JPH09153321A - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JPH09153321A
JPH09153321A JP31197695A JP31197695A JPH09153321A JP H09153321 A JPH09153321 A JP H09153321A JP 31197695 A JP31197695 A JP 31197695A JP 31197695 A JP31197695 A JP 31197695A JP H09153321 A JPH09153321 A JP H09153321A
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JP
Japan
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coil
base
insulator
insulator base
electromagnetic relay
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Pending
Application number
JP31197695A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Hayashi
光明 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Tohoku Corp
Original Assignee
NEC Tohoku Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】絶縁体基台にコイル組立体を挿入する構造を有
する電磁継電器で、絶縁体基台とコイル組立体との挿入
深さのばらつき発生を防止し、電磁継電器の組立精度を
向上させる。 【解決手段】コイルスプール13の絶縁体基台との嵌合
されるフランジ嵌合壁部31に、連続する凸凹部である
フランジ嵌合壁凸凹部28を形成し、絶縁体基台側に、
フランジ嵌合壁凸凹部28と対向する凸部であるベース
嵌合凸部を形成する。コイルスプールを絶縁体基台に挿
入するとき、フランジ嵌合壁凸凹部28とベース嵌合凸
部とをかみ合わせ圧入固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁継電器に関し、
特に絶縁体基台にコイル組立体および接極子組立体を搭
載する構造の電磁継電器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電磁継電器は、たとえば
特開平3−230442号公報に示されるように、外面
に貫通する穴を有する絶縁体基台の内壁の形状に適合す
るようにつくられたコイル組立体を絶縁体基台に挿入
し、この絶縁体基台の下面から充填される封止剤をこの
絶縁体基台の貫通穴から侵入させることにより、コイル
組立体と絶縁体基台とを固着している。
【0003】図7は従来のこの種の電磁継電器の分解斜
視図であり、図8は図7に示す電磁継電器の組立状態の
平面図およびそのA−A断面図である。以下に図7およ
び図8を参照して構造を説明する。
【0004】この種の電磁継電器は、図7に示すよう
に、絶縁体基台1と、コイル組立体2と、接極子組立体
3と、カバー4とから構成されている。絶縁体基台1
は、上部が開口し且つ封止剤を注入するためのベース穴
部11を形成し内壁の一部につづくベース嵌合壁部10
と基準台12を有するベース5と、このベース5に植設
される固定接点6を有する接点端子7,中立端子8およ
びコイル端子9とを備えている。コイル組立体2は、両
端にフランジ部16を有し且つ中央部に永久磁石21を
挿入するための穴部14を形成したコイルスプール13
と、このコイルスプール13内を貫通するコの字型の鉄
心15と、コイルスプール13に巻回される巻線20と
を有し、しかもフランジ部16は底部が突出部18と切
欠部19を形成するとともに側面はフランジ嵌合壁部1
7を形成している。また、このコイル組立体2の上面に
搭載される接極子組立体3は、可動接点22と、絶縁体
基台1の中立端子8と接続されるヒンジばね23と、接
極子24と、これらを一体に支持する絶縁体25とを有
している。
【0005】図8に示すように、この種の電磁継電器の
絶縁体基台1とコイル組立体2およびカバー4を結合す
る場合、絶縁体基台1のベース嵌合壁部10にコイル組
立体2のフランジ嵌合壁部17を添わせ、また切欠部1
9も基準台12に添わせ、且つ突出部18がベース穴部
11に挿入されるようコイル組立体2を絶縁体基台1に
挿入した後、絶縁体基台1をカバー4に挿入し、絶縁体
基台1の下面から充填される封止剤26がカバー4と絶
縁体基台1のすき間およびベース穴部11から侵入し、
絶縁体基台1と、コイル組立体2およびカバー4とを固
着する構造となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電磁継
電器では、絶縁体基台にコイル組立体を挿入嵌合させる
とき、嵌合部のスプリングバックによって挿入深さすな
わち絶縁体基台の基準面とコイル組立体の基準面との距
離にばらつきが生じる。あるいは、絶縁体基台にコイル
組立体を挿入し、接極子組立体を搭載、保持したのちカ
バーを被せ、絶縁体基台とコイル組立体およびカバーを
封止剤で固着するとき、絶縁体基台とコイル組立体の間
に浸入した封止剤自体の硬化にともなう発熱または封止
剤を硬化させるための加熱あるいは冷却により、絶縁体
基台,コイル組立体および封止剤の膨張あるいは収縮に
よる挿入深さにばらつきが生じ、絶縁体基台の基準面と
コイル組立体の基準面との距離を精度よく得られないと
いう欠点がある。
【0007】本発明の目的は、電磁継電器の組立精度を
向上させ、高性能、高信頼性を有する電磁継電器を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁継電器は、
コイルを巻回したコ字状の鉄心と前記鉄心に磁極が接触
するように配置された永久磁石と前記永久磁石および前
記鉄心を一体的に固着するコイルスプールとを有するコ
イル組立体と、両端部が前記鉄心の両端部に対向するよ
うに配置された接極子と前記接極子の両端部が前記鉄心
の両端部に接触,解離するシーソー動作を支持するヒン
ジばね部と前記接極子のシーソー動作に連動する可動接
点ばねとを絶縁体で一体固定した接極子組立体と、上部
が開口し底面に穴部を形成した箱型形状を有するととも
に前記開口に前記コイル組立体を配置し且つ前記永久磁
石が前記接極子のシーソー動作の支点となるように前記
接極子組立体を配置したときに前記可動接点ばねの可動
接点に対向する固定接点を有する固定接点端子と前記接
極子組立体を形成する前記ヒンジはね部の一端に接続さ
れる中立端子とを植設した絶縁体基台と、前記コイル組
立体および前記接極子組立体を配設した前記絶縁体基台
に被せられるカバーとを備え、前記コイルスプールの絶
縁体基台との嵌合部に連続する凸凹部を形成し、且つ前
記コイルスプールの連続する凸凹部と対向する凸部を前
記絶縁体基台のコイルスプールとの嵌合部に形成し、前
記コイルスプールを前記絶縁体基台に挿入するとき、前
記コイルスプールの凸凹部と前記絶縁体基台の凸部とを
かみ合わせ圧入固定するものであり、また、前記コイル
スプールを前記絶縁体基台に挿入するとき、前記コイル
スプールの凸凹部と前記絶縁体基台の凸部とを圧入によ
り変形させ固定するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。なお、本発明の電磁
継電器の全体の分解斜視図についてはフランジ嵌合壁
部,ベース嵌合壁部,突出部およびベース穴部以外は図
7と同様なので、図示および説明を省略する。
【0010】図1(a)は電磁継電器のコイル組立体の
平面図、(b)は側面図であり、図2は斜視図である。
図1(a)に示すようにコイル組立体を形成するコイル
スプール13はフランジ部16を有しており、このフラ
ンジ部16の側面のフランジ嵌合壁部31は、図1
(b)および図2に示すように、コイルスプールが絶縁
体基台と嵌合される部分に連続する凸凹部を形成したフ
ランジ嵌合壁凸凹部28を有している。例えば、この凸
凹部のピッチは図2に示すように、圧入に適した0.0
5〜0.2mmの範囲のいずれかの値とするとよい。
【0011】図3(a)は電磁継電器の絶縁体基台の平
面図、(b)はB−B断面図である。図3(a)に示す
ように絶縁体基台を形成するベース5は、ベース嵌合壁
部10を有しており、このベース嵌合壁部32は、図3
(b)に示すように、前述したフランジ嵌合壁凸凹部2
8と対向する凸部を形成したベース嵌合壁凸部27を有
している。
【0012】上述した構造にすることにより、コイルス
プールを絶縁体基台に挿入するとき、フランジ嵌合壁凸
凹部28と、ベース嵌合壁凸部27とをかみ合わせ圧入
固定することができる。すなわち、この場合には、フラ
ンジ嵌合壁凸凹部28とベース嵌合壁凸部27とを圧入
により変形させて固定する。
【0013】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。図4(a)は電磁継電器のコ
イル組立体の平面図、(b)は側面図であり、図5は斜
視図である。図4(a)に示すようにコイル組立体を形
成するコイルスプール13はフランジ部16を有してお
り、このフランジ部16の突出部33は、図4(b)お
よび図5に示すように、コイルスプールが絶縁体基台と
嵌合される部分に連続する凸凹部を形成した突出部凸凹
部30を有している。例えば、この凸凹部のピッチは図
5に示すように、圧入に適した0.05〜0.2mmの
範囲のいずれかの値とするとよい。
【0014】図6(a)は電磁継電器の絶縁体基台の平
面図、(b)はC−C断面図である。図6(a)に示す
ように絶縁体基台を形成するベース5は、ベース穴部1
1を有しており、このベース穴部34は、図6(b)に
示すように、前述した突出部凸凹部30と対向する凸部
を形成したベース穴凸部29を有している。
【0015】上述した構造にすることにより、コイルス
プールを絶縁体基台に挿入するとき、突出部凸凹部30
と、ベース穴凸部29とをかみ合わせ圧入固定すること
ができる。すなわち、この場合には、突出部凸凹部30
とベース穴凸部29とを圧入により変形させて固定す
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、絶
縁体基台にコイル組立体を挿入する構造を有する電磁継
電器において、コイル組立体のコイルスプールの絶縁体
基台との嵌合部に連続する凸凹部を形成し、且つこのコ
イルスプールの連続する凸凹部と対向する凸部を絶縁体
基台のコイルスプールとの嵌合部に形成し、コイルスプ
ールを絶縁体基台に挿入するとき、コイルスプールの凸
凹部と絶縁体基台の凸部とをかみ合わせ圧入固定するこ
とにより、スプリングバックによる挿入深さのばらつき
発生を防止し、且つ最終組立のため封止剤を固着させる
ときの封止剤自体の硬化にともなう発熱、または封止剤
を硬化させるための加熱あるいは冷却による封止剤,コ
イル組立体および絶縁体基台の膨張あるいは収縮による
挿入深さのばらつき発生を防止し、電磁継電器の組立精
度を向上させ、高性能,高信頼性の電磁継電器を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施の形態を示す電磁
継電器のコイル組立体の平面図であり、(b)は側面図
である。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】(a)は本発明の第1の実施の形態を示す電磁
継電器の絶縁体基台の平面図であり、(b)はB−B断
面図である。
【図4】(a)は本発明の第2の実施の形態を示す電磁
継電器のコイル組立体の平面図であり、(b)は側面図
である。
【図5】図4の斜視図である。
【図6】(a)は本発明の第2の実施の形態を示す電磁
継電器の絶縁体基台の平面図であり、(b)はC−C断
面図である。
【図7】従来の電磁継電器の分解斜視図である。
【図8】(a)は従来の電磁継電器の組立状態を示す平
面図であり、(b)はA−A断面図である。
【符号の説明】
1 絶縁体基台 2 コイル組立体 3 接極子組立体 4 カバー 5 ベース 6 固定接点 7 接点端子 8 中立端子 9 コイル端子 10,32 ベース嵌合壁部 11,34 ベース穴部 12 基準台 13 コイルスプール 14 穴部 15 鉄心 16 フランジ部 17,31 フランジ嵌合壁部 18,33 突出部 19 切欠部 20 巻線 21 永久磁石 22 可動接点ばね 23 ヒンジばね 24 接極子 25 絶縁体 26 封止剤 27 ベース嵌合壁凸部 28 フランジ嵌合壁凸凹部 29 ベース穴凸部 30 突出部凸凹部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを巻回したコ字状の鉄心と前記鉄
    心に磁極が接触するように配置された永久磁石と前記永
    久磁石および前記鉄心を一体的に固着するコイルスプー
    ルとを有するコイル組立体と、両端部が前記鉄心の両端
    部に対向するように配置された接極子と前記接極子の両
    端部が前記鉄心の両端部に接触,解離するシーソー動作
    を支持するヒンジばね部と前記接極子のシーソー動作に
    連動する可動接点ばねとを絶縁体で一体固定した接極子
    組立体と、上部が開口し底面に穴部を形成した箱型形状
    を有するとともに前記開口に前記コイル組立体を配置し
    且つ前記永久磁石が前記接極子のシーソー動作の支点と
    なるように前記接極子組立体を配置したときに前記可動
    接点ばねの可動接点に対向する固定接点を有する固定接
    点端子と前記接極子組立体を形成する前記ヒンジはね部
    の一端に接続される中立端子とを植設した絶縁体基台
    と、前記コイル組立体および前記接極子組立体を配設し
    た前記絶縁体基台に被せられるカバーとを備え、前記コ
    イルスプールの絶縁体基台との嵌合部に連続する凸凹部
    を形成し、且つ前記コイルスプールの連続する凸凹部と
    対向する凸部を前記絶縁体基台のコイルスプールとの嵌
    合部に形成し、前記コイルスプールを前記絶縁体基台に
    挿入するとき、前記コイルスプールの凸凹部と前記絶縁
    体基台の凸部とをかみ合わせ圧入固定することを特徴と
    する電磁継電器。
  2. 【請求項2】 前記コイルスプールを前記絶縁体基台に
    挿入するとき、前記コイルスプールの凸凹部と前記絶縁
    体基台の凸部とを圧入により変形させ固定することを特
    徴とする請求項1記載の電磁継電器。
  3. 【請求項3】 前記凸凹部は前記コイル組立体のフラン
    ジ部の壁部に、且つ前記凸部は前記絶縁基台のベース部
    の壁部に形成されることを特徴とする請求項1記載の電
    磁継電器。
  4. 【請求項4】 前記凸凹部は前記コイル組立体の突出部
    に、且つ前記凸部は前記絶縁基台の穴部に形成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電磁継電器。
JP31197695A 1995-11-30 1995-11-30 電磁継電器 Pending JPH09153321A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0575939B2 (ja) * 1983-12-12 1993-10-21 United Technologies Corp

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0575939B2 (ja) * 1983-12-12 1993-10-21 United Technologies Corp

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990202