JPH09149658A - 直列多重型インバータ装置 - Google Patents

直列多重型インバータ装置

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JPH09149658A
JPH09149658A JP7329712A JP32971295A JPH09149658A JP H09149658 A JPH09149658 A JP H09149658A JP 7329712 A JP7329712 A JP 7329712A JP 32971295 A JP32971295 A JP 32971295A JP H09149658 A JPH09149658 A JP H09149658A
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voltage
modulation
switching
value
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JP7329712A
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Inventor
Kiyoshi Sakamoto
坂本  潔
Takashi Ikimi
高志 伊君
Toshiaki Okuyama
俊昭 奥山
Junichi Takahashi
潤一 高橋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PWMの変調方式を切り替える際の出力電流
の変動を防止し、負荷電動機の発生トルクの変動を抑え
ることにある。 【解決手段】 ユニポーラ変調とダイポーラ変調の搬送
波の振幅、周期を設定する回路1a、1bと、該回路の
出力の選択回路2と、選択された搬送波を発生する三角
波発生回路3と、各変調方式に対する各搬送波の位相値
が切替可能になった場合に切り替える切替タイミング設
定回路4bと、切替点で搬送波が連続に接続されるよう
に位相を計算する位相設定回路5を設け、搬送波の振
幅、周期を変化させると共に位相を変化させて、搬送波
値を連続に接続させて変調方式を切り替える。更に、3
相電圧指令の補正手段12aを設け、変調方式を切り替
える際、パルス幅変調後の3相出力電圧の時間平均が3
相電圧指令値と等しくなるように、一定期間だけ3相電
圧指令値に補正量を加算して変調方式を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直列多重型インバ
ータ装置に係り、特に、パルス幅変調方式の切替制御を
行う直列多重型インバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】交流電動機の回転速度を制御する場合、
パルス幅変調(PWM)インバータ装置が用いられる。
通常のPWMインバータの出力電圧は、正、負の2レベ
ル間で変化するように構成されているため、出力電流に
含まれる高調波成分が大きいという問題がある。
【0003】そこで、高調波成分を低減する方法とし
て、特開昭56−74088号公報に記載のように、P
WMインバータを直列に多重化してインバータの出力電
圧を正、0、負の3レベル間で変化するように構成し、
高調波成分を低減させる直列多重型インバータ(また
は、中性点クランプ型インバータ)が提案されている。
直列多重型インバータのパルス幅変調法は、いくつか提
案されているが、搬送波と変調波を比較することによ
り、オン・オフ信号を決める変調方式として、”A N
OVEL APPROACH TO THE GENE
RATION AND OPTIMIZATION O
F THREE−LEVEL PWM WAVE FO
RMS”、B.VELAERTS et al、PES
C ’88pp.1255に記載のように、ユニポーラ
変調とダイポーラ変調が知られている。
【0004】図16は、直列多重型インバータ装置をユ
ニポーラ変調を用いて動作させた場合の動作波形であ
る。ユニポーラ変調では、(a)に示すように、正側の
三角波による搬送波Ec1u(電圧0からEの間)およ
び負側の三角波による搬送波Ec2u(電圧−Eから0
の間)と出力相電圧指令の比較を行う。出力電圧は以下
のルールに従って決定する。 (1)Ec1uと電圧指令を比較し、電圧指令がEc1
uよりも大きければ、正電圧を出力する。 (2)Ec2uと電圧指令を比較し、電圧指令がEc2
uよりも小さければ負電圧を出力する。 (3)電圧指令がEc2uよりも大きくEc1uよりも
小さい場合は、零電圧を出力する。 以上の比較によって得られる出力相電圧を(b)に示
す。ユニポーラ変調された電圧出力は、交流電圧指令が
正側の半周期では零電圧と正電圧が出力され、負側の半
周期では零電圧と負電圧が出力される。ユニポーラ変調
の欠点として、出力電圧指令が零電圧近傍の場合、出力
時間の短い狭幅の電圧パルスが出力されることがあげら
れる。GTOなどのスイッチング素子には最小オン時間
の制限があり、その時間よりも短い電圧パルスは補正処
理が行われるため、電圧歪み発生の原因となる。
【0005】図17は、直列多重型インバータ装置をダ
イポーラ変調を用いて動作させた場合の動作波形であ
る。ダイポーラ変調では、(a)に示すように零電圧を
はさんで正負にまたがる2つの三角波による搬送波Ec
1d(電圧−E/2から3*E/2の間)、Ec2d
(電圧−3*E/2からE/2の間)と出力相電圧指令
の比較を行う。出力電圧の決定のルールは、ユニポーラ
変調の場合と全く同じである。ダイポーラ変調の出力電
圧(b)は、ユニポーラ変調と違い、正電圧と負電圧の
パルスが零電圧をはさんで交互に出力される。ダイポー
ラ変調では、電圧指令値が−E/2〜E/2の範囲を超
えると、正電圧と負電圧のどちらかが出力されなくなる
ために、電圧歪みが発生する。
【0006】よって、インバータ出力を可変して使用す
る場合は、出力電圧歪みを発生させないために、出力電
圧指令が大きくなる領域では、ユニポーラ変調を使用
し、出力電圧指令が小さくなる領域では、ダイポーラ変
調を使用する方法が採られる。インバータの出力電圧指
令は、運転状況に応じて変化するため、ユニポーラ変調
とダイポーラ変調の2変調方式を運転中に切り替えるこ
とが必要になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のB.VELAE
RTSらの文献では、ダイポーラ変調からユニポーラ変
調への移行について、変調波信号1周期中に6個所存在
する最適なタイミングで行うことが記載されている。こ
の変調方式による切替タイミングの決定は、変調波信号
の値をもとに決められており、搬送波信号は全く考慮さ
れていない。つまり、この変調方式による切替は、切替
点において搬送波の値が不連続に変化するため、最小パ
ルス幅制限に関係するような狭幅の電圧パルスが発生し
たり、切替の瞬間にインバータの2つ以上の相の出力電
圧が同時に変化する場合があり、出力電流変動の原因と
なっていた。搬送波比較型PWMでは、搬送波の半周期
の期間毎に、指令値通りの電圧が出力されるようにパル
ス電圧幅を調整するため、この期間の最中に変調方式の
切替を行うと、出力電圧歪みが発生する。つまり、搬送
波信号の位相を無視して変調方式の切替を行うことは、
出力電圧歪みを発生させ、出力電流変動を引き起こし、
負荷がモータの場合にはトルク変動の原因となる。
【0008】本発明の課題は、出力電流の変動を発生さ
せることなく、PWMの変調方式を切り替えるに好適な
直列多重型インバータ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題は、ユニポーラ
変調とダイポーラ変調の切替を指令する手段と、ユニポ
ーラ変調またはダイポーラ変調におけるそれぞれの搬送
波の振幅と周期を設定する手段と、ユニポーラ変調とダ
イポーラ変調における搬送波を発生する搬送波発生手段
と、ユニポーラ変調とダイポーラ変調に対応する各搬送
波と電圧指令(変調波)を比較し、パルス幅変調信号を
出力するパルス幅変調手段と、ユニポーラ変調とダイポ
ーラ変調に対する各搬送波の位相値が切替可能になった
場合に切り替える切替タイミング設定手段と、切替前の
搬送波の位相値をもとに切替後の搬送波の位相の計算を
行う位相設定手段を設け、ユニポーラ変調とダイポーラ
変調の切替指令が発せられたとき、搬送波発生手段から
切替前の搬送波と連続的に接続した切替後の搬送波を出
力することによって、解決される。また、前記課題は、
上記手段に加えて、3相電圧指令を補正する手段を設
け、3相電圧指令値を補正する期間をユニポーラ変調に
おける搬送波の1/4周期分またはダイポーラ変調にお
ける搬送波の1/8周期分の期間だけとすること、また
は、3相電圧指令値を補正する期間をユニポーラ変調に
おける搬送波の1/2周期分またはダイポーラ変調にお
ける搬送波の1/4周期分の期間だけとすることによっ
て、解決される。
【0010】本発明は、搬送波信号の位相値が電圧合成
期間の境界を示す値になったときに変調方式の切替を行
う。ここで、「電圧合成期間」とは、出力パルス電圧の
平均値と電圧指令値が等しくなるべき期間の最小単位を
いう。この電圧合成期間の間に正、負、零の電圧の出力
時間比率が設定され、電圧指令値と同じ値の電圧が合成
される。電圧合成期間は、搬送波比較方式のPWMでは
使用する搬送波信号の位相と関係があり、図16、図1
7に示すユニポーラ変調とダイポーラ変調においては、
どちらの場合も搬送波の0〜180度の期間と180〜
360度の期間が電圧合成期間となる。上述は1相分で
あるが、3相インバータに3相3線式負荷を接続した場
合では、3相電圧指令と3相電圧出力を3相分まとめて
ベクトル演算することにより、ダイポーラ変調の電圧合
成期間は0〜90度、90〜180度、180〜270
度、270〜360度の期間の各区間になる。また、本
発明は、変調方式の切替点において、搬送波の振幅と周
期を変化させるのと同時に、位相についても変化させ、
2種類の搬送波の値が連続に接続されるようにしてい
る。また、、前述のように2種類の搬送波を単に値が連
続するように接続すると、搬送波位相の変化によって、
電圧合成期間が途中で分断される部分を含んだ期間がつ
くられるため、その期間では指令通りの電圧は出力され
ない。そこで、本発明は、電圧合成期間が分断される部
分を含んだ期間において、3相電圧出力の時間平均が指
令値と等しくなるように3相電圧指令の補正を行う。こ
のようにして、本発明では、PWMの変調方式を切り替
えても、出力電圧に歪みをなくし、出力電流の変動を抑
えることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態を示す
直列多重型インバータ装置の構成図である。1a、1b
はダイポーラ変調およびユニポーラ変調でそれぞれ使用
する搬送波の振幅と周期の値を設定する回路である。ダ
イポーラPWM設定回路1aは、ダイポーラ変調の搬送
波の振幅101と周期102を、ユニポーラPWM設定
回路1bは、ユニポーラ変調の搬送波の振幅103と周
期104をそれぞれ出力する。選択回路2は、振幅信号
として101か103を、また、周期信号として102
か104をそれぞれ選択し、振幅出力201と周期信号
202を出力する。具体的には、ダイポーラ変調のとき
は信号101と102を選択し、ユニポーラ変調のとき
は信号103と104を選択する。ダイポーラ変調とユ
ニポーラ変調との間の変調方式の切替は、使用する搬送
波を切り替えることで実現する。実際には選択回路2で
選択する信号を切り替えるが、この切替は、後述する切
替タイミング設定回路4aの切替信号401からHのパ
ルスが出力されたときに行う。三角波発生回路3は、入
力として与えられた振幅信号201と周期信号202の
値を振幅と周期にもつ三角波Ec0を発生する。さら
に、三角波発生回路3は、切替信号401にHのパルス
が出力されたとき、後述する位相設定回路5の出力信号
501の値に三角波の位相値を変化させる。変調方式指
令信号Spは、インバータの上位制御手段から与えられ
る信号であり、電圧指令の大きさに応じてダイポーラ変
調かユニポーラ変調のどちらを使用するか指定する信号
である。具体的には、インバータ出力電圧指令の振幅、
インバータ出力電圧周波数指令、モータ速度指令あるい
は検出速度信号と所定値を比較して生成する。切替タイ
ミング設定回路4aは、変調方式指令信号Spが変化し
た後、すなわち、変調方式切替の指令が出力された後、
ダイポーラ/ユニポーラ変調の搬送波が切替点において
連続に接続する条件を満たしていれば、切替信号401
にHのパルスを切替トリガとして出力する。しかし、搬
送波を連続に接続させたとしても、三角波が中間で折れ
曲がるような位相が設定されると、狭幅電圧パルスを発
生させてしまうため、実際には、切替を行う位相値に制
限を設ける。例えば、切替前の搬送波位相値がユニポー
ラ変調の場合は0度と180度の時、ダイポーラ変調の
場合は45度、135度、225度、315度の時にの
み切替を可能とする。よって、切替タイミング設定回路
4aは、前記の位相値になった場合にだけ、切替トリガ
として切替信号401にHのパルスを出力する。図2
に、ダイポーラ/ユニポーラ変調の搬送波が切替点にお
いて連続に接続する場合の、切替点における両搬送波の
位相の関係を示す。ただし、ここではダイポーラ変調搬
送波の振幅がユニポーラ変調搬送波の振幅の2倍に設定
されているものとする。位相設定回路5は、搬送波を連
続的に接続させるため、切替前の搬送波の位相値をもと
に切替後の搬送波の位相の計算を図2に示す関係をもと
に行う。
【0012】電圧指令発生回路6は、3相の出力電圧指
令Vu*、Vv*、Vw*を発生する。バイアス加算回路
7は、三角波Ec0に正側と負側の2種類のバイアスを
加え、2つの搬送波信号Ec1とEc2とを出力する。
比較器81U,82Uは電圧指令Vu*を搬送波信号E
c1、Ec2と比較する。比較器81U、82Uの出力
信号811U,812Uおよびこれらの反転信号813
U,814Uをスイッチング素子S1U〜S4Uのオン
・オフ動作をさせるゲート信号とし、ゲートアンプ91
U〜94Uにより増幅してスイッチング素子S1U〜S
4Uを動作させる。V相、W相について図1では表記を
省略しているが、U相と共通の搬送波Ec1、Ec2を
用いてパルス幅変調を行う。搬送波との比較を行い、ゲ
ート信号を作成する部分はU相の場合と全く同じ構成で
ある。
【0013】図3は、従来から使われている直列多重イ
ンバータの詳細な回路構成を示す。図3において、10
01は直流電源であり、直列接続した平滑コンデンサ1
002,1003が直流電源1001に並列接続され
る。これら2つの平滑コンデンサ1002,1003の
相互接続点は電源中性点として利用する。スイッチング
回路1004は、スイッチング素子S1U〜S4W、フ
ライホイルダイオードD1U〜D4Wおよび各出力端子
U、V、Wを中性点電位にクランプするためのクランプ
ダイオードCD1U〜CD2Wから構成される。スイッ
チング素子S1U〜S4Wは、図1に示したパルス幅変
調手段によって生成されたゲート駆動信号によってオン
・オフが制御される。11はインバータ出力に接続され
た負荷を示す。
【0014】図4は、図1、図3に示した直列多重型イ
ンバータ装置において、ダイポーラ変調からユニポーラ
変調に切替を行ったときの動作波形である。(a)は変
調方式指令信号Spである。(b)は切替タイミング設
定回路4aの切替信号401である。Spが変化した後
に、搬送波が初めて変調方式切替に適した位相になった
ことにより、切替信号401に切替トリガとしてHのパ
ルスが出力されることがわかる。(c)は三角波発生回
路3の出力Ec0である。(d)はU相の出力電圧指令
Vu*および搬送波信号Ec1、Ec2である。(e)
〜(h)はU相電圧指令Vu*と搬送波信号Ec1,E
c2とを比較して得られるオンオフ信号811U,81
2Uおよびその反転信号813U,814Uである。
(i)はU相出力電圧Vuである。
【0015】本実施例の動作を詳しく説明する。ここ
で、負荷11として誘導電動機が接続された場合を考え
る。まず、静止しているモータを始動させる。一般に、
始動時の電圧指令発生回路5の電圧指令振幅は低いた
め、ダイポーラ変調を使用するのが適している。このと
き、選択回路2はダイポーラPWM設定回路1aの出力
する振幅信号101と周期信号102を選択しており、
選択された振幅101と周期102の信号をもとに三角
波発生回路3は三角波Ec0を生成する。モータの回転
数が上昇し、インバータ出力の周波数が高くなると、電
圧指令発生回路5の出力する電圧指令値の振幅も大きく
なるため、ユニポーラ変調に切り替える必要が生じる。
電圧指令値の振幅(交流電圧指令値の最大値)がある値
を越えたときに、ユニポーラ変調へ移行するため、図4
(a)に示すように切替指令信号Spの値を変化させ
る。このときの三角波Ec0の位相は0度付近であるの
で、すぐには変調方式の切替を行わない。切替タイミン
グ設定回路4aは、搬送波を連続に接続させるため、三
角波Ec0の位相が45度になるのを待って、図4
(b)に示すように切替信号401に切替トリガとして
Hパルスを出力する。Hパルスが出力されたのを受け、
選択回路2が選択している信号の振幅は101から10
3に、周期は102から104にそれぞれ変更する。さ
らに、位相設定回路5は、切替前後において搬送波を連
続に接続させるために、切替前の搬送波の位相から図2
の関係をもとに切替後の搬送波の位相を求める。この例
では、ダイポーラ変調の三角波位相値は45度であり、
このときの切替可能なユニポーラ変調の三角波位相値
は、図2の関係から、0度である。そこで、位相設定回
路5から位相信号501に0度を出力する。ここで、ダ
イポーラ変調の三角波位相値45度がユニポーラ変調の
三角波位相値0度となり、図4(c)に示すように、ダ
イポーラ変調の三角波からユニポーラ変調の三角波に切
り替わる。以上により、切替信号401にHパルスが出
力されたタイミングにおいて、三角波Ec0は周期と振
幅と位相が変化し、ダイポーラ/ユニポーラ変調の搬送
波は連続に接続される。続いて、図4(d)に示すよう
に、電圧指令Vu*とダイポーラ変調の三角波から切り
替わったユニポーラ変調の三角波Ec1,Ec2が比較
され、図4(e)〜(h)に示すオンオフ信号811
U,812U、813U,814Uを出力し、最終的に
図4(i)に示すようにVuは、ダイポーラ変調の出力
からユニポーラ変調出力に変化する。
【0016】以上、ダイポーラ変調からユニポーラ変調
へ切り替える場合についての説明を行ったが、ユニポー
ラ変調からダイポーラ変調に逆方向に切り替える場合
も、全く同じ構成によって対応することができる。な
お、本実施形態では、説明のために負荷を誘導モータと
した3相の直列多重型インバータを用いるが、他の負荷
を用いた場合、単相または多相の直列多重型インバータ
の場合でも効果は同様である。
【0017】図5は、本発明の他の実施形態を示す。図
5において、図1の実施形態と同じ回路や手段について
は全く同じ記号をつけている。図1の実施形態と異なる
部分について説明する。切替タイミング設定回路4b
は、図1の実施形態における4aと同様に、変調方式切
替の切替信号401を出力し、さらに後述する電圧指令
補正回路12aの動作を制御するための制御信号402
を出力する。制御信号402は、変調方式切替に伴い、
ユニポーラ搬送波の1/4周期、または、ダイポーラ搬
送波の1/8周期の期間だけH電圧に変化する。電圧指
令補正回路12aは、制御信号402がHになっている
間は3相電圧指令の補正を行い、補正した出力電圧指令
Vu*’、Vv*’、Vw*’を発生する。また、制御信
号402がLの間は指令値補正を行わず、入力である出
力電圧指令Vu*、Vv*、Vw*をそのまま出力する。
【0018】次に、電圧指令補正回路12aを動作させ
るタイミングについて述べる。図1の実施形態において
は、変調方式切替点において搬送波を連続に接続させて
いる。しかし、この時に電圧合成期間が分断されてしま
う。例えば、図4の場合、ダイポーラ変調のとき、電圧
合成期間はダイポーラ変調の搬送波位相0〜90度の期
間であるが、ダイポーラ搬送波位相45度で変調方式が
切り替わることによって、ダイポーラ変調の搬送波位相
0〜90度の電圧合成期間が位相45度のところで分断
され、ユニポーラ変調の0〜180度の電圧合成期間に
接続されることになる。そのため、切替前のダイポーラ
搬送波位相0〜45度の期間において出力電圧歪みが発
生する。そこで、出力電圧歪みを抑えるために、このダ
イポーラ搬送波位相0〜45度の期間で制御信号402
をHにし、電圧指令の補正を行う。この例以外の場合
も、電圧を補正する期間の長さは変わらず、ユニポーラ
搬送波の1/4周期、また、ダイポーラ搬送波の1/8
周期の期間になる。
【0019】図6、図7に、電圧指令補正回路12aで
行う電圧指令Vu*、Vv*、Vw*を補正する手順をフ
ローチャートで示す。図6は、中間値Vmidの値が正
の場合の補正手順を示すフローチャートである。まず、
3相の電圧指令Vu*、Vv*、Vw*を相互に比較する
ことによって、最大値Vmax、中間値Vmid、最小
値Vminをそれぞれ求める。中間値Vmidの値が正
なら、中間値VmidがU相、V相、W相のどの相かを
判定し、この判定に基づいてそれぞれの相の式を選択
し、指令値の補正量Δvu*、Δvv*、Δvw*を計算
する。この補正量を電圧指令値Vu*、Vv*、Vw*に
加算し、これを新たな電圧指令値Vu*’、Vv*’、V
w*’として使用する。図7は、中間値Vmidの値が
負の場合の補正手順を示すフローチャートである。図6
の場合と同様に、中間値Vmidがどの相かによって式
を選択し、指令値の補正量Δvu*、Δvv*、Δvw*
を計算する。この補正量を電圧指令値Vu*、Vv*、V
w*に加算し、これを新たな電圧指令値Vu*’、Vv
*’、Vw*’として使用する。
【0020】図8は、本実施形態においてユニポーラ変
調からダイポーラ変調へ切替を行ったときの動作波形で
ある。(a)のように変調方式指令信号Spの値がユニ
ポーラ変調からダイポーラ変調に変化する。この時、ユ
ニポーラ変調搬送波の位相は90度付近であるとする
と、図2の関係から、ユニポーラ変調搬送波の位相が1
80度になった後に、(b)のように切替信号401に
切替トリガとしてHパルスを出力し、搬送波の切替を行
う。切替点において搬送波を連続に接続させるために
は、図2の関係から、ダイポーラ変調搬送波の位相値を
135度か225度の2通りが考えれるが、電圧指令補
正回路12で行う補正を可能にする条件として、電圧補
正期間(Ti)において3相中2相の電圧指令が搬送波
と各々交差しなければならないため、ここでは135度
を選択する。電圧補正期間(Ti)は、電圧合成期間で
あり、切替後のダイポーラ変調搬送波の位相が135度
から180度の期間に設定され、この期間で(c)のよ
うに制御信号402をHにし、3相電圧指令を(d)の
補正前の3相電圧指令Vu*、Vv*、Vw*から(e)
の補正後の3相電圧指令Vu*’、Vv*’、Vw*’に
補正する。(e)にはユニポーラ変調とダイポーラ変調
の搬送波Ec1,Ec2を併せ示す。
【0021】図9、図10は、本実施形態を用いた場合
に、他のタイミングで切替を行った例を示す。図9は、
切替点において3相電圧指令値の中間値が正の場合、図
10は、切替点において3相電圧指令値の中間値が負の
場合に、それぞれユニポーラ変調からダイポーラ変調に
切り替えた場合である。図中において、(a)は搬送波
を切り替えるための切替信号401、(b)は指令電圧
補正を行う期間を決める制御信号402である。(c)
はユニポーラ変調搬送波位相が0度の場合の切替を示し
た図、(d)はユニポーラ変調搬送波位相が180度の
場合の切替を示した図である。なお、ダイポーラ変調か
らユニポーラ変調に切り替える場合は、図9、図10の
例を逆方向に実行させればよい。補正量の計算式は、全
く同じ式を使うことができる。
【0022】図11は、本発明の他の実施形態を示す。
図1、図5の実施形態と同じ回路や手段については全く
同じ記号をつけている。図1、図5の実施形態と異なる
部分について説明する。切替タイミング設定回路4c
は、4a、4bと同様に、変調方式切替の切替トリガを
出力し、さらに次に述べる電圧指令補正回路12bの動
作を制御するための制御信号402を出力する。制御信
号402は、変調方式切替に伴いユニポーラ搬送波の1
/2周期、または、ダイポーラ搬送波の1/4周期の期
間だけH電圧に変化する。電圧指令補正回路12bは、
制御信号402がHになっている間は3相電圧指令の補
正を行い、補正した出力電圧指令Vu*’、Vv*’、V
w*’を発生する。また、制御信号402がLの間は指
令値補正を行わず、入力である出力電圧指令Vu*、V
v*、Vw*をそのまま出力する。
【0023】図12、図13に、電圧指令補正回路12
bで行う電圧指令Vu*、Vv*、Vw*を補正する手順
をフローチャートで示す。図12は、中間値Vmidの
値が正の場合の補正手順を示すフローチャートである。
まず、3相の電圧指令を相互に比較することによって、
最大値Vmax、中間値Vmid、最小値Vminをそ
れぞれ求める。中間値Vmidの値が正なら、中間値V
midがU相、V相、W相のどの相かを判定し、この判
定に基づいてそれぞれの相の式を選択し、指令値の補正
量Δvu*、Δvv*、Δvw*を計算する。この補正量
を電圧指令値Vu*、Vv*、Vw*に加算し、これを新
たな電圧指令値Vu*’、Vv*’、Vw*’として使用
する。図13は、中間値Vmidの値が負の場合の補正
手順を示すフローチャートである。図12の場合と同様
に、中間値Vmidがどの相かによって式を選択し、指
令値の補正量Δvu*、Δvv*、Δvw*を計算する。
この補正量を電圧指令値Vu*、Vv*、Vw*に加算
し、これを新たな電圧指令値Vu*’、Vv*’、Vw
*’として使用する。
【0024】図14、図15は、上述のようにして変調
方式切替を行った例を示す。図14は、切替点において
3相電圧指令値の中間値が正の場合、図15は、切替点
において3相電圧指令値の中間値が負の場合に、それぞ
れユニポーラ変調からダイポーラ変調に切り替えた場合
である。図中において、(a)は搬送波を切り替えるた
めの切替信号401、(b)は電圧補正を行う期間を決
める信号402である。(c)はユニポーラ変調搬送波
位相が0度の場合の切替を示した図、(d)は搬送波位
相が180度の場合の切替を示した図である。電圧指令
補正期間は、図示のようにユニポーラ搬送波周期の1/
2、または、ダイポーラ搬送波周期の1/4の期間であ
るが、電圧合成期間は図中の矢印で示した期間となり、
この期間における出力パルス電圧を合成すると、電圧指
令と等しくなる。なお、ダイポーラ変調からユニポーラ
変調に切り替える場合は、図14、図15の例を逆方向
に実行させればよい。補正量の計算式は、全く同じ式を
使うことができる。
【0025】なお、これまで述べた実施形態では、搬送
波(三角波)発生回路とパルス幅変調手段をダイポーラ
変調とユニポーラ変調の各変調方法において共通とし、
搬送波の振幅と周期を変化させ変調方式の切替を行って
いるが、各変調方法において搬送波(三角波)発生回路
とパルス幅変調手段を別々に備え、得られた2種類のパ
ルス幅変調信号を切り替えることでも、変調方式の切替
は可能であり、その効果は前記の実施形態と全く同様で
ある。また、説明を分かり易くするために、本発明の各
実施形態の構成及び動作を電気回路とアナログ信号を用
いて説明したが、マイクロプロセッサ等を用いてディジ
タル回路で構成し、ソフトウエアで動作させても、本発
明の効果は同様である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
直列多重インバータにおいて、PWM変調方式の切り替
え時に、搬送波の振幅、周期を変化させると共に位相を
変化させて搬送波値を連続して接続させ、また、PWM
変調方式の切り替え時に、一定期間だけ3相電圧指令値
を補正することによって、PWMの変調方式を切り替え
ても、出力電圧に歪みが発生せず、そのため、出力電流
の変動を抑えることができ、モータを負荷とした場合に
は、出力トルクの変動を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す直列多重型インバー
タ装置の構成図
【図2】ユニポーラPWMとダイポーラPWMの搬送波
を連続に接続させるための位相関係を表わした図
【図3】直列多重インバータの構成図
【図4】図1の実施形態における動作波形図
【図5】本発明の他の実施形態の構成図
【図6】図5の実施形態において中間値電圧が正の場合
のフローチャート
【図7】図5の実施形態において中間値電圧が負の場合
のフローチャート
【図8】図5の実施形態における動作波形図
【図9】図5の実施形態において中間値電圧が正の場合
の動作波形図
【図10】図5の実施形態において中間値電圧が負の場
合の動作波形図
【図11】本発明の他の実施形態の構成図
【図12】図11の実施形態において中間値電圧が正の
場合のフローチャート
【図13】図11の実施形態において中間値電圧が負の
場合のフローチャート
【図14】図11の実施形態において中間値電圧が正の
場合の動作波形図
【図15】図11の実施形態において中間値電圧が負の
場合の動作波形図
【図16】ユニポーラ変調の動作波形図
【図17】ダイポーラ変調の動作波形図
【符号の説明】
1a ダイポーラPWM設定回路 1b ユニポーラPWM設定回路 2 選択回路 3 三角波発生回路 4a、4b、4c 切替タイミング設定回路 5 位相設定回路 6 電圧指令発生回路 7 バイアス加算回路 81U〜82U 比較器 91U〜94U ゲートアンプ 10 直列多重インバータ 12a、12b 電圧指令補正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 潤一 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源に直列接続された複数のスイッ
    チング素子を含み、1相あたり高電圧と中電圧及び低電
    圧の3つのレベルの電圧を出力可能に構成され、上記中
    間電圧と高電圧または中間電圧と低電圧を交互に出力す
    る第1の変調方式と、中間電圧を含んで高電圧と低電圧
    を交互に出力する第2の変調方式を使用する直列多重型
    インバータ装置において、前記第1と第2の変調方式の
    切替が指令されたとき、変調方式の切替点にて搬送波の
    振幅と周期を変化させると共に、切替前における前記第
    1あるいは第2の変調方式の搬送波の値に、切替後にお
    ける前記第2あるいは第1の変調方式の搬送波の値が等
    しくなるように、切替後の搬送波位相を変化させて、前
    記第1と第2の変調方式を切り替えることを特徴とする
    直列多重型インバータ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1と第2の変
    調方式の切替を指令する手段と、前記第1または第2の
    変調方式におけるそれぞれの搬送波の振幅と周期を設定
    する手段と、第1と第2の変調方式における搬送波を発
    生する搬送波発生手段と、第1と第2の変調方式に対応
    する各搬送波と電圧指令(変調波)を比較し、パルス幅
    変調信号を出力するパルス幅変調手段を有することを特
    徴とする直列多重型インバータ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、第1と第2の変調方
    式に対する各搬送波の位相値が切替可能になった場合に
    切り替える切替タイミング設定手段と、切替前の搬送波
    の位相値をもとに切替後の搬送波の位相の計算を行う位
    相設定手段を設け、前記搬送波発生手段から切替前の搬
    送波と連続的に接続した切替後の搬送波を出力すること
    を特徴とする直列多重型インバータ装置。
  4. 【請求項4】 直流電源に直列接続された複数のスイッ
    チング素子を含み、1相あたり高電圧と中電圧及び低電
    圧の3つのレベルの電圧を出力可能に構成され、上記中
    間電圧と高電圧または中間電圧と低電圧を交互に出力す
    る第1の変調方式と、中間電圧を含んで高電圧と低電圧
    を交互に出力する第2の変調方式を使用する直列多重型
    インバータ装置において、前記第1と第2の変調方式の
    切替が指令されたとき、変調方式の切替点にて搬送波の
    振幅と周期を変化させると共に、切替前における前記第
    1あるいは第2の変調方式の搬送波の値に、切替後にお
    ける前記第2あるいは第1の変調方式の搬送波の値が等
    しくなるように、切替後の搬送波位相を変化させ、同時
    に、前記第1あるいは第2の変調方式によるパルス幅変
    調後の3相出力電圧の時間平均が3相電圧指令値と等し
    くなるように、一定期間だけ3相電圧指令値に補正量を
    加算して、前記第1と第2の変調方式を切り替えること
    を特徴とする直列多重型インバータ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、3相電圧指令を補正
    する手段を設け、3相電圧指令値を補正する期間を前記
    第1の変調方式における搬送波の1/4周期分または前
    記第2の変調方式における搬送波の1/8周期分の期間
    だけとすることを特徴とする直列多重型インバータ装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、3相電圧指令を補正
    する手段を設け、3相電圧指令値を補正する期間を前記
    第1の変調方式における搬送波の1/2周期分または前
    記第2の変調方式における搬送波の1/4周期分の期間
    だけとすることを特徴とする直列多重型インバータ装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6において、3相
    電圧指令を補正する手段は、3相電圧指令を入力信号と
    し、それらの信号を相互に比較を行い、最大値、中間値
    および最小値を求め、中間値の極性および中間値をとる
    相によって使用する演算式を選択し、各相電圧指令値の
    補正量を求め、3相電圧指令値を補正することを特徴と
    する直列多重型インバータ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかにおい
    て、直列多重型インバータの1相が出力する低電圧、中
    間電圧、高電圧をそれぞれ−E、0、Eとしたとき、前
    記第1の変調方式は位相が同位相である2種類の三角波
    を用い、該三角波は0からEの間を変化する三角波およ
    び−Eから0の間を変化する三角波であり、前記第2の
    変調方式は位相が同位相である2種類の三角波を用い、
    該三角波は−E/2から3*E/2の間を変化する三角
    波および−3*E/2からE/2の間を変化する三角波
    であることを特徴とする直列多重型インバータ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項7のいずれかにおい
    て、第1と第2の変調方式の切替指令は、インバータ出
    力電圧指令の振幅、インバータ出力電圧周波数指令、モ
    ータ速度指令あるいは検出速度信号と所定値を比較して
    生成することを特徴とする直列多重型インバータ装置。
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