JPH09157347A - ポリエステルアミド樹脂組成物 - Google Patents

ポリエステルアミド樹脂組成物

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JPH09157347A
JPH09157347A JP32162095A JP32162095A JPH09157347A JP H09157347 A JPH09157347 A JP H09157347A JP 32162095 A JP32162095 A JP 32162095A JP 32162095 A JP32162095 A JP 32162095A JP H09157347 A JPH09157347 A JP H09157347A
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JP
Japan
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weight
resin composition
parts
polyesteramide
polyamide
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Application number
JP32162095A
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English (en)
Inventor
Mitsuharu Yonezawa
光治 米澤
Akihiro Niki
章博 仁木
Takeharu Morita
健晴 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブロック性を低下させることなく高分子量化
が可能であり、耐熱性、成形加工性に優れ、特に、柔軟
性、機械的特性に優れたポリエステルアミド樹脂組成物
を提供する。 【解決手段】 ジカルボン酸、ジオール、及び、ポリア
ミドからなり、上記ポリアミドの含有量が、3〜90重
量%であり、極限粘度が、0.1〜0.5dL/gであ
るポリエステルアミド(A)、分子中に、カルボキシル
基、アミノ基、及び、水酸基からなる群より選択された
1種又は2種以上の官能基を少なくとも2つ有し、ガラ
ス転移温度が−150〜0℃であり、極限粘度が、0.
1〜0.5dL/gである重合体(B)、並びに、上記
ポリエステルアミド(A)及び上記重合体(B)の合計
100重量部に対して1〜30重量部のジイソシアネー
ト(C)からなり、ポリアミドの含有量が、3〜30重
量%であるポリエステルアミド樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械的特性、柔軟
性、耐熱性、成形加工性に優れたポリエステルアミド樹
脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の製造分野を含む各種工業等の
分野においては、耐油性、耐薬品性、可撓性、柔軟性等
に優れた素材の必要性が高い。特に耐油性、耐ガソリン
性に優れたホース、チューブ用素材等に対する要望が強
い。このような用途には、従来、NBR等の加硫ゴム、
可塑化ナイロン等が使用されている。
【0003】しかし、近年、環境問題が重要視されてき
たので、素材のリサイクル化への要望が高まり、リサイ
クルができない素材の使用が忌避されるようになった。
その結果、加硫ゴム等の使用が制限を受けるようになっ
てきた。また、加硫ゴムはその製造過程においても環境
問題上不利な点が多い。
【0004】一方、可塑化ナイロンは、例えば、特開昭
60−173047号公報に開示されているように、ナ
イロンに柔軟性を付与した素材であるが、可塑剤との親
和性の強い溶媒中での可塑剤の抽出により物性が変化す
るおそれがある。また、ナイロンの可塑化には一定の限
界があり、要求されている柔軟性に充分対応できない欠
点がある。更に、ガラス転移温度が高いので、低温衝撃
性、低温での伸び等の低温特性が不充分である。
【0005】上記欠点を補う柔軟なナイロン系素材とし
て、ポリエーテルアミドやポリエステルアミドが提案さ
れている。このうち、ポリエーテルアミドについては、
例えば、特開昭61−247732号公報には、ポリエ
ーテルアミドを、分子量800〜5000のポリエーテ
ルセグメント存在下でカプロラクタムの重合により製造
する方法が開示されている。しかしながら、この方法に
よる場合、ポリエーテルセグメントがかなりの割合で導
入されているので、ナイロンが本来有する耐薬品性が低
下し、耐薬品性を必須とする用途には使用できない。ま
た、耐熱劣化性が低く、150℃での連続使用に耐える
ことができない。
【0006】一方、ポリエステルアミドは、耐薬品性に
優れ、可塑化ナイロンよりも柔軟である特性を有し、な
かでも、ジカルボン酸とジオールから得られるポリエス
テル部分をソフトセグメントとして有するものが好まし
い。
【0007】このようなポリエステルアミドの製造方法
として、例えば、特公昭61−36858号公報には、
飽和二量体脂肪酸、ジオール及びジアミンを混合して同
時に反応させる方法が開示されている。しかし、この方
法は、飽和二量体脂肪酸を使用する必要があること、及
び、反応時間が長いこと等の欠点を有している。また、
特公昭46−2268号公報には、2,2−ジメチル−
1,3−プロパンジオール及び脂肪族ジカルボン酸から
形成されるポリエステルとポリアミドとからポリエステ
ルアミドコポリマーを製造する方法が開示されている。
しかし、この方法では、高分子量のポリエステルアミド
を得ようとする場合、重合に長時間を要し、ブロック性
が低下するので、機械的性質に劣るものしか得ることが
できない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑
み、ブロック性を低下させることなく高分子量化が可能
であり、耐熱性、成形加工性に優れ、特に、柔軟性、機
械的特性に優れたポリエステルアミド樹脂組成物を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、ポリエ
ステルアミド(A)、重合体(B)、並びに、前記ポリ
エステルアミド(A)及び前記重合体(B)の合計10
0重量部に対して1〜30重量部のジイソシアネート
(C)からなり、ポリアミドの含有量が、3〜30重量
%であるポリエステルアミド樹脂組成物であって、前記
ポリエステルアミド(A)は、下記一般式(1)で表さ
れるジカルボン酸のうち少なくとも1種、下記一般式
(2)で表されるジオールのうち少なくとも2種、及
び、還元粘度(1g/dL98%硫酸溶液、20℃)が
0.5〜7dL/gであるポリアミドからなるか、又
は、下記一般式(1)で表されるジカルボン酸のうち少
なくとも2種、下記一般式(2)で表されるジオールの
うち少なくとも1種、及び、還元粘度(1g/dL98
%硫酸溶液、20℃)が0.5〜7dL/gであるポリ
アミドからなり、前記ポリアミドの含有量が、3〜90
重量%であり、極限粘度(ウベローデ粘度管、オルトク
ロロフェノール溶液中、30℃)が、0.1〜0.5d
L/gであり、前記重合体(B)は、分子中に、カルボ
キシル基、アミノ基、及び、水酸基からなる群より選択
された1種又は2種以上の官能基を少なくとも2つ有
し、ガラス転移温度が−150〜0℃であり、極限粘度
(ウベローデ粘度管、オルトクロロフェノール溶液中、
30℃)が、0.1〜0.5dL/gであるポリエステ
ルアミド樹脂組成物に存する。 HOOC−R1 −COOH (1) (式中、R1 は、炭素数2〜8のアルキレン基を示す) HO−R2 −OH (2) (式中、R2 は、炭素数2〜6のアルキレン基を示す)
【0010】本発明のポリエステルアミド樹脂組成物
は、ポリエステルアミド(A)、重合体(B)、及び、
ジイソシアネート(C)からなる。本発明の第1の成分
である上記ポリエステルアミド(A)は、上記一般式
(1)で表されるジカルボン酸、上記一般式(2)で表
されるジオール、及び、ポリアミドからなる。
【0011】上記一般式(1)で表されるジカルボン酸
としては特に限定されず、例えば、シュウ酸、マロン
酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、
スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸等が挙げられ
る。本発明においては、ジカルボン酸成分として、生成
するポリエステルアミド樹脂組成物から得られる成形体
の物性を損なわない範囲で、ダイマー酸等のその他の各
種ジカルボン酸を適宜使用することができる。
【0012】上記一般式(2)で表されるジオールとし
ては特に限定されず、例えば、エチレングリコール、
1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオー
ル、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール等が挙げられる。なかで
も、1,2−プロパンジオール、ネオペンチルグリコー
ル等の分岐を有するジオールが、生成するポリエステル
アミド樹脂組成物の柔軟性を向上させるので好ましい。
【0013】本発明においては、上記一般式(1)で表
されるジカルボン酸のうち少なくとも1種及び上記一般
式(2)で表されるジオールのうち少なくとも2種を使
用するか、又は、上記一般式(1)で表されるジカルボ
ン酸のうち少なくとも2種及び上記一般式(2)で表さ
れるジオールのうち少なくとも1種を使用する。上記ポ
リエステルアミド(A)においては、上記一般式(1)
で表されるジカルボン酸及び上記一般式(2)で表され
るジオールを一種づつしか用いないと、ポリエステル成
分の凝集性が高くなり、柔軟性が低下するため、上記一
般式(1)で表されるジカルボン酸及び上記一般式
(2)で表されるジオールのうち少なくとも一方を少な
くとも2種以上用いる。
【0014】上記一般式(1)で表されるジカルボン酸
と上記一般式(2)で表されるジオールにおいて、2種
以上用いられるものについて、その2種以上のうちの少
なくとも一つは、上記一般式(1)で表されるジカルボ
ン酸成分全体又は上記一般式(2)で表されるジオール
成分全体に対する割合が、30〜70重量%であること
が好ましい。30重量%未満であっても、70重量%を
超えても、上記ポリエステルアミド(A)の結晶性がや
や高くなり、その結果、上記ポリエステルアミド(A)
を構成成分として生成するポリエステルアミド樹脂組成
物の硬度がやや硬くなり、ゴム弾性の劣ったものとな
る。
【0015】上記ポリエステルアミド(A)において
は、上記一般式(1)で表されるジカルボン酸1モルに
対して、上記一般式(2)で表されるジオール1.2〜
3モル仕込むのが好ましい。1.2モル未満であると、
エステル化反応が効率よく進行せず、3モルを超える
と、過剰のジオール成分を用いることからコスト面で不
利であり、また、過剰なジオールによりポリアミドの切
断反応が起こりやすくなるのでブロック性の低下が起こ
り、生成するポリエステルアミド樹脂組成物の耐熱性が
低下する。
【0016】上記ポリエステルアミド(A)に使用され
る上記ポリアミドは、ポリマー主鎖にアミド結合を有す
るものであって、加熱溶融できるものである。上記ポリ
アミドとしては特に限定されず、例えば、4−ナイロ
ン、6−ナイロン、6,6−ナロン、11−ナイロン、
12−ナイロン、6,10−ナイロン、6,12−ナイ
ロン等の脂肪族ナイロン;イソフタル酸、テレフタル
酸、メタキシリレンジアミン、2,2−ビス(パラアミ
ノシクロヘキシル)プロパン、4,4′−ジアミノジシ
クロヘキシルメタン、2,2,4−トリメチルヘキサメ
チレンジアミン、2,4,4−トリメチルヘキサメチレ
ンジアミン等の芳香族、脂環族、側鎖置換脂肪族モノマ
ーを重縮合したポリアミド等が挙げられる。
【0017】上記ポリアミドの還元粘度は、1g/dL
98%硫酸溶液、20℃において、0.5〜7dL/g
である。還元粘度が0.5dL/g未満であると、生成
するポリエステルアミド樹脂組成物の高温での機械的強
度が不足し、7dL/gを超えると、上記ポリアミドの
ポリエステル構成成分に対する溶解性が低下するために
合成が困難となるので、上記範囲に限定される。好まし
くは1.8〜7である。
【0018】上記ポリアミドは、トルエン/イソオクタ
ン=1/1(重量比)混合溶媒に対する膨潤度が、重量
変化率で、5.0%以下のものが好ましい。上記ポリア
ミドは、分子量1000〜60000のものが好まし
い。より好ましくは2000〜50000のものであ
る。
【0019】上記ポリエステルアミド(A)のポリアミ
ド含有量は、3〜90重量%である。3重量%未満であ
ると、得られる樹脂組成物の機械的強度、特に高温物性
が低下し、90重量%を超えると、ポリエステルアミド
(A)の重合反応の際、ナイロンの溶解性が低下するの
で、上記範囲に限定される。好ましくは5〜80重量%
である。
【0020】上記ポリエステルアミド(A)の極限粘度
は、ウベローデ粘度管、オルトクロロフェノール溶液
中、30℃において、0.1〜0.5dL/gである。
0.1dL/g未満であると、高分子量のポリエステル
アミド樹脂組成物を得るために必要なジイソシアネート
量が多くなり、生成するポリエステルアミド樹脂組成物
の硬度が高くなるので、ゴム弾性が劣ったものとなり、
0.5dL/gを超えると、ジイソシアネートとの反応
性が劣るために定量的に鎖延長反応を進めることが困難
であり、同時におこる架橋反応を抑制することができ
ず、生成するポリエステルアミド樹脂組成物は流動性の
劣ったものとなるので、上記範囲に限定される。好まし
くは0.15〜0.35dL/gである。
【0021】上記ポリエステルアミド(A)は、公知の
方法等で合成することができ、例えば、上記ポリアミド
存在下でのポリエステル構成成分である上記ジカルボン
酸成分と上記ジオール成分の重合反応等によって行うこ
とができる。上記重合反応は、通常、第一段階として、
エステル化反応を進行させ、第二段階として、重縮合反
応を進行させることによって実施される。
【0022】上記エステル化反応は、上記ポリアミドを
上記ポリエステル構成成分に溶解させて、透明均質な溶
液の状態で行うことが好ましい。不均一な状態では、反
応が効率よく進行しない。上記溶解の温度は、150〜
230℃が好ましい。150℃未満であると、上記ポリ
アミドの上記ポリエステル構成成分に対する溶解が困難
となり、230℃を超えると、分解反応が生じる。
【0023】上記重縮合反応は、減圧下、好ましくは1
0mmHg以下で、180〜260℃にて行うことが好
ましい。180℃未満であると、反応速度が小さく、ま
た、重合粘度が高くなるので、効率的な重縮合反応が困
難となり、260℃を超えると、分解反応、着色が起こ
る。
【0024】上記重合反応においては、ポリエステルの
製造時に一般的に使用される触媒を使用することができ
る。このようなものとしては、例えば、リチウム、ナト
リウム、カリウム、セシウム、マグネシウム、カルシウ
ム、バリウム、ストロンチウム、亜鉛、アルミニウム、
チタン、コバルト、ゲルマニウム、タングステン、錫、
鉛、アンチモン、ヒ素、セリウム、ホウ素、カドミウ
ム、マンガン、ジルコニウム等の金属;有機金属化合
物、有機酸塩、金属アルコキシド、金属酸化物等が挙げ
られる。これらのうち、酢酸カルシウム、ジアシル第一
錫、テトラアシル第二錫、ジブチル錫オキサイド、ジブ
チル錫ジラウレート、ジメチル錫マレート、錫ジオクタ
ノエート、錫テトラアセテート、トリイソブチルアルミ
ニウム、テトラブチルチタネート、テトラプロポキシチ
タネート、チタン(オキシ)アセチルアセトネート、二
酸化ゲルマニウム、タングステン酸、三酸化アンチモン
等が好ましい。これらの触媒は単独でも、1種以上を併
用してもよい。
【0025】上記重合反応においては、安定剤を使用す
ることができる。このようなものとしては、例えば、
1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼ
ン、3,9−ビス{2−[3−(3−t−ブチル−4−
ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−プロピオニロキ
シ]−1,1−ジメチルエチル}2,4,8,10−テ
トラオキサスピロ[5,5]ウンデカン等のヒンダード
フェノール系酸化防止剤;トリス(2,4−ジ−t−ブ
チルフェニル)ホスファイト、トリラウリルホスファイ
ト、2−t−ブチル−α−(3−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)−p−クメニルビス(p−ノニルフェ
ニル)ホスファイト、ジミリスチル−3,3′−チオジ
プロピオネート、ジステアリル−3,3′−チオジプロ
ピオネート、ペンタエリスチリルテトラキス(3−ラウ
リルチオプロピオネート)、ジトリデシル−3,3′−
チオジプロピオネート等の熱安定剤等が挙げられる。
【0026】本発明の第2の成分である上記重合体
(B)は、分子中に少なくとも2つの官能基を有する。
これらの官能基は、カルボキシル基、アミノ基、及び、
水酸基からなる群より選択されるものであって、それぞ
れ、同じ種類であってもよく、異なる種類であってもよ
い。上記重合体(B)は、本発明のポリエステルアミド
樹脂組成物のソフトセグメントを構成する。上記重合体
(B)としては特に限定されず、例えば、ポリエーテル
ポリオール;主鎖がポリカプロラクトン、ポリカーボネ
ート等であるポリエーテルポリオール等が挙げられる。
【0027】上記重合体(B)は、ガラス転移温度が、
−150〜0℃である。−150℃未満であると、重合
体が特殊なものとなり実用的でなくなり、0℃を超える
と、室温以下の温度での柔軟性が低下するので、上記範
囲に限定される。好ましくは、−20℃以下である。上
記重合体(B)の極限粘度は、ウベローデ粘度管、オル
トクロロフェノール溶液中、30℃において、0.1〜
0.5dL/gである。0.1dL/g未満であると、
鎖延長反応を行う際に分子量増大のためにジイソシアネ
ートの添加量を増加させなければならず、その結果柔軟
性が低下し、0.5dL/gを超えると、鎖延長反応が
起こりにくくなるので、上記範囲に限定される。好まし
くは0.15〜0.4dL/gである。上記ポリエステ
ルアミド(A)と重合体(B)との重量比については特
に限定されないが、樹脂組成物中のポリアミド含量が3
〜30重量%となるように配合することが好ましい。
【0028】本発明の第3の成分である上記ジイソシア
ネート(C)としては、同一分子内に2個のイソシアネ
ート基を有する化合物であれば特に限定されず、生成し
たポリエステルアミド樹脂組成物の流動性を保つ範囲
で、トリフェニルメタントリイソシアネート、ポリイソ
シアネート等の3個以上のイソシアネート基を有する化
合物を用いることもできる。
【0029】上記ジイソシアネート(C)としては特に
限定されず、例えば、4,4′−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、トリレンジイソシアネート、フェニレン
ジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート等の芳
香族ジイソシアネート;1,2−エチレンジイソシアネ
ート、1,3−プロピレンジイソシアネート、1,4−
ブタンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネー
ト、1,3−シクロヘキサンジイソシアネート、イソホ
ロンジイソシアネート、水素添加した4,4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート等の脂肪族イソシアネート
等が挙げられる。
【0030】上記ジイソシアネート(C)の配合量は、
上記ポリエステルアミド(A)及び上記重合体(B)の
合計100重量部に対して1〜30重量部である。1重
量部未満であると、高分子量のポリエステルアミド樹脂
組成物を得ることが困難であり、強度が充分なポリエス
テルアミド樹脂組成物を得ることができず、30重量部
を超えると、過剰のイソシアネート基が分子間の架橋反
応を起こし、生成するポリエステルアミド樹脂組成物の
流動性が劣ったものとなるので、上記範囲に限定され
る。好ましくは2〜15重量部である。
【0031】上記ジイソシアネート(C)の配合量は、
更に、上記ポリエステルアミド(A)と上記重合体
(B)とを合わせたモル量をMとした場合、0.9〜
1.2Mが好ましい。0.9M未満であると、高分子量
のポリエステルアミド樹脂組成物を得ることが困難であ
り、強度が充分なポリエステルアミド樹脂組成物を得る
ことができず、1.2Mを超えると、過剰のイソシアネ
ート基が分子間の架橋反応を起こし、生成するポリエス
テルアミド樹脂組成物の流動性が劣るので好ましくな
い。より好ましくは、0.95〜1.1Mである。上記
モル量(M)は、カルボキシル基、アミノ基、水酸基を
滴定することにより決定することができる。
【0032】本発明のポリエステルアミド樹脂組成物中
のポリアミド含有量は3〜30重量%である。3重量%
未満であると、ポリエステルアミド樹脂組成物から得ら
れる成形体の機械的強度が不足し、30重量%を超える
と、ハードセグメントであるポリアミドの含有量が増大
するため硬くなり、良好なゴム弾性を得ることができな
いので、上記範囲に限定される。好ましくは5〜18重
量%である。
【0033】上記ポリエステルアミド樹脂組成物は、上
記ポリエステルアミド(A)の両末端の水酸基、上記重
合体(B)の分子中に含有される官能基、及び、ジイソ
シアネート(C)のイソシアネート基を鎖延長反応させ
ることにより得ることができる。上記鎖延長反応は、上
記ポリエステルアミド(A)及び上記重合体(B)に上
記ジイソシアネート(C)を添加、混合して反応させる
ことにより実施される。上記ジイソシアネート(C)の
添加、混合は、ニーダー等の混練機、押出機等を用いて
行うことができる。この場合において、混練温度は60
〜240℃が好ましい。60℃未満であると、反応性が
低いので高分子量のポリエステルアミド樹脂組成物を得
ることが困難であり、強度が充分なポリエステルアミド
樹脂組成物を得ることができず、240℃を超えると、
上記ポリエステルアミド樹脂組成物及び上記ジイソシア
ネート(C)が分解し、強度が充分なポリエステルアミ
ド樹脂組成物を得ることができない。より好ましくは1
00〜200℃である。
【0034】上記混合時に、上記ポリエステルアミド
(A)を重合する際に用いた上記触媒及び上記安定剤を
用いることができる。
【0035】本発明のポリエステルアミド樹脂組成物に
は、製造時に又は製造後に実用性を損なわない範囲で、
無機繊維、有機繊維、無機充填剤、難燃剤、紫外線吸収
剤、帯電防止剤、無機物、高級脂肪酸塩等の添加剤を添
加してもよい。上記無機繊維としては特に限定されず、
例えば、ガラス繊維、炭素繊維、ボロン繊維、炭化けい
素繊維、アルミナ繊維、アモルファス繊維、シリコン・
チタン・炭素系繊維等が挙げられる。上記有機繊維とし
ては特に限定されず、例えば、アラミド繊維等が挙げら
れる。上記無機充填剤としては特に限定されず、例え
ば、炭酸カルシウム、酸化チタン、マイカ、タルク等が
挙げられる。
【0036】上記難燃剤としては特に限定されず、例え
ば、ヘキサブロモシクロドデカン、トリス−(2,3−
ジクロロプロピル)ホスフェート、ペンタブロモフェニ
ルアリルエーテル等が挙げられる。上記紫外線吸収剤と
しては特に限定されず、例えば、p−t−ブチルフェニ
ルサリシレート、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾ
フェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−2′−カル
ボキシベンゾフェノン、2,4,5−トリヒドロキシブ
チロフェノン等が挙げられる。上記帯電防止剤としては
特に限定されず、例えば、N,N−ビス(ヒドロキシエ
チル)アルキルアミン、アルキルアリルスルホネート、
アルキルスルファネート等が挙げられる。上記無機物と
しては特に限定されず、例えば、硫酸バリウム、アルミ
ナ、酸化珪素等が挙げられる。上記高級脂肪酸塩として
は特に限定されず、例えば、ステアリン酸ナトリウム、
ステアリン酸バリウム、パルミチン酸ナトリウム等が挙
げられる。
【0037】本発明のポリエステルアミド樹脂組成物
は、その他の熱可塑性樹脂、ゴム成分等と混合して、そ
の性質を改質して使用することができる。上記熱可塑性
樹脂としては特に限定されず、例えば、ポリオレフィ
ン、変性ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリスルフォン、
ポリエステル等が挙げられる。上記ゴム成分としては特
に限定されず、例えば、天然ゴム、スチレン−ブタジエ
ン共重合体、ポリブタジエン、ポリイソプレン、アクリ
ルニトリル−ブタジエン共重合体、エチレンプロピレン
共重合体(EPM、EPDM)、ポリクロロプレン、ブ
チルゴム、アクリルゴム、シリコンゴム、ウレタンゴ
ム、オレフィン系熱可塑性エラストマー、スチレン系熱
可塑性エラストマー、塩ビ系熱可塑性エラストマー、エ
ステル系熱可塑性エラストマー、アミド系熱可塑性エラ
ストマー等が挙げられる。
【0038】本発明のポリエステルアミド樹脂組成物
は、プレス成形、押出成形、射出成形、ブロー成形等の
通常用いられる成形法により成形体とすることができ
る。この場合において、成形温度は、ポリエステルアミ
ド樹脂組成物の融点、成形方法等によって異なるが、一
般には130〜280℃が好ましい。130℃未満であ
ると、得られるポリエステルアミド樹脂組成物の流動性
が低くなるため、均一な成形体が得られず、280℃を
超えると、ポリエステルアミド樹脂組成物が分解し、強
度が充分な成形体を得ることができない。
【0039】本発明のポリエステルアミド樹脂組成物
は、例えば、自動車部品、電気及び電子部品、工業部
品、スポーツ用品、メディカル用品等の分野に好適に適
用することができる。上記自動車部品としては、例え
ば、等速ジョイントブーツ、ラックアンドオピニオンブ
ーツ等のブーツ類;ボールジョイントシール;安全ベル
ト部品;バンパーフェイシア;エンブレム;モール等が
挙げられる。
【0040】上記電気及び電子部品としては、例えば、
電線被覆材、ギア類、ラバースイッチ、メンブレンスイ
ッチ、タクトスイッチ、O−リング等が挙げられる。上
記工業部品としては、例えば、油圧ホース、コイルチュ
ーブ、シール材、パッキン、Vベルト、ロール、防振制
振材料、ショックアブソーバー、カップリング、ダイヤ
フラム等が挙げられる。上記スポーツ用品としては、例
えば、靴底、球技用ボール等が挙げられる。上記メディ
カル用品としては、例えば、メディカルチューブ、輸液
パック、カテーテル等が挙げられる。上記用途の他、弾
性繊維、弾性シート、複合シート、ホットメルト接着
剤、他の樹脂とのアロイ用素材等としても好適に用いる
ことができる。
【0041】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0042】実施例1 アジピン酸190重量部、1,4−ブタンジオール14
1重量部、ネオペンチルグリコール162重量部(仕込
み時のアジピン酸成分/ジオール成分=1/2.4(モ
ル比))、東洋紡績社製6−ナイロン(T850、98
%硫酸中、20℃での還元粘度3.5dL/g)30重
量部、触媒としてテトラブチルチタネート0.5重量
部、安定剤として1,3,5−トリメチル−2,4,6
−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジル)ベンゼン0.4重量部、トリス(2,4−ジ−
t−ブチルフェニル)ホスファイト0.4重量部を加
え、反応系を窒素下、200℃に昇温した。10分後に
はナイロンが溶解し、透明な溶液となった。この温度で
更に1時間保ち、エステル化反応を行った。エステル化
反応の進行は留出する水分量を計量することにより確認
した。エステル化反応進行後、20分間で240℃まで
昇温し、減圧操作を行った。重合系は10分間で1mm
Hg以下の減圧度に達した。この状態で30分間重縮合
反応を行った結果、透明の樹脂299重量部を得た。得
られた樹脂の極限粘度は、[η]=0.22dL/g
(オルトクロロフェノール溶液中、30℃)であった。
このものをポリエステルアミド(I)とした。
【0043】上記ポリエステルアミド(I)50重量
部、ポリエーテルポリオールとしてPolyTHF P
olyether polyol 2000(BASF
CORP.社製)50重量部、4,4′−ジフェニル
メタンジイソシアネート11重量部をブラベンダープラ
ストグラフ押出機を用いて180℃で10分間混合し、
押し出してポリエステルアミド樹脂組成物を得た。得ら
れたポリエステルアミド樹脂組成物について、ポリアミ
ド含有量、極限粘度[η]、表面硬度、融点、引張破断
強度、引張破断伸びを下記評価方法により調べた。結果
を表1に示した。
【0044】評価方法 1.ポリアミド含有量 生成ポリエステルアミド樹脂組成物の重量に対する仕込
時のポリアミドの重量から算出した。 2.極限粘度[η] ウベローデ粘度管を用い、o−クロロフェノール溶媒溶
液中、30℃で測定した。 3.表面硬度 ASTM D2240に準拠し、Dタイプデュロメータ
ー又はAタイプデュロメーターにて表面硬度を測定し
た。 4.融点 示差走査熟量計(DSC)を用い、昇温速度10℃/分
で測定を行った。 5.引張破断強度及び引張破断伸び JIS K 6301に準拠し、得られたポリエステル
アミド樹脂組成物を3号ダンベルに成形し、室温にて測
定した。
【0045】実施例2 アジピン酸190重量部、エチレングリコール81重量
部、プロピレングリコール99重量部(仕込み時のアジ
ピン酸成分/ジオール成分=1/2.0(モル比))、
東洋紡績社製6−ナイロン(T850、98%硫酸中、
20℃での還元粘度3.5dL/g)280重量部、触
媒としてテトラブチルチタネート0.5重量部、安定剤
として1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
ベンゼン0.4重量部、トリス(2,4−ジ−t−ブチ
ルフェニル)ホスファイト0.4重量部を用いたこと以
外は、実施例1と同様にして合成反応を行い、透明の樹
脂560重量部を得た。得られた樹脂の極限粘度は、
[η]=0.37dL/g(オルトクロロフェノール溶
液中、30℃)であった。このものをポリエステルアミ
ド(II)とした。
【0046】上記ポリエステルアミド(II)50重量
部、ポリエーテルポリオールとしてPolyTHF P
olyether polyol 1000(BASF
CORP.社製)50重量部、4,4′−ジフェニル
メタンジイソシアネート12重量部をブラベンダープラ
ストグラフ押出機を用いて190℃で10分間混合し、
押し出してポリエステルアミド樹脂組成物を得、評価し
た。結果を表1に示した。
【0047】実施例3 アジピン酸190重量部、エチレングリコール141重
量部、ネオペンチルグリコール162重量部(仕込み時
のアジピン酸成分/ジオール成分=1/2.4(モル
比))、東洋紡績社製6−ナイロン(T850、98%
硫酸中、20℃での還元粘度3.5dL/g)179重
量部、触媒としてテトラブチルチタネート0.5重量
部、安定剤として1,3,5−トリメチル−2,4,6
−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジル)ベンゼン0.4重量部、トリス(2,4−ジ−
t−ブチルフェニル)ホスファイト0.4重量部を用い
たこと以外は、成分(I)と同様にして合成反応を行
い、透明の粘稠な生成物448重量部を得た。得られた
生成物の極限粘度は、[η]=0.24dL/g(オル
トクロロフェノール溶液中、30℃)であった。このも
のをポリエステルアミド(III)とした。
【0048】上記ポリエステルアミド(III)25重
量部、ポリエーテルポリオールとしてペスポール611
(東亞合成社製)75重量部、4,4′−ジフェニルメ
タンジイソシアネート11重量部をブラベンダープラス
トグラフ押出機を用いて190℃で10分間混合し、押
し出してポリエステルアミド樹脂組成物を得、評価し
た。結果を表1に示した。
【0049】比較例1 上記ポリエステルアミド(I)5重量部、ポリエーテル
ポリオールとしてPolyTHF Polyether
polyol 2000(BASF CORP.社
製)95重量部としたこと以外は、実施例1と同様にし
てポリエステルアミド樹脂組成物を得、評価した。結果
を表1に示した。
【0050】比較例2 上記ポリエステルアミド(II)80重量部、ポリエー
テルポリオールとしてPolyTHF Polyeth
er polyol 1000(BASF CORP.
社製)20重量部としたこと以外は、実施例2と同様に
してポリエステルアミド樹脂組成物を得、評価した。結
果を表1に示した。
【0051】比較例3 アジピン酸190重量部、エチレングリコール141重
量部、ネオペンチルグリコール162重量部(仕込み時
のアジピン酸成分/ジオール成分=1/2.4(モル
比))、東洋紡績社製6−ナイロン(T850、98%
硫酸中、20℃での還元粘度3.5dL/g)179重
量部、触媒としてテトラブチルチタネート1.0重量
部、安定剤として1,3,5−トリメチル−2,4,6
−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジル)ベンゼン0.4重量部、トリス(2,4−ジ−
t−ブチルフェニル)ホスファイト0.4重量部を加
え、反応系を窒素下、200℃に昇温した。この温度で
更に1.5時間保ち、エステル化反応を行った。エステ
ル化反応の進行は留出する水分量を計量することにより
確認した。エステル化反応進行後、20分間で240℃
まで昇温し、減圧操作を行った。重合系は10分間で1
mmHg以下の減圧度に達した。この状態で1時間重縮
合反応を行った結果、透明の粘稠な生成物448重量部
を得た。得られた生成物の極限粘度は、[η]=0.7
9dL/g(オルトクロロフェノール溶液中、30℃)
であった。このものをポリエステルアミド(IV)とし
た。
【0052】上記ポリエステルアミド(IV)25重量
部、ポリエーテルポリオールとしてペスポール611
(東亞合成社製)75重量部、4,4′−ジフェニルメ
タンジイソシアネート11重量部をブラベンダープラス
トグラフ押出機を用いて190℃で10分間混合した
が、分子量の増加が見られず、不均一な組成物しか得ら
れなかった。
【0053】
【表1】
【0054】
【発明の効果】本発明のポリエステルアミド樹脂組成物
は、分子鎖中に特定の官能基を有する柔軟な重合体を構
成成分として用いるので、ブロック性を低下させること
なく、高分子量化させることができ、耐熱性、成形加工
性に優れるとともに、特に柔軟性、機械的特性に優れた
成形体を得ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルアミド(A)、重合体
    (B)、並びに、前記ポリエステルアミド(A)及び前
    記重合体(B)の合計100重量部に対して1〜30重
    量部のジイソシアネート(C)からなり、ポリアミドの
    含有量が、3〜30重量%であるポリエステルアミド樹
    脂組成物であって、前記ポリエステルアミド(A)は、
    下記一般式(1)で表されるジカルボン酸のうち少なく
    とも1種、下記一般式(2)で表されるジオールのうち
    少なくとも2種、及び、還元粘度(1g/dL98%硫
    酸溶液、20℃)が0.5〜7dL/gであるポリアミ
    ドからなるか、又は、下記一般式(1)で表されるジカ
    ルボン酸のうち少なくとも2種、下記一般式(2)で表
    されるジオールのうち少なくとも1種、及び、還元粘度
    (1g/dL98%硫酸溶液、20℃)が0.5〜7d
    L/gであるポリアミドからなり、前記ポリアミドの含
    有量が、3〜90重量%であり、極限粘度(ウベローデ
    粘度管、オルトクロロフェノール溶液中、30℃)が、
    0.1〜0.5dL/gであり、前記重合体(B)は、
    分子中に、カルボキシル基、アミノ基、及び、水酸基か
    らなる群より選択された1種又は2種以上の官能基を少
    なくとも2つ有し、ガラス転移温度が−150〜0℃で
    あり、極限粘度(ウベローデ粘度管、オルトクロロフェ
    ノール溶液中、30℃)が、0.1〜0.5dL/gで
    あることを特徴とするポリエステルアミド樹脂組成物。 HOOC−R1 −COOH (1) (式中、R1 は、炭素数2〜8のアルキレン基を示す) HO−R2 −OH (2) (式中、R2 は、炭素数2〜6のアルキレン基を示す)
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