JPH09156769A - コンテナターミナル - Google Patents

コンテナターミナル

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JPH09156769A
JPH09156769A JP32135995A JP32135995A JPH09156769A JP H09156769 A JPH09156769 A JP H09156769A JP 32135995 A JP32135995 A JP 32135995A JP 32135995 A JP32135995 A JP 32135995A JP H09156769 A JPH09156769 A JP H09156769A
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JP
Japan
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container
road
trailer
unmanned
elevated road
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JP32135995A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Okubo
欣昭 大久保
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテナターミナルにおけるコンテナ搬送を
より円滑且つ安全にする。 【解決手段】 コンテナトレーラ9は、トレーラ発着区
域2内で待機し、指定された順序でコンテナ移載機7と
の間でコンテナの受渡しを行い、船積み又は船からの陸
揚げには、岸壁クレーン53とコンテナ置場4間を地表
周回道路16上の無人コンテナ搬送車8がコンテナ搬送
に当たり、陸側からターミナルへのコンテナの搬入及び
コンテナ置場4bからトレーラ9へのコンテナ搬出には
周回高架道路5上の無人コンテナ搬送車8が当たり、又
船積み又は船からの陸揚げがないときには、地表周回道
路16の無人コンテナ搬送車8がコンテナ置場4bから
トレーラ9へのコンテナ搬出を分担し、周回高架道路5
上の無人コンテナ搬送車8はトレーラ9からコンテナ置
場4aへのコンテナ搬入だけを行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナターミナ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7に従来のコンテナターミナ
ルを示す。図6において、51はコンテナターミナル、
52は岸壁、53は岸壁沿いに軌道54上を移動可能に
設けたコンテナ荷役用の岸壁クレーン、55は接岸され
た船、56は岸壁に沿って平行に配置した複数のコンテ
ナ段積み置場列である。
【0003】複数のコンテナ置場列56は、岸壁寄りの
半数の列が船積み用のコンテナ置場列56a、陸側の半
数の列が陸揚用のコンテナ置場列56bとに区分けされ
ている。
【0004】57は岸壁クレーン53の陸側桁下位置と
船積み用のコンテナ置場列56aの中央及び陸揚げ用の
コンテナ置場列56bの中央に沿って周回可能に設けた
コンテナ搬送用の周回高架道路、58a及び58bは複
数の船積み用のコンテナ置場列56a及び陸揚げ用のコ
ンテナ置場列56bに跨がって設けた2基の軌道走行式
トランスファクレーン、59はターミナル51内のコン
テナトレーラ用の地表周回移動道路、60は入口管理
棟、61はコンテナの仕立て・開梱用の建屋、62はメ
ンテナンス用の建屋である。
【0005】図7において、周回高架道路57には軌道
走行式の無人コンテナ搬送車63を走行させ、この無人
コンテナ搬送車63が岸壁クレーン53からコンテナを
受取り陸揚げ用のコンテナ置場56b列の中央に走行
し、トランスファクレーン58bが無人コンテナ搬送車
63上のコンテナを取上げコンテナ置場56bに段積み
する。
【0006】また、船積み用のコンテナ置場列56aの
コンテナをトランスファクレーン58aで取上げて周回
高架道路57上の無人コンテナ搬送車63上に積み、岸
壁クレーン下へ走行し、岸壁クレーン53が無人コンテ
ナ搬送車63上のコンテナを吊上げて船積みを行う。
【0007】陸側からトレーラが搬送して来る船積み用
のコンテナは、トレーラ64が地表の周回道路59に走
行して船積み用のコンテナ置場列56a位置へ入り込
み、トランスファクレーン58aによりトレーラ64か
らコンテナ置場56aへコンテナを降ろし、他方陸揚げ
されたコンテナは、空のトレーラが陸揚げ用のコンテナ
置場列56b位置に停止待機してトランスファクレーン
58bによりコンテナを受取り、地表周回道路59を通
ってターミナルから外へ出る。
【0008】ターミナルに陸側又は船から搬入されるコ
ンテナは、前もって連絡され、コンピュータに入力して
置場を選定し、入口部及び船から搬入時に入力するコン
テナ毎のデータにより直ちに置場を指定し、無人コンテ
ナ搬送車63及び有人のコンテナトレーラ64を指定位
置へ走行させ、トランスファクレーンの操作で置場へ入
れ出しする。
【0009】また、上記地表周回道路59上にも軌道を
設け、この軌道上に無人台車を走行させ、この無人台車
が陸側トレーラからコンテナを受取ってコンテナ置場へ
搬入し、且つコンテナ置場からコンテナを受取って陸側
トレーラへ搬送するようにした応用も行なわれている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この構成のコンテナタ
ーミナルでは、船側のコンテナの積み・降ろしは周回高
架道路57上の軌道走行式の無人搬送車63が岸壁クレ
ーン53と置場56a、56b間を自動走行して円滑な
コンテナ搬送が可能になるが、この高架道路側で船積み
又は陸揚げ作業がなく暇な場合でも、地表周回道路59
又は地上周回軌道では、陸側からのコンテナを搬送する
トレーラ64又は軌道台車と、陸側へコンテナを送るト
レーラ又は軌道台車がそれぞれコンテナ置場56a又は
56b脇に停車してコンテナ積み降ろしを行って出入り
するから、地表周回道路59又は軌道が多数のトレーラ
で又は軌道台車で輻輳し、停止して待機するトレーラ又
は軌道台車が他の走行するトレーラ又は軌道台車の邪魔
をし、トレーラの走行が不自由になり、輸送に円滑を欠
く問題がある。
【0011】本発明は、上述した問題に鑑み、この種コ
ンテナターミナルにおけるコンテナ搬送をより円滑に安
全にすることを目的として提案された。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、岸壁に接して配置したコンテナターミナ
ルのコンテナ置場区域にコンテナ搬送用の周回高架道路
及び地表周回道路を備えるとともに、前記コンテナ置場
区域をコンテナトレーラ発着区域と境界区分して隣接配
置し、前記周回高架道路をコンテナ置場列及びコンテナ
トレーラ発着区域との境界部に沿って周回可能に配置
し、前記地表周回道路を岸壁クレーン下及び各コンテナ
置場列及び境界部に沿って周回可能に配置し、各コンテ
ナ置場列毎にコンテナ置場列を跨ぎ一端側で周回高架道
路側とコンテナ置場との間の且つ他端側で地表周回道路
とコンテナ置場列との間のコンテナ搬送を行うトランス
ファクレーンを設け、コンテナトレーラ発着区域に接す
る周回高架道路を跨ぎ一端側で隣接するトレーラ道路の
トレーラと周回高架道路との間の且つ他端側で隣接する
地表周回道路と周回高架道路との間のコンテナ搬送を行
う移載機を設け、前記コンテナ置場区域の周回高架道路
上及び地表周回道路上に自動誘導式の無人コンテナ搬送
車を周回走行可能に設けたことを特徴とする。
【0013】[作用]本発明では、陸側からターミナル
コンテナを搬送するトレーラは、ターミナル入口で入場
手続をしたのち、ターミナル内のコンテナ置場区域との
境界沿いのトレーラ用道路上に順に停止し、コンテナ移
載機が停止したトレーラ上のコンテナを周回高架道路上
の無人コンテナ搬送車上に移載し、この無人コンテナ搬
送車が高架道路上を船積み用コンテナ置場へ自動走行し
停止し、トンラスファクレーンが停止した高架道路上の
無人コンテナ搬送車のコンテナを所定の置場位置に段積
みする。
【0014】また、陸揚げ用コンテナ置場のコンテナを
トランスファクレーンが高架道路上の空の無人コンテナ
搬送車上に積み、この無人コンテナ搬送車が高架道路上
をトレーラ発着区域沿いの位置へ自動走行し、コンテナ
移載機がこの高架道路上の無人コンテナ搬送車のコンテ
ナをトレーラ発着区域に停止した空のトレーラ上へ積
み、トレーラが陸送出発する。
【0015】ターミナル内の船積み用コンテナ置場に補
間されたコンテナは、トランスファクレーンが吊り上げ
て地表道路上の空の無人コンテナ搬送車上に積み、この
無人コンテナ搬送車が地表道路を通って岸壁クレーン下
へ走行停止し、岸壁クレーンが停止した地表の無人コン
テナ搬送車上のコンテナを吊上げ船積みする。
【0016】船から降ろすコンテナは、岸壁クレーンが
船から吊上げたコンテナを地表の空の無人コンテナ搬送
車に積み、無人コンテナ搬送車が所定の陸揚げ用コンテ
ナ置場へ地表を自動走行し停止し、トランスファクレー
ンがこの地表の無人コンテナ搬送車上のコンテナ吊上
げ、所定のコンテナ置場へ段積みする。
【0017】また、コンテナの船積み又は陸揚げのない
場合は、地表周回道路の無人コンテナ搬送車が陸側トレ
ーラへのコンテナ送出し搬送を分担し、高架道路側の無
人コンテナ搬送車が陸側トレーラからターミナル内へコ
ンテナを搬入するルートだけを分担できる。
【0018】従って、ターミナルのコンテナ置場区域で
の地表周回道路及び周回高架道路の両方が相互に交錯な
しに、それぞれ自動誘導式の無人コンテナ搬送車によっ
て円滑なコンテナ受入れ及び送出し搬送を行えるように
なる。
【0019】
【発明の実施の形態】
[実施例] [構成]図1は本発明にかかるコンテナターミナルの実
施例の全体を概略的に示す斜視図、図2は図1の周回高
架道路の配置を示す全体平面図、図3は図1の地表周回
道路の配置を示す全体平面図である。
【0020】以下図中、従来と同一の要素は図6及び図
7と同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0021】図1において、1はコンテナターミナル5
1内の岸壁52上の岸壁クレーン区域に連続して配置し
たコンテナ置場区域、2はコンテナ置場区域1の陸側に
境界部3を隔てて隣接配置したトレーラ発着区域、4は
中間部に周回道路用の間隔部をおいて、4列8ブロック
に配置したコンテナ置場である。コンテナ置場4は岸壁
型の2列が船積用コンテナ置場4a、陸側の2列が陸揚
用コンテナ置場4bである。
【0022】5は船積用コンテナ置場4aの列間から陸
側のコンテナ置場列間及びトレーラ発着区域2の境界部
3に沿う範囲に桁下4.5m高さで設けた周回高架道
路、6は各コンテナ置場4毎にコンテナ置場を跨ぎ一端
側で隣接する周回高架道路5とコンテナ置場4との間の
且つ他端側で隣接する後記地表周回道路16とコンテナ
置場4との間のコンテナ搬送を行うように設けた軌道走
行式の複数のトランスファクレーン、7は境界部3沿い
の周回高架道路5部を跨ぎ一端側で隣接するトレーラ発
着区域2側のトレーラ道路と周回高架道路5間との且つ
他端側で隣接する地表周回道路16と周回高架道路5間
とのコンテナ搬送を行うように設けた移載機、8は周回
高架道路5上を走行する無人コンテナ搬送車、9はトレ
ーラ発着区域2内を走行するコンテナトレーラである。
【0023】10はコンテナターミナル51の入口、1
1は出口、12はトレーラ用の入口ゲート、13は出口
ゲート、14は入口管理棟、15は出口管理棟である。
【0024】図2において、周回高架道路5は、中間部
を対面通行路として左側コンテナ置場ブロックと右側コ
ンテナ置場ブロックで各々時計回りに周回するように既
存の磁気誘導式、画像自動判別誘導式、あるいは軌道誘
導式等の誘導装置を設けて構成し、この誘導装置に従っ
て管理用コンピュータから指示される番地位置へ無人コ
ンテナ搬送車8を自動走行させる。
【0025】図3において、16は地表周回道路であ
る。地表周回道路16は岸壁52と平行に岸壁クレーン
53下、各コンテナ置場4に沿う位置及び境界部3沿い
を、前記周回高架道路5と平行に周回可能に設け、左側
コンテナ置場ブロックと右側コンテナ置場ブロックでそ
れぞれ反時計回りに周回するように設け、また、周回高
架道路5と同様な誘導装置を設け、同様な無人コンテナ
搬送車8を自動走行させるようにしている。
【0026】図4及び図5は図2のIV〜IV矢視及びV〜
V矢視の拡大側面図である。
【0027】図4において、岸壁クレーン53は主吊具
53aと脚梁上に補助吊具53bを設けた二段ステップ
搬送式を使用した場合を示し、補助吊具53bと直下の
地表周回道路16上に停止した自動誘導式の無人コンテ
ナ搬送車8との間でコンテナの受渡しを行う。
【0028】また、各コンテナ置場4に設けたトランス
ファクレーン6は、主桁の一方の端が周回高架道路5上
にオーバーハングし、他方の端が地表周回道路16上に
オーバーハングして設けられ、周回高架道路5端側では
周回高架道路5上の無人搬送車8とコンテナ置場4との
間でコンテナを搬送し、地表周回道路16側では地表の
無人搬送車8とコンテナ置場4の間でコンテナの搬送を
行うようにする。
【0029】図5において、コンテナ移載機7は、主桁
の一方の端がトレーラ発着区域2のトレーラ道路上にオ
ーバーハングし、他方の端が隣接する地表周回道路16
上にオーバーハングして設けられ、周回高架道路5上と
トレーラ発着区域2のコンテナトレーラ9及びコンテナ
置場区域1側の地表周回道路16の無人コンテナ搬送車
8の両方とコンテナを受渡し可能にしている。
【0030】[作用・効果]図2及び図5において、陸
側からコンテナターミナル51へコンテナを搬送するコ
ンテナトレーラ9は、トレーラ発着区域2の入口ゲート
12を通ってコンテナの番号・種類・仕向け先、等を入
力する手続を行う。
【0031】ターミナルへ陸側から搬入されるコンテナ
及び船から搬入されるコンテナは前もってターミナルに
連絡され、各コンテナの番号・種類・仕向け他・出荷日
等のデータがコンテナターミナル51の管理用コンピュ
ータに入力され、受入れ置場が設定されている。この入
口ゲート12で入力されたコンテナの固定データから管
理コンピュータにより直ちに置場が指定され、同時に周
回高架道路5及び地表周回道路16上の無人コンテナ搬
送車8にも個別に行き先が指定され誘導装置により自動
走行させる。
【0032】入口ゲート12を出た前記コンテナトレー
ラ9はコンテナ置場区域1の境界部3沿いの道路上に順
に停止する。
【0033】最寄りのコンテナ移載機7が、トレーラ停
止位置へ移動し、且つ周回高架道路5上では空の無人コ
ンテナ搬送車8がトレーラ停止位置近くへ移動して待機
し、コンテナ移載機7がコンテナトレーラ9上のコンテ
ナを吊上げ、周回高架道路5上に待機した無人コンテナ
搬送車8に積み込む。
【0034】コンテナを渡したコンテナトレーラ9は、
出口ゲート13を通り、所定の手続きをして再び船積み
用コンテナの送出地へ戻り、コンテナ陸送を繰り返す。
【0035】また、前記コンテナを受取った周回高架道
路5上の無人コンテナ搬送車8は、指示されたコンテナ
置場4の番地近くへ自動走行して停止し、最寄りのトラ
ンスファークレーン6がこの位置へ移動しこの無人コン
テナ搬送車8上のコンテナを吊上げ、所定の船積用コン
テナ置場4a内に段積みし保管する。
【0036】反対に、ターミナル内の陸揚用コンテナ置
場4bに保管されたコンテナを陸側へ出荷するときは、
ターミナル制御室からの指示で、指定のコンテナ置場4
bのトランスファクレーン6がコンテナ置場4bの該当
コンテナを吊上げ、隣接する周回高架道路5上で待機す
る空の無人コンテナ搬送車8に積込み、この無人コンテ
ナ搬送車8が境界部3沿いの周回高架道路5上へ自動走
行して停止し、最寄りのコンテナ移載機7が停止した無
人コンテナ搬送車8上のコンテナを吊上げ、隣接するコ
ンテナ置場区域1内道路に待機する空コンテナトレーラ
9上に搭載し、コンテナトレーラ9が出口ゲート13で
所定の手続をして仕向け地へ搬送する。
【0037】他方、図3及び図4において、船55から
コンテナターミナル51へ陸上げするコンテナは制御室
からの指示で地表周回道路16上の空の無人コンテナ搬
送車8が順に岸壁クレーン53の下へ移動して待機し、
岸壁クレーン53の補助吊具53bによりコンテナを搭
載され、指示された陸揚用コンテナ置場4bの指定位置
へ自動走行停止し、この位置へ最寄りのトランスファク
レーン6が移動して地表の無人コンテナ搬送車8上のコ
ンテナを吊上げ、所定の置場番地へ段積みする。
【0038】また、船積み用コンテナ置場4aに保管さ
れたコンテナの船積みは、制御室からの指示で、コンテ
ナ置場4aの最寄りのトランスファクレーン6が、指定
のコンテナを吊り上げ、隣接する地表周回道路16上で
待機する無人コンテナ搬送車8に積み、この無人コンテ
ナ搬送車8が地表周回道路16を自動走行して指示され
た岸壁クレーン53下に移動停止し、岸壁クレーン53
が主吊具53a又は補助吊具53bにより停止した無人
コンテナ搬送車8上のコンテナを吊上げ船積みする。
【0039】また、コンテナの船積み又は船からの陸揚
げがない場合は、地表周回道路16の無人コンテナ搬送
車8が陸側トレーラへのコンテナ送出し搬送を分担し、
周回高架道路側の無人コンテナ搬送車8が陸側トレーラ
からターミナル内へコンテナを搬入するルートだけを分
担できる。
【0040】また、コンテナ置場4a及び4b内での段
積み格納したコンテナの荷繰り置き換え作業は、トラン
スファクレーン6でコンテナを吊り、周回高架道路5上
の無人コンテナ搬送車8、又は地表周回道路16上の無
人コンテナ搬送車8の何れかを使用して適宜に行うこと
ができる。
【0041】この構成によると、コンテナ陸送用のコン
テナトレーラ9は、トレーラ発着区域2内で待機し、指
定された順序でコンテナ移載機7との間でコンテナの受
渡しを行い、船積み又は船からの陸揚げには、岸壁クレ
ーン53とコンテナ置場4間を地表周回道路16上の無
人コンテナ搬送車8がコンテナ搬送に当たり、陸側から
ターミナルへのコンテナの搬入及びコンテナ置場4bか
らトレーラへのコンテナ搬出には周回高架道路5上の無
人コンテナ搬送車8が当たり、又船積み又は船からの陸
揚げがないときには、地表周回道路16の無人コンテナ
搬送車8がコンテナ置場4bからコンテナトレーラ9へ
のコンテナ搬出を分担し、周回高架道路5上の無人コン
テナ搬送車8はコンテナトレーラ9からコンテナ置場4
aへのコンテナ搬入だけを行うようにすることができる
から、周回高架道路5上及び地表周回道路16上の無人
コンテナ搬送車8の輻輳と相互の通行を妨げる不具合は
減少し、効率よくコンテナの受渡、発着が可能になる。
【0042】また、コンテナ置場区域1内では、周回高
架道路5及び地表周回道路16の両方に誘導装置を設け
た無人コンテナ搬送車8を使用し、上下道路を交差する
ことなしに、それぞれコンピュータ制御で無駄なく無人
コンテナ搬送車8を自動走行させられるから、コンテナ
の船積み、陸揚げ、陸からの受入れ、陸への送出し、及
びターミナル内でのコンテナの荷繰り作業を、それぞれ
最短時間で、能率良く行うことが可能になる。
【0043】
【発明の効果】以上要するに、本発明は、岸壁に接して
配置したコンテナターミナルのコンテナ置場区域にコン
テナ搬送用の周回高架道路及び地表周回道路を備えると
ともに、前記コンテナ置場区域をコンテナトレーラ発着
区域と境界区分して隣接配置し、前記周回高架道路をコ
ンテナ置場列及びコンテナトレーラ発着区域との境界部
に沿って周回可能に配置し、前記地表周回道路を岸壁ク
レーン下及び各コンテナ置場列及び境界部に沿って周回
可能に配置し、各コンテナ置場列毎にコンテナ置場列を
跨ぎ一端側で周回高架道路側とコンテナ置場との間の且
つ他端側で地表周回道路とコンテナ置場列との間のコン
テナ搬送を行うトランスファクレーンを設け、コンテナ
トレーラ発着区域に接する周回高架道路を跨ぎ一端側で
隣接するトレーラ道路のトレーラと周回高架道路との間
の且つ他端側で隣接する地表周回道路と周回高架道路と
の間のコンテナ搬送を行うように移載機を設け、前記コ
ンテナ置場区域の周回高架道路上及び地表周回道路上に
自動誘導式の無人コンテナ搬送車を周回走行可能に設け
たことによって、コンテナターミナル内でコンテナ搬入
搬出用のトレーラ又は無人搬送車が輻輳することによ
り、コンテナ輸送の停滞を解消し、ターミナル内のコン
テナ搬送車の移動を円滑に、迅速に行えるようにする効
果を奏した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるコンテナターミナルの
全体斜視図である。
【図2】図1設備の周回高架道路を示す全体平面図であ
る。
【図3】図1設備の地表周回道路配置を示す全体平面図
である。
【図4】図2のIV〜IV矢視の概略の拡大側面図である。
【図5】図2のV〜V矢視の概略の拡大側面図である。
【図6】従来のコンテナターミナルの一例を示す全体平
面図である。
【図7】図6のVII 〜VII 矢視の概略の拡大側面図であ
る。
【符号の説明】
1 コンテナ置場区域 2 トレーラ発着区域 3 境界部 4 コンテナ置場 4a 船積用コンテナ置場 4b 陸揚用コンテナ置場 5 周回高架道路 6 軌道式トランスファクレーン 7 コンテナ移載機 8 無人コンテナ搬送車 9 コンテナトレーラ 10 ターミナル入口 11 ターミナル出口 12 入口ゲート 13 出口ゲート 14 入口管理棟 15 出口管理棟 16 地表周回道路 51 コンテナターミナル 52 岸壁 53 岸壁クレーン 53a 主吊具 53b 補助吊具 54 軌道 55 船

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 岸壁に接して配置したコンテナターミナ
    ルのコンテナ置場区域にコンテナ搬送用の周回高架道路
    及び地表周回道路を備えるとともに、前記コンテナ置場
    区域をコンテナトレーラ発着区域と境界区分して隣接配
    置し、前記周回高架道路をコンテナ置場列及びコンテナ
    トレーラ発着区域との境界部に沿って周回可能に配置
    し、前記地表周回道路を岸壁クレーン下及び各コンテナ
    置場列及び境界部に沿って周回可能に配置し、各コンテ
    ナ置場列毎にコンテナ置場列を跨ぎ一端側で周回高架道
    路側とコンテナ置場との間の且つ他端側で地表周回道路
    とコンテナ置場列との間のコンテナ搬送を行うトランス
    ファクレーンを設け、コンテナトレーラ発着区域に接す
    る周回高架道路を跨ぎ一端側で隣接するトレーラ道路の
    トレーラと周回高架道路との間の且つ他端側で隣接する
    地表周回道路と周回高架道路との間のコンテナ搬送を行
    う移載機を設け、前記コンテナ置場区域の周回高架道路
    上及び地表周回道路上に自動誘導式の無人コンテナ搬送
    車を周回走行可能に設けたことを特徴とするコンテナタ
    ーミナル。
JP32135995A 1995-12-11 1995-12-11 コンテナターミナル Pending JPH09156769A (ja)

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Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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