掃作業を迅速に行える新規なボルト
孔清掃装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は原子炉圧力容器の上蓋のフランジに沿って形
成されたボルト孔を清掃する装置において、上記上蓋を
吊り下げる架台に、この上蓋の中心部を軸としてその周
方向に旋回する旋回アームを取り付けると共に、この旋
回アームのボルト孔上部に、上記ボルト孔の内面を清掃
する清掃手段を昇降自在に取り付けてなるものである。
に本発明は原子炉圧力容器の上蓋のフランジに沿って形
成されたボルト孔を清掃する装置において、上記上蓋を
吊り下げる架台に、この上蓋の中心部を軸としてその周
方向に旋回する旋回アームを取り付けると共に、この旋
回アームのボルト孔上部に、上記ボルト孔の内面を清掃
する清掃手段を昇降自在に取り付けてなるものである。
【0007】すなわち、上述したように従来では上蓋の
フランジに形成されているボルト孔の清掃を行う清掃装
置をクレーンなどによって吊り下げながら移動させてい
たため、清掃装置の移動や位置決めが困難で作業性が悪
かったが、本発明は上述したように、上蓋を吊り下げる
架台に設けた旋回アームによって重量の重い清掃手段を
支持すると共に、この旋回アームを旋回させるだけで、
清掃手段をボルト孔に沿って移動することが可能となる
ため、清掃手段の移動及び位置決めが極めて容易に出来
る。
フランジに形成されているボルト孔の清掃を行う清掃装
置をクレーンなどによって吊り下げながら移動させてい
たため、清掃装置の移動や位置決めが困難で作業性が悪
かったが、本発明は上述したように、上蓋を吊り下げる
架台に設けた旋回アームによって重量の重い清掃手段を
支持すると共に、この旋回アームを旋回させるだけで、
清掃手段をボルト孔に沿って移動することが可能となる
ため、清掃手段の移動及び位置決めが極めて容易に出来
る。
【0008】また、この清掃手段は、上記旋回アームに
昇降自在に取り付けられたケーシングと、このケーシン
グ下端部より突出すると共にこのケーシングを任意のボ
ルト孔の両側のボルト孔に嵌合するガイドピンと、下端
部に上記ボルト孔を清掃するワイヤブラシを備えたボー
ルスクリューと、このボールスクリューと螺合してこれ
をケーシング内に垂直に支持するボールスクリュー軸受
と、上記ボールスクリューに取り付けられ、このボール
スクリューを回転させながら昇降するモータとを備えた
ものである。従って、先ず、このガイドピンを任意のボ
ルト孔の両側のボルト孔に嵌合することで、本手段の外
殻を構成するケーシングの位置決めを行うことができる
と同時に、ボールスクリューをモータで回転すること
で、このボールスクリューがボールスクリュー軸受を支
持点としてそのボルト孔内に回転しながら降下し、これ
によってボールスクリューの下端部に備えられたワイヤ
ブラシがボルト孔内面のゴミや鉄錆を除去することにな
る。
昇降自在に取り付けられたケーシングと、このケーシン
グ下端部より突出すると共にこのケーシングを任意のボ
ルト孔の両側のボルト孔に嵌合するガイドピンと、下端
部に上記ボルト孔を清掃するワイヤブラシを備えたボー
ルスクリューと、このボールスクリューと螺合してこれ
をケーシング内に垂直に支持するボールスクリュー軸受
と、上記ボールスクリューに取り付けられ、このボール
スクリューを回転させながら昇降するモータとを備えた
ものである。従って、先ず、このガイドピンを任意のボ
ルト孔の両側のボルト孔に嵌合することで、本手段の外
殻を構成するケーシングの位置決めを行うことができる
と同時に、ボールスクリューをモータで回転すること
で、このボールスクリューがボールスクリュー軸受を支
持点としてそのボルト孔内に回転しながら降下し、これ
によってボールスクリューの下端部に備えられたワイヤ
ブラシがボルト孔内面のゴミや鉄錆を除去することにな
る。
【0009】さらに、このボールスクリューの軸心部に
通風孔を形成して、この通風孔をその下端部に設けられ
たワイヤブラシと連通させると共に、その通風孔の上端
部に吸引手段を接続することで、ワイヤブラシで削り取
られたボルト孔内面のゴミや鉄錆がワイヤブラシから連
通孔を通過して吸引手段側に吸い込まれるため、ボルト
孔の下部に落下したり、飛散したりすることが無くな
る。
通風孔を形成して、この通風孔をその下端部に設けられ
たワイヤブラシと連通させると共に、その通風孔の上端
部に吸引手段を接続することで、ワイヤブラシで削り取
られたボルト孔内面のゴミや鉄錆がワイヤブラシから連
通孔を通過して吸引手段側に吸い込まれるため、ボルト
孔の下部に落下したり、飛散したりすることが無くな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明を実施する好適一形
態を説明する。
態を説明する。
【0011】図1は本発明に係るボルト孔清掃装置の実
施の一形態を示す側面図、図2はその平面図であり、図
中1は原子炉圧力容器の胴部、1aは胴部1の上端部に
形成された胴部フランジ、2はこの胴部1の上部に装着
される上蓋、2aはこの上蓋に形成された上蓋フラン
ジ、3は胴部フランジ1aに沿って立設されたスタッド
ボルト、4はこのスタッドボルト3を挿通すべく上蓋フ
ランジ2aに形成されたボルト孔である。
施の一形態を示す側面図、図2はその平面図であり、図
中1は原子炉圧力容器の胴部、1aは胴部1の上端部に
形成された胴部フランジ、2はこの胴部1の上部に装着
される上蓋、2aはこの上蓋に形成された上蓋フラン
ジ、3は胴部フランジ1aに沿って立設されたスタッド
ボルト、4はこのスタッドボルト3を挿通すべく上蓋フ
ランジ2aに形成されたボルト孔である。
【0012】図示するように、このボルト孔清掃装置は
上蓋2側に装着されるようになっており、この上蓋2を
吊り下げる架台5と、この架台5に設けられた旋回アー
ム6と、この旋回アーム6の先端に吊り下げられたボル
ト孔清掃手段7とから主に構成されている。
上蓋2側に装着されるようになっており、この上蓋2を
吊り下げる架台5と、この架台5に設けられた旋回アー
ム6と、この旋回アーム6の先端に吊り下げられたボル
ト孔清掃手段7とから主に構成されている。
【0013】この架台5は、上蓋2の中心部上方に位置
する支持部5bに、この支持部5bを中心として四方に
延びた4本のアーム部5a、5a、5a、5aを備えた
ものであり、これら4本のアーム部5a、5a、5a、
5aの先端に上蓋2側に固定された4つの吊り耳8,
8,8,8をそれぞれ係合させると共に、上記支持部5
bを上蓋2の上方に設けられた図示しない天井クレーン
によって支持することで上蓋2を安定した状態で昇降す
るようになっている。一方、この架台5に設けられる旋
回アーム6は架台5の軸部5aと同軸上に設けられた筒
体6aと、この筒体6aより水平方向に延出した水平ア
ーム部6bとから構成されており、この水平アーム部6
bが筒体6aを軸として上蓋2上部をその周方向に旋回
するようになっている。
する支持部5bに、この支持部5bを中心として四方に
延びた4本のアーム部5a、5a、5a、5aを備えた
ものであり、これら4本のアーム部5a、5a、5a、
5aの先端に上蓋2側に固定された4つの吊り耳8,
8,8,8をそれぞれ係合させると共に、上記支持部5
bを上蓋2の上方に設けられた図示しない天井クレーン
によって支持することで上蓋2を安定した状態で昇降す
るようになっている。一方、この架台5に設けられる旋
回アーム6は架台5の軸部5aと同軸上に設けられた筒
体6aと、この筒体6aより水平方向に延出した水平ア
ーム部6bとから構成されており、この水平アーム部6
bが筒体6aを軸として上蓋2上部をその周方向に旋回
するようになっている。
【0014】また、このボルト孔清掃手段7は、図3
(A),(B)及び図4に示すような構成をしている。
図示するように、このボルト孔清掃手段7は、その外殻
を形成する略矩体形状をしたケーシング10内の略中央
部に、下端部にワイヤブラシ11が固定されたボールス
クリュー12がボールスクリュー軸受13によって垂直
に軸支されていると共に、このボールスクリュー12の
上端部にはこのボールスクリュー12を回転するための
モータ14が平面T字形のモータ取付板15と共に一体
的に取り付けられている。すなわち、図4(A)に示す
ようにこのモータ14とボールスクリュー12とはそれ
ぞれに設けられたタイミングプーリー16,16とこれ
らタイミングプーリー16,16間に架け渡されたタイ
ミングベルト17とによって連結されており、このモー
タ14がタイミングプーリー16,16及びタイミング
ベルト17を介してボールスクリュー12を回転させる
ようになっている。また、図3(A)に示すように、こ
のボールスクリュー12の両側にはロッド状のガイドバ
ー19,19が、ケーシング10側に固定されたブラケ
ット18によってこのボールスクリュー12と平行に設
けられており、これらのガイドバー19,19に上記モ
ータ取付板15の両端に取り付けられた軸受15a、1
5aがベアリング20を介して係合されている。そし
て、このボールスクリュー12をケーシング10に支持
するためのボールスクリュー軸受13は、図4(B)に
示すようにボール軸受構造となっており、上述したよう
にモータ14によってボールスクリュー12を回転させ
ると、その回転に伴ってボールスクリュー12と共にモ
ータ取付板15及びモータ14がケーシング10内を垂
直に昇降動するようになっている。
(A),(B)及び図4に示すような構成をしている。
図示するように、このボルト孔清掃手段7は、その外殻
を形成する略矩体形状をしたケーシング10内の略中央
部に、下端部にワイヤブラシ11が固定されたボールス
クリュー12がボールスクリュー軸受13によって垂直
に軸支されていると共に、このボールスクリュー12の
上端部にはこのボールスクリュー12を回転するための
モータ14が平面T字形のモータ取付板15と共に一体
的に取り付けられている。すなわち、図4(A)に示す
ようにこのモータ14とボールスクリュー12とはそれ
ぞれに設けられたタイミングプーリー16,16とこれ
らタイミングプーリー16,16間に架け渡されたタイ
ミングベルト17とによって連結されており、このモー
タ14がタイミングプーリー16,16及びタイミング
ベルト17を介してボールスクリュー12を回転させる
ようになっている。また、図3(A)に示すように、こ
のボールスクリュー12の両側にはロッド状のガイドバ
ー19,19が、ケーシング10側に固定されたブラケ
ット18によってこのボールスクリュー12と平行に設
けられており、これらのガイドバー19,19に上記モ
ータ取付板15の両端に取り付けられた軸受15a、1
5aがベアリング20を介して係合されている。そし
て、このボールスクリュー12をケーシング10に支持
するためのボールスクリュー軸受13は、図4(B)に
示すようにボール軸受構造となっており、上述したよう
にモータ14によってボールスクリュー12を回転させ
ると、その回転に伴ってボールスクリュー12と共にモ
ータ取付板15及びモータ14がケーシング10内を垂
直に昇降動するようになっている。
【0015】また、同図に示すように、このケーシング
10の下面には、ワイヤブラシ11を収容するダストカ
バー21を挟んで一対のガイドピン22,22がこれよ
り下方に突出するように設けられており、上蓋フランジ
2aに形成された清掃対象となるボルト孔4aの両側に
位置するボルト孔4b,4b内にそれぞれ嵌合されるこ
とで、この清掃対象となるボルト孔4aの直上にワイヤ
ブラシ11が位置するようにケーシング10を位置決め
するようになっている。尚、図中23は伸縮自在な蛇腹
であり、ボールスクリュー軸受13と、ワイヤブラシ1
1側に設けられたベアリング24との間に位置するボー
ルスクリューの汚れを防止するようになっている。ま
た、図中25は操作箱であり、この清掃手段7の運転停
止を行うための操作スイッチ類等が設けられている。
10の下面には、ワイヤブラシ11を収容するダストカ
バー21を挟んで一対のガイドピン22,22がこれよ
り下方に突出するように設けられており、上蓋フランジ
2aに形成された清掃対象となるボルト孔4aの両側に
位置するボルト孔4b,4b内にそれぞれ嵌合されるこ
とで、この清掃対象となるボルト孔4aの直上にワイヤ
ブラシ11が位置するようにケーシング10を位置決め
するようになっている。尚、図中23は伸縮自在な蛇腹
であり、ボールスクリュー軸受13と、ワイヤブラシ1
1側に設けられたベアリング24との間に位置するボー
ルスクリューの汚れを防止するようになっている。ま
た、図中25は操作箱であり、この清掃手段7の運転停
止を行うための操作スイッチ類等が設けられている。
【0016】次に、本発明装置を用いたボルト孔清掃方
法の実施の一形態を説明する。
法の実施の一形態を説明する。
【0017】先ず、図1に示すように上蓋2に本発明装
置を設置し、この上蓋2を天井クレーンなどによって同
図に示すような状態に保持したならば、旋回アーム6の
先端に設けられた牽引ロープ6cを引っ張って図2に示
すように、この旋回アーム6を上蓋2の周方向に旋回さ
せながら、その先端に吊り下げられているボルト孔清掃
手段7を清掃対象となる任意のボルト孔4上に位置させ
た後、ボルト孔清掃手段7を昇降手段8によってこのボ
ルト孔4に降下させる。そして、図1に示すように、こ
のボルト孔清掃手段7のケーシング10の下端部に設け
られたガイドピン22,22が清掃対象となるボルト孔
4aの両側のボルト孔4b,4bにそれぞれ嵌合するこ
とで、ワイヤブラシ11が収容されたダストカバー21
がこのボルト孔4aの直上に位置することになる。尚、
この時のガイドピン22,22の嵌合の際の位置決めは
上蓋2のフランジ2a上にいる作業員によって行うこと
になるが、その位置決めはこのケーシング10に設けら
れたハンドル28,28等を持ってこのケーシング10
を僅かに前後左右に振る程度の微調整であることから、
その作業は極めて容易に行うことができる。しかも、図
示するように、このガイドピン22,22の嵌合先端部
は丸く加工されていることから、その嵌合も容易に行わ
れる。
置を設置し、この上蓋2を天井クレーンなどによって同
図に示すような状態に保持したならば、旋回アーム6の
先端に設けられた牽引ロープ6cを引っ張って図2に示
すように、この旋回アーム6を上蓋2の周方向に旋回さ
せながら、その先端に吊り下げられているボルト孔清掃
手段7を清掃対象となる任意のボルト孔4上に位置させ
た後、ボルト孔清掃手段7を昇降手段8によってこのボ
ルト孔4に降下させる。そして、図1に示すように、こ
のボルト孔清掃手段7のケーシング10の下端部に設け
られたガイドピン22,22が清掃対象となるボルト孔
4aの両側のボルト孔4b,4bにそれぞれ嵌合するこ
とで、ワイヤブラシ11が収容されたダストカバー21
がこのボルト孔4aの直上に位置することになる。尚、
この時のガイドピン22,22の嵌合の際の位置決めは
上蓋2のフランジ2a上にいる作業員によって行うこと
になるが、その位置決めはこのケーシング10に設けら
れたハンドル28,28等を持ってこのケーシング10
を僅かに前後左右に振る程度の微調整であることから、
その作業は極めて容易に行うことができる。しかも、図
示するように、このガイドピン22,22の嵌合先端部
は丸く加工されていることから、その嵌合も容易に行わ
れる。
【0018】次に、この清掃手段7を図3に示すような
状態に設置したならば、このボールスクリュー12の上
端部に設けられたモータ14を駆動してこのボールスク
リュー12を回転させると、このボールスクリュー12
が回転しながら、ボールスクリュー軸受13を支持点と
して垂直に降下し始める。すると、図5に示すように、
これに伴ってこのボールスクリュー12の下端部に取り
付けられたワイヤブラシ11が回転しながら清掃対象と
なるボルト孔4a内に挿入され、その内面に付着してい
るゴミや鉄錆等がこのワイヤブラシ11によって削り落
とされてその内面の清掃が行われることになる。この
時、ボールスクリュー12の上端部のモータ取付板15
はガイドバー19,19に係合されていることから、こ
のモータ取付板15は勿論これに取り付けられているモ
ータ14がボールスクリュー12と共に回転しながら降
下してしまうようなことはない。また、これによって削
り落とされたゴミや鉄錆はそのまま落下してしまうた
め、予めこのボルト孔4aの下部に図示しない受け皿な
どを設置しておくことは勿論である。また、同図(A)
に示すように、このボールスクリュー12の軸心部に連
通孔26を形成して、このボールスクリュー12をパイ
プ状とすると共に、この連通孔23の下端開口部とワイ
ヤブラシ11を連通させ、さらにこの連通孔26の上端
開口部側に吸引ポンプなどの吸引手段27を接続し、こ
のワイヤブラシ11で削り落とされたボルト孔4aのゴ
ミや鉄錆等をそのままワイヤブラシ11から連通孔26
を通過して吸引手段27側に吸い込み、回収するように
構成しても良い。
状態に設置したならば、このボールスクリュー12の上
端部に設けられたモータ14を駆動してこのボールスク
リュー12を回転させると、このボールスクリュー12
が回転しながら、ボールスクリュー軸受13を支持点と
して垂直に降下し始める。すると、図5に示すように、
これに伴ってこのボールスクリュー12の下端部に取り
付けられたワイヤブラシ11が回転しながら清掃対象と
なるボルト孔4a内に挿入され、その内面に付着してい
るゴミや鉄錆等がこのワイヤブラシ11によって削り落
とされてその内面の清掃が行われることになる。この
時、ボールスクリュー12の上端部のモータ取付板15
はガイドバー19,19に係合されていることから、こ
のモータ取付板15は勿論これに取り付けられているモ
ータ14がボールスクリュー12と共に回転しながら降
下してしまうようなことはない。また、これによって削
り落とされたゴミや鉄錆はそのまま落下してしまうた
め、予めこのボルト孔4aの下部に図示しない受け皿な
どを設置しておくことは勿論である。また、同図(A)
に示すように、このボールスクリュー12の軸心部に連
通孔26を形成して、このボールスクリュー12をパイ
プ状とすると共に、この連通孔23の下端開口部とワイ
ヤブラシ11を連通させ、さらにこの連通孔26の上端
開口部側に吸引ポンプなどの吸引手段27を接続し、こ
のワイヤブラシ11で削り落とされたボルト孔4aのゴ
ミや鉄錆等をそのままワイヤブラシ11から連通孔26
を通過して吸引手段27側に吸い込み、回収するように
構成しても良い。
【0019】次に、このようにして清掃対象となるボル
ト孔4aの清掃が終了したならば、モータ14の回転を
反転させて、ボールスクリュー12を上昇させ、図3に
示すようにワイヤブラシ11がダストカバー21内に収
容されたなら、図1に示すように、昇降手段8によって
この清掃手段7を上昇させると共に、再びこの旋回アー
ム6を旋回させて、次のボルト孔4、すなわち図3に示
すように先ほどまでガイドピン22,22が嵌合されて
いたいずれかのボルト孔4b上にワイヤブラシ11を位
置させたなら、再度昇降手段8によってこの清掃手段7
を降下させて次の清掃対象となるボルト孔4に設置する
ことになる。
ト孔4aの清掃が終了したならば、モータ14の回転を
反転させて、ボールスクリュー12を上昇させ、図3に
示すようにワイヤブラシ11がダストカバー21内に収
容されたなら、図1に示すように、昇降手段8によって
この清掃手段7を上昇させると共に、再びこの旋回アー
ム6を旋回させて、次のボルト孔4、すなわち図3に示
すように先ほどまでガイドピン22,22が嵌合されて
いたいずれかのボルト孔4b上にワイヤブラシ11を位
置させたなら、再度昇降手段8によってこの清掃手段7
を降下させて次の清掃対象となるボルト孔4に設置する
ことになる。
【0020】このように、本発明は上蓋を吊り下げる架
台に、上蓋の中心を回転軸として旋回する旋回アームを
設けると共に、この旋回アームの先端にボルト孔を清掃
するための清掃手段を昇降自在に取り付けたため、重量
の大きいボルト孔清掃手段の移動、位置決め作業が極め
て容易にできる。
台に、上蓋の中心を回転軸として旋回する旋回アームを
設けると共に、この旋回アームの先端にボルト孔を清掃
するための清掃手段を昇降自在に取り付けたため、重量
の大きいボルト孔清掃手段の移動、位置決め作業が極め
て容易にできる。
【0021】尚、本実施の形態では昇降手段8としてチ
ェーンブロックを用い、人力によってボルト孔清掃手段
7を昇降させるようにしたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば、これに代えて昇降モータを用
い、電動により昇降させるようにしても良い。また、こ
の旋回アーム6は水平アーム部6bの先端に接続された
ワイヤー6cを作業員が引っ張ることで旋回させるよう
になっているが、この上蓋フランジ2aに形成されたボ
ルト孔4はその径及びその設置間隔は均一で旋回アーム
6の旋回角度も一定となっているため、旋回アーム6の
軸心部等に旋回アーム6の回転角を検出するエンコーダ
やステッピングモータを備え、任意の角度、すなわち、
ボルト孔4の設置されている位置にこの清掃手段7が自
動的に位置するように構成しても良い。
ェーンブロックを用い、人力によってボルト孔清掃手段
7を昇降させるようにしたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば、これに代えて昇降モータを用
い、電動により昇降させるようにしても良い。また、こ
の旋回アーム6は水平アーム部6bの先端に接続された
ワイヤー6cを作業員が引っ張ることで旋回させるよう
になっているが、この上蓋フランジ2aに形成されたボ
ルト孔4はその径及びその設置間隔は均一で旋回アーム
6の旋回角度も一定となっているため、旋回アーム6の
軸心部等に旋回アーム6の回転角を検出するエンコーダ
やステッピングモータを備え、任意の角度、すなわち、
ボルト孔4の設置されている位置にこの清掃手段7が自
動的に位置するように構成しても良い。
【0022】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、従来では
多大な労力と時間を要していた重量の大きいボルト孔清
掃手段の移動、位置決め作業が極めて容易にできるた
め、ボルト孔の清掃作業の要する労力が大幅に軽減され
ると同時に、ボルト孔の清掃作業時間を大幅に短縮する
ことが出来る。
多大な労力と時間を要していた重量の大きいボルト孔清
掃手段の移動、位置決め作業が極めて容易にできるた
め、ボルト孔の清掃作業の要する労力が大幅に軽減され
ると同時に、ボルト孔の清掃作業時間を大幅に短縮する
ことが出来る。
【図1】本発明の実施の一形態を示す側面図である。
【図2】本発明の実施の一形態を示す平面図である。
【図3】(A)は本発明装置のボルト孔清掃手段の実施
の一形態を示す正面断面図である。(B)は図3(A)
中Y−Y断面図である。
の一形態を示す正面断面図である。(B)は図3(A)
中Y−Y断面図である。
【図4】(A)は図3(A)中X−X断面図である。
(B)は図3(A)中A部拡大図である。
(B)は図3(A)中A部拡大図である。
【図5】(A)は本発明装置による清掃状態を示す側面
断面図である。(B)は本発明装置による清掃状態を示
す正面断面図である。
断面図である。(B)は本発明装置による清掃状態を示
す正面断面図である。
【図6】従来の上蓋の取付状態を示す部分図である。
1 胴部 1a 胴部フランジ 2 上蓋 2a 上蓋フランジ 3 スタッドボルト 4 ボルト孔 5 架台 6 旋回アーム 7 清掃手段 8 昇降手段 10 ケーシング 11 ワイヤブラシ 12 ボールスクリュー 13 ボールスクリュー軸受 14 モータ 22 ガイドピン 26 連通孔 27 吸引手段
Claims (3)
- 【請求項1】 原子炉圧力容器の上蓋のフランジに沿っ
て形成されたボルト孔を清掃する装置において、上記上
蓋を吊り下げる架台に、この上蓋の中心部を軸としてそ
の周方向に旋回する旋回アームを取り付けると共に、こ
の旋回アームのボルト孔上部に、上記ボルト孔の内面を
清掃する清掃手段を昇降自在に取り付けてなることを特
徴とするボルト孔清掃装置。 - 【請求項2】 上記清掃手段は、上記旋回アームに昇降
自在に取り付けられたケーシングと、このケーシング下
端部より突出すると共にこのケーシングを任意のボルト
孔の両側のボルト孔に嵌合するガイドピンと、下端部に
上記ボルト孔を清掃するワイヤブラシを備えたボールス
クリューと、このボールスクリューと螺合してこれをケ
ーシング内に垂直に支持するボールスクリュー軸受と、
上記ボールスクリューに取り付けられ、このボールスク
リューを回転させながら昇降するモータとを備えたこと
を特徴とする請求項1記載のボルト孔清掃装置。 - 【請求項3】 上記ボールスクリューの軸心部に通風孔
を形成して、この通風孔をその下端部に設けられたワイ
ヤブラシと連通させると共に、その通風孔の上端部に吸
引手段を接続してなることを特徴とする請求項2記載の
ボルト孔清掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7319169A JPH09159787A (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | ボルト孔清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7319169A JPH09159787A (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | ボルト孔清掃装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09159787A true JPH09159787A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18107206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7319169A Pending JPH09159787A (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | ボルト孔清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09159787A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100804318B1 (ko) * | 2006-04-26 | 2008-02-15 | 한전케이피에스 주식회사 | 스터드 홀 자동화 크리닝, 검사 및 이력 관리 시스템 |
JP2009031215A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Korea Plant Service & Engineering Co Ltd | スタッドボルト穴の洗浄、検査及び損傷履歴管理システム |
WO2017144735A1 (es) * | 2016-02-22 | 2017-08-31 | Ingenieria Y Marketing, S.A. | Aparato para la limpieza de los alojamientos de los pernos de la tapa de la vasija del reactor de una central nuclear, y método de operación correspondiente |
-
1995
- 1995-12-07 JP JP7319169A patent/JPH09159787A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100804318B1 (ko) * | 2006-04-26 | 2008-02-15 | 한전케이피에스 주식회사 | 스터드 홀 자동화 크리닝, 검사 및 이력 관리 시스템 |
JP2009031215A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Korea Plant Service & Engineering Co Ltd | スタッドボルト穴の洗浄、検査及び損傷履歴管理システム |
WO2017144735A1 (es) * | 2016-02-22 | 2017-08-31 | Ingenieria Y Marketing, S.A. | Aparato para la limpieza de los alojamientos de los pernos de la tapa de la vasija del reactor de una central nuclear, y método de operación correspondiente |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0776797B2 (ja) | 遠隔処理装置用の遠隔操作可能な位置決め兼支持装置 | |
JPH09159787A (ja) | ボルト孔清掃装置 | |
JPH10263494A (ja) | タンク洗浄装置 | |
JP3524981B2 (ja) | ドロップハンマ | |
JPH08179082A (ja) | 貫通孔清掃装置 | |
JPH0564017B2 (ja) | ||
JP2003334475A (ja) | 垂下式塗装装置 | |
JP2001059891A (ja) | ナット清掃装置 | |
JP2681877B2 (ja) | 円筒形状を有する縦型構造物内面への耐火材吹付装置 | |
CN214724241U (zh) | 一种管片模具清理装置 | |
CN113184718A (zh) | 一种汽车部件多角度旋转支撑装置 | |
JPH02280882A (ja) | 大型ナットの清掃装置 | |
JP2001059890A (ja) | ナット清掃装置 | |
JPH07185494A (ja) | 旋回昇降型施工装置 | |
JP2564051B2 (ja) | 煙突保全用のロボット | |
JP3453059B2 (ja) | 浸漬機器のリフター装置 | |
CN220668939U (zh) | 一种监测仪器辅助装置 | |
CN218261535U (zh) | 一种中央空调吊装装置 | |
JP6781634B2 (ja) | 動翼架台 | |
JP3489168B2 (ja) | 回転治具テーブルの支持構造 | |
CN219971655U (zh) | 一种车间内吊装作业支架 | |
JP3600644B2 (ja) | 足掛金物自動切断装置 | |
JP2000053370A (ja) | 重量物の脱着用支持装置 | |
JPH09314369A (ja) | レーザ切断装置 | |
JPH0520600B2 (ja) |