JPH09159730A - 半導体試験装置 - Google Patents

半導体試験装置

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JPH09159730A
JPH09159730A JP7320092A JP32009295A JPH09159730A JP H09159730 A JPH09159730 A JP H09159730A JP 7320092 A JP7320092 A JP 7320092A JP 32009295 A JP32009295 A JP 32009295A JP H09159730 A JPH09159730 A JP H09159730A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テストヘッドの周囲に障害があっても、パフ
ォーマンスボードのテストヘッドに対する取り外し、取
り付けが簡単にできるようにする。 【解決手段】 テストヘッド1上の所定位置にパフォー
マンスボード2を取り付けて、パフォーマンスボード2
に搭載した被測定デバイス4を評価する半導体試験装置
において、パフォーマンスボード2をテストヘッド1上
にスライド自在に設けて、テストヘッド1から引き出せ
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パフォーマンスボ
ードに搭載した被測定デバイスをテストヘッドで評価す
る半導体試験装置に係り、特にテストヘッドに対するパ
フォーマンスボードの取り付け、取り外しを容易にした
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】被測定デバイスを搭載するパフォーマン
スボードは、被測定デバイスを評価するテストヘッド上
にセットされて、テストヘッドから試験に必要な信号を
被測定デバイスに伝送するようになっている。パフォー
マンスボードのセットは、通常、パフォーマンスボード
をピン係合してテストヘッド上の所定位置に取り付けた
後、パフォーマンスボードをテストヘッドに押し付けて
テストヘッド側のポゴピンをパフォーマンスボードに圧
接するか、またはパフォーマンスボードの端子とテスト
ヘッド側の端子とをゼロインサーションフォース形(Z
if形)コネクタで接続することにより行う。
【0003】図6は、テストヘッド50に対するパフォ
ーマンスボード52のピン係合の様子を示す説明図であ
る。パフォーマンスボード52をテストヘッド50上の
所定位置に取り付けるために、テストヘッド50上に複
数(例えば3本)のガイドピン51が設けられる。パフ
ォーマンスボード52には、このガイドピン51と係合
するガイド孔53が設けられ、このガイド孔53をテス
トヘッド50のガイドピン51と係合させることによ
り、パフォーマンスボード52をテストヘッド50上の
所定位置に取り付けることができるようになっている。
【0004】パフォーマンスボード52は、図示するよ
うに、周囲に補強枠54が設けられ、その補強枠54に
複数の取っ手55が取り付けられている。パフォーマン
スボード52を取り外す場合、この取っ手55を1人も
しくは2人で掴んでパフォーマンスボード52を持ち上
げてピン係合を外している。取り付ける場合には、パフ
ォーマンスボード52のガイド孔53をテストヘッド5
0のガイドピン51に合わせてピン係合している。パフ
ォーマンスボード52をテストヘッド50に対して、容
易に取り外したり、取り付けるためには、パフォーマン
スボード52のガイド孔53がテストヘッド50のガイ
ドピン51に当たらないように、ガイド孔53に対して
ガイドピン51を相対的に垂直移動させる必要がある。
【0005】ところで、パフォーマンスボードは、テス
トヘッドと被測定デバイスボード間に装着され、被測定
デバイスとテストヘッドの間に介在し、試験に必要な信
号を伝達するものであるが、半導体試験装置の多ピン
化、高機能化等により、テストヘッドと共に年々大型化
し、重くなっている。因みに800mm×500mm、
30kg程度の大きさのものも開発されている。
【0006】したがって、パフォーマンスボードを人手
によりテストヘッドに取り付けたり、取り外したりする
ことは、ピン係合との関係で、作業員にとっては大変な
重労働となる。テストヘッドが大型化しているため、通
常の状態でも、テストヘッド上に装着されているパフォ
ーマンスボードの取っ手に手が届かず、テストヘッドか
ら取り出しにくかったり、また、テストヘッド上の所定
位置にパフォーマンスボードが届かず、取り付けにくか
ったりしている。さらに、テストヘッドが例えば2台並
んだときや、ケーブル等の障害物があって、テストヘッ
ドの一方が塞がれてしまうような場合には、パフォーマ
ンスボードの取扱いがさらに難しくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術には
次のような問題点があった。
【0008】(1) 図4に示すように、テスタ本体21に
二台のテストヘッド1a、1bが接続され、二台がとも
にオートハンドラ20にセットされて、被測定デバイス
のテストを同時に行う場合を考えてみる。この場合、オ
ートハンドラ20に引きこまれた二台のテストヘッド1
a、1bとテスタ本体21との間に両者を接続する多数
本の径の異なるケーブル23が床を這うことになる。
【0009】そのようなオートハンドラ20、具体的に
は水平ハンドラで自動試験している2台のテストヘッド
1a、1bのうち、一台はまだ稼働中であるが、残りの
一台が先にテストを終了したとする。ここで、終了した
テストヘッド1bをオートハンドラ20から引き出し
て、異なる品種の被測定デバイスを試験するために、パ
フォーマンスボード2を2人の作業者22で交換すると
しよう。2人の作業者22がともに手前側からパフォー
マンスボードを掴んで持ち上げようとすると、テストヘ
ッド1bに奥行があるため、向う側の取っ手に手が届き
にくい。かといって、テストヘッド1bの右側にはケー
ブル23があり邪魔になるため、作業者22はテストヘ
ッド1bの左右からは作業できない。そこで、1人がテ
ストヘッド1bの手前側に、もう1人がテストヘッド1
bの向う側に廻りこめば、パフォーマンスボード2を両
側から掴んで容易に取り外すことができる。
【0010】しかし、テスト中のテストヘッド1aのケ
ーブル23が、交換しようとするテストヘッド1bの向
う側を走っていて邪魔になるため、作業者22は向う側
に簡単に廻りこむことができない。廻りこめたとしても
足場が非常に不安定になるので作業がしずらく、パフォ
ーマンスボード2に手が届きにくい。かりにテストヘッ
ド1の向う側でパフォーマンスボード2の取っ手がつか
めてパフォーマンスボード2の一端を持ち上げることが
できたとしても、一端を持ち上げたまま、こちら側に戻
って来なければならないが、今度は交換しようとするテ
ストヘッド1b自身のケーブル23が邪魔になり、パフ
ォーマンスボード2を運ぶことが困難となる。また、無
理な姿勢でパフォーマンスボードを取り外したり、運ぼ
うとすると、作業者が腰を痛める等、非常に危険であ
る。
【0011】(2) パフォーマンスボードの端子とテスト
ヘッド側の端子とをZif形コネクタで接続する場合、
図5に示すように、パフォーマンスボード2の下部に設
けたコネクタメス部41を、テストヘッド1の上部に設
けたコネクタオス部42に嵌合し、嵌合後に、レバー4
3を引いてオス部ピン47をメス部ピン45に係合させ
る。レバー43を引いたとき、オス部ピン47が上昇し
てメス部ピン45に嵌まる。このとき、ポゴピンのよう
に圧接力はいらないのでゼロインサーションフォースと
いわれる所以である。
【0012】ここで、従来は、このようなZif形コネ
クタの付いたパフォーマンスボード2を人の力でテスト
ヘッド1上に載せているが、通常は、パフォーマンスボ
ード2が重いこともあって、テストヘッド上に完全に装
着されるまで支え続けることはなく、例えばピン孔がガ
イドピンに係合したら、途中で手を離してしまうことが
多い。この場合、ガイドピンによる位置合せに若干の遊
びがあるので、Zif形コネクタ41、42同士に位置
ずれが生じていたり、パフォーマンスボード2が傾いて
いたりすると、パフォーマンスボード2を離したとき
に、パフォーマンスボード2の落下による衝撃で、コネ
クタ41、42を破壊する原因になっていた。破壊状況
としては、ハウジング44、46の欠け、ピン45、4
6の曲りなどであるが、このような破壊が生じると、Z
if形コネクタの接続に支障が生じたり、そのとき生じ
なくても将来問題になることがあった。
【0013】本発明の目的は、上述した従来技術の問題
点を解消して、テストヘッドの周囲に障害等があって、
テストヘッドに対して直接パフォーマンスボードを取り
外したり、取り付けたりするのが困難な場合でも、パフ
ォーマンスボードのテストヘッドに対する取り外し、取
り付けを容易に行うことができる半導体試験装置を提供
することにある。
【0014】また、本発明の他の目的は、機械的にパフ
ォーマンスボードを上下動させることにより、コネクタ
の破損を有効に防止できる半導体試験装置を提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明の半導体試験
装置は、テストヘッド上の所定位置にパフォーマンスボ
ードを取り付けて、パフォーマンスボードに搭載した被
測定デバイスを評価する半導体試験装置において、上記
パフォーマンスボードをテストヘッド上にスライド自在
に設けて、テストヘッドから引き出せるようにしたもの
である。このようにパフォーマンスボードをテストヘッ
ドから引き出せるようにすると、テストヘッド上の所定
位置に対して直接パフォーマンスボードを取り付けた
り、取り外したりする場合に比して、テストヘッドの周
囲の障害物を避けることができるため、パフォーマンス
ボードの取り外し、または取り付けが容易になる。
【0016】第2の発明の半導体試験装置は、パフォー
マンスボードを位置決めするガイドピンを有し、パフォ
ーマンスボードに搭載された被測定デバイスの評価を行
うテストヘッドと、テストヘッドのガイドピンと係合す
るガイド孔を有し、ガイド孔をガイドピンと係合させる
ことによりテストヘッド上の所定位置に取り付けられる
パフォーマンスボードと、パフォーマンスボードをテス
トヘッド上にスライド自在に支持するスライド手段であ
って、昇降自在に設けられ、上昇時にパフォーマンスボ
ードをテストヘッドのガイドピンより高い位置に持ち上
げてガイドピンとパフォーマンスボードのガイド孔との
係合を外すことにより、パフォーマンスボードのスライ
ドを許容させ、下降時に所定のスライド位置にあるパフ
ォーマンスボードを降ろしてテストヘッドのガイドピン
とパフォーマンスボードのガイド孔とを係合させること
により、テストヘッド上にパフォーマンスボードを取り
付けるスライド手段とを備えたものである。
【0017】このようにパフォーマンスボードをスライ
ド自在に支持するスライド手段を昇降自在に設けると、
パフォーマンスボードの取り外し時は、スライド手段を
上昇させてパフォーマンスボードのガイド孔とテストヘ
ッドのガイドピンとのピン係合を外してから、パフォー
マンスボードをスライドしてテストヘッドから容易に引
き出すことができる。また、パフォーマンスボードの取
り付け時は、スライド手段を上昇させた後、スライド手
段をスライドしてパフォーマンスボードの取り付けやす
い位置に引き出してから、パフォーマンスボードをスラ
イド手段に載置することができる。載置後、パフォーマ
ンスボードを所定位置に戻してスライド手段を下降させ
れば、パフォーマンスボードのガイド孔とテストヘッド
のガイドピンとをピン係合させて、パフォーマンスボー
ドをテストヘッド上の所定位置に取り付けることができ
る。
【0018】また、パフォーマンスボードを支持するス
ライド手段を昇降自在に設けたため、パフォーマンスボ
ードをテストヘッド上に取り付けるとき、人手による場
合のように途中で離してパフォーマンスボードを落下さ
せることはなく、最後まで静かに下降させることができ
るので、取付時の衝撃を和らげることができる。その結
果、Zif形コネクタ等を破壊から有効に防止すること
ができる。
【0019】第3の発明の半導体試験装置は、第2の発
明において、上記スライド手段を、パフォーマンスボー
ドを載せてパフォーマンスボードと一緒にスライドする
スライドレールと、スライドレールをスライド自在に支
持する支持体と、支持体を昇降させるアクチュエータと
から構成したものである。このようにスライド手段のス
ライド部分を、パフォーマンスボードを載せるスライド
レールと、これをスライド自在に支持する支持体とに分
けて構成すると、パフォーマンスボードだけがスライド
してスライドに伴いパフォーマンスボードを支持できな
くなる場合と異なり、スライドレールと一体的にパフォ
ーマンスボードをスライドできるので、スライド時のパ
フォーマンスボードを安定に支持できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。図1は本実施の形態を示す半導体試験装
置の平面図、図2は図1の側面図である。
【0021】図1において、テストヘッド1は、被測定
デバイス4に印加する試料用電源、タイミングジェネレ
ータ出力、パターンジェネレータ出力部、およびデバイ
ス出力を測定部に取り込むための入力部から構成され、
被測定デバイス4の評価を行う。このテストヘッド1に
Zif形コネクタのオス部が取り付けられる。このZi
f形コネクタのオス部が取り付けられたテストヘッド上
に、Zif形コネクタのメス部を下部に設け、上部に被
測定デバイス4を搭載したパフォーマンスボード2が装
着される。
【0022】パフォーマンスボード2は、テストヘッド
1と被測定デバイスボード3間に装着され、被測定デバ
イス4とテストヘッド1の間に存在し、試験に必要な信
号を伝達する。このパフォーマンスボード2はこれに設
けたガイド孔5を、テストヘッド1上に設けた複数のガ
イドピン6と係合することにより、パフォーマンスボー
ド2をテストヘッド1上の所定位置に装着される。パフ
ォーマンスボード2の四辺は補強枠7で構成され、これ
らの補強枠7に前述したガイド孔5が設けられる。また
各コーナ部に取っ手8が取り付けられ、これを把持して
パフォーマンスボード2を持ち上げることができるよう
になっいる。
【0023】ところで、同図に示すように、テストヘッ
ド1上に取り付けられるパフォーマンスボード2は、テ
ストヘッド1に対してスライド自在に設けられ、ピン係
合を外した状態では、テストヘッド1から任意に引き出
せるようになっている。図では、テストヘッド1の左側
方向と右側方向とにそれぞれスライドしてテストヘッド
1から引き出され得るようになっている。なお、スライ
ド方向は図示例の方向に限定されず、上下方向でも斜め
方向でもよい。
【0024】このようにパフォーマンスボード2をテス
トヘッド1に対してスライド自在とするために、図2に
示すように、テストヘッド1上にスライド手段10を設
けてある。このスライド手段は、パフォーマンスボード
2を載せてパフォーマンスボード2と一緒にスライドす
るスライドレール11と、スライドレール11をスライ
ド自在に支持する支持体12と、支持体12を昇降させ
るアクチュエータ13とから主に構成されている。
【0025】スライドレール11は、図2のように、テ
ストヘッド1上の左右に2本平行に設けられる。レール
形状は断面略L字状(または断面略Z字状)をしてお
り、そのコーナ部間にパフォーマンスボード2の両端部
を係合させて、パフォーマンスボード2を両端で支持で
きるようになっている。このスライドレール11はパフ
ォーマンスボード2を支持した状態でレール方向にパフ
ォーマンスボード2と一緒にスライドするようになって
いる。なお、支持体に対してパフォーマンスボードのみ
がスライドして引き出される方式としても良い。この場
合、パフォーマンスボード2自身が直接滑動するもの、
あるいは支持体にコロを設け、コロ上をパフォーマンス
ボード2が滑動するもの等任意である。
【0026】支持体12は、テストヘッド1上に固定さ
れ、2本のスライドレール11をスライド自在に支持
し、スライドレール11に載置されたパフォーマンスボ
ード2を紙面に対して垂直方向にスライドさせる。
【0027】アクチュエータ13は、テストヘッド1に
昇降自在に設けられ、その昇降動に伴って、支持体12
を上下移動できるようになっている。アクチュエータ1
3の上昇時には、パフォーマンスボード2をテストヘッ
ド1のガイドピン6よりも高い位置に持ち上げてガイド
ピン6とパフォーマンスボード2のガイド孔5との係合
を外すことにより、パフォーマンスボード2のスライド
を許容できるようになっている。また、下降時には、所
定のスライド位置にあるパフォーマンスボード2を降ろ
してテストヘッド1のガイドピン6とパフォーマンスボ
ード2のガイド孔5とを係合させることにより、テスト
ヘッド1上の所定位置にパフォーマンスボード2を取り
付けられるようになっている。なお、アクチュエータ1
3は、例えばエアシリンダ、油圧シリンダまたはモータ
等で構成することができる。
【0028】さて、上記のようにテストヘッド1上にパ
フォーマンスボード2をスライド自在に設けるようにす
ると、図3に示したように、オートハンドラ20の使用
中にパフォーマンスボード2を交換しようとする場合で
も、その交換が容易になることを説明しよう。2台のテ
ストヘッド1a、1bのうち、終了した方のテストヘッ
ド1bをオートハンドラ20から引き出す。引き出した
らアクチュエータ13を作動して支持体12を上昇させ
ることにより、支持体12上に載置されているパフォー
マンスボード2を自動的に持ち上げる。持ち上がる過程
で、テストヘッド1のガイドピン6がパフォーマンスボ
ード2のガイド孔5から外れてピン係合が解除される。
【0029】ピン係合が解除されたら、パフォーマンス
ボード2を障害物のない手前にスライドしてテストヘッ
ド1bから引き出す。このとき引き出されたパフォーマ
ンスボード2は、ともに引き出されたスライドレール1
1によって支持されているので、人手により支えなくて
も落ちることはない。パフォーマンスボード2が取り外
しやすい位置までテストヘッド1bから引き出された
ら、パフォーマンスボード2の左右に2人の作業者22
が廻りこんで、パフォーマンスボード2の取っ手を掴
み、パフォーマンスボード2を持ち上げてスライドレー
ル11から取り外す。
【0030】このようにすれば、ケーブル23もなく、
その他の障害物もない位置で、パフォーマンスボード2
を取り外せるので、テストヘッド1からの取り外しが容
易になる。また、パフォーマンスボード2の取り外し時
には、スライド手段10の上昇により、自動的にピン係
合が解除されるため、手動のときのように、ガイドピン
6がガイド孔5にぶつかったりせず、ピン係合の解除が
非常に円滑になる。さらに、大型で重いパフォーマンス
ボード2であっても、半自動的(前半は自動、後半は手
動)にパフォーマンスボードを取り外すことができるの
で、作業性が格段と向上する。また、無理な姿勢でパフ
ォーマンスボードを取り外したり、運んだりすることが
なくなるので、作業者が腰を痛めることもない。
【0031】なお、パフォーマンスボード2をテストヘ
ッド1に取り付けるときは、上記とは逆の操作を行なえ
ば、同様にしてパフォーマンスボード2の取り付けも容
易になる。この場合、パフォーマンスボード2を支持す
る支持体12をアクチュエータ13により昇降自在に設
けたので、パフォーマンスボード2をテストヘッド1上
に取り付けるとき、人手による場合と違って、最後まで
静かに、しかも垂直に下降させることができる。したが
って、取付時の衝撃を和らげることができ、Zif形コ
ネクタの破壊を有効に防止することができる。
【0032】なお、上記の実施の形態ではパフォーマン
スボードをスライドしてテストヘッドから引き出せるよ
うにしたが、スライドするのではなく、アームなどを使
って持ち上げてから移動させるようにすることもでき
る。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、パフォーマンスボード
をテストヘッド上にスライド自在に設けて、パフォーマ
ンスボードをテストヘッドから引き出すことができるよ
うにしたので、障害物等があってテストヘッドに対して
直接パフォーマンスボードを取り外したり、取り付けた
りしにくい場合であっても、パフォーマンスボードのテ
ストヘッドに対する取り外し、取り付けが容易になる。
【0034】また、パフォーマンスボードを支持するス
ライド手段を昇降自在に設けたので、パフォーマンスボ
ードの取り付け、取り外し時にパフォーマンスボードま
たはテストヘッドに設けられたコネクタを破壊すること
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体試験装置の実施の形態を示すパ
フォーマンスボードをスライド自在に設けたテストヘッ
ドの平面図である。
【図2】本実施の形態のパフォーマンスボードを装着し
たテストヘッドの要部側面図である。
【図3】本実施の形態のテストヘッドからパフォーマン
スボードを取り外すときの説明図である。
【図4】従来例のテストヘッドからパフォーマンスボー
ドを取り外すときの説明図である。
【図5】Zif形コネクタの係合を示す説明図。
【図6】従来例のパフォーマンスボードとテストヘッド
とのピン係合の説明図である。
【符号の説明】
1 テストヘッド 2 パフォーマンスボード 4 被測定デバイス 5 ガイド孔 6 ガイドピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テストヘッド上の所定位置にパフォーマン
    スボードを取り付けて、パフォーマンスボードに搭載し
    た被測定デバイスを評価する半導体試験装置において、 上記パフォーマンスボードをテストヘッド上にスライド
    自在に設けて、テストヘッドから引き出せるようにした
    ことを特徴とする半導体試験装置。
  2. 【請求項2】パフォーマンスボードを所定位置に位置決
    めするガイドピンを有し、パフォーマンスボードに搭載
    された被測定デバイスの評価を行うテストヘッドと、 テストヘッドのガイドピンと係合するガイド孔を有し、
    ガイド孔をガイドピンと係合させることによりテストヘ
    ッド上の所定位置に取り付けられるパフォーマンスボー
    ドと、 パフォーマンスボードをテストヘッド上にスライド自在
    に支持して、テストヘッドから引き出せるようにしたス
    ライド手段であって、昇降自在に設けられ、上昇時にパ
    フォーマンスボードをテストヘッドのガイドピンより高
    い位置に持ち上げてガイドピンとパフォーマンスボード
    のガイド孔との係合を外すことにより、パフォーマンス
    ボードのスライドを許容し、下降時に所定のスライド位
    置にあるパフォーマンスボードを降ろしてテストヘッド
    のガイドピンとパフォーマンスボードのガイド孔とを係
    合させることにより、テストヘッド上にパフォーマンス
    ボードを取り付けるスライド手段とを備えた半導体試験
    装置。
  3. 【請求項3】上記スライド手段が、パフォーマンスボー
    ドを載せてパフォーマンスボードと一緒にスライドする
    スライドレールと、スライドレールをスライド自在に支
    持する支持体と、支持体を昇降させるアクチュエータと
    から構成されている請求項2に記載の半導体試験装置。
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