JPH09152076A - フランジ付きライニング管の端部構造およびその製造方法 - Google Patents

フランジ付きライニング管の端部構造およびその製造方法

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JPH09152076A
JPH09152076A JP7312456A JP31245695A JPH09152076A JP H09152076 A JPH09152076 A JP H09152076A JP 7312456 A JP7312456 A JP 7312456A JP 31245695 A JP31245695 A JP 31245695A JP H09152076 A JPH09152076 A JP H09152076A
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JP
Japan
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flange
pipe
resin
packing
face
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Pending
Application number
JP7312456A
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English (en)
Inventor
Koji Okumura
浩二 奥村
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L23/00Flanged joints
    • F16L23/12Flanged joints specially adapted for particular pipes
    • F16L23/125Flanged joints specially adapted for particular pipes with an internal or external coating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L58/00Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
    • F16L58/18Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation specially adapted for pipe fittings
    • F16L58/187Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation specially adapted for pipe fittings for flanged joints

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッキンの形状を問わず常に高いシール圧
を確保しうる止水性能に優れたフランジ付きライニング
管の端部構造を実現する。 【解決手段】 フランジ付きライニング管1の管端フ
ランジ面2bに形成された樹脂フランジつば面3aに、
その周方向に全周にわたって突条3bを設け、この突条
3bによってフランジ接合面をシールする構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管端にフランジを
有する金属管の内面から管端フランジ面にかけて樹脂を
ライニングしてなるフランジ付きライニング管の端部構
造およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フランジ付きライニング管は、金属管の
腐食防止等の観点から、その内面から管端フランジ面に
かけて樹脂ライニング層を形成したもので、例えば建物
や化学プラントなどの配管ラインにおいて使用される。
【0003】このようなフランジ付きライニング管を他
の管や管継手とフランジ接合する場合には、管路内を流
れる流体が漏出しないように当該フランジ接合部を確実
にシールしておかなければならない。
【0004】そこで、相手側のフランジとの間にパッキ
ンを挟んで接合部をシールすることが行われるが、その
場合に平パッキンを用いると面全体でのシールとなるた
め、充分なシール圧力を確保できずに、止水性能の低下
を招くおそれがある。このため、従来においては、シー
ル圧力を高めるべく、シール面に突起を設けたパッキン
が用いられる場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、用いられるパ
ッキンによってシール圧力が異なると、フランジ接合部
におけるシール性、つまり止水性能がパッキンの種類に
依存することとなって好ましくない。言い換えると、フ
ランジ付きライニング管を他の管等とフランジ接合する
ような場合には、パッキンの形状がどうであれ常に高い
シール圧を確保しうるようになっているのが望ましい。
【0006】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、他の管等との接合時に用いられるパッキンの形
状を問わず常に高いシール圧を確保しうる止水性能に優
れたフランジ付きライニング管の端部構造およびその製
造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、管端にフランジを有する金属管の内面か
ら管端フランジ面にかけて樹脂ライニング層が設けられ
たフランジ付きライニング管の端部構造において、その
管端フランジ面における樹脂ライニング層からなる樹脂
フランジつば面に、その周方向に全周にわたって突条を
設けたことを特徴とする。
【0008】また、本発明に係るフランジ付きライニン
グ管の端部構造の製造方法は、管端にフランジを有する
金属管を一方の成形型として使用し、この金属管に対し
て、その内面から管端フランジ面にかけて当該金属管と
の間にライニング層形成用のキャビティを形成する他方
の成形型をセットし、そのキャビティ内に樹脂を射出し
てライニング層を形成する方法において、上記他方の成
形型の周方向に全周にわたって突条形成用のキャビティ
を設けたことを特徴とする。 <作用>本発明のフランジ付きライニング管の端部構造
によれば、他の管等とフランジ接合する際に、樹脂フラ
ンジつば面に設けられている突条がシール面、つまり相
手側のフランジとの間に装着されたパッキンの片面に押
圧されることにより、高いシール圧力を確保することが
できる。そして、この場合の突条は、樹脂フランジつば
面に周方向に全周にわたって設けられているから、平パ
ッキンを用いた場合でも、フランジ接合面の全周にわた
って確実にシールすることができる。これにより、止水
性能に優れたフランジ付きライニング管の端部構造を実
現することができ、パッキンの形状の如何にかかわら
ず、フランジ接合部における流体の漏出が確実に防止さ
れることとなる。
【0009】また、上述のような突条を有する樹脂フラ
ンジつば面を金属管の管端フランジ面に精度良く成形す
ることは、従来の手作業によるフレアー加工では成形が
非常に困難であったが、本発明に係るフランジ付きライ
ニング管の端部構造の製造方法によれば、金属管の管端
フランジ面にセットされる他方の成形型の周方向に全周
にわたって突条形成用のキャビティが設けられ、そのキ
ャビティ内に樹脂が射出されることにより、上記突条を
有する樹脂フランジつば面を寸法精度よく成形すること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1および図2に、本発明を適用したフラ
ンジ付きライニング管1の断面構造と、その側面方向か
ら見た端部の外観をそれぞれ示す。これらの図に示した
フランジ付きライニング管1は、両端にフランジ2aを
有する鋼管2の内面から各管端フランジ面2bにかけて
樹脂ライニング層(例えば、塩化ビニル樹脂でなるライ
ニング層)3を設けた構成で、各フランジ2aには、他
の管等(図示せず)との接続時に締結用のボルトが挿通
されるボルト孔2c・・・2cが形成されている。
【0011】このフランジ付きライニング管1において
は、その管端フランジ面2bに沿った樹脂ライニング層
3のつば状部分の外表面、つまり樹脂フランジつば面3
aに、本発明の特徴部分である突条3bが全周にわたっ
て設けられている。この突条3bは、図例では長方形な
いし正方形の断面形状を有し、樹脂フランジつば面3a
の内周縁と外周縁との間に位置するように周方向に沿っ
て環状に形成されている。
【0012】なお、上述の突条3bは、図3に示すよう
に、樹脂フランジつば面3aの外周縁側および内周縁側
の所定部分(同図に鎖線で示す部分)3a’を切削等の
二次加工により除去することにより形成することがで
き、あるいは図4に示すように、鋼管2に対して、突条
付き樹脂フランジつば面を形成するためのフランジ型A
と、内面ライニング用のロッド型Bとを組み付けること
により、鋼管2との間に突条形成用のキャビティC1
有する樹脂フランジつば面形成用キャビティCを形成
し、このキャビティC内に樹脂を射出することにより形
成することもできる。
【0013】以上のフランジ付きライニング管1の端部
構造によれば、他の管等とフランジ接合すべく、その相
手側のフランジとの間にパッキン(図示せず)を挟んた
状態で締結用ボルトを締めつけた場合に、その管端部の
樹脂フランジつば面3aにおける突条3bがパッキン面
に押圧されて密着することにより、フランジ接合面の全
面にわたってシールされる。この場合、突条3bとパッ
キン面との接触面積は、樹脂フランジつば面全体がパッ
キンと面接触する場合に比較して小さくなるから、その
分だけ逆にシール圧力は高くなる。したがって、用いら
れるパッキンの形状がどうであれ、フランジ接合部がそ
の全周にわたって確実にシールされ、その結果、フラン
ジ接合部における流体の漏出が確実に防止されることと
なる。
【0014】なお、図1および図2に示したフランジ付
きライニング管1においては、樹脂フランジつば面3a
に設けられた突条3bの断面形状を長方形ないし正方形
としたが、その他の形状として、例えば図5〜図9に示
したようなものが考えられ、本発明では、これらの形状
のいずれを採用してもよい。ここで、図5は、樹脂フラ
ンジつば面13aに台形の断面形状を有する突条13b
を設けたフランジ付きライニング管11の端部構造を示
し、図6は、樹脂フランジつば面23aに半円形の断面
形状を有する突条23bを設けたフランジ付きライニン
グ管21の端部構造を示し、図7は、樹脂フランジつば
面33aに半楕円形の断面形状を有する突条33bを設
けたフランジ付きライニング管31の端部構造を示し、
図8は、樹脂フランジつば面43aに三角形の断面形状
を有する突条43bを設けたフランジ付きライニング管
41の端部構造を示す。また、図9は、樹脂フランジつ
ば面53aに複数の突条53b・・・53bをそれぞれ
同心状かつ環状に設けたフランジ付きライニング管51
の端部構造を示す。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明のフランジ付きラ
イニング管の端部構造によれば、樹脂フランジつば面に
周方向に全周にわたって突条が設けられていることによ
り、パッキンの形状を問わず高いシール圧力で他の管等
とフランジ接合できるので、そのフランジ接合部におけ
る止水性が向上し、その結果、フランジ接合部からの流
体の漏出が確実に防止されることとなる。
【0016】また、本発明に係るフランジ付きライニン
グ管の端部構造の製造方法によれば、従来の手作業によ
るフレアー加工では非常に困難であった、管端フランジ
面に対する突条付き樹脂フランジつば面の成形が、射出
成形により寸法精度よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を例示したフランジ付きラ
イニング管の断面図
【図2】その管端側から見た側面図
【図3】上記ライニング管の樹脂フランジつば面におけ
る突条の形成方法を例示したもので、同つば面に二次加
工を施して突条を形成する場合の説明図
【図4】樹脂フランジつば面における突条の他の形成方
法を例示したもので、射出成形により突条付きの樹脂フ
ランジ面を一度に形成する場合の説明図
【図5】本発明に係るフランジ付きライニング管の端部
構造の他の例を示すもので、突条の断面形状を台形とし
た場合の管端部の部分断面図
【図6】同じく他の例を示すもので、突条の断面形状を
円形とした場合の管端部の部分断面図
【図7】同じく他の例を示すもので、突条の断面形状を
半楕円形とした場合の管端部の部分断面図
【図8】同じく他の例を示すもので、突条の断面形状を
三角形とした場合の管端部の部分断面図
【図9】同じく他の例を示すもので、樹脂フランジつば
面に複数の突条を設けた場合を示す管端部の部分断面図
【符号の説明】
1、11、21、31、41、51・・・フランジ付き
ライニング管 2・・・金属管(鋼管) 2a・・・フランジ 2b・・・管端フランジ面 3・・・樹脂ライニング層 3a、13a、23a、33a、43a、53a・・・
樹脂フランジつば面 3b、13b、23b、33b、43b、53b・・・
突条 C・・・ライニング層形成用キャビティ C1 ・・・突条形成用のキャビティ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管端にフランジを有する金属管の内面か
    ら管端フランジ面にかけて樹脂ライニング層が設けられ
    たフランジ付きライニング管において、上記管端フラン
    ジ面における樹脂ライニング層からなる樹脂フランジつ
    ば面に、その周方向に全周にわたって突条を設けたこと
    を特徴とするフランジ付きライニング管の端部構造。
  2. 【請求項2】 管端にフランジを有する金属管を一方の
    成形型として使用し、この金属管に対して、その内面か
    ら管端フランジ面にかけて当該金属管との間にライニン
    グ層形成用のキャビティを形成する他方の成形型をセッ
    トし、そのキャビティ内に樹脂を射出してライニング層
    を形成するフランジ付きライニング管であって、上記他
    方の成形型の周方向に全周にわたって突条形成用のキャ
    ビティが設けられていることを特徴とするフランジ付き
    ライニング管の端部構造の製造方法。
JP7312456A 1995-11-30 1995-11-30 フランジ付きライニング管の端部構造およびその製造方法 Pending JPH09152076A (ja)

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