JPH09151063A - エレベータのブレーキ装置 - Google Patents

エレベータのブレーキ装置

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JPH09151063A
JPH09151063A JP30759895A JP30759895A JPH09151063A JP H09151063 A JPH09151063 A JP H09151063A JP 30759895 A JP30759895 A JP 30759895A JP 30759895 A JP30759895 A JP 30759895A JP H09151063 A JPH09151063 A JP H09151063A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開放時にはマグネット枠とマグネットアーマ
チュアとが衝突し騒音が発生する課題があった。 【解決手段】 この発明のエレベータのブレーキ装置
は、コイル21が設けられたマグネット枠15と、この
マグネット枠15に対向して設けられたマグネットアー
マチュア16と、このマグネットアーマチュア16およ
びマグネット枠15にそれぞれ一端部が設けられ他端部
におもり側ガイドレールを押圧するブレーキシューが設
けられた一対のアームと、マグネットアーマチュア16
とマグネット枠15との間に設けられマグネットアーマ
チュア16とマグネット枠15とを開離する方向に付勢
してアームを介しておもり側ガイドレールにブレーキシ
ューを押圧するコイルばね19と、このコイルばね19
の線部間の隙間に装着された弾性体31とを備えたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばガイドレ
ールにブレーキシューを押圧してかごを制動させるエレ
ベータのブレーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は特開平1−271381号公報に
示された従来のリニアモータエレベータの斜視図であ
り、昇降路1の上部には2個の返し車2が設置されてお
り、これらの返し車2にロープ3が巻き掛けされてい
る。ロープ3の一端部にはかご4が取り付けられ、ロー
プ3の他端部には釣合おもり5が取り付けられている。
ロープ3に吊り下げられたかご4の両側には昇降路1内
を上下に延びた一対のかご側ガイドレール6が設けられ
ている。釣合おもり5の両側には昇降路1内を上下に延
びた一対のおもり側ガイドレール7が設けられている。
【0003】釣合おもり5側にはリニアモータの一次側
コイル8が複数個設けられている。昇降路1側には一次
側コイル8と対向してリニアモータの二次導体9が設け
られている。この板状の二次導体9の幅方向の一端部に
はおもり側ガイドレール7が上下方向に延びて固着され
ている。釣合おもり5の下端部にはブレーキ装置10が
設けられている。
【0004】図10は図9の釣合おもり5側の正面図、
図11は図10のブレーキ装置10の拡大図、図12は
図11のブレーキ装置10の制動時の状態を示す断面
図、図13は図11のブレーキ装置10の開放時の状態
を示す断面図であり、ブレーキ装置10は、おもり側ガ
イドレール7の両面に接離する一対のブレーキシュー1
1を有している。これらのブレーキシュー11は、それ
ぞれピン12に回動自在に支持された一対のアーム13
の先端部にそれぞれ取り付けられている。各アーム13
の他端部は、それぞれ電磁マグネット14のマグネット
枠15およびマグネットアーマチュア16に連結されて
いる。
【0005】図14は従来の電磁マグネット14の拡大
図であり、マグネットアーマチュア16には複数個のピ
ン17が固着されている。このピン17は、コイルばね
19を貫通し、さらにマグネット枠15の外周縁部を摺
動自在に貫通している。マグネット枠15から突出した
ピン17の先端部には、マグネット枠15とマグネット
アーマチュア16との開離間隔を規制するストッパ18
が固着されている。コイルばね19は、マグネットアー
マチュア16とマグネット枠15とを互いに開離する方
向に付勢している。また、マグネット枠15内には、コ
イル21が設けられている。
【0006】上記のように構成された従来のリニアモー
タエレベータでは、一次側コイル8と二次導体9とによ
り構成されたリニア誘導モータの推進力により釣合おも
り5をおもり側ガイドレール7に沿って昇降させ、これ
により釣合おもり5にロープ3を介して接続されたかご
4をかご側ガイドレール6に沿って昇降させる。また、
釣合おもり5内のブレーキ装置10の作動により、かご
4と釣合おもり5とは制動停止される。
【0007】次に、ブレーキ装置10の動作について説
明する。まず、制動時には、図12に示すように、コイ
ルばね19の弾発力によりマグネット枠15とマグネッ
トアーマチュア16とは互いに開離する。これにより、
アーム13はピン12を中心に回動し、ブレーキシュー
11が被押圧体であるおもり側ガイドレール7に押し付
けられて制動力が発生する。このような制動時には、マ
グネット枠15とマグネットアーマチュア16との間に
隙間が生じている。
【0008】また、ブレーキ装置10の開放時には、コ
イル21を励磁することにより、マグネット枠15とマ
グネットアーマチュア16との間には吸引力が発生す
る。これにより、マグネット枠15とマグネットアーマ
チュア16とは、図13に示すように、コイルばね19
の弾発力に逆らって接触する。従って、アーム13は制
動時とは逆方向にピン12を中心に回動し、ブレーキシ
ュー11とおもり側ガイドレール7との間には隙間が生
じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のリニアモータエレベータのブレーキ装置におい
ては、開放時には、電磁マグネット14のコイル21を
励磁することによりマグネット枠15とマグネットアー
マチュア16とが衝突して騒音が発生するという課題が
あった。また、制動時にも、コイルばね19の弾発力に
よりブレーキシュー11がおもり側ガイドレール7に瞬
時に押し付けられるため、ブレーキシュー11がおもり
側ガイドレール7に接触する瞬間に騒音が発生するとい
う課題があった。
【0010】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、ブレーキ装置の開放時および制
動時における騒音の発生を防止することができるエレベ
ータのブレーキ装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1のエ
レベータのブレーキ装置は、コイルが設けられたマグネ
ット枠と、このマグネット枠に対向して設けられたマグ
ネットアーマチュアと、このマグネットアーマチュアお
よび前記マグネット枠にそれぞれ一端部が設けられ他端
部に被押圧体を押圧するブレーキシューが設けられた一
対のアームと、前記マグネットアーマチュアと前記マグ
ネット枠との間に設けられマグネットアーマチュアとマ
グネット枠とを開離する方向に付勢して前記アームを介
して前記被押圧体に前記ブレーキシューを押圧するとと
もに、螺旋状の線部を有するコイルばねと、このコイル
ばねの線部間の隙間に設けられた弾性体とを備えたもの
である。
【0012】この発明の請求項2のエレベータのブレー
キ装置は、弾性体を螺旋状に形成したものである。
【0013】この発明の請求項3のエレベータのブレー
キ装置は、弾性体を線部に被覆して構成したものであ
る。
【0014】この発明の請求項4のエレベータのブレー
キ装置は、弾性体を切断部を有するリング形状で構成し
たものである。
【0015】この発明の請求項5のエレベータのブレー
キ装置は、被押圧体がおもり側ガイドレールであるもの
である。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態について説
明する。図1はこの発明の実施の形態1を示す電磁マグ
ネットの部分断面図、図2は図1のコイルばねの断面図
であり、螺旋状のコイルばね19の線部19a間の隙間
にはなめし皮やゴム等の弾性体31が装着されている。
この弾性体31は、全体形状が螺旋状に形成されてお
り、コイルばね19の端部から回転させて線部19a間
に装着されている。また、コイルばね19の軸芯と弾性
体31の軸芯とが制動時でもずれないようにするため
に、弾性体31の片側と線部19aとは接着剤で固着さ
れている。
【0017】このリニアモータエレベータのブレーキ装
置では、ブレーキ装置の開放時には、コイル21が励磁
され、マグネット枠15とマグネットアーマチュア16
との間には吸引力が発生し、コイルばね19は圧縮され
る。最初にコイルばね19のみが圧縮されるが、コイル
ばね19の螺旋状の隙間には弾性体31が装着されてい
るので、その後コイルばね19が弾性体31に接触し、
コイルばね19とともに弾性体31も圧縮される。弾性
体31の圧縮が限界まで達すると、コイルばね19、弾
性体31ともに、これ以上縮まることはない。この状態
のときでも、マグネット枠15とマグネットアーマチュ
ア16との間には隙間があり、マグネット枠15とマグ
ネットアーマチュア16とが衝突しなくて済む。つま
り、ブレーキ装置の開放時、マグネット枠15とマグネ
ットアーマチュア16とは衝突せず、騒音の発生は防止
される。なお、コイルばね19が弾性体31に接触する
とき、弾性体31の弾性特性により騒音が発生するよう
なことはない。
【0018】なお、コイルばね19の隙間に弾性体31
を装着しなくても、コイルばね19が完全に圧縮された
状態でマグネット枠15とマグネットアーマチュア16
とが衝突しないように、コイルばね19の長さを選定す
れば、騒音の発生を防止できるが、このものの場合、コ
イルばね19が100%圧縮された完全圧縮状態で使用
されることになり、隙間に弾性体31が装着され、完全
圧縮状態では使用されない実施の形態1のコイルばね1
9と比較してコイルばね19の寿命が著しく短くなる。
【0019】このリニアモータエレベータのブレーキ装
置の制動時には、コイル21の励磁は解除され、コイル
ばね19の弾発力によりマグネット枠15とマグネット
アーマチュア16との開離が大きくなり、これにより、
アーム13はピン12を中心に回動し、ブレーキシュー
11がおもり側ガイドレール7に押し付けられて制動力
が発生する。
【0020】次に、ブレーキ装置の制動時の動作につい
て、従来のブレーキ装置10と比較して説明する。な
お、開放時にはマグネット枠15とマグネットアーマチ
ュア16とは当接していることを前提に以下説明する。
図3は、コイルばね19の隙間に弾性体31が装着され
ていない従来のブレーキ装置10において、マグネット
枠15とマグネットアーマチュア16との間の距離D
と、電磁マグネット14の吸引力Faおよびコイルばね
19の弾発力Fbとの関係を示した図である。図中
(イ)はコイル21に一定の電流が流れている状態にお
いて、距離Dと電磁マグネット14の吸引力Faとの関
係を示し、(ロ)は距離Dとコイルばね19の弾発力F
bとの関係を示す。
【0021】ブレーキ装置を制動動作させるために、コ
イル21に流れる電流を切ると、電流は回路の時定数に
従って減少し、吸引力Faは減少する。図中(ハ)に示
すように、距離Dがゼロにおける吸引力Fa1が弾発力
Fb1よりも小さくなると、マグネット枠15とマグネ
ットアーマチュア16とが開離し始め、距離Dが大きく
なるに従い、弾発力Fbと吸引力Faとの差が大きくな
るので、開離し始めると同時に距離Dは急激に大きくな
る。なお、この説明ではコイル電流値は距離Dが大きく
なっても一定と仮定している。
【0022】図4はコイル21に流れる電流を切った後
の、コイル電流iと時間Tとの関係、および距離Dと時
間Tとの関係を示す。図4から、時間T1で電流を切る
と、電流は回路の時定数に従って減衰するが、しばらく
は電磁マグネット14の吸引力Faがコイルばね19の
弾発力Fbを上回っているので、マグネット枠15とマ
グネットアーマチュア16とは開離せず、時間T2で吸
引力Faが弾発力Fbよりも小さくなると、急激に開離
することが分かる。
【0023】これに対して、図5は、コイルばね19の
隙間に弾性体31が装着されたこの発明の実施の形態1
のブレーキ装置において、マグネット枠15とマグネッ
トアーマチュア16との間の距離Dと、電磁マグネット
14の吸引力Faおよびコイルばね19の弾発力Fbと
の関係を示した図である。図中(イ)はコイル21に一
定の電流を流した状態において、距離Dと吸引力Faと
の関係を示し、(ロ)は距離Dと弾発力Fbとの関係を
示す。
【0024】この実施の形態例では、コイルばね19の
隙間に弾性体31が装着されているので、吸引力Faに
よりコイルばね19が圧縮され、距離Dが短くなると、
弾性体31もコイルばね19により圧縮され、その弾性
体31の弾発力が発生するので、マグネット枠15とマ
グネットアーマチュア16を開離する方向へ働く力は、
コイルばね19の圧縮途中で弾発力Fbにこの弾性体3
1の弾発力も加わり、図中一点鎖線に示すように折れ線
形状の(ニ)のように変化する。
【0025】ブレーキ装置を制動動作させるために、コ
イル21に流れる電流を切ると、電流は回路の時定数に
従って減少し、電磁マグネット14の吸引力Faも減少
し、距離Dと吸引力Faとの関係は図中の(イ)から
(ホ)へ変化する。距離Dがゼロにおける吸引力Fa1
が、コイルばね19の弾発力Fb1に弾性体31の弾発
力を加えた弾発力F´b1よりも小さくなると、マグネ
ット枠15とマグネットアーマチュア16が開離し始め
る。この実施の形態例の弾発力F´b1は図3に示した
従来例の弾発力Fb1と比較して、大きな値であり、従
って吸引力Faと弾発力F´bとの差が小さいので、電
流を切った後はすぐに吸引力Faの値が弾発力F´bの
値よりも小さくなり、マグネット枠15とマグネットア
ーマチュア16とが開離し始める。また、その後も図5
から分かるように、曲線(イ)と曲線(ニ)との差が小
さい、つまり弾発力F´bと吸引力Faとの差が小さい
ので、マグネット枠15とマグネットアーマチュア16
との開離力が小さく、従って加速度が小さいので、マグ
ネット枠15とマグネットアーマチュア16とはゆっく
りと開離し、ブレーキシュー11がおもり側ガイドレー
ル7に緩やかに押し付けられ、このときの騒音の発生を
防止することができる。なお、この説明ではコイル電流
値は距離Dが大きくなっても一定と仮定している。
【0026】図6は、この発明の実施の形態1のブレー
キ装置において、コイル21に流れる電流を切った後
の、時間Tとコイル電流iとの関係、および時間Tと距
離Dとの関係を示す。時間T1で電流を切ると、電流は
回路の時定数に従って減衰し、マグネット枠15とマグ
ネットアーマチュア16とはすぐに開離し始め、その後
はゆっくりと開離することが図6からも分かる。マグネ
ット枠15とマグネットアーマチュア16とがゆっくり
開離することから、ブレーキシュー11がおもり側ガイ
ドレール7に緩やかに押し付けられ、従ってそのときの
騒音の発生を防止することができる。
【0027】実施の形態2.図7はこの発明の実施の形
態2を示す要部断面図であり、コイルばね19の線部1
9a間の隙間に弾性体31を装着する代わりにコイルば
ね19の線部19aの表面にゴム製の弾性体32を被覆
した点が実施の形態1と異なる。また、弾性体32の材
質として弾性を有する合成樹脂であってもよい。
【0028】実施の形態3.図8はこの発明の実施の形
態3を示す要部断面図であり、この弾性体33はゴム製
のリング形状で構成されているとともに、切断部33a
を有している。この弾性体33は従来のブレーキ装置1
0のコイルばね19の各線部19a間に、切断部33a
で弾性体33を開いて簡単に装着することができ、従来
のブレーキ装置10を騒音のないブレーキ装置に簡単に
改造することができる。なお、上記各実施の形態では、
ブレーキ装置を釣合おもり5側に設けたが、かご4側に
設けてもよく、このときには、ブレーキシュー11は被
押圧体であるかご側ガイドレール6に押圧される。ま
た、上記各実施の形態ではリニアモータエレベータに用
いられたブレーキ装置について説明したが、このブレー
キ装置はロープ式エレベータにも適用することができる
のは勿論である。
【0029】以上説明したように、この発明のエレベー
タのブレーキ装置によれば、被押圧体にブレーキシュー
を押圧するコイルばねの線部間の隙間に弾性体を設けた
ので、ブレーキ装置の開放時には、コイルばねを完全圧
縮状態で使用することなく、マグネット枠とマグネット
アーマチュアとの間に隙間を形成することが可能とな
り、マグネット枠とマグネットアーマチュアとは衝突し
なくて済み、衝突による騒音の発生を防止できる。ま
た、コイルばねは完全圧縮状態で使用しなくてよいこと
から、コイルばねは長期にわたって使用することができ
る。また、ブレーキ装置の制動時には、ブレーキシュー
が被押圧体に緩やかに押し付けられ、このときの騒音の
発生も防止することができる効果もある。
【0030】また、弾性体を螺旋状に形成したときに
は、コイルばねの端部から回転により簡単に線部間に弾
性体を装着することができる。
【0031】また、弾性体を線部に被覆したときには、
例えばコイルばねを溶融した状態の弾性体に浸漬して線
部に弾性体を簡単に被覆することができる。
【0032】また、弾性体を切断部を有するリング形状
で構成したときには、既存のコイルばねに簡単に弾性体
を装着することができ、従来のブレーキ装置を騒音のな
いブレーキ装置に簡単に改造することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1のブレーキ装置の電
磁マグネットの開放時の状態を示す断面図である。
【図2】 図1の弾性体の断面図である。
【図3】 従来のブレーキ装置における、マグネット枠
とマグネットアーマチュアとの間の距離と、電磁マグネ
ットの吸引力、弾性体の弾発力との関係を示す図であ
る。
【図4】 従来のブレーキ装置における、一次側コイル
に流れる電流を切った後の電流の時間経過と、マグネッ
ト枠とマグネットアーマチュアとの間の距離の時間経過
とを示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1のブレーキ装置にお
ける、マグネット枠とマグネットアーマチュアとの間の
距離と、電磁マグネットの吸引力、弾性体の弾発力との
関係を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態1のブレーキ装置にお
ける、一次側コイルに流れる電流を切った後の電流の時
間経過と、マグネット枠とマグネットアーマチュアとの
間の距離の時間経過とを示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態2のブレーキ装置のコ
イルばねを示す断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態3のブレーキ装置の弾
性体の斜視図である。
【図9】 従来のリニアモータエレベータの一例を示す
斜視図である。
【図10】 図9の釣合おもり側の正面図である。
【図11】 図10のブレーキ装置の拡大図である。
【図12】 図10のブレーキ装置の制動時の状態を示
す断面図である。
【図13】 図10のブレーキ装置の開放時の状態を示
す断面図である。
【図14】 従来のブレーキ装置の電磁マグネットの断
面図である。
【符号の説明】
1 昇降路、5 釣合おもり、6 かご側ガイドレー
ル、7 おもり側ガイドレール(被押圧体)、8 一次
側コイル、9 二次導体、11 ブレーキシュー、14
電磁マグネット、15 マグネット枠、16 マグネ
ットアーマチュア、19 コイルばね、19a 線部、
31、32、33 弾性体、33a 切断部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルが設けられたマグネット枠と、こ
    のマグネット枠に対向して設けられたマグネットアーマ
    チュアと、このマグネットアーマチュアおよび前記マグ
    ネット枠にそれぞれ一端部が設けられ他端部に被押圧体
    を押圧するブレーキシューが設けられた一対のアーム
    と、前記マグネットアーマチュアと前記マグネット枠と
    の間に設けられマグネットアーマチュアとマグネット枠
    とを開離する方向に付勢して前記アームを介して前記被
    押圧体に前記ブレーキシューを押圧するとともに、螺旋
    状の線部を有するコイルばねと、このコイルばねの線部
    間の隙間に設けられた弾性体とを備えたことを特徴とす
    るエレベータのブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 弾性体は螺旋状に形成されたことを特徴
    とする請求項1記載のエレベータのブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 弾性体は線部に被覆されて構成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載のエレベータのブレーキ装
    置。
  4. 【請求項4】 弾性体は切断部を有するリング形状で構
    成されたことを特徴とする請求項1記載のエレベータの
    ブレーキ装置。
  5. 【請求項5】 被押圧体はおもり側ガイドレールである
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記
    載のエレベータのブレーキ装置。
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