JPH07112686A - 車両用フューエルリッド - Google Patents

車両用フューエルリッド

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Publication number
JPH07112686A
JPH07112686A JP26117093A JP26117093A JPH07112686A JP H07112686 A JPH07112686 A JP H07112686A JP 26117093 A JP26117093 A JP 26117093A JP 26117093 A JP26117093 A JP 26117093A JP H07112686 A JPH07112686 A JP H07112686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
fuel lid
vehicle
body cover
lid
Prior art date
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Pending
Application number
JP26117093A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Suzuki
孝行 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP26117093A priority Critical patent/JPH07112686A/ja
Publication of JPH07112686A publication Critical patent/JPH07112686A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】給油作業性の向上を図った車両用フューエルリ
ッドを提供するにある。 【構成】車体の後上方へ傾斜する車体カバー16内に燃
料タンク20を備え、上記車体カバー16上に上記燃料
タンク20の燃料給油口21へ通じる開口部22と、こ
の開口部22を塞ぐフューエルリッド23とを備えた車
両1において、上記フューエルリッド23を開閉自在に
枢支する手段24を上記フューエルリッド23の前側に
配置したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用フューエルリッド
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばスクータなどの車両は、燃料を収
容するタンクが必要であるため、車体フレーム後部を覆
う車体カバー内に燃料タンクを設けている。
【0003】従来、開閉自在の運転シート下方に燃料タ
ンクおよび燃料給油口を設けたものがあったが、給油の
際にはその都度ライダが降車して運転シートを解放させ
て行う必要があって不便であった。また、運転シート下
方にヘルメット等を収納する物品収納室を形成した場合
には、給油の際飛散する燃料が物品収納室内の収納物に
かかる虞があった。
【0004】そこで、近年、車体カバー上に開口部を設
け、この開口部内に燃料給油口を臨ませて配置するよう
になった。
【0005】燃料給油口の配置例として、例えば図4
(a)に示すように、ステップフロアF下部に燃料タン
クTを配置し、運転シートS前方下部の車体カバーC上
に開口部Kを設けてこの開口部K内に燃料給油口Nを配
置し、開口部KをフューエルリッドLで塞いだものがあ
る(特開平4−362483号公報参照)。
【0006】また、図4(b)に示すように、運転シー
トS後方の車体カバーC内に燃料タンクTを配置し、こ
の燃料タンクT直上の車体カバーC上に開口部Kを設
け、この開口部K内に燃料給油口Nを配置し、開口部K
を車両の後ろ方向に開閉するフューエルリッドLで塞い
だものもある(特開平2−231287号公報参照)。
【0007】さらに、図5(a)に示すように、運転シ
ートS後方の車体カバーC内に燃料タンクTを配置し、
この燃料タンクT側部の車体カバーC上に開口部Kを設
け、この開口部K内に燃料給油口Nを配置し、開口部K
をフューエルリッドLで塞いだものもある(特開平4−
166486号公報参照)。
【0008】さらにまた、図5(b)に示すように、運
転シートS後方の車体カバーC内に燃料タンクTを配置
し、この燃料タンクT直上の車体カバーC上に燃料給油
口Nを突出させ、この燃料給油口Nをロック付きキャッ
プRCで塞いだものもある(特開平4−331683号
公報参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステッ
プフロア近辺に燃料給油口を配置した場合、ライダが乗
車したままでは給油しづらく、また、ステップフロア上
に燃料がこぼれた場合ステップフロアが滑りやすくなり
好ましくない。
【0010】また、運転シート後方に燃料給油口を配置
し、車両の後ろ方向に開閉するフューエルリッドを設け
た場合、車両の車体後方から燃料給油ノズルを挿入する
のが困難であるため、やはりライダが降車する必要があ
る。
【0011】さらに、車体の後上方へ傾斜する車体カバ
ーを備えたスクータ型車両に車両の後ろ方向に開閉する
フューエルリッドを設けると、フューエルリッドの回動
角を90°以上にしなければフューエルリッドが開位置
における角度が水平面に対して90°以上にならず、フ
ューエルリッドを常に手で押さえていななければフュー
エルリッドが自然に閉じてしまう。
【0012】さらにまた、運転シート側方に燃料給油口
を配置した場合、燃料給油口と燃料タンクとを接続する
接続管の配置上、燃料タンクの容量を確保し難い。
【0013】そして、車体カバー上に燃料給油口を突出
させ、この燃料給油口をロック付きキャップで塞ぐ場
合、外観が好ましくない上に、ロック付きキャップの構
造が複雑になりコストアップに繋がる。
【0014】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、給油作業性の向上を図った車両用フューエルリ
ッドを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両用フュ
ーエルリッドは、上述した課題を解決するために、請求
項1に記載したように、車体の後上方へ傾斜する車体カ
バー内に燃料タンクを備え、上記車体カバー上に上記燃
料タンクの燃料給油口へ通じる開口部と、この開口部を
塞ぐフューエルリッドとを備えた車両において、上記フ
ューエルリッドを開閉自在に枢支する手段を上記フュー
エルリッドの前側に配置したものである。
【0016】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、車体の
後上方へ傾斜する車体カバー内に燃料タンクを備え、上
記車体カバー上に上記燃料タンクの燃料給油口へ通じる
開口部と、この開口部を塞ぐフューエルリッドとを備え
た車両において、上記フューエルリッドを開閉自在に枢
支する手段を上記フューエルリッドの前側に配置したた
め、開位置におけるフューエルリッドを常に手で押さえ
る必要がなく、車両の車体後方から燃料給油ノズルが挿
入可能となり、給油作業性の向上が図れる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0018】図1は、この発明を適用したスクータ型車
両の左側面図である。
【0019】図1において、このスクータ型車両1は車
体フレーム2を有し、この車体フレーム2はダウンチュ
ーブ3と、このダウンチューブ3に後端側から後上方に
延びる左右一対のリヤフレーム4とから構成される。リ
ヤフレーム4はその中間付近で折曲され、一旦立ち上が
った後、後上方に延びている。ダウンチューブ3の前方
にはヘッドパイプ5が設けられ、このヘッドパイプ5に
は前輪6を回動自在に支持するフロントフォーク7やハ
ンドルバー8等が設けられ、ハンドルバー8により前輪
6が左右に回動自在に操舵される。
【0020】車体フレーム2の中央下部には車幅方向に
延びるピボット軸9が架設され、このピボット軸9にリ
ンク10を介してパワーユニット11がスイング自在に
設けられる。このパワーユニット11は図示しないエン
ジンと、このエンジンの一側から後方に延びる伝導ケー
ス12とを一体あるいは一体的に備え、この伝導ケース
12の後端に駆動輪である後輪13が保持される。伝導
ケース12はスイングアームを兼ねており、リヤサスペ
ンション14によりリヤフレーム4に弾性的に支持され
る。
【0021】リヤフレーム4の周囲には、車体カバー1
5の一部を構成する左右一体あるいは別体に形成された
アッパーフレームカバー16がリヤフレーム4の上部を
囲むように設けられており、このアッパーフレームカバ
ー16下部にはロアサイドカバー17が例えば左右に分
割されて設けられる。
【0022】このアッパーフレームカバー16とロアサ
イドカバー17との接合部後端にはリヤコンビネーショ
ンランプ18が設けられており、アッパーフレームカバ
ー16上部には開閉式の運転シート19が設けられる。
【0023】アッパーフレームカバー16の運転シート
19後方部は、スクータ型車両1の車体後上方へ傾斜し
て形成される。また、運転シート19後方部のアッパー
フレームカバー16内には燃料タンク20がリヤフレー
ム4に左右を挟まれるように保持されて設けられ、この
燃料タンク20の上部には燃料給油口21が設けられ
る。
【0024】燃料給油口21直上に位置するアッパーフ
レームカバー16の部分には開口部22が形成され、こ
の開口部22はフューエルリッド23により塞がれる。
【0025】図2は、アッパーフレームカバー16の開
口部22付近を拡大した側面図であり、図3は、その平
面図である。
【0026】図2および図3において、フューエルリッ
ド23の前部裏側にはこのフューエルリッド23を開閉
自在に枢支する手段であるヒンジ部24が設けられる。
ヒンジ部24の回動軸25はアッパーフレームカバー1
6裏側に形成されたフランジ26に軸支され、フューエ
ルリッド23を前方向に回動自在とする。
【0027】フューエルリッド23の回動角θはほぼ9
0°とし、また、フューエルリッド23が開位置におけ
る角度δは水平面に対して90°以上になるように設定
される。
【0028】次に、本実施例の作用について説明する。
【0029】本発明においては、フューエルリッド23
の前部にヒンジ部24を設け、フューエルリッド23を
前方向に開閉可能としたため、スクータ型車両1の車体
後方から燃料給油ノズルが挿入可能となり、給油作業性
が向上する。また、開位置におけるフューエルリッド2
3を常に手で押さえている必要がない。
【0030】さらに、フューエルリッド23後部にヒン
ジ部24を設けた場合に比べてフューエルリッド23の
回動角θを小さくする事が可能となる。フューエルリッ
ド23の回動角θを小さくする事によりヒンジ部24付
近のスペースに余裕が持てる。
【0031】そして、フューエルリッド23を前方向に
開閉可能としたため、例えばフューエルリッド23が開
状態でフューエルリッド23に前方向に外力が加わった
場合、フューエルリッド23が運転シート19後端部に
接触して係止するため、フューエルリッド23の破損の
可能性および破損の程度が小さくなる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
用フューエルリッドによれば、車体の後上方へ傾斜する
車体カバー内に燃料タンクを備え、上記車体カバー上に
上記燃料タンクの燃料給油口へ通じる開口部と、この開
口部を塞ぐフューエルリッドとを備えた車両において、
上記フューエルリッドを開閉自在に枢支する手段を上記
フューエルリッドの前側に配置したため、開位置におけ
るフューエルリッドを常に手で押さえる必要がなく、車
両の車体後方から燃料給油ノズルが挿入可能となり、給
油作業性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用フューエルリッドの一実施
例を示すスクータ型車両の左側面図。
【図2】アッパーフレームカバーの開口部付近を拡大し
た側面図。
【図3】アッパーフレームカバーの開口部付近を拡大し
た平面図。
【図4】(a)および(b)は、従来の燃料給油口の配
置例を示す図。
【図5】(a)および(b)は、従来の燃料給油口の配
置例を示す図。
【符号の説明】
1 スクータ型車両 2 車体フレーム 11 パワーユニット 16 アッパーフレームカバー 19 運転シート 20 燃料タンク 21 燃料給油口 22 開口部 23 フューエルリッド 24 ヒンジ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の後上方へ傾斜する車体カバー内に
    燃料タンクを備え、上記車体カバー上に上記燃料タンク
    の燃料給油口へ通じる開口部と、この開口部を塞ぐフュ
    ーエルリッドとを備えた車両において、上記フューエル
    リッドを開閉自在に枢支する手段を上記フューエルリッ
    ドの前側に配置したことを特徴とする車両用フューエル
    リッド。
JP26117093A 1993-10-19 1993-10-19 車両用フューエルリッド Pending JPH07112686A (ja)

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JP26117093A JPH07112686A (ja) 1993-10-19 1993-10-19 車両用フューエルリッド

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JP26117093A JPH07112686A (ja) 1993-10-19 1993-10-19 車両用フューエルリッド

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JPH07112686A true JPH07112686A (ja) 1995-05-02

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ID=17358101

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015174566A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 株式会社Fts 給油口蓋の開閉構造
JP2015199421A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 株式会社Fts 給油口蓋の多軸リンク機構
JP2015205654A (ja) * 2014-04-23 2015-11-19 株式会社Fts タンクキャップの保持構造
JP2020158112A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
JP2021054239A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
CN115195920A (zh) * 2021-03-25 2022-10-18 Tvs电机股份有限公司 用于鞍乘型车辆的燃料箱组件

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