JPH09149660A - Pwm制御インバータの制御装置 - Google Patents

Pwm制御インバータの制御装置

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JPH09149660A
JPH09149660A JP7307506A JP30750695A JPH09149660A JP H09149660 A JPH09149660 A JP H09149660A JP 7307506 A JP7307506 A JP 7307506A JP 30750695 A JP30750695 A JP 30750695A JP H09149660 A JPH09149660 A JP H09149660A
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JP
Japan
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voltage reference
switching
carrier wave
generator
phase
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JP7307506A
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English (en)
Inventor
Shinji Sato
藤 伸 二 佐
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2相変調時の出力波形歪を低く抑えることが
でき、また、PWM信号の最小パルス幅を確実に確保す
ることのできるPWM制御インバータの制御装置を提供
する。 【解決手段】 電圧基準発生器(1) が3相の電圧基準V
U * ,VV * ,VW * を発生し、スイッチング休止指令
発生器(4) が電圧基準に対応させてインバータのスイッ
チングを休止するスイッチング休止指令AU ,AV ,A
W ,AX ,AY ,AZ を発生すると、電圧基準補正器
(8) はスイッチング休止指令を有する相の該当区間でス
イッチングを休止すると共に、他の相の該当区間で入力
した電圧基準を補正し、スイッチング休止区間が存在し
ない区間では電圧基準発生器の3相分の電圧基準をその
まま出力して補正電圧基準VU *** ,VV *** ,VW
*** を作り、比較器(3) がこの補正電圧基準と搬送波発
生器(2) の搬送波hとの大小比較をしてPWM制御信号
を作る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三角波との比較に
よるPWM制御インバータの制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】直流から交流に変換するPWM制御イン
バータ装置は、モータ駆動用、無停電電源、周波数変換
などに使用されている。これらのPWM制御インバータ
装置では、目的の出力波形を得るために、PWM制御イ
ンバータを構成する各半導体スイッチのターンオンおよ
びターンオフのタイミングを制御する。このターンオン
およびターンオフのタイミングを作る手段として、三角
波との比較によるPWM制御信号を作る方法がある。
【0003】図18は三角波比較PWM制御のゲート信
号の作成回路を示したものである。同図において、1は
電圧基準発生器、2は搬送波発生器、3は比較器であ
る。また、θは位相基準、V* は変調率、VU * ,VV
* ,VW * は電圧基準、hは三角波搬送波、GU
V ,GW はPWM出力信号である。電圧基準発生器1
は変調率V* 、位相基準θより、電圧基準VU * ,VV
* ,VW * を出力する。VU * ,VV * ,VW * は変調
率V* 、位相基準θにより、(1)式のように定義す
る。 VU * =V* ×sin(θ) VV * =V* ×sin(θ+2×π/3) VW * =V* ×sin(θ+2×π/3) ……(1) 搬送波発生器2は、スイッチング周波数で周期的に変化
する三角波搬送波hを出力する。ただし、搬送波hは
(2)式の範囲を取るものとする。 −1<h<+1 ……(2) 比較器3は、電圧基準VU * ,VV * ,VW * と搬送波
hを比較し、前者が大きいときは+1、それ以外は−1
となるPWM出力信号GU ,GV ,GW を出力する。
【0004】図19は電圧基準VU * ,VV * ,VW *
と搬送波hとの関係、並びに、PWM出力信号GU ,G
V ,GW の波形を示したものである。3相PWM制御イ
ンバータ装置の交流出力をトランスを介して負荷に接続
している場合や、負荷が誘導電動機のときは、インバー
タの各相の出力波形は重要ではなくなるため、線間で電
圧を制御する方法が一般的である。線間で電圧を制御す
る方式として、3相のうち、1相のスイッチングを休止
して、残りの2相でPWM制御を行う2相変調がある。
【0005】図20は2相変調の電圧基準発生回路の構
成例である。同図において、24は相選択器、25は2
相変調補正器であり、そのほかの要素は図18の同一番
号を付けたものに対応する。また、Aは相選択指令、V
U **,VV **,VW **は2相変調電圧基準である。相選
択指令Aと位相基準θの関係を(3)式で表す。 A=floor(3×θ/π) ……(3) ただし、floor(x)はxを超えない最大の整数で
ある。
【0006】2相変調補正器25は、Aの値と併せて各
部の波形を示す図21のように、(3)式の相選択指令
Aを入力し、2相変調電圧基準VU **,VV **,VW **
を出力する。2相変調電圧基準VU **,VV **,VW **
は相選択指令により(4)式のようになる。 A=0のとき VU **=VU * −VV * −1 VV **= −1 VW **=VW * −VV * −1 A=1のとき VU **= +1 VV **=VV * −VU * +1 VW **=VW * −VU * +1 A=2のとき VU **=VU * −VW * −1 VV **=VV * −VW * −1 VW **= −1 A=3のとき VU **=VU * −VV * +1 VV **= +1 VW **=VW * −VV * +1 A=4のとき VU **= −1 VV **=VV * −VU * −1 VW **=VW * −VU * −1 A=5のとき VU **=VU * −VW * +1 VV **=VV * −VW * +1 VW **= +1 ……(4) 比較器3の動作は、電圧基準VU * ,VV * ,VW *
代わりに2相変調電圧基準VU **,VV **,VW **を使
うことを除いて図18と同じである。上記例では相選択
指令Aを位相基準θのみで作成したが、負荷電流位相や
素子発熱温度などからスイッチング休止指令を作ること
もある。
【0007】インバータを構成する主スイッチに充放電
型スナバ回路を接続しているときや、共振回路によるソ
フトスイッチングを行っている場合、PWMパルス幅
を、特定の値以上に設定する必要がある(以後、この特
定の値を最小パルス幅と言う)。通常、充放電型スナバ
回路を用いる場合は、最小パルス幅として、スナバ抵
抗、スナバコンデンサの積で表される時定数の3〜5倍
を設定する。また、共振回路によるソフトスイッチング
を行う場合には、最小パルス幅を共振回路の最大動作時
間に設定する。
【0008】最小パルス幅を確保する方法として、図2
2に示すように、電圧基準に設定禁止区間を設ける方法
がある。搬送波の周期をTO として、最小パルス幅をT
M とすると、設定禁止幅Xを(5)式のように設定す
る。 X=TM /TO ……(5) 電圧基準を、電圧基準設定範囲内に設定することによ
り、TM 以上の最小パルス幅を確保できる。
【0009】図23は中性点クランプ式インバータにお
ける三角波比較PWM制御のゲート信号作成回路を示し
たものである。同図において、18は搬送波発生器、1
9は比較器であり、そのほかの要素は図18の同一番号
を付けたものに対応する。また、h1 は上側(正極側)
搬送波、h2 は下側(負極側)搬送波、GU1,GV1,G
W1,GU2,GV2,GW2はPWM出力信号である。
【0010】搬送波発生器18は、スイッチング周波数
で周期的に変化する2つの三角波搬送波h1 ,h2 を出
力する。ただし、搬送波はh1 ,h2 は(6)式の範囲
を取るものとする。 0 < h1 < +1 −1 < h2 < 0 ……(6) 比較器19は、図24に示したように、電圧基準
U * ,VV * ,VW * と搬送波h1 ,h2 とを比較
し、PWM出力信号GU1,GV1,GW1,GU2,GV2,G
W2を出力する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】2相変調は、スイッチ
ングを休止する区間があるため、インバータを構成する
スイッチのスイッチング回数を減らすことができ、スイ
ッチング損失を減らすことができる。しかしながら、図
21に示したように2相変調を行うと、スイッチングを
休止する相を切り換えるとき、電圧基準の不連続性か
ら、切り換え時に波形が大きく歪むことがある。
【0012】さらに、図22に示したように最小パルス
幅を設定している場合でも、2相変調によるスイッチン
グ休止を行う場合、スイッチングを休止するタイミング
によっては最小パルス幅を確保できないことがある。例
えば、図25に示したように、設定禁止区間の搬送波h
と電圧基準VU * とが交わるように設定すると、設定禁
止区間を設けていてもパルス幅が最小パルス幅設定値よ
りも狭いパルスTM が発生する。充放電型スナバ回路を
備えた構成で、このように非常に狭いパルスが発生する
と、スナバ回路が正常に動作しなくなり素子を破壊する
ことがある。
【0013】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、第1の目的は2相変調時の出力波形歪
を抑えることにある。本発明の第2の目的はPWM信号
の最小パルス幅を確実に確保することにより素子破壊を
未然に防ぐことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の装置
は、3相の電圧基準と、これよりも周波数が充分に高い
三角波搬送波とに基づいてPWM制御信号を作るに当た
り、スイッチング休止指令発生器が電圧基準に対応させ
てインバータのスイッチングを休止する相を順次選択
し、隣接するものどうしが所定の間隔を保つようにそれ
ぞれ選択した相にスイッチング休止区間を設定してスイ
ッチング休止指令を発生すると、電圧基準補正器がスイ
ッチング休止指令を有する相の該当区間でスイッチング
を休止する補正電圧基準を出力すると共に、他の相の該
当区間で電圧基準に基づいて補正した補正電圧基準を出
力し、かつ、スイッチング休止区間が存在しない区間で
は電圧基準発生器の3相分の電圧基準をそのまま出力す
るようにし、これによって得られた補正電圧基準と三角
波搬送波との大小比較によりPWM制御信号を作るもの
である。
【0015】請求項2に記載の装置は、さらに、搬送波
の上限タイミングを示す上限タイミング信号、及び下限
タイミングを示す下限タイミング信号を発生する手段を
設け、その出力に基づいて同期回路が電圧基準の正極側
で休止するスイッチング休止指令の立上がり及び立下が
りを搬送波の下限タイミングに同期させ、電圧基準の負
極側で休止するスイッチング休止指令の立下がり及び立
上がりを搬送波の上限タイミングに同期させるようにし
ている。
【0016】請求項3に記載の装置は、請求項2のよう
な同期回路を設ける代わりにその機能を電圧基準補正器
に持たせたもので、この電圧基準補正器がインバータの
正極側で休止するスイッチング休止指令に対応する補正
電圧基準の立上がり及び立下がりを搬送波が下限になる
タイミングに同期させ、負極側で休止するスイッチング
休止指令に対応する補正電圧基準の立下がり及び立上が
りを搬送波が上限になるタイミングに同期させて補正す
るようにしている。
【0017】請求項4に記載の装置は、スイッチング休
止指令発生器から出力される一つのスイッチング休止指
令の立下がりとこれに隣接するスイッチング休止指令の
立上がりとが一致するような場合に、同期回路が搬送波
の上限タイミング及び下限タイミング信号に基づいて、
隣接するスイッチング休止指令どうしが搬送波の半周期
以上の間隔を保ち、かつ、正極側のスイッチに対するス
イッチング休止指令の立上がり及び立下がりを搬送波が
下限になるタイミングに同期させ、負極側のスイッチに
対するスイッチング休止指令の立下がり及び立上がりを
搬送波が上限になるタイミングに同期させるように補正
すると、電圧基準補正器が請求項1のものと同様に電圧
基準を補正する。
【0018】請求項5に記載のPWM制御インバータの
制御装置は、3相中点クランプ式の制御装置であって、
スイッチング休止指令発生器が電圧基準に対応させてイ
ンバータのスイッチングを休止する相を順次選択し、隣
接するものどうしが所定の間隔を保つようにそれぞれ選
択した相にスイッチング休止区間を設定してスイッチン
グ休止指令を発生すると、電圧基準補正器が請求項1の
ものと同様に電圧基準を補正し、補正して得られた電圧
基準と正極側及び負極側の各三角波搬送波との大小比較
をしてPWM制御信号を作るものである。
【0019】請求項6に記載の装置は、さらに、搬送波
の内側タイミング信号及び外側タイミング信号を発生す
る手段と、電圧基準補正器に加えられるスイッチング休
止指令のうち、電圧基準の外側で休止するスイッチング
休止指令の立上がり及び立下がりを前記搬送波の内側タ
イミング信号に同期させ、電圧基準の内側で休止するス
イッチング休止指令の立上がり及び立下がりを前記搬送
波の外側タイミング信号に同期させる同期回路とを設け
たものである。
【0020】請求項7に記載の装置は、請求項6に記載
の同期回路の機能を電圧基準補正器に持たせたもので、
この電圧基準補正器は補正して出力する電圧基準のう
ち、電圧基準の外側で休止するスイッチング休止指令に
対応する補正電圧基準の立上がり及び立下がりを前記搬
送波の内側タイミング信号に同期させ、電圧基準の内側
で休止するスイッチング休止指令に対応する補正電圧基
準の立上がり及び立下がりを前記搬送波の外側タイミン
グ信号に同期させるようにしたものである。
【0021】請求項8に記載のPWM制御インバータの
制御装置は、3相中点クランプ式の制御装置であって、
スイッチング休止指令発生器から出力される一つのスイ
ッチング休止指令の立下がりとこれに隣接するスイッチ
ング休止指令の立上がりとが一致するような場合に、搬
送波の内側タイミングを示す内側タイミング信号、及び
外側タイミングを示す外側タイミング信号に基づき、同
期回路が隣接するスイッチング休止指令を相互に搬送波
の半周期以上離隔せしめ、かつ、電圧基準の外側で休止
するスイッチング休止指令の立上がり及び立下がりを搬
送波の内側タイミング信号に同期させ、電圧基準の内側
で休止するスイッチング休止指令の立上がり及び立下が
りを搬送波の外側タイミング信号に同期させると、電圧
基準補正器は請求項5のものと同様に電圧基準を補正す
るものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好適な実施形態に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るPWMイ
ンバータの制御装置の第1の実施形態の構成を示すブロ
ック図である。図中、従来装置を示した図18と同一の
要素には同一の符号を付してその説明を省略する。そし
て、この装置は図18に示した構成に対して、新たに、
スイッチング休止指令発生器4及び電圧基準補正器8を
付加した構成になっている。ここで、AU ,AV ,AW
は、それぞれU相、V相、W相の上側スイッチング休止
指令、AX ,AY ,AZ は、それぞれ、U相、V相、W
相の下側スイッチング休止指令、VU *** ,VV ***
W *** は補正後電圧基準である。
【0023】上記のように構成された第1の実施形態の
動作について、特に、従来装置と構成を異にする部分を
中心にして、図2をも参照して以下に説明する。電圧基
準発生器1は3相交流の電圧基準VU * ,VV * ,VW
* を出力する。スイッチング休止指令発生器4は、位相
基準θを入力し図2に示したように、電圧基準に対応さ
せてインバータのスイッチングを休止する相を順次選択
し、相の異なるものどうしが所定の間隔を保つようにそ
れぞれ選択した相にスイッチング休止区間を設定してス
イッチング休止指令AU ,AV ,AW ,AX ,AY ,A
Zを出力する。電圧基準補正器8はスイッチング休止指
令AU ,AV ,AW ,AX,AY ,AZ 、電圧基準VU
* ,VV * ,VW * を入力し、補正後電圧基準
U *** ,VV *** ,VW *** を出力する。
【0024】この場合、スイッチング休止指令AU ,A
V ,AW ,AX ,AY ,AZ と位相基準θとは次の
(7)式の関係にある。 AY =1 他の上側/下側スイッチング休止指令は0 ( α<θ< π/3-β) AU =1 〃 (π/3+α<θ< 2×π/3-β) AZ =1 〃 ( 2×π/3+α<θ< 2×π/3-β) AV =1 〃 ( 3×π/3+α<θ< 4×π/3-β) AX =1 〃 ( 4×π/3+α<θ< 5×π/3-β) AW =1 〃 ( 5×π/3+α<θ< 6×π/3-β) 全ての上側、下側スイッチング休止指令は0(上記以外) ……(7) ただし、α,βはπ/6以下の任意の角度である。
【0025】補正後電圧基準VU *** ,VV *** ,VW
*** と電圧基準VU * ,VV * ,VW * の関係を次の
(8)式に示す。 AY =1のとき VU *** =VU * −VV * −1 VV *** = −1 VW *** =VW * −VV * −1 AU =1のとき VU *** = +1 VV *** =VV * −VU * +1 VW *** =VW * −VU * +1 AZ =1のとき VU *** =VU * −VW * −1 VV *** =VV * −VW * −1 VW *** = −1 AV =1のとき VU *** =VU * −VV * +1 VV *** = +1 VW *** =VW * −VV * +1 AX =1 VU *** = −1 VV *** =VV * −VU * −1 VW *** =VW * −VU * −1 AW =1のとき VU *** =VU * −VW * +1 VV *** =VV * −VW * +1 VW *** = +1 ……(8) ただし、上記以外では、VU *** =VU * 、VV ***
V * 、VW *** =VW * とする。比較器3は、電圧基
準VU * ,VV * ,VW * の代わりに、補正後電圧基準
U *** ,VV *** ,VW *** を使う点を除いて、図1
8の比較器3と同じ動作をする。
【0026】この結果、スイッチング休止指令が出力さ
れているときには、休止指令のある相がスイッチングを
休止する2相変調を行い、それ以外では3相変調とな
る。
【0027】かくして、第1の実施形態によれば、スイ
ッチングを休止する2相変調の間に、通常の3相変調を
入れることにより、図21に示した従来装置よりも休止
相を切り換えるときの電圧基準の変動量を少なくするこ
とができ、切り換え時の出力波形歪を低く抑えることが
できる。
【0028】図3は本発明に係るPWMインバータの制
御装置の第2の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。図中、図1と同一の要素には同一の符号を付してそ
の説明を省略する。この装置は、図1に示した搬送波発
生器2の代わりに、三角波搬送波及びその上限、下限の
タイミング信号を発生する搬送波発生器7A,7Bを用
い、新たに、スイッチング休止指令の立上がり及び立下
がりを搬送波の下限及び上限に同期させる同期回路7を
付加した構成になっている。図4は同期回路7A,7B
の詳細な構成を示すもので、Dフリップフロップを用い
た場合を示している。
【0029】上記のように構成された第2の実施形態の
動作について、図1と構成を異にする部分を中心にして
図5をも参照して以下に説明する。搬送波発生器11は
図5に示したように、三角波の搬送波hを発生して比較
器3に加え、さらに、搬送波hの下限タイミングを示す
タイミング信号SL を発生して同期回路7Aに加え、搬
送波hの上限タイミングを示すタイミング信号SUを発
生して同期回路7Bに加える。タイミング信号SL は搬
送波hが下限になるタイミングで1になり、それ以外で
は0となる信号である。タイミング信号SUは搬送波h
が上限になるタイミングで1になり、それ以外では0と
なる信号である。
【0030】同期回路7Aはスイッチング休止指令
U ,AV ,AW をそれぞれ入力する3個のDフリップ
フロップを含んでおり、スイッチング休止指令AU を入
力するものを図4に示している。ここで、Dフリップフ
ロップ12のD端子にスイッチング休止指令AU を、C
LK端子に搬送波の下限のタイミング信号SL を加えて
いる。これによって、U相のスイッチング休止指令AU
の立上がり、立下がりを搬送波の下限に同期させること
ができる。同様にして、V相のスイッチング休止指令A
V 及びW相のスイッチング休止指令AW の立上がり、立
下がりを搬送波の下限に同期させる。これによって、図
5に示した同期スイッチング休止指令AU ′,AV ′,
W ′が得られる。
【0031】一方、同期回路7Bはスイッチング休止指
令AX ,AY ,AZ をそれぞれ入力する3個のDフリッ
プフロップを含んでおり、同期回路7Aと全く同様にし
てスイッチング休止指令AX ,AY ,AZ の立下がり、
立上がりを搬送波の上限に同期させる。これによって、
図5に示した同期スイッチング休止指令AX ′,
Y′,AZ ′が得られる。
【0032】電圧基準補正器8は、電圧基準VU * ,V
V * ,VW * と、同期スイッチング休止指令AU ′,A
V ′,AW ′,AX ′,AY ′,AZ ′とを用いて
(8)式の演算を実行してスイッチング休止区間の電圧
基準を補正し、スイッチング休止区間外ではVU * ,V
V * ,VW * をそのまま用いるようにした補正後電圧基
準VU *** ,VV *** ,VW *** を出力して比較器3に
加える。
【0033】かくして、第2の実施形態によれば、イン
バータの正極側スイッチに対するスイッチング休止指令
の立上がり及び立下がりを搬送波の下限タイミングに同
期させ、負極側のスイッチに対するスイッチング休止指
令の立下がり及び立上がりを搬送波の上限タイミングに
同期させることができ、図25に示したような狭い幅の
PWM信号が出力されないため、切り換え時の出力波形
歪を低く抑えると共に、最小パルス幅を確実に確保でき
る効果がある。
【0034】なお、第2の実施形態では、搬送波hとそ
の下限タイミング信号SL 及び上限タイミング信号SU
を出力する搬送波発生器11を用いたが、この代わり
に、図2に示す搬送波発生器2と、搬送波hに基づいて
下限タイミング信号SL 及び上限タイミング信号SU
出力する手段を別に設けても、上述したと同様な動作を
行わせることができる。
【0035】図6は本発明に係るPWM制御インバータ
の制御装置の第3の実施形態の構成を示すブロック図で
ある。図中、図3と同一の要素には同一の符号を付して
その説明を省略する。この装置は、図3中の同期回路7
A,7Bを除去し、その機能を電圧基準補正器13に持
たせたもので、そのために、搬送波発生器11から発生
される搬送波hの下限タイミング信号SL 及び上限タイ
ミング信号SU を電圧基準補正器13に加えている。
【0036】上記のように構成された第3の実施形態の
動作について、図3と構成を異にする部分を中心にし
て、各部の信号波形を示す図7をも参照して以下に説明
する。電圧基準補正器13に上側スイッチング休止指令
U が加えられたとする。このとき、電圧基準補正器1
3はV相、W相の電圧基準を(8)式に従って補正す
る。U相電圧基準については、搬送波の下限タイミング
信号SL が出されるまで、入力される電圧基準VU *
そのまま出力し、SL が出されると(8)式に従って変
換する。
【0037】続いて、上側スイッチング休止指令AU
解除されたとする。このとき、電圧基準補正器13は、
V相、W相について、入力された電圧基準をそのまま出
力する。しかるにU相電圧基準については、搬送波の下
限タイミング信号SL が出されるまで、(8)式の電圧
基準をそのまま出力し続け、下限タイミング信号SL
加えられた時点から入力される電圧基準をそのまま出力
する。つまり、スイッチング休止指令が出されていない
相については、図1に示した第1の実施形態と同じ動作
をして、スイッチング休止指令が出されている相のみに
ついて、図3に示した第2の実施形態と同様に、搬送波
タイミング信号に同期した動作をさせる。以上、電圧基
準補正器13に上側スイッチング休止指令AU が加えら
れた場合について説明したが、これ以外のスイッチング
休止指令AV ,AW ,AX ,AY,AZ が加えられた場
合も、これと全く同様な補正が行われ、図7に示す補正
後の電圧基準VU *** ,VV *** ,VW *** が比較器3
に加えられる。なお、図7に示した補正後の電圧基準V
U *** は、比較のために破線で示した図1の実施形態の
補正後の電圧基準に対して、立上がり及び立下がりが搬
送波の下限タイミング信号SL に同期せしめられてい
る。
【0038】かくして、第3の実施形態によれば、正極
側のスイッチング素子に対するスイッチング休止指令の
立上がり及び立下がりを搬送波の下限タイミングに同期
させ、負極側のスイッチング素子に対するスイッチング
休止指令の立下がり及び立上がりを搬送波の上限タイミ
ングに同期させることができ、図25に示したような狭
い幅のPWM信号が出力されないため、切り換え時の出
力波形歪を低く抑えると共に、最小パルス幅を確実に確
保できる効果がある。
【0039】なお、第3の実施形態では、搬送波hとそ
の下限タイミング信号SL 及び上限タイミング信号SU
を出力する搬送波発生器11を用いたが、この代わり
に、図2に示す搬送波発生器2と、搬送波hに基づいて
下限タイミング信号SL 及び上限タイミング信号SU
出力する手段を別に設けても、上述したと同様な動作を
行わせることができる。
【0040】図8は本発明に係るPWM制御インバータ
の制御装置の第4の実施形態の構成を示すブロック図で
ある。図中、図3と同一の要素には同一の符号を付して
その説明を省略する。この装置は図3中の同期回路7
A,7Bを除去し、その代わりに内部構成の異なる同期
回路14A,14Bを設けると共に、その出力を加算す
る加算器6を設けたものである。
【0041】図9は同期回路14A,14Bの詳細な構
成を示す回路図であり、特に、上側スイッチング休止指
令AU を補正して上側スイッチング休止指令AU ′を出
力するものを示している。ここで、スイッチング休止指
令AU は反転器9Aに加えられ、加算器6の出力ΣAは
もう一つの反転器9Bに加えられる。反転器9Aの出力
とスイッチング休止指令AU とが論理積演算器15Aに
加えられる。また、論理積演算器15Aの出力と搬送波
の下限タイミング信号SL とが論理積演算器15Bに加
えられる。さらに、反転器9Aの出力と搬送波の下限タ
イミング信号SL とが論理積演算器15Cに加えられ
る。そして、論理積演算器15Bの出力がSRタイプフ
リップフロップ16のセット端子に加えられ、論理積演
算器15Bの出力がSRタイプフリップフロップ16の
リセット端子に加えられる。なお、ΣAはスイッチング
休止信号である。
【0042】上記のように構成された第4の実施形態の
動作について、図3と構成を異にする部分を中心に、各
部の波形を示す図10をも参照して以下に説明する。先
ず、スイッチング休止指令AU ,AV ,AW ,AX ,A
Y ,AZ と位相基準θとの関係は前述したと同様である
が、スイッチング休止指令発生器4は、任意のスイッチ
ング休止指令の立下がりとその次のスイッチング休止指
令の立上がりとが一致し、前述のα,βを0とするスイ
ッチング休止指令AU ,AV ,AW ,AX ,AY ,AZ
を出力する。
【0043】次に、スッチング休止信号ΣAが「0」レ
ベルであるとして、このスイッチング休止信号ΣA、ス
イッチング休止指令AU 及び搬送波の下限タイミング信
号SL を同期回路14Aに加えたとすれば、図9から明
らかなように、下限タイミング信号SL に同期してフリ
ップフロップ16のセット、リセットが行われ、スイッ
チング休止指令AU に対して立上がり、立下がりが遅れ
たスイッチング休止指令AU ′が得られる。一方、スイ
ッチング休止指令AU に隣接するスイッチング休止指令
Y ,AZ は搬送波の上限タイミング信号に同期してそ
の立上がり、立下がりが遅れたスイッチング休止指令A
Y ′,AZ ′となる。この結果、スイッチング休止指令
Y ′の立下がりとスイッチング休止指令AU ′の立上
がりとは搬送波hの半周期以上離れ、さらに、スイッチ
ング休止指令AU ′の立上がりとスイッチング休止指令
Z ′の立上がりは搬送波hの半周期以上離れる。
【0044】加算器6は同期上側スイッチング休止指令
U ′,AV ′,AW ′および同期下側スイッチング休
止指令AX ′,AY ′,AZ ′を入力し、図10に示す
スイッチング休止信号ΣAを出力する。従って、スイッ
チング休止信号ΣAは次の(9)式で表したものになっ
ている。 ΣA=AU ′+AV ′+AW ′+AX ′+AY ′+AZ ′ ……(9) 同期回路14Aはスイッチング休止信号ΣAを条件とし
ているため、U相のスイッチング休止指令AU に関し
て、以下のように動作する。
【0045】スイッチング休止指令AU が解除されたと
き、下側搬送波同期信号SL に同期して、フリップフロ
ップ16をリセットし、同期上側スイッチング休止指令
U′を解除する。スイッチング休止指令AU がセット
されたときは、スイッチング休止信号ΣAがクリアされ
てから、次の下側搬送波同期信号SL に同期して、SR
フリップフロップ16をセットし、スイッチング休止指
令AU ′をセットする。同期回路14Aは、スイッチン
グ休止指令AV ,AW についても同様な同期処理を実行
する。また、同期回路14Bは、下側スイッチング休止
指令AX ,AY,AZ 、スイッチング休止信号ΣA、及
び上側搬送波同期信号SU を入力して同期回路14Aと
同様な同期処理を実行する。そこで、電圧基準補正器8
は図3を用いて説明したと全く同様な補正を行う。
【0046】かくして、第4の実施形態によれば、スイ
ッチングを休止する2相変調の間に、強制的に通常の3
相変調を入れることにより、電圧基準の変動量を少なく
することが出来、切り換え時の出力波形歪を低く抑える
ことが出来る。また、スイッチング休止指令を、搬送波
と同期して与えることにより、最小パルス幅を確実に確
保できる効果がある。
【0047】なお、第4の実施形態では、搬送波hとそ
の下限タイミング信号SL 及び上限タイミング信号SU
を出力する搬送波発生器11を用いたが、この代わり
に、図2に示す搬送波発生器2と、搬送波hに基づいて
下限タイミング信号SL 及び上限タイミング信号SU
出力する手段を別に設けても、上述したと同様な動作を
行わせることができる。なおまた、第4の実施形態で
は、同期回路14A,14Bに加算器6を付帯させてい
るが、加算器6の機能を同期回路14A,14Bに含ま
せるようにしても良い。
【0048】図11は本発明に係るPWM制御インバー
タの制御装置の第5の実施形態の構成を示すブロック図
である。図中、図1又は図23と同一の要素には同一の
符号を付してその説明を省略する。この装置は中性点ク
ランプ式のインバータのPWM信号を形成するもので、
図1中のスイッチング休止指令発生器4の代わりに、三
相電圧基準がゼロを含む区間にもスイッチング休止指令
(以下、内側スイッチング休止指令と言う)AR
S 、AT を発生するスイッチング休止指令発生器20
を設けたものである。
【0049】上記のように構成された第5の実施形態の
動作について、各部の信号波形を示す図12をも参照し
て以下に説明する。スイッチング休止指令発生器20
は、隣接するものどうしが離隔する上側スイッチング休
止指令AU ,AV ,AW 、下側スイッチング休止指令A
X ,AY ,AZ 、内側スイッチング休止指令AR
S ,AT を出力する。上側スイッチング休止指令
U ,AV ,AW および、下側スイッチング休止指令A
X ,AY ,AZは、位相基準θにより(7)式で表され
る。これを下記(10)式として再掲する。 AY =1 他の上側/下側スイッチング休止指令は0 ( α<θ< π/3-β) AU =1 〃 (π/3+α<θ< 2×π/3-β) AZ =1 〃 ( 2×π/3+α<θ< 2×π/3-β) AV =1 〃 ( 3×π/3+α<θ< 4×π/3-β) AX =1 〃 ( 4×π/3+α<θ< 5×π/3-β) AW =1 〃 ( 5×π/3+α<θ< 6×π/3-β) 全ての上側、下側スイッチング休止指令は0(上記以外) ……(10) ただし、α,βはπ/6以下の任意の角度である。
【0050】一方、内側スイッチング休止指令AR ,A
S ,AT は、位相基準θにより次の(11)式で表わさ
れる。 AR =1 AS =0,AT =0 (θ<α′,θ> 6×π/3−β′,3×π/3−β′<θ<3×π/3+α′) AS =1 AR =0,AT =0 (2×π/3−β′<θ<2×π/3+α′,5×π/3−β′<θ<5×π/3+ α′) AT =1 AR =0,AS =0 (π/3−β′<θ< π/3+α′,4×π/3−β′<θ<4×π/3+α′) AR =0 AS =0,AT =0 (上記以外) ……(11) ただし、0≦α′≦α,0≦β′≦βである。
【0051】上側スイッチング休止指令AU ,AV ,A
W または、下側スイッチング休止指令AX ,AY ,AZ
が出力されたとき、電圧基準補正器21は、(8)式の
補正後電圧基準を出力する。
【0052】内側スイッチング休止指令AR が出される
と、電圧基準補正器21は、電圧基準VU * ,VV *
W * を以下に示す(12)式のように補正し、補正後
電圧基準VU *** ,VV *** ,VW *** を出力する。 AR =1のとき VU *** =0 VV *** =VV * −VU *W *** =VW * −VU *S =1のとき VU *** =VU * −VV * *** =0 VW *** =VW * −VV *T =1のとき VU *** =VU * −VW *V *** =VV * −VW *W *** =0 ……(12) この結果、図12に示した補正後の電圧基準VU ***
V *** 、VW *** が得られる。
【0053】かくして、第5の実施形態によれば、中性
点クランプ式インバータにおいて、電圧基準の内側でス
イッチングを休止することができるので、スイッチング
回数をさらに減らすことができる。また、スイッチング
を休止する2相変調の間に、通常の3相変調を入れるこ
とにより、切り換え時の出力波形歪を低く抑えることが
できる。
【0054】図13は本発明に係るPWM制御インバー
タの制御装置の第6の実施形態の構成を示すブロック図
である。図中、図3又は図11と同一の要素には同一の
符号を付してその説明を省略する。この実施形態は上搬
送波h1 、下搬送波h2 の他に、内側搬送波タイミング
信号SX 及び、外側搬送波タイミング信号SY をも出力
する搬送波発生器22と、スイッチング休止指令発生器
20から出力されるスイッチン休止指令の立上がり、立
下がりのタイミングを搬送波タイミング信号に同期させ
る同期回路7A,7Bを備えている。
【0055】上記のように構成された第6の実施形態の
動作について、図14をも参照して以下に説明する。中
性点クランプ式の上側搬送波の下限と下側搬送波の上限
とは一致し、そのタイミングで「1」レベルになる内側
搬送波タイミング信号SX が搬送波発生器22より出力
される。同様に、上側搬送波の上限と下側搬送波の下限
とは一致し、そのタイミングで「1」レベルになる外側
搬送波タイミング信号SY が搬送波発生器22より出力
される。これら内側搬送波タイミング信号SX と外側搬
送波タイミング信号SY とは図14に示したように搬送
波の半周期だけずれている。
【0056】同期回路7Aは、上側スイッチング休止指
令AU ,AV ,AW と下側スイッチング休止指令AX
Y ,AZ 及び内側タイミング信号SX を入力し、この
内側タイミング信号SX に同期した同期スイッチング休
止指令を出力する。同様に、同期回路7Bは、内側スイ
ッチング休止指令AR ,AS ,AT と外側タイミング信
号SY を入力し、この外側タイミング信号SY に同期し
た同期スイッチング休止指令を出力する。これにより、
電圧基準補正器21から図14に示した補正後電圧基準
U *** ,VV *** ,VW *** が出力される。
【0057】かくして、第6の実施形態によれば、中性
点クランプ式インバータにおいて、電圧基準切り換え時
の出力波形歪を低く抑えると同時に、最小パルス幅を確
実に確保できる効果がある。
【0058】図15は本発明に係るPWM制御インバー
タの制御装置の第7の実施形態の構成を示すブロック図
である。図中、図13と同一の要素には同一の符号を付
してその説明を省略する。この装置は、図13中の同期
回路7A,7Bを除去し、これらの同期回路の有する機
能を電圧基準補正器23に持たせたものである。
【0059】上記のように構成された第7の実施形態の
動作について、各部の波形を示す図16をも参照して以
下に説明する。
【0060】上側スイッチング休止指令AU が出力され
たとき、電圧基準補正器23は(8)式に従ってV相,
W相の電圧基準を補正する。また、U相電圧基準につい
ては、下側搬送波タイミング信号SL が出力されるま
で、入力される電圧基準をそのまま出力し、SL が出力
されると(8)式に従って変換する。
【0061】上側スイッチング休止指令AU が解除され
たとき、電圧基準補正器23は、V相,W相について、
入力された電圧基準をそのまま出力する。U相電圧基準
については、下側搬送波タイミング信号SL が出力され
るまで、(8)式の電圧基準をそのまま出力し、SL
出力されると入力される電圧基準をそのまま出力する。
【0062】下側スイッチング休止指令、内側スイッチ
ング休止指令についても同様である。また、V相,W相
についても同様である。
【0063】つまり、スイッチング休止指令が出力され
ていない相については、図11に示したものと同じ動作
をし、スイッチング休止指令が出力されている相のみに
ついて、図13と同様に搬送波タイミング信号に同期し
た動作をさせる。
【0064】図16に示した補正後電圧基準VU ***
V *** ,VW *** は、破線で示した図14の補正後電
圧基準に対して、休止タイミングの立上がり、立下がり
が遅延せしめられた点が異なっている。
【0065】かくして、第7の実施形態によれば、中性
点クランプ式インバータにおいて、電圧基準切り換え時
の出力波形歪を低く抑えると同時に、最小パルス幅を確
実に確保できる効果がある。
【0066】なお、第7の実施形態では、搬送波hとそ
の下限タイミング信号SL 及び上限タイミング信号SU
を出力する搬送波発生器11を用いたが、この代わり
に、図2に示す搬送波発生器2と、搬送波hに基づいて
下限タイミング信号SL 及び上限タイミング信号SU
出力する手段を別に設けても、上述したと同様な動作を
行わせることができる。
【0067】図17は本発明に係るPWM制御インバー
タの制御装置の第8の実施形態の構成を示すブロック図
である。図中、図8又は図13と同一の要素には同一の
符号を付してその説明を省略する。
【0068】図17において、同期回路14Aは、上側
スイッチング休止指令AU ,AV ,AW 、下側スイッチ
ング休止指令AX ,AY ,AZ 、スイッチング休止信号
ΣA、内側搬送波同期信号SX を入力とし、以下のよう
に動作をする。
【0069】U相上側スイッチング休止指令AU が解除
されたとき、図13に示した実施形態と同様に、内側搬
送波同期信号SX に同期して、同期上側スイッチング休
止指令AU ′を解除する。上側スイッチング休止指令A
U がセットされたときは、スイッチング休止信号ΣAが
クリアされてから、次の内側搬送波同期信号SX に同期
して、同期上側スイッチング休止指令AU ′をセットす
る。スイッチング休止指令AV ,AW ,AX ,AY ,A
Z に対しても同様な動作を行う。同期回路14Bの動作
についても、内側スイッチング休止指令AR ,AS ,A
T および外側搬送波同期信号SY を入力して、同様な動
作を行う。
【0070】かくして、第8の実施形態によれば、中性
点クランプ式インバータにおいて、電圧基準切り換え時
の出力波形歪を低く抑えると同時に、最小パルス幅を確
実に確保できる効果がある。
【0071】なお、第8の実施形態では、搬送波hとそ
の下限タイミング信号SL 及び上限タイミング信号SU
を出力する搬送波発生器11を用いたが、この代わり
に、図2に示す搬送波発生器2と、搬送波hに基づいて
下限タイミング信号SL 及び上限タイミング信号SU
出力する手段を別に設けても、上述したと同様な動作を
行わせることができる。なおまた、第8の実施形態で
は、同期回路14A,14Bに加算器6を付帯させてい
るが、加算器6の機能を同期回路14A,14Bに含ま
せるようにしても良い。
【0072】
【発明の効果】以上の説明によって明らかな如く、本発
明によれば、2相変調の間に、3相変調を挿入するので
電圧基準の過渡変化量が少なく、出力波形歪を低く抑え
ることができる。また、2相変調の長所であるスイッチ
ング損失の低減効果もある。さらに、従来より2相変調
切り換え時に発生していた、狭幅パルスの発生を防止で
き、最小パルス幅を確実に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を示すブロック
図。
【図2】本発明の第1の実施形態の動作を説明するため
の波形図。
【図3】本発明の第2の実施形態の構成を示すブロック
図。
【図4】本発明の第2の実施形態の主要素の詳細な構成
例を示す図。
【図5】本発明の第2の実施形態の動作を説明するため
の波形図。
【図6】本発明の第3の実施形態の構成を示すブロック
図。
【図7】本発明の第3の実施形態の動作を説明するため
の波形図。
【図8】本発明の第4の実施形態の構成を示すブロック
図。
【図9】本発明の第4の実施形態の主要素の詳細な構成
を示す回路図。
【図10】本発明の第4の実施形態の動作を説明するた
めの波形図。
【図11】本発明の第5の実施形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図12】本発明の第5の実施形態の動作を説明するた
めの波形図。
【図13】本発明の第6の実施形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図14】本発明の第6の実施形態の動作を説明するた
めの波形図。
【図15】本発明の第7の実施形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図16】本発明の第7の実施形態の動作を説明するた
めの波形図。
【図17】本発明の第8の実施形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図18】従来のPWM制御インバータの制御装置の構
成を示すブロック図。
【図19】図18に示した制御装置の動作を説明するた
めの波形図。
【図20】従来のPWM制御インバータの制御装置の他
の構成を示すブロック図。
【図21】図20に示した制御装置の動作を説明するた
めの波形図。
【図22】図20に示した制御装置の最小パルス幅の設
定を説明するための説明図。
【図23】従来のPWM制御インバータの制御装置のも
う一つ他の構成を示すブロック図。
【図24】図23に示した制御装置の動作を説明するた
めの波形図。
【図25】図23に示した制御装置の最小パルス設定の
問題点を説明するための説明図。
【符号の説明】
1 電圧基準発生器 2,11,18,22 搬送波発生器 3,19 比較器 4,20 スイッチング休止指令発生器 6 加算器 7A,7B,14A,14B 同期回路 8,13,21,23 電圧基準補正器 9A,9B 反転器 12 Dタイプフリップフロップ 15A,15B,15C 論理積演算器 16 SRタイプフリップフロップ 24 相選択器 25 2相変調補正器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3相の電圧基準を発生する電圧基準発生器
    と、前記電圧基準よりも周波数が充分に高い三角波搬送
    波を発生する搬送波発生器と、前記電圧基準発生器の電
    圧基準と前記搬送波発生器の搬送波との大小比較をして
    PWM制御信号を作る比較器とを備えたPWM制御イン
    バータの制御装置において、 前記電圧基準に対応させて前記PWM制御インバータの
    スイッチングを休止する相を隣接する相どうしが所定の
    間隔を保つように順次選択し、それぞれ選択した相にス
    イッチング休止区間を設定してスイッチング休止指令を
    発生するスイッチング休止指令発生器と、 前記電圧基準発生器と前記比較器との間に設けられ、前
    記スイッチング休止指令を有する相の該当区間でスイッ
    チングを休止する補正電圧基準を出力すると共に、他の
    相の該当区間で前記電圧基準に基づいて補正した補正電
    圧基準を出力し、かつ、スイッチング休止区間が存在し
    ない区間では前記電圧基準発生器の3相分の電圧基準を
    そのまま出力する電圧基準補正器と、 を備えたことを特徴とするPWM制御インバータの制御
    装置。
  2. 【請求項2】前記搬送波の上限タイミングを示す上限タ
    イミング信号、及び下限タイミングを示す下限タイミン
    グ信号を発生する手段と、 前記電圧基準補正器に加えられるスイッチング休止指令
    のうち、電圧基準の正極側で休止するスイッチング休止
    指令の立上がり及び立下がりを前記搬送波の下限タイミ
    ングに同期させ、電圧基準の負極側で休止するスイッチ
    ング休止指令の立下がり及び立上がりを前記搬送波の上
    限タイミングに同期させる同期回路と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載のPWM制御
    インバータの制御装置。
  3. 【請求項3】前記搬送波の上限タイミングを示す上限タ
    イミング信号、及び下限タイミングを示す下限タイミン
    グ信号を発生する手段を備え、 前記電圧基準補正器は、補正して出力する電圧基準のう
    ち、正極側で休止する前記スイッチング休止指令に対応
    する補正電圧基準の立上がり及び立下がりを搬送波が下
    限になるタイミングに同期させ、負極側で休止する前記
    スイッチング休止指令に対応する補正電圧基準の立下が
    り及び立上がりを搬送波が上限になるタイミングに同期
    させて補正する機能を備えたことを特徴とする請求項1
    に記載のPWM制御インバータの制御装置。
  4. 【請求項4】3相の電圧基準を発生する電圧基準発生器
    と、前記電圧基準よりも周波数が充分に高い三角波搬送
    波を発生する搬送波発生器と、前記電圧基準発生器の電
    圧基準と前記搬送波発生器の搬送波との大小比較をして
    PWM制御信号を作る比較器とを備えたPWM制御イン
    バータの制御装置において、 前記電圧基準に対応させて前記PWM制御インバータの
    スイッチングを休止する相を順次選択し、それぞれ選択
    した相にスイッチング休止区間を設定してスイッチング
    休止指令を発生するスイッチング休止指令発生器と、 前記搬送波の上限タイミングを示す上限タイミング信
    号、及び下限タイミングを示す下限タイミング信号を発
    生する手段と、 前記スイッチング休止指令のうち、隣接するものどうし
    が前記搬送波の半周期以上の間隔を保ち、かつ、前記P
    WM制御インバータの正極側のスイッチに対する前記ス
    イッチング休止指令の立上がり及び立下がりを前記搬送
    波が下限になるタイミングに同期させ、前記PWM制御
    インバータの負極側のスイッチに対するスイッチング休
    止指令の立下がり及び立上がりを前記搬送波が上限にな
    るタイミングに同期させて補正する同期回路と、 前記電圧基準発生器と前記比較器との間に設けられ、前
    記同期回路によって補正された前記スイッチング休止指
    令を有する相の該当区間でスイッチングを休止する補正
    電圧基準を出力すると共に、他の相の該当区間で前記電
    圧基準に基づいて補正した補正電圧基準を出力し、か
    つ、スイッチング休止区間が存在しない区間では前記電
    圧基準発生器の3相分の電圧基準をそのまま出力する電
    圧基準補正器と、 を備えたことを特徴とするPWM制御インバータの制御
    装置。
  5. 【請求項5】3相の電圧基準を発生する電圧基準発生器
    と、中性点クランプ方式のPWM制御インバータの上側
    アーム用の前記電圧基準よりも周波数が充分に高い正極
    側の三角波搬送波及び負極側の前記PWM制御インバー
    タの下側アーム用の三角波搬送波を発生する搬送波発生
    器と、前記電圧基準発生器の電圧基準と前記搬送波発生
    器の搬送波との大小比較をしてPWM制御信号を作る比
    較器とを備えたPWM制御インバータの制御装置におい
    て、 前記電圧基準に対応させて前記PWM制御インバータの
    スイッチングを休止する相を隣接する相どうしが所定の
    間隔を保つように順次選択し、それぞれ選択した相にス
    イッチング休止区間を設定してスイッチング休止指令を
    発生するスイッチング休止指令発生器と、 前記電圧基準発生器と前記比較器との間に設けられ、前
    記スイッチング休止指令を有する相の該当区間でスイッ
    チングを休止する補正電圧基準を出力すると共に、他の
    相の該当区間で前記電圧基準に基づいて補正した補正電
    圧基準を出力し、かつ、スイッチング休止区間が存在し
    ない区間では前記電圧基準発生器の3相分の電圧基準を
    そのまま出力する電圧基準補正器と、 を備えたことを特徴とするPWM制御インバータの制御
    装置。
  6. 【請求項6】前記正極側の搬送波の下限タイミング及び
    前記負極側の搬送波の上限タイミングを示す内側タイミ
    ング信号、及び前記正極側搬送波の上限タイミング及び
    前記負極側搬送波の下限タイミングを示す外側タイミン
    グ信号を発生する手段と、 前記電圧基準補正器に加えられるスイッチング休止指令
    のうち、前記上側アーム及び前記下側アームの電源側ス
    イッチに対するスイッチング休止指令の立上がり及び立
    下がりを前記搬送波の内側タイミング信号に同期させ、
    前記上側アーム及び下側アームの反電源側スイッチに対
    するスイッチング休止指令の立上がり及び立下がりを前
    記搬送波の外側タイミング信号に同期させる同期回路
    と、 を備えたことを特徴とする請求項5に記載のPWM制御
    インバータの制御装置。
  7. 【請求項7】前記正極側の搬送波の下限タイミング及び
    前記負極側の搬送波の上限タイミングを示す内側タイミ
    ング信号、及び前記正極側搬送波の上限タイミング及び
    前記負極側搬送波の下限タイミングを示す外側タイミン
    グ信号を発生する手段を備え、 前記電圧基準補正器は、補正して出力する電圧基準のう
    ち、上側アーム及び下側アームの電源側スイッチに対す
    るスイッチング休止指令に対応する補正電圧基準の立上
    がり及び立下がりを前記搬送波の内側タイミング信号に
    同期させ、前記上側アーム及び下側アームの反電源側ス
    イッチに対するスイッチング休止指令に対応する補正電
    圧基準の立上がり及び立下がりを前記搬送波の外側タイ
    ミング信号に同期させる機能を備えたことを特徴とする
    請求項5に記載のPWM制御インバータの制御装置。
  8. 【請求項8】3相の電圧基準を発生する電圧基準発生器
    と、中性点クランプ方式のPWM制御インバータの上側
    アーム用の前記電圧基準よりも周波数が充分に高い正極
    側の三角波搬送波及び負極側の前記PWM制御インバー
    タの下側アーム用の三角波搬送波を発生する搬送波発生
    器と、前記電圧基準発生器から出力される電圧基準と前
    記搬送波発生器の搬送波との大小比較をしてPWM制御
    信号を作る比較器とを備えたPWM制御インバータの制
    御装置において、 前記電圧基準に対応させて前記PWM制御インバータの
    スイッチングを休止する相を順次選択し、それぞれ選択
    した相にスイッチング休止区間を設定してスイッチング
    休止指令を発生するスイッチング休止指令発生器と、 前記正極側の搬送波の下限タイミング及び前記負極側の
    搬送波の上限タイミングを示す内側タイミング信号、及
    び前記正極側搬送波の上限タイミング及び前記負極側搬
    送波の下限タイミングを示す外側タイミング信号を発生
    する手段と、 前記スイッチング休止指令のうち、隣接する相どうしが
    前記搬送波の半周期以上の間隔を保ち、かつ、上側アー
    ム及び下側アームの電源側スイッチに対するスイッチン
    グ休止指令の立上がり及び立下がりを前記搬送波の内側
    タイミング信号に同期させ、前記上側アーム及び前記下
    側アームの反電源側スイッチに対するスイッチング休止
    指令の立上がり及び立下がりを前記搬送波の外側タイミ
    ング信号に同期させる同期回路と、 前記電圧基準発生器と前記比較器との間に設けられ、前
    記同期回路によって補正された前記スイッチング休止指
    令を有する相の該当区間でスイッチングを休止する補正
    電圧基準を出力すると共に、他の相の該当区間で前記電
    圧基準に基づいて補正した補正電圧基準を出力し、か
    つ、スイッチング休止区間が存在しない区間では前記電
    圧基準発生器の3相分の電圧基準をそのまま出力する電
    圧基準補正器と、 を備えたことを特徴とするPWM制御インバータの制御
    装置。
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