JP2001019118A - リフター - Google Patents

リフター

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JP2001019118A
JP2001019118A JP11198376A JP19837699A JP2001019118A JP 2001019118 A JP2001019118 A JP 2001019118A JP 11198376 A JP11198376 A JP 11198376A JP 19837699 A JP19837699 A JP 19837699A JP 2001019118 A JP2001019118 A JP 2001019118A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 昇降駆動軸28でスパイラル状のカム26を
回動させて、昇降テーブルのカムフォロワを上下させ
る。前後のスパイラル状のカム間を、バックル40を設
けたチェーン38で連結する。 【効果】 低トルクの1つの駆動源で、昇降テーブルを
4点で支持しながら昇降させることができ、小型低床の
ドーリー台車20が得られる。また各カムの位相合わせ
やチェーンの張力の調整が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は搬送装置等に用いるリフ
ターに関し、特に低トルクの駆動源で昇降台を昇降し得
るようにしたリフターに関する。
【0002】
【従来技術】無人搬送車や有軌道台車等の搬送装置で
は、物品の移載にリフターを用いることが行われてい
る。例えば棚から物品を無人搬送車に移載する場合、無
人搬送車を棚の底部へ進入させ、リフターの昇降台を上
昇させると、棚から無人搬送車へ物品の移載ができる。
逆に無人搬送車から棚へ物品を移載する場合、昇降台を
上昇させた状態で無人搬送車を進入させて、昇降台を下
降して荷下ろしする。リフターは搬送装置に限らず、自
動倉庫や処理装置等に固定の移載装置として設ける場合
もある。ところでリフターでは物品を載置した昇降台を
昇降させるため、一般に駆動源に大きなトルクが要求さ
れる。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、小さなトルクで昇降
テーブルを昇降できるようにして、昇降用の駆動源を小
型化し、これに伴ってリフターを小型化することにある
(請求項1〜3)。請求項2の発明の追加の課題は、ベ
ースの前後に配置したカムの位相合わせと用いるチェー
ンの張力調整とを容易に行えるようにすることにある。
請求項3の発明の追加の課題は、ベースの前後の一方に
昇降駆動軸を、他方に走行駆動軸を設け、かつ走行駆動
軸とカムとを同軸に配置して、コンパクトな走行リフタ
ーを得ることにある。
【0004】
【発明の構成】この発明は、ベースに設けた昇降駆動源
により昇降テーブルを昇降させるようにしたリフターに
おいて、昇降駆動源にスパイラル状のカムを接続してカ
ムを回動させるとともに、昇降テーブルには前記カムに
従動するカムフォロワを設け、該カムフォロワの上下で
昇降テーブルを昇降させるようにしたことを特徴とす
る。
【0005】好ましくは、カムをベースの前後に設け
て、特に好ましくはベースの前後に各一対設けて、前後
のカム間をターンバックルを備えたチェーンで連結す
る。 さらに好ましくは、カムをベースの前後に各一対
設け、前後一方の対のカムを昇降駆動軸を介して昇降駆
動源に接続し、かつ前記チェーンを一対設けて他方の対
の各カムをカム毎に昇降駆動軸と前記チェーンで接続
し、さらに他方の対のカムと同軸に走行駆動軸を設け
て、該走行駆動軸に、軸受けを介して他方の対のカムを
取り付けるとともに、リフターの走行車輪を接続する。
【0006】
【発明の作用と効果】この発明では、スパイラル状のカ
ムの回動でカムフォロワを上下させて、昇降テーブルを
昇降させるので、カムのリードを長くでき低トルクで駆
動できる。このため駆動源のモータや減速機等を小型化
でき、コンパクトなリフターが得られる(請求項1〜
3)。
【0007】請求項2の発明ではさらに、チェーンで前
後のカムを同時に駆動でき、かつターンバックルを用い
てカム間の位相合わせと張力の調整とを容易に行うこと
ができる。請求項3の発明ではさらに、昇降テーブルを
4点以上で昇降させることができ、かつ走行駆動軸と同
軸に前後一方の対のカムを配置できるので、コンパクト
な走行リフターが得られる。
【0008】
【実施例】図1〜図4に実施例とその変形とを示す。実
施例では、リフターをドーリー台車に搭載し、このドー
リー台車をスタッカークレーンに搭載して、自動倉庫の
搬送装置とする。しかしながら実施例のリフターは、ス
タッカークレーンのドーリー台車以外にも無人搬送車や
有軌道台車等の搬送装置にも使用でき、これ以外に半導
体の処理装置や自動倉庫等に固定した移載装置としても
使用できる。
【0009】図1にスタッカークレーン2の構成を示す
と、4は自動倉庫の床面等に施設した走行レールで、
6,6は走行レール4の両側に例えば一対設けたラック
であり、8は例えば断面コの字状の棚側レールである。
10はスタッカークレーン2のマストで、ここでは3本
の支柱12を斜材14で結合したトラスマストを用い、
16はマスト10に沿って昇降する昇降台である。昇降
台16には一対のドーリー台車レール18,18を設
け、リフターを搭載したドーリー台車20がドーリー台
車レール18から棚側レール8側へ進入して、ラック6
との間で物品を移載するように構成する。22は昇降テ
ーブルで、24は走行車輪であり、26はスパイラル状
のカムであり、スパイラル状のカム26に従動するカム
フォロワにより昇降テーブル22が昇降する。そしてカ
ム26はドーリー台車20の前後左右の例えば4カ所に
配置し、そのうち一対のカム間を昇降駆動軸28で連結
し、他方の対のカムは軸受けを介して走行駆動軸50に
取り付ける。棚側レール8の構成を図1の下部に示す
と、断面コの字状のレール8の内部にドーリー台車20
の側端部が入り、走行車輪24で走行する。
【0010】図2,図3にドーリー台車20の構造を示
すと、30は昇降モータで、32はその減速機、34は
チェーンでベルト等でも良く、28は前記の昇降駆動
軸、36は軸受けで、26は前記のスパイラル状のカ
ム、27はカム26と同軸のスプロケットである。この
カム26は例えば270゜程度の往復回動運動を行うよ
うに構成し、回動範囲の始端と終端とをスパイラル状に
接続してカムの径を変え、図3に示すカムフォロワ56
を上下させるように構成してある。38,38は一対の
チェーンで、40はターンバックルで、41はその雄ネ
ジ部であり、チェーン38の張力調整と前後のカム2
6,26間での位相合わせを行うものである。42は軸
受け、44は走行モータ、46はその減速機で、48は
チェーンであり、50は前記の走行駆動軸である。そし
て図2の上方の一対のカム26,26は軸受け42によ
り走行駆動軸50と同軸に取り付けてある。52は走行
車輪を支えるための軸受けで、走行駆動軸50の両端か
らチェーン54を介して例えば各4輪の走行車輪24を
駆動する。
【0011】図3に示すように、各カム26には上下運
動するカムフォロワ56が接触しており、58はカムフ
ォロワ56を昇降テーブル22に取り付けるための取付
部である。また54は、図1の左右方向に沿ってドーリ
ー台車20をガイドするためのガイドローラである。
【0012】実施例の動作を示す。カム26は昇降モー
タ30で駆動されて、例えば270゜程度回動する間
に、カムフォロワ56を図3の実線の位置と鎖線の位置
で上下させる。これに伴って昇降テーブル22が図3の
実線位置と鎖線位置との間を昇降し、リフターとして作
用する。実施例ではカム26の周長に相当するリードを
得ることができるので、小さなトルクでカム26を回動
させることができ、それに伴って昇降モータ30や減速
機32等の小型化を行うことができる。このためドーリ
ー台車20を小型化し、特にドーリー台車20の背を低
くして、ラック6でのデッドスペースを小さくできる。
【0013】昇降テーブル22は前後左右4カ所のカム
26の回動で上下するが、昇降駆動軸28から図2の上
側のカムへの動力の伝達はチェーン38で行い、この張
力の調整と、一対のカム26,26間の位相合わせにタ
ーンバックル40を用いる。即ち図3に示すように、一
対の雄ネジ部41,41を用いて、ターンバックル40
の両側で対称にチェーン38を伸縮させれば、位相を変
えずに張力のみを調整できる。これに対して雄ネジ部4
1,41を用いて、ターンバックル40の両側で逆対称
にチェーン38を調整すれば、位相合わせのみを行うこ
とができる。そしてこれらの2つを組み合わせることに
より、張力調整と位相合わせの双方を容易に行うことが
できる。図3に示すように、実施例では平行掛けあるい
は十字掛けしたチェーン38にほぼ180゜位相を変え
て一対のターンバックル40,40を設けたが、ターン
バックル40は1個でも良い。
【0014】実施例では、一対のチェーン38,38で
前後のカム26,26間の動力伝達を行い、走行駆動軸
50と同軸に軸受け42を配置するので、ほぼ走行駆動
軸50に相当する分だけ、ドーリー台車20の前後方向
の長さを小型化できる。また走行駆動軸50からはチェ
ーン54等を介して各走行車輪24に動力を伝達する。
【0015】実施例ではリードがカム26の1周分弱で
あるものを示したが、リードがより長いカムを用いても
良い。図4にこのような変形例を示す。図4において、
60は新たなスパイラル状のカムで、62はカム溝、5
6は前記のカムフォロワで、64はその取付部で、昇降
テーブル22に設けたキー66に沿って運動し、68,
68は一対のストッパーである。図4の状態は昇降テー
ブル22が最も下降した状態を示し、ここからカム60
を例えば1回転強回転させると、カムフォロワ56は図
4の左側に示したカム溝62の端まで移動し、これに伴
って取付部64はキー66に沿って摺動し、昇降テーブ
ル22は図4の鎖線の位置まで上昇する。
【0016】実施例ではスタッカークレーン2のドーリ
ー台車20へのリフターの適用を示したが、これに限る
ものではない。実施例では、カム26とカムフォロワ5
6との組み合わせでリードの長いカムを用い、これに伴
って低トルクで昇降テーブル22を昇降できるようにし
て、昇降モータ30や減速機32を小型化する。またタ
ーンバックル40を用いて、前後のカムを同じ位相で駆
動し、かつチェーン38の張力を調整する。さらに走行
駆動軸50に軸受け42を介してカム26を取り付ける
ことにより、ドーリ台車20を小型化する。これらの結
果、小型低床のドーリー台車20が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のドーリー台車を用いたスタッカーク
レーンの平面図
【図2】 実施例のドーリー台車の分解状態を示す要部
平面図
【図3】 実施例のドーリー台車の要部側面図
【図4】 変形例のスパイラルカムを示す図
【符号の説明】
2 スタッカークレーン 4 走行レール 6 ラック 8 棚側レール 10 マスト 12 支柱 14 斜材 16 昇降台 18 ドーリー台車レール 20 ドーリー台車 22 昇降テーブル 24 走行車輪 26,60 スパイラル状のカム 27 スプロケット 28 昇降駆動軸 30 昇降モータ 32,46 減速機 34,38 チェーン 36,42,52 軸受け 48,54 チェーン 40 ターンバックル 44 走行モータ 50 走行駆動軸 54 ガイドローラ 56 カムフォロワ 58,64 取付部 66 キー 68 ストッパー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに設けた昇降駆動源により昇降テ
    ーブルを昇降させるようにしたリフターにおいて、前記
    昇降駆動源にスパイラル状のカムを接続して該カムを回
    動させるとともに、前記昇降テーブルには前記カムに従
    動するカムフォロワを設け、該カムフォロワの上下で昇
    降テーブルを昇降させるように構成したことを特徴とす
    るリフター。
  2. 【請求項2】 前記カムをベースの前後に設けて、前後
    のカム間をターンバックルを備えたチェーンで連結した
    ことを特徴とする、請求項1のリフター。
  3. 【請求項3】 前記カムをベースの前後に各一対設け、
    前後一方の対のカムを昇降駆動軸を介して前記昇降駆動
    源に接続し、かつ前記チェーンを一対設けて他方の対の
    各カムをカム毎に昇降駆動軸と前記チェーンで接続し、
    さらに他方の対のカムと同軸に走行駆動軸を設けて、該
    走行駆動軸に、軸受けを介して前記他方の対のカムを取
    り付けるとともに、リフターの走行車輪を接続したこと
    を特徴とする、請求項2のリフター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008097141A1 (en) * 2007-02-09 2008-08-14 Texo Application Ab Vehicle with level-adjusting arrangement
JP2015157683A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 株式会社岡村製作所 搬送台車
JPWO2014199917A1 (ja) * 2013-06-13 2017-02-23 伊東電機株式会社 物品保管・搬送装置、並びに、作物栽培装置
JP2017128446A (ja) * 2016-01-18 2017-07-27 伊東電機株式会社 物品保管装置、及び物品移動装置
CN109095054A (zh) * 2018-09-21 2018-12-28 中电科技(合肥)博微信息发展有限责任公司 一种穿梭车

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