JPH09158386A - 金属製結合桁およびそれを用いた接合構造および接合方法 - Google Patents
金属製結合桁およびそれを用いた接合構造および接合方法Info
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- JPH09158386A JPH09158386A JP7318383A JP31838395A JPH09158386A JP H09158386 A JPH09158386 A JP H09158386A JP 7318383 A JP7318383 A JP 7318383A JP 31838395 A JP31838395 A JP 31838395A JP H09158386 A JPH09158386 A JP H09158386A
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Abstract
き、乾燥等による形状の経時変化によって、それを用い
た構造全体に影響を及ぼすことがなく、隣接する壁部や
梁との接合のための部分や、2つの壁部または梁に載置
固定されてそれらの接合機能を持たせるための部分を設
けることができる結合桁を提供すること。 【解決手段】 第1屋根傾斜方向に沿って延びる第1屋
根芯材82と、第1壁部70または第1梁とを結合さ
せ、かつ、第1壁部70または第1梁に隣接する隣接壁
部96または隣接梁92と第1壁部または第1梁とを接
合させる金属製の結合桁10である。この結合桁10
は、第1壁部70または第1梁に載置される載置面14
を有する第1載置部12と、第1壁部70または第1梁
に取り付けられる第1取付部16と、第1屋根芯材82
が載置される傾斜面20を有する第1傾斜部18と、隣
接する隣接壁部96または隣接梁92と接合される接合
部22とを含んで構成される。
Description
位置する壁部または梁と屋根芯材との間に配置される結
合桁、特に、隣接する屋根芯材、壁部、または梁との接
合機能を有する結合桁およびそれを用いた接合構造およ
び接合方法に関する。
傾斜をもつ屋根部を支え、その傾斜方向と交差する壁部
または梁の上部には木製の結合桁が用いられ、このよう
な場合には、屋根部と壁部または梁とを結合させるため
に、別部材である緊結金物を用いる必要があった。ま
た、梁の上部に設置される結合桁の場合には、この緊結
金物は、結合桁を両側から押さえ、その上部の屋根部が
上部から圧迫する状態になるように作用して、結合桁を
梁上に固定する役割のためにも必要であった。
乾燥等による形状の経時変化が生じることがあり、それ
を用いた構造全体に影響を及ぼすことがあった。
め、様々な付属部材を十分な強度をもって結合桁に取り
付けること、例えば隣接する壁部や梁との接合のための
部分を設けることや、2つの壁部または梁に載置固定さ
れてそれらの接合機能を持たせるための部分を設けるこ
とは容易には行えなかった。
ためになされものであって、その目的とするところは、
特別な部材を必要とすることなく、壁部または梁部に固
定することができる結合桁を提供することにある。
形状の経時変化によって、それを用いた構造全体に影響
を及ぼすこともない結合桁を提供することにある。
な付属部材を十分な強度をもって容易に取り付けるこ
と、例えば隣接する壁部や梁との接合のための部分を設
けることや、2つの壁部または梁に載置固定されてそれ
らの接合機能を持たせるための部分を設けることができ
る結合桁を提供することにある。
上記目的を達成するための手段を、本願の各請求項の各
構成要件に対して、本願の実施の形態の符号を対応させ
て説明する。
は、第1屋根傾斜方向に沿って延びる第1屋根芯材82
と、第1壁部70または第1梁とを結合させ、かつ、前
記第1壁部または前記第1梁に隣接する隣接壁部96ま
たは隣接梁92と前記第1壁部または前記第1梁とを接
合させる金属製の結合桁10であって、前記第1壁部ま
たは前記第1梁に載置される載置面14を有する第1載
置部12と、前記第1壁部または前記第1梁に取り付け
られる第1取付部16と、前記第1屋根芯材が載置され
る傾斜面20を有する第1傾斜部18と、前記隣接壁部
または前記隣接梁と接合される接合部22と、を有する
ことを特徴とする。
用した接合構造の発明を定義している。
を使用した接合方法の発明を定義している。
交差し、壁部または梁によって支持される屋根用芯材を
意味し、例えば、パネル工法にあっては屋根パネルの一
構成要素である縦方向の芯材であり、在来工法にあって
は垂木である。また、前記梁は、屋根用芯材を受ける鋼
製または木製の桁を意味し、パネル工法にあっては屋根
梁であり、在来工法にあっては母屋桁、軒桁、および棟
木である。
部を第1壁部または第1梁に載置し、第1取付部を第1
壁部または第1梁に取り付けることによって、第1壁部
または第1梁に固定でき、そして、第1傾斜部に第1屋
根芯材を載置することができ、さらに、接合部に隣接壁
部または隣接梁を接合できる結合桁を提供することがで
きる。したがって、この結合桁の第1壁部または第1梁
への固定は、特別な部材を必要とすることなく、単に取
り付け部を釘等によって第1壁部または第1梁に固定す
ることによって行うことができる。また、この結合桁は
金属製であるため、木製の結合桁の場合のように、乾燥
等による形状の経時変化がなく、それを用いた構造全体
に形状変化による影響を及ぼすこともない。さらに、本
発明の結合桁は金属製であるため、様々な付属部材を十
分な強度をもって結合桁に容易に取り付けることができ
る。そして、本発明の結合桁は、第1壁部または第1梁
と屋根芯材とを結合するだけでなく、それらと隣接壁部
または隣接梁とを接合することができる。
れば、前述の請求項1に記載の発明に係る結合桁ついて
の作用効果に加えて、接合部を有する金属製結合桁によ
る第1壁部または第1梁と、隣接壁部または隣接梁との
間の強固な接合構造を得ることができる。
よれば、前述の請求項1に記載の発明に係る結合桁つい
ての作用効果に加えて、接合部を有する金属製結合桁に
よる第1壁部または第1梁と、隣接壁部または隣接梁と
の間の強固な接合構造を効率的に得ることができる。
は、第1屋根傾斜方向に沿って延びる第1屋根芯材82
と、第1壁部70または第1梁との結合、および、第2
屋根傾斜方向に沿って延びる第2屋根芯材と、第2壁部
または第2梁との結合を行う金属製の結合桁40であっ
て、前記第1壁部または前記第1梁に載置される載置面
14を有する第1載置部12と、前記第1壁部または前
記第1梁に取り付けられる第1取付部16と、前記第1
屋根芯材が載置される傾斜面20を有する第1傾斜部1
8と、前記第2壁部または前記第2梁に載置される載置
面48を有する第2載置部46と、前記第2壁部または
前記第2梁に取り付けられる第2取付部52と、前記第
2屋根芯材が載置される傾斜面60を有する第2傾斜部
58と、を有することを特徴とする。
使用した接合構造の発明を定義している。
を使用した接合方法の発明を定義している。
部を第1壁部または第1梁に載置し、第1取付部を第1
壁部または第1梁に取り付けることによって、第1壁部
または第1梁に固定できる結合桁が提供される。また、
この結合桁は、第2載置部を第2壁部または第2梁に載
置し、第2取付部を第2壁部または第2梁に取り付ける
ことによって、第2壁部または第2梁にも固定できる。
そして、第1傾斜部に第1屋根芯材を載置し、第2傾斜
部に第2屋根芯材を載置することができる。したがっ
て、この結合桁の第1壁部または第1梁および第2壁部
または第2梁への固定は、特別な部材を必要とすること
なく、単に取り付け部を釘等をそれらに固定することに
よって行うことができる。その結果、本発明の結合桁
は、第1壁部または第1梁と、第2壁部または第2梁と
を互いに接合することができる。また、この結合桁は金
属製であるため、木製の結合桁の場合のように、乾燥等
による形状の経時変化がなく、それを用いた構造全体に
形状変化による影響を及ぼすこともない。さらに、本発
明の結合桁は金属製であるため、様々な付属部材を十分
な強度をもって結合桁に容易に取り付けることができ
る。
よれば、前述の請求項2に記載の発明に係る結合桁つい
ての作用効果に加えて、接合部を有する金属製結合桁に
よる第1壁部または第1梁と、第2壁部または第2梁と
の強固な接合構造を得ることができる。
よれば、前述の請求項2に記載の発明に係る結合桁つい
ての作用効果に加えて、接合部を有する金属製結合桁に
よる第1壁部または第1梁と、第2壁部または第2梁と
の強固な接合構造を効率的に得ることができる。
結合桁において、隣接壁部96または隣接梁92と接合
される接合部22を有することを特徴とする結合桁の発
明を定義している。
第1梁と、第2壁部または第2梁と、隣接壁部または隣
接梁とを互いに接合できる結合桁を得ることができる。
ずれかに記載の発明に係る結合桁において、前記第1ま
たは第2傾斜部より上方に突出するストッパ部34を一
体的に有し、前記ストッパ部は、前記第1屋根芯材を含
んで構成される第1屋根部、または、前記第2屋根芯材
を含んで構成される第2屋根部を、第1または第2屋根
傾斜方向の所定位置に規定することを特徴とする結合桁
の発明を定義している。
るとは、釘等や溶接等によってストッパ部と結合桁とを
一体化することを意味する。
パネル工法においては、屋根芯材と面材とを含んで構成
される屋根パネルを意味し、在来工法においては、垂木
と屋根板を含んで構成される部分を意味する。
部は、結合桁の側面部に一体的に固定され、その一部が
第1または第2傾斜部の傾斜面の上方に突出しており、
第1または第2屋根部を結合桁上に設置した際、この突
出した部分が、第1または第2屋根部の屋根傾斜方向と
直交し第1または第2屋根部の下面側に位置する係合部
材または横芯材を、その第1または第2屋根傾斜方向の
下方の側面で支持し、第1または第2屋根部の屋根傾斜
方向の位置を規定する。これによって、第1または第2
屋根部を屋根傾斜方向の所定位置となるように結合桁上
に容易に載置することができるとともに、第1または第
2屋根部を屋根傾斜方向への移動に対して固定すること
ができる。
ずれかに記載の発明に係る結合桁において、前記第1ま
たは第2屋根芯材に固定される固定部36を一体的に有
することを特徴とする結合桁の発明を定義している。
固定部を一体的に有しており、すなわち、釘等や溶接等
によって固定部と結合桁とが一体化されており、さら
に、その固定部は第1または第2屋根芯材にも固定でき
るようになっている。したがって、この固定部によっ
て、第1または第2屋根芯材を含んで構成される第1ま
たは第2屋根部をいずれの方向にも移動できないように
固定することができ、第1または第2屋根部の横ずれも
防止することができる。
ずれかに記載の発明に係る結合桁において、前記第1ま
たは第2傾斜部に貼付された滑り防止シートを有するこ
とを特徴とする結合桁の発明を定義している。
は第2傾斜部には滑り防止シートが貼付され、第1また
は第2屋根芯材との間の軋みや滑りが防止される。した
がって、第1または第2屋根芯材の取付の際にそれらが
滑り落ちたりする可能性を減少させることができるとと
もに、第1または第2屋根芯材を含んで構成される第1
または第2屋根部の取付後の軋み音等を減少させること
ができる。
は、請求項1ないし請求項6のいずれかの結合桁が、そ
の取付部によって取り付けられていることを特徴とす
る。
ネルは、上記のいずれかの結合桁がその取付部によって
取り付けられている。したがって、上記の各発明に係る
結合桁の作用効果を有するとともに、現場で結合桁を壁
部である壁パネルに取り付ける必要がないため、現場作
業を効率化することができる。
1ないし請求項6のいずれかの結合桁が、その取付部に
よって取り付けられていることを特徴とする。
は、上記のいずれかの結合桁がその取付部によって取り
付けられている。したがって、上記の各発明に係る結合
桁の作用効果を有するとともに、現場で結合桁を梁に取
り付ける必要がないため、現場作業を効率化することが
できる。
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。
例の結合桁10を用いた接合構造を示す断面図であり、
図2(A)および図2(B)は、本実施例の結合桁10
の斜視図および分解斜視図である。これらの図に示すよ
うに、本実施例の結合桁10は、第1屋根傾斜方向に伸
びる第1屋根芯材82と、第1屋根芯材82の下方に位
置する第1壁部70との間に配置されて、それらを結合
させている。この結合桁は鋼などの十分な強度を持つ金
属の板材を、切り出し、折り曲げ、およびネジあるいは
溶接等による接合などによって加工して形成されてい
る。
すように、第1載置部12、第1取付部16、第1傾斜
部18、および、接合部22を含んで構成される。
家屋で使用される箇所を示す平面図である。この図にお
いて、a矢印で示した白抜きの部分に図2(A)および
図2(B)の結合桁が使用される。
に示すように、第1載置部12の載置面14を第1壁部
70の上部に設置し、第1取付部16を第1壁部70に
釘26等によって固定することによって、第1壁部70
上に固定される。
10の第1傾斜部18の傾斜面20上には、第1屋根芯
材82が載置される。なお、この第1傾斜部18の傾斜
面20上に、予め第1屋根芯材82と第1傾斜部18の
傾斜面20との間の軋みや滑りを防止するシートである
滑り防止シート(図示せず)を貼付しておいてもよい。
これによって、第1屋根芯材82の取付の際に第1屋根
芯材82や第1屋根芯材82を含んで構成される第1屋
根部80が滑り落ちたりする可能性を減少させることが
できるとともに、第1屋根芯材82の取付後の軋み音を
減少させることができる。
持ち、第1壁部70に隣接する隣接梁92をこの接合部
22にボルト24等によって接合することによって、図
1に示したように、隣接梁92を、この接合部22を有
する結合桁10を介して、第1壁部70に接合すること
ができる。この接合部22は、図2(B)に分解斜視図
として示すように、結合桁10本体の側面部28にネジ
等によって一体的に固定されている。
ように、ストッパ部34、固定部36、吊り金具通過孔
30、吹き上げ防止部材62などを含んで構成してもよ
い。
ように、結合桁10の側面部28に釘等や溶接等によっ
て一体的に固定され、その一部が傾斜部18の傾斜面2
0の上方に突出している。第1屋根芯材82を結合桁1
0上に設置すると、この突出した部分が、図1および図
5に示した、第1屋根芯材82を含んで構成される第1
屋根部80例えば屋根パネルの係合部材88の屋根傾斜
方向の下方の側面を支持し、第1屋根部80のその傾斜
方向の位置を規定する。これによって、第1屋根部80
を屋根傾斜方向の所定位置で結合桁10上に容易に載置
することができるとともに、第1屋根部80は屋根傾斜
方向への移動に対して固定される。
し、上述のように第1屋根部80の下面側に設けた係合
部材88を支持するのではなく、第1屋根部80の屋根
傾斜方向と直交する横芯材84の傾斜方向下方の側面を
支持するようにしてもよい。この場合は、係合部材を特
別に設ける必要はない。これによって、上述の場合と同
様に、第1屋根部80の屋根傾斜方向の位置を規定し、
その方向への移動が起きないように固定することができ
る。
端は結合桁10の側面部28にビス等で一体的に固定さ
れ、その他端は例えば図5に示す第1屋根傾斜方向に伸
びる第1屋根芯材82の下面に釘等で固定される。固定
部36は、第1屋根芯材82を含んで構成される第1屋
根部80がいずれの方向にも移動できないように固定す
る。すなわち、後述する吹き上げ防止部材62による第
1屋根芯材82の結合桁10への緊結だけでは防げない
第1屋根部80の傾斜方向と交差する方向への第1屋根
部80の移動も防止することができる。
に、壁部70の上部の芯材74すなわち壁部70の一部
を形成する壁パネル76の芯材74に設けられた吊り金
具用の貫通孔72の位置に対応してその上方に位置する
結合桁10に設けられている。これによって、結合桁1
0が予め取り付けられた壁パネル76であっても、貫通
孔72を通した後に広がって壁パネル76の芯材74に
係合するタイプの吊り金具を、結合桁10のこの吊り金
具通過孔30および壁パネル76の芯材74に設けられ
た貫通孔72を通した後、壁パネル76の芯材74に係
合させて、クレーン等で吊り降ろして設置することがで
きる。
に示すように、その係合部66の折り曲げられた一端
が、結合桁10の側面部28に設けられた穴部である被
係合部32に挿入され回転されて結合桁10に係合され
る。そして、吹き上げ防止部材62は、その係合部66
と回転自在に結合する第2取付部64が、釘(図示せ
ず)等によって第1屋根部80の第1屋根芯材82の側
面に取り付けられる。これによって、第1屋根部80
は、吹き上げ防止部材62によっても固定されるため、
第1屋根部80が吹き上げられた場合等に、固定部36
による第1屋根部80と結合桁10との間の固定のみで
は不足する第1屋根部80と結合桁10との結合強度を
補い、第1屋根部80の吹き上げ等を防止することがで
きる。なお、吹き上げ防止部材62は、第1屋根部80
の吹き上げを防止するために十分な強度をもって第1屋
根部80の第1屋根芯材82および結合桁10に固定お
よび係合されている。
(A)、および図8(B)は、第1実施例の変形例を示
す斜視図である。なお、図7および図8の(A)および
(B)は、同一の結合桁を異なる角度から示した斜視図
である。上記においては、本実施例の結合桁10の接合
部22は、図1に示したように、梁すなわち隣接梁92
と接合するために用いられていた。しかし、これらの図
に示す例では、接合部22は、隣接壁部96である屋切
りパネルを接合するために用いられるように形成されて
いる。その他の点については、上記と同様である。な
お、図6、図7(A)および(B)、図8(A)および
(B)に示した結合桁は、図4に平面図として示した家
屋においては、それぞれ矢印b、矢印c、および矢印d
で示した白抜きの箇所において使用される。
および図10は、第2実施例の結合桁40を示す斜視図
である。なお、図9(A)、図9(B)は、同一の結合
桁40を異なる角度から見た斜視図である。これらの図
に示すように、本実施例の結合桁40は、第1および第
2載置部12,46と、第1および第2取付部16,5
2と、第1および第2傾斜部を含んで構成される。な
お、図9(A)および(B)に示した結合桁は、図4に
平面図として示した家屋においては、矢印eで示した白
抜きの箇所において使用される。
様に、第1壁部70または第1梁に載置固定され、その
第1傾斜部18の傾斜面20上にに第1屋根芯材82が
載置される。これに加えて、本実施例の結合桁40は、
図示しない第2壁部または第2梁にも載置固定され、そ
の第2傾斜部58の傾斜面60上に第2屋根芯材が載置
される点が第1実施例の結合桁10とは異なる。それ以
外の点については第1実施例の結合桁10と同様であ
る。各図においては、第1実施例の結合桁10と対応す
る各部については、同一の符号を付した。
場合と同様に、第1壁部70(図示せず)に第1載置部
12の載置面14が載置され、第1取付部16が第1壁
部70に取り付けられる。また、この結合桁40は、第
2壁部(図示せず)に第2載置部46の載置面48が載
置され、第2取付部52が第2壁部に取り付けられる。
このようにして、本実施例の結合桁40は、第1および
第2壁部上に固定される。
同様に、第1壁部70の上方に位置する第1屋根芯材
(図示せず)が載置される傾斜面20を有する第1傾斜
部18を有する。また、この結合桁40は、第2壁部の
上方に位置する第2屋根芯材が載置される傾斜面60を
有する第2傾斜部58を含んで構成される。本実施例の
結合桁40は、第1および第2壁部上に固定された後、
その第1および第2傾斜部上18,58にに第1屋根芯
材および第2屋根芯材が載置される。
1屋根傾斜方向に沿って延びる第1屋根芯材82と第1
壁部70との結合、および、第2屋根傾斜方向に沿って
延びる第2屋根芯材と第2壁部との結合を行うことがで
きる。
第1実施例の場合と同様に、ストッパ部34、固定部3
6、吊り金具通過孔30、吹き上げ防止部材62などを
含んで構成してもよい。この場合、ストッパ部34、固
定部36、吊り金具通過孔30、吹き上げ防止部材62
などは、第1壁部70、第1屋根芯材82、および第1
屋根部80に対応するものだけでなく、第2壁部、第2
屋根芯材、および第2屋根部に対応するものも設けても
よい。
実施例の場合と同様に、隣接する隣接壁部96または隣
接梁92と接合される接合部22を含んで構成してもよ
い。
2は、このような結合桁40の例を示す斜視図である。
図11(A)、図11(B)の場合は、隣接壁部96で
ある屋切りパネルを1枚接合するための1つの接合部2
2が設けられている。また、図12の場合は、隣接壁部
96である屋切りパネルを2枚接合するための2つの接
合部22,22が設けられている。なお、図11(A)
に示した結合桁は、図4に平面図として示した家屋にお
いては、矢印gで示した白抜きの箇所において使用され
る。
び図12では隣接する隣接壁部96を接合するための接
合部22を示したが、本実施例の結合桁40において
も、第1実施例で示したような、隣接梁92を接合する
ための接合部を含んで構成してもよい。
明は前述した各実施例に限定されるものではなく、本発
明の要旨の範囲内または特許請求の範囲の均等範囲内で
各種の変形実施が可能である。
0上に載置され、取り付けられる結合桁10,40を示
したが、本発明の結合桁10,40は、梁に載置され、
取り付けられてもよい。
0が現場において壁部70に取り付けられる例を示した
が、予め工場等において結合桁10,40を、壁部70
を形成する壁パネル76本体、あるいは梁に取り付け
て、結合桁付の壁パネル76あるいは結合桁付の梁とし
ておくこともできる。これによって、現場において壁部
70または梁と結合桁10,40とを固定する必要がな
いため、現場作業を効率化することができる。
置部を第1壁部または第1梁に載置し、第1取付部を第
1壁部または第1梁に取り付けることによって、第1壁
部または第1梁に固定でき、そして、第1傾斜部に第1
屋根芯材を載置することができ、さらに、接合部に隣接
壁部または隣接梁を接合できる結合桁を提供することが
できる。したがって、この結合桁の第1壁部または第1
梁への固定は、特別な部材を必要とすることなく、単に
取り付け部を釘等によって第1壁部または第1梁に固定
することによって行うことができる。また、この結合桁
は金属製であるため、木製の結合桁の場合のように、乾
燥等による形状の経時変化がなく、それを用いた構造全
体に形状変化による影響を及ぼすこともない。さらに、
本発明の結合桁は金属製であるため、様々な付属部材を
十分な強度をもって結合桁に容易に取り付けることがで
きる。そして、本発明の結合桁は、第1壁部または第1
梁と屋根芯材とを結合するだけでなく、それらと隣接壁
部または隣接梁とを接合することができる。
れば、前述の請求項1に記載の発明に係る結合桁ついて
の作用効果に加えて、接合部を有する金属製結合桁によ
る第1壁部または第1梁と、隣接壁部または隣接梁との
間の強固な接合構造を得ることができる。
よれば、前述の請求項1に記載の発明に係る結合桁つい
ての作用効果に加えて、接合部を有する金属製結合桁に
よる第1壁部または第1梁と、隣接壁部または隣接梁と
の間の強固な接合構造を効率的に得ることができる。
部を第1壁部または第1梁に載置し、第1取付部を第1
壁部または第1梁に取り付けることによって、第1壁部
または第1梁に固定できる結合桁が提供される。また、
この結合桁は、第2載置部を第2壁部または第2梁に載
置し、第2取付部を第2壁部または第2梁に取り付ける
ことによって、第2壁部または第2梁にも固定できる。
そして、第1傾斜部に第1屋根芯材を載置し、第2傾斜
部に第2屋根芯材を載置することができる。したがっ
て、この結合桁の第1壁部または第1梁および第2壁部
または第2梁への固定は、特別な部材を必要とすること
なく、単に取り付け部を釘等をそれらに固定することに
よって行うことができる。その結果、本発明の結合桁
は、第1壁部または第1梁と、第2壁部または第2梁と
を互いに接合することができる。また、この結合桁は金
属製であるため、木製の結合桁の場合のように、乾燥等
による形状の経時変化がなく、それを用いた構造全体に
形状変化による影響を及ぼすこともない。さらに、本発
明の結合桁は金属製であるため、様々な付属部材を十分
な強度をもって結合桁に容易に取り付けることができ
る。
よれば、前述の請求項2に記載の発明に係る結合桁つい
ての作用効果に加えて、接合部を有する金属製結合桁に
よる第1壁部または第1梁と、第2壁部または第2梁と
の強固な接合構造を得ることができる。
よれば、前述の請求項2に記載の発明に係る結合桁つい
ての作用効果に加えて、接合部を有する金属製結合桁に
よる第1壁部または第1梁と、第2壁部または第2梁と
の強固な接合構造を効率的に得ることができる。
第1梁と、第2壁部または第2梁と、隣接壁部または隣
接梁とを互いに接合できる結合桁を得ることができる。
部は、結合桁の側面部に一体的に固定され、その一部が
第1または第2傾斜部の傾斜面の上方に突出しており、
第1または第2屋根部を結合桁上に設置した際、この突
出した部分が、第1または第2屋根部の屋根傾斜方向と
直交し第1または第2屋根部の下面側に位置する係合部
材または横芯材を、その第1または第2屋根傾斜方向の
下方の側面で支持し、第1または第2屋根部の屋根傾斜
方向の位置を規定する。これによって、第1または第2
屋根部を屋根傾斜方向の所定位置となるように結合桁上
に容易に載置することができるとともに、第1または第
2屋根部を屋根傾斜方向への移動に対して固定すること
ができる。
固定部を一体的に有しており、すなわち、釘等や溶接等
によって固定部と結合桁とが一体化されており、さら
に、その固定部は第1または第2屋根芯材にも固定でき
るようになっている。したがって、この固定部によっ
て、第1または第2屋根芯材を含んで構成される第1ま
たは第2屋根部をいずれの方向にも移動できないように
固定することができ、第1または第2屋根部の横ずれも
防止することができる。
は第2傾斜部には滑り防止シートが貼付され、第1また
は第2屋根芯材との間の軋みや滑りが防止される。した
がって、第1または第2屋根芯材の取付の際にそれらが
滑り落ちたりする可能性を減少させることができるとと
もに、第1または第2屋根芯材を含んで構成される第1
または第2屋根部の取付後の軋み音等を減少させること
ができる。
ネルは、上記のいずれかの結合桁がその取付部によって
取り付けられている。したがって、上記の各発明に係る
結合桁の作用効果を有するとともに、現場で結合桁を壁
部である壁パネルに取り付ける必要がないため、現場作
業を効率化することができる。
は、上記のいずれかの結合桁がその取付部によって取り
付けられている。したがって、上記の各発明に係る結合
桁の作用効果を有するとともに、現場で結合桁を梁に取
り付ける必要がないため、現場作業を効率化することが
できる。
を示す断面図である。
斜視図および分解斜視図である。
の斜視図である。
平面図である。
れる屋根部とを示す分解斜視図である。
示す斜視図である。
示す斜視図である。
示す斜視図である。
る。
の変形例を示す斜視図である。
ある。
Claims (12)
- 【請求項1】 第1屋根傾斜方向に沿って延びる第1屋
根芯材と、第1壁部または第1梁とを結合させ、かつ、
前記第1壁部または前記第1梁に隣接する隣接壁部また
は隣接梁と前記第1壁部または前記第1梁とを接合させ
る金属製の結合桁であって、 前記第1壁部または前記第1梁に載置される載置面を有
する第1載置部と、 前記第1壁部または前記第1梁に取り付けられる第1取
付部と、 前記第1屋根芯材が載置される傾斜面を有する第1傾斜
部と、 前記隣接壁部または前記隣接梁と接合される接合部と、 を有することを特徴とする結合桁。 - 【請求項2】 第1屋根傾斜方向に沿って延びる第1屋
根芯材と、第1壁部または第1梁との結合、および、第
2屋根傾斜方向に沿って延びる第2屋根芯材と、第2壁
部または第2梁との結合を行う金属製の結合桁であっ
て、 前記第1壁部または前記第1梁に載置される載置面を有
する第1載置部と、 前記第1壁部または前記第1梁に取り付けられる第1取
付部と、 前記第1屋根芯材が載置される傾斜面を有する第1傾斜
部と、 前記第2壁部または前記第2梁に載置される載置面を有
する第2載置部と、 前記第2壁部または前記第2梁に取り付けられる第2取
付部と、 前記第2屋根芯材が載置される傾斜面を有する第2傾斜
部と、 を有することを特徴とする結合桁。 - 【請求項3】 請求項2において、 隣接壁部または隣接梁と接合される接合部を有すること
を特徴とする結合桁。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかにお
いて、 前記第1または第2傾斜部より上方に突出するストッパ
部を一体的に有し、前記ストッパ部は、前記第1屋根芯
材を含んで構成される第1屋根部、または、前記第2屋
根芯材を含んで構成される第2屋根部を、第1または第
2屋根傾斜方向の所定位置に規定することを特徴とする
結合桁。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかにお
いて、 前記第1または第2屋根芯材に固定される固定部を一体
的に有することを特徴とする結合桁。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかにお
いて、 前記第1または第2傾斜部に貼付された滑り防止シート
を有することを特徴とする結合桁。 - 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかの結
合桁が、その取付部によって取り付けられていることを
特徴とする壁パネル。 - 【請求項8】 請求項1ないし請求項6のいずれかの結
合桁が、その取付部によって取り付けられていることを
特徴とする梁。 - 【請求項9】 第1屋根芯材と、 前記第1屋根芯材の下方に位置する第1壁部または第1
梁と、 前記第1壁部または前記第1梁に隣接する隣接壁部また
は隣接梁と、 前記第1屋根芯材と、前記第1壁部または前記第1梁
と、前記隣接壁部または前記隣接梁とを接合する請求項
1に記載の結合桁と、 を有することを特徴とする接合構造。 - 【請求項10】 第1屋根傾斜方向に沿って伸びる第1
屋根芯材、および、第2屋根傾斜方向に沿って伸びる第
2屋根芯材と、 前記第1および第2屋根芯材の下方に位置する第1壁部
および第2壁部と、 前記第1屋根芯材と前記第1壁部、および、前記第2屋
根芯材と前記第2壁部をそれぞれ結合させる請求項2ま
たは請求項3に記載の結合桁と、 を有することを特徴とする接合構造。 - 【請求項11】 第1屋根芯材と、金属製の結合桁を介
してそれを支持する第1壁部または第1梁と、第1壁部
または第1梁に隣接する隣接壁部または隣接梁との接合
方法であって、 前記第1壁部または前記第1梁の上部に金属製結合桁を
固定する工程と、 前記第1壁部または前記第1梁と、前記隣接壁部または
前記隣接梁とを前記金属製結合桁によって接合する工程
と、 前記金属製結合桁の第1傾斜部上に第1屋根芯材を設置
する工程と、 を有することを特徴とする接合方法。 - 【請求項12】 第1屋根芯材と第1壁部、および、第
2屋根芯材と第2壁部をそれぞれ結合する金属製の結合
桁を用いてそれらを接合する接合方法であって、 前記第1壁部および前記第2壁部の上部に前記結合桁を
固定する工程と、 前記結合桁の第1傾斜部上への第1屋根芯材の設置と、
前記結合桁の第2傾斜部上への第2屋根芯材の設置を行
う工程と、 を有することを特徴とする接合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31838395A JP3703897B2 (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | 金属製結合桁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31838395A JP3703897B2 (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | 金属製結合桁 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09158386A true JPH09158386A (ja) | 1997-06-17 |
JP3703897B2 JP3703897B2 (ja) | 2005-10-05 |
Family
ID=18098545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31838395A Expired - Fee Related JP3703897B2 (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | 金属製結合桁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3703897B2 (ja) |
-
1995
- 1995-12-06 JP JP31838395A patent/JP3703897B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3703897B2 (ja) | 2005-10-05 |
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