JP3010149B2 - 遠隔着脱コネクタ装置 - Google Patents

遠隔着脱コネクタ装置

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JP3010149B2
JP3010149B2 JP9191891A JP19189197A JP3010149B2 JP 3010149 B2 JP3010149 B2 JP 3010149B2 JP 9191891 A JP9191891 A JP 9191891A JP 19189197 A JP19189197 A JP 19189197A JP 3010149 B2 JP3010149 B2 JP 3010149B2
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JP
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connector
connector module
module
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remote
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康太 福井
秀治 松橋
次男 庄司
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核燃料サイクル開発機構
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マニプレータ等の
遠隔操作機器により複数対のコネクタユニットの多数本
のケーブルを一度に接続・切離しできるようにした遠隔
着脱コネクタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホットセル(放射性物質を取り扱
うための遮蔽を施した区画)内に設置している設備機器
への電源や信号の供給は、ホットセル内で設備機器本体
と電源・信号との縁切りが可能なようにワンタッチコネ
クタを有する中継ボックスを介して行っている。そのた
め、複雑な制御機構を有する設備機器では、十数本以上
の動力及び信号ケーブルを1本ずつマニプレータ等の遠
隔機器により中継ボックスに結線している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この結線作業において
は、コネクタに緩みが生じないよう、正確且つ確実に作
業する必要があり、十数本以上のケーブルを遠隔操作に
よって個々に接続していくことは、長時間を要し、作業
効率が悪い欠点があった。
【0004】本発明の目的は、多数のケーブルを一つに
束ね、一度に接続・切離しを行えるようにして、ケーブ
ル接続作業における効率化を図ることができるような遠
隔着脱コネクタ装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、それぞれ複数
のコンタクトピンを有する雄側コネクタユニットとコン
タクトホールを有する雌側コネクタユニットとが複数
対、相対向するように上下一対のコネクタモジュールに
配設され、その一方のコネクタモジュールに直径の異な
る複数本の先端テーパ状のガイドロッドを立設すると共
に、他方のコネクタモジュールに前記の各ガイドロッド
に嵌合するガイド孔を形成し、下部コネクタモジュール
は上向きで機器上面に固定され、上部コネクタモジュー
ルに遠隔操作用の把手を設け、上部コネクタモジュール
の各コネクタユニットの接続用ケーブルは一つに束ねら
れて、上部コネクタモジュールの自重で前記コネクタモ
ジュール同士が接続されるようにした遠隔着脱コネクタ
装置である。
【0006】
【発明の実施の形態】例えば、下部コネクタモジュール
に直径の異なる2本のガイドロッドを立設すると共に、
複数の雌側コネクタユニットを配設し、上部コネクタモ
ジュールには対応する孔径のガイド孔を形成すると共
に、複数の雄側コネクタユニットを配設する構成とする
のが好ましい。ガイドロッドは直径と共に長さを変えて
もよい。雄側コネクタユニットを下部コネクタモジュー
ルに、雌側コネクタユニットを上部コネクタモジュール
に設けてもよい。またガイド孔を下部コネクタモジュー
ルに、ガイドロッドを上部コネクタモジュールに設ける
構成でもよい。あるいは、1本のガイドロッドを上部コ
ネクタモジュールに、他方のガイドロッドを下部コネク
タモジュールに、それぞれ設ける構成とすることも可能
である。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係る遠隔着脱コネクタ装置の
一実施例を示す説明図であり、図2のA,Bはその両方
のコネクタモジュールを接続面の説明図である。この遠
隔着脱コネクタ装置10は、ホットセル内の設備機器1
2の上面に上向きで取り付けられる下部コネクタモジュ
ール14と、それに被せられる上部コネクタモジュール
16との組み合わせからなる。
【0008】下部コネクタモジュール14に、複数(図
2では5個)の雌側コネクタユニット20を配設すると
共に、上面の両側に太径と細径というように直径が異な
り且つ長さも異なる2本のガイドロッド22a,22b
を立設する。各雌側コネクタユニット20は、それぞれ
多数のコンタクトホール24が規則的に配列された構造
であり、各コンタクトホール24のコンタクト部にはホ
ットセル内の設備機器との配線(図示せず)が接続され
る。また両ガイドロッド22a,22bは、先端がテー
パ状をなし、後述するガイド孔に挿入し易い構造になっ
ている。
【0009】上部コネクタモジュール16の下面には、
前記雌側コネクタユニット20に対応する位置に雄側コ
ネクタユニット30を配設すると共に、前記両ガイドロ
ッド22a,22bに嵌合するような大径と小径の長さ
の異なるガイド孔32a,32bを形成する。各雄側コ
ネクタユニット30は、それぞれ前記コンタクトホール
24に接触嵌入するコンタクトピン34が規則的に配列
された構造を有する。各コンタクトピン34の基端には
接続用ケーブル36の各芯線が接続され、更に各接続用
ケーブル36は一つに束ねられて引き出される。また上
部コネクタモジュール16の上部には遠隔操作用の把手
40が取り付けられる。
【0010】下部コネクタモジュール14を、上向きで
ホットセル内の設備機器12の上面に固定しておく。遠
隔着脱コネクタ装置の接続方法は、ホットセル内の設備
機器12に固定した下部コネクタモジュール14に対し
て、上部コネクタモジュール16の把手40をマニプレ
ータ等の遠隔操作機器42で掴み、上部コネクタモジュ
ール16のガイド孔32a,32bを下部コネクタモジ
ュール14のガイドロッド22a,22bの近傍に動か
して位置決めし、ガイドロッド22a,22bに沿って
挿入するように被せる。すると、上部コネクタモジュー
ル16は、その自重によって降下し、互いに対応する雄
側コネクタユニット30と雌側コネクタユニット20が
接続され(各コンタクトピン34がコンタクトホール2
4に接触嵌入し)、前記上部コネクタモジュール16の
自重によりその接続状態が確保される。このようにし
て、多数のコネクタユニット同士が一度に接続される。
切り離しは、遠隔操作機器42で把手40を掴み、上部
コネクタモジュール16を引き上げるだけで完了する。
【0011】上部コネクタモジュール16に遠隔操作用
の把手40を設けたことで、マニプレータ等の遠隔操作
機器42で容易に遠隔着脱コネクタ装置10の接続・切
離しが可能となる。上部コネクタモジュール16の自重
によって、雄側コネクタユニット30と雌側コネクタユ
ニット20との接続が達成され、且つその接続状態が安
定的に維持できる。各雄側コネクタユニット16に接続
される多数本の接続用ケーブル36を一つに束ねている
ために、ケーブルの所謂「暴れ」を無くすことができケ
ーブルの引回しが整理され取り扱いも容易である。2本
のガイドロッド22a,22bは直径及び長さが異なる
ため、上部コネクタモジュール16と下部コネクタモジ
ュール14との接続可能な方向が限定され、コネクタユ
ニットの配列が対称であっても間違った向きで接続され
ることは無い。また、それらのガイドロッド22a,2
2bは、先端テーパ状であるから、遠隔操作機器42に
よる上部コネクタモジュール16の位置決め操作も、許
容範囲が広くスムーズに行うことが可能である。
【0012】
【発明の効果】本発明は、十数本のケーブルを一つに束
ねて、遠隔操作機器で一度に、方向を間違えることなく
着脱できるために、ホットセル内に設置している設備機
器への電源・信号の接続・切離しを容易に且つ効率よく
行うことが可能となる。また接続は上部コネクタモジュ
ールの自重で固定されるために、緩みが生じず、接続の
信頼性が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔着脱コネクタ装置の一実施例
を示す説明図。
【図2】その上部と下部のコネクタモジュールの接続面
側の説明図。
【符号の説明】
10 遠隔着脱コネクタ装置 12 設備機器 14 下部コネクタモジュール 16 上部コネクタモジュール 20 雌側コネクタユニット 22a,22b ガイドロッド 24 コンタクトホール 30 雄側コネクタユニット 32a,32b ガイド孔 34 コンタクトピン 36 接続用ケーブル 40 把手 42 遠隔操作機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 庄司 次男 茨城県東茨城郡大洗町成田町4002 動力 炉・核燃料開発事業団大洗工学センター 内・検査開発株式会社所属 (56)参考文献 特開 昭50−389(JP,A) 実開 昭57−980(JP,U) 実開 昭62−84177(JP,U) 実開 昭64−25828(JP,U) 実開 昭64−38778(JP,U) 実開 平1−145065(JP,U) 実開 平4−8381(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/56 - 13/72

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ複数のコンタクトピンを有する
    雄側コネクタユニットとコンタクトホールを有する雌側
    コネクタユニットとが複数対、相対向するように上下一
    対のコネクタモジュールに配設され、その一方のコネク
    タモジュールに直径の異なる複数本の先端テーパ状のガ
    イドロッドを立設すると共に、他方のコネクタモジュー
    ルに前記の各ガイドロッドに嵌合するガイド孔を形成
    し、下部コネクタモジュールは上向きで機器上面に固定
    され、上部コネクタモジュールに遠隔操作用の把手を設
    け、上部コネクタモジュールの各コネクタユニットの接
    続用ケーブルは一つに束ねられて、上部コネクタモジュ
    ールの自重で前記コネクタモジュール同士が接続される
    ようにした遠隔着脱コネクタ装置。
  2. 【請求項2】 下部コネクタモジュールに直径の異なる
    2本のガイドロッドを立設すると共に、複数の雌側コネ
    クタユニットを配設し、上部コネクタモジュールに前記
    両ガイドロッドの径に対応した2個のガイド孔を形成す
    ると共に、複数の雄側コネクタユニットを配設した請求
    項1記載の遠隔着脱コネクタ装置。
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JP6932930B2 (ja) * 2017-01-13 2021-09-08 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ

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JPH1126076A (ja) 1999-01-29

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