JP2000128054A - 自動二輪車のフレーム構造 - Google Patents
自動二輪車のフレーム構造Info
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- JP2000128054A JP2000128054A JP10304400A JP30440098A JP2000128054A JP 2000128054 A JP2000128054 A JP 2000128054A JP 10304400 A JP10304400 A JP 10304400A JP 30440098 A JP30440098 A JP 30440098A JP 2000128054 A JP2000128054 A JP 2000128054A
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- JP
- Japan
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- engine
- engine suspension
- footrest
- bracket
- body frame
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車体フレームの特にフートレストブラケット
周囲の剛性を確保しながら軽量化を図ることができる自
動二輪車のフレーム構造を提供すること。 【構成】 エンジンを懸架するためのエンジン懸架ボス
30とフートレストを取り付けるためのフートレストブ
ラケット31を一体に形成し、これをダウンチューブ
(車体フレーム)7に挿通固着する。本発明によれば、
エンジン懸架ボス30とフートレストブラケット31を
一体に形成したため、エンジン10によりフートレスト
ブラケット周囲の剛性が高められ、この周囲のダウンチ
ューブ(車体フレーム)7に対する特別な補強が不要と
なり、車体フレームの軽量化が図られる。
周囲の剛性を確保しながら軽量化を図ることができる自
動二輪車のフレーム構造を提供すること。 【構成】 エンジンを懸架するためのエンジン懸架ボス
30とフートレストを取り付けるためのフートレストブ
ラケット31を一体に形成し、これをダウンチューブ
(車体フレーム)7に挿通固着する。本発明によれば、
エンジン懸架ボス30とフートレストブラケット31を
一体に形成したため、エンジン10によりフートレスト
ブラケット周囲の剛性が高められ、この周囲のダウンチ
ューブ(車体フレーム)7に対する特別な補強が不要と
なり、車体フレームの軽量化が図られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車のフレ
ーム構造に関する。
ーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車においては、エンジンを懸架
するためのエンジン懸架ボスとフートレストを取り付け
るためのフートレストブラケットが車体フレームに取り
付けられるが、両者は別々に構成されていた。
するためのエンジン懸架ボスとフートレストを取り付け
るためのフートレストブラケットが車体フレームに取り
付けられるが、両者は別々に構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする従来の技術】ところが、従来
のようにエンジン懸架ボスとフートレストブラケットを
別々に構成すると、フートレストブラケット周囲の剛性
を高めるために車体フレームの重量が増えるという問題
があった。
のようにエンジン懸架ボスとフートレストブラケットを
別々に構成すると、フートレストブラケット周囲の剛性
を高めるために車体フレームの重量が増えるという問題
があった。
【0004】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、車体フレームの特にフートレ
ストブラケット周囲の剛性を確保しながら軽量化を図る
ことができる自動二輪車のフレーム構造を提供すること
にある。
で、その目的とする処は、車体フレームの特にフートレ
ストブラケット周囲の剛性を確保しながら軽量化を図る
ことができる自動二輪車のフレーム構造を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、エンジンを懸架するための
エンジン懸架ボスとフートレストを取り付けるためのフ
ートレストブラケットを一体に形成し、これを車体フレ
ームに挿通固着したことを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、エンジンを懸架するための
エンジン懸架ボスとフートレストを取り付けるためのフ
ートレストブラケットを一体に形成し、これを車体フレ
ームに挿通固着したことを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記エンジン懸架ボスとフートレストブラ
ケットをロストワックス法によって一体成形したことを
特徴とする。
明において、前記エンジン懸架ボスとフートレストブラ
ケットをロストワックス法によって一体成形したことを
特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、左右一対の前記エンジン懸架ボスは車体に
対する前後及び上下方向の位置が等しく、これら左右一
対のエンジン懸架ボスとエンジンは1本の長尺ボルトに
よって貫通締付されているものとしたことを特徴とす
る。
明において、左右一対の前記エンジン懸架ボスは車体に
対する前後及び上下方向の位置が等しく、これら左右一
対のエンジン懸架ボスとエンジンは1本の長尺ボルトに
よって貫通締付されているものとしたことを特徴とす
る。
【0008】従って、請求項1記載の発明によれば、エ
ンジン懸架ボスとフートレストブラケットを一体に形成
したため、エンジンによりフートレストブラケット周囲
の剛性が高められ、この周囲の車体フレームに対する特
別な補強が不要となり、この結果、車体フレームの軽量
化が図られる。
ンジン懸架ボスとフートレストブラケットを一体に形成
したため、エンジンによりフートレストブラケット周囲
の剛性が高められ、この周囲の車体フレームに対する特
別な補強が不要となり、この結果、車体フレームの軽量
化が図られる。
【0009】請求項2記載の発明によれば、エンジン懸
架ボスとフートレストブラケットをロストワックス法に
よって一体成形したため、複雑な形状を有するエンジン
懸架ボスとフートレストブラケットを容易に一体成形す
ることができる。
架ボスとフートレストブラケットをロストワックス法に
よって一体成形したため、複雑な形状を有するエンジン
懸架ボスとフートレストブラケットを容易に一体成形す
ることができる。
【0010】請求項3記載の発明によれば、エンジンの
支持剛性を高めることができる。
支持剛性を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0012】先ず、本発明に係るフレーム構造を備える
自動二輪車の概略構成を図1に基づいて説明する。
自動二輪車の概略構成を図1に基づいて説明する。
【0013】図1は自動二輪車1の側面図であり、同図
において2は車体前方上部に位置するヘッドパイプであ
り、該ヘッドパイプ2内には不図示のステアリング軸が
回動自在に挿通している。そして、ステアリング軸には
フロントフォーク3の上端部が支持されており、該フロ
ントフォーク3の下端部には前輪4が回転自在に軸支さ
れている。又、不図示のステアリング軸の上端にはハン
ドルバー5が取り付けられている。
において2は車体前方上部に位置するヘッドパイプであ
り、該ヘッドパイプ2内には不図示のステアリング軸が
回動自在に挿通している。そして、ステアリング軸には
フロントフォーク3の上端部が支持されており、該フロ
ントフォーク3の下端部には前輪4が回転自在に軸支さ
れている。又、不図示のステアリング軸の上端にはハン
ドルバー5が取り付けられている。
【0014】一方、ヘッドパイプ2からはメインフレー
ム6が側面視で車体後方に向かって斜め下方に延出する
とともに、左右一対のダウンチューブ7が側面視で車体
後方に向かって斜め下方に延出した後、車体後方に向か
って折り曲げられてメインフレーム6の下方を車体後方
に向かって略水平に延出している。そして、メインフレ
ーム6とダウンチューブ7の各後端部は円弧状に成形さ
れたリヤアームブラケット8にそれぞれ連結されてお
り、左右の各ダウンチューブ7の下部コーナー部にはラ
イダーが足を載せるためのフートレスト9がそれぞれ取
り付けられている。
ム6が側面視で車体後方に向かって斜め下方に延出する
とともに、左右一対のダウンチューブ7が側面視で車体
後方に向かって斜め下方に延出した後、車体後方に向か
って折り曲げられてメインフレーム6の下方を車体後方
に向かって略水平に延出している。そして、メインフレ
ーム6とダウンチューブ7の各後端部は円弧状に成形さ
れたリヤアームブラケット8にそれぞれ連結されてお
り、左右の各ダウンチューブ7の下部コーナー部にはラ
イダーが足を載せるためのフートレスト9がそれぞれ取
り付けられている。
【0015】而して、上記メインフレーム6とダウンチ
ューブ7及びリヤアームブラケット8によって囲まれた
空間にはV型2気筒エンジン10が収納支持されてお
り、該エンジン10の前後のシリンダ10a,10bの
間にはキャブレタ11が配設されている。
ューブ7及びリヤアームブラケット8によって囲まれた
空間にはV型2気筒エンジン10が収納支持されてお
り、該エンジン10の前後のシリンダ10a,10bの
間にはキャブレタ11が配設されている。
【0016】又、エンジン10の上方のメインフレーム
6には燃料タンク12が支持されており、該燃料タンク
12の後方にはメインシート13とタンデムシート14
がそれぞれ配設されている。
6には燃料タンク12が支持されており、該燃料タンク
12の後方にはメインシート13とタンデムシート14
がそれぞれ配設されている。
【0017】一方、前記リヤアームブラケット8にはリ
ヤアーム15の前端ピボット軸16にて揺動自在に枢着
されており、該リヤアーム15の後端部には後輪17が
回転自在に軸支されている。尚、リヤアーム15とこれ
の後端に軸支された後輪17は不図示の単一のリヤクッ
ションによって車体側に懸架されており、後輪17から
の衝撃はリヤクッションにおいて発生する減衰力によっ
て吸収緩和される。
ヤアーム15の前端ピボット軸16にて揺動自在に枢着
されており、該リヤアーム15の後端部には後輪17が
回転自在に軸支されている。尚、リヤアーム15とこれ
の後端に軸支された後輪17は不図示の単一のリヤクッ
ションによって車体側に懸架されており、後輪17から
の衝撃はリヤクッションにおいて発生する減衰力によっ
て吸収緩和される。
【0018】而して、本実施の形態に係る自動二輪車1
は駆動方式としてベルトドライブ式を採用しており、前
記エンジン10の出力軸に結着された不図示のプーリと
後輪17に結着されたホイールプーリ18との間には不
図示のベルトが巻装されている。
は駆動方式としてベルトドライブ式を採用しており、前
記エンジン10の出力軸に結着された不図示のプーリと
後輪17に結着されたホイールプーリ18との間には不
図示のベルトが巻装されている。
【0019】ここで、本発明に係るフレーム構造を図2
〜図11に基づいて説明する。尚、図2は自動二輪車の
車体フレームの側面図、図3は図2のA−A線断面図、
図4は図2のB−B線断面図、図5は図2のC−C線断
面図、図6は図2のD−D線断面図、図7は図2のE−
E線断面図、図8は図2のF部拡大詳細図、図9は図8
の矢視G方向の図、図10はフートレスト取付状態を示
す車体フレームの部分側面図、図11は図10のH−H
線断面図である。
〜図11に基づいて説明する。尚、図2は自動二輪車の
車体フレームの側面図、図3は図2のA−A線断面図、
図4は図2のB−B線断面図、図5は図2のC−C線断
面図、図6は図2のD−D線断面図、図7は図2のE−
E線断面図、図8は図2のF部拡大詳細図、図9は図8
の矢視G方向の図、図10はフートレスト取付状態を示
す車体フレームの部分側面図、図11は図10のH−H
線断面図である。
【0020】図2に示すように、前記ヘッドパイプ2と
メインフレーム6及びダウンチューブ7との接続部は板
金製のガセット19によって補強されており、このガセ
ット19の前端部は図3に示すようにヘッドパイプ2の
両外側面を覆ってこれの前方まで延びてヘッドパイプ2
に溶着されている。従って、ガセット19のヘッドパイ
プ2への溶接部の溶接ビードが外側方から見えることが
なく、ヘッドパイプ2部分の外観性が高められる。
メインフレーム6及びダウンチューブ7との接続部は板
金製のガセット19によって補強されており、このガセ
ット19の前端部は図3に示すようにヘッドパイプ2の
両外側面を覆ってこれの前方まで延びてヘッドパイプ2
に溶着されている。従って、ガセット19のヘッドパイ
プ2への溶接部の溶接ビードが外側方から見えることが
なく、ヘッドパイプ2部分の外観性が高められる。
【0021】ところで、図2に示すように、前記リヤア
ームブラケット8の前方のメインフレーム6とタウンチ
ューブ7との間にはパイプフレーム20が垂直に架設さ
れており、該パイプフレーム20の中間高さ位置には図
7に示すように上下2本のスリーブ21(図7には一方
のみ図示)が横方向に挿通固着されている。そして、こ
れらのスリーブ21の両側には三角状のエンジン懸架ブ
ラケット22が各スリーブ21に挿通するボルト23と
これに螺着されたナット24によって取り付けられてい
る。
ームブラケット8の前方のメインフレーム6とタウンチ
ューブ7との間にはパイプフレーム20が垂直に架設さ
れており、該パイプフレーム20の中間高さ位置には図
7に示すように上下2本のスリーブ21(図7には一方
のみ図示)が横方向に挿通固着されている。そして、こ
れらのスリーブ21の両側には三角状のエンジン懸架ブ
ラケット22が各スリーブ21に挿通するボルト23と
これに螺着されたナット24によって取り付けられてい
る。
【0022】又、図2に示すように、メインフレーム6
にはエンジン懸架ブラケット25が溶着されており、左
右の各ダウンチューブ7の内側には図4に示すようにチ
ャンネル部材26が溶着されており、各チャンネル部材
26の内側には三角状のエンジン懸架ブラケット27が
ボルト28と予めチャンネル部材26の内側に溶接され
たナット29によって取り付けられている。
にはエンジン懸架ブラケット25が溶着されており、左
右の各ダウンチューブ7の内側には図4に示すようにチ
ャンネル部材26が溶着されており、各チャンネル部材
26の内側には三角状のエンジン懸架ブラケット27が
ボルト28と予めチャンネル部材26の内側に溶接され
たナット29によって取り付けられている。
【0023】更に、各ダウンチューブ7のコーナー部に
は図5に示すように丸パイプ状のエンジン懸架ボス30
が横方向にそれぞれ挿通固着されている。尚、左右一対
のエンジン懸架ボス30は車体に対する前後及び上下方
向の位置が等しく設定されている。
は図5に示すように丸パイプ状のエンジン懸架ボス30
が横方向にそれぞれ挿通固着されている。尚、左右一対
のエンジン懸架ボス30は車体に対する前後及び上下方
向の位置が等しく設定されている。
【0024】ところで、図8及び図9に示すように、上
記エンジン懸架ボス30とフートレストブラケット31
はロストワックス法によって一体成形されている。ここ
で、フートレストブラケット31は前記フートレスト9
を取り付けるためのものであって、これはダウンチュー
ブ7の外側方に突出しており、その外端面には前後2つ
のネジ穴31aが刻設されている。
記エンジン懸架ボス30とフートレストブラケット31
はロストワックス法によって一体成形されている。ここ
で、フートレストブラケット31は前記フートレスト9
を取り付けるためのものであって、これはダウンチュー
ブ7の外側方に突出しており、その外端面には前後2つ
のネジ穴31aが刻設されている。
【0025】又、各ダウンチューブ7の内側には図6に
示すようにL字状に折曲成形されたエンジンブラケット
32が溶着されている。
示すようにL字状に折曲成形されたエンジンブラケット
32が溶着されている。
【0026】而して、前記エンジン10は以上説明した
エンジン懸架ブラケット22,25,27,32及びエ
ンジン懸架ボス30を介して車体フレームに懸架されて
いる。
エンジン懸架ブラケット22,25,27,32及びエ
ンジン懸架ボス30を介して車体フレームに懸架されて
いる。
【0027】即ち、エンジン10の前後のシリンダ10
a,10bは、図2に示すように前記エンジン懸架ブラ
ケット25に上下2本のボルト33によって取り付けら
れた支持ステー34にボルト35によって取り付けられ
て支持されている。又、エンジン10の前端は図4に示
すように左右一対の前記エンジン懸架ブラケット27に
ボルト36とナット37によって支持され、前端下部は
図5に示すように左右一対の前記エンジン懸架ボス30
に挿通する長尺のボルト38とこれに螺着されたナット
39によって支持されている。
a,10bは、図2に示すように前記エンジン懸架ブラ
ケット25に上下2本のボルト33によって取り付けら
れた支持ステー34にボルト35によって取り付けられ
て支持されている。又、エンジン10の前端は図4に示
すように左右一対の前記エンジン懸架ブラケット27に
ボルト36とナット37によって支持され、前端下部は
図5に示すように左右一対の前記エンジン懸架ボス30
に挿通する長尺のボルト38とこれに螺着されたナット
39によって支持されている。
【0028】更に、エンジン10の後端下部は図6に示
すように左右一対の前記エンジン懸架ボス30に挿通す
るボルト40とこれに螺着されたナット41によって支
持され、後端中間部は図7に示すように左右一対の前記
エンジン懸架ブラケット22に挿通するボルト42とこ
れに螺着されたナット43によって支持されている。
すように左右一対の前記エンジン懸架ボス30に挿通す
るボルト40とこれに螺着されたナット41によって支
持され、後端中間部は図7に示すように左右一対の前記
エンジン懸架ブラケット22に挿通するボルト42とこ
れに螺着されたナット43によって支持されている。
【0029】ところで、エンジン懸架ボス30と一体に
形成された前記フートレストブラケット31には、図1
0及び図11に示すように、外側方に向かって斜め上方
に延びるアーム部材44がフートレストブラケット31
に形成された前記ネジ穴31aに螺着された前後2本の
ボルト45によって取り付けられており、このアーム部
材44の先部には前記フートレスト9が前後方向に挿通
するシャフト46によって回動可能に軸支されている。
そして、このフートレスト9はシャフト46に巻装され
たリターンスプリング47によって付勢されて図示のよ
うに水平状態に保持され、これに外力が作用するとリタ
ーンスプリング47の付勢力に抗してシャフト46を中
心として回動することによってその損傷が防がれる。
形成された前記フートレストブラケット31には、図1
0及び図11に示すように、外側方に向かって斜め上方
に延びるアーム部材44がフートレストブラケット31
に形成された前記ネジ穴31aに螺着された前後2本の
ボルト45によって取り付けられており、このアーム部
材44の先部には前記フートレスト9が前後方向に挿通
するシャフト46によって回動可能に軸支されている。
そして、このフートレスト9はシャフト46に巻装され
たリターンスプリング47によって付勢されて図示のよ
うに水平状態に保持され、これに外力が作用するとリタ
ーンスプリング47の付勢力に抗してシャフト46を中
心として回動することによってその損傷が防がれる。
【0030】而して、本実施の形態においては、エンジ
ン10によりフートレストブラケット31の周囲の剛性
が高められ、この周囲のダウンチューブ7に対する特別
な補強が不要となるために車体フレームの軽量化が図ら
れる。
ン10によりフートレストブラケット31の周囲の剛性
が高められ、この周囲のダウンチューブ7に対する特別
な補強が不要となるために車体フレームの軽量化が図ら
れる。
【0031】又、本実施の形態では、エンジン懸架ボス
30とフートレストブラケット31をロストワックス法
によって一体成形したため、複雑な形状を有するエンジ
ン懸架ボス30とフートレストブラケット31を容易に
一体成形することができる。
30とフートレストブラケット31をロストワックス法
によって一体成形したため、複雑な形状を有するエンジ
ン懸架ボス30とフートレストブラケット31を容易に
一体成形することができる。
【0032】更に、左右一対のエンジン懸架ボス30は
車体に対する前後及び上下方向の位置が等しく、これら
左右一対のエンジン懸架ボス30とエンジン10は1本
の長尺ボルト38によって貫通締付されているため、エ
ンジン10の支持剛性が高められる。
車体に対する前後及び上下方向の位置が等しく、これら
左右一対のエンジン懸架ボス30とエンジン10は1本
の長尺ボルト38によって貫通締付されているため、エ
ンジン10の支持剛性が高められる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
記載の発明によれば、エンジン懸架ボスとフートレスト
ブラケットを一体に形成したため、エンジンによりフー
トレストブラケット周囲の剛性が高められ、この周囲の
車体フレームに対する特別な補強が不要となり、この結
果、車体フレームの軽量化が図られるという効果が得ら
れる。
記載の発明によれば、エンジン懸架ボスとフートレスト
ブラケットを一体に形成したため、エンジンによりフー
トレストブラケット周囲の剛性が高められ、この周囲の
車体フレームに対する特別な補強が不要となり、この結
果、車体フレームの軽量化が図られるという効果が得ら
れる。
【0034】請求項2記載の発明によれば、エンジン懸
架ボスとフートレストブラケットをロストワックス法に
よって一体成形したため、複雑な形状を有するエンジン
懸架ボスとフートレストブラケットを容易に一体成形す
ることができるという効果が得られる。
架ボスとフートレストブラケットをロストワックス法に
よって一体成形したため、複雑な形状を有するエンジン
懸架ボスとフートレストブラケットを容易に一体成形す
ることができるという効果が得られる。
【0035】請求項3記載の発明によれば、エンジンの
支持剛性を高めることができるという効果が得られる。
支持剛性を高めることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動二輪車の側面図である。
【図2】自動二輪車の車体フレームの側面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】図2のC−C線断面図である。
【図6】図2のD−D線断面図である。
【図7】図2のE−E線断面図である。
【図8】図2のF部拡大詳細図である。
【図9】図8の矢視G方向の図である。
【図10】フートレスト取付状態を示す車体フレームの
部分側面図である。
部分側面図である。
【図11】図10のH−H線断面図である。
1 自動二輪車 6 メインフレーム(車体フレーム) 7 ダウンチューブ(車体フレーム) 9 フートレスト 10 エンジン 30 エンジン懸架ボス 31 フートレストブラケット 38 長尺ボルト
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンを懸架するためのエンジン懸架
ボスとフートレストを取り付けるためのフートレストブ
ラケットを一体に形成し、これを車体フレームに挿通固
着したことを特徴とする自動二輪車のフレーム構造。 - 【請求項2】 前記エンジン懸架ボスとフートレストブ
ラケットをロストワックス法によって一体成形したこと
を特徴とする請求項1記載の自動二輪車のフレーム構
造。 - 【請求項3】 左右一対の前記エンジン懸架ボスは車体
に対する前後及び上下方向の位置が等しく、これら左右
一対のエンジン懸架ボスとエンジンは1本の長尺ボルト
によって貫通締付されていることを特徴とする請求項1
記載の自動二輪車のフレーム構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10304400A JP2000128054A (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | 自動二輪車のフレーム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10304400A JP2000128054A (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | 自動二輪車のフレーム構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000128054A true JP2000128054A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=17932564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10304400A Pending JP2000128054A (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | 自動二輪車のフレーム構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000128054A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005067507A (ja) * | 2003-08-27 | 2005-03-17 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 自動二輪車のフレーム |
CN104417688A (zh) * | 2013-09-02 | 2015-03-18 | 铃木株式会社 | 摩托车的车身框架 |
-
1998
- 1998-10-26 JP JP10304400A patent/JP2000128054A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005067507A (ja) * | 2003-08-27 | 2005-03-17 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 自動二輪車のフレーム |
CN104417688A (zh) * | 2013-09-02 | 2015-03-18 | 铃木株式会社 | 摩托车的车身框架 |
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