JPH08179082A - 貫通孔清掃装置 - Google Patents
貫通孔清掃装置Info
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- JPH08179082A JPH08179082A JP6320243A JP32024394A JPH08179082A JP H08179082 A JPH08179082 A JP H08179082A JP 6320243 A JP6320243 A JP 6320243A JP 32024394 A JP32024394 A JP 32024394A JP H08179082 A JPH08179082 A JP H08179082A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の貫通孔を順次清掃する際の作業労力の
軽減と能率化を図る。 【構成】 等間隔で同径に穿設された複数の貫通孔6を
順次清掃する為の貫通孔清掃装置であって、清掃しよう
とする貫通孔6に隣接する貫通孔6’,6’に対し下端
部の嵌合部8,8を嵌合固定することにより位置決めさ
れて起立するガイドフレーム9に移動ベッド11を昇降
自在に設け、貫通孔6に挿入し得るブラシ13を下端部
に装着して上方に延びる回転シャフト14の上端部を移
動ベッド11により回転自在に支持せしめ、移動ベッド
11には回転シャフト14を回転駆動し得るよう電動モ
ータ12(駆動装置)を設け、更に移動ベッド11を昇
降する手段としてシーブ16、ワイヤ17、カウンター
ウエイト18を備える。
軽減と能率化を図る。 【構成】 等間隔で同径に穿設された複数の貫通孔6を
順次清掃する為の貫通孔清掃装置であって、清掃しよう
とする貫通孔6に隣接する貫通孔6’,6’に対し下端
部の嵌合部8,8を嵌合固定することにより位置決めさ
れて起立するガイドフレーム9に移動ベッド11を昇降
自在に設け、貫通孔6に挿入し得るブラシ13を下端部
に装着して上方に延びる回転シャフト14の上端部を移
動ベッド11により回転自在に支持せしめ、移動ベッド
11には回転シャフト14を回転駆動し得るよう電動モ
ータ12(駆動装置)を設け、更に移動ベッド11を昇
降する手段としてシーブ16、ワイヤ17、カウンター
ウエイト18を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉圧力容器の上蓋
等に形成された貫通孔を清掃する為の貫通孔清掃装置に
関するものである。
等に形成された貫通孔を清掃する為の貫通孔清掃装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に示す如く、原子炉圧力容器1は胴
部2に上蓋3を着脱自在に装着した構造となっており、
該上蓋3の固定手段としてスタッドボルト4が用いられ
ている。
部2に上蓋3を着脱自在に装着した構造となっており、
該上蓋3の固定手段としてスタッドボルト4が用いられ
ている。
【0003】即ち、胴部2の開口端部に形成された胴フ
ランジ2aには、スタッドボルト4を植立させる為のス
タッド穴5が形成され、上蓋3の周縁部に形成された上
蓋フランジ3aには、スタッドボルト4を挿通させる為
の貫通孔6が前記スタッド穴5と対応するよう形成され
ており、上蓋3は、胴フランジ2aに予め植え込まれた
スタッドボルト4を貫通孔6に通し、そのスタッドボル
ト4にナット7を螺着して締め付けることにより固定さ
れている。
ランジ2aには、スタッドボルト4を植立させる為のス
タッド穴5が形成され、上蓋3の周縁部に形成された上
蓋フランジ3aには、スタッドボルト4を挿通させる為
の貫通孔6が前記スタッド穴5と対応するよう形成され
ており、上蓋3は、胴フランジ2aに予め植え込まれた
スタッドボルト4を貫通孔6に通し、そのスタッドボル
ト4にナット7を螺着して締め付けることにより固定さ
れている。
【0004】前記上蓋3は定期検査或いは燃料交換時に
胴部2から取り外されるが、特に定期検査にあっては一
般に長期間を要することから、その間に前記貫通孔6内
に錆が発生したり、埃等の異物が付着してしまうことが
ある。
胴部2から取り外されるが、特に定期検査にあっては一
般に長期間を要することから、その間に前記貫通孔6内
に錆が発生したり、埃等の異物が付着してしまうことが
ある。
【0005】前述の如く貫通孔6内に生じた錆や付着し
た埃等の異物をそのままに放置しておくと、年月が経過
した後の上蓋3の移動時に錆や付着した埃等が原子炉内
に落下する虞れがある為、貫通孔6内からは錆や異物を
除去しなければならない。
た埃等の異物をそのままに放置しておくと、年月が経過
した後の上蓋3の移動時に錆や付着した埃等が原子炉内
に落下する虞れがある為、貫通孔6内からは錆や異物を
除去しなければならない。
【0006】そこで、定期検査等により上蓋3を胴部2
から取り外した際には、上蓋3を取り付ける前に、作業
員の手作業により上蓋3の貫通孔6内をブラシで清掃す
るようにしていた。
から取り外した際には、上蓋3を取り付ける前に、作業
員の手作業により上蓋3の貫通孔6内をブラシで清掃す
るようにしていた。
【0007】ところが、原子炉圧力容器1の上蓋3に形
成されている貫通孔6は、比較的サイズが大きく、しか
も上蓋3の外周部に等間隔で多数形成されていた為、前
記清掃作業には多大な労力と時間を要するという問題が
あり、手作業に換わる機械的な清掃手段によって作業労
力の軽減と能率化を図ることが望まれていた。
成されている貫通孔6は、比較的サイズが大きく、しか
も上蓋3の外周部に等間隔で多数形成されていた為、前
記清掃作業には多大な労力と時間を要するという問題が
あり、手作業に換わる機械的な清掃手段によって作業労
力の軽減と能率化を図ることが望まれていた。
【0008】この種の機械的な清掃手段としては、特願
昭56−15351号(特開昭57−128899号)
に開示されている如き清掃装置が既に提案されており、
この清掃装置では、貫通孔の長さと略等しく設定した中
空筒体の外周壁にブラシを植設しておき、この中空筒体
を貫通孔内に挿入して回転駆動することにより該貫通孔
内の全域を同時に清掃し得るようになっていた。
昭56−15351号(特開昭57−128899号)
に開示されている如き清掃装置が既に提案されており、
この清掃装置では、貫通孔の長さと略等しく設定した中
空筒体の外周壁にブラシを植設しておき、この中空筒体
を貫通孔内に挿入して回転駆動することにより該貫通孔
内の全域を同時に清掃し得るようになっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
清掃装置では、貫通孔の上部開口周囲の面を足場として
起立する本体ケーシングにより前記中空筒体を回転駆動
可能に支承するようにしていた為、本体ケーシングの起
立位置を調整して中空筒体と貫通孔とを同心状に配置さ
れるよう位置決めするのが困難で、調整作業に時間を要
するという不具合があった。
清掃装置では、貫通孔の上部開口周囲の面を足場として
起立する本体ケーシングにより前記中空筒体を回転駆動
可能に支承するようにしていた為、本体ケーシングの起
立位置を調整して中空筒体と貫通孔とを同心状に配置さ
れるよう位置決めするのが困難で、調整作業に時間を要
するという不具合があった。
【0010】また、中空筒体と貫通孔との心ずれ等によ
りブラシが片当りを起こし、ブラシの摩耗が均等に進行
しないことが多く、一部のブラシの摩耗が進行してしま
うと他の部分が使用可能な状態であっても貫通孔内全域
を良好に清掃することが不可能となり、ブラシを短い寿
命で大型の中空筒体ごと交換せざるを得なくなってブラ
シの交換コストが高くつくという不具合もあった。
りブラシが片当りを起こし、ブラシの摩耗が均等に進行
しないことが多く、一部のブラシの摩耗が進行してしま
うと他の部分が使用可能な状態であっても貫通孔内全域
を良好に清掃することが不可能となり、ブラシを短い寿
命で大型の中空筒体ごと交換せざるを得なくなってブラ
シの交換コストが高くつくという不具合もあった。
【0011】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、短時間で簡単に位置決めを行うことができ、しかも
ブラシの交換も安価に行うことができる貫通孔清掃装置
を提供することを目的としている。
で、短時間で簡単に位置決めを行うことができ、しかも
ブラシの交換も安価に行うことができる貫通孔清掃装置
を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、等間隔で同径
に穿設された複数の貫通孔を順次清掃する為の貫通孔清
掃装置であって、清掃しようとする貫通孔に隣接する貫
通孔に対し下端部に形成した嵌合部を嵌合固定すること
により位置決めされて起立するガイドフレームと、該ガ
イドフレームに昇降自在に設けられた移動ベッドと、前
記清掃しようとする貫通孔に挿入し得るブラシを下端部
に装着して上方に延び且つ前記移動ベッドにより回転自
在に支持された回転シャフトと、該回転シャフトを回転
駆動し得るよう前記移動ベッドに設けられた駆動装置
と、前記移動ベッドを昇降する手段とを備えたことを特
徴とするものである。
に穿設された複数の貫通孔を順次清掃する為の貫通孔清
掃装置であって、清掃しようとする貫通孔に隣接する貫
通孔に対し下端部に形成した嵌合部を嵌合固定すること
により位置決めされて起立するガイドフレームと、該ガ
イドフレームに昇降自在に設けられた移動ベッドと、前
記清掃しようとする貫通孔に挿入し得るブラシを下端部
に装着して上方に延び且つ前記移動ベッドにより回転自
在に支持された回転シャフトと、該回転シャフトを回転
駆動し得るよう前記移動ベッドに設けられた駆動装置
と、前記移動ベッドを昇降する手段とを備えたことを特
徴とするものである。
【0013】前記移動ベッドを昇降する手段は、ガイド
フレームに配設されたシーブと、前記移動ベッドに一端
を接続されて前記シーブに巻き掛けられたワイヤと、該
ワイヤの他端に懸吊されたカウンターウエイトとにより
構成することが可能である。
フレームに配設されたシーブと、前記移動ベッドに一端
を接続されて前記シーブに巻き掛けられたワイヤと、該
ワイヤの他端に懸吊されたカウンターウエイトとにより
構成することが可能である。
【0014】また、前記移動ベッドを昇降する手段は、
ガイドフレームの所要位置に設けられた駆動装置により
機械的に前記移動ベッドを昇降し得るよう構成された電
動式昇降機構としても良い。
ガイドフレームの所要位置に設けられた駆動装置により
機械的に前記移動ベッドを昇降し得るよう構成された電
動式昇降機構としても良い。
【0015】更に、清掃しようとする貫通孔の上部開口
を包囲し得るようガイドフレーム下部に設けられ且つ前
記回転シャフトを摺動自在に貫通せしめた中空筒体と、
該中空筒体に接続された吸引装置若しくは送風装置とを
備えることも可能である。
を包囲し得るようガイドフレーム下部に設けられ且つ前
記回転シャフトを摺動自在に貫通せしめた中空筒体と、
該中空筒体に接続された吸引装置若しくは送風装置とを
備えることも可能である。
【0016】
【作用】従って本発明では、クレーン等によりガイドフ
レームの上端部を吊り下げて所定の清掃しようとする貫
通孔の上方に移動し、その位置で下降して前記ガイドフ
レームの下端部の嵌合部を清掃しようとする貫通孔に隣
接する貫通孔に夫々嵌合固定すると、前記清掃しようと
する貫通孔に対してガイドフレームが位置決めされ、ブ
ラシと貫通孔とが同心状に配置される。
レームの上端部を吊り下げて所定の清掃しようとする貫
通孔の上方に移動し、その位置で下降して前記ガイドフ
レームの下端部の嵌合部を清掃しようとする貫通孔に隣
接する貫通孔に夫々嵌合固定すると、前記清掃しようと
する貫通孔に対してガイドフレームが位置決めされ、ブ
ラシと貫通孔とが同心状に配置される。
【0017】斯かる状態で駆動装置により回転シャフト
を回転駆動しながら移動ベッドを下降してブラシを貫通
孔内に挿入し、次いで、移動ベッドの昇降作動を繰り返
すことにより貫通孔内でブラシを上下方向に往復動させ
ると、貫通孔内の全域がブラシにより繰り返し清掃され
て貫通孔内に生じた錆や付着した埃等の異物が除去され
る。
を回転駆動しながら移動ベッドを下降してブラシを貫通
孔内に挿入し、次いで、移動ベッドの昇降作動を繰り返
すことにより貫通孔内でブラシを上下方向に往復動させ
ると、貫通孔内の全域がブラシにより繰り返し清掃され
て貫通孔内に生じた錆や付着した埃等の異物が除去され
る。
【0018】また、錆の生成や異物の付着が甚だしく特
に重点的に清掃を行う必要がある箇所については、この
箇所でブラシの昇降を止めて該ブラシを回転駆動するこ
とにより清掃を行うと良い。
に重点的に清掃を行う必要がある箇所については、この
箇所でブラシの昇降を止めて該ブラシを回転駆動するこ
とにより清掃を行うと良い。
【0019】ここで、移動ベッドを昇降する手段を、ガ
イドフレームに配設されたシーブと、前記移動ベッドに
一端を接続されて前記シーブに巻き掛けられたワイヤ
と、該ワイヤの他端に懸吊されたカウンターウエイトと
により構成した場合には、カウンターウエイトを作業員
の手作業により押し上げたり、引き下げたりするだけで
移動ベッドを容易に昇降することが可能であり、また、
移動ベッドを昇降する手段を、ガイドフレームの所要位
置に設けられた駆動装置により機械的に前記移動ベッド
を昇降し得るよう構成された電動式昇降機構とした場合
には、移動ベッドを昇降するに際し作業員による手作業
が全く不要となる。
イドフレームに配設されたシーブと、前記移動ベッドに
一端を接続されて前記シーブに巻き掛けられたワイヤ
と、該ワイヤの他端に懸吊されたカウンターウエイトと
により構成した場合には、カウンターウエイトを作業員
の手作業により押し上げたり、引き下げたりするだけで
移動ベッドを容易に昇降することが可能であり、また、
移動ベッドを昇降する手段を、ガイドフレームの所要位
置に設けられた駆動装置により機械的に前記移動ベッド
を昇降し得るよう構成された電動式昇降機構とした場合
には、移動ベッドを昇降するに際し作業員による手作業
が全く不要となる。
【0020】更に、前述のブラシによる清掃作業中にお
いて、除去された錆や埃等の異物は貫通孔内で粉塵とな
って飛散しようとするが、清掃しようとする貫通孔の上
部開口を包囲し得るようガイドフレーム下部に設けられ
且つ前記回転シャフトを摺動自在に貫通せしめた中空筒
体と、該中空筒体に接続された吸引装置若しくは送風装
置とを備えた構成とすれば、除去された錆や埃等の異物
を、貫通孔の上部開口を包囲する中空筒体から吸引装置
に吸引して回収したり、或いは送風装置による中空筒体
からの送風で貫通孔の下部開口に強制排出して回収した
りすることが可能となる。
いて、除去された錆や埃等の異物は貫通孔内で粉塵とな
って飛散しようとするが、清掃しようとする貫通孔の上
部開口を包囲し得るようガイドフレーム下部に設けられ
且つ前記回転シャフトを摺動自在に貫通せしめた中空筒
体と、該中空筒体に接続された吸引装置若しくは送風装
置とを備えた構成とすれば、除去された錆や埃等の異物
を、貫通孔の上部開口を包囲する中空筒体から吸引装置
に吸引して回収したり、或いは送風装置による中空筒体
からの送風で貫通孔の下部開口に強制排出して回収した
りすることが可能となる。
【0021】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
する。
【0022】図1〜図3は本発明の貫通孔清掃装置の一
実施例を示すもので、図中6は原子炉圧力容器1の上蓋
3に形成されたスタッドボルト挿通用の貫通孔であり、
該貫通孔6は、前記上蓋3の周縁部に形成された上蓋フ
ランジ3aの周方向に等間隔で複数形成されている。
実施例を示すもので、図中6は原子炉圧力容器1の上蓋
3に形成されたスタッドボルト挿通用の貫通孔であり、
該貫通孔6は、前記上蓋3の周縁部に形成された上蓋フ
ランジ3aの周方向に等間隔で複数形成されている。
【0023】本発明の貫通孔清掃装置は、前記上蓋3の
貫通孔6の如く等間隔で同径に形成された複数の貫通孔
の清掃を対象としたものであり、清掃しようとする貫通
孔6に隣接する他の貫通孔6’,6’に対し嵌合固定し
得る嵌合部8,8を下端部に形成したガイドフレーム9
を備えている。
貫通孔6の如く等間隔で同径に形成された複数の貫通孔
の清掃を対象としたものであり、清掃しようとする貫通
孔6に隣接する他の貫通孔6’,6’に対し嵌合固定し
得る嵌合部8,8を下端部に形成したガイドフレーム9
を備えている。
【0024】前記ガイドフレーム9は、例えば図示しな
いクレーンにより上端部を吊られて所定の清掃しようと
する貫通孔6の上方に移動され、その位置で下降されて
下端部の嵌合部8,8を前記清掃しようとする貫通孔6
に隣接する他の貫通孔6’,6’に夫々嵌合固定される
ことにより位置決めされるようになっており、位置決め
後においても吊られた状態のまま起立姿勢を保持される
ようにしてある。
いクレーンにより上端部を吊られて所定の清掃しようと
する貫通孔6の上方に移動され、その位置で下降されて
下端部の嵌合部8,8を前記清掃しようとする貫通孔6
に隣接する他の貫通孔6’,6’に夫々嵌合固定される
ことにより位置決めされるようになっており、位置決め
後においても吊られた状態のまま起立姿勢を保持される
ようにしてある。
【0025】前記ガイドフレーム9を構成する一対のガ
イド支柱10,10の間には、両ガイド支柱10,10
に形成された上下方向に延びるガイド溝10a,10a
に沿い昇降し得るよう移動ベッド11が設けられてお
り、該移動ベッド11の上部には電動モータ12(駆動
装置)が出力軸を下向きにして取り付けられている。
イド支柱10,10の間には、両ガイド支柱10,10
に形成された上下方向に延びるガイド溝10a,10a
に沿い昇降し得るよう移動ベッド11が設けられてお
り、該移動ベッド11の上部には電動モータ12(駆動
装置)が出力軸を下向きにして取り付けられている。
【0026】また、前記清掃しようとする貫通孔6に挿
入し得るブラシ13を下端部に装着して上方に延びる回
転シャフト14の上端部が、前記移動ベッド11に取り
付けた電動モータ12の出力軸に絶縁カップリング15
を介して連結されており、前記電動モータ12により回
転シャフト14が回転駆動されるようになっている。
入し得るブラシ13を下端部に装着して上方に延びる回
転シャフト14の上端部が、前記移動ベッド11に取り
付けた電動モータ12の出力軸に絶縁カップリング15
を介して連結されており、前記電動モータ12により回
転シャフト14が回転駆動されるようになっている。
【0027】更に、前記移動ベッド11を昇降する手段
として、前記ガイドフレーム9を構成する各ガイド支柱
10,10の上端部にシーブ16,16が夫々配設さ
れ、各シーブ16,16には前記移動ベッド11の両側
に一端を夫々接続したワイヤ17,17が巻き掛けら
れ、各ワイヤ17,17の夫々の他端には適宜増減可能
な所要数のカウンターウエイト18,18が懸吊されて
おり、各ワイヤ17,17の夫々の他端に懸吊したカウ
ンターウエイト18,18の合計重量は、移動ベッド1
1、電動モータ12、回転シャフト14、ブラシ13の
合計重量と略等しくなるように調整してある。
として、前記ガイドフレーム9を構成する各ガイド支柱
10,10の上端部にシーブ16,16が夫々配設さ
れ、各シーブ16,16には前記移動ベッド11の両側
に一端を夫々接続したワイヤ17,17が巻き掛けら
れ、各ワイヤ17,17の夫々の他端には適宜増減可能
な所要数のカウンターウエイト18,18が懸吊されて
おり、各ワイヤ17,17の夫々の他端に懸吊したカウ
ンターウエイト18,18の合計重量は、移動ベッド1
1、電動モータ12、回転シャフト14、ブラシ13の
合計重量と略等しくなるように調整してある。
【0028】また、前記ガイドフレーム9の下部には、
清掃しようとする貫通孔6の上部開口を包囲し得るよう
中空筒体19が設けられ、前記回転シャフト14は軸受
20を介して前記中空筒体19を摺動自在に貫通するよ
うにしてあり、該中空筒体19には所要場所に配設され
た吸引装置21が接続されている。
清掃しようとする貫通孔6の上部開口を包囲し得るよう
中空筒体19が設けられ、前記回転シャフト14は軸受
20を介して前記中空筒体19を摺動自在に貫通するよ
うにしてあり、該中空筒体19には所要場所に配設され
た吸引装置21が接続されている。
【0029】而して、クレーン等によりガイドフレーム
9の上端部を吊り下げて所定の清掃しようとする貫通孔
6の上方に移動し、その位置で下降して前記ガイドフレ
ーム9下端の嵌合部8,8を清掃しようとする貫通孔6
に隣接する貫通孔6’,6’に夫々嵌合固定すると、前
記清掃しようとする貫通孔6に対してガイドフレーム9
が位置決めされ、ブラシ13と貫通孔6とが同心状に配
置される。
9の上端部を吊り下げて所定の清掃しようとする貫通孔
6の上方に移動し、その位置で下降して前記ガイドフレ
ーム9下端の嵌合部8,8を清掃しようとする貫通孔6
に隣接する貫通孔6’,6’に夫々嵌合固定すると、前
記清掃しようとする貫通孔6に対してガイドフレーム9
が位置決めされ、ブラシ13と貫通孔6とが同心状に配
置される。
【0030】斯かる状態で電動モータ12により回転シ
ャフト14を回転駆動しながら作業員の手作業で各カウ
ンターウエイト18,18を押し上げると、移動ベッド
11と共にブラシ13が下降して貫通孔6内に挿入され
る。
ャフト14を回転駆動しながら作業員の手作業で各カウ
ンターウエイト18,18を押し上げると、移動ベッド
11と共にブラシ13が下降して貫通孔6内に挿入され
る。
【0031】次いで、各カウンターウエイト18,18
を押し上げたり、引き下げたりする作業を繰り返して貫
通孔6内でブラシ13を上下方向に往復動させると、貫
通孔6内の全域がブラシ13により繰り返し清掃されて
貫通孔6内に生じた錆や付着した埃等の異物が除去され
る。
を押し上げたり、引き下げたりする作業を繰り返して貫
通孔6内でブラシ13を上下方向に往復動させると、貫
通孔6内の全域がブラシ13により繰り返し清掃されて
貫通孔6内に生じた錆や付着した埃等の異物が除去され
る。
【0032】また、錆の生成や異物の付着が甚だしく特
に重点的に清掃を行う必要がある箇所については、この
箇所でブラシ13の昇降を止めて該ブラシ13を回転駆
動することにより清掃を行うと良い。
に重点的に清掃を行う必要がある箇所については、この
箇所でブラシ13の昇降を止めて該ブラシ13を回転駆
動することにより清掃を行うと良い。
【0033】更に、前述のブラシ13による清掃作業中
において、除去された錆や埃等の異物は貫通孔6内で粉
塵となって飛散しようとするが、貫通孔6の上部開口を
包囲する中空筒体19から吸引装置21により吸引を行
えば、前記錆や埃等の異物が中空筒体19を介して吸引
装置21へと吸引されて回収される。
において、除去された錆や埃等の異物は貫通孔6内で粉
塵となって飛散しようとするが、貫通孔6の上部開口を
包囲する中空筒体19から吸引装置21により吸引を行
えば、前記錆や埃等の異物が中空筒体19を介して吸引
装置21へと吸引されて回収される。
【0034】このようにして所定の貫通孔6内の清掃が
完了したら、電動モータ12及び吸引装置21の作動を
停止した上でカウンターウエイト18,18を引き下ろ
し、移動ベッド11と共にブラシ13を上昇して貫通孔
6内から抜脱し、クレーン等でガイドフレーム9を吊り
上げて次に清掃すべき別の貫通孔6へと移行して同様の
清掃作業を行えば良い。
完了したら、電動モータ12及び吸引装置21の作動を
停止した上でカウンターウエイト18,18を引き下ろ
し、移動ベッド11と共にブラシ13を上昇して貫通孔
6内から抜脱し、クレーン等でガイドフレーム9を吊り
上げて次に清掃すべき別の貫通孔6へと移行して同様の
清掃作業を行えば良い。
【0035】従って、上記実施例によれば、ガイドフレ
ーム9下端の嵌合部8,8を、清掃しようとする貫通孔
6に隣接する貫通孔6’,6’に嵌合固定することによ
り短時間で簡単に位置決めを行うことができ、しかも、
カウンターウエイト18,18を押し上げたり、引き下
ろしたりするだけで、貫通孔6内でブラシ13を昇降さ
せて貫通孔6内全域の良好な清掃を行うことができるの
で、複数の貫通孔6を順次清掃する際の作業労力の軽減
と能率化を図ることができる。
ーム9下端の嵌合部8,8を、清掃しようとする貫通孔
6に隣接する貫通孔6’,6’に嵌合固定することによ
り短時間で簡単に位置決めを行うことができ、しかも、
カウンターウエイト18,18を押し上げたり、引き下
ろしたりするだけで、貫通孔6内でブラシ13を昇降さ
せて貫通孔6内全域の良好な清掃を行うことができるの
で、複数の貫通孔6を順次清掃する際の作業労力の軽減
と能率化を図ることができる。
【0036】また、貫通孔6内でブラシ13を昇降させ
ることにより貫通孔6全域の清掃を行うようにしたこと
によって、ブラシ13を小型化して安価な部材とするこ
とができ、しかも均等に摩耗させつつ完全に使いきって
から交換することができるので、ブラシ13の交換コス
トを著しく低減することができる。
ることにより貫通孔6全域の清掃を行うようにしたこと
によって、ブラシ13を小型化して安価な部材とするこ
とができ、しかも均等に摩耗させつつ完全に使いきって
から交換することができるので、ブラシ13の交換コス
トを著しく低減することができる。
【0037】更に、ブラシ13の昇降を貫通孔6内の所
定位置で停止して前記ブラシ13を回転駆動することに
より必要箇所の重点的な清掃を行うこともできる。
定位置で停止して前記ブラシ13を回転駆動することに
より必要箇所の重点的な清掃を行うこともできる。
【0038】また、ブラシ13による清掃作業中におい
て、除去された錆や埃等の異物を、貫通孔6の上部開口
を包囲する中空筒体19から吸引装置21に吸引して良
好に回収することができるので、除去された錆や埃等の
異物の粉塵を貫通孔6外部へ飛散させてしまうことを防
止できる。
て、除去された錆や埃等の異物を、貫通孔6の上部開口
を包囲する中空筒体19から吸引装置21に吸引して良
好に回収することができるので、除去された錆や埃等の
異物の粉塵を貫通孔6外部へ飛散させてしまうことを防
止できる。
【0039】図4及び図5は本発明の他の実施例を示す
もので、前記移動ベッドの昇降手段を、ガイドフレーム
の所要位置に設けられた駆動装置により移動ベッドを機
械的に昇降し得るよう構成した電動式昇降機構の例であ
り、図示するように、ガイドフレーム9’の前面に形成
された上下方向に延びる一対のリニヤガイド22,22
に沿って昇降し得るよう移動ベッド11’を設け、該移
動ベッド11’を前記ガイドフレーム9’の上端部に設
けたボールスクリュージャッキ23により昇降し得るよ
う支持したものである。
もので、前記移動ベッドの昇降手段を、ガイドフレーム
の所要位置に設けられた駆動装置により移動ベッドを機
械的に昇降し得るよう構成した電動式昇降機構の例であ
り、図示するように、ガイドフレーム9’の前面に形成
された上下方向に延びる一対のリニヤガイド22,22
に沿って昇降し得るよう移動ベッド11’を設け、該移
動ベッド11’を前記ガイドフレーム9’の上端部に設
けたボールスクリュージャッキ23により昇降し得るよ
う支持したものである。
【0040】前記ボールスクリュージャッキ23は、ス
クリューロッド24に螺着した図示しないウォームホイ
ールを内部に回転自在に保持し且つ該ウォームホイール
をサーボモータ25(駆動装置)によりウォームギヤ機
構を介して回転駆動し得るようにした従来周知の機構と
なっており、前記サーボモータ25によるウォームホイ
ールの回転で相対的に昇降されるスクリューロッド24
の下端部に構成したスラスト軸受26を前記移動ベッド
11’に固定し且つ該スラスト軸受26を介して回転シ
ャフト14’の上端部を回転自在に支承した構造として
ある。
クリューロッド24に螺着した図示しないウォームホイ
ールを内部に回転自在に保持し且つ該ウォームホイール
をサーボモータ25(駆動装置)によりウォームギヤ機
構を介して回転駆動し得るようにした従来周知の機構と
なっており、前記サーボモータ25によるウォームホイ
ールの回転で相対的に昇降されるスクリューロッド24
の下端部に構成したスラスト軸受26を前記移動ベッド
11’に固定し且つ該スラスト軸受26を介して回転シ
ャフト14’の上端部を回転自在に支承した構造として
ある。
【0041】尚、回転シャフト14’は前記移動ベッド
11’に設けられた電動モータ12’により歯車27,
28を介して回転駆動されるようにしてある。
11’に設けられた電動モータ12’により歯車27,
28を介して回転駆動されるようにしてある。
【0042】この実施例の場合には、移動ベッド11’
の昇降を行うに際し作業員の手作業を全く不要とするこ
とができ、作業労力の軽減と能率化を一層図ることがで
きる。
の昇降を行うに際し作業員の手作業を全く不要とするこ
とができ、作業労力の軽減と能率化を一層図ることがで
きる。
【0043】尚、本発明の貫通孔清掃装置は、上述の実
施例にのみ限定されるものではなく、原子炉圧力容器の
上蓋に形成した貫通孔以外にも各種プラントの大型容器
のフランジ等に形成された貫通孔を清掃対象として使用
し得ること、電動式昇降機構には図4及び図5に示した
ボールスクリュージャッキ以外にもウインチ式、移動ベ
ッド自走式等の様々な手段を採用し得ること、中空筒体
に対し吸引装置に換えて送風装置を接続することにより
該送風装置からの送風で錆や埃等の異物の粉塵を貫通孔
の下部開口に強制排出して回収するようにしても良いこ
と、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
種々変更を加え得ることは勿論である。
施例にのみ限定されるものではなく、原子炉圧力容器の
上蓋に形成した貫通孔以外にも各種プラントの大型容器
のフランジ等に形成された貫通孔を清掃対象として使用
し得ること、電動式昇降機構には図4及び図5に示した
ボールスクリュージャッキ以外にもウインチ式、移動ベ
ッド自走式等の様々な手段を採用し得ること、中空筒体
に対し吸引装置に換えて送風装置を接続することにより
該送風装置からの送風で錆や埃等の異物の粉塵を貫通孔
の下部開口に強制排出して回収するようにしても良いこ
と、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
種々変更を加え得ることは勿論である。
【0044】
【発明の効果】上記した本発明の貫通孔清掃装置によれ
ば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
ば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
【0045】(I)清掃しようとする貫通孔に隣接する
貫通孔にガイドフレーム下端の嵌合部を嵌合固定するこ
とにより短時間で簡単に位置決めを行うことができ、し
かも、貫通孔内でブラシを昇降させて貫通孔内全域の良
好な清掃を行うことができるので、複数の貫通孔を順次
清掃する際の作業労力の軽減と能率化を図ることができ
る。
貫通孔にガイドフレーム下端の嵌合部を嵌合固定するこ
とにより短時間で簡単に位置決めを行うことができ、し
かも、貫通孔内でブラシを昇降させて貫通孔内全域の良
好な清掃を行うことができるので、複数の貫通孔を順次
清掃する際の作業労力の軽減と能率化を図ることができ
る。
【0046】(II)貫通孔内でブラシを昇降させるこ
とにより貫通孔全域の清掃を行うようにしたことによっ
て、ブラシを小型化して安価な部材とすることができ、
しかも均等に摩耗させつつ完全に使いきってから交換す
ることができるので、ブラシの交換コストを著しく低減
することができる。
とにより貫通孔全域の清掃を行うようにしたことによっ
て、ブラシを小型化して安価な部材とすることができ、
しかも均等に摩耗させつつ完全に使いきってから交換す
ることができるので、ブラシの交換コストを著しく低減
することができる。
【0047】(III)ブラシの昇降を貫通孔内の所定
位置で停止して前記ブラシを回転駆動することにより必
要箇所の重点的な清掃を行うことができる。
位置で停止して前記ブラシを回転駆動することにより必
要箇所の重点的な清掃を行うことができる。
【0048】(IV)移動ベッドを昇降する手段を、ガ
イドフレームに配設されたシーブと、前記移動ベッドに
一端を接続されて前記シーブに巻き掛けられたワイヤ
と、該ワイヤの他端に懸吊されたカウンターウエイトと
により構成した場合には、カウンターウエイトを作業員
の手作業により押し上げたり、引き下げたりするだけで
移動ベッドを極めて容易に昇降することができ、また、
移動ベッドを昇降する手段を、ガイドフレームの所要位
置に設けられた駆動装置により機械的に前記移動ベッド
を昇降し得るよう構成された電動式昇降機構とした場合
には、移動ベッドを昇降するに際し作業員による手作業
を全く不要とすることができる。
イドフレームに配設されたシーブと、前記移動ベッドに
一端を接続されて前記シーブに巻き掛けられたワイヤ
と、該ワイヤの他端に懸吊されたカウンターウエイトと
により構成した場合には、カウンターウエイトを作業員
の手作業により押し上げたり、引き下げたりするだけで
移動ベッドを極めて容易に昇降することができ、また、
移動ベッドを昇降する手段を、ガイドフレームの所要位
置に設けられた駆動装置により機械的に前記移動ベッド
を昇降し得るよう構成された電動式昇降機構とした場合
には、移動ベッドを昇降するに際し作業員による手作業
を全く不要とすることができる。
【0049】(V)清掃しようとする貫通孔の上部開口
を包囲し得るようガイドフレーム下部に設けられ且つ前
記回転シャフトを摺動自在に貫通せしめた中空筒体と、
該中空筒体に接続された吸引装置若しくは送風装置とを
備えた構成とすれば、ブラシによる清掃作業中におい
て、除去された錆や埃等の異物を、貫通孔の上部開口を
包囲する中空筒体から吸引装置に吸引して回収したり、
或いは送風装置による中空筒体からの送風で貫通孔の下
部開口に強制排出して回収したりすることができるの
で、除去された錆や埃等の異物の粉塵を良好に回収して
貫通孔外部へ飛散させてしまうことを防止できる。
を包囲し得るようガイドフレーム下部に設けられ且つ前
記回転シャフトを摺動自在に貫通せしめた中空筒体と、
該中空筒体に接続された吸引装置若しくは送風装置とを
備えた構成とすれば、ブラシによる清掃作業中におい
て、除去された錆や埃等の異物を、貫通孔の上部開口を
包囲する中空筒体から吸引装置に吸引して回収したり、
或いは送風装置による中空筒体からの送風で貫通孔の下
部開口に強制排出して回収したりすることができるの
で、除去された錆や埃等の異物の粉塵を良好に回収して
貫通孔外部へ飛散させてしまうことを防止できる。
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1のII−II方向の矢視図である。
【図3】図1のIII−III方向の矢視図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す正面図である。
【図5】図4のV−V方向の矢視図である。
【図6】原子炉圧力容器の胴部に対する上蓋の装着状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
6 貫通孔 6’ 貫通孔 8 嵌合部 9 ガイドフレーム 9’ ガイドフレーム 11 移動ベッド 11’ 移動ベッド 12 電動モータ(駆動装置) 12’ 電動モータ(駆動装置) 13 ブラシ 14 回転シャフト 14’ 回転シャフト 15 絶縁カップリング 16 シーブ 17 ワイヤ 18 カウンターウエイト 19 中空筒体 21 吸引装置 23 ボールスクリュージャッキ(移動ベッド
を昇降する手段) 25 サーボモータ(駆動装置)
を昇降する手段) 25 サーボモータ(駆動装置)
Claims (4)
- 【請求項1】 等間隔で同径に穿設された複数の貫通孔
を順次清掃する為の貫通孔清掃装置であって、清掃しよ
うとする貫通孔に隣接する貫通孔に対し下端部に形成し
た嵌合部を嵌合固定することにより位置決めされて起立
するガイドフレームと、該ガイドフレームに昇降自在に
設けられた移動ベッドと、前記清掃しようとする貫通孔
に挿入し得るブラシを下端部に装着して上方に延び且つ
前記移動ベッドにより回転自在に支持された回転シャフ
トと、該回転シャフトを回転駆動し得るよう前記移動ベ
ッドに設けられた駆動装置と、前記移動ベッドを昇降す
る手段とを備えたことを特徴とする貫通孔清掃装置。 - 【請求項2】 移動ベッドを昇降する手段が、ガイドフ
レームに配設されたシーブと、前記移動ベッドに一端を
接続されて前記シーブに巻き掛けられたワイヤと、該ワ
イヤの他端に懸吊されたカウンターウエイトとにより構
成されていることを特徴とする請求項1に記載の貫通孔
清掃装置。 - 【請求項3】 移動ベッドを昇降する手段が、ガイドフ
レームの所要位置に設けられた駆動装置により機械的に
前記移動ベッドを昇降し得るよう構成された電動式昇降
機構であることを特徴とする請求項1に記載の貫通孔清
掃装置。 - 【請求項4】 清掃しようとする貫通孔の上部開口を包
囲し得るようガイドフレーム下部に設けられ且つ前記回
転シャフトを摺動自在に貫通せしめた中空筒体と、該中
空筒体に接続された吸引装置若しくは送風装置とを備え
たことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の貫通孔
清掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6320243A JPH08179082A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 貫通孔清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6320243A JPH08179082A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 貫通孔清掃装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08179082A true JPH08179082A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18119326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6320243A Pending JPH08179082A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 貫通孔清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08179082A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006224131A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Nippon Steel Corp | 連続鋳造用鋳型の幅可変装置 |
KR100790516B1 (ko) * | 2007-04-05 | 2008-01-03 | 이순하 | 지하수 관정의 청소장치 및 그 방법 |
KR100804318B1 (ko) * | 2006-04-26 | 2008-02-15 | 한전케이피에스 주식회사 | 스터드 홀 자동화 크리닝, 검사 및 이력 관리 시스템 |
JP2013132593A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 脱硝触媒の閉塞除去工具 |
WO2017144735A1 (es) * | 2016-02-22 | 2017-08-31 | Ingenieria Y Marketing, S.A. | Aparato para la limpieza de los alojamientos de los pernos de la tapa de la vasija del reactor de una central nuclear, y método de operación correspondiente |
KR101892400B1 (ko) * | 2017-11-29 | 2018-08-27 | 한전케이피에스 주식회사 | 스터드 홀 세척 장치 |
KR101896849B1 (ko) * | 2017-11-29 | 2018-09-07 | 한전케이피에스 주식회사 | 스터드 홀 세척 장치 |
KR101983951B1 (ko) * | 2018-10-17 | 2019-05-29 | 한전케이피에스 주식회사 | 스터드 홀 세척 장치 |
CN110508528A (zh) * | 2019-08-31 | 2019-11-29 | 南京灵雀智能制造有限公司 | 一种使用稳定的深孔清洁装置 |
CN113510116A (zh) * | 2021-04-22 | 2021-10-19 | 安徽捷泰智能科技有限公司 | 一种色选机除尘溜槽 |
KR102454258B1 (ko) * | 2021-10-19 | 2022-10-14 | 한전케이피에스 주식회사 | 스터드 홀 작업 모듈 및 이를 포함하는 스터드 홀 작업 장치 |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP6320243A patent/JPH08179082A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006224131A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Nippon Steel Corp | 連続鋳造用鋳型の幅可変装置 |
JP4500176B2 (ja) * | 2005-02-17 | 2010-07-14 | 新日鉄エンジニアリング株式会社 | 連続鋳造用鋳型の幅可変装置 |
KR100804318B1 (ko) * | 2006-04-26 | 2008-02-15 | 한전케이피에스 주식회사 | 스터드 홀 자동화 크리닝, 검사 및 이력 관리 시스템 |
KR100790516B1 (ko) * | 2007-04-05 | 2008-01-03 | 이순하 | 지하수 관정의 청소장치 및 그 방법 |
JP2013132593A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 脱硝触媒の閉塞除去工具 |
WO2017144735A1 (es) * | 2016-02-22 | 2017-08-31 | Ingenieria Y Marketing, S.A. | Aparato para la limpieza de los alojamientos de los pernos de la tapa de la vasija del reactor de una central nuclear, y método de operación correspondiente |
KR101892400B1 (ko) * | 2017-11-29 | 2018-08-27 | 한전케이피에스 주식회사 | 스터드 홀 세척 장치 |
KR101896849B1 (ko) * | 2017-11-29 | 2018-09-07 | 한전케이피에스 주식회사 | 스터드 홀 세척 장치 |
KR101983951B1 (ko) * | 2018-10-17 | 2019-05-29 | 한전케이피에스 주식회사 | 스터드 홀 세척 장치 |
CN110508528A (zh) * | 2019-08-31 | 2019-11-29 | 南京灵雀智能制造有限公司 | 一种使用稳定的深孔清洁装置 |
CN113510116A (zh) * | 2021-04-22 | 2021-10-19 | 安徽捷泰智能科技有限公司 | 一种色选机除尘溜槽 |
KR102454258B1 (ko) * | 2021-10-19 | 2022-10-14 | 한전케이피에스 주식회사 | 스터드 홀 작업 모듈 및 이를 포함하는 스터드 홀 작업 장치 |
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