JPH09156559A - スクータ型車両の車載工具収納構造 - Google Patents

スクータ型車両の車載工具収納構造

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Publication number
JPH09156559A
JPH09156559A JP7317980A JP31798095A JPH09156559A JP H09156559 A JPH09156559 A JP H09156559A JP 7317980 A JP7317980 A JP 7317980A JP 31798095 A JP31798095 A JP 31798095A JP H09156559 A JPH09156559 A JP H09156559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
tool
scooter type
cover member
tanks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7317980A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Takahashi
昭彦 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP7317980A priority Critical patent/JPH09156559A/ja
Publication of JPH09156559A publication Critical patent/JPH09156559A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工具袋と収納用の専用スペースを不要とし、
必要な工具を用意に見付けることが可能なスクータ型車
両の車載工具収納構造を提供するにある。 【解決手段】 開閉自在の運転シート19下方に物品収
納室18を備え、この物品収納室18の後方にオイルタ
ンク20や燃料タンク21などのタンクを配置すると共
に、これらのタンク20,21の上部をカバー部材22
で覆い、このカバー部材22の上面にタンク20,21
の給油口23,24を配置したスクータ型車両1におい
て、給油口23,24の周辺のカバー部材22上面に車
載工具33を配置したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクータ型車両の車
載工具収納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スクータ型車両等の小型車両に
はスパナやプラグ着脱用のボックスレンチ等の保守工具
を備えている。これらの工具は、通常布またはビニール
製の工具袋内に収納され、物品収納室内等、車体に設け
られた専用スペースに載置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、工具袋
を別途用意するのはコストが掛かってしまう。
【0004】また、車体に工具収納用の専用スペースを
設けることは、設計上、容量上困難な場合がある。
【0005】さらに、物品収納室内に工具を収納すると
他の荷物収納時の邪魔になったり、走行中に工具が暴れ
て他の荷物を損傷する虞がある。
【0006】さらにまた、工具使用時には工具袋からす
べての工具を取り出さなければ必要な工具を見付けるこ
とができず、面倒である。
【0007】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、工具袋と収納用の専用スペースを不要とし、必
要な工具を用意に見付けることが可能なスクータ型車両
の車載工具収納構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスクータ型
車両の車載工具収納構造は、上述した課題を解決するた
めに、請求項1に記載したように、開閉自在の運転シー
ト下方に物品収納室を備え、この物品収納室の後方にオ
イルタンクや燃料タンクなどのタンクを配置すると共
に、これらのタンクの上部をカバー部材で覆い、このカ
バー部材の上面に上記タンクの給油口を配置したスクー
タ型車両において、上記給油口の周辺の上記カバー部材
上面に車載工具を配置したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0010】図1は、この発明を適用したスクータ型車
両の一例を示す左側面図である。
【0011】図1に示すように、このスクータ型車両1
は車体フレーム2を有し、この車体フレーム2はダウン
チューブ3と、このダウンチューブ3の後端側から後上
方に延びる左右一対のリヤフレーム4とから構成され
る。また、このスクータ型車両1は、その車体全体が合
成樹脂製の車体カバー5で覆われて外観が整えられる。
ダウンチューブ3の前端にはヘッドパイプ6が設けられ
る。このヘッドパイプ6には前輪7を回動自在に支持す
るフロントフォーク8やハンドルバー9等が設けられ、
このハンドルバー9により前輪7が左右に回動自在に操
舵される。
【0012】車体フレーム2の中央下部には左右一対の
懸架ブラケット10が設けられる。この懸架ブラケット
10間に架設されたピボット軸11にはパワーユニット
12がステー13aおよびリンク13bを介してスイン
グ自在に枢着される。
【0013】このパワーユニット12はエンジン14
と、このエンジン14の一側から後方に延びる伝導ケー
ス15とを備える。この伝導ケース15はスイングアー
ムを兼ねており、リヤショックアブソーバ16によりリ
ヤフレーム4に弾性的に支持される。そして、伝導ケー
ス15の後端に駆動輪である後輪17が保持される。
【0014】図2は、車両1の後上部の拡大図である。
図1および図2に示すように、リヤフレーム4の上方に
はヘルメット等を収納可能な物品収納室18が設けら
れ、物品収納室18の上方に運転シート19が開閉自在
に設置される。また、物品収納室18の後方にはオイル
タンク20および燃料タンク21が配置される。
【0015】オイルタンク20および燃料タンク21の
上部はカバー部材であるエプロンカバー22で覆われ
る。このエプロンカバー22は、例えば合成樹脂で成形
され、本実施形態においては物品収納室18と一体に成
形されるが、別体でもよい。
【0016】図3は、物品収納室18と一体化されたエ
プロンカバー22の斜視図である。図2および図3に示
すように、エプロンカバー22にはオイルタンク20お
よび燃料タンク21の給油口23,24が挿通する挿通
口25,26が形成されると共に、図示しないシートロ
ック装置の取付け台座27や、図示しない燃料タンク残
量計用の逃部28が上方に向かって突設される。
【0017】一方、図2に示すように、運転シート19
の下面には底板29が設けられる。底板29の上記エプ
ロンカバー22上の突設物、例えばオイルタンク20の
給油口23に取り付けられる図示しないキャップやシー
トロック装置の取付け台座27、燃料タンク残量計用の
逃部28、に対向する部位には逃部30が上方に向かっ
て凹設される。
【0018】ところで、エプロンカバー22の上面と運
転シート19下面の底板29の逃部30との間にはデッ
ドスペース31が生じる。そこで、図2および図4に示
すように、デッドスペース31が存在するエプロンカバ
ー22の上面には車載工具保持用の係止部材32がエプ
ロンカバー22と一体に形成される。この係止部材32
は、爪部32aと受部32bとから構成され、爪部32
aの可撓性を利用してプラグレンチ33aやドライバー
33b等の車載工具33を保持するものである。
【0019】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0020】デッドスペース31が存在するエプロンカ
バー22の上面に車載工具保持用の係止部材32をエプ
ロンカバー22と一体に形成し、この係止部材32でプ
ラグレンチ33aやドライバー33b等の車載工具33
を保持するようにすることにより、車載工具33収納用
の工具袋を別途用意する必要がなく、コストが掛からな
い。
【0021】また、車体に工具収納用の専用スペースを
設けずに、デッドスペース31を有効に利用しているた
め、収納スペースの確保が容易であり、他の荷物収納時
の邪魔になることもない。
【0022】さらに、係止部材32で車載工具33を保
持するようにしたので走行中に工具が暴れて他の荷物を
損傷する虞がない。
【0023】さらにまた、運転シート19を開ければ必
要な車載工具33が一目瞭然なので、必要な工具を見付
けることが容易である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るスク
ータ型車両の車載工具収納構造によれば、開閉自在の運
転シート下方に物品収納室を備え、この物品収納室の後
方にオイルタンクや燃料タンクなどのタンクを配置する
と共に、これらのタンクの上部をカバー部材で覆い、こ
のカバー部材の上面に上記タンクの給油口を配置したス
クータ型車両において、上記給油口の周辺の上記カバー
部材上面に車載工具を配置したため、車体に工具収納用
の専用スペースを設けずに、デッドスペースを有効に利
用でき、車載工具収納用の工具袋を別途用意する必要も
なく、運転シートを開けるだけで必要な工具を見付ける
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクータ型車両の車載工具収納構
造の一実施形態を示すスクータ型車両の左側面図。
【図2】車両の後上部の拡大図。
【図3】物品収納室と一体化されたエプロンカバーの斜
視図。
【図4】オイルタンクの給油口付近のエプロンカバー上
面の斜視図。
【符号の説明】
1 スクータ型車両 19 運転シート 18 物品収納室 20 オイルタンク 21 燃料タンク 22 エプロンカバー(カバー部材) 23 オイルタンクの給油口 24 燃料タンクの給油口 33 車載工具 2 車体フレーム 4 リヤフレーム 29 運転シート下面の底板 31 エプロンカバー上面と運転シート下面の底板の間
のデッドスペース 32 車載工具保持用係止部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉自在の運転シート下方に物品収納室
    を備え、この物品収納室の後方にオイルタンクや燃料タ
    ンクなどのタンクを配置すると共に、これらのタンクの
    上部をカバー部材で覆い、このカバー部材の上面に上記
    タンクの給油口を配置したスクータ型車両において、上
    記給油口23,24の周辺の上記カバー部材22上面に
    車載工具33を配置したことを特徴とするスクータ型車
    両の車載工具収納構造。
JP7317980A 1995-12-06 1995-12-06 スクータ型車両の車載工具収納構造 Pending JPH09156559A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7317980A JPH09156559A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 スクータ型車両の車載工具収納構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7317980A JPH09156559A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 スクータ型車両の車載工具収納構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09156559A true JPH09156559A (ja) 1997-06-17

Family

ID=18094148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7317980A Pending JPH09156559A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 スクータ型車両の車載工具収納構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09156559A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105365944A (zh) * 2014-08-06 2016-03-02 铃木株式会社 摩托车的收容箱加固结构
WO2022185701A1 (ja) * 2021-03-04 2022-09-09 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

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