JPH09156814A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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Publication number
JPH09156814A
JPH09156814A JP7317693A JP31769395A JPH09156814A JP H09156814 A JPH09156814 A JP H09156814A JP 7317693 A JP7317693 A JP 7317693A JP 31769395 A JP31769395 A JP 31769395A JP H09156814 A JPH09156814 A JP H09156814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
roller
paper sheet
sheet
fixing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP7317693A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Kikuchi
利行 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7317693A priority Critical patent/JPH09156814A/ja
Publication of JPH09156814A publication Critical patent/JPH09156814A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字出力された用紙に生じるカールを有効に
抑制し且つ印字出力された用紙を積層し整理の円滑化を
可能とした定着装置を提供すること。 【解決手段】 用紙走行路に沿って配設され,用紙Pに
転写されたトナー像Zをヒートローラ1と加圧ゴムロー
ラ2とによって当該用紙P上に加熱しながら加圧定着さ
せる定着装置において、用紙走行路上におけるヒートロ
ーラ1と加圧ゴムローラ2の下流側に、少なくとも三個
以上の用紙矯正ローラ11〜14を当該用紙走行路を挟
んで千鳥状に装備したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定着装置に係り、
とくに電子写真方式の印刷装置に装備され用紙上に転写
されたトナー像を定着する定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の印刷装置に装備される定
着装置は、用紙上に転写されたトナー像を加圧し且つ加
圧しながら定着するもので、加熱用のヒートローラと加
圧用のゴムローラとを要部として構成されている。そし
て、熱と圧力を同時に加えることによって用紙上に転写
されたトナー像が軟化して当該用紙に浸透する。そし
て、この加熱され加圧されたトナー像は、その後、常温
にて安定し用紙上に固着するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た電子写真方式の印刷装置にあっては、定着時には、ヒ
ートローラとゴムローラの間では熱の差が生じて用紙の
カールを引き起こす。そして、用紙排出時に用紙パス系
にてカールを逆方向に矯正しようとする試みがなされて
いるが、例えば特開平4−341455号公報にみられ
るように、多くは一対のローラによって用紙送出動作を
兼ねてなされることから、必ずしも有効には機能してい
ない。このため、上記従来例にあっては用紙のスタック
性が損なわれるという不都合があった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに印字出力された用紙に生じるカールを
有効に抑制し且つ印字出力された用紙を積層し整理の円
滑化を可能とした定着装置を提供することを、その目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、用紙走行路に沿って配設
され,用紙に転写されたトナー像をヒートローラと加圧
ゴムローラとによって当該用紙上に加熱しながら加圧定
着させる定着装置において、用紙走行路上におけるヒー
トローラと加圧ゴムローラの下流側に、少なくとも三本
以上の用紙矯正ローラを当該用紙走行路を挟んで千鳥状
に装備する、という構成を採っている。
【0006】トナー像が転写された用紙がヒートローラ
と加圧ローラからなる加圧定着部に通過すると、ヒート
ローラと加圧ローラとによる熱と圧力とによって用紙の
表と裏に張力が生じ、カールが発生する。このカールは
修正するため、用紙が定着部から出た所に複数の用紙矯
正ローラ装備し、これによって、用紙を逆・正方向に繰
り返し曲げることにより、当該用紙の表と裏の張力差を
取り除く。
【0007】請求項2記載の発明では、前述した用紙走
行路を挟んで各用紙矯正ローラにより当該矯正ローラ領
域に形成される用紙走行路の共通で且つ直線状の隙間
を、当該用紙の厚さ以下に設定する、という構成を採っ
ている。このようにしても、前述した請求項1記載の発
明と同等に機能するほか、カールの発生をより有効に抑
制することができる。
【0008】請求項3記載の発明では、前述した各用紙
矯正ローラの回転時の周速度を、用紙走行路の下流側に
位置するに従い順次大きくする、という構成を採ってい
る。このようにすると、前述した請求項1記載の発明と
同等に機能するほか、カールの発生を更に有効に抑制す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図2に基づいて説明する。図1において、符号1は
ヒータランプ1Aを内蔵したヒートローラを示し、符号
2はゴム製の加圧ローラを示す。このヒートローラ1と
加圧ローラ2は、用紙走行路に沿って配設され,用紙P
に転写されたトナー像Zを加熱しながら加圧定着させる
ようになっている。符号4は用紙ガイドを示し、符号5
A,5Bは用紙搬送ローラを示す。また、記号Aは用紙
の走行方向を示す。
【0010】用紙走行路上における前述したヒートロー
ラ1と加圧ゴムローラ2の下流側には、四本の用紙矯正
ローラ11,12,13,14が当該用紙走行路を介し
て上下交互に千鳥状に装備されている。この四本の用紙
矯正ローラ11〜14は、本実施形態にあっては同一の
直径のものが使用され等間隔に装備されている。
【0011】ここで、前述した用紙走行路を挟んで各用
紙矯正ローラ11〜14部分における用紙走行路の直線
状の隙間tは、用紙の厚さTより小さく成るように設定
されている。そして、この場合、上側の用紙矯正ローラ
11,13が用紙走行路の下側に(又は下側の用紙矯正
ローラ12,14が用紙走行路の上側に)入り込むよう
に装備してもよい。
【0012】更に、前述した各用紙矯正ローラの回転時
の周速度は、用紙走行路の下流側に位置するに従い順次
大きく設定されている。これによって、用紙は常にひき
のばされるような状態のもとに下流側の用紙搬送ローラ
5A,5Bに向けて送り出されるようになっている。
【0013】次に、上記実施形態の動作を説明する。ト
ナー像Zが転写された用紙Pがヒートローラ1と加圧ロ
ーラ2からなる加圧定着部に通過すると、用紙にはトナ
ー像Zが定着されるが,同時にヒートローラ1と加圧ロ
ーラ2とによる熱と圧力とによって用紙Pの表と裏に張
力が生じ、定着部を通過した用紙Pはヒートローラ1側
にカールが発生する。このカールを修正するために修正
機構として、用紙Pが定着部から出た所に複数の用紙矯
正ローラ11〜14を図2の様な構成で装備し、これに
よって、用紙Pを逆・正方向に繰り返し曲げることによ
り、当該用紙Pの表と裏の張力差を取り除く。
【0014】また、用紙矯正ローラ11〜14は、用紙
矯正ローラ11から順に回転数を増し、用紙Pの引出し
力を助けて当該矯正機構を通過せしめる。又、カールの
大きさは、印字スピードの違いやトナー像Zの融点の違
いによって(機種により)そのカール量が異なる。カー
ル量の違いを機種毎に修正するには、隙間tの値や用紙
矯正ローラ11〜14相互間の間隔を変化させることに
よってその適正化を図ることができる。
【0015】なお、上記実施形態にあっては、四個の用
紙矯正ローラ11〜14を装備した場合を例示したが、
用紙矯正ローラは三個であっても,又五個以上であって
もよい。また、直径の異なる用紙矯正ローラを装備して
もよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、用紙矯正ローラの作用により、加
圧加熱定着された用紙に生じるカールを有効に抑制する
ことができ、このため、これを電子写真方式の印刷装置
に装備すると、印字出力された用紙を迅速に且つ円滑に
積層し整理することができるという従来にない優れた定
着装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す構成図である。
【図2】図1内に開示した用紙矯正ローラ部分を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 ヒートローラ 2 加圧ローラ 11,12,13,14 用紙矯正ローラ P 用紙 Z トナー像

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙走行路に沿って配設され,用紙に転
    写されたトナー像をヒートローラと加圧ゴムローラとに
    よって当該用紙上に加熱しながら加圧定着させる定着装
    置において、 前記用紙走行路上における前記ヒートローラと加圧ゴム
    ローラの下流側に、少なくとも三個以上の用紙矯正ロー
    ラを当該用紙走行路を挟んで千鳥状に装備したことを特
    徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 前記各用紙矯正ローラにより当該用紙矯
    正ローラ領域に形成される前記用紙走行路の直線状の隙
    間を、当該用紙の厚さ以下に設定したことを特徴とする
    請求項1記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記各用紙矯正ローラの回転時の周速度
    を、前記用紙走行路の下流側に位置するに従い順次大き
    く設定したことを特徴とする請求項1又は2記載の定着
    装置。
JP7317693A 1995-12-06 1995-12-06 定着装置 Pending JPH09156814A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7317693A JPH09156814A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 定着装置

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JP7317693A JPH09156814A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 定着装置

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Publication Number Publication Date
JPH09156814A true JPH09156814A (ja) 1997-06-17

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ID=18090978

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JP7317693A Pending JPH09156814A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 定着装置

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JP (1) JPH09156814A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6128755B2 (ja) * 1979-06-28 1986-07-02 Tokyo Shibaura Electric Co
JPH04256657A (ja) * 1991-02-06 1992-09-11 Fujitsu Ltd 搬送機構
JPH05286631A (ja) * 1992-02-14 1993-11-02 Mita Ind Co Ltd 画像形成装置の用紙排出装置

Patent Citations (3)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971118