JPH09156570A - 全輪駆動式自動二輪車 - Google Patents

全輪駆動式自動二輪車

Info

Publication number
JPH09156570A
JPH09156570A JP7346742A JP34674295A JPH09156570A JP H09156570 A JPH09156570 A JP H09156570A JP 7346742 A JP7346742 A JP 7346742A JP 34674295 A JP34674295 A JP 34674295A JP H09156570 A JPH09156570 A JP H09156570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic motor
hub
wheel
hydraulic
wheel drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7346742A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3549074B2 (ja
Inventor
Shigeru Oshita
茂 大下
Yanson Raasu
ヤンソン ラース
Gusutafuson Reefu
グスタフソン レーフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP34674295A priority Critical patent/JP3549074B2/ja
Priority to US08/763,828 priority patent/US5873428A/en
Priority to EP96120091A priority patent/EP0779205B1/en
Priority to DE69624078T priority patent/DE69624078T2/de
Publication of JPH09156570A publication Critical patent/JPH09156570A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3549074B2 publication Critical patent/JP3549074B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M23/00Transmissions characterised by use of other elements; Other transmissions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M19/00Transmissions characterised by use of non-mechanical gearing, e.g. fluid gearing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全輪駆動式自動二輪車を、車両に対する前輪
や油圧モーターの組み付け作業を簡単に行うことがで
き、前輪に対する油圧モーターの設置状態をコンパクト
なものとすることができると共に、走行中に障害物から
油圧モーターを保護することができるものとする。 【解決手段】 トランスミッションの出力軸の回転に連
動させて後輪を回転駆動させると共に、該出力軸の回転
に連動して作動する油圧ポンプの油圧により、前輪4に
設けた油圧モーター17を駆動させて、前輪4を回転駆
動させるようにした全輪駆動式自動二輪車1において、
該油圧モーター17を、斜板モーターとして、フロント
フォーク3の後方で前輪のハブ40径の範囲内に配置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスミッショ
ンの出力軸からチェーン等を介して後輪を回転駆動させ
ると共に、該出力軸に連動して作動する油圧ポンプから
の油圧により油圧モーターを介して前輪を回転駆動させ
るようにした、全輪駆動式の自動二輪車に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車では、通常、搭載されたエン
ジンのトランスミッションの出力軸からチェーン等を介
して後輪のみを回転駆動させているが、不整地の走行や
雪道の走行等において安定した走行状態を得ることがで
きるように、後輪と共に前輪をも回転駆動させるという
ことが従来から考えられており、そのための具体的な手
段として、トランスミッションの出力軸の回転に連動し
て作動する油圧ポンプを設け、該油圧ポンプからの油圧
により駆動される油圧モーターを前輪のハブ付近に設け
て、該油圧モーターにより前輪を回転駆動させるという
技術が従来公知となっている。(特開昭61−1259
74号公報,特開平1−273782号公報,特開平5
−92794号公報等参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な油圧モーターを使用した従来公知の全輪駆動式の自動
二輪車では、油圧モーターは、前輪のハブの外側に全体
が露出された状態で、フロントフォークに対して設置さ
れているか、あるいは、車軸と一体的に形成されて、前
輪のハブ内に全体が収納された状態で設置されている。
【0004】ところが、そのような従来の全輪駆動式自
動二輪車では、油圧モーターをハブの外側に設けたもの
では、油圧モーターが前輪から車両幅方向で外側に大き
く突出した状態となるため、走行中に障害物が油圧モー
ターに衝突して該油圧モーターが損傷される危険性が大
きく、また、車軸と一体的に形成した油圧モーターをハ
ブ内に収納したものでは、油圧モーターがハブによって
外部から保護されるものの、車軸自体の構造が複雑なも
のとなり、それを収納するハブ自体も大きく嵩張ったも
のとなって、当該部分の組み付け作業も面倒なものにな
るという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、上記の請求項1に記載したように、ト
ランスミッションの出力軸の回転に連動させて後輪を回
転駆動させると共に、該出力軸の回転に連動して作動す
る油圧ポンプの油圧により、前輪に設けた油圧モーター
を駆動させて、前輪を回転駆動させるようにした全輪駆
動式自動二輪車において、該油圧モーターが、斜板モー
ターであって、フロントフォークの後方で前輪のハブ径
の範囲内に配置されていることを特徴とするものであ
る。
【0006】さらに、そのような全輪駆動式自動二輪車
において、上記の請求項2に記載したように、前輪を回
転駆動させるための油圧モーターが、車両幅方向中心か
ら一方の側にオフセットされて、前輪のハブ内に部分的
に収納された状態で、車軸に対して一定の位置に設置さ
れていると共に、該油圧モーターの回転を前輪に伝達す
るための内歯ギアが、前輪のハブ内で車両幅方向中心か
ら油圧モーターと反対の側にオフセットされて、前輪の
ハブに固定された状態で設置されていることを特徴とす
るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の全輪駆動式自動二
輪車の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0008】図1は、本発明の全輪駆動式自動二輪車の
車両左側から見た全体を示し、図2は、その車両右側か
ら見た前輪付近を示すもので、デュアルパーパス(オン
ロード,オフロード兼用)タイプの自動二輪車1には、
メインフレームの前端に設けられたヘッドパイプ(何れ
も図示せず)に、上方にハンドル2を設け下方にフロン
トフォーク3を設けたステアリング部分が枢支されてい
て、車両の前輪4は、ハンドル2の操作により回動され
るフロントフォーク3の下端近傍に固定された車軸によ
って軸架されている。
【0009】メインフレームの後端には、下方に延びる
左右一対のリアアームブラケット5が設けられ、リアア
ームブラケット5には、リアアーム6の前端がピボット
軸7により軸支され、リアアーム6とメインフレームの
間には、スプリングと油圧緩衝器と組み合わせたリアク
ッション8が介装されていて、車両の後輪9は、リアク
ッション8を介して車体に上下揺動自在に枢支されたリ
アアーム6の後端近傍に調整可能に固定された車軸によ
って軸架されている。
【0010】自動二輪車1の前輪4と後輪9の間には、
メインフレームに跨がるように燃料タンク10が設置さ
れ、燃料タンク10の下方にエンジン11が設置されて
いて、エンジン11のクランクケースから側方にトラン
スミッションの出力軸12が突出され、該出力軸12に
固定されたスプロケットと後輪9のハブ90に固定され
たスプロケットとに渡って、チェーン13が掛け渡され
ている。
【0011】この自動二輪車1のエンジン11とリアク
ッション8とリアアーム6で囲まれた空間部には、油圧
ポンプ14が配置されており、該油圧ポンプ14が出力
軸12の回転に連動して作動するように、油圧ポンプ1
4の入力軸に固定されたスプロケットと出力軸12に固
定されたスプロケット(チェーン13が掛けられたスプ
ロケットとは別のもの)とに渡って、チェーン15が掛
け渡されている。
【0012】また、自動二輪車1の前輪4の一側(車両
左側)には、キャリパー16aとブレーキディスク16
bからなるディスクブレーキ16が配置されていると共
に、前輪4の他側(車両右側)には、図2に示すよう
に、フロントフォーク3の後方で前輪4のハブ40の外
径の範囲内に位置して、油圧モーター17が配置されて
おり、油圧ポンプ14の作動により発生する油圧により
油圧モーター17が駆動されるように、油圧ポンプ14
と油圧モーター17は送油ホース18によって連通され
ている。
【0013】図3は、上記のように油圧ポンプ14と油
圧モーター17が配置された自動二輪車1における前輪
4と後輪9の駆動機構を示すもので、エンジン11のク
ランクケース11aから側方に突出されたトランスミッ
ションの出力軸12には、2個のスプロケット21,2
2が固定されており、一方のスプロケット21は、後輪
9のハブ90に固定されたスプロケット23とチェーン
13で連結されていて、出力軸12の回転により、スプ
ロケット21,チェーン13,スプロケット23を介し
て、後輪9が回転駆動される。
【0014】出力軸12の他方のスプロケット22は、
油圧ポンプ14の入力軸14aに固定されたスプロケッ
ト24とチェーン15で連結されていて、出力軸12の
回転により、スプロケット22,チェーン15,スプロ
ケット24を介して、油圧ポンプ14が作動される。
【0015】油圧ポンプ14と油圧モーター17の間に
は、送油ホース18によるオイルの循環回路が形成され
ており、該循環回路の途中には、オイルフィルター26
やアキュムレーター27が設けられていると共に、油圧
調整バルブ28を設けたバイパス通路29、および、油
圧モーター17のオン・オフを切り換えるための油圧モ
ーター駆動切換バルブ30を設けたバイパス通路31が
形成されている。
【0016】それにより、出力軸12の回転中に、油圧
モーター駆動切換バルブ30をオン(閉)とし、油圧ポ
ンプ14から油圧モーター17に流れるオイルの圧力を
油圧調整バルブ28で調整して、油圧モーター17の駆
動力を調節することができると共に、油圧モーター駆動
切換バルブ30をオフ(開)とすることにより、オイル
の圧力をバイパス通路31から逃がして、油圧モーター
17の駆動を停止させることができる。
【0017】出力軸12の回転により油圧ポンプ14が
作動し、それにより発生した油圧が連続的に油圧モータ
ー17に供給されると、油圧モーター17が駆動され
て、その出力軸17cが回転し、出力軸17cに固定さ
れた外歯ギア33と前輪4のハブ40の内部に固定され
た内歯ギア34の噛合により、出力軸17cの回転が前
輪4のハブ40に伝達されて、前輪4が回転駆動され
る。
【0018】なお、循環回路の途中に更に開閉弁35を
設けることにより、油圧モーター駆動切換バルブ30を
オン(閉)とし、且つ、開閉弁35を閉じることによっ
て、回転している前輪4を強制的に停止させることがで
きるため、これをブレーキとして使用して、ディスクブ
レーキ16を不要とすることができる。
【0019】上記のような両輪駆動機構を有する自動二
輪車1において、油圧ポンプ14および油圧モーター1
7は、本実施形態では、以下に述べるような構造により
自動二輪車1に対してそれぞれ設置されている。
【0020】図4は、車両側方から見た油圧ポンプ14
の取付部分を示し、図5は、図4のA−A線に沿った油
圧ポンプ14の取付構造を示すもので、図5に示すよう
に、クランクケース11aの突出部を貫通し、左右のフ
レーム(リアアームブラケット5)に渡って設けられた
ピボット軸7には、その両側に左右のリアアーム6の前
端がそれぞれカラー41を介して回動自在に挿着されて
いる。
【0021】そのようなピボット軸7に対して、油圧ポ
ンプ14を取り付けるための一対のポンプ取付ブラケッ
ト42,43が、それぞれの前縁下方に形成された当接
部42a,43aをクランクケース11aの後壁部に当
接させると共に、クランクケース11aの突出部の両側
壁とカラー41に挟持された状態で、それぞれ嵌挿され
ている。
【0022】この一対のポンプ取付ブラケット42,4
3に対して、油圧ポンプ14がボルト44,45により
取り付けられていて、それによって、油圧ポンプ14
は、図1に示すように、エンジン11とリアクッション
8とリアアーム6で囲まれた空間部で、リアアーム6の
ピボット軸7の上方に固定された状態で設置されること
となる。
【0023】上記のような本実施形態の油圧ポンプ14
の設置構造によれば、油圧ポンプ14がエンジン11と
リアクッション8とリアアーム6で囲まれた空間部に設
置されていることにより、該油圧ポンプ14は、車両の
重心近傍に位置することとなって、車両におけるの重量
配分という点での影響が少ないものとなる。
【0024】また、油圧ポンプ14を取り付けるための
ポンプ取付ブラケット42,43を、単にピボット軸7
への嵌挿という簡単な手段で固定することができ、しか
も、ポンプ取付ブラケット42,43の前縁下方に形成
した当接部42a,43aをクランクケース11aの後
壁部に当接させているため、チェーン15の駆動による
張力が油圧ポンプ14にかかっても、ポンプ取付ブラケ
ット42,43が回動するようなことはなく、油圧ポン
プ14は確実に固定されることとなる。
【0025】図6は、油圧モーター17の設置構造を示
すもので、左右のフロントフォーク3に渡って固定され
た車軸51に対して回転自在に軸架されている前輪4の
ハブ40の本体40aには、側方から見て車軸51を中
心とする環状の空間部40bが、一方の側(車両右側)
が開放された状態で形成されており、ハブ本体40aの
他方の側(車両左側)には、ブレーキディスク16bが
ボルト52で固着されている。
【0026】ハブ40の環状空間部40bの開放側(車
両右側)は、車軸51に対して固定された蓋部材40c
により閉鎖されており、蓋部材40cの周縁部とハブ本
体40aの間には、その隙間を塞ぐためのシール部材5
4が設けられていて、蓋部材40cのフロントフォーク
3より後方の部分には、油圧モーター17が、蓋部材4
0cを貫通した状態で取り付けられている。
【0027】油圧モーター17は、所謂斜板モーターと
して従来から知られたアキシャルプランジャ形の油圧モ
ーターで、その内部構造については、図示していない
が、円周方向に配置された複数のプランジャに対して、
該プランジャの軸方向に対して斜めに配置された板を当
接させ、圧油の導入により時期をずらせて複数のプラン
ジャを順次伸縮させることにより、各プランジャの軸方
向の動きを、該プランジャに当接された板を介して、回
転運動に変換させるものであって、その外部形状につい
ては、図6に示すように、複数のプランジャを収納した
部分17aと、出力軸17cを突出させた部分17bと
が、上方から見てくの字状に連結されているものであ
る。
【0028】蓋部材40cに油圧モーター17を取り付
けた状態では、環状空間部40b内に、油圧モーター1
7の部分17bだけが、ハブ40の車両幅方向中心から
一方の側にオフセットされた状態で収納されており、油
圧モーター17の部分17aは、車両幅方向でハブ40
の一側から外方に突出していて、このハブ40から突出
した部分17aは、車両の側方から見て、フロントフォ
ーク3の後方でハブ40の外径の範囲内に位置してい
る。
【0029】車両幅方向中心から一方の側にオフセット
させた状態で油圧モーター17を収納した環状空間部4
0b内では、車両幅方向中心から油圧モーター17とは
反対の側にオフセットされた位置で、内歯ギア34がボ
ルト53によりハブ本体40aに固着されており、内歯
ギア34の内歯には、油圧モーター17の出力軸17c
に固定された外歯ギア33の外歯が噛合されている。
【0030】それにより、車軸51に対して位置が固定
された状態にある油圧モーター17の出力軸17cが回
転することにより、その回転力が外歯ギア33と内歯ギ
ア34を介してハブ本体40aに伝達され、車軸51に
対して回動自在に軸架されているハブ本体40aが回転
されて、前輪4が回転駆動されることとなる。
【0031】上記のように油圧モーター17が設置され
ている本実施形態の全輪駆動式自動二輪車1によれば、
前輪4のハブ40に対する油圧モーター17の取付けに
ついて、フロントフォーク3に対して車軸51と前輪4
のハブ40を従来と同様に取り付けてから、ハブ40の
蓋部材40cに対して油圧モーター17を側方から固定
するだけで、当該部分の組み付け作業が完了するため、
従来のハブ内の車軸部分に油圧モーターを一体的に形成
したようなものと比べて、それらの作業を簡単に行うこ
とができる。
【0032】また、前輪4のハブ40に取り付けられた
油圧モーター17は、部分17aと部分17bをくの字
状に連結させた斜板モーターであるため、車両の前後方
向で、突出した部分17aをフロントフォーク3と干渉
させることなく、前輪4の径方向で油圧モーター17を
できるだけ車軸51に近づけてコンパクトに配置するこ
とができ、そのため、ハブ40自体を小径化することが
できて、当該部分の軽量化を図ることができ、ステアリ
ング軸回りの慣性重量を小さなものとすることができ
る。
【0033】また、油圧モーター17をハブ40内に部
分的に収納しているため、車両の幅方向で、ハブ40自
体を厚く嵩張ったものとすることなく、通常の前輪ハブ
とあまり変わらない程度のコンパクトなものとすること
ができると共に、油圧モーター17の部分17aがハブ
40から外方に突出しているにもかかわらず、突出した
部分17aがフロントフォーク3の後方に近接して位置
しているため、当該部分17aを、フロントフォーク3
によって走行中に前方から現れる障害物から保護するこ
とができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したような本発明の全輪駆動式
自動二輪車によれば、車両に対する前輪や油圧モーター
の組み付け作業を簡単に行うことができ、しかも、前輪
のハブ部分をあまり大きくすることなく、油圧モーター
をコンパクトな状態で設置することができて、当該部分
の軽量化を図ってステアリング軸回りの慣性重量を小さ
くすることができると共に、走行中に障害物から油圧モ
ーターを充分に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全輪駆動式自動二輪車の実施形態を示
す車両左側から見た側面図。
【図2】図1に示した全輪駆動式自動二輪車の一部(前
輪付近)を示す車両右側から見た側面図。
【図3】図1に示した全輪駆動式自動二輪車の前後輪駆
動機構を示す回路説明図。
【図4】図1に示した全輪駆動式自動二輪車における油
圧ポンプの取付部分を示す側面図。
【図5】図1に示した全輪駆動式自動二輪車における油
圧ポンプの取付構造を示す、図4のA−A線に沿った一
部断面図。
【図6】図1に示した全輪駆動式自動二輪車における前
輪のハブと、それに対する油圧モーターの設置状態を示
す一部断面上面図。
【符号の説明】
1 全輪駆動式自動二輪車 3 フロントフォーク 4 前輪 9 後輪 12 トランスミッションの出力軸 14 油圧ポンプ 17 油圧モーター 34 内歯ギア 40 前輪のハブ 51 車軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レーフ グスタフソン スウェーデン国エス−194 27 ウップー ランズベスビイ ピー,オー,ボックス 722 オーリンス レーシング アクティ エボラーグ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスミッションの出力軸の回転に連
    動させて後輪を回転駆動させると共に、該出力軸の回転
    に連動して作動する油圧ポンプの油圧により、前輪に設
    けた油圧モーターを駆動させて、前輪を回転駆動させる
    ようにした全輪駆動式自動二輪車において、該油圧モー
    ターが、斜板モーターであって、フロントフォークの後
    方で前輪のハブ径の範囲内に配置されていることを特徴
    とする全輪駆動式自動二輪車。
  2. 【請求項2】 前輪を回転駆動させるための油圧モータ
    ーが、車両幅方向中心から一方の側にオフセットされ
    て、前輪のハブ内に部分的に収納された状態で、車軸に
    対して一定の位置に設置されていると共に、該油圧モー
    ターの回転を前輪に伝達するための内歯ギアが、前輪の
    ハブ内で車両幅方向中心から油圧モーターと反対の側に
    オフセットされて、前輪のハブに固定された状態で設置
    されていることを特徴とする請求項1に記載の全輪駆動
    式自動二輪車。
JP34674295A 1995-12-13 1995-12-13 全輪駆動式自動二輪車 Expired - Fee Related JP3549074B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34674295A JP3549074B2 (ja) 1995-12-13 1995-12-13 全輪駆動式自動二輪車
US08/763,828 US5873428A (en) 1995-12-13 1996-12-11 All wheel drive vehicle
EP96120091A EP0779205B1 (en) 1995-12-13 1996-12-13 Two wheel drive motorcycle
DE69624078T DE69624078T2 (de) 1995-12-13 1996-12-13 Motorrad mit Zweiradantrieb

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34674295A JP3549074B2 (ja) 1995-12-13 1995-12-13 全輪駆動式自動二輪車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09156570A true JPH09156570A (ja) 1997-06-17
JP3549074B2 JP3549074B2 (ja) 2004-08-04

Family

ID=18385511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34674295A Expired - Fee Related JP3549074B2 (ja) 1995-12-13 1995-12-13 全輪駆動式自動二輪車

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5873428A (ja)
EP (1) EP0779205B1 (ja)
JP (1) JP3549074B2 (ja)
DE (1) DE69624078T2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001034457A1 (fr) 1999-11-08 2001-05-17 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicule a roues motrices avant et arriere
US6505699B1 (en) 1996-04-26 2003-01-14 Christini Technologies, Inc. Two-wheel drive two-wheeled vehicle
JP2006264519A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Honda Motor Co Ltd 全輪駆動式自動二輪車
JP2007517716A (ja) * 2003-12-23 2007-07-05 オーリンレーシング エー・ビー 車載装置
US7328766B2 (en) 1996-04-26 2008-02-12 Christini Technologies, Inc. Two-wheel drive two-wheeled vehicle
US8056693B2 (en) 2000-08-03 2011-11-15 Christini Technologies, Inc. Two-wheel drive two-wheeled vehicle

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4460145B2 (ja) * 2000-08-30 2010-05-12 本田技研工業株式会社 電気自動車におけるインホイール変速機の制御装置
SE0200534L (sv) * 2002-02-22 2003-02-11 Oehlins Racing Ab Arrangemang och anordning för att driva ett fordonshjul, företrädesvis ett motorcykelframhjul
US7357211B2 (en) * 2003-04-02 2008-04-15 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Steering system for off-road vehicle
US7438147B2 (en) * 2003-04-02 2008-10-21 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Transmission for off-road vehicle
US7510199B2 (en) * 2003-04-02 2009-03-31 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Off-road vehicle with wheel suspension
US7287619B2 (en) * 2003-04-02 2007-10-30 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Air intake system for off-road vehicle
US7650959B2 (en) * 2003-04-02 2010-01-26 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Frame arrangement for off-road vehicle
US7147075B2 (en) * 2003-04-02 2006-12-12 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Engine arrangement for off-road vehicle
US7367417B2 (en) * 2003-04-02 2008-05-06 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Floor arrangement for off-road vehicle
US7506712B2 (en) * 2003-04-02 2009-03-24 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Off road vehicle with air intake system
US7147076B2 (en) * 2003-04-02 2006-12-12 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Drive system for off-road vehicle
US20050029031A1 (en) * 2003-08-04 2005-02-10 Thomas Ralph M. Vehicle
JP2006076543A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Yamaha Motor Co Ltd 鞍乗型車両
SE528841C2 (sv) * 2005-06-20 2007-02-27 Oehlins Racing Ab Arrangemang vid motorcykel
DE102007006167A1 (de) 2007-02-07 2008-08-14 Ktm Sportmotorcycle Ag Fahrzeug
US8042641B2 (en) * 2009-02-09 2011-10-25 Lawson Martin E All wheel drive motorcycle
US8973690B2 (en) * 2010-10-04 2015-03-10 W. Morrision Consulting Group, Inc. Front wheel energy recovery system
CN102582738B (zh) * 2011-12-01 2013-08-07 北京邮电大学 一种变结构自平衡两轮车
ITUB20155524A1 (it) 2015-11-12 2017-05-12 Visionar S R L Sistema di ripartizione di coppia per motoveicoli elettrici a due ruote motrici.
IT202000001510A1 (it) 2020-01-27 2021-07-27 Visionar S R L Metodo e unita' di controllo per ripartire la trazione in un veicolo a due ruote in linea motorizzate

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4157739A (en) * 1976-04-19 1979-06-12 Frye Norman V Motorcycle
JPS61125974A (ja) * 1984-11-21 1986-06-13 境 紀之 全輪駆動二輪車
FR2589213B1 (fr) * 1985-10-25 1990-03-09 Renault Dispositif d'entrainement hydrostatique d'une roue
JPH01273782A (ja) * 1988-04-25 1989-11-01 Kichisaburo Komoritani 2輪車の油圧式前輪駆動
US4955451A (en) * 1988-10-17 1990-09-11 Schaefer Stephen H Utility vehicle
JP3250813B2 (ja) * 1991-03-01 2002-01-28 川崎重工業株式会社 自動2輪車の2輪駆動装置
JP3367614B2 (ja) * 1991-10-17 2003-01-14 株式会社小松製作所 ダンプトラックの操舵輪油圧駆動装置
JPH05112155A (ja) * 1991-10-21 1993-05-07 Honda Motor Co Ltd 自動車の駆動装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6505699B1 (en) 1996-04-26 2003-01-14 Christini Technologies, Inc. Two-wheel drive two-wheeled vehicle
US7328766B2 (en) 1996-04-26 2008-02-12 Christini Technologies, Inc. Two-wheel drive two-wheeled vehicle
US7487854B2 (en) 1996-04-26 2009-02-10 Christini Technologies, Inc. Two-wheel drive two-wheeled vehicle
WO2001034457A1 (fr) 1999-11-08 2001-05-17 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicule a roues motrices avant et arriere
US8056693B2 (en) 2000-08-03 2011-11-15 Christini Technologies, Inc. Two-wheel drive two-wheeled vehicle
US8689957B2 (en) 2000-08-03 2014-04-08 Christini Technologies, Inc. Two-wheel drive two-wheeled vehicle
JP2007517716A (ja) * 2003-12-23 2007-07-05 オーリンレーシング エー・ビー 車載装置
JP2006264519A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Honda Motor Co Ltd 全輪駆動式自動二輪車

Also Published As

Publication number Publication date
DE69624078D1 (de) 2002-11-07
JP3549074B2 (ja) 2004-08-04
US5873428A (en) 1999-02-23
EP0779205A2 (en) 1997-06-18
EP0779205B1 (en) 2002-10-02
EP0779205A3 (en) 1998-04-29
DE69624078T2 (de) 2003-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09156570A (ja) 全輪駆動式自動二輪車
US7740100B2 (en) Cover structure for buggy vehicle
JP4493068B2 (ja) 鞍乗り型車両用ステアリングダンパ装置
JP3788155B2 (ja) 小型車両のエンジンユニット
AU8999598A (en) Power unit arrangement structure for motorcycle
JPH11294161A (ja) 車両の水冷式エンジン冷却装置
US5704643A (en) Utility vehicle
EP0822136A2 (en) Motive-force assisted bicycle
JP2965988B2 (ja) 自動二輪車用スタンド装置
JP2001047879A (ja) 車両用パワーユニット
JP3156516B2 (ja) 自動二輪車用エンジンの始動装置
JP4409638B2 (ja) スクータ用アンチロックブレーキ装置
EP0758050B1 (en) Starter motor mounting/disposing structure in unit swing internal combustion engine
JP3562630B2 (ja) 車両の方向指示灯
JP4057259B2 (ja) 車両の車速センサ取付構造
JP2002310269A (ja) 小型車両の駆動力伝達構造
JP2000345931A (ja) 自動二輪車におけるエアクリーナの吸気構造
JP2000344168A (ja) 自動二輪車におけるラジエータのフィラーネック取付構造
JP2000344167A (ja) スクータ型車両
JPH1067240A (ja) 小型車両のドライブシャフト支持構造
JP4815308B2 (ja) 自動二輪車の変速機構
JP2003127961A (ja) 自動二輪車におけるスイングアーム取付構造
JP4093644B2 (ja) 車両用パワーユニット
JPH0431199Y2 (ja)
JPH06255559A (ja) 自動二輪車のチェーンガイド構造

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040415

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100430

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110430

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees