JP2011523153A - 車両の作業指示の管理システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
複数の車両に対する作業指示を受信するステップと、対象物に対するその複数の車両の位置情報を受信するステップと、その複数の車両に関する位置情報を用いてその複数の車両の順序を生成するステップを含む方法を開示する。
Description
関連出願の相互参照
本特許出願は、2008年6月9日出願の米国特許出願番号 61/060,012,960,118に対して優先権を主張した仮出願であり、その全体は、参照としてここに組み込まれる。
本特許出願は、2008年6月9日出願の米国特許出願番号 61/060,012,960,118に対して優先権を主張した仮出願であり、その全体は、参照としてここに組み込まれる。
(発明の背景)
海上輸送ターミナル業界における自動化に対する重要な課題の一つに、貨物及び装置の物理的移動を目視により確認し、輸送及び取り扱い業務が計画通りに進んでいることを保証することに対して潜在的なニーズがある。これらの過程では、様々な理由により誤りが発生する。その理由には、誤った貨物又は搬送装置が、埠頭にあるクレーンに運ばれたり、所定の順序とは違う順序で到着することが含まれる。
海上輸送ターミナル業界における自動化に対する重要な課題の一つに、貨物及び装置の物理的移動を目視により確認し、輸送及び取り扱い業務が計画通りに進んでいることを保証することに対して潜在的なニーズがある。これらの過程では、様々な理由により誤りが発生する。その理由には、誤った貨物又は搬送装置が、埠頭にあるクレーンに運ばれたり、所定の順序とは違う順序で到着することが含まれる。
このような過程で発生する例外を特定する従来の方法は、その過程が進行している際に目視で確認、記録し、誤りを起こす前に何らかの例外を解決するために従事する作業者を、実際に配置することが必須となっている。通常、大型船舶(例えば、船)から貨物及び装置を荷積み及び荷下ろしする際には、一つあるいはそれ以上の数のクレーンに、複数の作業者を割り当てている。
作業を計画し、作業指示を発行し、装置の配置を決定するためには、計算機システムを利用することができるが、誤りを犯す前に、すなわち、誤った貨物又は貨物搬送装置が船舶、軌道車あるいは荷積み又は荷下ろしのための他の搬送装置に到着する前に、正しい作業が実際に行われていることを特定するという問題を解決する必要がある。
自動化によって、各搬送装置に作業者を配置する必要性を有効に排除できるという解決策を求めることは、運用環境の事情により複雑なものとなる。作業指示の実行、すなわち、指示に従って搬送すべき物の、搬送の移動経路指定又は適切な選択タイミング、あるいは、搬送と置き場所との間の指示の適切な実行には、実質的な変更が伴う。
例示的なものとして、貨物又は貨物搬送装置を船舶へ運搬する作業指示が、計画された順序に従い、電子的に複数のトラックに発行される。トラックが、その作業指示を実行完了せずに変わらないままの計画された順序で船舶のところに到着すると、荷積み及び荷下ろしのためにトラックがクレーンに到着する前に、トラックを物理的に再順序付けする必要が生じる場合がある。また、トラックが、正しい貨物又は搬送装置を運搬しなかった場合には、作業が効率的に進むように、作業指示を再実行するか、又は、必要に応じてトラックの順序付けをし直す必要が生じる場合もある。現状では、これらの作業は、各クレーンの近くに配置された作業者が行うものである。さらに、連続作業が必要となる場合には、休憩又は食事中の作業者と交替するために、作業者を追加して雇用する必要が生じる。
このような労働上の要求を緩和し、作業効率を改善するために、新たな改良された方法及びシステムが望まれている。本発明の実施様態は、これらの問題やその他の問題を、個々に、又は、まとめて解決するものである。
(発明の概要)
本発明の実施様態は、労働上の要求を緩和し、作業効率及び作業精度を向上する方法及びシステムを含むものである。
本発明の実施様態は、労働上の要求を緩和し、作業効率及び作業精度を向上する方法及びシステムを含むものである。
本発明の一実施様態は、計算機で実行される方法であって、複数の車両に対する作業指示を受信するステップと、対象物に対する複数の車両の位置情報を受信するステップと、複数の車両に関する位置情報を用いて複数の車両の順序を生成するステップとを含む方法に関するものである。
本発明の他の実施様態は、計算機で実行される方法であって、監視する一つあるいはそれ以上の数の対象物の選択を受信するステップと、一つあるいはそれ以上の数の対象物の各々に対する複数の車両の順序を表示するステップと、一つあるいはそれ以上の数の対象物の各々に対する複数の車両の意図した順序を表示するステップとを含む方法に関するものである。
本発明の他の実施様態は、計算機読み取り可能な媒体であって、複数の車両に対する作業指示を受信するコードと、対象物に対する複数の車両の位置情報を受信するコードと、複数の車両に関する位置情報を用いて複数の車両の順序を生成するコードとを含む媒体に関するものである。
本発明の他の実施様態は、計算機読み取り可能な媒体であって、監視する一つあるいはそれ以上の数の対象物の選択を受信するコードと、一つあるいはそれ以上の数の対象物の各々に対する複数の車両の順序を表示するコードと、一つあるいはそれ以上の数の対象物の各々に対する複数の車両の意図した順序を表示するコードとを含む媒体に関するものである。
本発明の実施様態は、配置された作業者が行う十分前に、検査と対策のために例外事項を取り上げ、作業指示及び構成可能なパラメータの組に対する、作業実行の対応付けが妥当であることを検証し、ユーザが、重要となる作業指示にのみ着目することにより、多数の作業指示を同時に監視できるようにする点に独自性がある。この独自の機能は、作業指示、空間内での位置決め、リアルタイムイベントの検出等のデータ要素を統合、解釈及び提示することにより達成される。
この解決策は、リアルタイムでの解決能力と構成可能な規則の処理機構により、総合的な意志決定と、結果的に得られる作業効率とを向上させる付加的な能力を備えるものとなる。これらの効率は、従来であれば作業者が実際に配置されなければ不可能だった作業の範囲の可視化が、作業者に対してもたらされた結果として得られるものである。
本明細書で例示する解決策は、船舶クレーンに適用した際のソフトウェアを表している。これと同一の解決策は、鉄道クレーンや、レール上に載せられた可動式の岸壁クレーン、フォークリフト、コンテナ操作及び積上げ装置等の他の船舶以外の貨物搬送機に、容易に適用することができる。本解決策は、ある場所から別の場所に貨物を運搬するような環境や、作業指示の実行、すなわち、指示に従って搬送すべき物の、搬送の移動経路指定又は適切な選択タイミング、あるいは、搬送と置き場所との間の指示の適切な実行に、実質的な変更が伴うような環境等、任意の環境に同等に適したものである。
本発明の実施様態は、これらの様々な特徴を特定して組み合わせたものに関するものであるとともに、特定の実施様態は、これらの特定の特徴に関するものである。本発明の実施様態に関する詳細を、以下に示す。
(発明の詳細な説明)
本発明の一実施例は、複数の車両に対する作業指示を受信するステップを含む方法に関するものである。一例としての作業指示は、“コンテナ5を吊上げ、船舶Aのクレーン8まで運搬する”ものである。作業指示を受信した後、本方法は、クレーン等の対象物に対する複数の車両の位置情報を受信するステップと、複数の車両と対象物とに関する位置情報を用いて複数の車両の順序を生成するステップとを含むものとなっている。例えば、車両がリスト内に存在しており、そのリストは、最初のクレーンに最も近いトラックと、最後のクレーンから最も遠い位置にあるトラックを含むものであってよい。このリストは、埠頭配置に対応して設けられたものであってよく、リストは、埠頭に実際に存在するトラックを示し、すなわち、トラックに割り当てられた行き先の一つの対象物(又は、複数の対象物)に最も近い埠頭を表したものとなっている。また、本リストは、一連IDの形式で表された指示番号を含むものであってよい。この一連IDは、指示の意図した順序を特定するものとなっているが、一連IDは、リスト上で番号が連続して表示されるようになっていてもよいし、そうでなくともよい。
本発明の一実施例は、複数の車両に対する作業指示を受信するステップを含む方法に関するものである。一例としての作業指示は、“コンテナ5を吊上げ、船舶Aのクレーン8まで運搬する”ものである。作業指示を受信した後、本方法は、クレーン等の対象物に対する複数の車両の位置情報を受信するステップと、複数の車両と対象物とに関する位置情報を用いて複数の車両の順序を生成するステップとを含むものとなっている。例えば、車両がリスト内に存在しており、そのリストは、最初のクレーンに最も近いトラックと、最後のクレーンから最も遠い位置にあるトラックを含むものであってよい。このリストは、埠頭配置に対応して設けられたものであってよく、リストは、埠頭に実際に存在するトラックを示し、すなわち、トラックに割り当てられた行き先の一つの対象物(又は、複数の対象物)に最も近い埠頭を表したものとなっている。また、本リストは、一連IDの形式で表された指示番号を含むものであってよい。この一連IDは、指示の意図した順序を特定するものとなっているが、一連IDは、リスト上で番号が連続して表示されるようになっていてもよいし、そうでなくともよい。
本発明の実施様態においては、複数の車両は、荷積み及び荷下ろしされる貨物専用コンテナを積んだ複数のトラックを含むものであってよい。また、車両及び/又はコンテナは、車両及び/又はコンテナの位置を決定できるように、RFIDタグ又は差動GPSを含んでいてもよい。また、車両は、運動の速度と方向が決定できるように、コンパスと動作検出装置とを含んでいてもよい。本方法は、中央サーバ計算機等の中央計算機装置により実行されるものであってよく、これらの装置は、一つ又はそれ以上の数のクライアント計算機の要求を処理したり、あるいは、位置検出システムからデータを受信する。
中央サーバ計算機で受信した位置情報は、特定の対象物に対する、車両のx−y座標を含むものであってよい。例えば、位置情報は、特定の車両と、クレーン等の特定の対象物との間の距離を含むものであってよく、車両がクレーンの左側にあるのか、右側にあるのかを判別することができる。
作業指示は、特定の車両に対する指示を含むものであってよい。例えば、作業指示は、特定のトラックがコンテナを荷積み又は荷下ろしするために用いる特定のクレーンや、トラックに関連付けられた特定の一連番号(又は、他の一連識別子)等の車両識別子や、トラックが荷積み又は荷下ろしする特定の種類のコンテナ等を含むものであってよい。
本発明のいくつかの実施様態においては、複数の車両のうちの一つあるいはそれ以上の数の車両が、受信した作業指示から外れた場合、あるいは、作業指示の属性の値が変化したり、特定の指示が到着した場合、これらの指示を強調表示してユーザに示してもよい。この強調表示は、視覚的な又は可聴音による警告の形態となっていてもよい。例えば、トラックが本来到着すべきクレーンに到着していない場合や、トラックが他のトラックに比べて極端に早く、又は極端に遅く到着した場合には、視覚的な又は可聴音による警告をユーザに対して発し、一つあるいはそれ以上の数の車両が、受信した作業指示とは矛盾した挙動を示しており、予め定められた荷積み又は荷下ろし計画に従った作業を行っていないことをユーザに警告する。他の例としては、特別なコンテナを荷積みする指示等の特定の(例えば、“規格外の”)指示についても、ユーザに警告し、特別の指示が他の指示とは異なっていることをユーザが知ることができるようにする。これらの例の各々においては、特別なことが発生しているため、ユーザは、強調表示された指示に注意する必要がある。指示の組が、ユーザに対して強調表示されていない場合には、ユーザは注意を払う必要はない。このような強調表示のシステムにより、ユーザは、重要となる作業指示に集中するだけで、多数の作業指示を同時に監視することができる。
実例として、中央サーバ計算機が、トラックA、B、Cに対して3つの40フィートコンテナを荷積みする3つの作業指示を受信し、次に、トラックD、Eに対して20フィートコンテナを荷積みする2つの作業指示を、それぞれの順序で受信するものとする。トラックDへの指示は、以前の作業指示とは異なる属性(例えば、コンテナ寸法)を有するため、トラックDに対して最初の20フィートコンテナを荷積みする指示(結果として、トラック)は、“変更”と見なされる。この特定の作業指示に注意を払う必要があることをユーザが認識できるように、トラックDに対する指示は(視覚的に又は可聴音により)ユーザに対して強調表示される。その他の指示は強調表示されないため、ユーザは、これらの他の指示に対しては集中する必要はない。
図1は、本発明の一実施様態によるシステム100のブロック図である。システム100は、無線サーバ計算機22と通信して動作する中央サーバ計算機10と、データベース20と、端末システムモジュール34と、XML発行モジュール40と、担当者用クライアント計算機30(a)、30(b)とを含んでいる。また、管理及び支援モジュール32も、中央サーバ計算機10と通信を行う。
ここで用いられるような“サーバ計算機”は、高性能計算機又はクラスタ計算機を含むものであってよい。例えば、サーバ計算機は、大型メインフレームや、小型計算機からなるクラスタ、あるいは、一体として機能するサーバ群であってよい。一例においては、サーバ計算機は、ウェブサーバに接続したデータベースサーバであってもよい。
中央サーバ計算機10は、プロセッサと、プロセッサに接続し計算機で読み取り可能な媒体とを含んでいてもよい。計算機で読み取り可能な媒体は、複数の車両に対する作業指示を受信するためのコードと、クレーン等の対象物に対する複数の車両の位置情報を受信するためのコードと、複数の車両の位置情報を用いて複数の車両の順序を生成するためのコードとを含むものであってよい。また、計算機で読み取り可能な媒体は、表示データを生成する(及び、オプションとして、表示データをクライアント計算機に送る)コードであって、この表示データは複数の車両の順序を表示するようなコードと、作業指示の実行が計画と矛盾する場合に警告を生成するコードとを含むものであってよい。また、計算機で読み取り可能な媒体は、少なくとも一つの車両が変更された場合、規格外である場合、あるいは指示に違反している場合、複数の車両のうち少なくとも一つを(例えば、それに接続されたクライアント計算機に対して、視覚的に又は可聴音により)強調表示するコードを含むものであってよい。表示データを生成するコード、警告を生成するコード、あるいは強調表示を生成するコードは、情報表示、警告生成、あるいは強調表示生成をもたらす任意の好適なデータを含むものであってよい。
図2(a)は、本発明の実施様態による方法を示す図である。本図は、無線サーバ計算機22(計画及び実行ツール又は端末オペレーティングシステム(“TOS”)、その一例として、Navis社から市販されている“SPARCS”がある)と、XML発行モジュール40(WhereNet社から市販されている)と、埠頭ビューア48(例えば、端末システムモジュール34又は担当者用クライアント計算機30(a)、30(b)に設けることができるソフトウェア要素)と、中央サーバ計算機10との間のやりとりを図示したものである。無線サーバ計算機22の欄に記載した処理ステップは、トラックが無線サーバ計算機22と無線で通信する際に、トラックが行う動作に対応している。ある時点で、無線サーバ計算機22は、中央サーバ計算機10に任務メッセージを送信し(ステップ102)、中央サーバ計算機は、任務メッセージを見て、それがどの種類の任務であるかを解釈する。この処理は、任務メッセージがトラックに送られたのと同時に、あるいは実質的に同時に行われる。無線サーバ計算機22が任務メッセージを送信した後、任務メッセージは、中央サーバ計算機10で受信され、クレーンが、トラックの順序付けを続ける(ステップ104)。任務のいくつかの属性は、割り当て状態、“始点”位置、“終点”位置等を含んでいてもよい。
図2(a)及び本応用の他の箇所において、略語“UTR”とは、“万能トラック”あるいは単にトラックを表すものである。万能トラックとは、船舶又は他の場所からの貨物を、連続して荷積み、荷下ろしするために用いられるトラックのことである。いくつかの実施様態においては、船舶等の第一の位置から荷下ろしし、次に、その貨物を貨物列車等の他の位置に運び、荷下ろしすることができる。トラックが貨物列車に荷下ろしを完了した後、トラックは船舶に戻り、他の貨物を荷下ろしすることができる。このように、いくつかの場合は、万能トラックは、特定のサイトの第一位置と第二位置との間を、連続して往き来することができる。万能トラック及び、他の同様の万能トラックは、RFIDタグあるいは他の無線通信機器を搭載し、無線サーバ計算機との間で無線通信することができる。また、各トラックは表示スクリーンを搭載し、各トラックが無線サーバ計算機から受信した指示を表示することができる。無線サーバ計算機が、“コンテナAをクレーン番号1に運べ”等の作業指示を送ると、その後、トラックは指示を実行する。いくつかの実施様態においては、トラックは、RFIDを搭載したトラックや、その他の位置決定機器を搭載したトラックであってよく、トラックには、TOSを介して作業指示が割り当てられた、すなわち、貨物を荷積みあるいは荷下ろしする目的のために施設に来る、別個の車両であってよい。
XML送信機(又は、発行装置)40は、中央サーバ計算機22に“点滅”又は信号を送ることができるハードウェア及び/又はソフトウェアモジュールの形態とすることができる。トラックが何かを行っているか否かにかかわらず、信号を送ることができる。トラックが埠頭(又は、時に応じて定められるような、その他の定義された領域)にいる間は、中央サーバ計算機10は、“点滅”信号と作業指示データとを用いて、当該トラックから行き先クレーンまでの距離を、他のトラックから同一行き先クレーンへの距離と比較して決定する。さらに、中央サーバ計算機10は、トラックからクレーンまでの距離が近いものから遠いものとなる順序で、埠頭配置内での各トラックの記録を表示する。
ステップ106において、無線サーバ計算機22により、任務を含む作業指示メッセージを中央サーバ計算機10に送る。ステップ107において、中央サーバ計算機10は、当該指示が、貨物専用コンテナを荷積みする指示であるか、貨物専用コンテナを荷下ろしする指示であるかを判定する。
貨物を荷積みする作業指示は、任意の好適な形式を有するものであってよい。例えば、作業指示メッセージは、貨物専用コンテナを車両から荷積みして(いくつかのコンテナが、すでに車輪付きシャーシ上にあり)、そのコンテナを船舶に運ぶこと(W)を示す荷積みインジケータを含んでいてもよい。また、指示メッセージは、コンテナを引き出す指示(FC)を含んでいてもよい。これに代えて、指示メッセージは、貨物専用コンテナを地面から荷積みすることを示す荷積みインジケータを含んでいてもよい。さらに、作業指示メッセージは、地面上のコンテナを引き出し、それを船舶に運ぶもの(FC)であってよい。
貨物を荷下ろしする作業指示は、任意の好適な形式を有するものであってよい。例えば、作業指示メッセージは、貨物専用コンテナを船舶から荷下ろしすること(V)を示す荷下ろしインジケータを含んでいてもよい。指示メッセージは、シャーシを引き出すこと(FH)であってよい。これに代えて、指示メッセージは、クレーンの場所に移動する指示(GC)を含んでいてもよい。
作業指示が荷積み指示である場合は、中央サーバ計算機10は、トラックに対して未完了の任務記録が存在するか否かを判定する(ステップ108)。もし存在しない場合は、中央サーバ計算機10は、新規任務として荷積み指示を加え、トラックがヤード内に存在していることを記し、トラックがヤード配置の適切な場所にいることを示すインジケータを設定し、これにより、トラックはヤード内に存在しているが、まだ埠頭には到達していないことを表す(ステップ110)。“埠頭”とは、コンテナを荷積み又は荷下ろしする領域としてよい。“ヤード”とは、埠頭の外にある任意の好適な領域としてよい。これに代えて、トラックの任務記録が未完了を示している場合には、中央サーバ計算機10は指示を更新し、時間を割り当てる(ステップ112)。トラックは、すでに任務を実行中であり、トラックの任務を置き換えるのではなく更新してもよい。
いくつかの実施様態において、貨物の荷下ろしに関しては、既存の有効な任務が存在しているにもかかわらず、もし新規の任務を受信した場合には、任務を更新してもよいが、割り当て時間は更新しない。例えば、予定したコンテナが他のトラックに荷下ろしされている場合には、無線サーバ計算機22は、置き換えの“シャーシ引き出し”任務を送ることができる。これは、トラックに対して影響のないものであり、割り当て順序に変更はない。荷積みに関しては、有効な任務が存在しているにもかかわらず、もし新規の任務を受信した場合には、任務を更新し、割り当て時間も更新することが望ましい。全ての荷積みは、新規の任務となりうるため、割り当て時間は更新する必要がある。
作業指示が荷下ろし指示である場合は、判定ブロック120に示すように、中央サーバ計算機10は、トラックに対して未完了となっている任務記録があるか否かを判定する。もし、未完了のものがない場合には、中央サーバ計算機10は、新規任務として荷積み指示を加え、トラックがヤード内に存在していることを記し、トラックがヤード配置の適切な場所にいることを示すインジケータを設定し、これにより、トラックはヤード内に存在しているが、まだ埠頭には到達していないことを表す(ステップ116)。もし、未完了のものがある場合には、中央サーバ計算機10は、指示及び割り当て時間を更新する(ステップ118)。
図2(a)に示すように、ステップ110、112、116及び118の後、トラックの色と任務情報を、埠頭ビューア48に送る(ステップ114)。埠頭ビューア48は、現在の色と任務により、トラックのラベルを更新する(ステップ120)。埠頭ビューア48は、(WhereNet等のベンダが開発した)アプリケーションであり、埠頭にあるトラックとクレーンのグラフィック描画を表示することができる。図5は、埠頭ビューアの一例であり、以下で詳細に説明する。
ある時点で、トラックが埠頭に到着する(ステップ122)。そこで、XML発行モジュール40は、トラックが埠頭に存在している間に、トラックに関する信号を中央サーバ計算機10に対して送信を開始する(ステップ124)。埠頭ビューア・アプリケーション48は、25秒間(又は、他の任意の好適な時間間隔)が経過した後、トラックが埠頭領域に入ったことを示すトラック進入信号を中央サーバ計算機10に送ってもよいし、送らなくともよい(ステップ126)。中央サーバ計算機10は、トラックが埠頭に存在することを返信し、トラックの順序付けのためにトラック情報を保持する(ステップ130)。また、中央サーバ計算機10は、トラックの作業指示を、ヤード配置(例えば、図3の要素208参照)から埠頭配置(例えば、図3の要素206参照)に変更する。ヤード配置は、(クレーンを含まない)ヤードに存在するトラックをリストとして列挙したものであり、一方、埠頭配置は、埠頭に存在するトラックをリストにしたものであってよい。埠頭配置内のトラックは、目的とするクレーンに最も近い位置にあるものから、目的とするクレーンから最も遠い位置にあるものの順序でリストになっている。埠頭配置内のトラックは、作業指示が与えられた順に順序付けが行われる。
トラックが埠頭に存在している時は(ステップ122)、トラックは、埠頭に沿って移動し(ステップ128)、トラックの位置座標(例えば、x−y座標)に関する情報を、中央サーバ計算機10で受信する。いくつかの実施様態においては、トラックは、10秒間隔で(又は、他の任意の好適な時間間隔で)、中央サーバ計算機10に信号を送信する(ステップ130)。
ステップ132において、中央サーバ計算機10は、トラックが埠頭に到着した時刻を記す。到着時刻が空の場合は、トラックが埠頭に到着していないため、何もしない(ステップ136)。到着時刻が空でない場合は、トラックの座標に従い、他のトラックに対する当該トラックの順序を決める(ステップ134)。なお、多くのトラックの一連識別子は、順序付けされているかいないかに関わらず、一連識別子を見ることで、トラックの意図した順序付けをユーザが目視することができる。
ステップ134において、特定のトラックの座標を記し、さらに、そのトラックが到着したクレーンに到着したと思われる、埠頭に存在する他のトラックの座標値に対し、当該トラックの座標値を比較する。さらに、埠頭配置内の他のトラックに対して、埠頭配置内の適切な位置に、当該トラックを記入する。例えば、図3によれば、埠頭配置206内には、2台のトラック(841及び859)が存在する。トラック841は一連番号33を有しているが、これは、33番目の指示が割り当てられていることを表し、一方、トラック859は一連番号31を有しており、これは、31番目の指示が割り当てられていることを表している。トラック841は、トラック849よりも上位に記入されているため、トラック849よりもクレーン番号8に近い位置にある。これを行うためには、クレーン番号8のx−y座標値を、トラック841及び849のx−y座標値と比較し、クレーンに近いトラックから、クレーンから遠いトラックの順序で、埠頭配置内にトラックを記入する。また、一連番号33に対する作業指示は、一連番号31に対する作業指示よりも前にあるため、これらは順序が整列していない。本例においては、強調表示した例外(例えば、変更)は存在しない。
ステップ138において、トラックは任務を遂行し、任務完了インジケータを含むメッセージを無線サーバ計算機22に送り、さらに、メッセージは、中央サーバ計算機10に送られる。いくつかの実施様態においては、任務完了インジケータは、(1)搬送コンテナの割り当て状態を有する船舶からのもの、(2)待機中のシャーシの割り当て状態を有する車両からのもの、(3)引き出し中のコンテナの割り当て状態を有する地面からのものであってよい。本発明の他の実施様態においては、上記以外の任務完了インジケータを用いても良い。
中央サーバ計算機10は、トラックが埠頭に入った時の到着時刻を設定することができる。到着時刻が空でない場合は、中央サーバ計算機10は、トラックの任務を埠頭配置内に表示する。一度、中央サーバ計算機10が任務完了メッセージを受信すると、中央サーバ計算機10は到着時刻をリセットし、その値をヌルに設定する(ステップ140)。さらに、その記録を埠頭配置内からクリアする(ステップ142)。その結果、トラックは、他の任務を行うことができるようになり、新たな作業指示を受信してもよい。
ステップ144において、トラックは埠頭を離れる。その後、25秒間(又は、他の任意の好適な時間間隔)が経過した後、埠頭ビューア48は、トラックが埠頭領域を離れたことを示すトラック退出信号を送る(ステップ146)。さらに、中央サーバ計算機10は、到着時刻がヌルであるか、ヌル以外の値となっているかを判定する(ステップ148)。もし、到着時刻がヌルでない場合は、中央サーバ計算機10は、到着時刻をクリアする(例えば、到着時刻をヌルにする)(ステップ132)。さらに、トラックを、埠頭配置内の最後尾に移動させる(ステップ152)。一方、到着時刻がヌルの場合は、任務が完了しているため、何もしない(ステップ156)。
いくつかの場合、トラックは、利用不可能となっていてもよい(ステップ158)。この場合、配置に更新が続いている間は、配置内にあるトラックを不可視的なものとして記すことが可能である(ステップ160)。
トラックが利用可能な場合(ステップ164)、トラックは配置内で可視的なものとして記すことができる。
図2(b)は、メッセージ表示マトリックスを示すものである。メッセージ表示マトリックスは、一例となる指示を含む“記載”欄を含んでいる。各記載を取り囲む欄の名称のいくつかは、作業内容の特徴を表すものである。これらの特徴には、運搬が行われる(例えば、荷積み又は荷下ろし)ものであることを示す“運搬の類(move kind)”、地面“G”、車輪付き装置“W”あるいは船舶“V”等の特定の場所からの運搬を示す“場所から(from loc)”、特定の場所への運搬を表す“場所へ(to loc)”、さらに、“CC”(コンテナの搬送)、“FC”(コンテナの引き出し)、“PH”(シャーシの駐機)、“FH”(シャーシの引き出し)、“CC”(コンテナの搬送)、“GC”(クレーンに移動)を含む割り当て状態を含んでいる。
また、図3は、図3に示した担当者用クライアント計算機30(a)、30(b)の一つを操作するオペレータが見る動作画面200を示すものである。動作画面200は、各クレーン(例えば、図においてはクレーン9)に関する埠頭配置206及びヤード配置208を含んでいる。上述したように、埠頭配置206は、埠頭に存在するトラックをリストとして列挙し、ヤード配置208は、ヤードに存在するトラックをリストとして列挙したものである。
埠頭配置206及びヤード配置208は、情報の欄を含むものであってよい。この情報には、トラック(又は、UTR)番号、一連番号(他の指示に対し、指示が割り当てられた時を表すもの)、運搬欄(トラックが引き出す又は荷下ろしする予定のコンテナの種類を表すもの)、ベイ欄(特定のコンテナを引き出す元、又は送り出しする先となる特定のベイを表すもの)、POD又は荷下ろしポート欄(荷下ろしのポートを表すもの)、及びEqTp又は装置種類(用いる装置の種類を表すもの)が含まれている。また、これらの配置206、208は、クレーンに対するトラックの位置(西に関しては“W”、東に関しては“E”で示されるもの)も表している。
また、動作画面200は、クレーン選択領域202を含んでいる。いくつかの実施様態においては、一つあるいはそれ以上の数のクレーンを選ぶことにより、作業指示及び空間座標を受信する処理が開始される。また、いくつかの場合、選択したこれらのクレーンのみの埠頭配置及びヤード配置を表示してもよい。これにより、ユーザは、注目すべきクレーンのみを見ることができる。
動作画面200において、ターミナルのトラックに送られた作業指示は、各クレーンのトラックで受信、変換され、表示される。また、トラックは、位置に従って仕分けられる。トラックに対しては作業指示が発行されているため、トラックが割り当てられた順序で、ヤード配置208の下側にトラックが追加される。また、トラックがクレーン(例えば、クレーン9)の近くに到着した際には、これらの位置座標値により、システムは、これらのトラックを埠頭配置206の上側に移動する。埠頭配置206の上側に置かれると、システムはこれらの空間座標値を用いて、それらの割り当てられたクレーンとの物理的な距離に応じた順序で、トラックをリストとして列挙する。その結果得られるものは、各クレーンに対するトラックの実際の物理的な順序と位置に相当する。
このようにして、ユーザが操作するクライアント計算機は、動作画面200を表示し、一つあるいはそれ以上の数の監視すべき対象物(例えば、クレーン)を選択して受信し、一つあるいはそれ以上の数の対象物の各々に関する複数の車両の順序(例えば、埠頭配置206により示されるもの)を表示装置上に表示し、一つあるいはそれ以上の数の対象物(例えば、埠頭配置206内の特定の車両に関する一連番号又は“Seq#”により示されるもの)の各々に関する複数の車両の意図した順序を表示する。また、クライアント計算機は、警告を発生してもよい。
ここで記載した機能及びその他の機能を実行する計算機コードは、クライアント計算機内に設けた、あるいはクライアント計算機に関連付けて設けた計算機で読み取り可能な媒体に実装してもよい。また、クライアント計算機は、計算機で読み取り可能な媒体上のコードにより与えられた指示を処理するために、計算機で読み取り可能な媒体に結合したプロセッサを含んでいてもよい。また、クライアント計算機は、少なくとも一つの車両が変更されたり、規格外であったり、あるいは任務に違反した場合には、複数の車両のうち少なくとも一つを(例えば、視覚的に又は可聴音により)強調表示するためのコードを含んでいてもよい。
上述したように、動作画面200では、車両の方向も示されている。矢印(>>)は、トラックへアクセスできる側を表示するものであり、これは、その位置座標値を、割り当てられたクレーン又は他の行き先機器、ステーションあるいは位置の位置座標値と比較することにより計算して求められる。本発明の実施様態においては、XML発行装置が、トラックへアクセスできる方向を表すコンパス向首方向を送ってもよい。
また、動作画面200は、規則選択領域を有していてもよい。例えば、左側のチェックボックスによって、注目すべき例外又は動作を起こさせるかを決めるために、適用する規則を指定してもよい。本例においては、監視する変更点としては、“ベイ変更”、“ドア方向”、“荷下ろしポート”、“運搬”変更が含まれている。
本発明の実施様態においては、可視的なインジケータは、選択された規則(例えば、例外規則)の影響を受けるトラック、及び/又は割り当てられた任務に違反しているトラックを強調表示してもよい。本発明の実施様態においては、陰影及び色変化を組み合わせることにより、ユーザにとって興味のあるトラックのみを強調表示することができ、その結果、潜在的な例外を“一目で”強調表示させることができる。
また、動作画面200の他の領域240は、システムの接続状態を表してもよい。これにより、ユーザは、無線サーバ計算機、中央サーバ計算機、埠頭ビューア計算機、及びXML発行装置が、任意の所定の時間に、互いに通信しあっているかどうかに気付くことができる。さらに他の領域280により、ユーザは、変更に対して音声警告を受信したかどうかを表すことができる。
図3は、変更選択領域204も示すものであり、ユーザは、動作画面200に表示する変更の種類を選択することができる。
図4は、動作画面300を示すものである。領域302に示すように、例えば、赤い境界線と、適切な黄色の強調表示とにより、変更を示す指示を表すことができる。本例においては、40フィートのシャーシから45フィートのシャーシへの変更を、ユーザに対して強調表示されている。これにより、ユーザは、シャーシが画面上でヤード配置314から埠頭配置312に移動する際に、この特定の作業指示に対して注意を払う必要が生じる。トラック810、819、820が、埠頭、すなわち埠頭配置312で停止する際に、この変更が、意図的になされなかった(例えば、40フィートシャーシを荷積みするトラック810及び819に対する指示の間に、45フィートシャーシを荷積みするトラック820に対する指示が不本意に終了してしまう)場合は、トラック820は、誤ったシャーシを荷積みするかもしれない、及び/又は正しいトラックの進路を妨害するかもしれない。これにより、処理の遅延を引き起こすが、それは望ましいことではない。
図5は、以上で詳細に説明した、単一の動作画面600に一緒に収めた“埠頭ビューア”610及び埠頭配置614を示したものである。埠頭ビューア600は、複数のクレーン602と、埠頭上の複数トラック612の視覚的描画を示したものであってよい。埠頭ビューア610は、埠頭上での活動をリアルタイムの視覚的描画で示した埠頭配置614は、特定のクレーンに近付いているトラックの順序を示したものである。図5は、トラック“118”が、“任務違反”を犯しているため、埠頭ビューア600と埠頭配置614の両方の視覚的描画において、赤等の色で強調表示されていることを示している。ここで任務違反となっているのは、トラックが運搬している装置が、意図した予め定められた計画に適合してないためである。
上述したように、本発明の実施様態においては、様々な種類の警告を設けることができる。警告は、作業者の注意を喚起するものである。警告は、実時間のグラフィカルな描画、又は表形式の描画において、可視的なものとなっている。警告は、無線サーバ計算機からのデータを反映した結果、発行されるものとなっている。
また、警告には様々な種類がある。3種類の例示的な警告について、以下で詳細に説明する。これらの警告は、“任務違反”警告、“規格外”警告、“特定積載”又は変更型警告である。
第一の種類の警告(赤色の強調表示で示されたもの)は、“任務違反”警告である。任務違反警告は、特定の車両が、誤ったコンテナ又は搬送装置を運搬している場合の警告である。中央サーバ計算機は、無線サーバの指示を、用いられている車両が実際に牽引している実際のコンテナ又は装置と比較する。誤ったコンテナ及び装置が牽引されている場合の例は、間違ったシャーシ寸法/種類(例えば、シャーシに対してボンブカート(Bomb Cart)、あるいは20フィートに対して40フィート等)が選択された際のものである。他の例としては、シャーシ結合(又は分解)又はコンテナ荷積場所に依り、誤ったコンテナを牽引した際のものがある。
第二の種類の警告は、“規格外”警告である。この警告は、非標準の種類の運搬が行われていることを表す。例えば、特定の貨物が、特別な取り扱いを要求するような場合である。
第三の種類の警告は、“特定積載”又は変更型警告である。特定のコンテナが、特定の計画された位置に荷積みされ、その結果、特定の順序や順番で運搬された場合には、この警告が発行される。変更には多くの異なる種類のものがある。異なる属性を有するコンテナを荷積み又は荷下ろしする際には、変更が生じる可能性がある。船舶から貨物を荷積み及び荷下ろしする際には、計画に従って、同一の属性を有する作業指示をグループとしてまとめて扱えるように、同一の属性を有するコンテナを一緒に荷積み又は荷下ろしすることが多い。異なる属性を有する新たなグループのコンテナが、以前のグループのコンテナと異なる際には、変更が生じる可能性がある。“属性”には、コンテナに関する任意の好適な特徴が含まれる。これらの属性は、コンテナ自身の物理的な特性(例えば、寸法、種類等)に関するものであってもよいし、あるいは、特定の事案(例えば、行き先、貨物ベイ等)についての当該コンテナに固有の特性に関するものであってもよい。変更についての特定の例としては、ベイの変更(クレーンが移動する)、ドアの向き(装置の方向が変わる)、POD(荷下ろしポートが変わる)、運搬(装置の種類/寸法が変わる)がある。
例示的なものとして、コンテナA、B、C、Dを、その順序に船舶に荷積みする場合を考える。コンテナA、Bは、40フィートコンテナであり、一方、コンテナC、Dは、20フィートコンテナとする。荷積みしようとするコンテナの寸法が変化した場合、コンテナCに変更が発生してもよい。コンテナA、B、C、Dを用いた他の例として、コンテナA、B、Cを、船舶の貨物ベイ1に荷積みし、一方、コンテナDを船舶の貨物ベイ2に荷積みする場合を考える。本例において、コンテナA、B、C、Dは、同一の寸法を有してもよいし、異なる寸法を有してもよい。コンテナDは異なる貨物ベイにあるため、コンテナDに変更が発生してもよい。貨物ベイ1から貨物ベイ2に移す場合には、クレーンを移動させる必要がある。コンテナA、B、C、Dを用いたさらに他の例として、コンテナAは、韓国の釜山行きであり、一方、コンテナB、C、Dは、中国の上海行きである場合を考える。本例において、コンテナB、C、Dと、コンテナAとは異なる行き先を有するため、コンテナBを荷積みする指示に変更が発生してもよい。これらの例においては、コンテナはそれらの意図した行き先に到着した際に荷下ろしできるようにするため、正しい順序でコンテナを荷積みすることが望ましい。上記の各例においては、変更があったことにユーザが気付くようにするため、ユーザには、特定の変更が有ったことを示す警告がなされる。例えば、1つのみの変更を含むように意図された指示のグループ内に、複数の変更警告が存在する場合は、トラックは、順序に従いクレーンのところに到着していないことを表すことになる。この時点で、ユーザは、特定のクレーンを監視する責任を有する適任者、あるいは特定の作業指示を実行する適任者に連絡をとる。
運送業界では、通常の埠頭の広さは、280エーカー以上であり、船舶から貨物を荷積み及び荷下ろしする際に走行しているトラックは250台を上回るものとなっている。これら250台の全てのトラックに関する作業指示を監視することは困難である。また、常に、できる限りクレーンを移動し続けることは望ましくない。
本発明の実施例を用いると、ユーザは、1日あたり、(従来、行われていたような)200台を上回る、1000台のコンテナを監視することができる。上述した警報システムにより、ユーザは、多数の作業指示を同時に監視することができる。上述したように、ユーザが見る必要のある特定の作業指示を示すために、赤色、黄色、緑色の強調表示等の可視的な強調表示が設けられている。もし、強調表示がなければ、ユーザが行うべきことは何もない。本発明のいくつかの実施様態は、85%まで労働コストを減らすことができる。さらに、本発明の実施例により、作業者は、任意の適切な場所から、指示の実行を監視することができる。この監視は構成可能なものであり、ユーザは、見たいと欲する種類の警告を選ぶことができ、また、ユーザは、警告を出力する様式(例えば、音声警告、及び/又は視覚的警告)を選択することもできる。
図6に、計算機装置の構成要素のブロック図を示す。計算機装置の構成要素は、図1に示したサーバ又はクライアント計算機に存在するものであってよい。図6に示したサブシステムは、システムバス755を介して相互接続している。プリンタ774、キーボード778、固定ディスク779(又は、計算機で読み取り可能な媒体を含む他のメモリ)、ディスプレイアダプタ782に接続したモニタ776等の他のサブシステムが示されている。周辺機器及び入力/出力(I/O)機器は、I/Oコントローラ771に結合しており、シリアルポート777等の従来技術で知られている任意の方法により、計算機システムに接続されている。例えば、シリアルポート777又は外部インターフェース781を用いて、インターネット等の広域ネットワークや、マウス入力装置又はスキャナに計算機装置を接続することができる。システムバスを介した相互接続により、中央プロセッサ773は、各サブシステムと通信を行い、システムメモリ772又は固定ディスク779からの指示の実行と、サブシステム間の情報交換を制御することができる。システムメモリ772及び/又は固定ディスク779は、計算機で読み取り可能な媒体を具体化したものである。
上述した本発明は、モジュール形式又は統合形式の計算機ソフトウェアを用いた制御論理の形で実装することができることが理解されるべきである。本明細書における開示及び教示に基づけば、当業分野における通常の技術レベルを有する者であれば、ハードウェアを用い、またハードウェア及びソフトウェアを組合せて本発明を実施するための、他の方法及び/又は手法を知り得、評価するであろう。
本出願に記載されたソフトウェア構成要素又は機能の任意のものは、例えば、Java(登録商標)、C++又はPerl等の任意の好適な計算機言語を用いて、さらに、例えば、既存又はオブジェクト指向技術を用いて、プロセッサで実行することができるソフトウェアコードとして実装することができる。
ソフトウェアコードは、指示の系列又はコマンドとして、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、ハードドライブ又はフロッピー(登録商標)ディスク等の磁気媒体、あるいはCD−ROM等の光媒体等の計算機で読み取り可能な媒体上に格納されていてもよい。このような任意の計算機で読み可能な媒体は、単一の計算機装置上又は内部に設けられていてもよいし、システム又はネットワーク内の異なる複数の計算機装置上又は内部に設けられていてもよい。また、いくつかの実施様態においては、このような計算機読み取り可能媒体は、任意の計算機装置の外部に全体が設けられていてもよい。計算機読み取り可能媒体は、任意の好適な光、電気及び/又は磁気によるデータ格納手段を用いて、一つあるいはそれ以上の数の揮発性及び/又は不揮発性メモリ装置により実装してもよい。
上述したものは、例示的なものであり、それらに限定されるものではない。本発明の多くの変形は、本明細書を見れば、当業者にとっては自明なものである。従って、本発明の範囲は、上述したものを引用して決定されるものではなく、出願クレームを、それらの全範囲又は等価範囲を合わせて引用して決定されるべきものである。
任意の実施様態の一つ又はそれ以上の数の特徴は、本発明の範囲を逸脱することがなければ、他の任意の実施様態の一つ又はそれ以上の数の特徴と組み合わせてもよい。
“一つの”又は“その”の表現は、特に反対の意味を指定しない限り、“一つ又はそれ以上の数の”を意味するものである。
上述した全ての特許、特許出願、公開、記載は、全ての目的のために、その内容の全体を参照として組み入れる。それらはいずれも、公知例とは認められない。
Claims (21)
- 複数の車両に対する作業指示を受信するステップと、
対象物に対する複数の車両の位置情報を受信するステップと、
複数の車両に関する位置情報を用いて複数の車両の順序を生成するステップを含むことを特徴とする計算機で実行される方法。 - 請求項1記載の方法において、表示データを生成するステップをさらに含み、該表示データは、複数の車両の順序を表示することを特徴とする計算機で実行される方法。
- 請求項1記載の方法において、計画に従って作業指示が与えられ、計画は、同様の属性を有する作業指示をグループ化することを含むことを特徴とする計算機で実行される方法。
- 請求項3記載の方法において、作業指示の実行が計画に適合しない場合、警報を生成するステップをさらに含むことを特徴とする計算機で実行される方法。
- 請求項1記載の方法において、複数の車両は、貨物専用コンテナ及びRFIDタグを有する複数のトラックであり、対象物は、貨物専用コンテナを荷積み又は荷下ろしするように構成されたクレーンであることを特徴とする計算機で実行される方法。
- 請求項1に記載の方法において、少なくとも一つの車両が、変更された場合、又は規格外である場合、又は任務に違反している場合に、複数の車両の少なくとも一つを強調表示するステップをさらに含むことを特徴とする計算機で実行される方法。
- プロセッサで実行可能なコードを含む、計算機読み取り可能な媒体であって、
複数の車両に対する作業指示を受信するコードと、
対象物に対する複数の車両の位置情報を受信するコードと、
複数の車両に関する位置情報を用いて複数の車両の順序を生成するコードを含むことを特徴とする計算機読み取り可能な媒体。 - 請求項7記載の計算機読み取り可能な媒体において、表示データを生成するコードをさらに含み、表示データは、複数の車両の順序を表示することを特徴とする計算機読み取り可能な媒体。
- 請求項7記載の計算機読み取り可能な媒体において、計画に従って作業指示が与えられ、計画は、同様の属性を有する作業指示をグループ化することを特徴とする計算機読み取り可能な媒体。
- 作業指示の実行が計画に適合しない場合、警報を生成するコードをさらに含む請求項9記載の計算機読み取り可能な媒体。
- 請求項7記載の計算機で読み取り可能な媒体において、複数の車両は貨物専用コンテナを有する複数のトラックであり、対象物は、貨物専用コンテナを荷積み又は荷下ろしするように構成されたクレーンであることを特徴とする計算機読み取り可能な媒体。
- 少なくとも一つの車両が、変更された場合、又は規格外である場合、又は任務に違反している場合に、複数の車両の少なくとも一つを強調表示するコードをさらに含む請求項7記載の計算機読み取り可能な媒体。
- プロセッサと、プロセッサに結合した請求項7記載の計算機読み取り可能な媒体とを含む計算機装置。
- 監視する一つあるいはそれ以上の数の対象物の選択を受信するステップと、
一つあるいはそれ以上の数の対象物の各々に対する複数の車両の順序を表示するステップと、
一つあるいはそれ以上の数の対象物の各々に対する複数の車両の意図した順序を表示するステップを含むことを特徴とする計算機で実行される方法 - 請求項14記載の方法において、一つあるいはそれ以上の数の対象物は、一つあるいはそれ以上の数のクレーンであり、複数の車両は、貨物専用コンテナを有するトラックを含むことを特徴とする方法。
- 請求項14記載の方法において、さらに、予め定められた計画に対して順序が適合しない場合に、警告を生成するステップを含むことを特徴とする方法。
- 請求項14記載の方法において、さらに、特定の対象物に対する、複数の車両の方向を表示するステップを含むことを特徴とする方法。
- 請求項14記載の方法において、さらに、少なくとも一つの車両が、変更された場合、又は規格外である場合に、又は任務に違反している場合に、複数の車両の少なくとも一つを強調表示するステップを含むことを特徴とする方法。
- プロセッサで実行可能なコードを含む、計算機読み取り可能な媒体であって、
監視する一つあるいはそれ以上の数の対象物の選択を受信するコードと、
一つあるいはそれ以上の数の対象物に各々に対する複数の車両の順序を表示するコードと、
一つあるいはそれ以上の数の対象物に各々に対する複数の車両の意図した順序を表示するコードを含むことを特徴とする計算機読み取り可能な媒体。 - 少なくとも一つの車両が、変更された場合、又は規格外である場合に、又は任務に違反している場合に、複数の車両の少なくとも一つを強調表示するコードをさらに含む請求項19記載の計算機読み取り可能な媒体。
- プロセッサと、プロセッサに結合した請求項19記載の計算機読み取り可能な媒体を含む計算機。
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