JPH10231061A - 画像形成装置のカール矯正装置 - Google Patents

画像形成装置のカール矯正装置

Info

Publication number
JPH10231061A
JPH10231061A JP5413997A JP5413997A JPH10231061A JP H10231061 A JPH10231061 A JP H10231061A JP 5413997 A JP5413997 A JP 5413997A JP 5413997 A JP5413997 A JP 5413997A JP H10231061 A JPH10231061 A JP H10231061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curl
roller
fixing
curl correcting
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5413997A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Koyama
治男 小山
Mitsuyoshi Hirano
光芳 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP5413997A priority Critical patent/JPH10231061A/ja
Publication of JPH10231061A publication Critical patent/JPH10231061A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不規則に上向きや下向きにカールした定着処
理用紙を、用紙全面にわたってバランス良くカール矯正
される技術を提供する。 【解決手段】 硬質と軟質のローラ21,22を互いに
圧接させて、上向きカール矯正部Aと下向きカール矯正
部Bとを形成したカール矯正手段20を、定着装置10
の下流側に配置し、上向きカールの検知情報に基づいて
定着処理用紙を上向きカール矯正部Aに給紙させ、か
つ、下向きカールの検知情報に基づいて定着処理用紙を
下向きカール矯正部Bに給紙させる制御手段25を設
け、カールの度合い検知情報に基づいて軟質ローラ22
の弾性変形量を調整させるようにし、更に、定着装置1
0の下部側の定着ローラ19に対する用紙分離爪27の
爪先端を、定着ローラ対18,19のニップ点bに近接
させて配備して、ニップ点bを離れた定着処理用紙の用
紙後端側を定着ローラ面から浮かせるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電写真複写機や
プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に装備され
るカール矯正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記の画像形成装置には、熱定着ローラ
と圧定着ローラとを上下部に備えたトナー画像の定着装
置が設けられている。この定着装置を通過した定着処理
用紙は、環境湿度、記録画像の情報量、上質紙や再生紙
などの紙質、紙厚さ、銘柄などが影響して、不規則に上
向きにカールしたり下向きにカールしたりし、そのカー
ルの度合いも様々に変化する傾向にある。もっとも、多
数枚の連続画像の形成途中では、紙質や紙厚さ、銘柄な
どが変わることがないので、カールの向きは一様に上向
き又は下向きであり、記録画像の情報量などが影響して
カールの度合いだけが変動する。
【0003】このように用紙がカールすると、多数枚の
連続画像の形成に際して、機外の排紙トレイや機内の中
間トレイでの用紙のストック性が悪くなり、かつ、中間
トレイでの用紙のストック性が悪くなることは、再給紙
部でのジャムの発生や、感光体ドラムへの用紙先端の巻
き付き、用紙先端側の転写不良などに繋がる不都合があ
る。また、ソーターやステイプラーなどを備えている場
合は、ジャムや紙折れが生じて、複写用紙のセット品質
が悪くなる点で問題がある。
【0004】この定着処理用紙のカールを矯正するため
のカール矯正装置として、定着ローラを上下部に備えた
定着装置の下流側に、硬質のローラとこのローラに圧接
して弾性変形する軟質のローラとを配置し、かつ、この
ローラ対の圧接力を二段階にわたって変更させて、軟質
ローラの弾性変形量を二段切り換え可能に構成したもの
がある(特開平4−55258号公報)。
【0005】かゝる構成のカール矯正装置によれば、定
着処理用紙が軟質ローラの弾性変形部を通過する間に、
この定着処理用紙に逆向きのカール矯正力が付与される
ことで、定着処理用紙のカール矯正が成される。そし
て、定着対象の紙質が再生紙の場合は、上質紙に比べて
カールの度合いが大きいことから、軟質ローラの弾性変
形量を大きくして、再生紙に大きなカール矯正力を付与
させることで、大きくカールした再生紙をカール矯正さ
せることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かゝる用紙
のカール矯正技術は、カールの向きが一様に上向き又は
下向きになる傾向の機種にしか対応できないもので、定
着処理用紙が不規則に上向きや下向きにカールしたり、
カールの度合いが様々に変化する傾向の機種について
は、これに対応し切れないばかりか、カールの向きによ
っては、カール矯正すること自体がカールを増長させて
しまう問題があった。
【0007】本発明は、かゝる実情に鑑みて成されたも
のであって、その目的とするところは、第1には、定着
処理用紙が不規則に上向きや下向きにカールする傾向の
機種に対応できるカール矯正の技術手段を提供する点に
ある。第2には、これに加えて、カールの度合いが様々
に変化する傾向の機種に対応できる技術手段を提供する
点にあり、そして第3には、更に加えて、用紙の先端側
と後端側のカール度合いがアンバランスになることを避
けて、用紙全面がバランス良くカール矯正される技術手
段を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1目的を達成するに至
った本発明による画像形成装置のカール矯正装置は、定
着装置の下流側に、硬質のローラとこのローラに圧接し
て弾性変形する軟質のローラとから成るカール矯正手段
を配置し、このカール矯正手段に、上向きカール矯正部
と下向きカール矯正部とを備えさせる一方、定着処理用
紙のカールの向き検知手段を設け、更に、上向きカール
の検知情報に基づいて定着処理用紙を上向きカール矯正
部に給紙させ、下向きカールの検知情報に基づいて定着
処理用紙を下向きカール矯正部に給紙させる制御手段を
備えさせたものである。
【0009】カール矯正手段ならびに制御手段の具体的
な態様は三通りあり、その一つの態様においては、カー
ル矯正手段が、一方の軟質ローラの弾性変形部に上向き
カール矯正部を形成し、他方の軟質ローラの弾性変形部
に下向きカール矯正部を形成するように、正逆転駆動可
能な硬質ローラに対して2本の軟質ローラを相対的かつ
択一的に圧接させて成り、制御手段が、定着処理用紙を
上向きカール矯正部と下向きカール矯正部とに切り換え
給紙させる経路切り換え機構から成り、かつ、経路切り
換えに連動して硬質ローラの回転方向を切り換える回転
制御機構を備えさせている。
【0010】今一つの態様では、カール矯正手段が、軟
質ローラの弾性変形部に上向きカール矯正部と下向きカ
ール矯正部とを形成するように、軟質ローラに対して正
逆転駆動可能な2本の硬質ローラを相対的かつ択一的に
圧接させて成り、制御手段が、定着処理用紙を上向きカ
ール矯正部と下向きカール矯正部とに切り換え給紙させ
る経路切り換え機構から成り、かつ、経路切り換えに連
動して経路切り換え側の硬質ローラを回転駆動させる回
転制御機構を備えさせている。
【0011】更なる態様では、カール矯正手段が、正逆
転駆動可能な硬質ローラとこのローラに圧接されて弾性
変形する軟質ローラとを備えて、反転に伴って上向きカ
ール矯正部と下向きカール矯正部とを現出させるローラ
ユニットから成り、制御手段が、ローラユニットを反転
させるユニット反転機構から成り、かつ、ユニットの反
転に連動して硬質ローラの回転方向を切り換える回転制
御機構を備えさせている。
【0012】先の二つの態様によれば、定着処理用紙の
カールの向き検知に基づいて、その用紙のカール矯正に
応じたカール矯正部に定着処理用紙を給紙させるよう
に、経路切り換え機構が切り換え制御され、かつ、硬質
ローラに所定の給紙を成さしめるように、硬質ローラの
回転方向が制御される。三つ目の態様によれば、定着処
理用紙のカールの向き検知に基づいて、その用紙のカー
ル矯正に応じたカール矯正部を現出させるように、ロー
ラユニットが反転制御され、かつ、その反転に伴って硬
質ローラの回転方向が切り換え制御される。
【0013】従って、これら何れの態様をとっても、定
着処理用紙のカールの向き検知に基づいて、定着処理用
紙のカールの向きが上向きである場合は、その用紙が上
向きカール矯正部に給紙され、定着処理用紙のカールの
向きが下向きである場合は、その用紙が下向きカール矯
正部に給紙されるもので、カールの向きに対応したカー
ル矯正が適正に行われる。
【0014】第2の目的を達成するための技術的手段で
は、定着処理用紙のカール度合い検知手段を設けて、カ
ールの度合い検知情報に基づいて、軟質ローラの弾性変
形量を調整させるようにしている。かゝる構成によれ
ば、不規則なカールの向きに対応できることに加えて、
カールの度合いに応じた過不足のないカール矯正が適正
に行われる。
【0015】第3の目的を達成するための技術的手段で
は、定着装置の下部側の定着ローラに対する用紙分離爪
の爪先端を、定着ローラ対のニップ点に近接させて配備
し、ニップ点を離れた定着処理用紙の用紙後端側を定着
ローラ面から浮かせるようにしている。かゝる構成をと
れば、不規則なカールの向きに応じた過不足のないカー
ル矯正が達成されることに加えて、定着装置を通過した
用紙の先端側と後端側のカールの度合いがバランスする
ことで、用紙全面のカール矯正がバランス良く達成され
る。
【0016】即ち、上記の用紙分離爪は、用紙先端が不
測にも下部側の定着ローラに巻き付いた時の安全性を考
慮して設けられているのであるが、用紙の先端側は、用
紙の腰の強さで殆ど直線状に定着ローラ対から繰り出さ
れることから、用紙先端が定着ローラに巻き付くことは
殆どなく、これに対して用紙の後端側は、定着ローラ対
から外れる際に、下部側の定着ローラに乗ったままで、
その後、爪先端によってローラ面から剥がされる状況に
ある。ここで、これまでの定着装置においては、用紙分
離爪の爪先端を定着ローラ対のニップ点から離して設け
ていたがために、用紙後端側が定着ローラに乗っている
時間が長くなり、而して、用紙の先端側と後端側とでは
定着装置の通過条件が異なることで、カールの度合いが
アンバランスになっていたのである。
【0017】このような状況下では、一連のカール矯正
を行っても、それはアンバランスなカール矯正になるこ
とは明白であり、そこで上記したように、爪先端を定着
ローラ対のニップ点に近接させて配備し、ニップ点を離
れた用紙後端側を直ちに定着ローラ面から浮かせると、
定着装置に対する用紙の先端側と後端側の通過条件が殆
ど同じになって、その用紙の先端側と後端側とではカー
ルの度合いがバランスすることで、用紙全面がバランス
良くカール矯正されることになるのである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は両面複写が可能に構成され
た静電写真複写機(画像形成装置の一例)の画像形成シ
ステムを示し、装置本体1に横架された感光体ドラム2
のまわりに、帯電装置3と、現像装置4と、転写装置5
と、用紙分離装置6と、クリーニング装置7とを、その
順に配置している。
【0019】そして、給紙カセット8内の用紙aを転写
装置5に給紙する搬送経路9と、転写・分離後のトナー
画像転写用紙を定着装置10に給紙する搬送経路11
と、定着処理後の用紙を機外の排紙トレイ12に排出す
る排紙ローラ対13とを設けると共に、装置本体1の下
部側には、定着処理後の用紙を一時的にストックする中
間トレイ14と、ストック用紙を転写装置5に再給紙す
る再給紙経路15とを設け、更に、図2に示すように、
定着処理後の用紙を中間トレイ14にストック給紙させ
る給紙経路16を、排紙ローラ対13の上流側に分岐さ
せる一方、この経路分岐部に経路切り換え具17を設け
て、定着処理後の用紙を排紙トレイ12に向けて排紙さ
せる形態と、定着処理後の用紙を給紙経路16から中間
トレイ14に導入させる形態とを選択できるようにして
いる。
【0020】上記構成の静電写真複写機において、環境
湿度や記録画像の情報量、紙質、紙厚さ、銘柄などが影
響して、定着処理後の用紙が上向きや下向きにカールし
たり、カール度合いも様々に変化したりして、このカー
ルが様々な不都合の原因になることは既述した通りであ
り、そこで本発明では、定着処理用紙に対するカール矯
正装置を設けて、定着処理後の用紙が、排紙ローラ対1
3または中間トレイ14への給紙経路16に取り出され
るまでの間に、この用紙の上向きカールを自動的に矯正
させるようにしている。
【0021】即ち、図2及び図3に示すように、上部側
の熱定着ローラ18と下部側の圧定着ローラ19とから
成る定着装置10の下流側で且つ経路切り換え具17の
上流側に、カール矯正手段20を配置し、このカール矯
正手段20を、正逆転駆動が可能な硬質ローラ21と、
このローラ21の上下部に択一的に圧接される2本の軟
質ローラ22とから構成している。具体的には、互いに
択一的に圧接される上部側と中間部のローラ22,21
によって、定着処理用紙が軟質ローラ22の弾性変形部
を通過する間に、この用紙に逆向きのカール矯正力を付
与させる上向きカールの矯正部(図2を参照)Aを形成
し、同じく中間部と下部側のローラ21,22によって
下向きカールの矯正部(図3を参照)Bを形成している
のである。
【0022】軟質ローラ22,22のそれぞれは、硬質
ローラ21に対して非圧接の状態から弾性変形可能な範
囲内にわたって、その弾性変形量を調整させ得るよう
に、駆動手段23によって硬質ローラ21に圧接される
ようになっており、かつ、最大の弾性変形状態での各ロ
ーラ対21,22の線速を、定着ローラ対18,19の
線速よりも2〜3%アップさせるようにして、定着処理
用紙が定着ローラ対18,19とカール矯正ローラ対2
1,22によってニップされた状態で、この定着処理用
紙に用紙搬送方向のテンションを付与させるようにして
いる。
【0023】一方、カール矯正手段20の直下流部に、
用紙後端の通過検知を基にして、定着処理用紙がカール
矯正手段20から完全に排出されたことを検出する用紙
の後端検知手段Sを設けると共に、排紙ローラ対13へ
の排紙経路24と中間トレイ14への給紙経路16との
途中には、定着処理用紙のカール方向が上向きであるか
下向きであるかを検知するカールの向き検知手段S1,
S2を設け、更に、カールの向き検知手段S1,S2か
らの上向きカールの検知情報に基づいて、定着処理用紙
を上向きカール矯正部Aに給紙させ、下向きカールの検
知情報に基づいて定着処理用紙を下向きカール矯正部B
に給紙させる制御手段を設けている。
【0024】制御手段は、具体的には、定着処理用紙を
上向きカール矯正部Aと下向きカール矯正部Bとに切り
換え給紙させる経路切り換え機構25から成るもので、
この経路切り換えに連動して且つ検知手段Sからの用紙
排出の検知情報を基にして、硬質ローラ21の回転方向
を切り換える回転制御機構26を備えている。また、こ
の回転方向の切り換え制御に連動させて、カール矯正手
段20から排出される定着処理用紙を、排紙トレイ12
と中間トレイ14とに切り換え導入させるように、前記
経路切り換え具17も姿勢変更させるようにしている。
【0025】経路切り換え機構25は、下部側の定着ロ
ーラ19に対する用紙分離爪27の下流側に配置されて
おり、かつ、この用紙分離爪27の爪先端を、定着ロー
ラ対18,19のニップ点bに近接させて配置して、ニ
ップ点bを離れた定着処理用紙の用紙後端側を定着ロー
ラ面から浮かせるようにしている。
【0026】この実施の形態では、カールの向き検知手
段S1,S2として、例えばオムロン株式会社製の商品
名がZ4D−Aと称されるマイクロ変位センサを使用し
ており、このセンサは、定着処理用紙のカールの度合い
も検知できるもので、このカールの向き検知手段S1,
S2を定着処理用紙のカール度合い検知手段に兼用し
て、これからのカールの度合い検知情報に基づいて駆動
手段27を制御し、硬質ローラ21に対する軟質ローラ
22の弾性変形量を自動調整させて、定着処理用紙をカ
ールの度合いに応じて過不足なくカール矯正させるよう
にしている。
【0027】上記の構成において、経路切り換え機構2
5が前回の画像形成終了時の姿勢を維持するものとし、
かつ、経路切り換え機構25が上向きカール矯正部Aへ
の給紙姿勢に切り換えられた状態で、前回の画像形成を
終了した場合において、画像形成用紙を排紙トレイ12
に排出させるモードを選択し、多数枚の連続画像を形成
するモードで装置をスタートさせると、定着装置10か
ら繰り出された一枚目の定着処理用紙は、上向きカール
矯正部Aを経て排紙トレイ12に排出されることにな
る。
【0028】そして、この一枚目の用紙排出の間に、カ
ールの向き検知手段S1が、定着処理用紙のカールの向
きとカールの度合いとを検知するのであって、この検知
情報を基にして、例えばカールの度合いがカール矯正の
必要な範囲内にあると判断されると、その検知情報が駆
動手段23にフィードバックされて、次の定着処理用紙
を過不足なくカール矯正させるように、カールの度合い
に応じて軟質ローラ22の弾性変形量が調整される。
【0029】一方、カールの向き検知手段S1が、カー
ルの向きが下向きであることを検知した場合は、その検
知情報が経路切り換え機構25にフィードバックされ
て、経路切り換え機構25が定着処理用紙を下向きカー
ル矯正部Bに給紙させるように姿勢変更され、かつ、経
路切り換え具17も、下向きカール矯正部Bから排出さ
れる定着処理用紙を排紙ローラ対13に排紙させるよう
に姿勢変更されるのであり、更に、カールの度合い検知
情報も駆動手段23にフィードバックされて、そのカー
ルの度合いに応じて軟質ローラ22の弾性変形量が調整
されるのである。
【0030】そして、一枚目の定着処理用紙が上向きカ
ール矯正部Aから完全に排出されたことを検知手段Sが
検知すると、この検知情報を基にして、回転制御機構2
6が硬質ローラ21の回転方向を逆転させるのである。
これによって爾後は、定着処理用紙が下向きカール矯正
部Bを経て、カールの度合いに応じた量で定着処理用紙
がカール矯正されて、これが順次、排紙トレイ12に排
出されることになる。
【0031】ここで、上記の定着装置10から繰り出さ
れる定着処理用紙の先端側は、用紙の腰の強さで定着ロ
ーラ対18,19から直線状に繰り出され、用紙の後端
側については、これが定着ローラ対18,19のニップ
点bを離れた直後に、用紙分離爪27の作用で定着ロー
ラ面から浮かされることから、定着装置10に対する用
紙の先端側と後端側の通過条件が殆ど同じとなり、用紙
の先端側と後端側のカール度合いがバランスすることに
なる。従って、定着処理用紙は、上記のカール度合いに
応じた量で、用紙全面がバランス良くカール矯正されて
排紙トレイ12に排出されるのであり、かつ、定着処理
用紙に用紙搬送方向のテンションを付与させるようにし
ているので、定着装置10とカール矯正手段20との間
で定着処理用紙が波打ちすることがなく、いわゆる波打
ちカールも防止される。
【0032】この爾後の連続画像の形成途中では、時間
的な環境湿度の変化は殆どなく、かつ、紙質や紙厚さ、
銘柄なども変わることがないので、定着処理用紙は一様
に上向き又は下向きにカールするだけであり、従って、
カールの向きによる上記のフィードバック制御は皆無で
あって、記録画像の情報量の変化などに起因してカール
の度合いが変動したときに、そのカールの度合い検知に
基づいて、軟質ローラ22の弾性変形量を調整させる制
御のみが行われることから、一枚目の定着処理用紙につ
いては、これのカール矯正が適正に成されないことがあ
るが、爾後の定着処理用紙については、過不足のないカ
ール矯正が用紙全面にわたって適正に行われることにな
る。
【0033】もっとも、爾後の画像形成の間も逐次、定
着処理用紙のカールの向きとカールの度合いとが検知さ
れているので、逆向きカールの検知情報が発せられた時
には上記のフィードバック制御が行われることは勿論で
ある。両面画像の形成モードを選択した場合は、検知手
段S2が検知手段S1に優先して上記の制御を行う。
【0034】尚、上記の実施の形態では、カールの向き
検知手段S1,S2によって、カールの度合い検知を同
時に行わせるようにしているが、カールの向き検知とカ
ールの度合い検知を、別々の検知手段によって各別に検
知させるようにしてもよい。また、カール矯正手段20
として、硬質ローラ21を位置固定状態に設けて、この
硬質ローラ21の上下部に2本の軟質ローラ22,22
を択一的に圧接させるようにしているが、2本の軟質ロ
ーラ22,22を位置固定の状態に設けて、この軟質ロ
ーラ22,22に対して硬質ローラ21を択一的に圧接
させるようにしてもよい。
【0035】或いは、1本の軟質ローラを位置固定の状
態に設けて、この軟質ローラの上下部に2本の硬質ロー
ラを択一的に圧接させるようにし、または、2本の硬質
ローラを位置固定の状態に設けて、この硬質ローラに対
して硬質ローラを択一的に圧接させるようにし、かつ、
経路切り換え機構の経路切り換えに連動して、その経路
切り換え側の硬質ローラを回転駆動させるようにしても
実施可能であることは言うまでもない。
【0036】図4及び図5に別の実施形態のカール矯正
装置を示している。このカール矯正装置のカール矯正手
段はローラユニット41から成り、図6及び図7に示す
ように、反転可能なユニット本体42に、正逆転駆動が
可能な硬質ローラ43とこのローラ43に圧接されて弾
性変形する軟質ローラ44とを設けて、ユニット本体4
2の反転に伴って上向きカール矯正部(図4を参照)A
と下向きカール矯正部(図5を参照)Bとを切り換え現
出させるようにしている。
【0037】具体的には、ユニット本体42に対して位
置固定の状態で硬質ローラ43を設けると共に、この硬
質ローラ43に、回転制御機構45によって正逆転制御
されるモータ46を連結し、かつ、硬質ローラ43に対
して非圧接の状態から弾性変形可能な範囲内にわたって
移動可能に軟質ローラ44を設けている。そして、軟質
ローラ44の弾性変形量をカールの度合い検知に基づい
て調整させる駆動手段47を設けると共に、更に、カー
ルの検知情報に基づいて上向きカールまたは下向きカー
ルの矯正部A,Bを切り換え現出させるために、そのた
めの制御手段として、ローラユニット41の反転機構
(例えばロータリーソレノイド)48を設けている。
【0038】尚、この実施の形態では、図9(A)に示
すように、硬質ローラ43のローラ表面に、定着処理用
紙にミクロ的な折れを付す筋状の微細な凹凸c,dを無
数に形成している。筋状の微細な凹凸c,dは、凹溝と
凸条とをローラの回転軸線方向に向けるように、例えば
ローレット加工により形成しているが、図9(B)に示
すように、凸dの条を互いに交差させるように菱形の格
子状に形成してもよく、かつ、凸dの条の上端を鋭角に
する外、丸みをもたせるようにしてもよいのである。
【0039】上記の駆動手段47は、軟質ローラ軸49
の押し上げレバー50を両端に備えた支軸部材51を、
軟質ローラ44に沿わせてユニット本体42に枢着し、
かつ、一方のレバー50の端部にカム長孔52を形成す
ると共に、このカム長孔52に、クランクピン形状のカ
ムフォロア53を係入させ、かつ、カムフォロア53に
モータ54を連結して成る。
【0040】上記のローラユニット41と定着装置55
との間には、固定の給紙ガイド56が設けられ、また、
ローラユニット41の直下流部には用紙の後端検知手段
Sが設けられ、更に、排紙ローラ対57への排紙経路5
8と中間トレイへの給紙経路59との途中には、カール
の度合い検知を兼ねるカールの向き検知手段S1,S2
が設けられている。
【0041】上記の構成において、図4に示すように、
ローラユニット41が上向きカールの矯正部Aを現出さ
せている状態で、画像形成用紙を排紙トレイに排出させ
るモードを選択して装置をスタートさせると、一枚目の
定着処理用紙が排紙トレイに排出されるまでの間に、そ
の用紙のカールの向きとカールの度合いとが検知手段S
1によって検知され、かつ、カールの度合い検知情報が
駆動手段47にフィードバックされて、次の定着処理用
紙を過不足なくカール矯正させるように、そのカールの
度合いに応じて軟質ローラ44の弾性変形量が調整され
る。図8には、定着処理用紙aが上向きカールであっ
て、そのカールの度合いに応じたカール矯正の状態を示
している。
【0042】或いは、カールの向きが逆であるとする検
知情報が発せられた時には、その情報がユニット反転機
構48にフィードバックされ、かつ、カールの度合い検
知情報も駆動手段47にフィードバックされて、そのカ
ールの度合いに応じて軟質ローラ44の弾性変形量が調
整されると共に、一枚目の定着処理用紙がローラユニッ
ト41から排出されたことを検知手段Sが検知すると、
この検知情報を基にして、図5に示すように、ローラユ
ニット41が反転して下向きカール矯正部Bを現出さ
せ、かつ、回転制御機構45が硬質ローラ43の回転方
向を逆転させるのである。
【0043】これによって爾後は、定着処理用紙が下向
きカール矯正部Bを経て、それの軟質ローラ44の弾性
変形部を通過する間に、この用紙に逆向きのカール矯正
力が付与されるのであり、これに加えて、硬質ローラ4
3の表面に形成した微細な凹凸c,dが、この用紙のカ
ール矯正面にカール矯正方向のミクロ的な折れを付する
ことで、定着処理用紙には、逆向きカールの大きなカー
ル矯正力が付与されることになる。
【0044】従って、爾後の定着処理用紙については、
一枚目の定着処理用紙も同じであるが、この大きなカー
ル矯正力が付与される下で、そのカールの度合いに応じ
た量でカールが矯正されて、これが順次、排紙トレイに
排出されることになる。両面画像の形成モードを選択し
た場合は、検知手段S2が検知手段S1に優先して上記
の制御を行うことは既述した通りである。尚、図4及び
図5において、図2及び図3に示した構成部材と同じ構
成部材には同符号を付して、重複説明を避けることに
す。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による画像
形成装置のカール矯正装置によれば、定着処理用紙が不
規則に上向きや下向きにカールしていても、そのカール
の向き検知に基づいて、定着処理用紙のカールの向きが
上向きである場合は、その用紙が上向きカール矯正部に
給紙され、定着処理用紙のカールの向きが下向きである
場合は、その用紙が下向きカール矯正部に給紙されるこ
とで、カールの向きに対応したカール矯正が適正に行わ
れる。
【0046】好適には、定着処理用紙のカール度合い検
知手段を設けて、カールの度合い検知情報に基づいて、
軟質ローラの弾性変形量を調整させることで、このよう
に構成すれば、不規則なカールの向きに対応したカール
矯正に加えて、カールの度合いに応じた過不足のないカ
ール矯正が適正に行われる。更に好適には、下部側の定
着ローラに対する用紙分離爪の爪先端を、定着ローラ対
のニップ点に近接させて配備して、ニップ点を離れた定
着処理用紙の用紙後端側を定着ローラ面から浮かせるよ
うにすることで、かゝる構成をとれば、不規則なカール
の向きに応じた過不足のないカール矯正が達成されるこ
とに加えて、定着装置を通過した用紙の先端側と後端側
のカールの度合いがバランスすることで、定着処理用紙
の用紙全面がバランス良くカール矯正される。
【図面の簡単な説明】
【図1】静電写真複写機の画像形成システムの説明図で
ある。
【図2】上向きカール矯正部への給紙形態を示す説明図
である。
【図3】下向きカール矯正部への給紙形態を示す説明図
である。
【図4】別の実施形態のカール矯正装置による上向きカ
ール矯正部への給紙形態を示す説明図である。
【図5】ローラユニットを反転させた下向きカール矯正
部への給紙形態を示す説明図である。
【図6】ローラユニットの斜視図である。
【図7】軟質ローラの弾性変形量を調整させる駆動手段
の斜視図である。
【図8】上向きにカールした定着処理用紙のカール矯正
状態を示す説明図である。
【図9】硬質ローラの表面形状を示し、(A)はローラ
表面に直線状の凹凸を形成した説明図、(B)はローラ
表面に亀甲模様の凹凸を形成した説明図である。
【符号の説明】
10,55…定着装置、19…下部側の定着ローラ、2
0…カール矯正手段、21,43…硬質ローラ、22,
44…軟質ローラ、25…制御手段(経路切り換え機
構)、26,45…回転制御機構、27…用紙分離爪、
41…ローラユニット、48…制御手段(ローラユニッ
ト反転機構)、S1,S2…カールの向き(及び度合
い)検知手段、A…上向きカール矯正部、B…下向きカ
ール矯正部、b…ニップ点。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着装置の下流側に、硬質のローラとこ
    のローラに圧接して弾性変形する軟質のローラとから成
    るカール矯正手段を配置し、このカール矯正手段に、上
    向きカール矯正部と下向きカール矯正部とを備えさせる
    一方、定着処理用紙のカールの向き検知手段を設け、更
    に、上向きカールの検知情報に基づいて定着処理用紙を
    上向きカール矯正部に給紙させ、下向きカールの検知情
    報に基づいて定着処理用紙を下向きカール矯正部に給紙
    させる制御手段を備えて成ることを特徴とする画像形成
    装置のカール矯正装置。
  2. 【請求項2】 カール矯正手段が、一方の軟質ローラの
    弾性変形部に上向きカール矯正部を形成し、他方の軟質
    ローラの弾性変形部に下向きカール矯正部を形成するよ
    うに、正逆転駆動可能な硬質ローラに対して2本の軟質
    ローラを相対的かつ択一的に圧接させて成り、制御手段
    が、定着処理用紙を上向きカール矯正部と下向きカール
    矯正部とに切り換え給紙させる経路切り換え機構から成
    り、かつ、経路切り換えに連動して硬質ローラの回転方
    向を切り換える回転制御機構を備えて成る請求項1に記
    載された画像形成装置のカール矯正装置。
  3. 【請求項3】 カール矯正手段が、軟質ローラの弾性変
    形部に上向きカール矯正部と下向きカール矯正部とを形
    成するように、軟質ローラに対して正逆転駆動可能な2
    本の硬質ローラを相対的かつ択一的に圧接させて成り、
    制御手段が、定着処理用紙を上向きカール矯正部と下向
    きカール矯正部とに切り換え給紙させる経路切り換え機
    構から成り、かつ、経路切り換えに連動して経路切り換
    え側の硬質ローラを回転駆動させる回転制御機構を備え
    て成る請求項1に記載された画像形成装置のカール矯正
    装置。
  4. 【請求項4】 カール矯正手段が、正逆転駆動可能な硬
    質ローラとこのローラに圧接されて弾性変形する軟質ロ
    ーラとを備えて、反転に伴って上向きカール矯正部と下
    向きカール矯正部とを現出させるローラユニットから成
    り、制御手段が、ローラユニットを反転させるユニット
    反転機構から成り、かつ、ユニットの反転に連動して硬
    質ローラの回転方向を切り換える回転制御機構を備えて
    成る請求項1に記載された画像形成装置のカール矯正装
    置。
  5. 【請求項5】 定着処理用紙のカール度合い検知手段を
    設けて、カールの度合い検知情報に基づいて、軟質ロー
    ラの弾性変形量を調整させるようにしてある請求項1乃
    至4のいずれかに記載された画像形成装置のカール矯正
    装置。
  6. 【請求項6】 定着装置の下部側の定着ローラに対する
    用紙分離爪の爪先端を、定着ローラ対のニップ点に近接
    させて配備し、ニップ点を離れた定着処理用紙の用紙後
    端側を定着ローラ面から浮かせるようにしてある請求項
    1乃至5のいずれかに記載された画像形成装置のカール
    矯正装置。
JP5413997A 1997-02-20 1997-02-20 画像形成装置のカール矯正装置 Pending JPH10231061A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5413997A JPH10231061A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 画像形成装置のカール矯正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5413997A JPH10231061A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 画像形成装置のカール矯正装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10231061A true JPH10231061A (ja) 1998-09-02

Family

ID=12962244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5413997A Pending JPH10231061A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 画像形成装置のカール矯正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10231061A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110182642A1 (en) * 2010-01-27 2011-07-28 Kyocera Mita Corporation Image-forming apparatus and method for controlling image-forming apparatus
US20110236102A1 (en) * 2010-03-25 2011-09-29 Kyocera Mita Corporation Sheet curl correction apparatus and image forming apparatus
US8073371B2 (en) 2006-01-17 2011-12-06 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus which corrects the curl of a discharge sheet
JP2017027005A (ja) * 2015-05-07 2017-02-02 株式会社リコー 画像形成装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8073371B2 (en) 2006-01-17 2011-12-06 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus which corrects the curl of a discharge sheet
US20110182642A1 (en) * 2010-01-27 2011-07-28 Kyocera Mita Corporation Image-forming apparatus and method for controlling image-forming apparatus
US8588674B2 (en) * 2010-01-27 2013-11-19 Kyocera Document Solutions, Inc. Image-forming apparatus and method for controlling image-forming apparatus
US20110236102A1 (en) * 2010-03-25 2011-09-29 Kyocera Mita Corporation Sheet curl correction apparatus and image forming apparatus
US8862047B2 (en) 2010-03-25 2014-10-14 Kyocera Document Solutions Inc. Sheet curl correction apparatus and image forming apparatus
US9229410B2 (en) 2010-03-25 2016-01-05 Kyocera Document Solutions Inc. Sheet curl correction apparatus and image forming apparatus
US9229411B2 (en) 2010-03-25 2016-01-05 Kyocera Document Solutions Inc. Sheet curl correction apparatus and image forming apparatus
JP2017027005A (ja) * 2015-05-07 2017-02-02 株式会社リコー 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7489898B2 (en) Sheet processing apparatus and image forming apparatus provided with the same
US7654519B2 (en) Image forming apparatus and sheet material conveyance device used therein
US20090218745A1 (en) Sheet stacking apparatus and sheet processing apparatus
US9229411B2 (en) Sheet curl correction apparatus and image forming apparatus
JPH04338060A (ja) 用紙のカール低減装置
US6619657B2 (en) Curl correction device, and image forming apparatus having the curl correction device
JP2000229758A (ja) カール補正装置、画像形成装置
JP4956257B2 (ja) シート折り装置及び後処理装置並びに画像形成システム
JP5441682B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
US20080277865A1 (en) Duplex image forming apparatus with feeding roller with at least three different speeds
US10029880B2 (en) Sheet bundle binding device and image forming system having the same
JP6312207B2 (ja) 用紙加湿装置及び画像形成システム
EP1006417B1 (en) Image forming apparatus
US8824954B2 (en) Image forming apparatus
JP4838687B2 (ja) シート積載装置、シート処理装置及び画像形成装置
JP2008247535A (ja) シート折り装置及びこれを備えた後処理装置並びに画像形成システム
JPH10231061A (ja) 画像形成装置のカール矯正装置
JP2016124697A (ja) 用紙搬送装置及び画像形成システム
JPH10123781A (ja) 画像形成装置
EP1640299A1 (en) Image forming apparatus
JP2000211805A (ja) 後処理装置及び画像形成システム
JPH10123782A (ja) 画像形成装置
JPH10123780A (ja) 画像形成装置
JPH10231060A (ja) 画像形成装置のカール矯正装置
JP3885856B2 (ja) シート矯正装置および画像形成装置