JPS641124B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS641124B2
JPS641124B2 JP17639885A JP17639885A JPS641124B2 JP S641124 B2 JPS641124 B2 JP S641124B2 JP 17639885 A JP17639885 A JP 17639885A JP 17639885 A JP17639885 A JP 17639885A JP S641124 B2 JPS641124 B2 JP S641124B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
footrest
seat
chair
connecting member
connecting rod
Prior art date
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Expired
Application number
JP17639885A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6234513A (ja
Inventor
Katsutoshi Takagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marubishi Kogyo KK
Original Assignee
Marubishi Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Marubishi Kogyo KK filed Critical Marubishi Kogyo KK
Priority to JP17639885A priority Critical patent/JPS6234513A/ja
Publication of JPS6234513A publication Critical patent/JPS6234513A/ja
Publication of JPS641124B2 publication Critical patent/JPS641124B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本発明は、必要に応じてフツトレストが座席の
前方へ該座席と連続状に配設され、又不必要時に
は座席下で完全に収納することが可能なフツトレ
スト付き椅子に関する。
ロ 従来技術 くつろぎ状態で椅子に腰かける場合は、少々行
儀が悪いといわれようとも、足を床に付けて座る
よりは座席と同等の高さに上げて伸ばした方が楽
である。そこで従来より例えば実公昭57−25877
号公報に記載の如く、バスの座席において、前席
の後方下部に引き下げ操作で足置き位置へセツテ
イングできるフツトレストを設けたものや、実開
昭59−150638号公報に記載の如く、座席の下部へ
収容されているフツトレストを、座席の前方へ引
き出してその座席と連続状に配設可能としたも
の、或は実開昭59−179732号公報に記載の如く、
座席の下部へ座席と平行にスライドさせ、座席の
前方へ突出したら反転させるフツトレストを備え
たものが存在する。
ハ 考案が解決しようとする課題 従来のフツトレスト付き椅子において、第1番
目のものはバスの座席においてのみフツトレスト
ととして使用でき、一般の椅子単体ではフツトレ
ストとして機能しない。第2番目のものは、フツ
トレストのセツテイング作業が煩雑で、収納時の
美感も悪い。又第3番目のものは、フツトレスト
をスライド操作にて座席の前方へ突出した状態で
支持させるため、フツトレストを大きくすること
ができず、小型でいかにも付属品であるといつた
感じが強かつた。更にいずれのものも足安めの効
果が乏しくリラツクスできないばかりか、座席下
の空間がフツトレストの収納部として有効に利用
されていないので、フツトレストを収納した際椅
子全体のイメージが悪かつた。
ニ 課題を解決するための手段 そこで本発明は、座席下の空間をフツトレスト
の収納部として有効に利用し、フツトレスト自体
の大きさを充分確保する一方、引き出し操作のみ
で簡単にセツテイングでき、使用時には充分な足
休め効果と意匠的な機能美を有するフツトレスト
付き椅子を提供するもので、その構成は、座席の
裏面に前後方向へスライドレールを配設して該ス
ライドレールに長手方向へ摺動可能な摺動体を組
み合わせ、該摺動体に連結部材の一端を枢支し、
その連結部材の他端を、前方下部に支持脚を固着
したまま座席下の空間部に収納可能なフツトレス
トの後端部へ枢支することにより、前記フツトレ
ストが座席下とその座席前方との間を移動し、座
席の前方へ引き出した状態においては、連結部材
の両端枢支部が回動してフツトレストの後端部が
座席高さまで持ち上がり可能に形成し、更に前記
フツトレストを、座席の前方へ連続状且つ前下が
り姿勢に固定する固定機構を設けたことにある。
ホ 作用 フツトレストを収容した状態において、フツト
レストは座席下の空間を有効に利用してバランス
良く収容され、そのフツトレストは、前方へ引き
出すだけで、先ず前方へ摺動し、続いて連結部材
の回動により後端が持ち上がつて座席の高さに達
したら固定されるといつた一連の運動により簡単
にセツテイングできる。そして前方に傾斜した姿
勢にセツテイングされるので足休め効果に優れ
る。
ヘ 実施例 次に本発明の構成及び効果を具体的に説明する
ため、本発明の実施一例を図面に基いて説明する
と次の通りである。
第1図において、1は座席であり、座席1の裏
側面には前後方向の両側に断面〓状のスライドレ
ール2,2が配設され、該スライドレール2,2
には、断面〓状の摺動体3,3が夫々嵌挿され、
該摺動体3,3には連結杆4,4が回動自在に枢
支されている。座席1の裏側面両側は互に同一構
造のため以下片側のみについて説明する。前記摺
動体3はスライドレール2内を自由に移動でき、
下方には取付け板2a,2aが突設されている。
一方連結杆4の片端には断面コ字状の連結部材4
aが取付けられていて、前記取付け板2a,2a
間に、U字状パイプから成る該連結杆4の片端に
取付けられた連結部材4aが、枢支ピン4bを前
記取付け板2a、連結部材4a、取付け板2aの
順に貫通させることによつて該連結杆4が回動自
在に枢支されている。枢支部の一方には連結杆4
を所定の姿勢で固定させる固定機構が備えられ、
該固定機構は、取り付け板2aの一方を下方へ延
設し、延設部2′aに挿通孔5aを穿設すると共
に、その外側面に、挿通孔6aが穿設された中空
角錐体状のブラケツト6を付設し、両挿通孔5
a,6aを貫くようにロツクピン7を挿通させて
ある。該ロツクピン7にはブラケツト6内におい
てピン5bとスプリング5cによつて内方へ付勢
力が加えられていて、該付勢力方向の連結杆4側
には後述する止着孔が穿設されており、該止着孔
へロツクピン7を挿通すれば前記枢支部を固定状
態とすることができる。8はフツトレストであ
り、該フツトレスト8には、クツシヨン部8aの
前方下辺に、そのフツトレスト8を座席の下へも
ぐり込ませられる短かい脚体8bが突設され、後
方下辺には下方へ突設した2枚の取付板9a,9
bから成る取付金具9が取付けられている。該取
付金具9には、前記した連結杆4の他端が、該連
結杆4の他端に取付けられた連結部材4′aを介
して枢支ピン4′bにより回動自在に枢支されて、
該フツトレスト8は摺動体3と連結杆4を介して
連結状態のまま座席下の空間部へ収納できるよう
になつている。摺動体3と連結杆4との枢支部に
は、連結杆4側に、フツトレスト収納姿勢及びフ
ツトレストが引き出され且つその後端が持ち上が
つた状態において、ロツクピン先端当接部位に
夫々止着孔10,11が穿設されていて、フツト
レストを収納姿勢に固定させた状態のままで前方
へ引き出すことも可能であるが、フツトレストを
引き出す前に解除しておけば、引き出されたフツ
トレストの後端が持ち上がつた状態で固定させる
こともできる。固定を解除するにはロツクピン7
を外方へ引つ張つて該ロツクピン7が挿通されて
いる止着孔10(又は11)から外し、連結杆を
回動してロツクピン7と該止着孔10(又は1
1)との位置をずらせばよい。固定が解除された
状態では、該ロツクピン7の先端はバネ力により
両止着孔10,11間に固定されているガイドプ
レート12に押し付けられた状態で当接したまま
移動し、その間は回動自在の状態となる。図面に
おいて連結杆4,4間に架設されている補強パイ
プ13は、左右の連結杆を強固に結合させて両者
を一体的に動かし、フツトレストを出し入れする
際、該フツトレストの姿勢が崩れることを防止し
ている。
尚各枢支部は、連結杆の端部に断面コ字状の連
結部材4a,4′aを取付けることなく枢支させ
ることも可能であるが、その場合には枢支部に他
の固定機構を設ける必要がある。
上記のように構成されたフツトレスト付き椅子
は、フツトレストが不必要な場合には座席下の空
間部に収納しておくことができる。その場合フツ
トレストは座席下の奥方へ完全に収納できるの
で、足を直角に曲げて腰掛けた場合にも脹脛や踵
がフツトレストに接触せず、通常の椅子と変わり
なく使用できる。フツトレストを使用する場合に
は、フツトレストを座席下から前方へ引き出せ
ば、先ずフツトレフトは座席の前方へ突出し、続
いて連結杆の回動によつて後端部が持ち上がつて
座席と連続状となる。該フツトレストが座席前方
へ連続状態となつた時点で止着孔がロツクピンの
位置と合致してバネ力によりロツクピン先端が該
他の止着孔へ挿通されて摺動体と連結杆とが固定
される。それによつてフツトレストは前方の脚体
と後方の連結杆とによつて支持され、定位置にセ
ツテイングされるのである。このセツテイング状
態において、フツトレストは座席と連続状で、而
も脚体8bが短かいから前下がりとなり、足休め
効果が頗る良い。本発明のフツトレスト付椅子
は、フツトレストを前方へ引き出す場合、摺動体
がスライドレールに沿い、脚体が床面上を滑つて
移動するからスムーズに行なえ、又引き出されて
フツトレストの後端部が持ち上がる場合には、座
席とフツトレストとを連結している連結杆が回動
するといつたように、その動作はフツトレストが
定位置にセツトされるまで連続した一連の動きを
し、セツテイング状態において両者は一体化され
た如く不自然さは感じない。
当該実施例のフツトレスト付き椅子は、連結部
材としての連結杆がU字状に形成されているた
め、フツトレストの動きとマツチし、回動時に円
弧運動をして機動的な美しさを与える。
尚本発明において、スライドレールと摺動体と
は、摺動体がスライド方向に移動可能な組み合わ
せであれば、該摺動体はレール内に嵌入されるば
かりでなくスライドレールに外嵌させたり、車輪
を付設して滑らかに動くようにすることもでき
る。又連結部材はU字状に限定するものでなく、
適宜な固定機構を有するリンクを用いたり、両折
り曲げ側へスナツプ力が働くヒンジ部材により枢
支された板体を用い、フツトレストを引出すとス
ナツプ力で該フツトレストの後端が飛上がるよう
に構成しても差し支えないし、固定機構も枢支部
の構造により前記実施例に示した機構に限定され
るものではない。
ト 効果 本発明のフツトレスト付椅子は、座席下の広い
空間を収納部として効果的に利用するため、フツ
トレストを大きくすることが可能で、セツテイン
グすれば座席と連続且つ一体的と成り、意匠的に
も優れる。又フツトレストは、摺動及び回動の複
合作動より前下がりにセツトされるので操作性に
優れ、脹脛がフツトレストに接するといつた人間
工学的見地上からも理想の休息姿勢を取ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るフツトレスト付き椅子
の主要な機構を示す斜視図、第2図は、摺動体と
連結杆との枢支部における固定機構の構成部材を
示す分解斜視図、第3図は、フツトレストを収納
した状態の側面図、第4図はフツトレストを座席
前方にセツトした状態の側面図、第5図は、第3
図における固定機構部分の拡大図、第6図は第4
図における固定機構部分の拡大図である。 1……座席、2……スライドレール、2a……
取り付け板、2′a……延設部、3……摺動体、
4……連結杆、4a,4′a……連結部材、4b,
4′b……枢支ピン、5a……挿通孔、5b……
ピン、5c……スプリング、6……ブラケツト、
6a……挿通孔、7……ロツクピン、8……フツ
トレスト、8a……クツシヨン部、8b……脚
体、9……取付金具、9a,9b……取付板、1
0,11……止着孔、12……ガイドプレート、
13……補強パイプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 座席の裏面に前後方向へスライドレールを配
    設して該スライドレールに長手方向へ摺動可能な
    摺動体を組み合わせ、該摺動体に連結部材の一端
    を枢支し、その連結部材の他端を、前方下部に支
    持脚を固着したまま座席下の空間部に収納可能な
    フツトレストの後端部へ枢支することにより、前
    記フツトレストが座席下とその座席前方との間を
    移動し、座席の前方へ引き出した状態において
    は、連結部材の両端枢支部が回動してフツトレス
    トの後端部が座席高さまで持ち上がり可能に形成
    し、更に前記フツトレストを、座席の前方へ連続
    状且つ前下がり姿勢に固定する固定機構を設けた
    ことを特徴とするフツトレスト付き椅子。
JP17639885A 1985-08-09 1985-08-09 フツトレスト付き椅子 Granted JPS6234513A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17639885A JPS6234513A (ja) 1985-08-09 1985-08-09 フツトレスト付き椅子

Applications Claiming Priority (1)

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JP17639885A JPS6234513A (ja) 1985-08-09 1985-08-09 フツトレスト付き椅子

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Publication Number Publication Date
JPS6234513A JPS6234513A (ja) 1987-02-14
JPS641124B2 true JPS641124B2 (ja) 1989-01-10

Family

ID=16012969

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JP17639885A Granted JPS6234513A (ja) 1985-08-09 1985-08-09 フツトレスト付き椅子

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JPS6234513A (ja) 1987-02-14

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