JPH09155783A - 昇降装置及び昇降装置を備えたロボット - Google Patents

昇降装置及び昇降装置を備えたロボット

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JPH09155783A
JPH09155783A JP31815895A JP31815895A JPH09155783A JP H09155783 A JPH09155783 A JP H09155783A JP 31815895 A JP31815895 A JP 31815895A JP 31815895 A JP31815895 A JP 31815895A JP H09155783 A JPH09155783 A JP H09155783A
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JP
Japan
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lifting
winding
elevating
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Application number
JP31815895A
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English (en)
Inventor
Akihiro Ando
昭宏 安藤
Motoi Okada
基 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】重量物を載置した場合でも、昇降台を精度良く
位置決めすることができるとともに、安定した昇降動を
行うことができる昇降装置及び昇降装置を備えたロボッ
トを提供する。 【解決手段】2本の支柱31と、支柱31のガイドレー
ル35に沿って上下動自在な昇降台32と、支柱31の
一方に設けられた駆動装置33と、追従手段4とを備
え、追従手段4は、一端を昇降台32の一側部に止着4
1aした巻掛体41を下方に導き、一方の支柱31の下
部に軸支した第1巻掛車42に巻掛けた後、他方の支柱
31の下部に軸支した第2巻掛車43に巻掛け、さらに
他方の支柱31を上方に導き、上部に軸支した第3巻掛
車44に巻掛けて下方に折り返し、その他端を昇降台3
2の他側部に止着41bされている。また、上述のよう
に構成された昇降装置3が旋回自在な旋回台2上に載置
され、昇降台32上には水平方向に移動自在なワーク移
載台51、52が搭載されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降台の昇降装置
及びこの昇降装置を備えたロボットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、2本の支柱が所定間隔を隔てて平
行に立設され、該2本の支柱間に架設された昇降台が、
一方の支柱に設けた駆動装置により当該2本の支柱に配
設されたガイドレールに沿って昇降自在に設けられてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、片側の支柱側でのみ昇降台の昇降駆動を行
うものでは、片側支持になるため、他側部をガイドレー
ルで案内しても昇降台に重量物を乗せて昇降させる場合
には、昇降台に揺れが生じて停止位置が定まり難く、精
度の要求されるロボットには不向きであった。
【0004】また、両方の支柱に駆動装置を設け昇降台
の両側部を駆動させることもできるが、駆動装置を両方
に設けるとともに、これら駆動装置を同調させる機構が
必要になり装置全体が複雑になり大型化するという問題
があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
昇降装置は、所定間隔を隔てて平行に立設された2本の
支柱と、該支柱にそれぞれ設けられたガイドレールに沿
って上下動自在な昇降台と、上記支柱の何れか一方に設
けられ上記昇降台の一側部を上下動させる駆動装置と、
この駆動装置による昇降台の一側部の上下動に伴い当該
昇降台の他端部を追従させて上下動させる追従手段とを
備え、前記追従手段は、巻掛体が前記昇降台の両側部間
に亘って張設されたもので、該巻掛体は、一端が前記昇
降台の一側部に止着して下方に導かれ、上記一方の支柱
の下部に軸支した第1巻掛車に巻掛けた後、上記他方の
支柱の下部に軸支した第2巻掛車に巻掛け、さらに該他
方の支柱を上方に導かれ、この上部に軸支した第3巻掛
車に巻掛けて下方に折り返し、その他端が上記昇降台の
他側部に止着されてなるものである。
【0006】本発明の請求項2記載の昇降装置を備えた
ロボットは、請求項1記載の昇降装置が旋回自在な旋回
台上に載置されるとともに、該昇降装置の昇降台上には
水平方向に移動自在なワーク移載台が搭載されたもので
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0008】図1は、本発明の昇降装置を備えたロボッ
トの構成を示す正面図である。
【0009】図1において、1は、基台で、該基台上に
は水平旋回自在な旋回台2が搭載されている。
【0010】旋回台2上には昇降装置3が設けられてい
る。
【0011】昇降装置3は、前記旋回台2に固設された
左右一対の支柱31、31と、該支柱31、31間に昇
降自在に架設された昇降台32と、該昇降台32を昇降
駆動する駆動装置33とで構成されている。
【0012】前記支柱31、31は、所定の間隔を隔て
て平行に立設されており、これら支柱31、31にガイ
ドレール35がこの支柱31に沿ってそれぞれ配設され
ている。
【0013】これらガイドレール35には、昇降台32
の両側部に設けられたガイド部材36が摺動自在に嵌入
され、昇降台32がガイドレール35に案内されながら
昇降するように構成されている。
【0014】前記駆動装置33は、前記一方の支柱31
に前記ガイドレール35と平行に配設されたボールネジ
331と、該ボールネジ331を正逆方向に回転駆動さ
せる昇降用モータ332と、前記昇降台32の一側部に
形成され、上記ボールネジ331が螺入された雌ネジ部
333とで構成されている。
【0015】前記ボールネジ331は、その上端と下端
部とが前記一方の支柱31に軸支さされ、この下端が前
記昇降用モータ332の出力軸に例えばプーリ334、
タイミングベルト335からなる適宜な伝達手段を介し
て連係されている。
【0016】よって、昇降台32は、昇降用モータ33
2によるボールネジ331の正逆方向への回転駆動によ
り雌ネジ部333が形成された一側部を昇降させること
で、ガイドレール35に案内されながら全体が昇降動す
る。
【0017】また、前記昇降台32には、該昇降台32
の昇降を円滑に行うための追従手段4が設けられてい
る。
【0018】追従手段4は、巻掛体41が前記昇降台3
2の両側部間に亘って張設されたもので、該巻掛体41
は、一端を前記昇降台32の一側部に止着41aした巻
掛体41を下方に導き、上記一方の支柱31の下部に軸
支した第1巻掛車42に巻掛けた後、上記他方の支柱3
1の下部に軸支した第2巻掛車43に巻掛け、さらに該
他方の支柱31を上方に導き、この上部に軸支した第3
巻掛車44に巻掛けて下方に折り返し、その他端を上記
昇降台32の他側部に止着41bしている。
【0019】前記巻掛体41は、ベルト、ワイヤ、チェ
ーンなどの線状部材が用いられ、各巻掛車42〜44
は、プーリ、スプロケットなどが用いられる。
【0020】このように構成された追従手段4は、昇降
台32の一側部を前記駆動装置33によって昇降動させ
ると上述のように張設された巻掛体41の作用によりそ
の昇降動作に見合う分だけ他側部が同様に昇降動するこ
とになり、片側支持の昇降台32を円滑にしかも重量物
を載置しても精度よく昇降動させることができる。
【0021】前記昇降台32上には、ワーク移載台5
1、52が上下に配置されている。ワーク移載台51、
52は、昇降台32上に配設された左右の移動体53、
54によってそれぞれが別個に昇降台32から前方へ水
平移動自在に構成されている。
【0022】次に、このように構成された昇降装置を備
えたロボットの動作について説明する。
【0023】ここでは、このロボットによって図2及び
図3に示すような半導体ウエハなどの基板を処理する場
合の動作について説明する。
【0024】図2及び図3に示す符号Mは、ワークAを
上下に所定間隔隔てて複数枚収納するマガジンで、各ワ
ークAは、その両側縁がマガジンMの両側壁に突設され
た左右の棚M1によって支持された状態で収納されてい
る。
【0025】そこで、まず、昇降台32をマガジンMと
対峙する位置に旋回配置した後、該昇降台32の正面を
昇降装置33によって昇降させて所望位置に配置し、こ
の状態から何れか一方のワーク移載台51(52)を前
方に移動させて当該ワーク移載台51(52)をマガジ
ンM内に収納された一のワークAの下方に配置する。こ
の後、ワーク移載台51(52)を若干上方に上昇させ
ることで、該ワーク移載台51(52)上にそのワーク
Aを載置し、該ワークAを棚M1から若干浮かせる。
【0026】この状態でワーク移載台51(52)を昇
降台32側に移動させることでワークAをマガジンMか
ら取り出す。このワークAの取り出しは他方のワーク移
載台でも同様に行われる。
【0027】そして、旋回台2によって昇降台32の正
面を処理部Nと対峙する位置に旋回させた後、ワーク移
載台51(52)を前方に移動させてワークAを処理部
Nに配置し、該処理部NでワークAを処理する。この処
理部Nで処理されたワークAは再びマガジンMに収納さ
れる。
【0028】なお、ワーク移載台51(52)に載置し
たワークAをマガジンMに収納する場合には上述した動
作と逆の動作が行われる。
【0029】このようにマガジンMと処理部Nとの間で
2つのワーク移載台51、52を効率よく用いてワーク
Aを出し入れすることで、ワークAを順次処理してい
く。
【0030】この際、昇降台32の昇降は追従手段4に
よって、駆動側となる昇降台32の一側部と従属側にな
る他側部とが同調して昇降動するため、昇降台32を精
度良く位置決めすることができるとともに、安定した昇
降動を行うことができ、ワークAの処理を円滑に行うこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の昇降装置によれば、片側
支持による昇降台を追従手段によって両側部を円滑に昇
降させることができ、重量物を載置した場合でも、昇降
台を精度良く位置決めすることができるとともに、安定
した昇降動を行うことができる。
【0032】請求項2記載の昇降装置を備えたロボット
によれば、昇降装置により所望の昇降位置に精度良く配
置することができるため、ワーク移載台によるワークの
移送を円滑に行うことができ、ワークAを円滑に処理す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】昇降装置を備えたロボットの構成を示す正面図
である。
【図2】ロボットの動作を示す平面図である。
【図3】ロボットの動作を示す側面図である。
【符号の説明】
2 旋回台 3 昇降装置 31 支柱 32 昇降台 33 駆動装置 35 ガイドレール 4 追従手段 41 巻掛体 42 第1巻掛車 43 第2巻掛車 44 第3巻掛車 51、52 ワーク移載台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔を隔てて平行に立設された2本
    の支柱と、該支柱にそれぞれ設けられたガイドレールに
    沿って上下動自在な昇降台と、上記支柱の何れか一方に
    設けられ上記昇降台の一側部を上下動させる駆動装置
    と、この駆動装置による昇降台の一側部の上下動に伴い
    当該昇降台の他端部を追従させて上下動させる追従手段
    とを備え、 前記追従手段は、巻掛体が前記昇降台の両側部間に亘っ
    て張設されたもので、該巻掛体は、一端が前記昇降台の
    一側部に止着して下方に導かれ、上記一方の支柱の下部
    に軸支した第1巻掛車に巻掛けた後、上記他方の支柱の
    下部に軸支した第2巻掛車に巻掛け、さらに該他方の支
    柱を上方に導かれ、この上部に軸支した第3巻掛車に巻
    掛けて下方に折り返し、その他端が上記昇降台の他側部
    に止着されてなることを特徴とする昇降装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の昇降装置が旋回自在な旋
    回台上に載置されるとともに、該昇降装置の昇降台上に
    は水平方向に移動自在なワーク移載台が搭載されたこと
    を特徴とする昇降装置を備えたロボット。
JP31815895A 1995-12-06 1995-12-06 昇降装置及び昇降装置を備えたロボット Pending JPH09155783A (ja)

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JP (1) JPH09155783A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005002804A1 (ja) * 2003-07-04 2005-01-13 Rorze Corporation 搬送装置、薄板状物の搬送方法、及び薄板状物製造システム
JP2007054939A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Mitsubishi Electric Corp 産業用ロボット及びその輸送方法
JP2007130734A (ja) * 2005-11-14 2007-05-31 Yaskawa Electric Corp 上下機構を備えた搬送ロボット
CN105397382A (zh) * 2014-09-09 2016-03-16 株式会社神户制钢所 双支承定位器及其驱动监视方法

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