JPH09150774A - 自動二輪車のリヤブレーキ用マスターシリンダ取付構造 - Google Patents

自動二輪車のリヤブレーキ用マスターシリンダ取付構造

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Publication number
JPH09150774A
JPH09150774A JP7310732A JP31073295A JPH09150774A JP H09150774 A JPH09150774 A JP H09150774A JP 7310732 A JP7310732 A JP 7310732A JP 31073295 A JP31073295 A JP 31073295A JP H09150774 A JPH09150774 A JP H09150774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
master cylinder
footrest
rider
vehicle body
Prior art date
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Pending
Application number
JP7310732A
Other languages
English (en)
Inventor
Munetaka Koike
宗隆 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH09150774A publication Critical patent/JPH09150774A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ライダーフットレストを車体に取り付けるた
めのフットレストブラケットを浮動式にしたものをブレ
ーキペダルを車体に取り付けるための取付け用ブラケッ
トに兼用した場合において、当該ブレーキペダルと連結
されているマスターシリンダを車体に固定するための専
用の取付け用ブラケットを特に用意しなくとも、マスタ
ーシリンダを車体に固定することができる自動二輪車用
のリヤブレーキ用マスターシリンダ取付構造を提供する
こと。 【解決手段】 自動二輪車のリヤブレーキ用マスターシ
リンダ取付構造Aは、ピリオンフットレスト48を車体
に取り付けるためのピリオンフットレストブラケット4
9をライダーフットレストブラケット41とは別に用意
し、このピリオンフットレストブラケットをブレーキペ
ダル43の踏力を油圧に変えてリアブレーキを作動させ
るためのマスターシリンダ45を車体に固定するための
取付け用ブラケットとして兼用するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動二輪車のリヤブ
レーキ用マスターシリンダ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車にあってはエンジンの振動が
大きい。このため、片持ちばり的に車体に取り付けられ
るフットレストは、当該エンジンの振動の影響を受けて
振動し易い。特にエンジンのすぐそばにある、ライダー
の足を載せるフットレスト(以下「ライダーフットレス
ト」という。)は、同乗者が足を置くフットレスト(以
下「ピリオンフットレスト」という。)よりもその振動
が大きい。
【0003】そこで、通常、ライダーフットレストに
は、それ自体に振動軽減対策を施して対処しているが、
この他に例えば、実開平1−68297号公報にあるよ
うに、ライダーフットレストを車体に固定にするための
フットレストブラケットをいわゆる浮動構造にしたもの
がある。
【0004】フットレストブラケットにおける浮動構造
とは、フットレストブラケットを車体に固定する部分に
Hゴム等の弾性体を介在させることで、フットレストブ
ラケットを車体にスクリューのみで固定する場合と比
べ、半固定的に車体に固定するというものである。した
がって、エンジンからフットレストブラケットに伝わっ
て来る振動は、途中の弾性体で吸収されるので、フット
レストへの振動は伝わりにくくなる。
【0005】ところで、右側のライダーフットレスト近
傍にはブレーキペダルがあり、これを車体に取り付ける
にあたって、前記フットレストブラケットをブレーキペ
ダル取付け用のブラケットとして兼用することがある。
【0006】また、この他にも上記例示公報にもあるよ
うに、フットレストブラケットは、ブレーキペダルとリ
アブレーキとの間に介在されるマスターシリンダを車体
に取り付けるための取付け用ブラケットとして兼用され
ることがある。すなわち、ライダーフットレストを車体
に取り付けるためのフットレストブラケットには、ライ
ダーフットレスト以外にブレーキペダルとマスターシリ
ンダとが一緒に取り付けられることがあるということで
ある。
【0007】しかして、フットレストブラケットが浮動
式の場合、フットレストブラケットが車体に対して半固
定的であるから、ブレーキペタルに対するライダーの踏
力が強いと、弾性体は多少ではあっても変形することが
考えられる。そして、その結果、フットレストブラケッ
トの取付位置が変化する。すると、フットレストブラケ
ットに取り付けられているマスターシリンダもその正規
の位置から動く虞れがある。
【0008】マスターシリンダは、ライダーの踏力を油
圧に変えるための複雑な機構であって、精密なものであ
るし、また、ブレーキペタルの操作性フィーリングを良
好にするためにもマスターシリンダの位置は固定して動
かない方がよい。
【0009】そこで、マスターシリンダ専用の取付けブ
ラケットを容易し、マスターシリンダを車体に固定して
動かないようにすることも考えられる。しかし、当該専
用のブラケットが必要な分、部品点数が増加してしま
う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みて発明されたものであって、その解決しようとする
課題は、ライダーフットレストを車体に取り付けるため
のライダーフットレストブラケットを浮動式にしたもの
をブレーキペダルを車体に取り付けるための取付け用ブ
ラケットに兼用した自動二輪車において、当該ブレーキ
ペダルと連結されているマスターシリンダを車体に固定
するための専用の取付けブラケットを特に用意しなくて
も、マスターシリンダを車体に固定して、ライダーがブ
レーキペタルを踏む踏まないに関係なく動かないように
することができる自動二輪車のリヤブレーキ用マスター
シリンダ取付構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は、以
上の課題を解決するために次の手段を講じた。すなわ
ち、本発明自動二輪車用のリヤブレーキ用マスターシリ
ンダ取付構造は、自動二輪車のライダーフットレストを
車体に取り付けるためのライダーフットレストブラケッ
トを浮動式にしたものをブレーキペダルを車体に取り付
けるための取付け用ブラケットに兼用した場合におい
て、ピリオンフットレストを車体に取り付けるためのピ
リオンフットレストブラケットを前記ライダーフットレ
ストとは別に用意し、このピリオンフットレストブラケ
ットを、ブレーキペダルの踏力を油圧に変えてリアブレ
ーキを作動させるためのマスターシリンダを車体に固定
するための取付けブラケットとして兼用するようにし
た。
【0012】したがって、本発明自動二輪車用のリヤブ
レーキ用マスターシリンダ取付構造によれば、ピリオン
フットレストを車体に取り付けるためのピリオンフット
レストブラケットを前記ライダーフットレストブラケッ
トとは別に用意し、このライダーフットレストブラケッ
トにブレーキペダルの踏力を油圧に変えてリアブレーキ
を作動させるためのマスターシリンダを車体に固定する
ための取付けブラケットとして兼用するようにしたの
で、マスターシリンダを車体に固定するための取付けブ
ラケットを新たに用意する必要がなくなり、それだけ部
品点数の削減ができる。また、マスターシリンダの取り
付けられるピリオンフットレストブラケットとライダー
フットレストブラケットとは別物であるから、ブレーキ
ペタルの付いているライダーフットレストブラケット
が、ライダーがブレーキペタルを踏むことによって動い
たとしても、その影響でピリオンフットレストブラケッ
トは動かないので、マスターシリンダも車体に固定され
たまま動かないようにできる。また、ブレーキペタルの
操作性フィーリングもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
図示した実施の形態に基づいて詳細に説明する。図1は
本発明に係る自動二輪車用のリヤブレーキ用マスターシ
リンダ取付構造Aの採用された自動二輪車2の平面図、
図2は図1の右側面図、図3は図2の要部側面図であっ
てフレームカバー37の一部を取り去った状態を示す
図、図4は図3の要部を裏面側から見た拡大図である。
【0014】自動二輪車2は、車輛前後に延びる車体フ
レーム5を骨格とする。車体フレーム5は、ヘッドパイ
プ7から車輛後方へ延び、エンジン9の上方から回り込
むようにエンジン9の後方にまで位置して車輛前半部を
支持する左右一対のL字形ボディチューブフレーム12
L・12R(右側のボディチューブフレーム12Rのみ
図2に示す。)を有しており、また、ボディチューブフ
レーム12L・12Rから車輛後方へは、車輛後半部の
骨格となる左右一対のシートレールフレーム13L・1
3R(図3に右側のシートレールフレーム13Rのみそ
の一部を示す。)が一体に接続されている。
【0015】シートレールフレーム13L・13Rの後
部と、ボディチューブフレーム12L・12Rの後部に
一体に設けた、リアスイングアーム14を回動自在に支
持するためのピボットフレーム15L・15R(右側の
ピボットフレーム15Rのみ図2に示す。)との間に
は、シートピラー17L・17R(図2に右側のシート
ピラー17Rのみ示す。)が少なくとも介在されてあ
る。
【0016】また、ヘッドパイプ7の前部には、ハンド
ル23およびハンドル操作によって左右に回動するフロ
ントフォーク24が取り付けられており、フロントフォ
ーク24には、前輪25が、回転自在に取り付けられて
いる。
【0017】後輪31は、リアスイングアーム14に回
転自在に取り付けられている。なお、前輪25および後
輪31は、それぞれフロントディスクブレーキ35およ
びリアディスクブレーキ36によって制動する。
【0018】上記した自動二輪車2は、フレームカバー
37でその全体が覆われている。
【0019】一方、ピボットフレーム15L・15Rに
は、その各後縁151(図3参照)にライダーフットレ
スト39を車体に取り付けるためのライダー(フロン
ト)フットレストブラケット41が、いわゆる浮動構造
によって半固定式に取り付けられており、これら各ライ
ダー(フロント)フットレストブラケット41には、ラ
イダーフットレスト39の他、ブレーキペダル43が、
ライダーの踏力に応じて時計周りに、また反時計周りに
回動するようにその後端部43rが取り付けられてい
る。
【0020】ブレーキペダル43の後方斜め上部には、
ブレーキペダル43の踏力を油圧に変えてリアディスク
ブレーキ36を作動させるためのマスターシリンダ45
が配置されており、マスターシリンダ45はブレーキロ
ッド47を介してブレーキペタル43と連結されてい
る。また、マスターシリンダ45とリアディスクブレー
キ36とは、ブレーキパイプ48(図2参照)を介して
接続されている。
【0021】マスターシリンダ45は、右側のシートピ
ラー17Rのほぼ中央に取り付けられており、その取り
付けには、ライダーフットレストブラケット41とは別
に用意した、ピリオンフットレスト48を車体に取り付
けるためのピリオンフットレストブラケット49を介し
て取り付けられている。つまり、ピリオンフットレスト
ブラケット49は、ピリオンフットレスト47を車体に
取り付けるとともにマスターシリンダ45を車体に取り
付けるための取付け用ブラケットとして機能している。
なお、このピリオンフットレストブラケット49にもラ
イダーフットレストブラケット41と同様に浮動構造が
用いられているが、浮動構造にしなくともよい。
【0022】以上のようにしてマスターシリンダ45が
車体に取付られ、このようなマスターシリンダ45の車
体への取り付け構造を自動二輪車のリヤブレーキ用マス
ターシリンダ取付構造Aという。
【0023】しかして、このように構成された自動二輪
車のリヤブレーキ用マスターシリンダ取付構造Aによれ
ば、ピリオンフットレスト48を車体に取り付けるため
のピリオンフットレストブラケット49をライダーフッ
トレストブラケット41とは別に用意し、このライダー
フットレストブラケット41にブレーキペダル43の踏
力を油圧に変えてリアディスクブレーキ36を作動させ
るためのマスターシリンダ45を車体に固定するための
取付け用ブラケットに兼用するようにしたので、マスタ
ーシリンダ45を車体に固定するための取付け用ブラケ
ットを新たに用意する必要がなくなり、それだけ部品点
数の削減ができる。
【0024】また、マスターシリンダ45の取り付けら
れるピリオンフットレストブラケット49とライダーフ
ットレストブラケット41とは別物であるから、ブレー
キペタル43の付いているライダーフットレストブラケ
ット41が、ライダーがブレーキペタル43を踏むこと
によって動いたとしても、その影響でピリオンフットレ
ストブラケット49は動かないので、マスターシリンダ
45も車体に固定されたまま動かないようにできる。ま
た、ブレーキペタル43の操作性フィーリングもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、マスターシリンダを車
体に固定するための専用の取付け用ブラケットを特に用
意しなくとも、マスターシリンダを車体に固定すること
ができるので、マスターシリンダを車体に固定するため
の取付け用ブラケットを新たに用意する必要がなくな
り、それだけ部品点数の削減ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車用のリヤブレーキ用マ
スターシリンダ取付構造の採用された自動二輪車の平面
図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図2の要部側面図である。
【図4】図3の要部を裏面側から見た拡大図である。
【符号の説明】
A 自動二輪車のリヤブレーキ用マスターシリンダ
取付構造 3 自動二輪車 36 リアブレーキ 39 ライダーフットレスト 41 ライダーフットレストブラケット 43 ブレーキペダル 45 マスターシリンダ 48 ピリオンフットレスト 49 ピリオンフットレストブラケット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動二輪車のライダーフットレストを車
    体に取り付けるためのライダーフットレストブラケット
    を浮動式にしたものをブレーキペダルを車体に取り付け
    るための取付け用ブラケットに兼用した場合において、
    ピリオンフットレストを車体に取り付けるためのピリオ
    ンフットレストブラケットを前記ライダーフットレスト
    とは別に用意し、このピリオンフットレストブラケット
    を、ブレーキペダルの踏力を油圧に変えてリアブレーキ
    を作動させるためのマスターシリンダを車体に固定する
    ための取付けブラケットとして兼用するようにしたこと
    を特徴とする自動二輪車のリヤブレーキ用マスターシリ
    ンダ取付構造。
JP7310732A 1995-11-29 1995-11-29 自動二輪車のリヤブレーキ用マスターシリンダ取付構造 Pending JPH09150774A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7310732A JPH09150774A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 自動二輪車のリヤブレーキ用マスターシリンダ取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7310732A JPH09150774A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 自動二輪車のリヤブレーキ用マスターシリンダ取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09150774A true JPH09150774A (ja) 1997-06-10

Family

ID=18008822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7310732A Pending JPH09150774A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 自動二輪車のリヤブレーキ用マスターシリンダ取付構造

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JP (1) JPH09150774A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007091145A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車
CN100352724C (zh) * 2003-04-04 2007-12-05 本田技研工业株式会社 小型摩托车的底板结构
US7686318B2 (en) * 2005-09-14 2010-03-30 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Motorcycle passenger footrest structure

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100352724C (zh) * 2003-04-04 2007-12-05 本田技研工业株式会社 小型摩托车的底板结构
US7686318B2 (en) * 2005-09-14 2010-03-30 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Motorcycle passenger footrest structure
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