JPH09154667A - 座席用のレッグレスト装置 - Google Patents

座席用のレッグレスト装置

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JPH09154667A
JPH09154667A JP31517895A JP31517895A JPH09154667A JP H09154667 A JPH09154667 A JP H09154667A JP 31517895 A JP31517895 A JP 31517895A JP 31517895 A JP31517895 A JP 31517895A JP H09154667 A JPH09154667 A JP H09154667A
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legrest
link
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rod member
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Tadashi Kanda
廉 神田
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Koito Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使い勝手をよくする。 【解決手段】レッグレスト本体20に、フットレスト本
体30をレッグレスト本体20側に収納された状態の収
納位置と、レッグレスト本体20側から突出した状態の
使用位置とに移動可能に支持したので、例えば、足をフ
ットレスト本体30に掛けて、前方の使用位置に押し出
すことができ、操作が簡単になり、使い勝手をよくする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座席の前端部にレ
ッグレスト本体を垂れ下がった状態の格納姿勢と斜め前
方へ引き上げた状態の展開姿勢とに揺動可能に支持して
成る座席用のレッグレスト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の座席用のレッグレスト装置として
は、例えば、実開平2−132463号公報に開示され
たものがある。すなわち、ロック装置を解除状態にし、
ロッドを突出させると、レッグレストが押し出されて使
用位置に揺動し、次に、レッグレストの上面格納位置に
嵌合していたフットレストを、手などで引き起こして前
方の使用位置に展開するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の座席用のレッグレスト装置では、フットレス
トを使用する際に、フットレストをわざわざ手などで引
き起こす必要があり、操作が煩わしく、使い勝手がよく
ないという問題点があった。本発明は、このような従来
の問題点に着目してなされたもので、レッグレスト本体
に、フットレスト本体をレッグレスト本体側に収納され
た状態の収納位置と、レッグレスト本体側から突出した
状態の使用位置とに移動可能に支持し、例えば、足をフ
ットレスト本体に掛けて、前方の使用位置に押し出すこ
とができ、操作が簡単にして、使い勝手をよくした座席
用のレッグレスト装置を提供することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項に記載され
た事項に存する。 1 座席(10)の前端部にレッグレスト本体(20)
を垂れ下がった状態の格納姿勢と斜め前方へ引き上げた
状態の展開姿勢とに揺動可能に支持して成る座席用のレ
ッグレスト装置において、前記レッグレスト本体(2
0)に、フットレスト本体(30)を前記レッグレスト
本体(20)側に収納された状態の収納位置と、前記レ
ッグレスト本体(20)側から突出した状態の使用位置
とに移動可能に支持したことを特徴とする座席用のレッ
グレスト装置。
【0005】2 前記フットレスト本体(30)にロッ
ド部材(40)の先端部を連結し、前記レッグレスト本
体(20)が格納姿勢から展開姿勢に揺動した際に、前
記ロッド部材(40)が押し引きされ、前記フットレス
ト本体(30)が収納位置から使用位置に移動可能なよ
うに、前記ロッド部材(40)の基端部を前記レッグレ
スト本体(20)の揺動中心から外れた位置に連結した
ことを特徴とする1項記載の座席用のレッグレスト装
置。 3 前記フットレスト本体(30)にリンク機構(5
0)を介してロッド部材(40)の先端部を連結し、前
記レッグレスト本体(20)が格納姿勢から展開姿勢に
揺動した際に、前記ロッド部材(40)が押し引きさ
れ、前記リンク機構(50)を介して前記フットレスト
本体(30)が収納位置から使用位置に移動可能なよう
に、前記ロッド部材(40)の基端部を前記レッグレス
ト本体(20)の揺動中心から外れた位置に連結したこ
とを特徴とする1項記載の座席用のレッグレスト装置。
【0006】4 前記フットレスト本体(30)にリン
ク機構(50)を介してロッド部材(40)の先端部を
連結し、該リンク機構(50)は、前記レッグレスト本
体(20)にその長手方向の中間部が揺動可能に枢支さ
れる第1リンク(51)と、該第1リンク(51)の後
端部にその後端部が回動可能に連結され、その前端部が
前記フットレスト本体(30)に連結される第2リンク
(52)とを有し、前記レッグレスト本体(20)が格
納姿勢から展開姿勢に揺動した際に、前記ロッド部材
(40)が押し引きされ、前記リンク機構(50)を介
して前記フットレスト本体(30)が収納位置から使用
位置に移動可能なように、前記ロッド部材(40)の基
端部を前記レッグレスト本体(20)の揺動中心から外
れた位置に連結したことを特徴とする1項記載の座席用
のレッグレスト装置。 5 前記リンク機構(50)は、前記フットレスト本体
(30)が収納位置から使用位置に移動する際に、最初
はその移動量が比較的に少なく、最後にその移動量が比
較的に多くなるように、第1リンク(51)と第2リン
ク(52)とを構成していることを特徴とする3または
4項記載の座席用のレッグレスト装置。
【0007】6 前記レッグレスト本体(20)を格納
姿勢から展開姿勢に揺動するレッグレスト駆動シリンダ
(60)を座席(10)の下面に沿って配設したことを
特徴とする1、2、3、4または5項記載の座席用のレ
ッグレスト装置。 7 前記ロッド部材(40)はフットレスト駆動シリン
ダであり、該フットレスト駆動シリンダは、そのシリン
ダロッド(42)を出没することで、前記フットレスト
本体(30)を前記使用位置において前後移動調整可能
なものであることを特徴とする2、3、4、5または6
項記載の座席用のレッグレスト装置。
【0008】次に、前記各項に記載された発明の作用に
ついて説明する。レッグレスト本体(20)を垂れ下が
った状態の格納姿勢から斜め前方へ引き上げた状態の展
開姿勢に揺動し、使用状態にする。次に、フットレスト
本体(30)に例えば足を掛けて、フットレスト本体
(30)を前方へ押し出すようにすると、フットレスト
本体(30)が、レッグレスト本体(20)側に収納さ
れた状態の収納位置から、レッグレスト本体(20)側
から突出した状態の使用位置に移動し、簡単な操作で、
フットレスト本体(30)が使用状態になり、使い勝手
を良くすることができる。
【0009】請求項2記載の座席用のレッグレスト装置
では、ロッド部材(40)の基端部を前記レッグレスト
本体(20)の揺動中心から外れた位置に連結すること
により、レッグレスト本体(20)が格納姿勢から展開
姿勢に揺動した際に、ロッド部材(40)が押し引きさ
れ、フットレスト本体(30)が収納位置から使用位置
に移動可能になり、フットレスト本体(30)を特別な
操作で使用位置に移動する必要がなくなり、さらに、操
作が簡単になり、使い勝手を良くすることができる。請
求項3記載の座席用のレッグレスト装置では、フットレ
スト本体(30)にリンク機構(50)を介してロッド
部材(40)の先端部を連結し、ロッド部材(40)の
基端部を前記レッグレスト本体(20)の揺動中心から
外れた位置に連結し、レッグレスト本体(20)が格納
姿勢から展開姿勢に揺動した際に、前記ロッド部材(4
0)が押し引きされ、前記リンク機構(50)を介して
前記フットレスト本体(30)が収納位置から使用位置
に移動可能なようにしたので、簡単な機構で、レッグレ
スト本体(20)にフットレスト本体(30)が連動す
るようになり、連動するための構成が複雑にならない
で、コストを低減することができる。
【0010】請求項4記載の座席用のレッグレスト装置
では、リンク機構(50)が、前記レッグレスト本体
(20)にその長手方向の中間部が揺動可能に枢支され
る第1リンク(51)と、第1リンク(51)の後端部
にその後端部が回動可能に連結され、その前端部が前記
フットレスト本体(30)に連結される第2リンク(5
2)とを有して構成したことにより、簡単な機構で、レ
ッグレスト本体(20)とフットレスト本体(30)と
の連動機構を構成することができる。請求項5記載の座
席用のレッグレスト装置では、前記リンク機構(50)
は、前記フットレスト本体(30)が収納位置から使用
位置に移動する際に、最初はその移動量が比較的に少な
く最後にその移動量が比較的に多くなるように、第1リ
ンク(51)と第2リンク(52)とを構成したので、
レッグレスト本体(20)を格納姿勢から引き上げる際
に、フットレスト本体(30)の先端と座席(10)の
据付面との間にある程度の余裕を残しながら、レッグレ
スト本体(20)を引き上げることができ、座席(1
0)の据付面との干渉を防止するとともに、特に、その
干渉を考慮する必要がないことから、据付面と座席(1
0)との高さ方向の相対位置を特別に変更する必要がな
く、本座席(10)に例えば汎用性をもたせることがで
きる。
【0011】請求項6記載の座席用のレッグレスト装置
では、前記レッグレスト本体(20)を格納姿勢から展
開姿勢に揺動するレッグレスト駆動シリンダ(60)を
座席(10)の下面に沿って配設したので、通常の座席
(10)同様に、座席(10)下方に必要な設備を配す
ることができ、特別な仕様にしないで済み、その点か
ら、製作コストを低減することができる。請求項7記載
の座席用のレッグレスト装置では、前記ロッド部材(4
0)はフットレスト駆動シリンダであり、該フットレス
ト駆動シリンダは、そのシリンダロッド(42)を出没
することで、前記フットレスト本体(30)を前記使用
位置において前後移動調整可能なものであるので、着座
者の体に合わせて、フットレスト本体(30)を調整す
ることができ、極めて使い勝手をよくすることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の一形態を説明する。図1〜図15は本発明の実施の一
形態を示している。図1〜図7に示すように、航空機の
客室内には多数の座席10が列設されている。2つの座
席10が相互に隣接しており、各座席10は、ボトムフ
レーム11にボトムクッション12が支持されて成り、
各ボトムフレーム11は台枠13に支持されている。ボ
トムフレーム11の前端部にはその両端に枢支ブラケッ
ト14がそれぞれ固設され、一対の枢支ブラケット14
には、レッグレスト本体20が垂れ下がった状態の格納
姿勢と斜め前方へ引き上げた状態の展開姿勢とに揺動可
能に支持されている。
【0013】レッグレスト本体20は、レッグフレーム
21の表面を溝状断面形のレッグクッション22および
表皮部材23で被覆してなり、レッグフレーム21の基
端部の両端には、連結ブラケット24が固着され、連結
ブラケット24が枢支ブラケット14に回動可能に連結
ボルトで支持されている。レッグフレーム21の両側枠
25にはスライドレール26がそれぞれ固着され、レッ
グクッション22の溝内壁部にはガイド部材27が固着
され、スライドレール26がガイド部材27に嵌着され
ている。レッグフレーム21の中央に架設した補強部材
28にはガイド部材29が固着されている。ボトムフレ
ーム11の両側部に掛け渡された部材には連結ブラケッ
ト15が固着され、連結ブラケット15には、座席10
の下面に沿うように配したレッグレスト駆動シリンダ6
0が連結されている。レッグレスト駆動シリンダ60は
後方へ出没して、レッグレスト本体20を格納姿勢と展
開姿勢とに揺動可能にする出力ロッド61を有し、出力
ロッド61がロッド長調整可能に、かつ、回動可能に連
結ブラケット15連結されている。レッグレスト駆動シ
リンダ60のシリンダ本体62は、ボトムフレーム11
の前枠部材に形成された凹部17を通って前方へ突出
し、前方へ突出したシリンダ本体62の前端部がレッグ
フレーム21の基端枠に回動可能に連結されている。
【0014】ボトムフレーム11の前枠部材には連結ブ
ラケット16が固着され、連結ブラケット16には、ロ
ッド部材であるフットレスト駆動シリンダ40のシリン
ダ本体42の基端部が回動可能に連結されている。フッ
トレスト駆動シリンダ40は、シリンダ本体42の先端
から出没可能なロッド部材41を有し、ロッド部材41
は、リンク機構50を介して後述のフットフレーム31
に連結されている。回動中心となるシリンダ本体42の
基端部は、レッグレスト本体20の揺動中心である、枢
支ブラケット14の枢支中心から斜め後方へ大きく外れ
た位置に連結されている。それにより、レッグレスト本
体20が格納姿勢から展開姿勢に揺動する際に、レッグ
レスト本体20に対してフットレスト駆動シリンダ40
全体が相対的に後方へ移動するようになり、そのロッド
部材41が後記リンク機構50の第1リンク51を後方
へ引くように構成されている。
【0015】リンク機構50は、略く字形状に折曲さ
れ、その一端部が斜め前方へ延ばされ、その他端部が後
方へ延ばされた第1リンク51と、直線状に前後方向に
延ばされた第2リンク52とを有してなる。第1リンク
51の折曲している部位が、レッグフレーム21の補強
部材28に揺動可能に枢着されている。それにより、第
1リンク51が揺動すると、第2リンク52の前端は、
当初はその移動量が比較的に少なく、最後にはその移動
量が比較的に多くなるように構成されている。
【0016】第1リンク51の前端部には調整用の長孔
53が穿設され、連結ブラケット54が調整用の長孔5
3の長手方向に移動調節可能に支持され、連結ブラケッ
ト54には、ロッド部材41がロッド長調整可能に、か
つ、回動可能に連結されている。図1および図8〜図1
4に示すように、第1リンク51の後端部には、第2リ
ンク52の後端部が相互に回動可能に連結され、第2リ
ンク52の前端部には、フットフレーム31が回動可能
に連結されている。
【0017】フットフレーム31の裏面側にスライドレ
ール32が固着され、スライドレール32がガイド部材
29に前後移動可能に嵌合している。フットフレーム3
1の前縁部にはフットレスト本体30が、フットフレー
ム31の表面側に倒れた倒伏姿勢とフットフレーム31
の表面から起立した起立姿勢とに揺動可能に支持されて
いる。フットフレーム31には、スライド解除ペダル3
5が、フットレスト本体30の揺動中心を同じにして解
除位置と拘束位置とに揺動可能に枢着されている。スラ
イド解除ペダル35には解除ケーブル36の一端部が連
結され、その他端部がフットレスト駆動シリンダ40の
シリンダ本体42の後端部に延ばされている。シリンダ
本体42の後端部にプレート45が連結され、プレート
45には解除レバー46が揺動可能に支持されている。
解除ケーブル36はアウタケーブル37とインナーワイ
ヤ38とから成り、アウタケーブル37がプレート45
に連結され、インナーワイヤ38が解除レバー46の揺
動端部に連結されている。インナーワイヤ38は、スラ
イド解除ペダル35が踏まれることで引き込まれ、解除
レバー46が引き込まれて、シリンダ本体42から突設
された解除ボタン47を押し込み、ロッド部材41を出
没不能なロック状態から出没可能なロック解除状態にす
るものである。
【0018】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。図示省略した操作ボタンを操作して、レッグレスト
駆動シリンダ60をロック解除状態にすると、出力ロッ
ド61が付勢力により後方へ突出し、レッグレスト本体
20が、枢支ブラケット14の枢支軸を中心にして、図
3において実線で示す垂れ下がった状態の格納姿勢から
同じく図3において想像線で示す斜め前方へ引き上げた
状態の展開姿勢に揺動し、使用状態になる。このとき、
フットレスト駆動シリンダ40のロッド部材41がレッ
グフレーム21側の連結ブラケット54に連結されてい
るから、フットレスト駆動シリンダ40が回動する。こ
の回動中心となるシリンダ本体42の基端部は、レッグ
レスト本体20の揺動中心である、枢支ブラケット14
の枢支軸から斜め後方へ大きく外れた位置に連結されて
いるので、レッグレスト本体20が格納姿勢から展開姿
勢に揺動する際に、レッグレスト本体20に対してフッ
トレスト駆動シリンダ40全体が相対的に後方へ移動す
るようになり、その結果、ロッド部材41がリンク機構
50の第1リンク51の一端部を後方へ引くようにな
る。
【0019】第1リンク51の一端部が後方へ引かれる
と、第1リンク51の他端部が第2リンク52を前方へ
押し込み、それにより、フットフレーム31が前方へ移
動するようになり、フットレスト本体30が収納位置か
ら使用位置に突出する。
【0020】それにより、フットレスト本体30を特別
な操作で使用位置に移動する必要がなくなり、操作が簡
単になる。図14に示すように、レッグレスト本体20
が格納姿勢から展開姿勢に揺動し、それに連動して、フ
ットレスト本体30が収納位置から使用位置に移動する
際に、第1リンク51の他端部は、最初は第2リンク5
2を大きく押し込まず、最後に第2リンク52を大きく
押し込むようになるので、最初はフットレスト本体30
の移動量が少なく最後にその移動量が多くなるようにな
り、フットレスト本体30の先端と座席10の据付面と
の間にある程度の余裕を残しながら、レッグレスト本体
20が引き上げる。それにより、座席10の据付面との
干渉を防止することができる。
【0021】また、レッグレスト本体20が格納姿勢か
ら展開姿勢に揺動した際に、レッグレスト駆動シリンダ
60は、大きく揺動しないで、座席10の下面にほぼ沿
った状態を維持するので、座席10下方に配された必要
な設備に干渉することがない。次に、例えば、図15に
示すように、スライド解除ペダル35に足を掛けて踏む
と、インナーワイヤ38が、スライド解除ペダル35が
踏まれることで引き込まれ、解除レバー46が引き込ま
れて、シリンダ本体42から突設された解除ボタン47
を押し込み、ロッド部材41が出没不能なロック状態か
ら出没可能なロック解除状態になる。次に、フットレス
ト本体30を前方へ押し出すようにすると、図9に示す
ように、フットレスト本体30が、当初に突出した状態
の使用位置において、さらに前後へ移動し、簡単な操作
で、着座者の体に応じてフットレスト本体30を使用位
置を調整することができ、使い勝手が極めて良くなる。
【0022】レッグレスト本体20を格納姿勢に揺動す
る際には、その操作ボタンとフットレスト本体30の操
作ボタンがリンクされているので、フットレスト本体3
0が自動的に収納位置に没入すると共に、レッグレスト
本体20も脚部の荷重により揺動することができる。な
お、前記実施の形態においては、ボトムフレーム11
に、レッグレスト本体20を枢支するための枢支ブラケ
ット14を固着したものを示したが、図16に示すよう
に、台枠13側に枢支ブラケット14aを固着してもよ
い。
【0023】また、フットフレーム31にフットレスト
本体30を倒伏姿勢と起立姿勢とに揺動可能に支持した
ものを示したが、これに限らず、フットレスト本体30
を常に足掛け可能な起立姿勢に保ち、レッグレスト本体
20側から出没するようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明にかかる座席用のレッグレスト装
置によれば、レッグレスト本体に、フットレスト本体を
レッグレスト本体側に収納された状態の収納位置と、レ
ッグレスト本体側から突出した状態の使用位置とに移動
可能に支持したので、例えば、足をフットレスト本体に
掛けて、前方の使用位置に押し出すことができ、操作が
簡単になり、使い勝手をよくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す座席用のレッグレ
スト装置の分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の一形態を示す座席の説明図であ
る。
【図3】本発明の実施の一形態を示す座席ののレッグレ
スト装置の部分側面図である。
【図4】本発明の実施の一形態を示す座席用のレッグレ
スト装置の部分側面図である。
【図5】本発明の実施の一形態を示すボトムフレームの
部分平面図である。
【図6】本発明の実施の一形態を示すボトムフレームの
部分側面図である。
【図7】本発明の実施の一形態を示すボトムフレームの
部分正面図である。
【図8】本発明の実施の一形態を示すレッグレスト本体
等の正面図である。
【図9】本発明の実施の一形態を示すレッグレスト本体
等の正面図である。
【図10】本発明の実施の一形態を示すレッグレスト本
体等の側面図である。
【図11】本発明の実施の一形態を示すレッグレスト本
体等の側面図である。
【図12】図10のXII 矢視図である。
【図13】本発明の実施の一形態を示す駆動シリンダの
ロック解除機構の斜視図である。
【図14】本発明の実施の一形態を示す座席用のレッグ
レスト装置の作用説明図である。
【図15】本発明の実施の一形態を示す座席用のレッグ
レスト装置の部分側面図である。
【図16】本発明の実施の他の形態を示す座席用のレッ
グレスト装置の部分側面図である。
【符号の説明】
10…座席 11…ボトムフレーム 12…ボトムクッション 13…台枠 14…枢支ブラケット 15…連結ブラケット 16…連結ブラケット 20……レッグレスト本体 21…レッグフレーム 22…レッグクッション 24…連結ブラケット 26…スライドレール 27…ガイド部材 28…補強部材 29…ガイド部材 30…フットレスト本体 31…フットフレーム 32…スライドレール 35…スライド解除ペダル 36…解除ケーブル 37…アウタケーブル 38…インナーワイヤ 40…フットレスト駆動シリンダ 41…ロッド部材 45…プレート 46…解除レバー 50…リンク機構 51…第1リンク 52…第2リンク 53…調整用の長孔 54…連結ブラケット 60…レッグレスト駆動シリンダ 61…出力ロッド 62…シリンダ本体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座席の前端部にレッグレスト本体を垂れ下
    がった状態の格納姿勢と斜め前方へ引き上げた状態の展
    開姿勢とに揺動可能に支持して成る座席用のレッグレス
    ト装置において、 前記レッグレスト本体に、フットレスト本体を前記レッ
    グレスト本体側に収納された状態の収納位置と、前記レ
    ッグレスト本体側から突出した状態の使用位置とに移動
    可能に支持したことを特徴とする座席用のレッグレスト
    装置。
  2. 【請求項2】前記フットレスト本体にロッド部材の先端
    部を連結し、 前記レッグレスト本体が格納姿勢から展開姿勢に揺動し
    た際に、前記ロッド部材が押し引きされ、前記フットレ
    スト本体が収納位置から使用位置に移動可能なように、
    前記ロッド部材の基端部を前記レッグレスト本体の揺動
    中心から外れた位置に連結したことを特徴とする請求項
    1記載の座席用のレッグレスト装置。
  3. 【請求項3】前記フットレスト本体にリンク機構を介し
    てロッド部材の先端部を連結し、 前記レッグレスト本体が格納姿勢から展開姿勢に揺動し
    た際に、前記ロッド部材が押し引きされ、前記リンク機
    構を介して前記フットレスト本体が収納位置から使用位
    置に移動可能なように、前記ロッド部材の基端部を前記
    レッグレスト本体の揺動中心から外れた位置に連結した
    ことを特徴とする請求項1記載の座席用のレッグレスト
    装置。
  4. 【請求項4】前記フットレスト本体にリンク機構を介し
    てロッド部材の先端部を連結し、 該リンク機構は、前記レッグレスト本体にその長手方向
    の中間部が揺動可能に枢支される第1リンクと、該第1
    リンクの後端部にその後端部が回動可能に連結され、そ
    の前端部が前記フットレスト本体に連結される第2リン
    クとを有し、 前記レッグレスト本体が格納姿勢から展開姿勢に揺動し
    た際に、前記ロッド部材が押し引きされ、前記リンク機
    構を介して前記フットレスト本体が収納位置から使用位
    置に移動可能なように、前記ロッド部材の基端部を前記
    レッグレスト本体の揺動中心から外れた位置に連結した
    ことを特徴とする請求項1記載の座席用のレッグレスト
    装置。
  5. 【請求項5】前記リンク機構は、前記フットレスト本体
    が収納位置から使用位置に移動する際に、最初はその移
    動量が比較的に少なく、最後にその移動量が比較的に多
    くなるように、第1リンクと第2リンクとを構成してい
    ることを特徴とする請求項3または4記載の座席用のレ
    ッグレスト装置。
  6. 【請求項6】前記レッグレスト本体を格納姿勢から展開
    姿勢に揺動するレッグレスト駆動シリンダを座席の下面
    に沿って配設したことを特徴とする請求項1、2、3、
    4または5記載の座席用のレッグレスト装置。
  7. 【請求項7】前記ロッド部材はフットレスト駆動シリン
    ダであり、該フットレスト駆動シリンダは、そのシリン
    ダロッドを出没することで、前記フットレストを前記使
    用位置において前後移動調整可能なものであることを特
    徴とする請求項2、3、4、5または6記載の座席用の
    レッグレスト装置。
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