JPH09158282A - 浴室ユニットの防水パン構造 - Google Patents
浴室ユニットの防水パン構造Info
- Publication number
- JPH09158282A JPH09158282A JP7345307A JP34530795A JPH09158282A JP H09158282 A JPH09158282 A JP H09158282A JP 7345307 A JP7345307 A JP 7345307A JP 34530795 A JP34530795 A JP 34530795A JP H09158282 A JPH09158282 A JP H09158282A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inspection port
- lid
- inner lid
- flange
- waterproof pan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 点検口を完全にシールして水漏れを防ぎ、見
栄え性が良好となる浴室ユニットの防水パン構造の提供
を目的とする。 【構成】 防水パンの洗い場に点検口４を開設し、この
点検口４の周囲には凹み状に排水溝５を形成するととも
に、点検口４の内周壁には突出状にフランジ７を形成
し、このフランジ７上に内蓋９をシールして載置し点検
口４を閉止するとともに、この内蓋９および排水溝５の
上面を覆蓋する化粧蓋１０を敷設して構成する。
栄え性が良好となる浴室ユニットの防水パン構造の提供
を目的とする。 【構成】 防水パンの洗い場に点検口４を開設し、この
点検口４の周囲には凹み状に排水溝５を形成するととも
に、点検口４の内周壁には突出状にフランジ７を形成
し、このフランジ７上に内蓋９をシールして載置し点検
口４を閉止するとともに、この内蓋９および排水溝５の
上面を覆蓋する化粧蓋１０を敷設して構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、浴室ユニットの防水
パン構造に関するものである。
パン構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】従来、浴室ユニットの防水
パンには洗い場側に点検口が開設されているが、この点
検口から湯水が漏れることを防ぐために点検口をシール
する必要があり、従来においては完全なシールが困難
で、シリコンでシールを行なった場合に、シール部分が
露出して見栄え性が悪化してしまう等の問題点があっ
た。
パンには洗い場側に点検口が開設されているが、この点
検口から湯水が漏れることを防ぐために点検口をシール
する必要があり、従来においては完全なシールが困難
で、シリコンでシールを行なった場合に、シール部分が
露出して見栄え性が悪化してしまう等の問題点があっ
た。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、点検口を完全にシール
することができ、かつ見栄え性の良好な浴室ユニットの
防水パン構造を提供せんことを目的とし、その要旨は、
洗い場を形成した浴室ユニットの防水パンにおいて、前
記洗い場に点検口を開設し、該点検口の周囲には凹み状
に排水用の排水溝を形成するとともに、前記点検口の内
周壁には内側へ突出してフランジを形成し、該フランジ
上に内蓋をシールして載置し前記点検口を閉止するとと
もに、該内蓋上に、該内蓋および前記排水溝の上面を覆
蓋する化粧蓋を敷設したことである。
点に鑑み案出したものであって、点検口を完全にシール
することができ、かつ見栄え性の良好な浴室ユニットの
防水パン構造を提供せんことを目的とし、その要旨は、
洗い場を形成した浴室ユニットの防水パンにおいて、前
記洗い場に点検口を開設し、該点検口の周囲には凹み状
に排水用の排水溝を形成するとともに、前記点検口の内
周壁には内側へ突出してフランジを形成し、該フランジ
上に内蓋をシールして載置し前記点検口を閉止するとと
もに、該内蓋上に、該内蓋および前記排水溝の上面を覆
蓋する化粧蓋を敷設したことである。
【０００４】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、浴室ユニットの底面を構成する防水パン
の平面構成図であり、この防水パン１の浴槽２設置部の
右側には、仕切り立上部１ａを介し仕切られて洗い場３
が形成されており、この洗い場３の中央部には上下に貫
通して点検口４が開設されたものとなっている。この点
検口４の外周には凹み状に排水溝５が形成されている。
する。図１は、浴室ユニットの底面を構成する防水パン
の平面構成図であり、この防水パン１の浴槽２設置部の
右側には、仕切り立上部１ａを介し仕切られて洗い場３
が形成されており、この洗い場３の中央部には上下に貫
通して点検口４が開設されたものとなっている。この点
検口４の外周には凹み状に排水溝５が形成されている。
【０００５】この図１におけるＡ−Ａ線断面拡大図を図
２に示し、さらに詳細に説明すると、洗い場の床面３Ｆ
から下方へ垂下して垂下片５ａが一体形成されており、
この垂下片５ａの下端から水平に内側に延びて溝水平片
５ｂが形成され、溝水平片５ｂの内端に上方へ立ち上が
って立上片５ｃが形成され、この垂下片５ａと溝水平片
５ｂと立上片５ｃにより凹み状に上面が開放された排水
溝５が形成されている。なお、前記立上片５ｃの内側に
点検口４が開設されているが、立上片５ｃから点検口４
内に向かって水平状に突出してフランジ７が点検口４の
内周に形成されており、このフランジ７上には、内蓋９
がシリコンシールＣによりシールされた状態で載置され
ており、この内蓋９により点検口４は完全にシールされ
た状態で閉止されている。
２に示し、さらに詳細に説明すると、洗い場の床面３Ｆ
から下方へ垂下して垂下片５ａが一体形成されており、
この垂下片５ａの下端から水平に内側に延びて溝水平片
５ｂが形成され、溝水平片５ｂの内端に上方へ立ち上が
って立上片５ｃが形成され、この垂下片５ａと溝水平片
５ｂと立上片５ｃにより凹み状に上面が開放された排水
溝５が形成されている。なお、前記立上片５ｃの内側に
点検口４が開設されているが、立上片５ｃから点検口４
内に向かって水平状に突出してフランジ７が点検口４の
内周に形成されており、このフランジ７上には、内蓋９
がシリコンシールＣによりシールされた状態で載置され
ており、この内蓋９により点検口４は完全にシールされ
た状態で閉止されている。
【０００６】さらにこの内蓋９の上面には化粧蓋１０が
敷設されており、この化粧蓋１０は、前記内蓋９および
排水溝５の上面を覆蓋し得る寸法形状に形成された水平
基板部１０ａと、この水平基板部１０ａの外周に下方へ
垂下されて一体形成された垂下片部１０ｂで構成されて
おり、垂下片部１０ｂが排水溝５の前記垂下片５ａの内
側に嵌まり込み、化粧蓋１０は洗い場床面３Ｆと面一状
に敷設されたものである。
敷設されており、この化粧蓋１０は、前記内蓋９および
排水溝５の上面を覆蓋し得る寸法形状に形成された水平
基板部１０ａと、この水平基板部１０ａの外周に下方へ
垂下されて一体形成された垂下片部１０ｂで構成されて
おり、垂下片部１０ｂが排水溝５の前記垂下片５ａの内
側に嵌まり込み、化粧蓋１０は洗い場床面３Ｆと面一状
に敷設されたものである。
【０００７】なお、前記排水溝５は図１における排水ト
ラップ６に連通されており、排水溝５から洗い場の排水
が排水トラップ６へ流出して外部に排出されるものであ
る。この排水トラップ６の部分に形成されたトラップ溝
８の上面は、着脱可能な箱状のトラップ溝蓋１１により
覆蓋されている。なお、図３は、図１におけるＢ−Ｂ線
断面図である。
ラップ６に連通されており、排水溝５から洗い場の排水
が排水トラップ６へ流出して外部に排出されるものであ
る。この排水トラップ６の部分に形成されたトラップ溝
８の上面は、着脱可能な箱状のトラップ溝蓋１１により
覆蓋されている。なお、図３は、図１におけるＢ−Ｂ線
断面図である。
【０００８】このような構造においては、洗い場３の上
面は化粧蓋１０により良好に化粧処理された状態とな
り、化粧蓋１０が上面からは視認されるため極めてスッ
キリとした洗い場３を形成し、洗い場３の見栄え性が極
めて良好なものとなる。しかも、内蓋９の外周はシリコ
ンシールＣによりシールされて完全に点検口４を閉止す
ることができ、点検口４から水漏れが生ずることを良好
に防ぐことができ、しかもシリコンシールＣのシリコン
が外側にはみ出しても上面側からは視認されることがな
い。また、このシリコンシールＣの部分の外側には排水
溝５を構成する立上片５ｃが立設されているため、立上
片５ｃを乗り越えて排水がシリコンシールＣの部分に侵
入することがなく、シリコンシールＣの部分に水がかか
りにくい構造であるため、シール性を良好に維持するこ
とができるものである。しかも、内蓋９の外周のシリコ
ンシールＣの部分には上方から荷重がかかることが少な
いため、より良好にシール性を維持できるものである。
なお、前記化粧蓋１０はガタつきを防止するために軟質
塩化ビニール等で形成しておくことも可能である。
面は化粧蓋１０により良好に化粧処理された状態とな
り、化粧蓋１０が上面からは視認されるため極めてスッ
キリとした洗い場３を形成し、洗い場３の見栄え性が極
めて良好なものとなる。しかも、内蓋９の外周はシリコ
ンシールＣによりシールされて完全に点検口４を閉止す
ることができ、点検口４から水漏れが生ずることを良好
に防ぐことができ、しかもシリコンシールＣのシリコン
が外側にはみ出しても上面側からは視認されることがな
い。また、このシリコンシールＣの部分の外側には排水
溝５を構成する立上片５ｃが立設されているため、立上
片５ｃを乗り越えて排水がシリコンシールＣの部分に侵
入することがなく、シリコンシールＣの部分に水がかか
りにくい構造であるため、シール性を良好に維持するこ
とができるものである。しかも、内蓋９の外周のシリコ
ンシールＣの部分には上方から荷重がかかることが少な
いため、より良好にシール性を維持できるものである。
なお、前記化粧蓋１０はガタつきを防止するために軟質
塩化ビニール等で形成しておくことも可能である。
【０００９】
【発明の効果】本発明は、洗い場を形成した浴室ユニッ
トの防水パンにおいて、前記洗い場に点検口を開設し、
該点検口の周囲には凹み状に排水用の排水溝を形成する
とともに、前記点検口の内周壁には内側へ突出してフラ
ンジを形成し、該フランジ上に内蓋をシールして載置し
前記点検口を閉止するとともに、該内蓋上に、該内蓋お
よび前記排水溝の上面を覆蓋する化粧蓋を敷設したこと
により、内蓋のシール部分には水がかかりにくく、しか
も、シール部分には上方から荷重がかかりにくいために
良好なシール性を確保することができ、点検口からの水
漏れを確実に防ぐことができ、しかも、内蓋および排水
溝の上面側は化粧蓋で覆蓋されるため、スッキリとした
見栄え性を呈する洗い場を形成させることができる効果
を有する。
トの防水パンにおいて、前記洗い場に点検口を開設し、
該点検口の周囲には凹み状に排水用の排水溝を形成する
とともに、前記点検口の内周壁には内側へ突出してフラ
ンジを形成し、該フランジ上に内蓋をシールして載置し
前記点検口を閉止するとともに、該内蓋上に、該内蓋お
よび前記排水溝の上面を覆蓋する化粧蓋を敷設したこと
により、内蓋のシール部分には水がかかりにくく、しか
も、シール部分には上方から荷重がかかりにくいために
良好なシール性を確保することができ、点検口からの水
漏れを確実に防ぐことができ、しかも、内蓋および排水
溝の上面側は化粧蓋で覆蓋されるため、スッキリとした
見栄え性を呈する洗い場を形成させることができる効果
を有する。
【図１】浴室ユニットを構成する防水パンと３枚の蓋の
平面構成図である。
平面構成図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面拡大図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ線断面図である。
１ 浴室ユニットの防水パン ２ 浴槽 ３ 洗い場 ３Ｆ 洗い場床面 ４ 点検口 ５ 排水溝 ５ａ 垂下片 ５ｂ 溝水平片 ５ｃ 立上片 ７ フランジ ８ トラップ溝 ９ 内蓋 １０ 化粧蓋 １１ トラップ溝蓋 Ｃ シリコンシール
Claims (1)
- 【請求項１】 洗い場を形成した浴室ユニットの防水パ
ンにおいて、前記洗い場に点検口を開設し、該点検口の
周囲には凹み状に排水用の排水溝を形成するとともに、
前記点検口の内周壁には内側へ突出してフランジを形成
し、該フランジ上に内蓋をシールして載置し前記点検口
を閉止するとともに、該内蓋上に、該内蓋および前記排
水溝の上面を覆蓋する化粧蓋を敷設したことを特徴とす
る浴室ユニットの防水パン構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7345307A JPH09158282A (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | 浴室ユニットの防水パン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7345307A JPH09158282A (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | 浴室ユニットの防水パン構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09158282A true JPH09158282A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18375715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7345307A Pending JPH09158282A (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | 浴室ユニットの防水パン構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09158282A (ja) |
-
1995
- 1995-12-06 JP JP7345307A patent/JPH09158282A/ja active Pending
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