JPH09154485A - 低脂肪プロセスチーズ類およびその製造方法 - Google Patents
低脂肪プロセスチーズ類およびその製造方法Info
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- JPH09154485A JPH09154485A JP29840995A JP29840995A JPH09154485A JP H09154485 A JPH09154485 A JP H09154485A JP 29840995 A JP29840995 A JP 29840995A JP 29840995 A JP29840995 A JP 29840995A JP H09154485 A JPH09154485 A JP H09154485A
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Abstract
を加熱溶融することを特徴とする、脂肪含量が22重量%
以下であって脂肪/タンパク質重量比が 1.0以下である
低脂肪プロセスチーズ類の製造方法。溶融塩およびO/
W型乳化剤を含む原料を加熱溶融した後、冷却すること
により得られる、脂肪含量が22重量%以下であって脂肪
/タンパク質重量比が 1.0以下である低脂肪プロセスチ
ーズ類。 【効果】 溶融塩に加えて、O/W型乳化剤を用いるこ
とにより、得られる製品の食感を通常の脂肪含量のプロ
セスチーズ類と同等の、口当たりの軟らかい、口溶けの
良いものにすることができる。
Description
等の食感に優れたテクスチュアを有する低脂肪プロセス
チーズ類およびその製造方法に関する。
切れ、舌ざわり、硬さ等の食感は、フレーバー(香味)
とともにその製品の風味を決定する重要なファクターで
ある。近年、健康への配慮から低脂肪チーズ類の需要も
増加しているが、通常のプロセスチーズ類に比較して、
従来の低脂肪プロセスチーズ類は口当たりが硬く、口溶
けが悪く、風味的にも劣るため、風味を重視する一般消
費者までには普及していないのが現状である。従来のプ
ロセスチーズ類の製造においては、原料のナチュラルチ
ーズを加熱溶融する際に溶融塩としてリン酸塩および/
またはクエン酸塩を添加して乳化するのが常法である。
プロセスチーズ類の食感は、基本的には原料ナチュラル
チーズの種類や熟成度、溶融塩の種類、攪拌乳化の程
度、冷却速度等の組合せによって調整されている。しか
しながら、低脂肪プロセスチーズ類ではこれらの製造条
件をコントロールしても通常のプロセスチーズ類との食
感の相違は解消できていない。この食感の劣化は脂肪含
量が少ないほど、即ち脂肪/タンパク質比が小さいほ
ど、甚だしくなる。
て、溶融塩とW/O型乳化剤を併用する方法が開示され
ている(特開平6-276936号公報参照)。この方法は、溶
融塩の含量を原料に対して 0.2〜2%程度と低く抑えて
おり、しかも溶融塩としてポリリン酸塩は適しておら
ず、クエン酸塩および/またはモノリン酸塩を用いてお
り、更に乳化剤としてW/O型のものを用いることによ
り、加熱調理時に適度なオイルオフが生じて均一に溶
け、糸引き性を有するプロセスチーズタイプの低脂肪チ
ーズを製造することができるという効果を奏するもので
あり、低脂肪チーズ類の口当たり、口溶け等の食感の向
上という効果を奏するものではない。
たり、口溶け等の食感に優れる低脂肪プロセスチーズ類
およびその製造方法を提供することにある。
ロセスチーズ類の製造において、溶融塩およびO/W型
乳化剤を含有する原料を加熱溶融することにより得られ
たプロセスチーズ製品が、滑らかでソフトな口当たり、
良好な口溶けを有しており、低脂肪プロセスチーズ類の
テクスチュアの改良手段として非常に有効であることを
見い出して本発明を完成するに至った。
含む原料を加熱溶融することを特徴とする、脂肪含量が
22重量%以下であって脂肪/タンパク質重量比が 1.0以
下である低脂肪プロセスチーズ類の製造方法を提供す
る。また、本発明は、溶融塩およびO/W型乳化剤を含
む原料を加熱溶融した後、冷却することにより得られ
る、脂肪含量が22重量%以下であって脂肪/タンパク質
重量比が 1.0以下である低脂肪プロセスチーズ類を提供
する。
モノリン酸塩、ジリン酸塩、ポリリン酸塩、クエン酸
塩、酒石酸塩等が挙げられ、これらは単独で、または2
種以上の組合せで使用可能である。また、原料中のカゼ
インを可溶化して乳化を促進し、得られる製品の食感を
より優れたものにするという観点から、ポリリン酸塩を
用いるのが好ましい。また、得られる低脂肪プロセスチ
ーズ製品の食感を向上させるためには不溶性のCa−パラ
カゼイネートを水溶性のNa−パラカゼイネートに十分に
変換する必要がある。したがって、原料中のタンパク質
に対して十分な量の溶融塩を添加する必要があり、溶融
塩の含量は、原料中のタンパク質含量の7〜20重量%で
あるのが好ましく、8〜15重量%であるのが更に好まし
い。タンパク質に対する溶融塩の含量が少なすぎると、
得られる製品は乳化が不十分で均一な組織にならず、食
感の滑らかさに欠け、加熱せずにそのまま食べるものと
しては不適である。また、タンパク質に対する溶融塩の
含量が多すぎると、得られる製品は塩味がする、製品保
存中に溶融塩が析出する等の不都合がある。
乳化剤を用いる。本発明においては、溶融塩によりNa−
パラカゼイネート化したカゼインが構成するゲル構造の
疎水結合部にO/W型乳化剤が作用することによってテ
クスチュアが異なり、得られる低脂肪プロセスチーズ製
品が適度に軟らかくなり、口溶けが良好で食感に優れた
ものになるものと考えられる。O/W型乳化剤とは、通
常、HLBが7以上のものをいい、10以上のものが好ま
しい。具体的には、通常の大豆レシチン、ホスファチジ
ルコリン高含量分別レシチン等のO/W型乳化性を強化
した種々の改質レシチン、卵黄レシチン等が例示され
る。改質レシチンは通常の大豆レシチン等を化学的処理
または酵素的処理により改質してO/W型乳化性を強化
したものであって、好ましくは水素添加レシチン、部分
加水分解レシチン、アセチル化レシチン、およびヒドロ
キシル化レシチンの1種または2種以上が使用される。
その他、O/W型乳化剤としては、乳酸モノグリセリ
ド、クエン酸モノグリセリド、コハク酸モノグリセリ
ド、ジアセチル酒石酸モノグリセリド等の有機酸モノグ
リセリド、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、トゥイーン系界面活性剤(ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステル)等が挙げられる。
ク質含量の0.25〜10重量%が好ましく、 0.5〜5重量%
が更に好ましい。乳化剤が多すぎると、得られる製品が
軟らかくなりすぎる等の不都合があり、乳化剤が少なす
ぎると得られる製品の食感を向上させることができな
い。溶融塩および乳化剤以外の原料成分としては、通常
のプロセスチーズ類の製造に用いる成分を配合し得る。
本発明において、「原料」とは溶融塩および乳化剤を含
む、目的とするチーズを製造するのに必要な成分すべて
を配合したものをいう。原料は、目的とするチーズの種
類によって異なり、通常のプロセスチーズ、プロセスチ
ーズフード、プロセスチーズスプレッドのように原料に
チーズを用いる場合と、イミテーションチーズのように
チーズを用いずにタンパク質、、脂肪等の混合物を用い
る場合がある。チーズを用いる場合、ゴーダチーズ、チ
ェダーチーズ等のナチュラルチーズやこれらを低脂肪化
したもの、脱脂チーズ等を用いることができ、プロセス
チーズフードおよびプロセスチーズスプレッドを製造す
る場合には、更に植物性脂肪等の乳脂肪以外の各種脂
肪、タンパク質、糖質等を配合して、原料に含まれる脂
肪含量が22重量%以下、脂肪/タンパク質比が 1.0以下
になるようにする。また、チーズ以外の混合物を用いる
場合、タンパク質として、脱脂粉乳、ナトリウムカゼイ
ン、レンネットカゼイン、酸カゼイン等の各種カゼイン
を用いることができ、脂肪としては、植物性脂肪、乳脂
肪等の各種脂肪を用いることができ、これらを脂肪含量
が22重量%以下、脂肪/タンパク質比が 1.0以下になる
ように配合する。原料に配合する水の量は適宜調節する
ことができる。また、更に、各種安定剤やゲル化剤の併
用、風味付のための香辛料等各種食品の添加によっても
何ら本発明の効果は影響を受けるものではなく、目的と
する製品の風味、テクスチュアの調整のためにそれらを
配合することができる。
含量が22重量%以下であり、通常、脂肪含量の下限は、
5重量%である。また、プロセスチーズ類の口溶け等の
食感は、脂肪/タンパク質比が小さいほど不良である。
プロセスチーズ類においてタンパク質含量が多すぎると
組織が堅牢になるため、口溶け等の食感が悪くなる。一
方、脂肪は脂肪球としてタンパク質で形成された組織中
に分散した状態にあり、脂肪含量が多くなるほどタンパ
ク質組織のつながりは細く弱くなり、口溶けは良好にな
る。以上の理由から製品中の脂肪含量だけでなく、脂肪
/タンパク質比も考慮する必要があり、本発明は、脂肪
含量が22重量%以下且つ脂肪/タンパク質比が 1.0以下
の場合に、溶融塩に加えてO/W型乳化剤を添加するこ
とにより、食感を良好なものにすることができるという
効果が得られたものである。尚、本発明の低脂肪プロセ
スチーズ類のタンパク質含量が、通常、10〜35重量%で
ある。
を攪拌しながら通常、75〜130 ℃、好ましくは80〜120
℃まで加熱することにより行う。本発明において原料を
加熱溶融し、乳化する装置としては、ケトル型チーズ乳
化釜、横型クッカー、高速剪断乳化釜、および連続式熱
交換機(ショックステリライザー、コンビネーター等)
などいずれも使用可能である。また、溶融装置とホモゲ
ナイザー、インラインミキサー、コロイドミルなどの乳
化機を組み合わせることも可能である。
し、冷却することにより、口当たりが軟らかく、口溶け
が良好な食感が優れた低脂肪プロセスチーズ製品が得ら
れる。
の食感を比較するために、表1に示す原料を配合し(原
料中のタンパク質含量に対する溶融塩の含有割合: 9.1
重量%)、攪拌速度 120rpmで85℃まで加熱することに
より溶融した後、冷却することにより得られた低脂肪プ
ロセスチーズの口溶けと硬さの評価を行った。結果を表
1に示す。尚、得られた製品の水分含量は52重量%であ
り、脂肪含量は13重量%であり、脂肪/タンパク質比は
0.48である。
製)を使用して直径3mmの棒状プランジャーの針入硬度
として測定した。数値が大きいほど硬い。口溶けは熟練
者による官能検査で評価した。
使用した場合、低脂肪プロセスチーズ類の食感が口当た
りの軟らかい、口溶けの良いものになることがわかる。
および脱脂チーズ25kg、溶融塩としてヘキサメタリン酸
ナトリウム 1.5kg(原料中のタンパク質含量に対する溶
融塩の含有割合:9.3重量%)、O/W型乳化剤として
酵素分解レシチン(HLB 12 )0.3kg 、並びに製品水
分が50重量%になるような量の水をケトル型乳化釜に入
れ、 180rpmで80℃まで加熱溶融し、スライスチーズの
形状に充填した。冷却後の製品は、脂肪含量16重量%、
脂肪/タンパク質比 0.6であり、口当たりが軟らかで口
溶けが良く、通常の脂肪含量のスライスチーズと変わら
ない食感であった。
よび脱脂チーズ35kg、溶融塩としてトリポリリン酸ナト
リウム 1.3kg(原料中のタンパク質含量に対する溶融塩
の含有割合: 7.4重量%)、O/W型乳化剤としてトゥ
イーン65(HLB 11 ) 0.5kg、並びに製品水分が52重
量%になるような量の水をケトル型乳化釜に入れ、 180
rpmで80℃まで加熱溶融し、スライスチーズの形状に充
填した。冷却後の製品は、脂肪含量11重量%、脂肪/タ
ンパク質比 0.4であり、口当たりが軟らかで口溶けが良
く、通常の脂肪含量のスライスチーズと変わらない食感
であった。
よび脱脂チーズ20kg、溶融塩としてピロリン酸ナトリウ
ム 1.7kg(原料中のタンパク質含量に対する溶融塩の含
有割合:11.1重量%)、O/W型乳化剤としてショ糖脂
肪酸エステル(HLB16) 0.4kg、製品水分が48重量%
になるよう量の水をケトル型乳化釜に入れ、 180rpmで8
5℃まで加熱溶融し、 200gブロックの形状に充填し
た。冷却後の製品は、脂肪含量18重量%、脂肪/タンパ
ク質比 0.7であり、通常の脂肪含量のスライスチーズと
変わらず、口当たりが軟らかで口溶けが良い食感であっ
た。
50kg、溶融塩としてクエン酸ナトリウム 0.5kgおよびヘ
キサメタリン酸ナトリウム 1.0kg(原料中のタンパク質
含量に対する溶融塩の含有割合:10重量%)、O/W型
乳化剤としてショ糖脂肪酸エステル(HLB11) 0.3k
g、および製品水分が50重量%になるような量の水をケ
トル型乳化釜に入れ、 180rpmで80℃まで加熱溶融し、
スティックチーズの形状に充填した。冷却後の製品は、
脂肪含量16重量%、脂肪/タンパク質比が 0.6であり、
口当たりが軟らかで口溶けが良い食感であった。
カゼイン5kg、脱脂粉乳3kgおよび大豆硬化油7kg、溶
融塩としてリン酸二ナトリウム 0.3kgおよびメタリン酸
ナトリウム 0.8kg(原料中のタンパク質含量に対する溶
融塩の含有割合: 8.8重量%)、O/W型乳化剤として
ジアセチル酒石酸モノステアリン酸グリセリンエステル
(HLB 10 ) 0.4kg、並びに製品水分が50重量%にな
るよう量の水をケトル型乳化釜に入れ、 200rpmで90℃
まで加熱溶融し、 450gのブロック状に充填成形、冷却
した。この低脂肪チーズ(イミテーション)は脂肪含量
17重量%、脂肪/タンパク質比 0.6であり、口当たりが
滑らかで口溶けが良く、良好な食感であった。
且つ脂肪/タンパク質比 1.0以下の低脂肪プロセスチー
ズ類の製造において、溶融塩に加えて、O/W型乳化剤
を用いることにより、得られる製品の食感を通常の脂肪
含量のプロセスチーズ類と同等の、口当たりの軟らか
い、口溶けの良いものにすることができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 溶融塩およびO/W型乳化剤を含む原料
を加熱溶融することを特徴とする、脂肪含量が22重量%
以下であって脂肪/タンパク質重量比が 1.0以下である
低脂肪プロセスチーズ類の製造方法。 - 【請求項2】 溶融塩がポリリン酸塩を含む、請求項1
に記載の低脂肪プロセスチーズ類の製造方法。 - 【請求項3】 溶融塩の含有量が、原料中のタンパク質
含量の7〜20重量%である、請求項1または2に記載の
低脂肪プロセスチーズ類の製造方法。 - 【請求項4】 O/W型乳化剤が、レシチン、O/W型
乳化性強化レシチン、ショ糖脂肪酸エステル、有機酸モ
ノグリセリド、ソルビタン脂肪酸エステル、およびポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルからなる群か
ら選ばれる少なくとも1種を含む、請求項1〜3のいず
れか1項に記載の低脂肪プロセスチーズ類の製造方法。 - 【請求項5】 溶融塩およびO/W型乳化剤を含む原料
を加熱溶融した後、冷却することにより得られる、脂肪
含量が22重量%以下であって脂肪/タンパク質重量比が
1.0以下である低脂肪プロセスチーズ類。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29840995A JP3483683B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-11-16 | 低脂肪プロセスチーズ類およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25538095 | 1995-10-02 | ||
JP7-255380 | 1995-10-02 | ||
JP29840995A JP3483683B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-11-16 | 低脂肪プロセスチーズ類およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09154485A true JPH09154485A (ja) | 1997-06-17 |
JP3483683B2 JP3483683B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=26542180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29840995A Expired - Lifetime JP3483683B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-11-16 | 低脂肪プロセスチーズ類およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3483683B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6814995B1 (en) | 2000-04-21 | 2004-11-09 | Morinaga Milk Industry Co., Ltd. | Food material and process for producing the same, and cheese-like food and process for producing the same |
JP2011036240A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-02-24 | Kraft Foods Global Brands Llc | 低脂肪プロセスチーズのスライスオンスライスおよびブロック |
JP2017225420A (ja) * | 2016-06-24 | 2017-12-28 | 雪印メグミルク株式会社 | プロセスチーズ類 |
-
1995
- 1995-11-16 JP JP29840995A patent/JP3483683B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6814995B1 (en) | 2000-04-21 | 2004-11-09 | Morinaga Milk Industry Co., Ltd. | Food material and process for producing the same, and cheese-like food and process for producing the same |
JP2011036240A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-02-24 | Kraft Foods Global Brands Llc | 低脂肪プロセスチーズのスライスオンスライスおよびブロック |
JP2017225420A (ja) * | 2016-06-24 | 2017-12-28 | 雪印メグミルク株式会社 | プロセスチーズ類 |
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JP3483683B2 (ja) | 2004-01-06 |
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